JP5379286B1 - フレキシブルコンテナバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレキシブルコンテナバッグを運搬し或いは保管するときに広いスペースを必要としないフレキシブルコンテナバッグを提供する。さらには、フレキシブルコンテナバッグの内容物を充分に取り出せるようにすること、及びフレキシブルコンテナバッグ内に付着している内容物を高圧水で洗浄する際に使う洗浄用ホースを安定させる手段を設けることを目的とする。
【解決手段】 多角形の底面1aと、該底面1aの各辺を底辺1bとする底角2aが70度前後に設定した複数の二等辺三角形の側面2と、からなる多角錐の上部を切り取ってできた切頭多角錐形の形状の立体に形成したフレキシブルコンテナバッグ1の上面に、内部空間への入口3を設ける。水などの液体を運搬する場合には、フレキシブルコンテナバッグ1内にビニール製袋体6を配するとよい。
【選択図】 図4

Description

本発明は、飼料や肥料などの運搬に利用される柔軟袋状の包材たるフレキシブルコンテナバッグに関し、詳しくは、水などの流体を収容した場合でも自立可能なフレキシブルコンテナバッグに関する。
飼料や肥料などの運搬用コンテナは、小さく折り畳むことができて、保管性に優れるフレキシブルコンテナバッグを利用することが多くなっている。
そして、フレキシブルコンテナバッグは、収容する物によっては自立させておくのが難しく、特に水などの液体を収容した場合にはすぐにバランスを崩して、液体がこぼれ出てしまっていた。
このため、従来のフレキシブルコンテナバッグは、フレキシブルコンテナバッグ内にピアノ線などの補強材を配置して、該補強材によってフレキシブルコンテナバッグの起立姿勢を保持させ、または外部構造物のスタンドにフレキシブルコンテナバッグを支持させて、該バッグの起立姿勢を保持させるようにしている。
しかしフレキシブルコンテナバッグを運搬し或いは保管するとき、前者のフレキシブルコンテナバッグ内に補強材を配置したものでは、内装する補強材によってフレキシブルコンテナバッグの折り畳まれる形状や大きさが限定的になり、また後者のフレキシブルコンテナバッグをスタンドに支持させるものでは、フレキシブルコンテナバッグは小さく折り畳めるがスタンドは相応の大きさにしか折り畳むことができず、いずれにしても、運搬または保管するときには広いスペースを確保する必要があった。
実用新案登録第3103242号公報
本発明は、補強材の内部配置や外部構造物のスタンドを用いることなくフレキシブルコンテナバッグを自立可能にして、水などの流体を収容して運搬し或いは保管するときも飼料や肥料など普通の内容物と変りなく運搬や保管ができ、フレキシブルコンテナバッグを運搬し或いは保管するときに広いスペースを確保する必要のないフレキシブルコンテナバッグを提供することを目的とする。また、一実施例においては、フレキシブルコンテナバッグの内容物を充分に取り出せるようにすること、及びフレキシブルコンテナバッグ内に付着している内容物を高圧水で洗浄する際に使う洗浄用ホースを安定させる手段を設けることを目的とする。
上述の課題を解決するために、正多角形の底面と、該底面の各辺を底辺とする複数の二等辺三角形の側面と、からなる多角錐の上部を切り取ってできた切頭多角錐形の形状の布製の立体を本体とし、この本体の上面に、該本体の内部空間へ開口する入口が形成されていることを特徴とするフレキシブルコンテナバッグを提供する。さらに、一実施例においては、上記本体の側辺の少なくとも一つに、上方へ向かって開口した袋状の羽根を有し、この袋状の羽根の内側に、上記内部空間へ開口する穴が形成されていて、この穴は、上記内部空間の内容物を外へ漏らさない逆止弁の機能を備えている。
袋状の羽根を有する実施例においては、羽根の付け根の位置に穴が開いていて、この穴を通して、洗浄用ホースが内部空間と流体的に連通し得る。穴の高さ位置は、フレキシブルコンテナバッグの中間の高さよりも少し低い位置に設けてあるとよい。また、内容物が外へ漏れ出さないように、周知技術の様々な型式の逆止弁の機能を穴に備えているとよい。
