JP2001031918A - 粘着シート - Google Patents

粘着シート

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JP2001031918A
JP2001031918A JP11192674A JP19267499A JP2001031918A JP 2001031918 A JP2001031918 A JP 2001031918A JP 11192674 A JP11192674 A JP 11192674A JP 19267499 A JP19267499 A JP 19267499A JP 2001031918 A JP2001031918 A JP 2001031918A
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pressure
sensitive adhesive
layer
adhesive sheet
sheet
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JP11192674A
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English (en)
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Tomoaki Uchiya
智昭 打矢
Tomohito Nakajima
智史 中嶋
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3M Innovative Properties Co
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3M Innovative Properties Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状態からの巻き出しが軽く、重ね貼り
部分での密着性に優れ、建築現場や建設現場での用途に
特に有用な粘着シートを提供すること。 【解決手段】 物品の表面に適用されるものであって、
基材とその一方の表面に施された粘着剤層とを含む粘着
シートにおいて、前記粘着剤層が、前記基材の表面のう
ち少なくとも基材の周縁部にそって延在する非粘着性領
域を有しており、かつ前記基材の粘着剤層を有しない他
方の表面には、前記粘着剤層の非粘着性領域に対応し
て、前記粘着シートと組み合わせて使用されるべき別の
粘着シートの粘着剤層との密着を補助するための易接着
処理層が設けられているように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘着シートに関し、
さらに詳しく述べると、各種の物品にその表面の保護な
どのために有利に適用することのできる粘着シートに関
する。本発明の粘着シートは、特に、建築あるいは建設
の分野において、例えば、床材、壁材、ドアなどの物品
を保護するための表面保護シートなどとして、有利に使
用することができる。なお、本願明細書において、「シ
ート」とは、小面積から大面積のシート状材料を包含す
るものとし、したがって、一般にシート、フィルム、ス
トリップ、テープなどと呼ばれる材料を包含する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の表面に適用されるタイプの
粘着シートとして、各種の粘着シートが知られ、いろい
ろな技術分野において広く使用されている。例えば、床
材、壁材、ドアなどの建築資材には、施行時の作業中に
汚れや疵が付くことを防止するために、通常、それらの
被着体に表面保護用の粘着シート(あるいはフィルム)
が貼り合わされている。しかし、表面保護用の粘着シー
トは、通常肉薄であり粘着力も強力でないので、それら
を現場で貼り合わせる場合には、被着体が露出しないよ
うにシートの縁部どおしを重ね合わせることが肝要であ
り、作業が煩雑となる。また、粘着シートが離型紙を有
しないロール状の形態をとっている場合には、たとえシ
ートどおしの重ね合わせができたとしても、密着力が十
分でないという問題がある。なぜなら、そのような粘着
シートでは、通常、軽い力でシートが巻き出せるように
粘着剤層とは反対側の面に離型処理層が設けているかあ
るいは離型処理層がなくてもよい程度に十分に低い粘着
力しか有しない粘着剤層を設けているので、粘着シート
の重ね合わせ部分の密着状態が良好でなく、強風の影響
