JP2008055717A - 露光ヘッド制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラインヘッドの湾曲及び斜行に対する補正精度を高め、印刷画像の品質を向上させる。
【解決手段】本発明による露光ヘッド制御装置は、露光ヘッドに配列される所定数の露光素子からなる複数のチップのそれぞれについて、基準位置からのズレ量を示す精度情報を算出する。そして、1ライン分の画像データを画像メモリに書き込む際に、各チップ単位で画像データの書き込み位置を、精度情報の整数部分の値に応じて補正した位置に書き込む一次補正手段と、画像メモリから読み出した最新の1ラインメモリ分の第1のラインデータと、一時点前に読み出した第2のラインデータと、精度情報の端数部分の値とに基づいて、露光データを生成する二次補正手段と、を備えることにより、1ライン(1画素)単位よりも小さい単位で湾曲及び斜行を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、露光ヘッドの湾曲及び傾きを補正する露光ヘッド制御装置及びそれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式のカラープリンタとして、カラー画像を構成する複数色の基本色分の画像転写ユニットを並べたタンデム方式が、従来より知られている。このタンデム方式では、各画像転写ユニットとして、読み出された画像情報に基づいて露光を行うLEDなどで構成されるラインヘッド(露光部)と、その露光により転写画像として形成された画像を用紙に転写する感光ドラムなどで構成される転写部とを少なくとも有しており、この画像転写ユニットが、基本色分(例えば、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック))用紙の搬送方向に配列されていて、搬送ベルト上の用紙にこれらの基本色毎の画像を順次転写する構成がとられている。
上記画像転写ユニットには、画像の転写に基本色毎のトナーが使用されていて、該トナーがなくなった場合には、ユニット毎の交換ができるようになっている。しかしながら画像転写ユニット毎の据え付け精度が悪いと、装置毎に位置精度が異なり、調整が必要となると共に、またユニットの交換によっても画像転写ユニットの位置精度が出なくなり、それを原因として、各色で構成される転写画像間に位置ずれを起こす。さらにそれがもとで、形成されるカラー画像に色ずれを生じることになる。特に、ラインヘッドを製造する際の露光素子チップの実装精度バラツキにより生じる「湾曲」と、ラインヘッドをメカ(画像形成装置)に取付ける際の取付け誤差により生じる「斜行(傾き)」が、印刷画像の色ずれの原因となっている。
特許文献1には、ラインヘッドの湾曲及び斜行を補正するための手法が記載されている。これによれば、まず、予め光学センサ等でラインヘッドの湾曲と斜行を測定し、測定した湾曲情報と斜行情報を加えて精度情報を算出してEEPROM等の精度情報記憶装置に格納しておく。そして、プリンタの電源がONになると精度情報記憶装置から精度情報を読み出し、高速アクセス可能なRAM等に展開する。印刷が開始されると、画像データをSRAM等の画像メモリに書き込み、ドット番号iに対応した精度情報から求めたオフセット値に従って画像メモリから各画素の画像情報を読み出し、ラインバッファに転送する。その後、画像情報が1ライン分蓄積されたらラインヘッドに転送し、ラインヘッドを点灯して紙面上に印刷画像を形成する。このような処理を1ページ分繰り返して、湾曲及び斜行を補正している。
特許第3388193号公報
ところで、特許文献1記載の手法では、ラインヘッドの湾曲及び斜行を補正し、印刷画像の色ずれを、ある程度抑えることが可能である。しかしながら、補正の精度が1ライン単位、すなわち、1画素単位でしか補正できないため、1画素単位よりも小さい単位では湾曲及び斜行を補正しきれず、印刷画像の色ずれが残ることとなるため、さらなる補正精度の向上が望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ラインヘッドの湾曲及び斜行に対する補正精度を高め、印刷画像の品質を向上させることを目的としている。