また、側面となる二等辺三角形の底角は、70度前後(±7°程度)に設定していて、水などの流体を運搬し或いは保管するときにも、フレキシブルコンテナバッグの転倒を抑止できるようにしている。
そして、上述の底面および複数の側面とからなる多角錐の、上部を切り取ってできた切頭多角錐形の形状の立体が、本発明のフレキシブルコンテナバッグの本体であって、この本体の上面に該本体の内部空間へ開口する入口を設けている。なお、入口は、該入口周囲に配した紐体などを搾って閉じる場合もあれば、蓋体を使って閉じることができるようにする場合もある。
本フレキシブルコンテナバッグは上述した形状であり、フレキシブルコンテナバッグ上側に、搬送などの際に用いるベルトなどの吊り下げ手段を設けている。
上記吊り下げ手段は、内容物を収容したフレキシブルコンテナバッグを充分に吊り下げ支持するのに適当なベルトから構成されており、例えば、ベルトをフレキシブルコンテナバッグの底部(底面)および側部(側面)を掛け回して取り付けるようにしてもよいし、フレキシブルコンテナバッグ側部(側面)または側部の上側に取り付けるようにしてもよい。
ベルトは、公知の技術、例えば、縫製や溶着や固定具(リベットやボルトや接着など)などにより、直接フレキシブルコンテナバッグの本体に取り付けてもよいし、本体素材などの丈夫な素材を介して本体に取り付けられていてもよい。
また、フレキシブルコンテナバッグへのベルトの配置部位は、フレキシブルコンテナバッグの平面視においてベルトが四方に配置されるようにするのがよい。
そして、フレキシブルコンテナバッグの使用形態が、水などの流体の運搬や保管を目的としている場合には、フレキシブルコンテナバッグは水密にしている。
フレキシブルコンテナバッグを水密にする手段も特に限定しない。例えば、内部にビニールなどの合成樹脂製の袋体を入れ、この袋体内に水(液体)を入れてもよいし、フレキシブルコンテナバッグの本体が防水性のある素材で形成されていてもよいし、フレキシブルコンテナバッグの素材に防水処理が施されていてもよい。防水処理の一例として、フレキシブルコンテナバッグにEVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)を圧着させる方法がある。
フレキシブルコンテナバッグ自体の素材としては、柔軟なポリエチレン、ポリプロピレン、またはポリエステルなどの化学繊維の繊維布がある。また、フレキシブルコンテナバッグが不透光性の布で形成されている場合、側面を部分的に透光性の素材で形成して、外部から内容物を見ることができるようにしてもよい。
本発明のフレキシブルコンテナバッグによれば、フレキシブルコンテナバッグ自体が自立できるので、水などの流体を収容して運搬し或いは保管するときに飼料や肥料など普通の内容物と変りなく運搬し或いは保管することができる。
一実施例においては、少なくとも一つの側辺に袋状の羽根が設けられていて、これらの袋状の羽根の内側に、洗浄用ホースを入れて安定させるようにすれば、高圧水を噴射する際にも、洗浄用ホースが暴れて抜け落ちるようなことがない。
そして、水密につくられている本発明のフレキシブルコンテナバッグは、畑などへ水や液体肥料などを運搬するための運搬用袋としての用途があるだけでなく、錦鯉や金魚などの観賞魚も含めた活魚の輸送にも応用することができる。
本発明のフレキシブルコンテナバッグの一実施例を示す斜視図。 フレキシブルコンテナバッグの側面図。 水密性を備えるフレキシブルコンテナバッグの斜視図。 フレキシブルコンテナバッグの側辺に袋状の羽根を有する実施例。 フレキシブルコンテナバッグの使用例を示す図。 フレキシブルコンテナバッグの底面から内容物を出すときを示す図。
図に示す実施例に基づいて、本発明のフレキシブルコンテナバッグを説明する。
図1は、底面1aを正方形にした切頭多角錐形の形状のフレキシブルコンテナバッグ1を示す。符号2は、底辺1bから立ち上がる側辺2aの角度(底角2b,図2参照)を70度前後に設定したフレキシブルコンテナバッグ1の側面であり、符号3は、内部空間への入口であり、符号4は、運搬するときに使うベルトである。図2は、フレキシブルコンテナバッグ1の側面図を示す。
