JP5789329B2 - 注水型アンカー具及び注水型重石 - Google Patents

注水型アンカー具及び注水型重石 Download PDF

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Description

本発明は、注水型アンカー具に関するものであり、又、注水型重石に関するものである。より詳しくは、注水により水が収容される可撓性タンクを具えており該可撓性タンクに水が収容されることによって被支持部を良好に支持し得る注水アンカー具を構成できる一方、水を注水しない状態においては扁平状態に押し潰すことができて輸送時や保管時における軽量化、省スペース化を達成できるように構成された注水型アンカー具に関するものである。又、注水により水が収容される可撓性タンクを具えており該可撓性タンクに水が収容されることによって所要重量の注水重石を構成できる一方、水を注水しない状態においては扁平状態に押し潰すことができて輸送時や保管時における軽量化、省スペース化を達成できるように構成された注水型重石に関するものである。
図31において符号aで示すものは市販のコンクリート製のアンカーブロックであり、建物bの窓部cを覆う簾dの下端縁部eの左右端部位f,fを該簾dを傾斜状態にして支持するために、コンクリート面等の設置面gに載置して用いられている。該アンカーブロックaは、同図においては例えば立方体状に形成されており、一辺長さが14〜15cmであって4〜6kg程度の重量を有し、その上面hの中央部位にはフックjが突設されている。前記簾dは、その下端縁部eの左右端部位f,fに、紐状物mの上端部分nが連結されると共にその下端部分pが該フックjに連結されている。このようにして紐状物mに連結された両アンカーブロックa,aを前記窓部cから離して且つ前記下端縁部eの左右側に設置することにより、該左右の紐状物m,mが傾斜した張設状態で支持されるようになされている。
該両アンカーブロックa,aは、コンクリート製であって重量が大きいために前記簾dを傾斜状態にして安定的に支持できる利点はあったが、以下のような問題点があった。即ち、例えばホームセンターで前記アンカーブロックを購入して持ち帰る際、その重量が大きいために持ち運びに不便を来した。又、家庭での使用の際も、その移動や保管のための持ち運びに不便を来した。
加えて、これが前記設置面gに載置されて前記簾dを紐状物mを介して傾斜状態で支持している状態で該簾dに突風が作用したときに、前記紐状物mに大きな張力が掛かって前記アンカーブロックaが転倒する恐れがあった。より詳しくは、前記アンカーブロックaは立方体状を呈しておりその下面qの縁rが直線状に形成されていたため、前記のように簾dに突風が作用したときに、前記アンカーブロックaが、該直線状の縁rを支点として図32に示すように大きく傾いて転倒する恐れがあったのである。
ところで本出願人は特許文献1、特許文献2において、例えば図33に示すような、硬質合成樹脂製のタンクsに所定量の水が注水されることによって支柱用台座を構成できる注水型台座tを提供した。該注水型台座tは、該タンクsに水が充填された状態においては所要重量の台座を構成できる一方、該タンクに水が収容されていない状態においては、軽量で運搬が容易である利点があった。
そこで本出願人は、かかる注水型台座tに着眼し、前記アンカーブロックaを硬質合成樹脂製の注水型のタンクとして構成すれば、水が充填されていない状態では軽量化が図られるためにその移動やその保管のための持ち運びを容易化できると考えて、例えば図35に示すような注水型のアンカー具uを試作した。
該注水型のアンカー具uは、そのタンクsの容積を4〜6リットル程度に設定したものであり、注水した状態で4〜6kgの重量を有する注水型アンカー具vを構成できた。該注水型アンカー具vは、図34(B)に示すように、その上面wに、前記紐状物mを結着できる連結部xと、蓋部材yで閉蓋される注水口zが設けられており、該注水口zより所定量の水を注水した後に該注水口zを蓋部材yで閉蓋することにより注水アンカー具a1を構成できた。
図35は、図31に示されている前記コンクリートブロックaを該注水アンカー具a1に変更した状態を示しており、建物bの窓部cを覆う簾dの下端縁部eの左右端部位f,fに結着された紐状物m,mの下端部分b1,b1が、前記注水アンカー具a1,a1の前記連結部xに連結されている。
しかしながら該注水アンカー具a1によるときも、そのタンクsが硬質合成樹脂製であったため、前記コンクリートブロックaを用いた場合と同様にして、簾に突風が作用して前記紐状物mに大きな張力が付加された場合、該注水アンカー具a1の下面c1の直線状側縁d1を支点として該注水アンカー具a1,a1が大きく傾いて転倒する恐れがあった。
特開2003−150094号公報 特開平9−280486号公報
本発明は、注水により水が収容された状態においては被支持部を良好に支持するアンカー作用を発揮できると共に、水を注入しない状態においては扁平状態に押し潰すことができて輸送時や保管時における軽量化、省スペース化を達成できる注水型アンカー具の提供を課題とするものである。又本発明は、注水により水が収容された状態においては、転倒しにくい所望重量の重石を形成できると共に、水を注入しない状態においては扁平状態に押し潰すことができて輸送時や保管時における軽量化、省スペース化を達成できる注水型アンカー具の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る注水型アンカー具は、可撓性合成樹脂からなり且つ内部に水が収容される可撓性タンクの所要部位に、他物に連結される連結部と閉蓋可能の注水口とが設けられており、該可撓性タンクに水が収容されて該可撓性タンクの下面部が設置面に載置された状態で該可撓性タンクの軸線が傾いたときに、該下面部の周縁側の部分が該設置面に馴染んだ面状態に変形できる基本構成を具えており、前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とは溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とするものである。