や作業員の歩行、重量物の運搬などによって容易に剥離
したり破れたりするからである。
【0003】先にも説明したように、従来数多くの粘着
シートが知られているが、いずれの粘着シートも、その
粘着剤層の面に離型紙あるいはそれに類するものを有し
ていなくて、粘着シートの巻き出し易さと重ね合わせ部
分の高められた密着性を両立させるという問題を解決す
るに至っていない。例えば、特開昭54−83944号
公報には、少なくとも一方のへりに粘着剤層をもたない
ことを特徴とする粘着性テープが開示されているが、こ
の粘着性テープは、包装用であり、その効果は、包装物
を解くときに剥がしやすいいということだけである。ま
た、特開昭63−2748号公報には、テープ支持体の
片面を他面よりも良接着性とし、該片面に接着剤を部分
的に塗布したことを特徴とする粘着テープが開示されて
いる。しかし、この粘着テープが意図しているところ
は、合掌貼りした時に合掌部の強固で安定な接着を確保
することであるので、上記したような従来の技術の問題
点を解決することができない。さらに、これらの2つの
公報に開示されている粘着テープでは、粘着テープの背
面の全面にわたって離型処理層を設けてるので、重ね貼
り部分で浮きやすいという問題も発生する。
【0004】また、特開平4−345680号公報に
は、同一形状の粘着シートが複数枚積み重ねられた粘着
シート積集体において、粘着シートを構成する裏打支持
体の粘着剤層が設けられていない面がシリコーン系離型
剤によって部分的に塗工されていることを特徴とする粘
着シート積集体が開示されている。この粘着シート積集
体では、シリコーン系離型剤が粘着シートの剥離力を大
幅に低下させるため、これを部分的に塗工することによ
って剥離力を調整することを目的としており、したがっ
て、積集状態の粘着シートが各枚葉の層間で自然に剥が
れたり、積集体全体が変形したり、バラバラになったり
しない。しかし、もしも粘着シートどおしを部分的に重
ね合わせるとすると、その重ね合わせ部分の密着性は一
義的に決まってしまい、粘着テープの巻き出しの軽さと
重ね合わせ部分の密着性のバランスをとることは困難で
ある。
【0005】さらに、特開平9−328661号公報に
は、基材シートの少なくとも一面に、被膜形成樹脂層を
設け、該被膜形成樹脂層上にシリコーン系剥離剤層を部
分的に形成してなることを特徴とする剥離シートが開示
されている。この剥離シートは、別に用意される粘着シ
ートの粘着剤層に被膜形成樹脂層を部分的に転写させる
ことによって、異なる粘着性を具えた粘着シートを提供
するものである。しかし、この剥離シートと粘着シート
の組み合わせの場合には、被膜形成樹脂層が粘着剤層と
接触した場合に、基材シートの界面あるいは被膜形成樹
脂層と粘着剤層の間で容易に剥離を行うことができる必
要があるので、たとえこの部分に粘着シートを重ね貼り
したとしても、十分な密着性を得ることはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
したような従来の技術の問題点を解決して、ロール状態
からの巻き出しが軽く、重ね貼り部分での密着性に優
れ、建築現場や建設現場での用途に特に有用な粘着シー
トを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
に従うと、物品の表面に適用されるものであって、基材
とその一方の表面に施された粘着剤層とを含む粘着シー
トにおいて、前記粘着剤層が、前記基材の表面のうち少
なくとも基材の周縁部にそって延在する非粘着性領域を
有しており、かつ前記基材の粘着剤層を有しない他方の
表面には、前記粘着剤層の非粘着性領域に対応して、前
記粘着シートと組み合わせて使用されるべき別の粘着シ
ートの粘着剤層との密着を補助するための易接着処理層
が設けられていることを特徴とする粘着シートによって
達成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による粘着シートは、いろ
いろな好ましい形態で実施することができる。以下に記
載するものに限定されるわけではないけれども、特に好
ましい実施の形態を添付の図面を参照しながら説明する
ことにする。図1は、本発明による粘着シートの典型例
を示したものである。粘着シート10は、基材1と、そ
の基材1の一方の表面にプライマ層3を介して施された
粘着剤層2を有している。この粘着シート10は、単独
で、あるいは2枚以上の粘着シート10を組み合わせ
て、いろいろな物品(図示せず)の表面を覆うことがで
