JP5785039B2 - 窓シャッターの下枠の防火構造 - Google Patents
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Description
窓シャッターの下枠は、窓開口部全閉状態でシャッターカーテンの下端の座板の下方部位の室外側に位置する立ち上がり辺と、前記座板の下方部位の下側に位置する底辺と、を備え、
前記下枠には、下枠を形成する材料よりも融点の高い材料から形成され、立ち上がり辺と、底辺と、を備えた補強板材を、立ち上がり辺同士、底辺同士が沿うように設け、窓開口部全閉状態において、前記座板の前記下方部位の室外側に対向して(下枠の立ち上がり辺を介して対向する場合も含む)当該補強板材の立ち上がり辺が位置している、窓シャッターの下枠の防火構造、である。
補強板材の立ち上がり辺は、座板の熱変形により座板の下方部位が室外側へ変位することを規制し、また、下枠の立ち上がり辺の室外側へ倒れるような熱変形を規制する。
前記凹部は、当該凹部に受け入れられた座板に対して室外側に位置する第1辺と、前記座板に対して室内側に位置する第2辺と、第1辺と第2辺の下端を連結する連結辺と、によって形成されており、前記第1辺が前記立ち上がり辺、前記連結辺が前記底辺を形成している。
前記補強部材の立ち上がり辺は、前記下枠の立ち上がり辺の内面に沿って延びていると共に、当該補強部材の立ち上がり辺の上端部位には前記下枠の立ち上がり辺の上端の係止片が係止されている。
こうすることで、下枠の立ち上がり辺が室外側へ倒れるような熱変形を補強部材の立ち上がり辺が規制する。
補強板材の立ち上がり辺の上端部位には下枠の立ち上がり辺の上端の係止片を係止させたものでは、立ち上がり辺同士を連結することなく、下枠の立ち上がり辺の室外側への変形を補強板材の立ち上がり辺が規制する。立ち上がり辺は第1辺の内面に位置しており、また、立ち上がり辺同士を螺子等で連結する必要がないので、下枠の外観を損ねることがない。
あるいは、他の態様では、補強部材の立ち上がり辺を下枠の立ち上がり辺に連結することで、下枠の立ち上がり辺の室外側へ倒れるような変形を前記垂直辺が規制するようにしてもよい。
あるいは、補強部材の立ち上がり辺を下枠の立ち上がり辺の外面に当接するように前記補強板材を設けることで、下枠の立ち上がり辺の室外側へ倒れるような変形を補強部材の立ち上がり辺が規制するようにしてもよい。
前記補強板材の立ち上がり辺は、前記下枠の底辺の室外側端部を貫通して前記下枠の立ち上がり辺の内面に沿って垂直に延びている。
このものでは、下枠の底辺に開口溝を形成しておき、下枠の下方側から補強板材の立ち上がり辺を開口溝に差し込み、当該立ち上がり辺の上端を前記係止片が形成する溝部に挿入すると共に、底辺同士を当接させればよいので、下枠に対する補強板材の取付作業が容易である。
かかる連結部位は、外部に露出しないので、美観を損ねることがない。
また、補強板材の水平辺の幅寸法(下枠の見込方向の寸法)を大きくすることで、補強板材の強度を増すことができ、座板の下方部や下枠の立ち上がり辺のより大きい熱変形にも良好に対抗することができる。
補強板材の垂直辺が、底辺の室外側端部を貫通するものでは、下枠の底辺には開口幅方向に亘って予め開口溝が形成される。
補強板材の立ち上がり辺は、開口部の略全幅に亘って延びる長尺部から形成してもよい。
図1において、左図は窓シャッター装置を室外側から見た正面図、右図は窓シャッター装置の側面図である。図2は、窓開口部全閉状態にある窓シャッター装置の縦断面図である。建物の窓開口部には図示しない窓装置が設けられ、窓シャッター装置は、窓装置の室外側の空間を開閉するように建物の外壁Wに取り付けられている。本明細書では、図面を通して同一の構成要素には同一の参照番号が付してあり、同じ参照番号が付された要素の説明として他の箇所の記載を援用することができる。
[B−1]ガイドレール
