JP5786583B2 - トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法 - Google Patents

トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5786583B2
JP5786583B2 JP2011202566A JP2011202566A JP5786583B2 JP 5786583 B2 JP5786583 B2 JP 5786583B2 JP 2011202566 A JP2011202566 A JP 2011202566A JP 2011202566 A JP2011202566 A JP 2011202566A JP 5786583 B2 JP5786583 B2 JP 5786583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
toner consumption
pixels
line
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011202566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013064811A (ja
Inventor
達也 宮寺
達也 宮寺
元博 川那部
元博 川那部
健 色摩
健 色摩
木下 泉
泉 木下
卓平 横山
卓平 横山
晋 宮▲崎▼
晋 宮▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011202566A priority Critical patent/JP5786583B2/ja
Priority to EP12184247.0A priority patent/EP2592481B1/en
Priority to CN201210596626.4A priority patent/CN103092042B/zh
Publication of JP2013064811A publication Critical patent/JP2013064811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5786583B2 publication Critical patent/JP5786583B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job
    • G03G15/556Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job for toner consumption, e.g. pixel counting, toner coverage detection or toner density measurement
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5054Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt
    • G03G15/5058Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt using a test patch

Description

本発明は、トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法に関する。
従来から、LD(レーザダイオード)やLEDA(発光ダイオードアレイ)を用いて露光を行う電子写真方式の画像形成装置では、注目画素に対する周辺画素の発光の影響を考慮してトナー消費量を算出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、トナー消費量を精度よく算出することができる。
しかしながら、上述したような従来技術において、トナー消費量を精度よく算出するためには、多くの周辺画素の情報を参照する必要があるが、このためにラインメモリの搭載量を増やすと、コストの増大を招いてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、トナー消費量を精度よく低コストで算出することができるトナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかるトナー消費量算出装置は、複数のラインメモリと、前記複数のラインメモリに複数の画素で構成される画像データを順次記録するとともに、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出すことにより前記画像データを処理する処理部と、処理された前記画像データに応じた露光を行い、像担持体上に前記画像データに基づく潜像を形成させる露光部と、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出し、注目画素のトナー消費量を周辺画素の光量を考慮してカウントするカウント部と、を備え、前記処理部は、前記複数のラインメモリから前記画像データをL(Lは2以上の自然数)回読み出すとともに、1ラインメモリかつ1クロックあたりM(Mは自然数)個の画素を読み出し、前記カウント部は、前記複数のラインメモリから前記画像データを前記L回読み出すとともに、1ラインメモリかつ1クロックあたり前記M個の画素を読み出してN(NM)個の注目画素のトナー消費量をカウントし、前記M個の画素は、主走査方向における周辺画素数以上であることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる画像形成装置は、上記トナー消費量算出装置を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる消費量算出方法は、処理部が、複数のラインメモリに複数の画素で構成される画像データを順次記録するとともに、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出すことにより前記画像データを処理する処理ステップと、露光部が、処理された前記画像データに応じた露光を行い、像担持体上に前記画像データに基づく潜像を形成させる露光ステップと、カウント部が、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出し、注目画素のトナー消費量を周辺画素の光量を考慮してカウントするカウントステップと、を含み、前記処理ステップでは、前記複数のラインメモリから前記画像データをL(Lは2以上の自然数)回読み出すとともに、1ラインメモリかつ1クロックあたりM(Mは自然数)個の画素を読み出し、前記カウントステップでは、前記複数のラインメモリから前記画像データを前記L回読み出すとともに、1ラインメモリかつ1クロックあたり前記M個の画素を読み出してN(NM)個の注目画素のトナー消費量をカウントし、前記M個の画素は、主走査方向における周辺画素数以上であることを特徴とする。
