JP2000160116A - 装飾用粘着シート - Google Patents
装飾用粘着シートInfo
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- JP2000160116A JP2000160116A JP10339793A JP33979398A JP2000160116A JP 2000160116 A JP2000160116 A JP 2000160116A JP 10339793 A JP10339793 A JP 10339793A JP 33979398 A JP33979398 A JP 33979398A JP 2000160116 A JP2000160116 A JP 2000160116A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 ポリエチレン(PE)フィルムにてウレ
タン系印刷層をラミネートした。PEフィルムの片側に
コロナ処理を施し、その上に粘着剤層を塗工乾燥し、巻
状の装飾用粘着シートを得た。 【効果】 製造過程におけるブロッキング現象、被着材
への糊残り、印刷層の剥離の問題が解消され、生産性、
作業性、経済性に優れる。従来の粘着シートが持ち合わ
せている耐候性が印刷層の存在によって損なわれないの
で、耐候性が要求される建築現場の囲い板などに対して
好適に使用することができる。
タン系印刷層をラミネートした。PEフィルムの片側に
コロナ処理を施し、その上に粘着剤層を塗工乾燥し、巻
状の装飾用粘着シートを得た。 【効果】 製造過程におけるブロッキング現象、被着材
への糊残り、印刷層の剥離の問題が解消され、生産性、
作業性、経済性に優れる。従来の粘着シートが持ち合わ
せている耐候性が印刷層の存在によって損なわれないの
で、耐候性が要求される建築現場の囲い板などに対して
好適に使用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築現場の囲い板
の装飾用などに使用される装飾用粘着シート、特に着色
品または絵柄付き品の装飾用粘着シートに関する。
の装飾用などに使用される装飾用粘着シート、特に着色
品または絵柄付き品の装飾用粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場の囲い板の装飾は、塗料
を塗布することにより、あるいは印刷品の粘着シートを
貼り合わせることにより行われていた。印刷品の粘着シ
ートには、プラスチックフィルムに印刷層および粘着剤
層を設けたものが用いられている。
を塗布することにより、あるいは印刷品の粘着シートを
貼り合わせることにより行われていた。印刷品の粘着シ
ートには、プラスチックフィルムに印刷層および粘着剤
層を設けたものが用いられている。
【0003】ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レンとポリプロピレンのブレンドポリマー、ポリ塩化ビ
ニルまたはポリエステルからなるフィルムに印刷層を設
ける場合には、フィルムにコロナ処理を施してその上に
印刷層を設けるのが一般的であり、この方法により印刷
層とフィルムとの間の十分な投錨力を確保してきた。ま
た、これらのフィルムにアクリル系、天然ゴム系等の粘
着剤層を設ける場合には、コロナ処理層を設けてその上
に粘着剤層を設けるのが一般的である。コロナ処理等の
処理を施した上に粘着剤層を設けなければ、十分な投錨
力が得られず、剥離時に糊残り等を生じるおそれがある
ので、建築現場の囲い板用の粘着シートとして十分に機
能しない場合がある。
レンとポリプロピレンのブレンドポリマー、ポリ塩化ビ
ニルまたはポリエステルからなるフィルムに印刷層を設
ける場合には、フィルムにコロナ処理を施してその上に
印刷層を設けるのが一般的であり、この方法により印刷
層とフィルムとの間の十分な投錨力を確保してきた。ま
た、これらのフィルムにアクリル系、天然ゴム系等の粘
着剤層を設ける場合には、コロナ処理層を設けてその上