き、その際、粘着剤層2が物品に密着せしめられる。粘
着剤層2は、図示されるように、基材1の周縁部にそっ
て延在する非粘着性領域2aを有している。また、基材
1の粘着剤層2を有しない他方の表面には、図示の通
り、粘着剤層2の非粘着性領域2aに対応して、粘着シ
ート10と組み合わせて使用されるべき別の粘着シート
(図示せず、図2を参照)の粘着剤層との密着を補助す
るための易接着処理層4が設けられている。
【0009】本発明の粘着シートにおいて、基材は、好
ましくは、いろいろな天然もしくは合成の高分子材料の
フィルムから構成することができる。適当なフィルム形
成性高分子材料は、以下に列挙するものに限定されない
というものの、各種の樹脂材料、例えばアクリル樹脂、
SBR樹脂、NBR樹脂、EVA樹脂、PVC樹脂、酢
酸ビニル樹脂など、及び各種のゴム材料、例えばクロロ
プレンゴム、変性天然ゴムなどを包含する。これらの高
分子材料のフィルムは、単層で使用してもよく、さもな
ければ、2層もしくはそれ以上の多層構造で使用しても
よい。
【0010】また、本発明の粘着シートは、特に壁材、
ドアなどの表面保護シートや床材などの養生シートとし
て使用した時に優れた作用効果を発揮することができる
が、このような特定の用途に好適なフィルム状高分子材
料は、例えば、LDPE、LLDPE、HDPE等、い
ろいろな密度のポリエチレンフィルム、延伸あるいは未
延伸のポリプロピレンフィルム又はポリエステル(PE
T)フィルムなどである。これらのフィルムも、必要に
応じて複合フィルムの形で使用してもよい。また、粘着
シートを屋外の用途で使用する予定である場合には、粘
着剤層が紫外線などの悪影響を受けて劣化することを回
避するため、基材自体に高い隠蔽性が具わっていること
が好ましい。
【0011】上記したような基材の厚さは、粘着シート
の使途などに応じて広い範囲で変更することができる
が、通常、約10〜500μmの範囲であり、好ましく
は約30〜300μmの範囲である。基材の厚さが10
μmよりも薄くなると、得られる粘着テープの強度など
が低下して破れやすくなり、反対に500μmよりも厚
くなると、作業性の低下などの問題が惹起される。
【0012】本発明に従うと、基材の片面に粘着剤層が
施されるが、図1にも示したように、基材と粘着剤層の
中間にプライマ層を介在させるのが好ましい。プライマ
層は、粘着剤層の密着性を向上させる働きを有するから
である。また、プライマ層に代えて、あるいはそれと組
み合わせて、隠蔽性を向上させるためのインク層やその
他の層を介在させてもよい。
【0013】基材の片面に施される粘着剤層は、いろい
ろな常用の粘着剤から慣用の塗布技法、例えばナイフコ
ーティング、ロールコーティング、グラビア印刷などを
使用して形成することができる。適当な粘着剤として
は、以下に列挙するものに限定されないというものの、
アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、SBR、SIS
等の合成ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤などを挙げ
ることができる。このような粘着剤群のなかでも、本発
明の実施に当たっては、接着強度が十分に高く、しか
し、剥離する時に被着体の表面を破壊したり粘着剤を後
に残したりすることがないような粘着剤を有利に使用す
ることができる。また、これらの粘着剤は、再剥離性を
良好にするために架橋されていることが好ましい。さら
に、これらの粘着剤は、溶剤タイプでも、水分散タイプ
であっても、あるいは紫外線硬化タイプであってもよ
い。粘着剤層の膜厚は、上記した基材と同様に広い範囲
で変更することができるが、通常、約3〜300μmの
範囲であり、さらに好ましくは、約5〜200μmの範
囲である。
【0014】本発明の粘着シートでは、粘着剤層が、所
定のパターンで基材上に施されていることが必要であ
る。すなわち、粘着剤層は、少なくとも基材の周縁部に
そって延在する非粘着性領域を有していることが必要で
ある。なお、本願明細書では、粘着性が発現していない
領域を特に「非粘着性領域」と呼び、これは、以下にお
いて説明するけれども、粘着剤層を施さないことによっ
て形成してもよく、さもなければ、粘着剤層を施した上
にさらにタック除去処理を施すことによって形成しても
よい。但し、タック除去処理を施す場合は、反対側に位
置する易接着処理層に対して接着性を示さないものを選
択する必要がある。
【0015】粘着剤層を基材の周縁部に施すことは、図