特に、1ライン単位、すなわち、1画素単位よりも小さい単位で湾曲及び斜行を補正可能な画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明による露光ヘッド制御装置は、所定数の露光素子からなるチップが主走査方向に複数配列される露光ヘッドと、露光ヘッドに配列される複数のチップのそれぞれについて、基準位置からのズレ量を示す精度情報を算出する精度情報算出手段と、1ライン分の画像データを画像メモリに書き込む際に、各チップ単位で画像データの書き込み位置を、精度情報の整数部分の値に応じて補正した位置に書き込む一次補正手段と、画像メモリから読み出した最新の1ラインメモリ分の第1のラインデータと、一時点前に読み出した第2のラインデータと、精度情報の端数部分の値とに基づいて、露光データを生成する二次補正手段と、二次補正手段により生成された露光データに基づいて露光ヘッドを制御する露光制御手段と、を備える。
かかる発明によれば、露光位置を1ライン単位(1画素単位)で一次補正した後に、1ライン単位(1画素単位)よりも小さい単位で二次補正することにより露光素子のズレ量に対する補正精度を高め、印刷画像の品質を向上させることが可能となる。
また、二次補正手段は、主走査方向と交差する副走査方向において各画素を分割した複数の分割画素のそれぞれについて、各分割画素の副走査方向の位置と精度情報の端数部分の値とに基づいて、第1のラインデータ又は第2のラインデータのいずれかのラインデータを選択し、当該選択されたラインデータに基づいて、露光データとして当該分割画素の階調データを決定することが好ましい。かかる発明によれば、1画素を副走査方向に複数分割した「1/副走査分割数」ライン単位(分割画素単位)で二次補正するため、補正の分解能が向上する。このとき、一次補正は補正したいライン数分の容量を持った記憶装置(SRAM等の画像メモリ)が必要だが、二次補正は分割数に関係なく、画像データ2ライン分のラインバッファしか用いないので、メモリ容量節約することができる。
なお、本発明及び明細書において、「主走査方向」とは、露光ヘッドの長手方向を意味するものとし、「副走査方向」とは、主走査方向に直行する方向、すなわち、用紙送り方向を意味するものとする。
さらに、画像メモリから読み出されるラインデータは、画素の階調値を含み、二次補正手段は、選択されたラインデータの階調値と、分割画素の副走査方向の位置と、精度情報の端数部分の値と、各画素のドット寄せ方向を示す位置情報と、に基づいて、分割画素の階調データを決定するための分割制御用テーブルを有し、当該分割制御用テーブルを参照して階調データを決定することが好ましい。かかる発明によれば、分割画素は分割前の画像データ(位置情報,階調値)と分割画素の副走査方向の位置によって適切な階調値に変換するので、補正分解能が向上し、かつ、平滑化効果を得ることが可能となる。
また、好適には、精度情報算出手段は、露光ヘッドの湾曲に関する湾曲情報と斜行に関する斜行情報とに基づいて精度情報を算出する。かかる発明によれば、露光ヘッド(ラインヘッド)の湾曲及び斜行に対する補正精度を高め、印刷画像の品質を向上させることが可能となる。
本発明による画像形成装置は、上記露光ヘッド制御装置を備えることを特徴とする。また、本発明による露光ヘッド制御方法は、上記露光ヘッド制御装置において、露光ヘッドを制御する方法である。
本発明のプログラムは、本発明における露光ヘッド制御方法の各処理ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
なお、本明細書等において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る露光ヘッド制御装置を備える画像形成装置100の構成の一例を示す図である。画像形成装置100は、ラインヘッド制御モジュール10と、画像データを制御するコントローラ30と、後述の精度情報を算出する手段を備え画像形成装置100の処理・動作を制御するメカコントローラ40(以下、「メカコン40」という。)と、ラインヘッド50と、を備えて構成される。
ラインヘッド制御モジュール10は、ビデオI/F制御モジュール12とリクエスト信号生成モジュール14と、UART通信制御モジュール16と、Kプレーン18と、を備えて構成される。そして、Kプレーン18は、基本湾曲・斜行補正モジュール(一次補正手段)20と、分割湾曲・斜行補正モジュール(二次補正手段)22と、分割Hreq信号生成モジュール24と、LED制御信号生成モジュール26と、EEPROM制御モジュール28と、を備えて構成される。
また、ラインヘッド50は、ドライバIC(露光制御手段)52と、EEPROM54と、を備えて構成される。