に粘着剤層を設けるのが一般的である。コロナ処理等の
処理を施した上に粘着剤層を設けなければ、十分な投錨
力が得られず、剥離時に糊残り等を生じるおそれがある
ので、建築現場の囲い板用の粘着シートとして十分に機
能しない場合がある。
【0004】そこで、これらのことを踏まえた上で、印
刷層を持ったポリエチレン、ポリプロピレンやポリエチ
レン−ポリプロピレンブレンドポリマーのフィルムに、
アクリル系や天然ゴム系等の粘着剤層を設ける方法とし
て、印刷層が設けられたコロナ処理面に粘着剤層を設け
る方法と、印刷層が設けられたコロナ処理面とは逆側の
フィルム面にコロナ処理を施し、その上に粘着剤層を設
ける方法とが考えられている。現在どちらの方法も行わ
れており、これらの方法による粘着シートが製品化さ
れ、一般的に出回っている。しかしながら、これらの方
法で建築現場の囲い板用の粘着シートを作成すると次の
ような問題がある。
刷層を持ったポリエチレン、ポリプロピレンやポリエチ
レン−ポリプロピレンブレンドポリマーのフィルムに、
アクリル系や天然ゴム系等の粘着剤層を設ける方法とし
て、印刷層が設けられたコロナ処理面に粘着剤層を設け
る方法と、印刷層が設けられたコロナ処理面とは逆側の
フィルム面にコロナ処理を施し、その上に粘着剤層を設
ける方法とが考えられている。現在どちらの方法も行わ
れており、これらの方法による粘着シートが製品化さ
れ、一般的に出回っている。しかしながら、これらの方
法で建築現場の囲い板用の粘着シートを作成すると次の
ような問題がある。
【0005】建築現場の囲い板は屋外に施工され、それ
に貼り合わされる粘着シートも耐候性が必要となる。し
かし、印刷層が設けられたコロナ処理面に粘着剤層を設
ける場合は、耐候劣化後に印刷層とフィルムとの間にて
層間剥離を起こし、糊残りが発生するおそれがあるの
で、建築現場の囲い板用粘着シートが持ち合わせている
耐候性を維持できない場合がある。また、印刷層の逆側
のフィルム面にコロナ処理を施し、粘着剤層を設ける場
合には、耐候劣化に関して問題はないが、粘着剤層を設
ける前の支持体をロール状形成物とした場合に、コロナ
処理面同士がブロッキング現象を起こし易く、生産性が
大きく阻害されることが発生し得る。
に貼り合わされる粘着シートも耐候性が必要となる。し
かし、印刷層が設けられたコロナ処理面に粘着剤層を設
ける場合は、耐候劣化後に印刷層とフィルムとの間にて
層間剥離を起こし、糊残りが発生するおそれがあるの
で、建築現場の囲い板用粘着シートが持ち合わせている
耐候性を維持できない場合がある。また、印刷層の逆側
のフィルム面にコロナ処理を施し、粘着剤層を設ける場
合には、耐候劣化に関して問題はないが、粘着剤層を設
ける前の支持体をロール状形成物とした場合に、コロナ
処理面同士がブロッキング現象を起こし易く、生産性が
大きく阻害されることが発生し得る。
【0006】一方、ポリ塩化ビニルのフィルムに印刷層
を設ける場合には、コロナ処理を施さずに印刷層を設
け、印刷層とは逆側のフィルム面に粘着剤層を設けるの
が一般的である。しかし、かかる粘着シートを巻状形成
物とした場合には、粘着剤層の粘着強さが大きいと、巻
戻しの際に印刷層が粘着剤層に剥ぎ取られてしまうとい
う問題が発生し得る。そこで、巻戻しの際に印刷層が粘
着剤層に剥ぎ取られないように、印刷層上に背面処理剤
を塗布したり、粘着剤層を剥離紙で覆うなどの工夫が必
要となり、作業性や経済性に問題がある。
を設ける場合には、コロナ処理を施さずに印刷層を設
け、印刷層とは逆側のフィルム面に粘着剤層を設けるの
が一般的である。しかし、かかる粘着シートを巻状形成
物とした場合には、粘着剤層の粘着強さが大きいと、巻
戻しの際に印刷層が粘着剤層に剥ぎ取られてしまうとい
う問題が発生し得る。そこで、巻戻しの際に印刷層が粘
着剤層に剥ぎ取られないように、印刷層上に背面処理剤
を塗布したり、粘着剤層を剥離紙で覆うなどの工夫が必
要となり、作業性や経済性に問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記に鑑みて、本発明