1の説明から容易に理解することができるであろう。こ
のような粘着剤層の選択的形成は、複数の粘着シートを
組み合わせて使用する時にシートの貼り合わせ面をなる
べく小さくし、シートの剥がれを防止することなどのた
めに重要な処理である。すなわち、基材の粘着剤層の塗
布面が、基材の周縁部に留まらずさらに中心部に向かっ
て延在するようになると、以下において説明する易接着
処理層(これに、粘着剤層が密着される)がシートの中
心部に位置することとなり、したがってシートの貼り合
わせ面が大きくなってしまうからである。
【0016】粘着剤層を基材の周縁部に施す際、「周縁
部」とは、基材の周端から中央部に向かう所定の幅の領
域を指すけれども、この粘着剤層の幅は、粘着シートの
構造及び使途などに応じて広い範囲で変更することがで
きる。適当な幅は、通常、約1〜20cmの範囲であり、
好ましくは、約3〜10cmの範囲である。なお、この幅
は、一般的に使用される粘着シートの幅が200〜60
0mmである場合の好ましい範囲を示したものであり、粘
着シートのサイズがより大型となるような場合には、上
記した上限を上回り得ることは容易に理解することがで
きるであろう。
【0017】本発明の粘着シートでは、基材の粘着剤層
の側に、上記したような粘着剤塗布周縁部に隣接して、
所定の幅で非粘着性領域を有していることが必要であ
る。この非粘着性領域は、粘着シートを別の粘着シート
と組み合わせて使用する時、その別の粘着シートの粘着
剤層との密着を補助するための易接着処理層に対応する
ものであり、以下に説明するように、粘着シートをロー
ルの荷姿で積層する場合に易接着処理層を受容すること
ができるので、粘着シートどうしの不所望な粘着を防止
するとともに、粘着シートを巻き出す作業を簡単かつ容
易にすることができる。非粘着性領域は、したがって、
易接着処理層とほぼ同じ幅で形成されることが好まし
く、さらには、粘着剤塗布周縁部とほぼ同じ幅で形成さ
れることが好ましい。非粘着性領域は、通常、約1〜2
0cmの範囲であり、好ましくは、約3〜10cmの範囲で
ある。なお、以下において具体的に説明するけれども、
本発明の作用効果に対して悪影響がでないようならば、
基材の粘着剤層の側の周縁部のみに粘着剤を塗布して、
その以外の部分(中央部を含む)を非粘着性領域として
もよい。
【0018】本発明の粘着シートでは、基材の粘着剤層
とは反対の側に、上記した非粘着性領域に対応する位置
に易接着処理層を有していることが必要である。易接着
処理層の幅は、粘着シートの重ね合わせ部分の密着性が
低い場合には比較的に幅広となるように調整し、反対に
粘着シートの重ね合わせ部分の密着性が高い場合には比
較的に幅狭となるように調整することが好ましい。した
がって、易接着処理層は、先にも説明したように、粘着
剤塗布周縁部とほぼ同じ幅で形成されることが好まし
く、通常、約1〜20cmの範囲であり、好ましくは、約
3〜10cmの範囲である。具体的には、例えば、300
mm幅の粘着シートの場合には、シートの周端から約10
〜50mmだけ離れた位置に約10〜50mmの幅で易接着
処理層を設けることが好ましく、その際、易接着処理層
がシートの周端に沿って長手方向に延在するように設け
ることが好ましい。易接着処理層の幅が狭すぎる場合に
は重ね貼り部分の密着性が十分でなくなり、反対に幅が
広すぎる場合には経済的に不利になる。また、この易接
着処理層がテープの周端から離れれば離れるほど、シー
トの貼り合わせ部分の面積が広くなるので、経済的に不
利になる。
【0019】易接着処理は、いろいろな技法に従って実
施することができるというものの、一般的に粘着剤のプ
ライマとして使用されているような、基材に対する密着
性が良好で、自体の凝集力が大きい樹脂材料をフレキソ
印刷やグラビア印刷などの印刷方法を使用して塗被する
ことによって実施することができる。粘着シートの製造
工程上、粘着性を有しないかもしくは粘着性が低い樹脂
材料を塗被することが好ましい。適当な樹脂材料として
は、以下に列挙するものに限定されるわけではないけれ
ども、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、合成ゴムなどを挙げることができる。また、こ
の易接着処理層を染料や顔料などで適当な色に着色した
ような場合には、易接着処理層に別の粘着シートの粘着
剤層を重ね貼りしてより大面積の粘着シートを提供する
場合に、シートどうしの貼り合わせ作業(特に位置決め
工程)を簡単かつ確実に行うことができる。
