JPS63158239A - 織物化粧材の製造方法 - Google Patents
織物化粧材の製造方法Info
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- JPS63158239A JPS63158239A JP61307127A JP30712786A JPS63158239A JP S63158239 A JPS63158239 A JP S63158239A JP 61307127 A JP61307127 A JP 61307127A JP 30712786 A JP30712786 A JP 30712786A JP S63158239 A JPS63158239 A JP S63158239A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産米上の五里盆亘
本発明は床材や敷物など織物、特にい草など天然草織物
を表層に使用した化粧材の製造方法に関する。
を表層に使用した化粧材の製造方法に関する。
従来から、い草やマニラ麻、軟草などの織物を木質板や
樹脂基材に貼着一体化して床材や敷物として利用されて
いる。
樹脂基材に貼着一体化して床材や敷物として利用されて
いる。
しかし、上記の織物は、切断した端部が鋭く、しかもほ
つれやすいため、あらかじめ端部を縫い付けたり樹脂補
強した後基材に貼着したり、切断部をそのまま基材と一
体化した後テーピングなどで被覆することによりほつれ
を防止していたが、作業が煩雑であり生産性が悪かった
。
つれやすいため、あらかじめ端部を縫い付けたり樹脂補
強した後基材に貼着したり、切断部をそのまま基材と一
体化した後テーピングなどで被覆することによりほつれ
を防止していたが、作業が煩雑であり生産性が悪かった
。
また、端部のほつれ防止加工のため織物の柔軟性がなく
なって、基材との馴染みが悪くなり貼看部が基材から剥
離するなど耐久性が小さいという欠点があり、特に、天
然草織物はその表面にペクチン質があるため接着不良を
生じやすく接着強度のバラツキが大きかった。
なって、基材との馴染みが悪くなり貼看部が基材から剥
離するなど耐久性が小さいという欠点があり、特に、天
然草織物はその表面にペクチン質があるため接着不良を
生じやすく接着強度のバラツキが大きかった。
本発明は上記の欠点に顧みてなされたもので、生産性と
耐久性を改良することを目的としたものである。
耐久性を改良することを目的としたものである。
問題点を解決するための手段
上記目的を解決するために、本発明の織物化粧材は、基
材の表面に織物を貼着一体化してなる織物化粧材におい
て、熱可塑性樹脂を介して上記織物の端部と基材とを圧
締し、溶融した熱可塑性樹脂を該織物の空隙部に侵入さ
せるとともに、上記織物の端部と上記基材に圧締して固
着してなるものである。
材の表面に織物を貼着一体化してなる織物化粧材におい
て、熱可塑性樹脂を介して上記織物の端部と基材とを圧
締し、溶融した熱可塑性樹脂を該織物の空隙部に侵入さ
せるとともに、上記織物の端部と上記基材に圧締して固
着してなるものである。
止
本発明の織物化粧材の製造方法によると、織物の切断端
部に、熱溶融した熱可塑性樹脂を侵入させるとともに基
材に当接し、圧締して固着するので、はつれ防止などの
端部加工を別途する必要がなく生産性が良好である。
部に、熱溶融した熱可塑性樹脂を侵入させるとともに基
材に当接し、圧締して固着するので、はつれ防止などの
端部加工を別途する必要がなく生産性が良好である。
また、加熱溶融した熱可塑性樹脂が織物先端部の空隙に
侵入し、他方基材と固着するので強力な接着性が発揮さ
れるだけでなく、該先端部が補強され織物のほつれ防止
に有効である。
侵入し、他方基材と固着するので強力な接着性が発揮さ
れるだけでなく、該先端部が補強され織物のほつれ防止
に有効である。
更に、織物端部が柔らかな状態で基材に当接して貼着す
るので、基材に多少凹凸がおったり木口部など貼着しに
くい部分でも基材への馴染みが良く接着性を向上させる
ので、基材との剥離が生じにくく耐久性が良好であり、
特にペクチン質を有する天然革織物の貼着に適している
。
るので、基材に多少凹凸がおったり木口部など貼着しに
くい部分でも基材への馴染みが良く接着性を向上させる
ので、基材との剥離が生じにくく耐久性が良好であり、
特にペクチン質を有する天然革織物の貼着に適している
。
実施例
本発明の実施例を図面について説明すると、第１図は本
発明の織物化粧材の一部拡大断面図であり、（１）は織
物で、い草、マニラ麻、秋草、馬来草、藤などの靭皮繊
維や葉繊維を用いて織りなされているもので単層、又は
発泡ポリエチレンシートや不織布などで適宜裏打ちされ
ている。（２）は基材であって、軟質繊維板や合板、発
泡ポリエチレン板などの板状体単体、又はクッション性
を増すために発泡樹脂シートを積層一体化したものであ
る。（３）は、熱可塑性樹脂を主体とするシート状物で
あり、エチレン−酢酸ビニルコポリマーやポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等をペースポ
リマーとしてシート状に形成したり薄葉紙に含浸させた
ものである。尚、（４）は織物（１）と基材（２）を一
体化するための接着剤である。
発明の織物化粧材の一部拡大断面図であり、（１）は織
物で、い草、マニラ麻、秋草、馬来草、藤などの靭皮繊
維や葉繊維を用いて織りなされているもので単層、又は