は、製造過程におけるブロッキング現象、被着材への糊
残り、印刷層の剥離の問題が解消され、生産性、作業
性、経済性に優れた装飾用粘着シートの提供を目的とす
るものである。
は、製造過程におけるブロッキング現象、被着材への糊
残り、印刷層の剥離の問題が解消され、生産性、作業
性、経済性に優れた装飾用粘着シートの提供を目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾用粘着シー
トは、印刷層を同種または異種のプラスチックフィルム
にて両側からラミネートした支持体の一方側に、支持体
とともに被着材から剥離し得る粘着剤層が設けられた粘
着シートであって、粘着剤層が支持体の他方側に接する
ように巻回されたことを特徴とするものである。
トは、印刷層を同種または異種のプラスチックフィルム
にて両側からラミネートした支持体の一方側に、支持体
とともに被着材から剥離し得る粘着剤層が設けられた粘
着シートであって、粘着剤層が支持体の他方側に接する
ように巻回されたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の効果】本発明の装飾用粘着シートにおける支持
体は、同種または異種のプラスチックフィルムにて印刷
層がサンドイッチされた構造を有している。印刷層がプ
ラスチックフィルムにてサンドイッチされていない従来
の装飾用粘着シートにおいて、印刷層と逆側のフィルム
面に粘着剤層を設ける場合には、フィルムの両面にコロ
ナ処理を施す必要がある。これに対して、本発明におけ
る支持体は、同種または異種のプラスチックフィルムに
て印刷層がサンドイッチされ、印刷層が支持体の内層に
存在するので、フィルムの両面にコロナ処理を施す必要
がなく、粘着剤層を設ける前の支持体をロール状(以
下、巻状ともいう。)の形成物とした場合に、ブロッキ
ング現象が起きにくい。また、本発明の装飾用粘着シー
トは、印刷層が粘着シートの外層、すなわち粘着シート
の表面に設けられていないので、建築現場の囲い板に貼
り合わされた場合、貼り合わされた囲い板が現場に施工
されるまでの間に、表面の擦れ等により印刷が剥がれる
ことがなく、外観を損ねるという問題がない。さらに、
印刷層が粘着シートの表面に設けられていないので、粘
着シートを巻状の形成物とした場合、巻戻しの際に印刷
層が粘着剤層に剥ぎ取られることがない。したがって、
印刷層が粘着剤層に剥ぎ取られるのを防ぐための背面処
理剤や剥離紙が不要である。
体は、同種または異種のプラスチックフィルムにて印刷
層がサンドイッチされた構造を有している。印刷層がプ
ラスチックフィルムにてサンドイッチされていない従来
の装飾用粘着シートにおいて、印刷層と逆側のフィルム
面に粘着剤層を設ける場合には、フィルムの両面にコロ
ナ処理を施す必要がある。これに対して、本発明におけ
る支持体は、同種または異種のプラスチックフィルムに
て印刷層がサンドイッチされ、印刷層が支持体の内層に
存在するので、フィルムの両面にコロナ処理を施す必要
がなく、粘着剤層を設ける前の支持体をロール状(以
下、巻状ともいう。)の形成物とした場合に、ブロッキ
ング現象が起きにくい。また、本発明の装飾用粘着シー
トは、印刷層が粘着シートの外層、すなわち粘着シート
の表面に設けられていないので、建築現場の囲い板に貼
り合わされた場合、貼り合わされた囲い板が現場に施工
されるまでの間に、表面の擦れ等により印刷が剥がれる
ことがなく、外観を損ねるという問題がない。さらに、
印刷層が粘着シートの表面に設けられていないので、粘
着シートを巻状の形成物とした場合、巻戻しの際に印刷
層が粘着剤層に剥ぎ取られることがない。したがって、
印刷層が粘着剤層に剥ぎ取られるのを防ぐための背面処
理剤や剥離紙が不要である。
【0010】本発明の装飾用粘着シートは、印刷層上に
粘着剤層が設けられておらず、また粘着剤層が支持体と
ともに被着材から剥離し得るものであるので、耐候劣化
後における印刷層と支持基材の間に層間剥離を起こすこ