本発明によれば、トナー消費量を精度よく低コストで算出することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の印刷装置の機械的構成の一例を示す模式図である。 図2は、本実施形態の印刷装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態のカウント部による周辺画素の光量を考慮して注目画素のトナー消費量をカウントする手法の一例を示す説明図である。 図4は、本実施形態のカウント部によるトナー消費量のカウント手法の一例を示す説明図である。 図5は、変形例5の印刷装置の機械的構成の一例を示す模式図である。 図6は、上記実施形態及び各変形例の印刷装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかるトナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法の実施形態を詳細に説明する。以下の各実施形態では、本発明のトナー消費量算出装置を備える画像形成装置を、電子写真方式の印刷装置に適用した場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。本発明の画像形成装置は、電子写真方式で画像を形成する装置であれば適用でき、例えば、電子写真方式の複写機や複合機(MFP:Multifunction Peripheral)などにも適用できる。なお、複合機とは、印刷機能、複写機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。
図1は、本実施形態の印刷装置10の機械的構成の一例を示す模式図である。
図1に示すように、印刷装置10は、給紙トレイ12と、給紙ローラ14と、分離ローラ対16と、画像形成部18と、定着部40とを、備える。なお図1に示す例では、後述するように、搬送ベルトに沿って各色の作像部が配列されたいわゆるタンデムタイプと称される印刷装置を示しているが、これに限定されるものではない。
給紙トレイ12には、複数の記録紙が重ね合わせて収容される。
給紙ローラ14は、給紙トレイ12の最上部に位置する記録紙Pに当接されており、当接している記録紙Pを給紙する。
分離ローラ対16は、給紙ローラ14により給紙された記録紙Pを画像形成部18へ送る。なお、給紙ローラ14により2枚以上の記録紙が給紙された場合には、分離ローラ対16は、記録紙P以外の記録紙を押し戻すことにより、記録紙Pと記録紙P以外の記録紙とを分離し、記録紙Pのみを画像形成部18へ送る。
画像形成部18は、分離ローラ対16から送られた記録紙Pに画像を形成するものであり、作像部20B、20M、20C、及び20Yと、LEDAヘッド32と、搬送ベルト34と、駆動ローラ36と、従動ローラ38とを、備える。
作像部20B、20M、20C、及び20Yは、分離ローラ対16から送られた記録紙Pを搬送する搬送ベルト34の搬送方向の上流側から作像部20B、20M、20C、及び20Yの順番で搬送ベルト34に沿って配列されている。
作像部20Bは、感光体ドラム22B、並びに感光体ドラム22Bの周囲に配置された帯電器24B、現像器26B、転写器28B、感光体クリーナ(図示省略)、及び除電器30Bを備える。作像部20B及びLEDAヘッド32は、感光体ドラム22B上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、及び除電工程)を行うことにより、感光体ドラム22B上にブラックのトナー画像を形成する。
なお、作像部20M、20C、及び20Yは、いずれも作像部20Bと共通の構成要素を備えており、作像部20Mは、作像プロセスを行うことによりマゼンタのトナー画像を形成し、作像部20Cは、作像プロセスを行うことによりシアンのトナー画像を形成し、作像部20Yは、作像プロセスを行うことによりイエローのトナー画像を形成する。このため、以下では、作像部20Bの構成要素についての説明を主に行い、作像部20M、20C、及び20Yの構成要素については、作像部20Bの構成要素の符号に付したBに替えてそれぞれM、C、Yを付すに留め、その説明を省略する。
感光体ドラム22B(像担持体の一例)は、図示せぬ駆動モータにより回転駆動される。
まず、帯電工程では、帯電器24Bは、回転駆動されている感光体ドラム22Bの外周面を暗中にて一様に帯電する。
続いて、露光工程では、LEDAヘッド32(露光部の一例)は、回転駆動されている感光体ドラム22Bの外周面をブラック画像に応じた照射光で露光し、感光体ドラム22B上にブラック画像に基づく静電潜像を形成する。なお、LEDAヘッド32は、感光体ドラム22Mの場合、外周面をマゼンタ画像に応じた照射光で露光し、感光体ドラム22Cの場合、外周面をシアン画像に応じた照射光で露光し、感光体ドラム22Yの場合、外周面をイエロー画像に応じた照射光で露光する。
続いて、現像工程では、現像器26Bは、感光体ドラム22B上に形成された静電潜像をブラックトナーで現像し、感光体ドラム22B上にブラックのトナー画像を形成する。
続いて、転写工程では、転写器28Bは、感光体ドラム22Bと搬送ベルト34により搬送される記録紙Pとが接する転写位置で、感光体ドラム22B上に形成されたブラックのトナー画像を記録紙Pに転写する。なお、感光体ドラム22B上には、トナー画像の転写後においても未転写トナーが僅かながら残存する。
続いて、クリーニング工程では、感光体クリーナは、感光体ドラム22B上に残存している未転写トナーを払拭する。
最後に、除電工程では、除電器30Bは、感光体ドラム22B上の残留電位を除電する。そして、作像部20Bは、次回の画像形成を待機する。
搬送ベルト34は、駆動ローラ36と従動ローラ38とに巻回されたエンドレスのベルトであり、分離ローラ対16から送られた記録紙Pが静電吸着作用により吸着される。搬送ベルト34は、駆動ローラ36が図示せぬ駆動モータにより回転駆動させられることにより無端移動し、吸着されている記録紙Pを作像部20B、20M、20C、20Yの順に搬送する。
そして、搬送ベルト34により搬送される記録紙Pには、まず、作像部20Bによりブラックのトナー画像が転写され、続いて、作像部20Mによりマゼンタのトナー画像、作像部20Cによりシアンのトナー画像、作像部20Yによりイエローのトナー画像が重畳して転写される。これにより、記録紙P上にフルカラーの画像が形成される。
定着部40は、搬送ベルト34から剥離された記録紙Pを加熱及び加圧することにより、作像部20B、20M、20C、及び20Yにより形成されたフルカラーの画像を記録紙Pに定着させる。画像が定着された記録紙Pは、印刷装置10の外部に排紙される。