【0020】易接着処理層の膜厚は、上記した基材及び
粘着剤層と同様に広い範囲で変更することができるが、
通常、約0.0001〜300μmの範囲であり、さら
に好ましくは、約0.0005〜100μmの範囲であ
る。易接着処理層が0.0001μmよりも薄いと、そ
れと粘着剤層との満足のいく密着を確保することができ
なくなり、反対に300μmよりも厚くなると、粘着剤
層との良好な密着は確保することができるが、粘着シー
トをロール状に積層した時に、本来ならば容易に剥離可
能な程度に接触すべきであるところを、巻き出しに困難
を伴う程度に密着してしまう恐れがある。
【0021】粘着シートの形状及びサイズは、その使途
などに応じて広く変更することができる。例えば、使用
の目的が床材養生用のシートなどの場合には正方形ある
いはそれに類する矩形とすることができ、また、長尺物
の表面保護シートなどの場合には長尺物とすることがで
きる。大型のシートの形で製造した後、それを任意の大
きさに切断又は細断して使用することもできる。本発明
の粘着シートは、特に、ロールの形態で提供すること
が、保存や取り扱い性などの面で有利であり、従来のロ
ール製品とは異なって巻き出しも軽い力で容易に可能で
ある。
【0022】図2は、図1を参照して先に説明した本発
明の粘着シートを床材養生用のシートとして使用した例
を示した模式図である。図示されるように、床材5を配
設した後、1枚の粘着シート10(1)をその粘着剤層
2(プライマ層は省略してある)を介して床材5の表面
に貼り合わせる。次いで、未だ表面が露出している床材
5の上にもう1枚の粘着シート10(2)を貼り合わせ
るとともに、その周端部の粘着剤層2を、床材5の表面
にすでに貼り合わせてある粘着テープ10(1)の易接
着処理層4に貼り合わせ、強く押し付けて固定する。こ
のようにして床材の表面を覆うように養生シートを貼り
付けると、強風が吹きつけた時などにシートどうしの重
ね合わせ面が捲れたり剥がれたりすることがなく、ま
た、シートの上を作業者が歩いたり重量物運搬のカート
が移動してもシートが破れたりすることがない。
【0023】図3は、図1を参照して説明した本発明の
粘着シートをロールの荷姿に積層した例を示した模式図
である。なお、この図では、それぞれのシートの積層状
態の理解を容易にするため、一部を大きく拡大して示し
てある。図示されるように、基材1はその裏面にプライ
マ層3を介して粘着剤層2を有しており、また、基材1
の表面には、粘着剤層2の非粘着性領域2aに対応する
位置に易接着処理層4を有している。図示の例の場合、
それぞれの粘着シートは、その粘着剤層が基材に対して
強い密着力を有しないように調整されているので、使用
時に軽い力で巻き出すことができる。また、粘着剤層2
の非粘着性領域2a(粘着剤層が施されていない凹部領
域)と易接着処理層4とが対応関係にあるので、積層
時、非粘着性領域2aに易接着処理層4が対面し、収ま
った状態となり、粘着シートどうしの不用意な接着を回
避することができるばかりでなく、それぞれの粘着シー
トの厚さが長手方向にほぼ一定であるので、部分的な膨
れや巻き取りの偏りなどを伴わずに、コンパクトなロー
ルの形態に仕上げることができる。
【0024】図4は、図1に示した粘着シートの1つの
好ましい変形例を示したものである。図示の粘着シート
10の場合、粘着剤層2の側の構成は図1のそれに同じ
であるけれども、易接着処理層4の側において、基材1
の表面に、易接着処理層4の部分を除いて、離型処理層
6が施されている。離型処理層6は、常法に従って形成
することができ、例えば、粘着剤層2の接着力に応じて
適当な剥離力を有する離型剤を選択して、これをスクリ
ーン印刷などを使用して選択的に塗工することができ
る。場合によっては、多色刷りが可能なグラビア印刷機
などを使用して、易接着処理層4と離型処理層6を同時
的に塗工することもできる。適当な離型剤としては、例
えば、強い接着力の粘着剤を使用している場合にはシリ
コーン系離型剤を挙げることができ、また、弱い接着力
の粘着剤を使用している場合には非シリコーン系離型剤
を挙げることができる。具体的には、非シリコーン系離
型剤は、例えば、ポリエチレンイミンのオクタデシルイ
ソシアネート付加物、ポリビニルアルコール−オクタデ
シルカルバメートなどである。
【0025】また、粘着剤層は、図1及び図4を参照し
て説明したように、基材の表面に対して粘着剤層を施さ
ないことによって形成された非粘着性領域を有していて
もよく、さもなければ、図5(図1の粘着シートの1変