とがなく、糊残りが発生するおそれもない。また、従来
の粘着シートでは、被着材からの剥離を容易にするため
に、フラットヤーンを経緯糸に用いた織布などの適度な
硬さを有するベースシートが用いられているが、本発明
の装飾用粘着シートによれば、かかるベースシートを使
用しなくても容易に被着材から剥離することができる。
粘着剤層が設けられておらず、また粘着剤層が支持体と
ともに被着材から剥離し得るものであるので、耐候劣化
後における印刷層と支持基材の間に層間剥離を起こすこ
とがなく、糊残りが発生するおそれもない。また、従来
の粘着シートでは、被着材からの剥離を容易にするため
に、フラットヤーンを経緯糸に用いた織布などの適度な
硬さを有するベースシートが用いられているが、本発明
の装飾用粘着シートによれば、かかるベースシートを使
用しなくても容易に被着材から剥離することができる。
【0011】本発明の装飾用粘着シートは、粘着剤層が
支持体の他方側に接するように巻回されているので、平
板状の粘着シートでは粘着剤層を覆うために必要となる
剥離紙が不要である。したがって、剥離紙を剥離する手
間とゴミ発生を省くことができ、作業性、経済性に優れ
ている。
支持体の他方側に接するように巻回されているので、平
板状の粘着シートでは粘着剤層を覆うために必要となる
剥離紙が不要である。したがって、剥離紙を剥離する手
間とゴミ発生を省くことができ、作業性、経済性に優れ
ている。
【0012】このように本発明の装飾用粘着シートは、
従来の粘着シートが持ち合わせている耐候性が印刷層の
存在によって損なわれないので、耐候性が要求される建
築現場の囲い板などに対して好適に使用することができ
る。
従来の粘着シートが持ち合わせている耐候性が印刷層の
存在によって損なわれないので、耐候性が要求される建
築現場の囲い板などに対して好適に使用することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の装飾用粘着シートは、印
刷層を同種または異種のプラスチックフィルムにて両側
からラミネートした支持体の一方側に、支持体とともに
被着材から剥離し得る粘着剤層が設けられた粘着シート
であって、粘着剤層が支持体の他方側に接するように巻
回されたものである。以下に本発明の構成について説明
する。
刷層を同種または異種のプラスチックフィルムにて両側
からラミネートした支持体の一方側に、支持体とともに
被着材から剥離し得る粘着剤層が設けられた粘着シート
であって、粘着剤層が支持体の他方側に接するように巻
回されたものである。以下に本発明の構成について説明
する。
【0014】印刷層としては、少なくとも合成樹脂およ
び顔料からなる印刷層が用いられ、使用する合成樹脂は
プラスチックフィルムに適したものを選択すればよい。
例えば、支持基材の材料がポリオレフィン系の場合はウ
レタン系またはアクリル系の樹脂を用いることができ、
ポリ塩化ビニルの場合は、アクリル系またはポリ塩化ビ
ニル系の樹脂等を用いることができる。顔料としては、
酸化チタン等の無機顔料およびフタロシアニン等の有機
顔料等を用いることができる。印刷層には、任意の色
彩、絵柄等を施すことができる。印刷層は、濃度、隠蔽
性および他の物性を保持できる厚みがあればよく、印刷
層の厚みとしては0.5〜50μm、就中0.5〜5μ
mが好ましい。
び顔料からなる印刷層が用いられ、使用する合成樹脂は
プラスチックフィルムに適したものを選択すればよい。
例えば、支持基材の材料がポリオレフィン系の場合はウ
レタン系またはアクリル系の樹脂を用いることができ、
ポリ塩化ビニルの場合は、アクリル系またはポリ塩化ビ
ニル系の樹脂等を用いることができる。顔料としては、
酸化チタン等の無機顔料およびフタロシアニン等の有機
顔料等を用いることができる。印刷層には、任意の色
彩、絵柄等を施すことができる。印刷層は、濃度、隠蔽
性および他の物性を保持できる厚みがあればよく、印刷
層の厚みとしては0.5〜50μm、就中0.5〜5μ
mが好ましい。