ガイドレール3は、アルミ型材から形成されており、窓開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材であり、図5に示すように、側辺30と、側辺30に対して室外側に位置する側辺31と、底辺32と、から平面視略コ字状の形状を有している。建物の外壁Wとの関係では、側辺30が外壁Wに近い側、側辺31が外壁Wから遠い側、となっている。側辺30、31は、離間対向して、建物の外壁Wに対して略平行状に延びており、対向する側辺30、31間に内部空間が形成されている。ガイドレール3は開口全高に対応する高さを備えており、下枠6からシャッターケース1に達するまで垂直状に延びている。シャッターケース1の下方部位内に位置する側辺30、31の上端部位は互いに離間する方向に湾曲されて湾曲部300、310が形成されており、ガイドレール3の上方部位は拡開状となっている。
ガイドレール下地枠2は、アルミ型材から形成されており、窓開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材であり、側辺20、21と、底辺22と、から平面視略コ字状の形状を有しており、側辺20と側辺21との間に内部空間が形成されている。ガイドレール下地枠2は、底辺22を外壁Wに当接させて螺子Sで外壁Wに固定されており、側辺20、21は、離間対向して、外壁Wに対して略垂直状に延びている。ガイドレール下地材2は、外壁Wに取り付けられた状態で、側辺20が外部(室外側)に面しており、側辺21は内部(開口部側)に面している。
図4、図5に示すように、ガイドレール3の内部空間には、補強板材7が設けてある。補強板材7は、アルミニウムよりも融点が高い金属板、例えば、スチール鋼板から形成されており、窓開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材であり、側辺70、71と、底辺72と、から平面視略コ字状の形状を有している。補強板材7は、ガイドレール3の略全高に亘って設けてある。補強板材7の底辺72の上方部位は、ガイドレール3の側辺30、31の上方部位の湾曲部300、310に対応して、上方に向かって外側に開いた傾斜辺720となっており、図2に示すように、傾斜辺720はシャッターケース1内に位置している。補強板材7の底辺72の上端を側辺70、71の上端よりも上方に伸ばすことで、底辺72の上方部位に段差が形成されることを防止している。
ガイドレール3の側辺30の内面には、内部空間の開口側に位置してポケット部35が形成されており、ポケット部35には、難燃性の熱膨張耐火部材8が収容されている。熱膨張耐火部材8は、ポケット部35から離脱しないような態様で収容されていれば、ポケット部35に対して固定ないし接着しなくてもよい。あるいは、ガイドレール3の側辺30の内面には、内部空間の開口側に位置して熱膨張耐火部材8が収容できる収容空間が位置していればよく、熱膨張耐火部材8をガイドレール3の側辺30の内面にガイド空間Gに突出しないように直接接着したり固定してもよい。図示の態様では、熱膨張耐火部材8は、所定の板厚を備え、高さ方向に延びる長尺状の板体ないしシート体である。熱膨張耐火部材8は、例えば、温度が150℃〜250℃の温度に加熱されることで発泡して膨張する材である。熱膨張耐火部材8は、通常時には、ポケット部35内に収容された状態にあり、ガイド空間Gに突出しないような板厚を備えている。
図5に示すように、ガイドレール下地枠2の内部空間、すなわち、側辺20、21、底辺22で囲まれる空間には、補強板材9が設けてある。補強板材9は、アルミニウムよりも融点が高い金属板、例えば、スチール鋼板から形成されており、窓開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材であり、側辺90と、底辺91と、から平面視略L字状の形状を有している。補強板材9の側辺90は、ガイドレール下地枠2の側辺20の内面に当接ないし近接しており、補強板材9の底辺91は、ガイドレール下地枠2の底辺22の内面に当接ないし近接している。補強板材9は、ガイドレール下地枠2の室外空間に面する部位が溶融して貫通した時に、かかる貫通を塞ぐ遮蔽体として機能する。