ビデオI/F制御モジュール12は、ラインヘッド制御モジュール10とコントローラ30との間で、各種制御信号や画像データ(ビデオデータ)等を送受信するインタフェースとして機能する。リクエスト信号生成モジュール14は、印刷開始信号(以下「Vsync信号」という。)を受信して、ページデータリクエスト信号(以下「Vreq信号」という。)及びラインデータリクエスト信号(以下「Hreq信号」という。)を生成する。UART通信制御モジュール16は、シリアル通信の制御を行う手段である。なお、UARTとは、Universal Asynchronous Receiver/Transmitterの略である。
基本湾曲・斜行補正モジュール20は、ラインヘッドの湾曲・斜行を1ライン単位(1画素単位)で1次補正するための手段である。分割湾曲・斜行補正モジュール22は、副走査方向に所定数分割した画素単位(分割画素単位)で2次補正するための手段である。
分割Hreq信号生成モジュール24は、ラインデータリクエスト信号Hreqを、上記所定数で分割した分割ラインデータリクエスト信号(以下「分割Hreq信号」という。)を生成する。LED制御信号生成モジュール26は、分割Hreq信号に基づいてラインヘッド50の露光素子であるLEDを制御するLED制御信号を生成する。EEPROM制御モジュール28は、ラインヘッド50のEEPROM54から、湾曲情報を読み出す手段である。
また、ラインヘッド50のドライバIC52は、ラインヘッド制御モジュール10から受信した画像データ(露光データ)及びLED制御信号等に基づいてラインヘッド50の露光素子を制御する手段である。EEPROM54には、ラインヘッド50の製造時にCCDカメラ等によって測定された露光素子の位置ズレ量が、湾曲情報として書き込まれている。
次に、ラインヘッド(露光ヘッド)50の斜行及び湾曲について説明する。
図2は、理想的なラインヘッド50の模式図である。本実施形態では、露光素子192ドットを1チップとして、37チップをラインヘッド基板へ実装しているA3サイズのLEDラインヘッドを例に説明する。理想的には、図2に示すように、ラインヘッド50は後述の斜行や湾曲が無く、全てのチップ56(すなわち、全ての露光素子)が主走査方向に一列に並ぶ状態が望ましい。
図3は、ラインヘッド50の斜行(スキュー、傾き)を示す図である。同図に示すように、ラインヘッド50はメカ(画像形成装置)へ取付ける際の精度により、ラインヘッド50全体が傾いた状態となる。これを斜行と呼び、チップ毎のズレ量を斜行ズレ量という。
図4は、ラインヘッド50の湾曲を示す図である。同図に示すように、ラインヘッド50のユニットを組立てる際に、LEDチップ毎に取付けのズレが生じる。これを湾曲と呼び、チップ毎のズレ量を湾曲ズレ量という。
図5は、現実のラインヘッド50の模式図であり、図6は、本発明による湾曲・斜行補正後のラインヘッド50のイメージを示す図である。図5に示すように、現実には、ラインヘッド50は斜行と湾曲のズレが複合している。ラインヘッド50は、ラインヘッド製造時に露光素子192ドットを1チップとしてラインヘッド基板へ実装する。このとき、チップ内では露光素子の実装精度が良いので、チップ内での副走査方向のズレは印刷画像の色ズレにほとんど影響しないが、チップ間同士では露光素子の実装精度が悪く、チップ間での副走査ズレは印刷画像の色ズレに大きく影響する。これを考慮して、本実施形態では露光素子192ドット単位、すなわち、チップ単位で湾曲ズレ量及び斜行ズレ量の補正を行う。
図7は、本実施形態に係る画像形成装置100の電源投入時の処理手順を示すフローチャートである。
画像形成装置100の電源が投入されると、EEPROM制御モジュール28はラインヘッド50に搭載されているEEPROM54から湾曲情報を読み出し、UART通信制御モジュール16へ転送する(S61)。UART通信制御モジュール16は、EEPROM制御モジュール28から受信した湾曲情報をメカコン40に転送する(S62)。
一方、メカコン40では、画像形成装置100の電源投入時にレジストセンサ42で検出したラインヘッド50の斜行情報と、UART通信モジュール16から送られてきた湾曲情報とを基に、各チップのズレ量(チップズレ量)を表す精度情報を生成する(S63)。精度情報の最小単位は、「1/副走査分割数」ラインである。本実施形態においては、精度情報の最小単位は1/4ライン、すなわち、副走査方向に4分割する場合について説明する。
図8は、副走査4分割のときの精度情報フォーマットを示す図である。同図に示すとおり、精度情報は、整数部81と端数部82により構成され、以下の数式F1に基づいて補正量(チップズレ量)が表される。