【0015】印刷層を挟み込むプラスチックフィルムと
しては、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン−ポリプロピレンブレンドポリ
マー等のポリオレフィン系)、ポリエステルまたはポリ
塩化ビニル等からなるフィルムの一種または二種以上が
用いられるが、これに限定されない。プラスチックフィ
ルムの厚さは、印刷層を挟み込み、製膜された状態に
て、10〜500μm、就中10〜200μmが一般的
であるが、これに限定されるものではない。
しては、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン−ポリプロピレンブレンドポリ
マー等のポリオレフィン系)、ポリエステルまたはポリ
塩化ビニル等からなるフィルムの一種または二種以上が
用いられるが、これに限定されない。プラスチックフィ
ルムの厚さは、印刷層を挟み込み、製膜された状態に
て、10〜500μm、就中10〜200μmが一般的
であるが、これに限定されるものではない。
【0016】本発明の装飾用粘着シートにおける支持体
は、印刷層を一種または二種以上のプラスチックフィル
ムにてラミネートして形成され、三層以上の積層構造を
有する。ラミネートは主として70〜150℃での熱ラ
ミネートにて行われ、支持基材に使用するプラスチック
フィルムの材質および厚さによって最も適切な条件を選
択すれば良い。
は、印刷層を一種または二種以上のプラスチックフィル
ムにてラミネートして形成され、三層以上の積層構造を
有する。ラミネートは主として70〜150℃での熱ラ
ミネートにて行われ、支持基材に使用するプラスチック
フィルムの材質および厚さによって最も適切な条件を選
択すれば良い。
【0017】本発明の装飾用粘着シートは、支持体とと
もに被着材から剥離し得る粘着剤層が支持体の一方側に
設けられる。かかる粘着剤層の粘着力は、被着材に応じ
て適宜決定され、例えば被着材が亜鉛めっき鋼板である
場合、粘着剤層の粘着力が200gf/20mm 〜1000gf
/20mm 、好ましくは300gf/20mm 〜700gf/20mmと
なるように設定する。粘着力が、200gf/20mm 未満で
あれば仮囲い板の端部および曲面部に浮きや剥れが生じ
易く、1000gf/20mm を越えれば、仮囲い板に対する
密着性は良くなるものの、長期間の貼着により粘着力が
上昇し、使用後容易に剥離ができなくなり、プラスチッ
クフィルムが破れ易くなる。なお、被着材である亜鉛め
っき鋼板に対する粘着力は、JIS Z 0237(粘
着テープ粘着シート試験方法)の180度引き剥がし法
にて測定することができる。
もに被着材から剥離し得る粘着剤層が支持体の一方側に
設けられる。かかる粘着剤層の粘着力は、被着材に応じ
て適宜決定され、例えば被着材が亜鉛めっき鋼板である
場合、粘着剤層の粘着力が200gf/20mm 〜1000gf
/20mm 、好ましくは300gf/20mm 〜700gf/20mmと
なるように設定する。粘着力が、200gf/20mm 未満で
あれば仮囲い板の端部および曲面部に浮きや剥れが生じ
易く、1000gf/20mm を越えれば、仮囲い板に対する
密着性は良くなるものの、長期間の貼着により粘着力が
上昇し、使用後容易に剥離ができなくなり、プラスチッ
クフィルムが破れ易くなる。なお、被着材である亜鉛め
っき鋼板に対する粘着力は、JIS Z 0237(粘
着テープ粘着シート試験方法)の180度引き剥がし法
にて測定することができる。
【0018】支持体に設ける粘着剤層は、アクリル系等
の架橋系の感圧性粘着剤からなる粘着剤層が好ましい
が、これに限定されるものではない。粘着剤層の厚みと
しては、0.1〜100μm、就中0.1〜30μmが
好ましいが、これに限定されるものではない。
の架橋系の感圧性粘着剤からなる粘着剤層が好ましい
が、これに限定されるものではない。粘着剤層の厚みと
しては、0.1〜100μm、就中0.1〜30μmが
好ましいが、これに限定されるものではない。