ガイドレール3の他の実施形態を図5Aに示す。ガイドレール3は、側辺30と、側辺30に対して室外側に位置する側辺31と、第1底辺32Aと、から平面視略コ字状の形状を有しており、内部空間を形成している。側辺30、31の基端側は側辺32Aを超えて延長側辺30A、31Aが延出形成されており、延長側辺30A、31Aの基端側を第2底辺32Bが連結している。延長側辺30Aには取付辺36A、37Aが形成されており、取付辺36Aが取付辺23Aに、取付辺37Aが取付辺24Aに取り付けられる。上述の実施形態と同様に、ガイドレール3の内部空間には、側辺70、71と、底辺72と、から平面視略コ字状の形状を有する補強板材7が設けられており、側辺70と側辺30とがリベットRによって連結されている。図5Aの態様では、側辺31が室外空間に面しており、第1底辺32A、側辺30は室外空間には面していない。すなわち、補強板材7は、側辺70をガイドレール3の室外空間に面しない側辺30に対して連結することでガイドレール3に設けられている。なお、補強板材7を、底辺72をガイドレール3の室外空間に面しない底辺32Aに対して連結することでガイドレールに設けてもよい。
[C−1]スラット
シャッターカーテン5は、所定高さを備え、開口部幅方向に延びる長尺板状のスラット50を、高さ方向に回動可能に連結することで形成されている。シャッターカーテン5の上端は巻取シャフト4に連結されており、シャッターカーテン5の下端部位には座板51が設けてある。窓開口部全開状態では、シャッターカーテン5は巻取シャフト4に巻き取られた状態にある。スラット50は、長さ方向両端部がガイドレール3の内部空間内まで延びるような幅寸法を有しており、シャッターカーテン5の昇降時及び窓開口部全閉時には、スラット50の幅方向両端部位は、ガイドレール3のガイド空間内に受け入れられている。図3、図6に示すスラット50は高耐風圧スラットであり、室外側面部に係止凹部500が形成されており、ガイドレール3の側辺30の先端のポケット部34を形成する第1突片340、第2突片341に係止凹部500が係止可能となっている。図6では、風圧等を受けてシャッターカーテン5が膨らんでスラット50がガイド空間Gから抜け出る方向に移動した状態を示し、この状態で、スラット端部の室外側面部の係止凹部500が第1突片340、第2突片341に係止することで、スラット端部がガイド空間Gから抜け出ることを防止している。また、スラット端部には樹脂製の消音材501が設けてある。
[C−2−1]座板の全体構成
図7、図8、図11に示すように、座板51は、窓開口部の幅方向に延出する長尺状かつ垂直状の板状部510を備え、板状部510の上端には直上のスラット50の下端に係合する係合部511が一体形成され、板状部510の下端部位は室内側に湾曲されて湾曲部512を形成しており、湾曲部512は、板状部510に比べて肉厚であり、曲面状の周面を備えている。
座板51の板状部510の室内側面部に形成された水平状の第1片513の下面、より具体的には、第1片513の下面、第2片514、板状部510の室内側面部(第1片513の下面と第2片514の水平片5140の上面との間の部位)で囲まれる空間には、補強板材11が設けてある。補強板材11は、例えば、スチール鋼板から形成されている。補強板材11は、座板51の長さ方向(開口部幅方向)に延びる長尺部材であり、水平辺110と、垂直辺111と、から側面視略L字状の形状を有している。
座板51は、窓開口部閉鎖状態において、室外空間に面する部位と、室外空間に面しな
い部位と、を備えている。下枠6は、窓開口部全閉状態において、室外空間に面する部位と、室外空間に面しない部位と、を備えている。座板51の前記室外空間に面しない部位と下枠6の前記室外空間に面しない部位との間には間隙が形成されており、座板51の前記室外空間に面しない部位には前記間隙に面して熱膨張耐火部材12が設けてある。窓開口部全閉状態において、火災時の熱で熱膨張耐火部材12が膨張することで、前記間隙の少なくとも一部を閉塞するようになっている。以下、図面に基づいて説明する。
座板51の板状部510の室外側面部の幅方向両端部には、窓開口部開放時に、窓開口部上方のまぐさ部10Aに当接してシャッターカーテン5の上昇を規制するストッパ10が設けてある。図8〜図11に示すストッパ10は、難燃性樹脂製のストッパ本体14と、金属製のストッパ保持体15と、から組み立てられている。
[D−1]下枠の全体構成