本発明に係る注水型アンカー具の他の態様は、前記基本構成を具えており、前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とが、その内側の面相互が当接されて合掌する状態に重ね合わせられ、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とするものである。
本発明に係る注水型アンカー具のその他の態様は、前記基本構成を具えており、前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とが、その一方の内側の面とその他方の外側の面とが当接された状態に重ね合わせられ、該下端縁部分の端縁と該縁部分の端縁とは該筒部の周方向と直交する方向で見て位置ずれしており、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とするものである。
本発明に係る注水型アンカー具のその他の態様は、前記基本構成を具えており、前記可撓性タンクは、円錐台状を呈しており、該可撓性タンクの下面部を構成する円形状の下面部シ−ト片と、上面部を構成する円形状の上面部シ−ト片と、該可撓性タンクの側面部を構成する扇形の側面部シ−ト片とを用いて構成されており、該側面部シ−ト片は、その両端の傾斜縁部分相互が溶着又は接着により一体化されて円錐状の筒部が形成される如くなされ、該円錐状の筒部の下端周縁部分と前記下面部シ−ト片の周縁部分とが、その一方の内側の面とその他方の外側の面とが当接された状態に重ね合わせられ、該下端縁部分の端縁と該縁部分の端縁とは該筒部の周方向と直交する方向で見て位置ずれしており、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とするものである。
本発明に係る注水型重石は、可撓性合成樹脂からなり且つ内部に水が収容される可撓性タンクの所要部位に、閉蓋可能の注水口が設けられると共に、該可撓性タンクに水が収容されて該可撓性タンクの下面部が設置面に載置された状態で該可撓性タンクの軸線が傾いたときに、該下面部の周縁側の部分が該設置面に馴染んだ面状態に変形できる基本構成を具えており、前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とが溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とするものである。
本発明に係る注水型重石の他の態様は、前記基本構成を具えており、前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とが、その内側の面相互が当接されて合掌する状態に重ね合わせられ、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とするものである。
本発明に係る注水型重石のその他の態様は、前記基本構成を具えており、前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とが、その一方の内側の面とその他方の外側の面とが当接された状態に重ね合わせられ、該下端縁部分の端縁と該縁部分の端縁とは該筒部の周方向と直交する方向で見て位置ずれしており、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とするものである。
本発明に係る注水型重石のその他の態様は、前記基本構成を具えており、前記可撓性タンクは、円錐台状を呈しており、該可撓性タンクの下面部を構成する円形状の下面部シ−ト片と、上面部を構成する円形状の上面部シ−ト片と、該可撓性タンクの側面部を構成する扇形の側面部シ−ト片とを用いて構成されており、該側面部シ−ト片は、その両端の傾斜縁部分相互が溶着又は接着により一体化されて円錐状の筒部が形成される如くなされ、該円錐状の筒部の下端周縁部分と前記下面部シ−ト片の周縁部分とが、その一方の内側の面とその他方の外側の面とが当接された状態に重ね合わせられ、該下端縁部分の端縁と該縁部分の端縁とは該筒部の周方向と直交する方向で見て位置ずれしており、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とするものである。
本発明は以下の如き優れた効果を奏する。
(1) 本発明に係る注水型アンカー具によるときは、前記可撓性タンクに水を収容することによって、転倒に対する抵抗力の大きい注水アンカー具を構成できる。従って、該注水アンカー具の連結部に紐状物やロープ、チェーン等からなる他物を連結することによって、簾やキャンプ用のテント、園芸装置等の被覆シート等の被支持部を該他物を介して良好に支持できる。そして、前記可撓性タンクに水を注水しない状態においては注水型アンカー具を扁平状態に押し潰すことができ、従って、該注水型アンカー具を輸送する際や保管する際における軽量化、省スペース化を達成できることとなる。
(2) 本発明に係る注水型重石によるときは、前記可撓性タンクに水を収容することによって、転倒に対する抵抗力の大きい注水重石を構成できる。従って該注水重石は、各種のカバーシートやネット状物の縁部分等を安定的にしかもこれらを損傷することなくソフトに押えるためや、積重したシート材等の上面に載置することによってシート材等の飛散を効果的に防止するため等、各種の重石として利用できる。そして、前記可撓性タンクに水を注水しない状態においては注水型重石を扁平状態に押し潰すことができ、従って、該注水型重石を輸送する際や保管する際における軽量化、省スペース化を達成できることとなる。
(3) 前記連結部が、他物に設けられてなるループ状片に挿通状態となり得、且つ水平方向に延長するスライドガイド部を有しており、該ループ状片が該スライドガイド部の長さ方向で移動できるように構成したときは、可撓性タンクの転倒に対する余裕をより大きくなし得る利点がある。
(4) 前記可撓性タンクの上面に把手を設け、該把手は、前記スライドガイド片部を兼ねる把持部を有する如く構成するときは、把手を設ければ、その把持部をスライドガイド片部として利用できるので、スライドガイド片部と把手を別個に形成する必要がなく、構成の簡素化を図り得る。
(5) 前記可撓性タンクが前記張出し部分を有するときは、注水アンカー具の転倒に対する抵抗力をより増大させ得る利点がある。
(6) 前記可撓性タンクの上面に把手が設けられるときは、注水アンカー具や注水重石の移動を容易に行うことができると共に、該可撓性タンク内の水の排出作業も容易化できる。