【0019】ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン−ポリプロピレンブレンドポリマー等のポリオレフ
ィンからなるフィルムに粘着剤層を設けるに際しては、
コロナ処理を施すことが望ましく、コロナ処理は、38
mN/m以上、就中40〜60mN/mの処理強度にて
行われる。本発明の装飾用粘着シートは、粘着剤層が支
持体の他方側に接するように巻回されているので、支持
体の他方側にコロナ処理を施した場合、粘着剤層と支持
体の他方側との接着力が強固なものとなり、巻戻しが困
難となるおそれがある。したがって、本発明の装飾用粘
着シートにおいては、支持体の他方側にコロナ処理を施
すことは望ましくない。
レン−ポリプロピレンブレンドポリマー等のポリオレフ
ィンからなるフィルムに粘着剤層を設けるに際しては、
コロナ処理を施すことが望ましく、コロナ処理は、38
mN/m以上、就中40〜60mN/mの処理強度にて
行われる。本発明の装飾用粘着シートは、粘着剤層が支
持体の他方側に接するように巻回されているので、支持
体の他方側にコロナ処理を施した場合、粘着剤層と支持
体の他方側との接着力が強固なものとなり、巻戻しが困
難となるおそれがある。したがって、本発明の装飾用粘
着シートにおいては、支持体の他方側にコロナ処理を施
すことは望ましくない。
【0020】
【実施例】以下、実施例、比較例および評価試験をもっ
て本発明を詳細に述べるが、本発明はこれらによって何
ら限定されるものではない。
て本発明を詳細に述べるが、本発明はこれらによって何
ら限定されるものではない。
【0021】実施例1 密度0.923(JIS K−6760参照)、メルト
フローインデックス(MI)2g/10min(JIS
K−6760参照)のポリエチレン(PE)樹脂をイ
ンフレーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ1
00μmと厚さ60μmのPEフィルムをそれぞれ得
た。2μmの厚さを持つウレタン系印刷層をグラビア印
刷にて印刷し、この印刷層を両側より上記PEフィルム
2枚にてラミネートした。片側に処理強度が42mN/
mになるように、コロナ処理を施し、印刷層を内層に設
けてなるPE印刷フィルムを得た。
フローインデックス(MI)2g/10min(JIS
K−6760参照)のポリエチレン(PE)樹脂をイ
ンフレーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ1
00μmと厚さ60μmのPEフィルムをそれぞれ得
た。2μmの厚さを持つウレタン系印刷層をグラビア印
刷にて印刷し、この印刷層を両側より上記PEフィルム
2枚にてラミネートした。片側に処理強度が42mN/
mになるように、コロナ処理を施し、印刷層を内層に設
けてなるPE印刷フィルムを得た。
【0022】作成したPE印刷フィルムのコロナ処理面
側に、ブチルアクリレート(BA)95重量部、アクリ
ル酸(AA)5重量部、トルイレンジイソシアナート
(TDI)5重量部、ヒンダードアミン系光安定剤1重
量部からなる粘着剤層15μmを塗工乾燥した。亜鉛め
っき鋼板に対する粘着力は、450gf/20mm であった。
図1に本装飾用粘着シートの断面図を示す。粘着剤層が
内側になるように巻回して、巻状の装飾用粘着シートを
得た。
側に、ブチルアクリレート(BA)95重量部、アクリ
ル酸(AA)5重量部、トルイレンジイソシアナート
(TDI)5重量部、ヒンダードアミン系光安定剤1重
量部からなる粘着剤層15μmを塗工乾燥した。亜鉛め
っき鋼板に対する粘着力は、450gf/20mm であった。
図1に本装飾用粘着シートの断面図を示す。粘着剤層が
内側になるように巻回して、巻状の装飾用粘着シートを
得た。
【0023】比較例1 密度0.923、メルトフローインデックス(MI)2
g/10minのポリエチレン(PE)樹脂をインフレ
ーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ160μ