図2は、本実施形態の印刷装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、印刷装置10は、コントローラ110と、ページメモリ120と、LEDA制御部130と、LEDAヘッド32とを、備える。なお、LEDA制御部130及びLEDAヘッド32がトナー消費量算出装置の一例となる。
コントローラ110は、PC50(PC50にインストールされているプリンタドライバ)により生成された印刷データを、ネットワーク(図示省略)を介して受信する。なお、印刷データは、例えば、PDL(Page Description Language)などで記述されている。そしてコントローラ110は、受信した印刷データをページメモリ120上で複数の画素で構成される画像データ(例えば、ビットマップデータ)に変換し、LEDA制御部130へライン単位で転送する。
LEDA制御部130は、コントローラ110からライン単位で転送される画像データに基づいて、LEDAヘッド32を発光させ、静電潜像を形成させる。つまり、LEDA制御部130は、コントローラ110から転送される画像データを発光データとして扱う。LEDA制御部130は、周波数変換部131と、ラインメモリ133と、画像処理部135と、スキュー補正部137と、ラインメモリ139−0〜139−I(Iは2以上の自然数)と、カウント部141とを、備える。
コントローラ110とLEDA制御部130とは、動作クロック周波数が異なる。このため、周波数変換部131は、コントローラ110からライン単位で転送される画像データをラインメモリ133に順次記録するとともに、記録した画像データをLEDA制御部130の動作クロックに基づいて順次読み出すことにより、周波数変換を行い、画像処理部135へライン単位で転送する。
画像処理部135は、周波数変換部131からライン単位で転送される画像データに画像処理を施し、スキュー補正部137へライン単位で転送する。画像処理は、例えば、内部パターンを付加する処理やトリミング処理などである。なお、画像処理として、例えば、ジャギー補正などのラインメモリを要する処理を行う場合、LEDA制御部130は、画像処理部135用のラインメモリを有することになる。
スキュー補正部137(処理部の一例)は、画像処理部135からライン単位で転送される画像データをラインメモリ139−0〜139−I(複数のラインメモリの一例)に順次記録するとともに、ラインメモリ139−0〜139−Iのうち読み出し対象のラインメモリを画像位置に応じて切り替えながら順次読み出すことにより、スキュー補正を行い、LEDAヘッド32へライン単位で転送する。本実施形態では、スキュー補正部137は、スキュー補正を行うことによりLEDAヘッド32のうねり特性を補正するものとするが、スキュー補正はこれに限定されるものではなく、画像データに基づく画像の傾きを補正するものであってもよい。
なお、スキュー補正部137の画像データ読み込み時のライン周期は、スキュー補正部137の画像データ書き込み時のライン周期の1/L(Lは自然数)である。そしてスキュー補正部137は、ラインメモリ139−0〜139−Iから画像データを読み込む際、ラインメモリから同一の画像データを連続してL回読み出すことにより、倍密処理を行う。画像データは、倍密処理の結果、副走査方向の解像度がL倍となった高密度の画像データとなる。本実施形態では、L=2、即ち、スキュー補正部137は、スキュー補正と同時に、画像データの副走査方向の解像度を2倍にする倍密処理を行う。
また、スキュー補正部137は、1ラインメモリかつ1クロックあたりM(Mは自然数)個の画素を読み出す。本実施形態では、M=8、即ち、スキュー補正部137は、1ラインメモリかつ1クロックあたり8個の画素を読み出すものとする。これにより、LEDA制御部130は、低クロックで動作可能となり、LEDA制御部130を低コストのASIC(Application Specific Integrated Circuit)で実現できる。
また、LEDAヘッド32の種類によっては、LEDAヘッド32の配線に応じてデータの配列を変換する必要があるため、配列変換がライン全般に渡るような場合、LEDA制御部130は、配列変換用のラインメモリを有することになる。そして、スキュー補正後の画像データがこのラインメモリ上で配列変換され、LEDAヘッド32へライン単位で転送される。
LEDAヘッド32は、スキュー補正部137からライン単位で転送される画像データに基づいて、発光し、静電潜像を形成する。なお本実施形態では、スキュー補正部137により倍密処理が行われているため、LEDAヘッド32は、画像データの副走査方向の解像度を高密度化して静電潜像を形成でき、きめ細かな階調制御や位置合わせ制御を行うことができる。
カウント部141は、ラインメモリ139−0〜139−Iから画像データを順次読み出し、注目画素のトナー消費量を周辺画素の光量を考慮してカウントする。
図3は、本実施形態のカウント部141による周辺画素の光量を考慮して注目画素のトナー消費量をカウントする手法の一例を示す説明図である。
本実施形態では、カウント部141は、ラインメモリ139−0〜139−Iのうち連続する5ライン分のラインメモリから画像データを読み出し、読み出した画像データから主走査方向及び副走査方向にそれぞれ5画素抽出し、注目画素Aを中心に5×5のマトリクスデータを生成する。
まず、カウント部141は、生成したマトリクスデータに対し、LEDAヘッド32の特性に合わせて、濃度データのγ変換を行う。
続いて、カウント部141は、生成したマトリクスデータを構成する各画素に重み付け係数を設定し、この重み付け係数を用いて注目画素Aの合計光量を算出する。具体的には、カウント部141は、数式(1)より注目画素Aの合計光量を算出する。なお、重み付け係数は、注目画素Aを挟んで対称関係にある参照画素同士で共通の値が設定される。
注目画素Aの合計光量=A*main+(C+G)*ref1_1+(E+I)*ref1_2+(B+D+F+H)*ref1_3+(L+T)*ref2_1+(P+X)*ref2_2+(K+M+S+U)*ref2_3+(O+Q+W+Y)*ref2_4+(J+N+R+V)*ref2_5 …(1)
続いて、カウント部141は、飽和処理を行う。これは、トナー現像量は、感光体ドラム22を露光する光量に比例するが、所定の光量レベル(トナー現像量の上限値)で飽和し、それ以上現像されないためである。具体的には、カウント部141は、注目画素Aの合計光量≦上限値であれば、注目画素Aのトナー消費量の換算値=注目画素Aの合計光量とし、注目画素Aの合計光量>上限値であれば、注目画素Aのトナー消費量の換算値=上限値とする。