(F1) (整数部)+(端数部)/4
本実施形態においては、整数部は0から8までの任意の整数を表し、また、端数部は0から3までの任意の整数を表す。そして、精度情報の整数部によって表される整数値(0,1,2,・・・,8)、及び、端数部によって表される端数値(0,1/4,2/4,3/4)に基づいて、0から8+3/4ラインの範囲でラインヘッド50の各チップの湾曲及び斜行を補正可能となっている。
そして、メカコン40は、精度情報を生成した後、生成した精度情報をUART通信制御モジュール16へ転送する(S64)。UART通信モジュール16は精度情報の整数部を基本湾曲・斜行補正モジュール20へ、端数部を分割湾曲・斜行補正モジュール22へ転送し(S65)、基本湾曲・斜行補正モジュール20と分割湾曲・斜行補正モジュール22はそれぞれ、受け取った精度情報を専用レジスタに格納する(S66)。
図9は、本実施形態に係る画像形成装置100の印刷時の処理手順を示すフローチャートである。
画像形成装置100において印刷が開始されると、不図示のVsyncセンサの検出信号に基づいてメカコン40は紙端を検出し、Vsync信号をリクエスト信号生成モジュール14へ送信する(S71)。リクエスト信号生成モジュール14はVsync信号からVreq信号とHreq信号を生成し、ビデオI/F制御モジュール12へ送信する(S72)。このとき、本実施形態では、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック)の4色分のVreq信号とHreq信号が生成される。
その後、ビデオI/F制御モジュール12はVreq信号とHreq信号をコントローラ30へ転送すると(S73)、コントローラ30は、Vreq信号とHreq信号をトリガとしてC,M,Y,K各色のビデオデータ(4色分の画像データ)をビデオI/F制御モジュール12へ送信する(S74)。そして、ビデオI/F制御モジュール12は、ビデオデータを基本湾曲・斜行補正モジュール20へ転送する(S75)。
基本湾曲・斜行補正モジュール20では、ステップS66でレジスタに格納された精度情報の整数部を基に画像メモリとして機能するSRAM(不図示)の書き込みアドレスを決定し、ビデオデータをSRAMのメモリ空間へ書き込む(S76)。これによって基本湾曲・斜行補正された画像データがSRAMに保存される。この処理の詳細は後述する。
その後、基本湾曲・斜行補正モジュール20は、SRAMに再配列された画像データをHreq信号に同期して順次読み出し、基本湾曲・斜行補正された画像データを分割湾曲・斜行補正モジュールへ送信する(S77)。
分割湾曲・斜行補正モジュール22では、ステップS66でレジスタに格納された精度情報の端数部と画像データの位置情報から、階調値を湾曲・斜行補正及び平滑化処理された画像データに変換する。この処理の詳細は後述する。そして、分割Hreq信号生成モジュール24で生成された分割Hreq信号に同期して、分割湾曲・斜行補正及び平滑化処理された画像データをラインヘッド50のドライバIC52に送信する。このとき、LED制御信号生成モジュール26では、ラインヘッド50を駆動するための制御信号を送信する(S78)。なお、分割Hreq信号の周期は、例えば、副走査4分割のとき、Hreq信号の1/4周期となる。
そして、ラインヘッド50を点灯して紙面上に印刷画像を形成する(S79)。その後、ステップS72からステップS79を1ページ分繰り返すことによって、用紙上に印刷画像を形成する。
以下、湾曲・斜行補正処理について詳細に説明する。
(ズレ量の基準)
メカコン40から送信されてくる精度情報(チップズレ量)は、ラインヘッド50をメカに取付ける際の精度に起因する斜行のズレ量と、LEDチップを実装する際の精度に起因する湾曲のズレ量から算出される値であり、上述のとおり、図8に記載のフォーマットにより表される。
図10は、ラインヘッド50の斜行と湾曲によるチップズレ量について示す図である。同図に示すように、それぞれのチップのズレ量は副走査方向で最も下にズレているLEDチップ56xの上端を0基準として、各LEDチップ56の上端までの距離から算出される。本実施形態においては、精度情報(チップズレ量)の単位はライン(1ライン=1画素=42.33μm)とし、最小単位は1/4ライン、最大ズレ量は8+3/4ラインとする。図10に示す例では、チップ番号9のチップ56xを基準とし、例えば、チップ番号1のチップズレ量は2+2/4である。
(精度情報(チップズレ量)の設定)
メカコン40は、レジストセンサ42で検出した斜行情報(スキュー量)に、ラインヘッド50のEEPROM54から取得したLEDチップの湾曲情報を加味して、精度情報を設定する。
まず、メカコン40は、チップ56ごとのスキュー起因のズレ量を計算する。例えば、K(ブラック)のチップ番号nのチップ56nのスキュー起因ズレ量をK_skew(n)(μm)(n=1,2,・・・,37)とする。このとき、メカコン40のFRAM(不図示)に設定されているKのスキュー量がSkew(K)(μm)であるとすると、K_skew(n)は、以下の数式(数1)により算出される。
Figure 2008055717
なお、Y,M,C各色についても同様に、Y_skew(n),M_skew(n),C_skew(n)を計算する。
次に、先に算出したスキュー起因のズレ量に湾曲量を加算し、チップごとのズレ量(μm)を求める。例えば、Kに関するチップ番号nのチップ56nの湾曲量をK_tilt(n)(μm)(n=1,2,・・・,37)とすると、これにスキュー起因のズレを加算した値K_adj(n)(μm)は、以下の数式(数2)により算出される。
Figure 2008055717
なお、Y,M,Cの各色についても同様に計算する。
その後、算出したズレ量を、精度情報に変換する。本実施形態では、以下の数式(数3)により、K_adj(n)をK_adj_dot(n)に単位変換する。
Figure 2008055717
このとき、精度情報はドット単位で設定し、1ドット単位の設定と、1/4ドット単位の設定が可能である。また、この単位変換の時点で、値が設定可能範囲を越える場合は、値を丸める。例えば、K_adj_dot(n)>8.75となった場合は、K_adj_dot(n)=8.75とする。
そして、1ドット単位の設定値(精度情報の整数部)をK_adj_int(n)とし、1/4ドット単位の設定値(精度情報の端数部)をK_adj_quarter(n)とすると、以下の数式(数4)により、端数部を求めることができる。
Figure 2008055717
こうして求めた精度情報の整数部K_adj_int(n)及び端数部K_adj_quarter(n)を、メカコン40はラインヘッド制御モジュール10に渡す。
(湾曲・斜行補正前後の潜像)
図11は、湾曲・斜行補正前の潜像の一例を示す図である。湾曲・斜行補正前の潜像は、同図に示すように、同一のハッチで表した1ラインデータが湾曲し、かつ、斜行した潜像となっている。
図12は、湾曲・斜行補正後の潜像の一例を示す図である。各チップ毎に、露光タイミングを遅延させてチップズレ量を補正することにより、湾曲・斜行補正後の潜像は、同図に示すように、同一のハッチで表した1ラインデータが水平な潜像となるよう補正される。
(基本湾曲・斜行補正)
次に、基本湾曲・斜行補正(一次補正)の処理手順について、図13〜図16を用いて説明する。
図13は、ラインヘッド50のLEDチップの配置の一例を示す図である。例えば、ラインヘッド50のLEDチップの位置が、湾曲と斜行によって、同図に示すように配置されているものと仮定する。同図に示す例では、副走査方向で最も下にズレているチップ番号7又はチップ番号8のチップを基準としている。そして、例えば、チップ番号1のチップズレ量は3+3/4である。
図14は、1つ目のHreq信号を受信したときの基本湾曲・斜行補正用のSRAM空間の一例を示す図である。図15は、2つ目のHreq信号を受信したときの基本湾曲・斜行補正用のSRAM空間の一例を示す図である。図16は、3つ目のHreq信号を受信したときの基本湾曲・斜行補正用のSRAM空間の一例を示す図である。なお、図14等に示すように、SRAMは、補正したいライン数分の容量を必要とする。
基本湾曲・斜行補正モジュール20は、印刷が開始されると1つ目のHreq信号をトリガとして1ライン目の画像データをコントローラ30から受け取る。このとき、精度情報(チップズレ量)の整数値を参照して、図14に示すように、1ライン分の画像データを精度情報の整数値分だけ書き込みラインをずらして、SRAMへ書き込む。図14において、ハッチパターン91によって塗り潰された部分が1ライン目の画像データを書き込んだメモリ領域を示す。
例えば、基準チップ(チップ番号7又は8)に対応する画像データはラインメモリ1に書き込む。また、チップ番号1の精度情報(チップズレ量)の整数値は3であるから、3ライン分ずらしたラインメモリ4に、チップ番号1に対応する画像データを書き込む。以下、全てのチップについて同様に、精度情報の整数値分だけ書き込みメモリをずらして、1ライン分の画像データをSRAMに書き込んでいく(ライト)。
次に、2つ目のHreq信号を受信すると、SRAMのラインメモリ1領域(0〜7104)に格納されている画像データを順次読み出す(リード)。続いて2ライン目の画像データを受け取り、精度情報(チップズレ量)の整数値を参照して1ライン分の画像データを図15に示すようにSRAMへ書き込む(ライト)。図15において、ハッチパターン92によって塗り潰された部分が2ライン目の画像データを書き込んだメモリ領域を示す。
その後、3つ目のHreq信号を受信すると、SRAMのラインメモリ2領域(7105〜14208)に格納されている画像データを順次読み出す(リード)。続いて3ライン目の画像データを受け取り、精度情報(チップズレ量)の整数値を参照して1ライン分の画像データを図16に示すようにSRAMへ書き込む(ライト)。図16において、ハッチパターン93によって塗り潰された部分が3ライン目の画像データを書き込んだメモリ領域を示す。
以下、同様にHreq信号をトリガとして基本湾曲・斜行補正用SRAMのリード/ライトを繰り返すことによって、チップ毎に、露光タイミングをチップズレ量に応じて遅延させ、各チップのズレを1ライン単位で補正する。
(分割湾曲・斜行補正)
次に、分割湾曲・斜行補正(二次補正)の処理手順について、図17を用いて説明する。
図17は、分割湾曲・斜行補正の階調値の決定方法を示す図である。分割湾曲・斜行補正モジュール22は、2つのラインバッファを備えており、常に最新の1ラインデータと1つ前の1ラインデータをバッファリングしている。そして、予めレジスタに格納されている精度情報の端数部と、分割Hreq信号のカウント値を基に、最新の1ラインデータと1つ前の1ラインデータのどちらを使用するかを決定する。すなわち、(ケース1)分割Hreqカウント値(0〜3)が端数部(0〜3)以上のとき、最新のラインデータを用いる。また、(ケース2)分割Hreqカウント値(0〜3)が端数部(0〜3)未満のとき、1つ前のラインデータを用いる。
図17(A)は、精度情報の端数部が0のときの分割湾曲・斜行補正を示す図である。精度情報の端数部が0のチップについては、分割Hreqカウント値(0〜3の整数値)に関わらず、常に上記(ケース1)の、分割Hreqカウント値が端数部以上のとき、という条件を満たす。よって、端数部が0のチップについては、4分割した全てのラインについて常に最新のラインデータを用いることになる。
また、図17(B)は、精度情報の端数部が1のときの分割湾曲・斜行補正を示す図である。ここで、分割Hreqカウント値が0のとき、すなわち、4分割した最初のラインでは、分割Hreqカウント値0が端数部1未満となるので、上記(ケース2)の条件を満たすことになり、1つ前のラインデータを用いることになる。一方、分割Hreqカウント値が1〜3のとき、すなわち、4分割した残りの3つのラインでは、分割Hreqカウント値1〜3は必ず端数部1以上となるので、上記(ケース1)の条件を満たすことになり、最新のラインデータを用いることになる。
また、分割画素の階調値の決定には、4分割制御用ルックアップテーブル(図19参照。以下「4分割制御用LUT」という。)を用いる。分割制御の詳細は後述する。上述のように、最新又は1つ前のラインデータのどちらを使用するか決定した後、その画素データの位置情報2ビット、階調値6ビット、および、以下の数式F2によって算出される回数データをリードアドレスとして、4分割制御用LUTから、分割画素の階調値を読み出す。
(F2) 回数データ = 分割Hreqカウント値 − 端数部
なお、回数データは2ビットで、0〜3の値を取る。数式F2により算出される回数データがマイナスのときは、算出された値に4を加えた値を用いる。すなわち、式5の算出値が−1であれば回数データは3、−2であれば2、−3であれば1、と読みかえる。また、分割Hreqカウント値は2ビットで、0〜3の値を取る。この分割Hreqカウント値は、Hreq信号の1/4周期でインクリメントするようカウントされ、Hreq信号を受信すると0にリセットされる。位置情報とは、各画素において露光するドット寄せの方向を示す情報であり、例えば斜線を印刷する際に、「上寄せ」「下寄せ」「上下寄せ」「中寄せ」が使用される。この位置情報はコントローラ30の画像処理で自動的に算出され、ビデオデータに付加される。
こうして、分割画素は分割前の画像データ(位置情報,階調値)と分割Hreq信号のカウント値から適切な階調値に変換することで、擬似的なドット寄せ機能を実現し、補正分解能向上に加えて平滑化処理が可能となり画質を向上させることができるようになる。
(分割制御)
次に、分割制御について説明する。分割制御とは、1つのラインデータから複数ライン分のドットデータを作成する制御のことである。
4分割制御では1画素データ(ドット位置データ:2ビット,画素階調データ:4ビット)から4つの分割画素階調データ(階調値:3ビット)を生成する。分割画素階調データは、分割Hreq信号の回数データ(2ビット)と、1画素データの位置情報(2ビット)および画素階調データ(4ビット)から決定され、Hreq信号の1/4周期である分割Hreq信号をトリガとして出力される。
図18は、分割制御における4分割した画素の露光イメージを示す図である。なお、図18では分割画素階調データの階調値を0〜4の5階調(3ビット)にすることで、LEDラインヘッドへ送るデータ量を圧縮している。
(4分割制御用LUT)
図19は4分割制御用LUTの一例を示す図である。分割画素階調データ(3ビット)は、分割Hreq信号の回数データ(2ビット。図19(B)参照。)と、1画素データのドット位置データ(2ビット。図19(C)参照。)および画素階調データ(4ビット)から決定される。そして、図19(A)に示すように、本実施形態にかかる4分割制御用LUTでは、回数データ(2ビット)、ドット位置データ(2ビット)および画素階調データ(4ビット)を同図に示すように並べて0〜255のリードアドレスを生成し、各リードアドレスに対応する分割画素階調データ(3ビット)を決定する。これによって、複雑な計算および遅延時間なしに分割画素階調データを生成できるようになる。
(シミュレーション結果)
図20は、本実施形態に係る湾曲・斜行補正のシミュレーション結果を示す図である。同図は用紙の搬送方向に直交する直線を複数印刷した結果を示している。図20(A)は、本実施形態に係る湾曲・斜行補正を行う前の印刷結果のイメージ図であり、図20(B)は、その一部を拡大した図である。同図に示すとおり、露光チップのズレ量に起因して、印刷結果にがたつきが生じている。
これに対して、図20(C)は、本実施形態に係る湾曲・斜行補正を実行した後の印刷結果のイメージ図であり、図20(D)は、その一部を拡大した図である。同図に示すとおり、補正後の印刷結果にはがたつきが見られず、印刷品質が向上していることが分かる。
(まとめ)
以上、詳細に説明したとおり、1画素を副走査方向に複数分割することによって、露光素子チップをラインヘッド基板に実装する際の精度(実装誤差)に起因する湾曲を高精度で補正(湾曲補正)して、印刷画像の画質を向上させることができるようになる。また、1画素を副走査方向に複数分割することで、ラインヘッドを画像形成装置に取付ける際の精度(取付け誤差)に起因する傾きを高精度で補正(斜行補正)して、印刷画像の画質を向上させることができるようになる。
このとき、湾曲・斜行補正は、1ライン単位(1画素単位)で1次補正(基本湾曲・斜行補正)した後に、分割した画素単位(分割画素単位)で2次補正(分割湾曲・斜行補正)する。1次補正は補正したいライン数分の容量を持った記憶装置(SRAM等の画像メモリ)が必要だが、2次補正は分割数に関係なく、画像データ2ライン分のラインバッファしか用いないためメモリ容量を節約できる。
また、分割画素は分割前の画像データ(位置情報,階調値)と分割Hreq信号のカウント値から適切な階調値に変換することで、擬似的なドット寄せ機能を実現し、補正分解能向上に加えて平滑化処理が可能となり画質を向上させることができる。さらに、時分割マトリックス駆動方式のラインヘッドであっても、擬似的なドット寄せ機能と高精度の湾曲・斜行補正を実現できるため、低コストで高画質な印刷が可能となる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述の各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
また、本実施形態においては、レジストセンサ42による斜行情報の検出を電源投入時に行う場合を説明したが、トナーカートリッジ等の消耗品を交換したときに斜行情報を検出するようにしてもよい。