窓シャッターの下枠6は、開口部の幅方向に水平状に延びる長尺枠体であって、窓開口部の全幅を越えてガイドレール3の下方にまで延びている。図7、図8、図11に示すように、下枠6は、水切り面を形成する上辺60と、上辺60に対して室外側に形成された凹部600と、を有している。凹部600は、シャッターカーテン5の昇降経路の直下に位置しており、窓開口部の全幅を越えてガイドレール3の下方にまで達している。凹部600には、窓開口部全閉状態においてシャッターカーテン5の下端の座板51の下方部位が受け入れられる。
下枠6には、補強板材13が設けてある。補強板材13は、アルミニウムよりも融点が高い金属板、例えば、スチール鋼板から形成されている。図示の態様では、図3(E)に示すように、補強板材13は、下枠6の長さ方向(開口幅方向)に亘って、間隔を存して複数個配置されているが、下枠6の長さ全体に亘って補強板材を設けてもよい。補強板材が下枠6の全長に亘って設けられ、かつ、補強板材の少なくとも一部が下枠の少なくとも一部を室外側から覆うような場合には、補強板材に覆われた下枠の部分は室外空間に面しない部位を形成し得る。
図8Aに示すように、下枠6は、水切り面を形成する上辺60と、上辺60に対して室外側に形成された凹部600と、を有している。凹部600には窓開口部全閉状態においてシャッターカーテン5の下端の座板51の下方部位が受け入れられる。下枠6は、室外側に向かって緩やかに下向き傾斜状に延びる上辺60と、上辺60の下方に位置して上辺60の中途部位から室内側に向かって緩やかに下向き傾斜状に延びる下辺61Aと、上辺60の室内側端部と下辺61Aの室内側端部とを連結する垂直状の後辺62と、上辺60の室外側端部から垂下する垂直状の室内側前辺63と、室内側前辺63の下端から室外側に向かって延びる底辺610Aと、底辺610Aの室外側先端部から垂直状に立ち上がる室外側前辺64と、上辺60の室内側端部から上方に垂直状に延びる立ち上がり辺65と、下辺61Aの室内側端部から垂下する垂下辺66と、を備えている。図8Aに示す態様において、凹部600に受け入れられた座板51の下方部位、座板51の第1片513、下枠6の室内側前辺63、が室外空間に面しない部位となっている。
[E−1]本実施形態に係るガイドレール構造の作用
このように構成されたガイドレールの防火構造において、室外側で火災が発生した場合には、特に、室外に面しているガイドレール3の側辺31、底辺32が高温に晒されるおそれがあるが、仮にガイドレールの側辺31や底辺32の一部が溶けたり、スラットが熱で変形して撓んだとしても、ガイドレールの側辺31、底辺32の内側には、略全高・略全幅に亘って補強板材7の側辺71、底辺72が設けてあるため、ガイドレールとしてのガイド機能及びスラット端部の保持機能が維持される。側辺30の内側に設けた補強板材7の側辺70の幅は側辺71の幅に比べて短いが、側辺30は、室外に直接には面していないので、側辺31、底辺32に比べると熱の影響は少ない。室外空間に面する側辺31の内面には、ガイド空間Gに受け入れられたスラット端部に対向するように補強板材7の側辺71が位置しているので、側辺71がガイド機能を保持することで、スラット端部がガイド空間Gから室外空間に抜け出ることが防止され、側辺30とスラット端部との間の適切な隙間が保持され、膨張した熱膨張耐火部材8によってかかる隙間を塞ぐことができる。補強板材7はいわば第2ガイドレールであり、仮に、ガイドレール3の側辺31が溶融した場合であっても、ガイド空間Gに受け入れられたスラット端部に対向する側辺71がガイド辺として機能して、スラット端部の室外側への移動を規制することで、スラット端部をガイド空間Gに維持し、もって、スラット端部と室外空間に面しない側辺30との間の適切な隙間を維持して、側辺30に設けられた熱膨張耐火部材8が膨張してガイド空間G内にあるスラット端部と側辺30との間の隙間を塞ぐようになっている。
窓開口部全閉状態で、火災が発生した場合には、火災の熱で座板51が上部に引っ張られるように変形し、特に、座板51の長さ方向の中央部位が反り返るように変形するおそれがある。本実施形態では、水平辺110と垂直辺111とから側面視L形状の補強板材11が座板51の板状部510の長さ方向に亘って設けてあるので、火災の熱で座板51が上部に引っ張られるように変形させようとする力に補強板材11が対抗することで、座板51の変形・撓みを可及的に防止する。