本発明に係る注水型アンカー具を用いて構成された注水アンカー具を用いて簾を支持している状態を示す斜視図である。 円錐台状を呈する注水型アンカー具を示す斜視図である。 可撓性タンクに水を収容してなる注水アンカー具を設置面に載置した状態で示す側面図である。 可撓性タンクの軸線が傾いた状態を示す側面図である。 円柱状を呈する注水型アンカー具を示す斜視図である。 その可撓性タンクに水を収容して構成された注水アンカー具を設置面に載置した状態で示す側面図である。 円柱状の注水アンカー具と円錐台状の注水アンカー具が、その軸線が同一の角度で傾斜した状態における面状態の幅の違いを説明する説明図である。 円錐台状を呈する注水型アンカー具を構成するために用いる上面部シート片と側面部シート片と下面部シート片を示す平面図である。 注水型アンカー具に設けられている連結部がスライドガイド片部を有する場合において、他物に設けられているループ状片が該スライドガイド片部をその長さ方向で移動可能である構成を説明する斜視図である。 可撓性タンクの上面部に設けられている注水口と蓋部材の構成を説明する断面図である。 蓋部材で注水口を閉蓋した状態と、スライドガイド片部にループ状片が取り付けられた状態を示す断面図である。 側面部シート片を用いて構成した円錐状筒部と、その傾斜縁部分相互を溶着した状態を示す断面図と、下面部シート片と円錐状筒部の下端周縁部分相互を重ね合わせて溶着した状態を示す断面図と、上面部シート片の周縁部分と円錐状筒部の上端周縁部分を重ね合わせて溶着した状態を示す断面図である。 紐状物の下端に設けたループ状片がスライドガイド片部の長さ方向で移動できる場合における注水アンカー具のアンカー作用を説明する平面図と側面図である。 紐状物の下端部分をスライドガイド片部の中央部位に移動不能に結着した場合における注水アンカー具のアンカー作用を説明する平面図と側面図である。 図13における場合の、注水アンカー具のアンカー作用の他の態様を示す平面図と側面図である。 図14における場合の、注水アンカー具のアンカー作用の他の態様を示す平面図と側面図である。 注水アンカー具のアンカー作用のその他の態様を示す平面図と側面図である。 注水アンカー具のアンカー作用のその他の態様を示す平面図と側面図である。 注水型アンカー具又は注水型重石を扁平に押し潰した状態を示す平面図である。 可撓性タンクが張出し部分を有する注水型アンカー具の他の態様を示す斜視図と側面図である。 他物に連結される連結部の他の態様を示す斜視図である。 スライドガイド片部に移動可能に装着されるループ状片の他の態様を示す斜視図である。 スライドガイド片部に移動可能に装着されるループ状片のその他の態様を示す斜視図と正面図である。 可撓性タンクの上面に設けられる把手の他の態様を示す斜視図である。 その把手に設けられている連結部に紐状物の端部分を連結をした状態を示す側面図である。 可撓性タンクの上面に設けられ且つスライドガイド片部を具える把手のその他の態様を示す斜視図と、該スライドガイド片部にループ状片を移動可能に設けた状態を示す側面図である。 可撓性タンクの上面に設けられる把手のその他の態様を、他物に連結される連結部と共に示す斜視図である。 その把手に設けられている挿通孔としての連結部に紐状物の端部分を挿通して結着した状態を示す側面図である。 可撓性タンクの上面に設けたスライドガイド片部を水平面内で回転可能とした場合を示す斜視図と断面図である。 そのスライドガイド片部の回転作用を説明する平面図である。 従来のコンクリート製のアンカーブロックを用いて簾を支持した状態を示す斜視図である。 そのアンカーブロックが転倒するときの状態を説明する説明図である。 硬質剛性樹脂製の注水型台座をその使用状態で示す斜視図である。 硬質剛性樹脂製の注水型のアンカー具を示す斜視図である。 そのタンクに注水して構成した注水アンカー具を用いて簾を支持した状態を示す斜視図である。
図1〜3において本発明に係る注水型アンカー具1は、可撓性合成樹脂製であり且つ内部に水が収容される可撓性タンク2の所要部位に、蓋部材3で閉蓋される注水口5と、他物6に連結される連結部7が設けられている。
該可撓性タンク2は、本実施例においては塩化ビニル製の可撓性シート材を用いて構成されてなり、その下面部9の直径がその上面部10の直径よりも大きい円錐台状を呈し、該下面部9の全周縁11が、該上面部10の全周縁12よりも外方に張り出すことによって、張出し部分13を側部に有している。図3において示す二点鎖線は、前記上面部10の直径の両端を下方に延長した垂線14であり、該垂線14の外側部分が該張出し部分13を構成している。
そして図3は、該可撓性タンク2に前記注水口5から所要量の水を注水し該注水口5を閉蓋して構成された注水アンカー具15が、コンクリート面等の設置面17に設置された状態を示している。今、該注水アンカー具15の該可撓性タンク2の軸線Lが図4に示すように傾いたとしたとき、該可撓性タンク2の下面部9の周縁側の部分16は、該設置面17に馴染んだ面状態19に変形できる。このような変形が可能となるのは、前記可撓性タンク2が可撓性を有すると共に該可撓性タンク2に収容するものが、流動性に富む水であるからである。
図5〜6は、円錐台状を呈する前記注水アンカー具15と同高さであり且つその直径が前記上面部10の直径と等しい円柱状の注水アンカー具15aを想定したものである。なお、該円柱状の注水アンカー具15aを構成できる注水型アンカー具1も本発明に係る実施物の一つである。円錐台状の注水アンカー具15と円柱状の注水アンカー具15aとを対比すると、円錐台状の注水アンカー具15は前記張出し部分13が形成されている点で異なる。今、図7に示すように、両注水アンカー具15,15aの軸線L,Laが同一の角度で傾斜したとすると、前記面状態19の幅は、円錐台状の注水アンカー15の方が円柱状の注水アンカー具15aに比して大きい。従って、該円錐台状の注水アンカー具15の方が転倒に対する抵抗力が増大されているのが分かる。
円錐台状を呈する前記可撓性タンク2は、本実施例においては、塩化ビニル製の可撓性シート材(例えば0.2〜0.4mm程度の厚さを有するもの)を用いて構成されてなり、その下面部9の直径が240mm程度でその上面部10の径が200mm程度であり、且つその高さが150mm程度である円錐台状を呈しており、前記張出し部分13を側部に有している。