続いて、カウント部141は、注目画素Aのトナー消費量の換算値を実際のトナー消費量に近づけるため、注目画素Aのトナー消費量の換算値から一定量のオフセット値を減算する。但し、実際のトナー消費量(オフセット値を減算した値)がマイナスの場合は、実際のトナー消費量を0とする。
カウント部141は、以上の処理を画像データの全画素に対して行い、当該画像データの現像により消費されるトナー消費量の合計値を算出する。なお、周辺画素が画像領域外の場合、周辺画素は、光量0の画素として処理される。
ここで、本実施形態では、カウント部141の画像データ読み込み時のライン周期も、スキュー補正部137の画像データ書き込み時のライン周期の1/L(本実施形態では、L=2)であるものとする。つまり、カウント部141もラインメモリ139−0〜139−Iから同一の画像データを連続して2回読み出す。
またカウント部141は、ラインメモリ139−0〜139−Iのうち副走査方向における周辺画素数分(本実施形態では5ライン分)の連続するラインメモリから、1ラインメモリかつ1クロックあたりM(本実施形態では、M=8)個の画素を読み出し、M個の注目画素のうちN(N≦M)個の注目画素のトナー消費量をカウントする。本実施形態では、N=4、即ち、カウント部141は、1ラインメモリかつ1クロックあたり4個の注目画素のトナー消費量をカウントするものとする。また、M個の画素は、主走査方向における周辺画素数以上である必要があり、本実施形態のように、注目画素を中心に5×5のマトリクスデータを生成して注目画素のトナー消費量をカウントする場合、5画素以上である必要がある。
以上より本実施形態では、カウント部141は、ラインメモリ139−0〜139−Iのうち連続する5ライン分のラインメモリから、同一の画像データを1回目に読み込む際に、1クロックあたり8個の注目画素のうち4個の注目画素のトナー消費量をカウントし、同一の画像データを2回目に読み込む際に、1クロックあたり8個の注目画素のうち残りの4個の注目画素のトナー消費量をカウントする。
図4は、本実施形態のカウント部141によるトナー消費量のカウント手法の一例を示す説明図である。図4に示す例では、連続する5ライン分のラインメモリのうち中央のラインメモリからの画素の読み出しのみを示しており、他のラインメモリからの画素の読み出しについては、図示を省略している。
図4に示すように、1回目の画像データの読み出し時には、カウント部141は、中央のラインメモリから1クロック目に画素1〜画素8、2クロック目に画素9〜画素16、3クロック目に画素17〜画素24、4クロック目に画素25〜画素32を読み出している。但し、注目画素のトナー消費量のカウントには、2アドレス分(2クロック分)の読み出し画素が必要となるため、カウント部141は、1クロック毎に読み出す8個の画素を図示せぬ遅延回路(例えば、フリップフロップ)に一旦保持させ、1クロック遅延させた後に、注目画素のトナー消費量をカウントする。
まず、カウント部141は、2クロック目に、画素−1、画素0、画素1、画素2の4つの注目画素のトナー消費量を図3で説明した方法でカウントする。但し、図4に示す例では、画素−1、画素0の図示を省略している。次に、カウント部141は、3クロック目に、画素7、画素8、画素9、画素10の4つの注目画素のトナー消費量をカウントし、4クロック目に、画素15、画素16、画素17、画素18の4つの注目画素のトナー消費量をカウントし、以降、同様に、注目画素のトナー消費量をカウントする。
これにより、カウント部141は、中央のラインメモリからの1回目の画像データの読み出しが終了すると、半分の注目画素のトナー消費量のカウントを終了したことになる。
次に、2回目の画像データの読み出し時には、カウント部141は、中央のラインメモリからn+1クロック目に画素1〜画素8、n+2クロック目に画素9〜画素16、n+3クロック目に画素17〜画素24、n+4クロック目に画素25〜画素32を読み出している。また、カウント部141は、1回目の画像データの読み出し時同様、1クロック毎に読み出す8個の画素を図示せぬ遅延回路に一旦保持させ、1クロック遅延させた後に、注目画素のトナー消費量をカウントする。
まず、カウント部141は、n+2クロック目に、画素3、画素4、画素5、画素6の4つの注目画素のトナー消費量を図3で説明した方法でカウントする。次に、カウント部141は、n+3クロック目に、画素11、画素12、画素13、画素14の4つの注目画素のトナー消費量をカウントし、n+4クロック目に、画素19、画素20、画素21、画素22の4つの注目画素のトナー消費量をカウントし、以降、同様に、注目画素のトナー消費量をカウントする。
これにより、カウント部141は、中央のラインメモリからの2回目の画像データの読み出しが終了すると、1回目の画像データの読み出し時にカウントできなかった注目画素のトナー消費量をカウントし、中央のラインメモリに記録されている画像データのトナー消費量を算出する。
以上のように、本実施形態によれば、スキュー補正を行うためのラインメモリとトナー消費量をカウントするためのラインメモリとを共用するので、ラインメモリ数を削減することができ、トナー消費量を精度よく低コストで算出することができる。
特に本実施形態によれば、1クロック当たりにトナー消費量がカウントされる画素数を、1クロック当たりにスキュー補正で処理される(読み出される)画素数以下としているので、トナー消費量のカウントの影響でスキュー補正の処理速度が低下するなどのパフォーマンスの低下を防止することもできる。
また本実施形態によれば、Lの値を大きくすることで、トナー消費量がカウントされる1クロック当たりの画素数(Nの値)を小さくできるので、LEDA制御部130を実現するASICの回路数を削減することができる。例えば、Lの値を4とすれば、Mの値が8である場合、トナー消費量がカウントされる1クロック当たりの画素数(Nの値)は、2となる。なお、ASICの回路数を削減する観点から、L及びMの少なくとも一方は、2のべき乗であることが望ましい。
また上記実施形態で用いられるラインメモリは、SRAM(Static Random Access Memory)、フリップフロップ、又は不揮発性RAM(NVRAM:Non Volatile RAM)のいずれであってもよい。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
(変形例1)
上記実施形態では、LEDAヘッド32が画素に基づく露光を行う順番でカウント部141によりトナー消費量のカウントが行われているわけではない。このため、印刷装置10が緊急停止し、スキュー補正部137への画像データの転送の中断が発生した場合に、各処理を即中断してしまうと、トナー消費量のカウントに誤差が発生する可能性が高い。