形例)において説明するように、非粘着性領域が、基材
1の表面にすでに形成されている粘着剤層2に対して施
されたタック除去処理層7に由来するものであってもよ
い。また、図5のような粘着シートの場合には、粘着剤
層2が基材1の表面に全体的に塗工されているほうが、
作業性などの面で有利である。具体的には、タック除去
処理層7は、前記した離型処理などと同様な手法に従っ
て有利に形成することができる。
【0026】
【実施例】引き続いて、本発明をその実施例を参照して
説明する。実施例1 厚さ0.030mmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム
(東洋紡績製、商品名「P−2261」)を細断して、
幅200mm及び長さ1mの基材シートを得た。得られた
基材シートの一方の表面のうち、基材シートの長手方向
の両端から17mmまでの周縁部及び両端から34mmより
も奥の中央部のそれぞれを弱粘着性のマスキングテープ
を用いたマスクした。次いで、基材シートのマスクされ
ていない表面に易接着処理を施した。ここで使用した処
理剤は、アクリル系樹脂(日本触媒製、商品名「ポリメ
ントNK−350」)に着色成分として藍色のインク
(大日精化工業製、商品名「ラミックF220#73
9」)を固形分換算比で90:10になるように配合
し、バーコーティングに適した粘度になるまでトルエン
で希釈して得た塗工液である。この塗工液を、基材シー
トの長手方向に延在するマスクされていない表面に、1
7mmの幅でマイヤーバーで塗工し、65℃のオーブン中
で乾燥した。マスキングテープを剥離したところ、厚さ
0.001mmの易接着処理層を周縁部に有する基材フィ
ルムが得られた。
【0027】次いで、形成された易接着処理層を先に使
用したものと同じマスキングテープでマスクした後、そ
の他の露出した部分にウレタン系離型処理剤(3M製、
商品名「RD−1547」)をマイヤーバーで塗工し、
65℃のオーブン中で乾燥した。マスキングテープを剥
離したところ、先の工程で形成した厚さ0.001mmの
易接着処理層の両側に厚さ0.001mmの剥離処理層を
有する基材フィルムが得られた。
【0028】基材フィルムの一方の表面に易接着処理層
及び剥離処理層を形成した後、基材フィルムの反対側の
表面に、その全面にわたって、プライマ層を形成した。
ここでプライマとして使用した処理剤は、先の工程で易
接着処理として使用したアクリル系樹脂(商品名「ポリ
メントNK−350」)である。先の工程と同様に、こ
の処理剤をマイヤーバーで塗工し、65℃のオーブン中
で乾燥した。厚さ0.005mmのプライマ層が得られ
た。
【0029】次いで、得られたプライマ層の上に、基材
シートの長手方向の両端から17mmまでの周縁部及び両
端から34mmよりも奥の中央部のそれぞれが露出するよ
うに、弱粘着性のマスキングテープを被覆した。引き続
いて、基材シートの長手方向に幅17mmで延在するマス
クされていない表面に、アクリル系エマルジョン型粘着
剤(固形分40%、三井化学製、商品名「MT−TAC
5216ER」)をナイフコーティングで塗工し、エ
マルジョンが乾燥する前にマスキングテープを剥離し
た。基材フィルムを100℃のオーブン中で2分間にわ
たって乾燥したところ、厚さ0.020mmの粘着剤層を
周縁部及び中央部に有する粘着シートが得られた。 〔評価試験〕上記のようにして作製した粘着シートを、
(1)接着力、(2)離型処理層からの剥離力、(3)
易接着処理層からの剥離力、そして(4)重ね合わせ部
分の剥離の有無、の各項目に関して、次のような手順に
従って評価した。なお、評価試験(1)〜(3)では、
それぞれ、JIS−Z−0237に記載の方法に準拠し
て試験片を作製し、評価試験に供した。 (1)接着力 粘着シートの、粘着剤層を全面に有する部分から試験片
を切り出し、JIS−Z−0237に記載の方法に準拠
して接着力(N/cm)を測定した。 (2)離型処理層からの剥離力 粘着シートの、離型処理層が設けられている部分を切り
出し、ステンレス板に貼り合わせた。得られた試験片に
ついて、JIS−Z−0237に記載の方法に準拠して
接着力(N/cm)を測定し、これを剥離力とみなした。 (3)易接着処理層からの剥離力 粘着シートの、易接着処理層が設けられている部分を切
り出し、ステンレス板に両面テープで貼り合わせた。得
られた試験片について、JIS−Z−0237に記載の
方法に準拠して接着力(N/cm)を測定し、これを剥離