該可撓性タンク2は、より具体的には図3、図8に示すように、前記下面部9を構成する円形状の下面部シート片21と、前記上面部10を構成する円形状の上面部シート片22と、側面部23を構成する扇形の側面部シート片25を用いて構成されている。
該上面部シート片22の上面26の中央部分には把手27が設けられている。該把手27は図2(A)に示すように、水平方向に延長する、例えば角丸長方形状の横断面を有する握持部29の両端30,30に、下方に突出する脚部31,31が屈曲形成されてなり、全体が合成樹脂製(例えば塩化ビニル製)である。注水により水が収容されてなる前記可撓性タンク2を移動させる際は、該握持部29を手で握って行うことができる。
該握持部29は、本実施例においては前記したように、前記他物6に連結される前記連結部7としても機能できる。該他物6は、例えば図1に示すように、建物24の窓部28を覆う簾32としての被支持部33の下端縁部34の左右端部位35,36に連結された紐状物37として構成されており、図9、図11に示すように、該紐状物37の下端に設けられているループ状片39が該連結部7に連結されている。そして前記握持部29は、水平方向に延長する横断面矩形状の直線棒状を呈しており、手で握られる部分であると同時に、前記ループ状片39に挿通状態となり得るスライドガイド片部40(前記連結部7)でもある。前記握持部29がスライドガイド片部40としても機能する場合は、前記ループ状片39は、図9に矢印で示すように、該スライドガイド片部40の長さ方向で自由に移動できる。
又、前記上面部シート片22の外周縁寄りの部位41には、前記蓋部材3で閉蓋可能の前記注水口5が設けられている。該注水口5は、本実施例においては図10〜11に示すように、前記上面部シート片22に設けた注水用開口42に円筒状ネジ筒体43を取り付けることによって該円筒状ネジ筒体43の筒孔45を以て構成されている。該円筒状ネジ筒体43は合成樹脂製(例えば塩化ビニル製)であり、その内周面46には、前記蓋部材3を構成する蓋片47の下面で突設されているネジ筒49を螺合させ得る雌ネジ部50が設けられている。又、その外周面51の上下方向の中間部位で軟質の円環状鍔片52が一体に周設されている。そして、該円筒状ネジ筒体43が前記注水用開口42に挿通され且つ該円環状鍔片52が前記上面部シート片22の上面26に当接された状態で、該円環状鍔片52が該上面部シート片22に溶着されることによって、該円筒状ネジ筒体43が該上面部シート片22に、防水が確保されて取り付けられている。
そして、前記側面部シート片25は図12(A)(B)に示すように、両端の傾斜縁部分53,53が周方向で重ね合わせられて円錐状筒部55が形成されるのであるが、該重ね合わせられた状態で、両傾斜縁部分53,53の端縁56,56は位置ずれしている。又、該円錐状筒部55の下端周縁部分57と前記下面部シート片21の周縁部分59とは図12(C)に示すように重ね合わせられ、該下端周縁部分57の端縁60と該周縁部分59の端縁61は位置ずれしている。そして、該重ね合わせられた部分62は、該両端縁60,61間の全体が周方向に溶着されている。又、前記上面部シート片22の周縁部分63と前記円錐状筒部55の上端周縁部分65とが図12(D)に示すように重ね合わせられ、該上端周縁部分65の端縁66と該周縁部分63の端縁67とが合致している。そして、該重ね合わせられた部分69の全体が、周方向に溶着されている。又、重ね合わせられた前記傾斜縁部分53,53は、その傾斜方向全長に亘って溶着されている。
かかる溶着は、例えば、前記傾斜縁部分53,53が単に重ね合わせられているだけの状態(未だ溶着されていない状態)において該円錐状筒部55内に支持用の型部材(図示せず)を納め、溶着すべき部分を該型部材で内側から支持した状態で、前記下面部シート片21の周縁部分59と前記下端周縁部分57との重ね合わせられた部分62を外側から溶着する。又、前記上面部シート片22の周縁部分63と前記上端周縁部分65との重ね合わせられた部分69を溶着する。このように上下の溶着が終了した後、前記型部材を、重なり状態にある前記傾斜縁部分53,53を開いて前記円錐状筒部55から取り出す。その後、重ね合わせられた状態にある傾斜縁部分53,53の全体を溶着する。これによって、図2に示すように、前記連結部7を具備する把手27が上面70の中央部分に設けられると共に、蓋部材3で閉蓋される前記注水口5が該上面70の外周縁寄りの部位に設けられてなる前記注水型アンカー具1が構成されることとなる。
なお本実施例においては、前記下面部シート片21の周縁部分59と前記下端周縁部分57との重ね合わせられた部分62の溶着が、前記端縁60と前記端縁61とが位置ずれした重なり状態で行われると共に、前記側面部シート片25の両傾斜縁部分53,53の重ね合わせられた部分69の溶着が前記両端縁56,56が位置ずれした重なり状態で行われている。このように、両端縁60,61、56,56が位置ずれして重ね合わせられた状態で溶着しているのは、これらの溶着部分71では比較的大きな水圧が加わることに鑑み該溶着部が水圧で破壊されにくくするためである。これに対して、前記上面部シート片22の周縁部分63と前記上端周縁部分65との重なり部分の溶着が、前記端縁66と前記端縁67とが合致した重なり状態で行われている。該端縁66,67が合致した重なり状態で溶着しているのは、これらの溶着部分72ではそれ程水圧が加わらないことに鑑み、溶着作業の能率化を達成するためである。
然して、該注水型アンカー具1の前記可撓性タンク2内に、前記注水口5を通して所要量の水を収容し(例えば満タン状態に収容し)前記注水口5を前記蓋部材3で閉蓋することにより、図2に示す注水アンカー具15を構成できる。該注水アンカー具15の重量は、例えば6kg程度に設定できる。
図1は、建物24の窓部28を覆う簾32を該窓部28から離れる方向(以下、前方向という)に向けて下方に傾斜する傾斜状態で支持する際に前記注水アンカー具15を用いた場合を示している。該簾32の下端縁部34の左右端部位35,36に結着された左右の紐状物37,37(前記他物6,6)の下端部分76,76が、夫々、前記設置面17に載置されている前記左右の注水アンカー具15,15の連結部7,7に連結されている。