このため上記実施形態において、画像データの転送の中断が発生した場合、スキュー補正部137は、中断発生時に読み出していた1ライン分の画像データをL回読み出してから処理を中断し、LEDAヘッド32は、スキュー補正部137により読み出された1ライン分の画像データを露光してから露光を中断し、カウント部141は、中断発生時にスキュー補正部137により読み出されていた1ライン分の画像データの全ての注目画素のトナー消費量をカウントしてからトナー消費量のカウントを中断するようにしてもよい。
このようにすれば、印刷装置10が緊急停止し、スキュー補正部137への画像データの転送の中断が発生した場合であっても、LEDAヘッド32が露光を行った画素とカウント部141がトナー消費量のカウントを行った画素とを一致させることができ、トナー消費量のカウントに誤差が発生することを防止できる。
(変形例2)
また例えば、上記実施形態において、印刷の設定に応じてLの値が変化するなどN>M/Lとなる場合、カウント部141は、1ライン分の画像データの全ての注目画素のトナー消費量のカウントを終了すると、次ラインの画像データの注目画素のトナー消費量のカウントを開始するまでトナー消費量のカウントを停止してもよい。また、カウント部141は、トナー消費量のカウント対象の1ライン分の画像データのカウントに用いられる所定ライン数分の画像データのL回の読み出しが終了するまで、1ライン分の画像データの注目画素のトナー消費量のカウントを継続し、所定ライン数分の画像データのL回の読み出しが終了すると、カウントしたトナー消費量の値をNとM/Lとの比率に応じて減じるようにしてもよい。
例えば、Lの値が2から4に変化する場合、カウント部141は、Lの値をその値が小さい2、Nの値を4としてトナー消費量をカウントする。この場合、カウント部141は、L=2のときは、上記実施形態のようにトナー消費量をカウントする。一方、カウント部141は、L=4のときは、2回目に読み出された画像データのトナー消費量をカウントすると、1ライン分の画像データの全ての注目画素のトナー消費量のカウントを終了するので、3回目、4回目に読み出された画像データについては、トナー消費量のカウントを停止してもよい。また、カウント部141は、L=4のときも、4回目に読み出された画像データまでトナー消費量をカウントし、カウント終了後にカウント結果を2で除してもよい。
(変形例3)
上記実施形態では、高精度なトナー消費量のカウントを行うためには、多数のラインメモリを用いて大きなマトリクスデータを形成することが望ましいため、トナー消費量カウントに用いるラインメモリをスキュー補正用のラインメモリとした。但し、トナー消費量カウントに用いるラインメモリは、これに限定されるものではない。
例えば、トナー消費量カウントに用いるラインメモリは、周波数変換部131が周波数変換に用いるラインメモリ133であってもよいし、画像処理部135が画像処理に用いるラインメモリであってもよい。ここで、画像処理とは、例えば、画像データの特性を補正する処理、ジャギーを補正する処理、又は、ディザリング処理などが該当する。
また例えば、トナー消費量カウントに用いるラインメモリは、画像データの転送周波数をLEDA制御部130の動作周波数からLEDAヘッド32の動作周波数に変換する周波数変換部(図示省略)が用いるラインメモリであってもよい。また、LEDAヘッド32に合わせてデータ配列を変換する配列変換部(図示省略)が用いるラインメモリであってもよい。また、副走査方向の周期変動を補正する周期変動補正部(図示省略)が用いるラインメモリであってもよい。
(変形例4)
上記実施形態では、露光機構をLEDAヘッド32で実現する例について説明したが、露光機構は、LD(レーザダイオード)や有機ELヘッドで実現するようにしてもよい。
(変形例5)
上記実施形態では、各作像部が記録紙に直接画像を形成する例について説明したが、各作像部が中間転写ベルトに画像を形成し、中間転写ベルトから記録紙に画像を転写するようにしてもよい。以下では、上記実施形態との相違点の説明を主に行い、上記実施形態と同様の機能を有する構成要素については、上記実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図5は、変形例5の印刷装置210の機械的構成の一例を示す模式図である。図5に示すように、印刷装置210は、画像形成部318が、搬送ベルト34、駆動ローラ36、及び従動ローラ38に代えて、中間転写ベルト334、駆動ローラ336、及び従動ローラ338を備え、更に2次転写ローラ339を備える点で第1実施形態と相違する。
中間転写ベルト334は、駆動ローラ336と従動ローラ338とに巻回されたエンドレスのベルトである。中間転写ベルト334は、駆動ローラ336が図示せぬ駆動モータにより回転駆動させられることにより、作像部20B、20M、20C、20Yの順に無端移動する。
中間転写ベルト334には、まず、作像部20Bによりブラックのトナー画像が転写され、続いて、作像部20Mによりマゼンタのトナー画像、作像部20Cによりシアンのトナー画像、作像部20Yによりイエローのトナー画像が重畳して転写される。これにより、中間転写ベルト334上にフルカラーの画像が形成される。
そして、分離ローラ対16から画像が形成された中間転写ベルト334上に記録紙Pが送られ、中間転写ベルト334と記録紙Pとが接する2次転写位置にて、中間転写ベルト334から記録紙Pに画像が転写される。
2次転写位置には、2次転写ローラ339が配置されている。2次転写ローラ339は、2次転写位置にて、記録紙Pを中間転写ベルト334に押し当てる。これにより転写効率が高まる。なお、2次転写ローラ339は、中間転写ベルト334に密着しており、接離機構はない。
(ハードウェア構成)
図6は、上記実施形態及び各変形例の印刷装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、上記実施形態及び各変形例の印刷装置は、コントローラ910とエンジン部(Engine)960とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ910は、複合機全体の制御、描画、通信、及び操作表示部920からの入力を制御するコントローラである。エンジン部960は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部960には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ910は、CPU911と、ノースブリッジ(NB)913と、システムメモリ(MEM−P)912と、サウスブリッジ(SB)914と、ローカルメモリ(MEM−C)917と、ASIC916と、ハードディスクドライブ(HDD)918とを有し、ノースブリッジ(NB)913とASIC916との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス915で接続した構成となる。また、MEM−P912は、ROM912aと、RAM912bとをさらに有する。