発泡ポリエチレンシートや不織布などで適宜裏打ちされ
ている。（２）は基材であって、軟質繊維板や合板、発
泡ポリエチレン板などの板状体単体、又はクッション性
を増すために発泡樹脂シートを積層一体化したものであ
る。（３）は、熱可塑性樹脂を主体とするシート状物で
あり、エチレン−酢酸ビニルコポリマーやポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等をペースポ
リマーとしてシート状に形成したり薄葉紙に含浸させた
ものである。尚、（４）は織物（１）と基材（２）を一
体化するための接着剤である。
基材への織物の貼着工程を第２図に示すと、基材（２）
の表面に接着剤（４）を塗布して織物（１）を端部（１
ａ）を残して積層し、平板プレス等で一体化した後、折
り曲げた熱可塑性樹脂を主体とするシート状物（３）に
織物（１）の端部（１ａ）を挟み込むように配し、離型
材（５）を介して型材（６）により基材（２）の側面（
２ａ）に加熱圧締し、冷却硬化してなるものでおる。
の表面に接着剤（４）を塗布して織物（１）を端部（１
ａ）を残して積層し、平板プレス等で一体化した後、折
り曲げた熱可塑性樹脂を主体とするシート状物（３）に
織物（１）の端部（１ａ）を挟み込むように配し、離型
材（５）を介して型材（６）により基材（２）の側面（
２ａ）に加熱圧締し、冷却硬化してなるものでおる。
上記の熱可塑性樹脂を主体とするシート状物（３）は織
物（１）の端部（１ａ）付近だけでもよいが、基材（２
）の表面郡全体を覆うように配すれば基材（２）と織物
（１）の間に塗布する接着剤が省略できる。
物（１）の端部（１ａ）付近だけでもよいが、基材（２
）の表面郡全体を覆うように配すれば基材（２）と織物
（１）の間に塗布する接着剤が省略できる。
また、あらかじめ熱可塑性樹脂を主体とするシート状物
（３）の熱圧部分に離型紙を付しておけば熱圧時に離型
材（５）を介さなくてもよい。
（３）の熱圧部分に離型紙を付しておけば熱圧時に離型
材（５）を介さなくてもよい。
上記実施例では、織物（１）の端部（１ａ）をあらかじ
め折り曲げた熱可塑性樹脂を主体とするシート状物（３
）に挟み込んで基材（２）に当接して一体化しているの
で、織物（１）の端部（１ａ）が鋭く尖っていても熱可
塑性樹脂により被覆され、引掛けたり浮き上がったりす
ることがなく、また連続的な生産が可能になるとともに
作業中の汚染が少ないという利点がある。
め折り曲げた熱可塑性樹脂を主体とするシート状物（３
）に挟み込んで基材（２）に当接して一体化しているの
で、織物（１）の端部（１ａ）が鋭く尖っていても熱可
塑性樹脂により被覆され、引掛けたり浮き上がったりす
ることがなく、また連続的な生産が可能になるとともに
作業中の汚染が少ないという利点がある。
第３図は他の実施例であり、基材（２）の下面周縁に切
欠部（２ｂ）を設は熱軟化させた熱可塑性樹脂（３−）
を配して織物（１）の端部（１ａ）を上記切欠部（２ｂ
）に当接し型材（６′）を用いて圧締し貼着一体化した
ものである。
欠部（２ｂ）を設は熱軟化させた熱可塑性樹脂（３−）
を配して織物（１）の端部（１ａ）を上記切欠部（２ｂ
）に当接し型材（６′）を用いて圧締し貼着一体化した
ものである。
この実施例によると、基材（２）の側面に熱可塑性樹脂
（３−）や織物（１）の端部（１ａ）が突出せず、連設
する化粧板同士の継目に隙間ができないので外観良好に
敷設できる。また、下端部が補強されるので化粧板の強
度が向上する。
（３−）や織物（１）の端部（１ａ）が突出せず、連設
する化粧板同士の継目に隙間ができないので外観良好に
敷設できる。また、下端部が補強されるので化粧板の強
度が向上する。
尚、実施例では、基材（２）の側面（２ａ）に織物（１
）の端部（１ａ）を貼着する場合を示したが、基材表面
や基材裏面まで巻き込んで貼着してもよいのは勿論であ
る。
）の端部（１ａ）を貼着する場合を示したが、基材表面
や基材裏面まで巻き込んで貼着してもよいのは勿論であ
る。
図星
以上のように、本発明の織物化粧材の製造方法によると
、織物の切断端部に、熱溶融した熱可塑性樹脂を侵入さ
せるとともに基材に当接して圧締して基材と織物の端部
を固着一体化するので、端部加工を別途する必要がなく
生産性が良好である。
、織物の切断端部に、熱溶融した熱可塑性樹脂を侵入さ
せるとともに基材に当接して圧締して基材と織物の端部
を固着一体化するので、端部加工を別途する必要がなく
生産性が良好である。
更に、織物端部および熱可塑性樹脂が軟らかい時点で基
材に当接して貼着するので、基材に多少凹凸があったり
木口部など貼着しにくい部分でも基材への馴染みが良く
強力な接着性を発揮するので、基材との剥離が生じにく
く耐久性が良好であり、特にペクチン貿を有する天然革
織物を確実に貼着一体化することができる。
材に当接して貼着するので、基材に多少凹凸があったり
木口部など貼着しにくい部分でも基材への馴染みが良く
強力な接着性を発揮するので、基材との剥離が生じにく
く耐久性が良好であり、特にペクチン貿を有する天然革
織物を確実に貼着一体化することができる。
また、加熱溶融した熱可塑性樹脂が織物先端部の空隙に
侵入するとともに、他方基材と固着されて強力な接着性
を発揮するだけでなく、該先端部が樹脂により被覆、補
強できるので、織物のほつれ防止に有効であり、切断端
部が鋭く毛羽立ち易い天然革織物の端部処理とほつれ防
止に有効であり、床材など摩擦や圧縮力がかかる所にも