図7、図8、図3(E)に示すように、窓開口部全閉状態において、座板51の板状部510の下方部位の室外側に対向して、かつ、座板51の長さ方向に亘って、補強板材13の垂直辺131が位置している。窓開口部全閉状態において、火災時の熱で座板51が熱変形して、室外側に持ち上がるように変位するおそれがあるが、室外側へ変位しようとする座板51の下方部位が補強板材13の垂直辺131に当接することで、座板51の下方部位の室外側への変位が規制され、座板51の熱変形により凹部600と座板51の下方部位との間に防火上不利な隙間が発生することを防止する。凹部600内に受け入れた座板51の下方部位の室内側部位は、下枠6の室外空間に面しない部位との間で間隙を形成し、かかる間隙を熱膨張した熱膨張耐火部材12が塞ぐようにしているが、補強板材13の垂直辺131によって座板51の下方部位が室外側に大きく変位するようなことが規制されているので、当該下方部位の室内側部位と下枠6との間の間隙が適切に維持され、熱膨張耐火部材12によってかかる間隙を良好に塞ぐことができる。
本実施形態では、ガイドレール構造、座板構造、下枠構造において防火構造を採用しており、窓シャッター装置全体として、従来の窓シャッター装置に比べて良好な防火性能を提供することができる。
51 座板
6 下枠
60 上辺(水切り面)
61 下辺
610 延長下辺(底辺)
63 室内側前辺
64 室外側前辺
640 折り返し片(係止片)
600 凹部
13 補強板材
130 水平辺(底辺)
131 垂直辺(立ち上がり辺)
Claims (6)
- 窓シャッターの下枠は、窓開口部全閉状態でシャッターカーテンの下端の座板の下方部位の室外側に位置する立ち上がり辺と、前記座板の下方部位の下側に位置する底辺と、を備え、
前記下枠には、下枠を形成する材料よりも融点の高い材料から形成され、立ち上がり辺と、底辺と、を備えた補強板材を、立ち上がり辺同士、底辺同士が沿うように設け、窓開口部全閉状態において、前記座板の前記下方部位の室外側に対向して当該補強板材の立ち上がり辺が位置しており、
前記補強板材の底辺は、前記下枠の底辺の下面に沿って水平に延びており、
前記補強板材の立ち上がり辺は、前記下枠の底辺の室外側端部を貫通して前記下枠の立ち上がり辺の内面に沿って垂直に延びている、
窓シャッターの下枠の防火構造。 - 窓シャッターの下枠は、窓開口部全閉状態でシャッターカーテンの下端の座板の下方部位を受け入れる凹部と、凹部の室内側に位置する水切り面と、を備え、
前記凹部は、当該凹部に受け入れられた座板に対して室外側に位置する第1辺と、前記座板に対して室内側に位置する第2辺と、第1辺と第2辺の下端を連結する連結辺と、によって形成されており、前記第1辺が前記立ち上がり辺、前記連結辺が前記底辺を形成している、請求項1に記載の窓シャッターの下枠の防火構造。 - 前記連結辺の室内側かつ前記水切り面の下方に位置して下辺が延びており、
前記補強板材の底辺は、前記連結辺及び前記下辺の下面に沿って延びている、
請求項2に記載の窓シャッターの下枠の防火構造。 - 前記下枠の立ち上がり辺の上端には内側に折り返し状に形成した係止片が形成されており、
前記補強板材の立ち上がり辺は、前記下枠の立ち上がり辺の内面に沿って延びていると共に、当該補強板材の立ち上がり辺の上端部位には前記下枠の立ち上がり辺の上端の係止片が係止されている、
請求項1〜3いずれかに記載の窓シャッターの下枠の防火構造。 - 前記下枠は、水切り面を形成する上辺の下方に位置して室内側に向かって延びる下辺を備えており、前記補強板材は、前記下辺の下面に沿って室内側に向かって延びる支持辺を備えており、前記下辺と前記支持辺とが連結されている、請求項1〜4いずれか1項に記載の下枠の防火構造。
- 前記補強板材の開口幅方向の寸法は、前記下枠の開口幅方向の寸法に比べて短尺であり、複数の補強板材が開口幅方向に間隔を存して前記下枠に設けてある、請求項1〜5いずれか1項に記載の窓シャッターの下枠の防火構造。
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