CPU911は、複合機の全体制御をおこなうものであり、NB913、MEM−P912およびSB914からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB913は、CPU911とMEM−P912、SB914、AGPバス915とを接続するためのブリッジであり、MEM−P912に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P912は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM912aとRAM912bとからなる。ROM912aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM912bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB914は、NB913とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB914は、PCIバスを介してNB913と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC916は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス915、PCIバス、HDD918およびMEM−C917をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC916は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC916の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C917を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部960との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC916には、PCIバスを介してUSB(Universal Serial Bus)940、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース950が接続される。操作表示部920はASIC916に直接接続されている。
MEM−C917は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD918は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス915は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P912に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
10、210 印刷装置
12 給紙トレイ
14 給紙ローラ
16 分離ローラ対
18、318 画像形成部
20B、20M、20C、20Y 作像部
22B、22M、22C、22Y 感光体ドラム
24B、24M、24C、24Y 帯電器
26B、26M、26C、26Y 現像器
28B、28M、28C、28Y 転写器
30B、30M、30C、30Y 除電器
32 LEDAヘッド
34 搬送ベルト
36、336 駆動ローラ
38、338 従動ローラ
40 定着部
50 PC
110 コントローラ
120 ページメモリ
130 LEDA制御部
131 周波数変換部
133 ラインメモリ
135 画像処理部
137 スキュー補正部
139−0〜139−I ラインメモリ
141 カウント部
334 中間転写ベルト
339 2次転写ローラ
910 コントローラ
911 CPU
912 システムメモリ
912a ROM
912b RAM
913 ノースブリッジ
914 サウスブリッジ
915 AGPバス
916 ASIC
917 ローカルメモリ
918 ハードディスクドライブ
920 操作表示部
940 USB
950 IEEE1394インタフェース
960 エンジン部
特許第4396605号公報

Claims (9)

  1. 複数のラインメモリと、
    前記複数のラインメモリに複数の画素で構成される画像データを順次記録するとともに、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出すことにより前記画像データを処理する処理部と、
    処理された前記画像データに応じた露光を行い、像担持体上に前記画像データに基づく潜像を形成させる露光部と、
    前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出し、注目画素のトナー消費量を周辺画素の光量を考慮してカウントするカウント部と、を備え、
    前記処理部は、前記複数のラインメモリから前記画像データをL(Lは2以上の自然数)回読み出すとともに、1ラインメモリかつ1クロックあたりM(Mは自然数)個の画素を読み出し、
    前記カウント部は、前記複数のラインメモリから前記画像データを前記L回読み出すとともに、1ラインメモリかつ1クロックあたり前記M個の画素を読み出してN(NM)個の注目画素のトナー消費量をカウントし、
    前記M個の画素は、主走査方向における周辺画素数以上である
    ことを特徴とするトナー消費量算出装置。
  2. 前記処理部は、前記複数のラインメモリに複数の画素で構成される画像データを順次記録するとともに、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出すことにより、前記露光部のうねり特性を補正するスキュー補正を行うことを特徴とする請求項1に記載のトナー消費量算出装置。
  3. 前記処理部は、前記複数のラインメモリに複数の画素で構成される画像データを順次記録するとともに、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出すことにより、前記画像データに基づく画像の傾きを補正するスキュー補正を行うことを特徴とする請求項1に記載のトナー消費量算出装置。
  4. 前記処理部は、前記画像データの転送の中断が発生した場合、中断発生時に読み出していた1ライン分の画像データを前記L回読み出してから処理を中断し、
    前記露光部は、前記処理部により読み出された前記1ライン分の画像データを露光してから露光を中断し、
    前記カウント部は、中断発生時に前記処理部により読み出されていた前記1ライン分の画像データの全ての注目画素のトナー消費量をカウントしてからトナー消費量のカウントを中断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のトナー消費量算出装置。