また、ベルト4が、フレキシブルコンテナバッグ1の四隅の側辺に設けられた羽根5に取り付けられていて、これらのベルト4は、内容物(荷物)の重量に耐える素材でつくられている。すなわち、これらのベルト4は、重い荷物を収容して運搬する場合にも、安全に吊り下げて運搬できるようにつくられている。
図3は、水密性を備えるフレキシブルコンテナバッグ1の斜視図を示す。フレキシブルコンテナバッグ1内にビニール製袋体6が配されていて、このビニール製袋体6の内側に液体を収容して運搬や保管をするようにしているものである。
図4は、側辺2aに袋状の羽根を有するフレキシブルコンテナバッグ1の実施例を示す。この実施例においては、長細の袋状の羽根が本体から延びていて、この袋の中にホースなどの管を入れて安定させることができ、フレキシブルコンテナバッグの高さの真ん中よりやや低い高さ位置において、羽根の付け根から内部空間へ、ホース等の管が貫通する程度の小さな穴が開口している。このような本発明のフレキシブルコンテナバッグによれば、内容物を出すときに、数本のホースから水を噴射させつつフレキシブルコンテナバッグ1の底面の取出し口を開けることによって、内容物を水の力でもって充分に押し出すことができる。あるいは、洗浄する際、フレキシブルコンテナバッグ内に付着した内容物を水で洗浄することができる。フレキシブルコンテナバッグ1が柔軟な布でできているため、ホースからの水の噴射方向を変えることができ、例えば、内側面に沿って水を噴射させるとよい。この実施例における穴の数は限定しないが、ホースから水を噴射するときに内容物が外へ漏れ出さないように、穴は、周知技術の逆止弁の機能を備えかつホース等の管を固定できるように構成されているとよい。本発明によれば、仮に高圧水の勢いでホースが抜けてしまったとしても、袋状の羽根で内容物を受けとめる。また、フレキシブルコンテナバッグ1内にこびりついた内容物を溶かすために、ホースから水を噴射する代わりに、内容物と相溶性の液体を噴射してもよい。あるいは、内容物が活魚である場合、穴にチューブを通して酸素を送ってもよい。
図5は、フレキシブルコンテナバッグ1の使用例を示している。外部ホッパー7にフレキシブルコンテナバッグ1を吊り下げるのに使用するフック8があり、このフック8に、フレキシブルコンテナバッグ1のベルトを引掛けて吊り下げて、外部ホッパー7から飼料や肥料または土砂などの資材をフレキシブルコンテナバッグ1内に投入することができる。図6に示される実施例においては、フレキシブルコンテナバッグ1の底面に取出し口を備えている。この実施例においては、内容物を収容しているときには、フレキシブルコンテナバッグ1の底面に位置する取出開口部が閉塞されていて(図6(a)参照)、この取出開口部の閉塞を開放することで内容物を取り出すことができるようになっている(図6(b)参照)。
なお、本発明のフレキシブルコンテナバッグ1に8割ほどの高さまで水を収容したとき、該フレキシブルコンテナバッグ1は転倒しなかった。試行錯誤の末、正方形の底面を有する本体のフレキシブルコンテナバッグ1については、底辺1aの長さ:内部空間への入口3の一辺の長さの比を100:35とし(この場合、高さの比は、約83である)、4つの側面の底角2bの大きさを70度前後の大きさに形成したフレキシブルコンテナバッグ1が最も転倒しにくい形状であった。
1…フレキシブルコンテナバッグ
1a…底面
1b…底辺
2…側面
2a…側辺
2b…底角
3…入口
4…ベルト
5…羽根
6…ビニール製袋体
7…外部ホッパー
8…フック
9…ホース

Claims (1)

  1. 正多角形の底面と、該底面の各辺を底辺とする複数の二等辺三角形の側面と、からなる正多角錐の上部を切り取ってできた切頭多角錐形の形状の布製の立体を本体とし、この本体の上面に、該本体の内部空間へ開口する入口が形成されていることを特徴とするフレキシブルコンテナバッグにおいて、
    上記本体が水密につくられていて、さらには、
    上記本体の側辺の少なくとも一つに、上方へ向かって開口した袋状の羽根を有し、この袋状の羽根の内側に、上記内部空間へ開口する穴が形成されていて、この穴は、上記内部空間の内容物を外へ漏らさない逆止弁の機能を備えていることを特徴とするフレキシブルコンテナバッグ。
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