図1においては、前記左右の注水アンカー具15,15が、前記下端縁部34の稍前方向であって且つ、左右方向(前記前方向と直交する方向)で見て外方向に稍移動させた状態で前記設置面17に載置されており、且つ、前記スライドガイド片部40,40(前記連結部7,7)の長さ方向は前記左右方向に対して45度程度に傾斜しており、両スライドガイド片部40,40は、前記下端縁部34から前方向に見てハの字状を呈している。又、前記紐状物37,37の下端部分76,76は、図1、図9に示すように、前記スライドガイド片部40,40の中央部位77,77に緩く巻回され且つ端部79,79が結着されてループ状片39,39として形成されており、前記左右の紐状物37,37がピンと張った状態となるように左右の注水アンカー具15,15の設置状態が所要に調整される。該調整は、前記握持部29を把持して注水アンカー具15を持ち上げることによって無理なく容易に行うことができる。
図1、図13(A)(B)は、左右の注水アンカー具15,15の位置調整後の状態を示している。図13(A)は、その平面図であり、図13(B)は、その状態における前記可撓性タンク2の側面図であり、該可撓性タンク2は、その軸線Lが略上下方向を向いた正常設置状態80にある。この状態では、該可撓性タンク2の下面部9の略全体が前記設置面17に当接した状態にある。従って、該可撓性タンク2は極めて安定した状態にあり、前記注水アンカー具15は十分なアンカー作用を発揮する。
この状態で前記簾32が突風によって激しく煽られたときは、前記ループ状片39は、該簾32の下端縁部34の前記左右端部位35,36の動きに応じて前記スライドガイド片部40の長さ方向で所要に移動できる。図13(C)は、同図の上方向を前方向と見たとき、前記右端部位36が、前記の正常設置状態80を示す図13(A)における場合よりも前方向且つ左方向に移動した状態を示し、該移動した状態において前記ループ状片39は、図13(C)の平面図に示すように、前記スライドガイド片部40の前方側の端部81に位置している。該紐状物37に付加されている矢印方向の張力によって、前記可撓性タンク2は例えば図13(D)の側面図に示すように、その下面部9の左側の周縁側の部分16aが前記設置面17に馴染んだ面状態19に変形しており、その下面部9の右側の部分82は該設置面17から稍浮き上がり、該可撓性タンク2の軸線Lは同図の左側に稍傾いている。この状態でも、該可撓性タンク2は安定した状態にあり、注水アンカー具15は良好なアンカー作用を発揮する。
比較使用例1として示す図14(A)(B)は、前記左右のスライドガイド片部40,40が、前記下端縁部34から前方向に見てハの字状を呈している場合であって且つ、前記下端部分76,76を前記スライドガイド片部40,40の中央部位77,77に、移動不能に結着により連結した場合に関するものである。図14(A)(B)は、前記可撓性タンク2の軸線Lが略上下方向を向いた正常設置状態80を示している。この状態では、該可撓性タンク2の下面部9の略全体が前記設置面17に安定的に当接した状態にある。従って、該可撓性タンク2は極めて安定した状態にあり、前記注水アンカー具15は十分なアンカー作用を発揮する。
比較使用例2として示す図14(C)(D)は、前記右端部位36が、前記の正常設置状態80を示す図14(A)における場合よりも前方向且つ左方向に移動した状態を示している。この状態において前記可撓性タンク2は、図14(D)の側面図に示すように、該紐状物37に付加されている矢印方向の張力によって、その下面部9の左側の周縁側の部分16aが前記設置面17に馴染んだ面状態19に変形しており、その下面部9の右側の部分82は該設置面17から比較的大きく浮き上がり、該可撓性タンク2の軸線Lは同図の左側に比較的大きく傾いている。
これに対して、前記ループ状片39が前記スライドガイド片部40の長さ方向で所要に移動できる前記注水アンカー具15によるときは、図13(C)(D)と図14(C)(D)の対比から分かるように、前記軸線Lの傾きの程度が小さく、従って、前記可撓性タンク2,2の下面部9の右側の部分82の設置面17からの浮き上がり量が小さく、該注水アンカー具15の転倒に対する余裕がより大きいことが分かる。
なお比較使用例1、2におけるように、前記下端部分76を前記スライドガイド片部40の中央部位77に移動不能に連結した場合も、注水アンカー具15は転倒の恐れがなく、良好なアンカー作用を発揮する。
図13(E)は、同図の上方向を前方向と見たとき、前記右端部位36が前記の正常設置状態80におけるよりも後方向且つ右方向に移動した状態を示している。前記ループ状片39は、図13(E)の平面図に示すように、この移動に伴って前記スライドガイド片部40の後方側の端部に位置している。この状態において前記可撓性タンク2は、図13(F)の側面図に示すように、該紐状物37に付加されている矢印方向の張力によって、その下面部9の左側の周縁側の部分16aが前記設置面17に馴染んだ面状態19に変形しており、その下面部9の右側の部分82は該設置面17から若干浮き上がり、該可撓性タンク2の軸線Lは同図の左側に稍傾いている。この状態でも、該可撓性タンク2は安定した状態にあり、注水アンカー具15は良好なアンカー作用を発揮する。
比較使用例3として示す図14(E)(F)は、前記右端部位36が、前記の正常設置状態80を示す図14(A)における場合よりも後方向且つ右方向に移動した状態を示している。この状態において前記注水アンカー具15は、図14(F)の側面図に示すように、該紐状物37に付加されている矢印方向の張力によって、前記可撓性タンク2の下面部9の左側の周縁側の部分16aが前記設置面17に馴染んだ面状態19に変形しており、その下面部9の右側の部分82は該設置面17から比較的大きく浮き上がり、該可撓性タンク2の軸線Lは同図の左側に比較的大きく傾いている。
これに対して、前記ループ状片39が前記スライドガイド片部40の長さ方向で所要に移動できる前記注水アンカー具15によるときは、図13(E)(F)と図14(E)(F)の対比から分かるように、前記軸線Lの傾きの程度が小さく、従って、該注水アンカー具15の右側の部分82の設置面17からの浮き上がり量が小さく、該注水アンカー具15の転倒に対する余裕がより大きいことが分かる。