  5. 前記カウント部は、N>M/Lの場合、1ライン分の画像データの全ての注目画素のトナー消費量のカウントを終了すると、次ラインの画像データの注目画素のトナー消費量のカウントを開始するまでトナー消費量のカウントを停止することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のトナー消費量算出装置。
  6. 前記カウント部は、N>M/Lの場合、トナー消費量のカウント対象の1ライン分の画像データのカウントに用いられる所定ライン数分の画像データの前記L回の読み出しが終了するまで、前記1ライン分の画像データの注目画素のトナー消費量のカウントを継続し、前記所定ライン数分の画像データの前記L回の読み出しが終了すると、カウントした前記トナー消費量の値を前記Nと前記M/Lとの比率に応じて減じることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のトナー消費量算出装置。
  7. 前記L及び前記Mの少なくとも一方は、2のべき乗であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のトナー消費量算出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載のトナー消費量算出装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 処理部が、複数のラインメモリに複数の画素で構成される画像データを順次記録するとともに、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出すことにより前記画像データを処理する処理ステップと、
    露光部が、処理された前記画像データに応じた露光を行い、像担持体上に前記画像データに基づく潜像を形成させる露光ステップと、
    カウント部が、前記複数のラインメモリから前記画像データを順次読み出し、注目画素のトナー消費量を周辺画素の光量を考慮してカウントするカウントステップと、を含み、
    前記処理ステップでは、前記複数のラインメモリから前記画像データをL(Lは2以上の自然数)回読み出すとともに、1ラインメモリかつ1クロックあたりM(Mは自然数)個の画素を読み出し、
    前記カウントステップでは、前記複数のラインメモリから前記画像データを前記L回読み出すとともに、1ラインメモリかつ1クロックあたり前記M個の画素を読み出してN(NM)個の注目画素のトナー消費量をカウントし、
    前記M個の画素は、主走査方向における周辺画素数以上である
    ことを特徴とするトナー消費量算出方法。
JP2011202566A 2011-09-16 2011-09-16 トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法 Expired - Fee Related JP5786583B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011202566A JP5786583B2 (ja) 2011-09-16 2011-09-16 トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法
EP12184247.0A EP2592481B1 (en) 2011-09-16 2012-09-13 Toner consumption caculator, image forming apparatus, and toner consumption calculation method
CN201210596626.4A CN103092042B (zh) 2011-09-16 2012-09-17 墨粉消耗量计算装置及计算方法和图像形成设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011202566A JP5786583B2 (ja) 2011-09-16 2011-09-16 トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013064811A JP2013064811A (ja) 2013-04-11
JP5786583B2 true JP5786583B2 (ja) 2015-09-30

Family

ID=47177732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011202566A Expired - Fee Related JP5786583B2 (ja) 2011-09-16 2011-09-16 トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP2592481B1 (ja)
JP (1) JP5786583B2 (ja)
CN (1) CN103092042B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014095773A (ja) 2012-11-08 2014-05-22 Ricoh Co Ltd 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み制御方法
JP6011279B2 (ja) 2012-11-27 2016-10-19 株式会社リコー 画像形成装置および画像形成方法
JP6191126B2 (ja) 2012-11-30 2017-09-06 株式会社リコー 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
CN106094464B (zh) * 2016-08-18 2019-05-07 珠海赛纳打印科技股份有限公司 打印视频控制器及其控制方法、图像形成设备
US11156939B2 (en) 2018-11-07 2021-10-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Toner level determination and notification
CN114138213B (zh) * 2022-01-27 2022-04-15 北京辰光融信技术有限公司 一种打印机控制方法、装置、存储介质及电子设备

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305100A (ja) * 1995-05-02 1996-11-22 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP3996872B2 (ja) * 2002-06-20 2007-10-24 松下電器産業株式会社 画像形成装置及びトナー消費量予測方法