mのPEフィルムを得た。その後、このPEフィルムの
片側に処理強度が42mN/mになるように、コロナ処
理を施し、コロナ処理側にウレタン系の印刷層を2μm
設けてPE印刷フィルムを得た。
g/10minのポリエチレン(PE)樹脂をインフレ
ーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ160μ
mのPEフィルムを得た。その後、このPEフィルムの
片側に処理強度が42mN/mになるように、コロナ処
理を施し、コロナ処理側にウレタン系の印刷層を2μm
設けてPE印刷フィルムを得た。
【0024】作成したPE印刷フィルムの印刷層側のコ
ロナ処理面に、実施例1に記載の粘着剤を厚さ15μm
にて塗工乾燥した。亜鉛めっき鋼板に対する粘着力は、
450gf/20mm であった。図2に本装飾用粘着シートの
断面図を示す。粘着剤層が内側になるように巻回して、
巻状の装飾用粘着シートを得た。
ロナ処理面に、実施例1に記載の粘着剤を厚さ15μm
にて塗工乾燥した。亜鉛めっき鋼板に対する粘着力は、
450gf/20mm であった。図2に本装飾用粘着シートの
断面図を示す。粘着剤層が内側になるように巻回して、
巻状の装飾用粘着シートを得た。
【0025】比較例2 密度0.923、メルトフローインデックス(MI)2
g/10minのポリエチレン(PE)樹脂をインフレ
ーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ160μ
mのPEフィルムを得た。その後、このPEフィルムの
両側に処理強度が42mN/mになるように、コロナ処
理を施し、片面にウレタン系の印刷層を2μm設けてP
E印刷フィルムを得た。
g/10minのポリエチレン(PE)樹脂をインフレ
ーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ160μ
mのPEフィルムを得た。その後、このPEフィルムの
両側に処理強度が42mN/mになるように、コロナ処
理を施し、片面にウレタン系の印刷層を2μm設けてP
E印刷フィルムを得た。
【0026】このフィルムの印刷層と反対側に、実施例
1に記載の粘着剤を厚さ15μmにて塗工乾燥し、印刷
層側にポリビニルブチラールN−オクタデシルカルバメ
ートからなる剥離剤を30nm塗工乾燥した。亜鉛めっ
き鋼板に対する粘着力は、450gf/20mm であった。図
3に本装飾用粘着シートの断面図を示す。粘着剤層が内
側になるように巻回して、巻状の装飾用粘着シートを得
た。
1に記載の粘着剤を厚さ15μmにて塗工乾燥し、印刷
層側にポリビニルブチラールN−オクタデシルカルバメ
ートからなる剥離剤を30nm塗工乾燥した。亜鉛めっ
き鋼板に対する粘着力は、450gf/20mm であった。図
3に本装飾用粘着シートの断面図を示す。粘着剤層が内
側になるように巻回して、巻状の装飾用粘着シートを得
た。
【0027】評価試験1(フィルムのブロッキング防止
について) 実施例1および比較例1、2における粘着剤層を形成す
る前のPE印刷フィルムをロール状とし、40℃乾燥機
にて1週間(1W)、1ヶ月間(1M)ロール保存を行
ない、ブロッキング現象(フィルム面同士が接着する現
象)の発生の有無を確認した。その結果を表1に示し
た。
について) 実施例1および比較例1、2における粘着剤層を形成す
る前のPE印刷フィルムをロール状とし、40℃乾燥機
にて1週間(1W)、1ヶ月間(1M)ロール保存を行
ない、ブロッキング現象(フィルム面同士が接着する現
象)の発生の有無を確認した。その結果を表1に示し
た。
【0028】
【表1】
【0029】評価試験2 実施例1および比較例1、2にて作成した装飾用粘着シ
ートを巻き戻して、亜鉛めっき鋼板上に貼付後、S.
W.M.(サンシャイン・ウェザー・メーター)にて暴
露を行ない、印刷層の剥がれおよび糊残り等を確認し
た。その結果を表2に示した。
ートを巻き戻して、亜鉛めっき鋼板上に貼付後、S.
W.M.(サンシャイン・ウェザー・メーター)にて暴
露を行ない、印刷層の剥がれおよび糊残り等を確認し
た。その結果を表2に示した。
【0030】
【表2】
【0031】評価試験3 実施例1および比較例1、2にて作成した巻状の装飾用
粘着シートを40℃乾燥機にて1ヶ月間(1M)、3ヶ
月間(3M)ロール保存を行なった。保存後に装飾用粘
着シートを巻き戻して、巻き戻しの容易性、印刷層の剥
がれおよびシート上の糊残りを確認した。その結果を表
3に示した。
粘着シートを40℃乾燥機にて1ヶ月間(1M)、3ヶ
月間(3M)ロール保存を行なった。保存後に装飾用粘
着シートを巻き戻して、巻き戻しの容易性、印刷層の剥
がれおよびシート上の糊残りを確認した。その結果を表
3に示した。
【0032】
【表3】
【0033】評価試験結果の総括 上記表1の結果より、コロナ処理が片側のみの場合(実
施例1、比較例1)には、コロナ処理が両面に施された
場合(比較例2)と比較して、印刷フィルムのブロッキ
ング現象が起きにくいことが判る。表2の結果より、印
刷層が施されていない面に粘着剤層を設けることにより
(実施例1、比較例2)、粘着剤が従来持ち合わせてい
る耐候性を落とすことのない装飾用粘着シートを作成で
きることが判る。表3の比較例2の結果より、巻状の装
飾用粘着シートを長期保存した場合、剥離剤が粘着剤層
中に取り込まれ、巻き戻しが困難となり、印刷層が剥が
れたり、シート上に糊残りが発生することが判る。表1
〜表3の結果を併せ鑑みると、印刷層を支持体の内層に
持つことにより、ブロッキング現象が起きにくい印刷フ
ィルム、および従来の粘着剤が持ち合わせている耐候性
を印刷層によって損なうことのない装飾用粘着シートが
得られることが判る。
施例1、比較例1)には、コロナ処理が両面に施された
場合(比較例2)と比較して、印刷フィルムのブロッキ
ング現象が起きにくいことが判る。表2の結果より、印
刷層が施されていない面に粘着剤層を設けることにより
(実施例1、比較例2)、粘着剤が従来持ち合わせてい
る耐候性を落とすことのない装飾用粘着シートを作成で
きることが判る。表3の比較例2の結果より、巻状の装
飾用粘着シートを長期保存した場合、剥離剤が粘着剤層
中に取り込まれ、巻き戻しが困難となり、印刷層が剥が
れたり、シート上に糊残りが発生することが判る。表1
〜表3の結果を併せ鑑みると、印刷層を支持体の内層に
持つことにより、ブロッキング現象が起きにくい印刷フ
ィルム、および従来の粘着剤が持ち合わせている耐候性
を印刷層によって損なうことのない装飾用粘着シートが
得られることが判る。
【図1】実施例1に示す装飾用粘着シートの断面図であ
る。
る。
【図2】比較例1に示す装飾用粘着シートの断面図であ
る。
る。
【図3】比較例2に示す装飾用粘着シートの断面図であ
る。
る。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊隆 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 三好 勇 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 大島 規弘 大阪府東大阪市柏田東町12番28号 明和グ ラビア株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AH03H AK04A AK04C AK15A AK15C AK25G AK41A AK41C AL05A AL05C AR00D BA10A BA10D CB05D HB31B JK06 JK14 JL00 JL09 JL13D 4J004 AA10 AB01 CA04 CA05 CA06 CC03 CD08 EA01 FA01
Claims (2)
- 【請求項1】 印刷層を同種または異種のプラスチック
フィルムにて両側からラミネートした支持体の一方側
に、支持体とともに被着材から剥離し得る粘着剤層が設
けられた粘着シートであって、粘着剤層が支持体の他方
側に接するように巻回された装飾用粘着シート。 - 【請求項2】 印刷層をラミネートするプラスチックフ
ィルムが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンとポリプロピレンのブレンドポリマー、ポリ塩化ビニ
ルまたはポリエステルからなるフィルムの一種または二
種以上である請求項1に記載の装飾用粘着シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339793A JP2000160116A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 装飾用粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339793A JP2000160116A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 装飾用粘着シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000160116A true JP2000160116A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18330869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339793A Pending JP2000160116A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 装飾用粘着シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000160116A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006152201A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Yazaki Corp | 取外し位置表示用粘着テープ |
JP2012240339A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | 化粧シート及び化粧パネル |
JP2016188326A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 日立マクセル株式会社 | 着色粘着テープ |
JP2017031344A (ja) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | 日立マクセル株式会社 | 着色粘着テープ |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10339793A patent/JP2000160116A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006152201A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Yazaki Corp | 取外し位置表示用粘着テープ |
JP2012240339A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | 化粧シート及び化粧パネル |
JP2016188326A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 日立マクセル株式会社 | 着色粘着テープ |
JP2017031344A (ja) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | 日立マクセル株式会社 | 着色粘着テープ |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |