JP5785370B2 - 混合物触媒 - Google Patents
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Description
これまで、気相接触アンモ酸化に用いる触媒として、種々の酸化物触媒が提案されている。一般的にはモリブデン、バナジウム等を、必要に応じて混合、焼成して得られる酸化物をそのまま触媒として使用するが、不飽和カルボン酸又は不飽和ニトリルを製造するにあたり、焼成後の触媒にさらに後処理する手法も研究されてきた。
例えば特許文献1には、Mo−V−Sb/Te系触媒にタングステン、モリブデン、クロム、ジルコニウム、チタン、ニオブ、タンタル、バナジウム、硼素、ビスマス、テルル、パラジウム、コバルト、ニッケル、鉄、リン、ケイ素、希土類元素、アルカリ金属、アルカリ土類金属からなる群より選ばれる1つ以上の元素を含む溶液を含浸する手法が開示されている。
特許文献2には、混合金属酸化物触媒を水、及び任意に水性金属酸化物前駆体と接触させて修飾混合金属酸化物を製造し、得られた修飾混合金属酸化物を焼成する手法が開示されている。
特許文献3には、Mo−V−Sb−Nb系触媒にタングステン、マンガンを浸漬する手法が開示されている。
特許文献4には、触媒にアンチモン化合物、モリブデン化合物、テルル化合物、タングステン化合物等の修飾剤を混合して反応に供するか、触媒や触媒前駆体に修飾剤を混合して焼成した後に反応に供する手法が開示されている。
特許文献1〜4に記載された製造方法では、そのままでも活性を有するMo−V−Te/Sb系複合酸化物に、タングステンを含浸又は浸漬することで性能が向上することが記載されている。しかしながら、含浸又は浸漬の前の複合酸化物がタングステンを含有しておらず、目的物の収率が高い触媒を得ることには至っていない。
上記事情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、プロパン若しくはイソブタンの気相接触酸化又は気相接触アンモ酸化反応用の触媒であって、プロパン若しくはイソブタンから対応する不飽和酸又は不飽和ニトリルを高収率で得ることのできる混合物触媒を提供すること、及びその混合物触媒を用いた不飽和酸又は不飽和ニトリルの製造方法を提供することである。
プロパン若しくはイソブタンの気相接触アンモ酸化反応用の混合物触媒であって、
下記組成式(1)で表される複合酸化物と、タングステン化合物と、を下記式(2)の割合で含有した混合物触媒;
Mo1VaNbbSbcWdZeOn (1)
(式(1)中、ZはLa、Ce、Pr、Ybからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の元素、a、b、c、d、e、nはMo1原子当たりの各元素の原子比を示し、aは0.01≦a≦1、bは0.01≦b≦1、cは0.01≦c≦1、dは0.001≦d≦1、eは0<e≦1であり、nは構成金属の原子価によって決まる数を示す。)
0.001<w<0.3 (2)
(式(2)中、wはタングステン化合物中のタングステンの原子比を、複合酸化物中のMo1原子当たりの原子比として表したものである。)。
[2]
前記タングステン化合物が、酸化タングステンを含む、上記[1]記載の混合物触媒。
[3]
流動床反応に用いられる、上記[1]又は[2]記載の混合物触媒。
[4]
不飽和ニトリルの製造方法であって、
上記[1]〜[3]のいずれか記載の混合物触媒に、プロパン若しくはイソブタンと酸素とアンモニアを、接触させる工程を含む製造方法。
[5]
プロパン若しくはイソブタンと酸素とアンモニアを、接触させた状態で400℃以上に加熱する、上記[4]記載の製造方法。
プロパン若しくはイソブタンの気相接触酸化反応又は気相接触アンモ酸化反応用の混合物触媒であって、
下記組成式(1)で表される複合酸化物と、タングステン化合物と、を下記式(2)の割合で含有した混合物触媒である;
Mo1VaNbbSbcWdZeOn (1)
(式(1)中、ZはLa、Ce、Pr、Yb、Y、Sc、Sr、Baからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の元素、a、b、c、d、e、nはMo1原子当たりの各元素の原子比を示し、aは0.01≦a≦1、bは0.01≦b≦1、cは0.01≦c≦1、dは0.001≦d≦1、eは0≦e≦1であり、nは構成金属の原子価によって決まる数を示す。)
0.001<w<0.3 (2)
(式(2)中、wはタングステン化合物中のタングステンの原子比を、複合酸化物中のMo1原子当たりの原子比として表したものである。)。
本実施形態の混合物触媒に含まれる複合酸化物は、例えば、以下の方法により製造することができる。
(a)複合酸化物の製造
複合酸化物は、次の3つの工程により製造される。
(1)原料を調合して原料調合液を得る工程
(2)工程(1)で得られた原料調合液を乾燥し、乾燥粉体を得る工程
(3)工程(2)で得られた乾燥粉体を焼成し、複合酸化物を得る工程
MoとVの原料としては、特に限定されないが、それぞれ、ヘプタモリブデン酸アンモニウム[(NH4)6Mo7O24・4H2O]とメタバナジン酸アンモニウム[NH4VO3]を好適に用いることができる。
(工程(1):原料を調合する工程)
工程(1)においては、Mo化合物、V化合物、Sb化合物、W化合物、成分Z化合物、必要によりその他原料となる成分を水に添加し、加熱して水性混合液(I)を調製する。この時、混合液(I)を調製する容器内は窒素雰囲気でもよい。次に、Nb化合物とジカルボン酸を水中で加熱撹拌して混合液(B0)を調製する。更に、混合液(B0)に、過酸化水素を添加し、水性混合液(II)を調製する。この時、H2O2/Nb(モル比)は0.5〜20であることが好ましく、1〜10であることがより好ましい。
熟成時間は、目的物の収率の観点から、90分以上50時間以内が好ましく、90分以上6時間以内がより好ましい。
熟成温度は、Mo成分の縮合やVの析出を防ぐ観点から、25℃以上が好ましい。また、Nbと過酸化水素を含む錯体の加水分解が起こりすぎないようにし、好ましい形態のスラリーを形成する観点から、65℃以下が好ましい。従って、熟成温度は、25℃以上65℃以下が好ましく、30℃以上60℃以下がより好ましい。
工程(2)においては、原料調合工程で得られたスラリーを乾燥することによって、乾燥粉体を得る。乾燥は公知の方法で行うことができ、例えば、噴霧乾燥又は蒸発乾固によって行うことができ、中でも、噴霧乾燥により微小球状の乾燥粉体を得ることが好ましい。噴霧乾燥法における噴霧化は、遠心方式、二流体ノズル方式、又は高圧ノズル方式によって行うことができる。乾燥熱源としては、スチーム、電気ヒーター等によって加熱された空気を用いることができる。噴霧乾燥装置の乾燥機入口温度は150〜300℃が好ましく、乾燥機出口温度は100〜160℃が好ましい。
工程(3)においては、乾燥工程で得られた乾燥粉体を焼成に供することによって複合酸化物を得る。焼成装置としては、例えば、回転炉(ロータリーキルン)を使用することができる。焼成器の形状としては特に限定されないが、管状であると、連続的な焼成を実施することができるため好ましい。焼成管の形状としては特に限定されないが、円筒状であるのが好ましい。
本実施形態における複合酸化物は、そのままでも触媒活性を有するものであるが、タングステン化合物を複合酸化物と特定の割合で含有する混合物触媒にすることで、目的物の収率が向上する。
タングステン源としては、例えば、タングステンのアンモニウム塩、硝酸塩、カルボン酸塩、カルボン酸アンモニウム塩、ペルオキソカルボン酸塩、ペルオキソカルボン酸アンモニウム塩、ハロゲン化アンモニウム塩、ハロゲン化物、アセチルアセトナート、アルコキシド、トリフェニル化合物、ポリオキソメタレート、ポリオキソメタレートアンモニウム塩;酸化タングステン、タングステン酸、パラタングステン酸アンモニウム、ケイタングステン酸、ケイタングストモリブデン酸、ケイバナドタングステン酸等の粉末原料;メタタングステン酸アンモニウム水溶液や酸化タングステンゾル等の液状原料が挙げられる。
(b−2)物理混合方法
複合酸化物とタングステン源との物理混合方法としては特に限定されないが、例えば、反応器に触媒を供給するホッパー中に複合酸化物を加えてタングステン源を適量添加する方法が挙げられる。複合酸化物とタングステン源をホッパーに入れる前に、予め両者を混合しておいてもよいが、予め混合しなくてもホッパーから反応器に触媒を供給する工程で自然に混ざりあうので、予め混合しておくことは必須ではない。複合酸化物とタングステン源をホッパーに入れる順序も特に限定されず、両者の粒径等の観点から反応器中で十分に接触した状態になるように適宜決めればよい。必要に応じて、空気や窒素を流通させて混合することも可能である。流動床反応の場合、ホッパーから一度に供給するのでなく、複合酸化物とタングステン源を反応器内に順に供給してもよい。この場合、反応進行中に複合酸化物とタングステン源が反応器内で流動しながら混合される。
(b−3−i)液相工程
本実施形態においては、複合酸化物にタングステン源を溶解した溶液を滴下する方法を含浸と呼ぶ。一方、タングステン源を溶解した溶液に複合酸化物を添加し、攪拌等により一定時間接触させる方法を浸漬と呼ぶ。いずれの場合も、不要な溶液はろ過又は蒸発させることにより除去することができる。蒸発は、30〜300℃程度、好ましくは40〜250℃で実施する。その後、必要に応じて、焼成処理を施し、タングステン源の一部又は全量を酸化物にすることもできる。複合酸化物の細孔内には空気、不活性ガス等、複合酸化物が接触処理前に存在していた雰囲気ガスが充満されており、細孔内部へのタングステンの拡散が阻害される可能性がある。その場合は、含浸、浸漬をする前、若しくは含浸、浸漬をしている間、減圧雰囲気下にして、細孔内のガスを除去することもできる。
液相でイオン交換が生じていない場合も、焼成工程で交換反応が生じてタングステン源が複合酸化物の一部になってしまう場合がありうる。この交換反応も液相処理と同様に、表面改質が進行して混合物でない状態になっていると予想される。交換反応の生じ易さは主として焼成温度に依存し、焼成温度が高すぎると交換反応が進行し易い。交換反応が生じ難い焼成温度としては、好ましくは200〜400℃、より好ましくは250〜350℃である。焼成処理を経た混合物触媒に含まれるタングステン化合物は、一般的にはタングステン源とは異なる構造を有するが、液相処理後のものと同様に、複合酸化物の一部でないタングステン化合物を含有する限り、本実施形態における混合物触媒の範疇である。
本実施形態における混合物触媒は、
プロパン若しくはイソブタンの気相接触酸化反応又は気相接触アンモ酸化反応用の混合物触媒であって、
下記組成式(1)で表される複合酸化物と、タングステン化合物と、を下記式(2)の割合で含有した混合物触媒;
Mo1VaNbbSbcWdZeOn (1)
(式(1)中、ZはLa、Ce、Pr、Yb、Y、Sc、Sr、Baからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の元素、a、b、c、d、e、nはMo1原子当たりの各元素の原子比を示し、aは0.01≦a≦1、bは0.01≦b≦1、cは0.01≦c≦1、dは0.001≦d≦1、eは0≦e≦1であり、nは構成金属の原子価によって決まる数を示す。)
0.001<w<0.3 (2)
(式(2)中、wはタングステン化合物中のタングステンの原子比を、複合酸化物中のMo1原子当たりの原子比として表したものである。)。
Mo1VaNbbSbcWdZeOn (1)
(式(1)中、Zは、La、Ce、Pr、Yb、Y、Sc、Sr、Baからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の元素、a、b、c、d、e、nはMo1原子当たりの各元素の原子比を示し、aは0.01≦a≦1、bは0.01≦b≦1、cは0.01≦c≦1、dは0.001≦d≦1、eは0≦e≦1であり、nは構成金属の原子価によって決まる数を示す。)
0.001<w<0.3 (2)
式(2)中、wはタングステン化合物中のタングステンの原子比を、複合酸化物中のMo1原子当たりの原子比として表したものである。
本実施形態における混合物触媒の存在下、プロパン若しくはイソブタンを気相接触酸化又は気相接触アンモ酸化反応させて、対応する不飽和酸又は不飽和ニトリルを製造することができる。
即ち、本実施形態における不飽和酸又は不飽和ニトリルの製造方法は、
上述した混合物触媒に、プロパン若しくはイソブタンと酸素を、又は、プロパン若しくはイソブタンと酸素とアンモニアを、接触させる工程を含む製造方法である。
供給酸素源としては、空気、酸素を富化した空気又は純酸素を用いることができる。更に、希釈ガスとしてヘリウム、アルゴン、炭酸ガス、水蒸気、窒素等を供給してもよい。
反応に供給する酸素のプロパン若しくはイソブタンに対するモル比は0.1〜6、好ましくは0.5〜4である。
反応温度は300〜500℃、好ましくは350〜450℃である。
反応圧力は5×104〜5×105Pa、好ましくは1×105〜3×105Paである。
接触時間は0.1〜10(sec・g/cc)、好ましくは0.5〜5(sec・g/cc)である。本実施形態において、接触時間は次式で決定される。
接触時間(sec・g/cc)=(W/F)×273/(273+T)
ここで、W、F及びTは次のように定義される。
W=充填触媒量(g)
F=標準状態(0℃、1.013×105Pa)での原料混合ガス流量(Ncc/sec)
T=反応温度(℃)
反応に供給する酸素のプロパン若しくはイソブタンに対するモル比は0.1〜6、好ましくは0.5〜4である。
反応に供給するアンモニアのプロパン若しくはイソブタンに対するモル比は0.3〜1.5、好ましくは0.7〜1.2である。
反応温度は350〜500℃、好ましくは380〜470℃である。
反応圧力は5×104〜5×105Pa、好ましくは1×105〜3×105Paである。
接触時間は0.1〜10(sec・g/cc)、好ましくは0.5〜5(sec・g/cc)である。
実施例と比較例においては、プロパン転化率、アクリロニトリル収率は、それぞれ次の定義に従う。
プロパン転化率(%)=(反応したプロパンのモル数)/(供給したプロパンのモル数)×100
アクリロニトリル(AN)収率(%)=(生成したアクリロニトリルのモル数)/(供給したプロパンのモル数)×100
以下の方法でニオブ混合液を調製した。
水10kgにNb2O5として80.0質量%を含有するニオブ酸0.765kgとシュウ酸二水和物〔H2C2O4・2H2O〕2.633kgを混合した。仕込みのシュウ酸/ニオブのモル比は5.0、仕込みのニオブ濃度は0.50(mol−Nb/Kg−液)であった。この液を95℃で2時間加熱撹拌することによって、ニオブが溶解した混合液を得た。この混合液を静置、氷冷後、固体を吸引濾過によって濾別し、均一なニオブ混合液を得た。このニオブ混合液のシュウ酸/ニオブのモル比は下記の分析により2.71であった。
るつぼにこのニオブ混合液10gを精秤し、95℃で一夜乾燥後、600℃で1時間熱処理し、Nb2O50.771gを得た。この結果から、ニオブ濃度は0.580(mol−Nb/Kg−液)であった。
300mLのガラスビーカーにこのニオブ混合液3gを精秤し、約80℃の熱水200mLを加え、続いて1:1硫酸10mLを加えた。得られた混合液をホットスターラー上で液温70℃に保ちながら、攪拌下、1/4規定KMnO4を用いて滴定した。KMnO4によるかすかな淡桃色が約30秒以上続く点を終点とした。シュウ酸の濃度は、滴定量から次式に従って計算した結果、1.570(mol−シュウ酸/Kg)であった。
2KMnO4+3H2SO4+5H2C2O4→K2SO4+2MnSO4+10CO2+8H2O
得られたニオブ混合液は、下記の触媒調製のニオブ混合液(B0)として用いた。
(複合酸化物の調製)
仕込み組成式がMo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.03Ce0.005On/47.0wt%−SiO2で示される複合酸化物を次のようにして製造した。
水1.902kgにヘプタモリブデン酸アンモニウム〔(NH4)6Mo7O24・4H2O〕を424.3g、メタバナジン酸アンモニウム〔NH4VO3〕を59.0g、硝酸セリウム6水和物5.22g及び三酸化二アンチモン〔Sb2O3〕を87.6g加え、攪拌しながら95℃で1時間加熱して水性原料液(I)を得た。
ニオブ混合液(B0)414.3gに、H2O2として30wt%を含有する過酸化水素水を54.5g添加し、室温で10分間攪拌混合して、水性原料液(II)を調製した。
得られた水性原料液(I)を70℃に冷却した後にSiO2として34.0wt%を含有するシリカゾル760.3gを添加し、更に、H2O2として30wt%含有する過酸化水素水102.2gを添加し、55℃で30分間撹拌を続けた。次に、水性原料液(II)、WO3として50wt%のメタタングステン酸アンモニウム水溶液33.4g、粉体シリカ211.5gを水2.750kgに分散させた分散液を順次添加して水性混合液(III)を得た。水性混合液(III)は水性原料液(II)を添加後から2時間30分、50℃で熟成し、スラリーを得た。
得られたスラリーを、遠心式噴霧乾燥器に供給して乾燥し、微小球状の乾燥粉体を得た。乾燥機の入口温度は210℃、そして出口温度は120℃であった。
得られた乾燥粉体800gを直径3インチのSUS製焼成管に充填し、8.0NL/minの窒素ガス流通下、管を回転させながら、680℃で2時間焼成して複合酸化物を得た。
メタタングステン酸アンモニウム水溶液46.2gを水453.8gで希釈した水溶液(Wとして濃度0.7mol/kg)に得られた複合酸化物100gを攪拌しながら添加・混合した。得られた混合液をアスピレーター容器内に移動し、100kPaで10分間減圧処理した。その後、アスピレーター内の混合液を濾過し、乾燥器内で50℃12Hr乾燥処理し、タングステン化合物との混合物を得た。得られた混合物触媒に対して組成分析を行った。組成分析には蛍光X線分析装置(理学電器製、RIX1000)を使用した。
得られた混合物触媒の組成は、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.10Ce0.005Onであり、w=0.07であることを確認した。
得られた混合物触媒35gを内径25mmのバイコールガラス流動床型反応管に充填し、反応温度445℃、反応圧力常圧下にプロパン:アンモニア:酸素:ヘリウム=1:1:3:18のモル比の混合ガスを接触時間3.4(sec・g/cc)で供給した。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は88.3%、AN収率は52.4%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は88.8%、AN収率は54.4%であった。
(混合物触媒の製造)
実施例1で得られた複合酸化物を用いて、混合物触媒の製造を行った。希釈後のタングステン酸アンモニウム水溶液濃度をWとして1.5mol/kgに変更したこと以外は、実施例1と同様に行った。
得られた混合物触媒の組成を実施例1と同様に測定した結果、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.06Ce0.005Onであり、w=0.15であることを確認した。
得られた混合物触媒を用いて、プロパンのアンモ酸化反応を実施例1と同様に行った。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は88.2%、AN収率は52.3%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は88.6%、AN収率は53.8%であった。
(複合酸化物の調製)
仕込み組成式がMo1V0.21Nb0.10Sb0.24Ce0.005On/47.0wt%−SiO2で示される複合酸化物を次のようにして製造した。
水1.964kgにヘプタモリブデン酸アンモニウム〔(NH4)6Mo7O24・4H2O〕を441.1g、メタバナジン酸アンモニウム〔NH4VO3〕を61.4g、硝酸セリウム6水和物5.42g及び三酸化二アンチモン〔Sb2O3〕を87.4g加え、攪拌しながら95℃で1時間加熱して水性原料液(I)を得た。
ニオブ混合液(B0)430.8gに、H2O2として30wt%を含有する過酸化水素水を56.7g添加し、室温で10分間攪拌混合して、水性原料液(II)を調製した。
得られた水性原料液(I)を70℃に冷却した後にSiO2として34.0wt%を含有するシリカゾル760.3gを添加し、更に、H2O2として30wt%含有する過酸化水素水102.0gを添加し、55℃で30分間撹拌を続けた。次に、水性原料液(II)、粉体シリカ211.5gを水2.750kgに分散させた分散液を順次添加して水性混合液(III)を得た。水性混合液(III)は、水性原料液(II)を添加後から2時間30分、50℃で熟成し、スラリーを得た。
得られたスラリーを、遠心式噴霧乾燥器に供給して乾燥し、微小球状の乾燥粉体を得た。乾燥機の入口温度は210℃、そして出口温度は120℃であった。
得られた乾燥粉体800gを直径3インチのSUS製焼成管に充填し、8.0NL/minの窒素ガス流通下、管を回転させながら、680℃で2時間焼成して複合酸化物を得た。
WO3として50.0wt%含有するメタタングステン酸アンモニウム水溶液231.0gを水453.8gで希釈した水溶液(Wとして濃度1.0mol/kg)に得られた複合酸化物100gを攪拌しながら添加・混合した。得られた混合液をアスピレーター容器内に移動し、100kPaで10分間減圧処理した。その後、アスピレーター内の混合液を濾過し、乾燥器内で50℃12Hr乾燥処理し、タングステン化合物との混合物を得た。得られた混合物触媒に対して組成分析を行った。組成分析には蛍光X線分析装置(理学電器製、RIX1000)を使用した。
得られた混合物触媒の組成は、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.10Ce0.005Onであり、w=0.10であることを確認した。
上記処理により得られた混合物触媒35gを内径25mmのバイコールガラス流動床型反応管に充填し、反応温度445℃、反応圧力常圧下にプロパン:アンモニア:酸素:ヘリウム=1:1:3:18のモル比の混合ガスを接触時間3.4(sec・g/cc)で供給した。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は87.3%、AN収率は52.2%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は86.3%、AN収率は51.8%であった。
(混合物触媒の製造)
希釈後のタングステン酸アンモニウム水溶液濃度をWとして1.5mol/kgに変更したこと以外は、比較例1と同様に混合物触媒の製造を行った。
得られた混合物触媒の組成を実施例1と同様に測定した結果、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.15Ce0.005Onであり、w=0.15であることを確認した。
得られた混合物触媒を用いて、プロパンのアンモ酸化反応を実施例1と同様に行った。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は86.9%、AN収率は51.8%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は85.2%、AN収率は50.3%であった。
(混合物触媒の製造)
メタタングステン酸アンモニウム水溶液500gを水500gで希釈した水溶液を調製し、得られた水溶液を遠心式噴霧乾燥器に供給して乾燥し、微小球状の乾燥粉体を得た。乾燥機の入口温度は210℃、そして出口温度は120℃であった。得られたタングステン含有噴霧乾燥品100gを空気雰囲気下500℃で2時間焼成し、粉状のタングステン化合物を得た。タングステン化合物はX線回折測定により、三酸化タングステンであることを確認した。
実施例1で得られた複合酸化物100gと得られたタングステン化合物3.37gを粉のまま混合し、混合物触媒を得た。得られた混合物触媒に対して組成分析を行った。組成分析には蛍光X線分析装置(理学電器製、RIX1000)を使用した。
得られた混合物触媒の組成は、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.09Ce0.005Onであり、w=0.06であることを確認した。
得られた混合物触媒35gを内径25mmのバイコールガラス流動床型反応管に充填し、反応温度445℃、反応圧力常圧下にプロパン:アンモニア:酸素:ヘリウム=1:1:3:18のモル比の混合ガスを接触時間3.4(sec・g/cc)で供給した。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は88.7%、AN収率は52.6%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は89.2%、AN収率は54.0%であった。
(混合物触媒の製造)
混合するタングステン化合物の質量を10.1gに変更したこと以外は、実施例3と同様にして混合物触媒を得た。得られた混合物触媒に対して実施例1と同様に組成分析を行った。組成分析には蛍光X線分析装置(理学電器製、RIX1000)を使用した。
得られた混合物触媒の組成は、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.18Ce0.005Onであり、w=0.15であることを確認した。
得られた混合物触媒35gを内径25mmのバイコールガラス流動床型反応管に充填し、反応温度445℃、反応圧力常圧下にプロパン:アンモニア:酸素:ヘリウム=1:1:3:18のモル比の混合ガスを接触時間3.4(sec・g/cc)で供給した。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は88.6%、AN収率は52.5%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は89.0%、AN収率は53.6%であった。
(混合物触媒の製造)
比較例1で得られた複合酸化物を用い、混合するタングステン化合物の質量を6.74gに変更したこと以外は、実施例3と同様にして混合物触媒の製造を行った。
得られた混合物触媒の組成は、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.10Ce0.005Onであり、w=0.10であることを確認した。
得られた混合物触媒を用いて、プロパンのアンモ酸化反応を実施例1と同様に行った。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は88.6%、AN収率は52.5%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は87.6%、AN収率は52.1%であった。
(混合物触媒の製造)
比較例1で得られた複合酸化物を用い、混合するタングステン化合物の質量を10.1gに変更したこと以外は、実施例3と同様にして混合物触媒の調製を行った。
得られた混合物触媒の組成は、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.15Ce0.005Onであり、w=0.15であることを確認した。
得られた混合物触媒を用いて、プロパンのアンモ酸化反応を実施例1と同様に行った。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は88.5%、AN収率は52.4%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は86.3%、AN収率は50.9%であった。
(プロパンのアンモ酸化反応)
混合物触媒を製造することなく実施例1で得られた複合酸化物をそのまま用いて、プロパンのアンモ酸化反応を実施例1と同様に行った。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は88.4%、AN収率は52.2%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は88.3%、AN収率は52.1%であった。
(複合酸化物の調製)
メタタングステン酸アンモニウム水溶液の添加量を133.6gに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法により仕込み組成式Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.12Ce0.005On/47.0wt%−SiO2で示される複合酸化物を製造した。
得られた複合酸化物を用い、実施例1と同様にして混合物触媒の製造を行った。
得られた混合物触媒の組成は、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.19Ce0.005Onであり、w=0.07であることを確認した。
得られた混合物触媒を用いて、プロパンのアンモ酸化反応を実施例1と同様に行った。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は87.6%、AN収率は52.1%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は87.7%、AN収率は54.1%であった。
実施例5で得られた複合酸化物を用い、実施例2と同様にして混合物触媒の製造を行った。
得られた混合物触媒の組成は、Mo1V0.21Nb0.10Sb0.24W0.27Ce0.005Onであり、w=0.15であることを確認した。
得られた混合物触媒を用いて、プロパンのアンモ酸化反応を実施例1と同様に行った。混合ガス供給開始後、5時間後のプロパン転化率は87.5%、AN収率は52.0%であった。
その後、同条件で反応を継続し、混合ガス供給開始後240Hr後のプロパン転化率は87.6%、AN収率は53.6%であった。
Claims (5)
- プロパン若しくはイソブタンの気相接触アンモ酸化反応用の混合物触媒であって、
下記組成式(1)で表される複合酸化物と、タングステン化合物と、を下記式(2)の割合で含有した混合物触媒;
Mo1VaNbbSbcWdZeOn (1)
(式(1)中、ZはLa、Ce、Pr、Ybからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の元素、a、b、c、d、e、nはMo1原子当たりの各元素の原子比を示し、aは0.01≦a≦1、bは0.01≦b≦1、cは0.01≦c≦1、dは0.001≦d≦1、eは0<e≦1であり、nは構成金属の原子価によって決まる数を示す。)
0.001<w<0.3 (2)
(式(2)中、wはタングステン化合物中のタングステンの原子比を、複合酸化物中のMo1原子当たりの原子比として表したものである。)。 - 前記タングステン化合物が、酸化タングステンを含む、請求項1記載の混合物触媒。
- 流動床反応に用いられる、請求項1又は2記載の混合物触媒。
- 不飽和ニトリルの製造方法であって、
請求項1〜3のいずれか1項記載の混合物触媒に、プロパン若しくはイソブタンと酸素とアンモニアを、接触させる工程を含む製造方法。 - プロパン若しくはイソブタンと酸素とアンモニアを、接触させた状態で400℃以上に加熱する、請求項4記載の製造方法。
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