長期間使用できるものである。
侵入するとともに、他方基材と固着されて強力な接着性
を発揮するだけでなく、該先端部が樹脂により被覆、補
強できるので、織物のほつれ防止に有効であり、切断端
部が鋭く毛羽立ち易い天然革織物の端部処理とほつれ防
止に有効であり、床材など摩擦や圧縮力がかかる所にも
長期間使用できるものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は織物化粧
材の一部拡大断面図、第２図は製造方法の説明図であり
、第３図は別の実施例の一部拡大断面図である。 （１）・・・織物 （２）・・・基材（３）・・・熱
可塑性樹脂を主体とするシート状物 （３−）・・・熱可塑性樹脂 喚３ｍ 第１図 第２１！１
材の一部拡大断面図、第２図は製造方法の説明図であり
、第３図は別の実施例の一部拡大断面図である。 （１）・・・織物 （２）・・・基材（３）・・・熱
可塑性樹脂を主体とするシート状物 （３−）・・・熱可塑性樹脂 喚３ｍ 第１図 第２１！１
Claims (2)
- （１）基材の表面に織物を貼着一体化してなる織物化粧
材において、熱可塑性樹脂を介して上記織物の端部と基
材とを圧締し、溶融した該熱可塑性樹脂を該織物の空隙
部に侵入させるとともに、上記織物の端部と上記基材と
を固着してなることを特徴とする織物化粧材の製造方法
。 - （２）織物がい草、マニラ麻、軟草、馬来草、藤などの
天然草織物である特許請求の範囲第一項記載の織物化粧
材の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61307127A JPS63158239A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 織物化粧材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61307127A JPS63158239A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 織物化粧材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63158239A true JPS63158239A (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=17965354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61307127A Pending JPS63158239A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 織物化粧材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63158239A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0339214A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-20 | Sumitomo Chem Co Ltd | 表皮材を貼着した折曲部を持つ合成樹脂成形体およびこの合成樹脂成形体の製造方法 |
| JP2012240339A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | 化粧シート及び化粧パネル |
| JP2017124554A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 大建工業株式会社 | ラッピング化粧板及びその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852032A (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-28 | 東洋製罐株式会社 | 複合構造容器 |
-
1986
- 1986-12-22 JP JP61307127A patent/JPS63158239A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852032A (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-28 | 東洋製罐株式会社 | 複合構造容器 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0339214A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-20 | Sumitomo Chem Co Ltd | 表皮材を貼着した折曲部を持つ合成樹脂成形体およびこの合成樹脂成形体の製造方法 |
| JP2012240339A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | 化粧シート及び化粧パネル |
| JP2017124554A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 大建工業株式会社 | ラッピング化粧板及びその製造方法 |
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