力とみなした。 (4)重ね合わせ部分の剥離の有無 2枚の粘着シートを用意して、工場内の歩行者が頻繁に
往来する通路にそれぞれの粘着シートの粘着剤層を介し
て貼り付けるとともに、一方の粘着シートの周縁部の粘
着剤層を他方の粘着シートの易接着処理層に重ねて貼り
合わせた。1週間の経過後、2枚の粘着シートの重ね合
わせ部分を手で引っ張ることにより、剥がれの有無を確
認した。
【0030】下記の第1表は、それぞれの評価試験にお
いて得られた結果をまとめたものである。実施例2 前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例では、
基材フィルムの粘着剤層とは反対側において易接着処理
層を設けず、したがって、その部分のみにおいて基材フ
ィルムの表面を露出させた(したがって、その他の部分
には、離型処理層が施されている)。下記の第1表にま
とめて記載するような評価結果が得られた。実施例3 前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例では、
基材フィルムとして、二軸延伸ポリプロピレンフィルム
に代えて厚さ0.025mmの二軸延伸ポリエステルフィ
ルムを使用しかつアクリル系粘着剤として別のアクリル
系エマルジョン型粘着剤を使用した。下記の第1表にま
とめて記載するような評価結果が得られた。実施例4 前記実施例3に記載の手法を繰り返したが、本例では、
基材フィルムの粘着剤層とは反対側において易接着処理
層を設けず、したがって、その部分のみにおいて基材フ
ィルムの表面を露出させた(したがって、その他の部分
には、離型処理層が施されている)。下記の第1表にま
とめて記載するような評価結果が得られた。実施例5 前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例では、
基材フィルムとして、二軸延伸ポリプロピレンフィルム
に代えて厚さ0.050mmの二軸延伸ポリエステルフィ
ルムを使用しかつアクリル系粘着剤に代えて天然ゴム系
粘着剤を使用した。下記の第1表にまとめて記載するよ
うな評価結果が得られた。実施例6 前記実施例5に記載の手法を繰り返したが、本例では、
基材フィルムの粘着剤層とは反対側において易接着処理
層を設けず、したがって、その部分のみにおいて基材フ
ィルムの表面を露出させた(したがって、その他の部分
には、離型処理層が施されている)。下記の第1表にま
とめて記載するような評価結果が得られた。比較例1 前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例では、
比較のため、基材フィルムの一方の表面には粘着剤層を
全面的に塗工し、基材フィルムの粘着剤層とは反対側の
面(背面)には離型処理層のみを全面的に設けた。下記
の第1表にまとめて記載するような評価結果が得られ
た。
【0031】
【表1】
【0032】上記第1表に記載の結果から理解されるよ
うに、本発明に従って作製された粘着シートは、従来の
方法に従う粘着シートに比較して、すべての面で優れて
おり、表面保護シートや床材養生シートとして有用であ
ることを立証している。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、粘着シートの基材の背面に、別の粘着シートの粘着
剤層との密着を補助するための易接着処理層が設けられ
ているので、複数枚の粘着シートを貼り合わせて床材等
の養生シートや各種の物品の表面保護シートとして使用
する場合に、粘着剤層と易接着処理層とが重なり合うよ
うにして貼り合わせることにより、十分に強い密着力を
確保することができ、貼り合わせ部分が捲れたり、シー
ト自体が破れたりすることがなくなる。また、易接着処
理層を着色することにより、粘着シートの位置合わせが
容易にかつ確実になり、複数枚の粘着シートを貼り合わ
せる作業性を向上させることができる。
【0034】また、本発明の粘着シートは、非透湿性で
あり、経時後にも被着体から容易に剥離可能であり、自
体適度な接着力を有していて廃棄すべき離型部材(ライ
ナー等)を使用する必要がないので、床材等の養生シー
トとして特に有利に使用することができる。さらに、基
材の表面に施された粘着剤層において、基材の表面のう
ち少なくとも基材の周縁部にそって延在する非粘着性領
域を有しており、かつ基材の粘着剤層を有しない他方の
表面には、粘着剤層の非粘着性領域に対応して、易接着
処理層を設けたので、粘着シートを容易にロールの荷姿
にすることができ、また、粘着シートの使用時には、ロ