画像形成装置100の構成の一例を示す図である。 理想的なラインヘッド50の模式図である。 ラインヘッド50の斜行を示す図である。 ラインヘッド50の湾曲を示す図である。 現実のラインヘッド50の模式図である。 斜行・湾曲補正後のラインヘッド50のイメージを示す図である。 画像形成装置100の電源投入時の処理手順を示すフローチャートである。 副走査4分割のときの精度情報フォーマットを示す図である。 画像形成装置100の印刷時の処理手順を示すフローチャートである。 ラインヘッド50の斜行と湾曲によるチップズレ量について示す図である。 湾曲・斜行補正前の潜像の一例を示す図である。 湾曲・斜行補正後の潜像の一例を示す図である。 ラインヘッド50のLEDチップの配置の一例を示す図である。 1つ目のHreq信号を受信したときの基本湾曲・斜行補正用のSRAM空間の一例を示す図である。 2つ目のHreq信号を受信したときの基本湾曲・斜行補正用のSRAM空間の一例を示す図である。 3つ目のHreq信号を受信したときの基本湾曲・斜行補正用のSRAM空間の一例を示す図である。 分割湾曲・斜行補正の階調値の決定方法を示す図である。 分割制御における4分割した画素の露光イメージを示す図である。 4分割制御用LUTの一例を示す図である。 湾曲・斜行補正のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
10 ラインヘッド制御モジュール
12 ビデオI/F制御モジュール
14 リクエスト信号生成モジュール
16 UART通信制御モジュール
18 Kプレーン
20 基本湾曲・斜行補正モジュール(一次補正手段)
22 分割湾曲・斜行補正モジュール(二次補正手段)
24 分割Hreq信号生成モジュール
26 LED制御信号生成モジュール
28 EEPROM制御モジュール
30 コントローラ
40 メカコントローラ(精度情報算出手段を含む。)
42 レジストセンサ
50 ラインヘッド(露光ヘッド)
52 ドライバIC(露光制御手段)
54 EEPROM
56 チップ
81 整数部
82 端数部
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 所定数の露光素子からなるチップが主走査方向に複数配列される露光ヘッドと、
    前記露光ヘッドに配列される複数のチップのそれぞれについて、基準位置からのズレ量を示す精度情報を算出する精度情報算出手段と、
    1ライン分の画像データを画像メモリに書き込む際に、各チップ単位で画像データの書き込み位置を、前記精度情報の整数部分の値に応じて補正した位置に書き込む一次補正手段と、
    前記画像メモリから読み出した最新の1ラインメモリ分の第1のラインデータと、一時点前に読み出した第2のラインデータと、前記精度情報の端数部分の値とに基づいて、露光データを生成する二次補正手段と、
    前記二次補正手段により生成された露光データに基づいて前記露光ヘッドを制御する露光制御手段と、
    を備える露光ヘッド制御装置。
  2. 前記二次補正手段は、
    前記主走査方向と交差する副走査方向において各画素を分割した複数の分割画素のそれぞれについて、各分割画素の副走査方向の位置と前記精度情報の端数部分の値とに基づいて、前記第1のラインデータ又は前記第2のラインデータのいずれかのラインデータを選択し、当該選択されたラインデータに基づいて、前記露光データとして当該分割画素の階調データを決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の露光ヘッド制御装置。
  3. 前記画像メモリから読み出されるラインデータは、画素の階調値を含み、
    前記二次補正手段は、
    前記選択されたラインデータの階調値と、前記分割画素の副走査方向の位置と、前記精度情報の端数部分の値と、各画素のドット寄せ方向を示す位置情報と、に基づいて、分割画素の階調データを決定するための分割制御用テーブルを有し、当該分割制御用テーブルを参照して前記階調データを決定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の露光ヘッド制御装置。
  4. 前記精度情報算出手段は、
    露光ヘッドの湾曲に関する湾曲情報と斜行に関する斜行情報とに基づいて精度情報を算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の露光ヘッド制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の露光ヘッド制御装置を備える画像形成装置。
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