なお比較使用例3におけるように、前記下端部分76を前記スライドガイド片部40の中央部位77に移動不能に連結した場合も、注水アンカー具15は転倒の恐れがなく、良好なアンカー作用を発揮する。
図15は、同図の上方向を前方向と見たとき、前記右端部位36が前記の正常設置状態80におけるよりも後方及び左方向に移動した状態を示している。この場合は、前記ループ状片39は、図15(A)の平面図に示すように、図13(A)に示す場合と略同様であって前記スライドガイド片部40の中央部位77に位置している。この状態において前記可撓性タンク2は、図15(B)の側面図に示すように、該紐状物37に付加されている矢印方向の張力によって、その下面部9の左側の周縁側の部分16aが前記設置面17に馴染んだ面状態19に変形しており、その下面部9の右側の部分82は該設置面17から比較的大きく浮き上がり、該可撓性タンク2の軸線Lは同図の左側に比較的大きく傾いている。この状態にあっても、左側の周縁側の部分16aが前記設置面17に馴染んだ面状態19に変形しているため、該可撓性タンク2は転倒の恐れがなく、注水アンカー具15は良好なアンカー作用を発揮する。この状態は、次の比較使用例4に示す場合と略同様である。
比較使用例4として示す図16は、前記左右のスライドガイド片部40,40が、前記下端縁部34から前方に見てハの字状を呈している場合であって且つ、前記紐状物37の下端部分76を前記スライドガイド片部40,40の中央部位77,77に移動不能に結着により連結した場合に関するものであり、前記右端部位36が前記の正常設置状態80を示す図13(A)における場合よりも後方向且つ左方向に移動した状態を示している。この状態において前記可撓性タンク2は、図16(B)の側面図に示すように、該紐状物37に付加されている矢印方向の張力によって、その下面部9の左側の周縁側の部分16aが前記設置面17に馴染んだ面状態19に変形しており、その下面部9の右側の部分82は該設置面17から比較的大きく浮き上がり、該可撓性タンク2の軸線Lは同図の左側に比較的大きく傾いている。なお比較使用例4におけるように、前記下端部分76を前記スライドガイド片部40の中央部位77に移動不能に連結した場合も、注水アンカー具15は転倒の恐れがなく、良好なアンカー作用を発揮する。
図17は、前記両スライドガイド片部40,40の延長方向を前後方向にして前記注水アンカー具15,15を前記設置面17に設置し、且つ、前記紐状物37(前記他物6)の下端部分76をループ状片39として前記スライドガイド片部40に連結した場合を示すものである。又図18は、前記両スライドガイド片部40,40の延長方向を左右方向にして前記注水アンカー具15,15を前記設置面17に設置し、且つ、前記紐状物37(前記他物6)の下端部分76をループ状片39として前記スライドガイド片部40に取り付けた場合を示すものである。
これらの場合も、図17(A)(B)や図18(A)(B)に示す正常設置状態80から、図17(C)(D)〜図17(E)(F)、図18(C)(D)〜図18(E)(F)に示すように、前記簾32の下端縁部34の前記左右端部位35,36の動きに応じて、前記ループ状片39が、前記スライドガイド片部40の長さ方向で所要に移動できる。
従って、前記紐状物37に付加されている矢印方向の張力によって前記可撓性タンク2が変形しても、その変形状態は、図17(D)、図17(F)、図18(D)、図18(F)に示すように、該紐状物37に付加されている矢印方向の張力によって、その下面部9の左側の周縁側の部分16aが前記設置面17に馴染んだ面状態19に変形するだけである。
より詳しくは、下面部9の例えば右側の部分82が該設置面17から稍浮き上がり、該可撓性タンク2の軸線Lが同図の左側に稍傾く程度である。それ故、この状態では、該可撓性タンク2は安定した状態にあり、注水アンカー具15は良好なアンカー作用を発揮し得る。
以上のことから、スライドガイド片部40にループ状片39を取り付けて該ループ状片39を該スライドガイド片部40の長さ方向で移動可能としたときは、該ループ状片39の前記移動によって、可撓性タンク2の下面部9の形状をそれ程変化させないで前記被支持部33を良好に支持できることとなる。
前記構成を有する注水型アンカー具1は、前記のように、連結部7を具備する把手27が設けられているため、該注水型アンカー具1の前記可撓性タンク2に前記注水口5より水を収容して構成した注水アンカー具15は、重石としても用いることができる。このように重石としても用いられる該注水型アンカー具1を、以下注水型重石83ともいい、可撓性タンク2に前記注水口5より水を収容して構成された重石を注水重石85という。該注水重石85は、例えば、ごみ収集場所でのカバーシートやネット状物等、各種のカバーシートやネット状物の縁部分や中間部分を押えて風によるバタツキを防止するために用いることができる。
その他、該注水重石85は、積重したシート材の飛散を防止するために上端シート材の上面を押えるために用いることができる等、各種の重石として利用できる。そして、このように重石として用いた場合においてその軸線が傾いたときは、前記下面部9の周縁側の部分16が設置面17に馴染んだ面状態19に変形できることから、該重石は転倒しにくい。
図19は、水が注入されていない状態にある前記注水型アンカー具1や注水型重石83を扁平に押し潰した状態を示している。このように押し潰した状態の注水型アンカー具1や注水型重石83は軽量であり、又、小容積のものであるため、輸送時や保管時における軽量化、省スペース化を達成できる。
本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 前記注水アンカー具15が、その使用目的に応じて所要のアンカー作用を発揮し、又、前記注水重石が、その使用目的に応じて所要の重石作用を発揮するものであれば、前記可撓性タンク2の形態は、前記した円錐台状を呈するものの他、例えば図5に示すような円柱状を呈するものや、直方体状、立方体状、角錐台状等の各種形態を呈するものとして構成できる。そして、該注水アンカー具15、該注水重石85の重量は、その使用目的に応じて、例えば、3〜10kgの範囲で所要に設定できる。
(2) 図20は、下面部9の全周縁11が上面部10の全周縁12よりも外方に鍔状に張り出す張出し部分13を有してなる可撓性タンク2の他の態様を示すものであり、円柱状部86の下端に、外方に張り出す鍔状の張出し部分13を設けてなる。該可撓性タンク2によるときは、該張出し部分13が、前記と同様にして、注水アンカー具15や注水重石85の転倒に対する抵抗力を増大させる。
(3) 前記の各種形態を有する可撓性タンク2を構成する手段は、実施例1で説明したと同様に、塩化ビニル製の可撓性シート材を適宜の形状に裁断して形成したシート片を用い、該シート片の縁部分相互を溶着や接着等の手段で一体化して行うことができる。その他、塩化ビニル等の可撓性の樹脂素材を用いてブロー成形等により形成してもよい。
(4) 前記注水型アンカー具1において前記連結部7は、前記注水アンカー具15が所要のアンカー効果を発揮し得る限り、図21に示すように、前記可撓性タンク2の上面87の中央部分に突出部89として設けられることもある。該突出部89に設けられている連結孔90には、紐状物等としての前記他物6の下端部分が結着により連結される。又前記連結部7は、前記可撓性タンク2の側面部の上下端部位や中間部位等に設けられることもある。又該連結部7は、所要のアンカー機能を発揮し得るように、適宜の位置に複数個設けられることもある。
(5) 前記注水型アンカー具1や前記注水型重石83に設けられる前記注水口5は、可撓性タンク2への注水に支障のない限り、前記可撓性タンク2の側面部や底面部等に設けられてもよい。
(6) 前記連結部7がスライドガイド片部40を有する場合、該スライドガイド片部40の横断面形態は、前記したような角丸の長方形状を呈するものの他、前記ループ状片39が、該スライドガイド片部40の長さ方向で円滑に移動できる限り、円形状や楕円形状を呈するもの等、各種に構成され得る。
(7) 前記スライドガイド片部40が挿通される前記ループ状片39は、例えば図22に示すような円形リング状部材91や、例えば図23に示すような、リング状部92の側部に設けられている導入開口93を枢着閉止杆95で閉止可能としてなるフック状リング部材96等を用いて構成することもできる。該フック状リング部材96によるときは、前記枢着閉止杆95を開いた状態で、前記導入開口93を通して前記スライドガイド片部40を該リング状部92に嵌め入れ、その後、前記閉止杆95を弾性的に閉じた状態とすることによって行うことができる。図22、図23(A)において符号37は、該円形リング状部材91や該フック状リング部材96の結着環部98に結着された紐状物(前記他物6の一種)である。
(8) 前記注水型重石83を構成する前記把手27は、手に馴染む形態のものであれば各種形態に構成され得る。
図24〜25は、該把手27の他の態様を示すものであり、該把手27を構成する一方の脚部31aに、欠切部97としての連結部7を設けることにより、該欠切部97に、例えば紐状物37(前記他物6の一種)の端部に設けられてなるループ状片39を掛着させ得るようになされている。又、他方の脚部31bに設けられている挿通孔99としての連結部7に、例えば紐状物37(前記他物6の一種)の端部分100を挿通して結着することにより、該他物6を該連結部7に連結させ得るようになされている。
図26は、前記把手27が前記スライドガイド片部40を具える場合において、該把手27を構成する一方の脚部31aと前記上面部10との間に設けた導入溝101に図26(B)に示すように、例えば前記ループ状片39を通し、該ループ状片39に前記スライドガイド片部40が挿通状態となり得るように構成した場合を示している。又、他方の脚部31bに設けられている挿通孔99としての連結部7に、例えば紐状物37(前記他物6の一種)の端部分を挿通して結着することにより、該他物6を該連結部7に連結させ得るようになされている。
図27〜28は、前記把手27のその他の態様を示すものであり、該把手27を構成する握持部29とその両端の両脚部31a,32bに挿通孔99a,99b,99cとしての連結部7を設けてなり、夫々の連結部99a,99b,99cに、図28に示すように、例えば紐状物37(前記他物6の一種)の端部分100を挿通して結着することにより、該他物6を該連結部7に連結させ得るようになされている。このように構成する場合は、一つの注水アンカー具15を用いて、複数方向からの紐状物37の端部分100を、図28に一点鎖線で示すように、所要の挿通孔99(連結部7)を選択して合理的に連結できることとなって好ましい。
(9) 本発明に係る注水型アンカー具1を用いて構成された注水アンカー具15は、前記した簾32の下部の支持の他、例えばキャンプ用のテントを支持するアンカー具や園芸装置を構成する被覆シートを支持するアンカー具、各種のカバー材や押え紐等を安定的に支持するためのアンカー具等として用いることができる。
(10)前記可撓性合成樹脂は、前記の可撓性を有する塩化ビニルの他、可撓性を有するポリエチレンやポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等の樹脂であってもよい。例えば塩化ビニル製の可撓性シート材を用いて可撓性タンク2を構成する場合は、該可撓性シート材として、その内部が繊維で適宜補強されたものを用いるのが好ましい。
(11)前記他物6には、紐状物やロープ、チェーン、金属線材等が含まれ、その端部等が前記連結部7に連結される。
(12)図29は、前記スライドガイド片部40としての連結部7を有する把手27の下部102の中央部位103を前記可撓性タンク2の上面87の中央部位に、水平面内で回転可能に連結した場合を示している。このように構成するときは、該スライドガイド片部40に前記ループ状片39が取り付けられた状態において、該スライドガイド片部40の水平面内での適宜の回転によって、前記可撓性タンク2の下面部9の周縁側の部分16をそれほど変形させないで所要のアンカー作用を発揮させ得る場合がある。
例えば、前記簾32の下端縁部34に連結された紐状物37に図30(A)に矢印F1で示す方向の張力が付加されている状態において、今、該紐状物37に、図30(A)に一点鎖線の矢印F2で示す方向の張力が付加されたとする。図30(B)は、該張力F2による回転作用によって前記スライドガイド片部40が水平面内で回転した状態を示している。前記スライドガイド片部40がこのように回転することによって、前記可撓性タンク2の下面部9の周縁側の部分16の変形を、かかる回転が生じない場合に比してより小さく抑制できることとなる。
1 注水型アンカー具
2 可撓性タンク
3 蓋部材
5 注水口
6 他物
7 連結部
9 下面部
10 上面部
11 下面部の全周縁
12 上面部の全周縁
13 張出し部分
15 注水アンカー具
16 下面部の周縁側の部分
17 設置面
19 面状態
21 下面部シート片
22 上面部シート片
23 側面部
25 側面部シート片
27 把手
33 被支持部
37 紐状物
39 ループ状片
40 スライドガイド片部
42 注水用開口
47 蓋片
53 傾斜縁部分
55 円錐状筒部
56 端縁
57 下端周縁部分
59 周縁部分
62 重ね合わせられた部分
69 重ね合わせられた部分
71 溶着部分
80 正常設置状態
83 注水型重石
85 注水重石

Claims (6)

  1. 可撓性合成樹脂からなり且つ内部に水が収容される可撓性タンクの所要部位に、他物に連結される連結部と閉蓋可能の注水口とが設けられており、該可撓性タンクに水が収容されて該可撓性タンクの下面部が設置面に載置された状態で該可撓性タンクの軸線が傾いたときに、該下面部の周縁側の部分が該設置面に馴染んだ面状態に変形できる注水型アンカー具であって、
    前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とは溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とする注水型アンカー具。
  2. 可撓性合成樹脂からなり且つ内部に水が収容される可撓性タンクの所要部位に、他物に連結される連結部と閉蓋可能の注水口とが設けられており、該可撓性タンクに水が収容されて該可撓性タンクの下面部が設置面に載置された状態で該可撓性タンクの軸線が傾いたときに、該下面部の周縁側の部分が該設置面に馴染んだ面状態に変形できる注水型アンカー具であって、
    前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とが、その一方の内側の面とその他方の外側の面とが当接された状態に重ね合わせられ、該下端縁部分の端縁と該縁部分の端縁とは該筒部の周方向と直交する方向で見て位置ずれしており、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とする注水型アンカー具。
  3. 可撓性合成樹脂からなり且つ内部に水が収容される可撓性タンクの所要部位に、他物に連結される連結部と閉蓋可能の注水口とが設けられており、該可撓性タンクに水が収容されて該可撓性タンクの下面部が設置面に載置された状態で該可撓性タンクの軸線が傾いたときに、該下面部の周縁側の部分が該設置面に馴染んだ面状態に変形できる注水型アンカー具であって、
    前記可撓性タンクは、円錐台状を呈しており、該可撓性タンクの下面部を構成する円形状の下面部シ−ト片と、上面部を構成する円形状の上面部シ−ト片と、該可撓性タンクの側面部を構成する扇形の側面部シ−ト片とを用いて構成されており、該側面部シ−ト片は、その両端の傾斜縁部分相互が溶着又は接着により一体化されて円錐状の筒部が形成される如くなされ、該円錐状の筒部の下端周縁部分と前記下面部シ−ト片の周縁部分とが、その一方の内側の面とその他方の外側の面とが当接された状態に重ね合わせられ、該下端縁部分の端縁と該縁部分の端縁とは該筒部の周方向と直交する方向で見て位置ずれしており、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とする注水型アンカー具。
  4. 可撓性合成樹脂からなり且つ内部に水が収容される可撓性タンクの所要部位に、閉蓋可能の注水口が設けられると共に、該可撓性タンクに水が収容されて該可撓性タンクの下面部が設置面に載置された状態で該可撓性タンクの軸線が傾いたときに、該下面部の周縁側の部分が該設置面に馴染んだ面状態に変形できる注水型重石であって、
    前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とが溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とする注水型重石。
  5. 可撓性合成樹脂からなり且つ内部に水が収容される可撓性タンクの所要部位に、閉蓋可能の注水口が設けられると共に、該可撓性タンクに水が収容されて該可撓性タンクの下面部が設置面に載置された状態で該可撓性タンクの軸線が傾いたときに、該下面部の周縁側の部分が該設置面に馴染んだ面状態に変形できる注水型重石であって、
    前記可撓性タンクは、下端開放の筒部と前記下面部を構成する下面部シート片とを用いて構成されており、該筒部の下端縁部分と該下面部シート片の縁部分とが、その一方の内側の面とその他方の外側の面とが当接された状態に重ね合わせられ、該下端縁部分の端縁と該縁部分の端縁とは該筒部の周方向と直交する方向で見て位置ずれしており、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とする注水型重石。
  6. 可撓性合成樹脂からなり且つ内部に水が収容される可撓性タンクの所要部位に、閉蓋可能の注水口が設けられると共に、該可撓性タンクに水が収容されて該可撓性タンクの下面部が設置面に載置された状態で該可撓性タンクの軸線が傾いたときに、該下面部の周縁側の部分が該設置面に馴染んだ面状態に変形できる注水型重石であって、
    前記可撓性タンクは、円錐台状を呈しており、該可撓性タンクの下面部を構成する円形状の下面部シ−ト片と、上面部を構成する円形状の上面部シ−ト片と、該可撓性タンクの側面部を構成する扇形の側面部シ−ト片とを用いて構成されており、該側面部シ−ト片は、その両端の傾斜縁部分相互が溶着又は接着により一体化されて円錐状の筒部が形成される如くなされ、該円錐状の筒部の下端周縁部分と前記下面部シ−ト片の周縁部分とが、その一方の内側の面とその他方の外側の面とが当接された状態に重ね合わせられ、該下端縁部分の端縁と該縁部分の端縁とは該筒部の周方向と直交する方向で見て位置ずれしており、該重ね合わせられた部分が溶着又は接着により一体化され、該一体化部分は、その周辺部分よりも厚肉に形成され、この厚肉に形成された部分が前記筒部の周方向に連続されていることを特徴とする注水型重石。
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