ールの巻き出しを弱い引っ張り力で容易に行うことがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による粘着シートの好ましい1態様を示
した断面図である。
【図2】図1の粘着シートを床材のための養生シートと
して使用した例を示した断面図である。
【図3】本発明による粘着シートをロールの荷姿で用意
した例を示した部分断面図である。
【図4】本発明による粘着シートのもう1つの好ましい
態様を示した断面図である。
【図5】本発明による粘着シートのさらにもう1つの好
ましい態様を示した断面図である。
【符号の説明】
1…基材 2…粘着剤層 2a…非粘着性領域 3…プライマ層 4…易接着処理層 5…床材 6…離型処理層 7…タック除去処理層 10…粘着シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA04 AA05 AA10 AA11 AB01 CA02 CA03 CA04 CA05 CA06 CC02 CC04 CC05 CD01 CD05 CD06 CE03 EA01 FA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の表面に適用されるものであって、
    基材とその基材の一方の表面に施された粘着剤層とを含
    む粘着シートにおいて、前記粘着剤層が、前記基材の表
    面のうち少なくとも基材の周縁部にそって延在する非粘
    着性領域を有しており、かつ前記基材の粘着剤層を有し
    ない他方の表面には、前記粘着剤層の非粘着性領域に対
    応して、前記粘着シートと組み合わせて使用されるべき
    別の粘着シートの粘着剤層との密着を補助するための易
    接着処理層が設けられていることを特徴とする粘着シー
    ト。
  2. 【請求項2】 前記非粘着性領域が、前記基材の表面に
    対して粘着剤層を施さないことによって形成されたもの
    であることを特徴とする、請求項1に記載の粘着シー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記非粘着性領域が、前記基材の表面に
    すでに形成されている粘着剤層に対してタック除去処理
    を施すことによって形成されたものであることを特徴と
    する、請求項1に記載の粘着シート。
  4. 【請求項4】 前記易接着処理層が着色されていること
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘
    着シート。
  5. 【請求項5】 少なくとも2枚の粘着シートを重ね合わ
    せることによって物品の表面を保護するものであり、そ
    の際、一方の粘着シートの基材の表面の易接着処理層に
    他方の粘着シートの粘着剤層が貼り合わされることを特
    徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の粘着シ
    ート。
  6. 【請求項6】 前記粘着剤層の非粘着性領域に前記基材
    の表面の易接着処理層が対面するようにして巻き取られ
    たロールの形態を有していることを特徴とする、請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の粘着シート。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008031674A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Sanzeon:Kk 養生シート
JP2010039577A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Hitachi Ltd 保健指導支援システム及び保健指導業務の支援方法
CN107815265A (zh) * 2017-11-21 2018-03-20 江门新时代包装材料有限公司 一种超透明压敏胶粘带的制备方法及配方
CN107892883A (zh) * 2017-11-21 2018-04-10 江门新时代包装材料有限公司 一种解卷低噪音的压敏胶粘带的制备方法及配方
WO2023084689A1 (ja) * 2021-11-11 2023-05-19 日本電信電話株式会社 被覆材

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