US6895193B2 (en) * 2002-06-20 2005-05-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image forming apparatus and method for estimating the amount of toner consumption
JP3684226B2 (ja) * 2002-11-11 2005-08-17 京セラミタ株式会社 画像形成装置及びその色ずれ補正方法
JP4396605B2 (ja) 2005-09-12 2010-01-13 セイコーエプソン株式会社 画像形成装置、トナーカウンタおよびトナー消費量算出方法
US20070166059A1 (en) * 2004-09-30 2007-07-19 Seiko Corporation Image forming apparatus, toner counter and method of calculating toner consumption amount
JP2007030191A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd タンデム型カラー画像形成装置
JP4622850B2 (ja) * 2005-12-26 2011-02-02 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および画像処理方法
JP2007310030A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Canon Inc 画像形成装置
JP2008055717A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Seiko Epson Corp 露光ヘッド制御装置及び画像形成装置
US7978986B2 (en) * 2007-08-08 2011-07-12 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method for monitoring the degree of consumption of consumable components
JP2009251313A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Canon Inc 画像形成装置及びその色ずれ補正方法
JP2010140019A (ja) * 2008-11-13 2010-06-24 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置及びその色ずれ補正方法
JP2011180363A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Brother Industries Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2592481A2 (en) 2013-05-15
EP2592481A3 (en) 2017-06-07
EP2592481B1 (en) 2020-03-11
CN103092042A (zh) 2013-05-08
JP2013064811A (ja) 2013-04-11
CN103092042B (zh) 2015-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5796434B2 (ja) トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法
JP5786583B2 (ja) トナー消費量算出装置、画像形成装置、及びトナー消費量算出方法
JP5884437B2 (ja) 光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
JP2013063599A (ja) 露光制御装置、画像形成装置、及び露光制御方法
US8411124B2 (en) Optical writing device, image forming apparatus, and method and program product for controlling optical writing device
US9516192B2 (en) Image forming method for increasing resolution in reverse mode
JP5625873B2 (ja) ラインヘッド制御装置、画像形成装置及びラインヘッド制御方法
JP6277800B2 (ja) 画像書込装置及び画像形成装置と画像書込方法
JP6281341B2 (ja) 画像形成装置及び発光制御方法
JP6056271B2 (ja) 画像形成装置
JP2012194379A (ja) 画像形成装置及びトナー補給方法
US10455104B2 (en) Information processing apparatus, image forming apparatus, and non-transitory computer readable medium with communication of printer layout information in response to image processing and reading speed
JP5079065B2 (ja) カラー画像処理装置及びプログラム
JP5849467B2 (ja) 画像形成装置、および画像形成方法
JP6817785B2 (ja) 画像形成装置、制御方法およびプログラム
JP4215484B2 (ja) Ledアレイ露光装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6471560B2 (ja) 書込制御装置及び画像形成装置
JP6299304B2 (ja) 画像形成システム
JP5895397B2 (ja) 光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
JP2018180293A (ja) 画像形成装置、その制御方法及びプログラム
JP2017140719A (ja) 画像形成装置、光書込み制御装置及び光書込み制御方法
JP2017044826A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150713

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5786583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees