JP5784550B2 - 駆動制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両における駆動制御装置に関するものである。
車両の駆動制御装置としては、おもに乗用車や自動二輪車に採用されるディスクブレーキ装置、また、トラックやブルドーザーなどの重機類に採用されるドラムブレーキ装置、さらに、車両の駆動を伝達または停止を制御するクラッチ装置などがあった。ディスクブレーキ装置であれば、ディスクの外周側部の両ディスク面に対し、キャリパー内に格納された両側のパッドがシリンダによって押圧され、ディスクの両面をそれぞれ圧接することにより、ディスクの回転を止め、ディスクと連動して回転するタイヤの回転を止める構造である。また、ドラムブレーキ装置であれば、ホイールケース内周に2つのパッキングプレートが配置してあり、さらに、パッキングプレートの外周面に円弧状をなすブレーキシューを取り付け、パッキングプレートを外周側に移動させることにより、ブレーキシューがホイールケース内周に圧接する。さらに、クラッチ装置であれば、2枚のディスクを配し、互いのディスク面同士を圧接することにより駆動を伝達し、また、離すことにより駆動伝達が解消されて車両を停止する。
特開平10−141400号公報
上記に駆動制御装置として挙げたディスクブレーキ装置、ドラムブレーキ装置、クラッチ装置のいずれも、パッドやブレーキシュー、ディスクの他方への圧接によって車輪の回転を止める構造である。このことから、面同士の圧接により制動するものであったから、駆動制御装置を作動しても、その位置から摺動するので制動距離が長くなる。このような事情から、特に車重が重く且つ過酷な現場で使用されるトラックやブルドーザーなどの特殊重機にあっては、微細な制動距離の違いで危険な状況になる懸念があった。そこで、ディスクやホイールケース内周とブレーキシューの当接面に凹凸を設け、その凹凸の嵌合によって従来の面同士で当接するものと比較して、ブレーキの利きを飛躍的に高めるものであった。ところが、上記のように構成した場合には、制動力は高まるものの、ブレーキの作動時、ブレーキシューからの応力により油圧シリンダへの負荷が大きくなってしまうため、部品の破損や故障を招きやすく、駆動制御装置の耐用期間が短くなる問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、シンプルな構造で制動距離を可能な限り短くして安全を確保するとともに、耐久性が高く長期的な使用が可能な駆動制御装置を提供することにある。
本発明は、駆動伝達側に具備する係止部と作動側に具備する被係止部を係止又は解除することにより、駆動の伝達または遮断を切り替えて制御する駆動制御装置であって、ブレーキドラムと、円弧状をなす一対のブレーキシューとを備えており、作動時、シリンダからの押圧によりブレーキシューが開いて、ブレーキシューの外周側に設けてあるブレーキライニングがブレーキドラムの内周面に当接し、ブレーキドラムの回動を制止するものであり、ブレーキドラムの内周側及びブレーキライニングは、凹凸状をなす係止部と被係止部を有しており、ブレーキシューの軸部を挟む位置に規制部が設けてあり、ブレーキシューの軸部には、回動時に規制部の何れかに当接するカムが設けてあることを特徴とする。
本発明によれば、ドラムブレーキ装置のブレーキライニングを回動する軸部には、その軸部と同一軸にカムが取り付けてあり、カムを挟む各位置には、カムのそれ以上の回動を規制する規制部材がそれぞれ配置してある。これにより、ドラムブレーキ装置の作動時、ブレーキライニングがホイール内周と当接したときに、ブレーキライニングにかかる応力を軸部のカムでも受けることになる。したがって、制動時に係る応力が分散してブレーキライニングからシリンダにかかる応力が弱まるので、シリンダの破損や故障の可能性が低くなり、結果、ドラムブレーキ装置の耐用年数が向上する。
本発明の第一実施形態の駆動制御装置(ドラムブレーキ)を示すものであり、(a)は、側面図であり、(b)は、(a)中Bを拡大した側面図である。 図1(a)中A−A線横断面図である。 (a)(b)は、図1の駆動制御装置の作動状態を示す縦断面図である。 本発明の第二実施形態の駆動制御装置(ディスクブレーキ装置)を示すものであり、(a)は、正面図であり、(b)は、(a)中C−C線縦断面図である。 図4(a)(b)の駆動制御装置の作動状態を示す縦断面図である。 図4(b)中Dを拡大して作動状態を示す縦断面図である。 本発明の第三実施形態の駆動制御装置(クラッチ)を示すものであり、(a)は、(b)中E−E線断面図であり、(b)は、本駆動制御装置の縦断面図である。 図7の駆動制御装置の作動状態を示す縦断面図であり、(b)は(a)中F−F線縦断面図である。
以下に、図面に基づいて本発明の駆動制御装置の第一実施形態は、ドラムブレーキ装置に適用したものについて説明する。本実施による駆動制御装置は、図1(a)(b)のように、ブレーキドラム1と、ブレーキシュー2と、シリンダ3とから構成されている。また、ブレーキシュー2は、ホイールベース4の外周面に軸部5aで軸支されており、ブレーキドラム1のみがタイヤ及びホイール(いずれも図示省略)の回転と連動して回転するものである。
ブレーキドラム1は、図2のように、内周側のみ開放した円筒形状をなしており、ホイールベース4の外周側にシャフト5に前後回転自在に軸支してあり、その円筒の内周面には凹凸状の被係止部7を全周に渡り設けてある。また、ブレーキドラム1には、外周の90°間隔の4カ所に、図示は省略するが、ブレーキドラム1内周側と外周側間に延びる溝部が設けてある。この各溝部により、ブレーキドラム1の熱伸びや排水がなされる。
ブレーキシュー2は、正面視して半円弧状をなしており、ブレーキドラム1の内周側の車両進行側と車両後退側にそれぞれ配置してあるとともに、ホイールベース4の外周側に軸部5aで下部を水平軸回転自在に軸支してある。また、ブレーキシュー2の外周部には凹凸状をなす係止部9が設けてあり、この係止部9は、ブレーキシュー2が軸部5aで水平軸回転して外周側に向けて回動したときに、上記ブレーキドラム1の内周に設けてある被係止部7に係止してブレーキドラム1の回転を止める。また、前後のブレーキシュー2の内周側部間には、コイルスプリング10が掛け渡してあり、前後のブレーキシュー2が常に内周側に引き寄せられて位置するように付勢されている。
ブレーキシュー2をホイールベース4に軸支する軸部5aには、同一軸上にカム11が取り付けてあり、さらに、カム11の前後の位置には、ホイールベース4に設けてあるカム受け部11aで支持される規制部材12が配置してある。カム11は、偏心した長辺側を上方に突出しており、後述するがシリンダ3からのシリンダロッド3bの出没によりブレーキシュー2が移動したときに、ブレーキシュー2と一緒に回動する。そして、ブレーキシュー2に設けてある係止部9がブレーキドラム1の被係止部7に係止する位置と、ブレーキシュー2がブレーキドラム1の内周側に移動して最も離れる位置にあるときに、カム11と前後の各規制部材12のいずれかが当接し、ブレーキシュー2のそれ以上の回動を規制する。また、前後の各規制部材12は、カム受け部11aにダンパ12aによって付勢する状態で取り付けてある。
シリンダ3は、水平に配置されたブレーキフルード3aと、シリンダロッド3bとからなっており、油圧によりシリンダロッド3bがブレーキフルード3aから出没するものである。また、シリンダ3は、ホイールベース4の外周に取り付けてあり、シリンダロッド3bの先端部をブレーキシュー2の上部内周側にシャフト5bで水平軸回転自在に取り付けてある。そして、ブレーキシュー2を外周側に押圧することで、ブレーキシュー2が移動し、これにより、ブレーキシュー2の係止部9をブレーキドラム1内周に設けてある被係止部7に係止させることができる。
上記のように本発明のドラムブレーキ装置を形成することにより、以下のような作用効果を奏する。図3(a)(b)に示すように、本実施による駆動制御装置の作動時、ブレーキフルード3aにオイルが充填され、ブレーキフルード3aの前後にそれぞれ具備してある各シリンダロッド3bでは、ブレーキフルード3a内からシリンダロッド3bが油圧で押し出されることでブレーキシュー2が軸部5aを軸として外周側に回動する。さらに、ブレーキシュー2外周に設けてある係止部9をブレーキドラム1内周側に設けてある被係止部7に係止する。このときに、軸部5aで軸支してあるブレーキシュー2がブレーキドラム1からの反力で押し返され、軸部5aを軸にブレーキフルード3a側に回動しようとする。このときに、シャフト5bに取り付けてあるカム11の長辺部が前後何れかの規制部材12に当接し、ブレーキシュー2にかかる応力がシリンダ3と規制部材12に分散される。したがって、シリンダ3でブレーキシュー2からの反力により発生した応力をすべて受けないことから、シリンダ3を保護することができる。
本発明の駆動制御装置の第二実施形態として、図4(a)(b)のように、ディスクブレーキ装置に適用したものについて説明する。ディスクブレーキ装置は、ブレーキディスク20と、ブレーキキャリパー21とから構成してある。ブレーキディスク20は、両側のディスク面に凹凸状の被係止部22が設けてあり、主シャフト23で水平軸回転自在に軸支してある。被係止部22の各凸部はテーパ状に形成してあり、後述するブレーキキャリパー21側に設けてある係止部24との当接面がテーパ同士で係止する。
ブレーキキャリパー21は、ほぼコ字型をなしており、ブレーキディスク20の両ディスク面を挟むように配置してある。さらに、両ディスク面の対向位置には、ブレーキキャリパー21に取り付けてあるシリンダ25が設けてある。また、シリンダ25は、シリンダ格納部26と、シリンダロッド27と、シリンダロッド27を初期位置に留まるように付勢するコイルスプリング27cと、シリンダロッド27を押し出すブレーキフルード50とから構成するものである。さらに、シリンダロッド27の先端部には、ライニング27aが取り付けてあり、コイルスプリング27cを挟んで車両後退側には、コイルスプリング受け部27bが設けてある。また、ライニング27aには、ブレーキディスク20に設けてある被係止部22と係止する凹凸状をなす係止部24が設けてある。この係止部24とブレーキディスク20に設けてある被係止部22は、凹凸の間隔と大きさがほぼ同一に設定してある。さらに、上述したように、本実施による駆動制御装置を作動したときに、係止部24と被係止部22のテーパ部分同士が当接することにより、ブレーキディスク20の回転を制止する構造となっているブレーキフルード50は、ブレーキキャリパー21の外部からオイルを誘導するオイル誘導路50aと連結しており、このオイル誘導路50aから送り込まれたオイルを内部に充填することにより、シリンダロッド27をブレーキディスク20側に押し出すものである。
また、シリンダロッド27は、ブレーキキャリパー21のシリンダ格納部26に配置されるが、シリンダ格納部26の内周壁部との当接する箇所には凸部(ガイド部)28が設けてある。この凸部28は、シリンダロッド27の外周部から突出し且つシリンダロッド27の出没方向に延びる羽根型をなしている。さらに、ブレーキキャリパー21のシリンダ格納部の内周壁部には、上記の凸部28を案内する溝部(ガイド)29が設けてある。溝部29は、シリンダロッド27の出没方向に延びる凹溝状をなしており、この溝部29にシリンダロッド27の凸部28を落とし込むことで、シリンダロッド27が水平軸回りするのを規制して出没方向にのみ摺動させる構造となっている。また、凸部28は、本実施のものでは、シリンダロッド27外周のほぼ180°間隔に2カ所設けてあるが、少なくとも一箇所に設けてあればよい。
上記のように、本実施による駆動制御装置(ブレーキディスク装置)を形成することにより、以下のような作用及び効果を奏する。図5(a)(b)のように、本実施による駆動制御装置が作動したときに、オイル誘導路50aからブレーキフルード50にオイルが充填されてシリンダロッド27が突出することに伴い、シリンダロッド27の先端に設けてあるライニング27aが移動し、そのライニング27aに設けてある係止部24がブレーキディスク20の被係止部22に係止する。これにより、ブレーキディスク20の回転によって、図6のように、シリンダロッド27が同心方向に回転して捩れようとするが、シリンダロッド27の外周部に設けてある凸部28がブレーキキャリパー21のシリンダ格納部26の内周壁部に設けてある溝部29に係止することにより、シリンダロッド27の回動が規制され、出没方向にのみシリンダロッド27の移動が許可される。これに伴って、シリンダロッド27の先端に取り付けてあるライニング27aの係止部24の方向も一定する。結果、ライニング27aに設けてある係止部24がブレーキディスク20の被係止部22に対して常に姿勢を保ちながら一定方向で係止する。したがって、ライニング27aの摩耗が一部に偏らずに均等となることから、本実施による駆動制御装置の耐用期間を長くすることができる。
本発明の第三実施形態の駆動制御装置として、図7(a)(b)のように、重機のクラッチ装置として適用したものである。この駆動制御装置は、前後に配置された一対の各ディスク(駆動側ディスク30と作業側ディスク31)と、シリンダ32と、クラッチ付勢部33とから構成されており、上記の各構成部品については、ハウジング34内に格納されている。
駆動側ディスク30と作業側ディスク31は、それぞれの中心にシャフト30a,31aが設けてあり、そのシャフト30a,31aでハウジング34の外周部の前後に配置してあるハウジング支持体45に水平軸回転自在に軸支してある。また、駆動側ディスク30と作業側ディスク31の対向面には、駆動側ディスク30に係止部35が設けてあり、また、作業側ディスク31に被係止部36が設けてある。この係止部35と被係止部36は、駆動側ディスク30が移動して作業側ディスク31に当接したときに係止するように、それぞれが凹凸状に形成してある。また、駆動側ディスク30は、作動側スプリング受け部40bと当接するスラストベアリング42を有しており、このスラストベアリング42が作動側スプリング受け部40bに回転摺動自在に当接していることにより、回転時の抵抗が小さくなる。これにより、駆動側ディスク30の回転力が作動側スプリング受け部40bにほとんど伝達しない構造となる。
シリンダ32は、ブレーキフルード37と、シリンダロッド38とからなっており、ブレーキフルード37内にオイルを充填または排出を制御することで、油圧式にシリンダロッド38を出没するものである。また、シリンダロッド38の先端部は、アーム41の一側部と軸で水平軸回転自在に取り付けてあり、アーム41の他側部は、駆動側スプリング受け部40aに軸で水平軸回転自在に取り付けてある。さらに、アーム41は、アーム41長手方向の中間部をハウジング34の内周部に軸で水平軸回転自在に軸支してある。これにより、シリンダロッド38が押し出されると、このシリンダロッド38に取り付けてあるアーム41が水平軸回転し、アーム41が駆動側スプリング受け部40aを作動側ディスク31側に押し出すことになる。
クラッチ付勢部33は、コイルスプリング39を、その前後に配置した駆動側スプリング受け部40aと作動側スプリング受け部40bで挟む構造をなしており、駆動側ディスク30のシャフト30aに摺動自在に取り付けてある。また、駆動側ディスク30に設けてある駆動側スプリング受け部40aと作動側スプリング受け部40bのうち、駆動側スプリング受け部40aは、シリンダロッド38とアーム41でリンクするように水平軸回動自在に連結してある。これにより、シリンダロッド38が突出すると、シリンダロッド38と連動するアーム41が水平軸回転して駆動側スプリング受け部40bを作動側ディスク31のほうに押し出す構造となる。
また、作動側スプリング受け部40bの外周部には、図8(a)(b)のように、外周側に突出するストッパー43が設けてある。さらに、作動側スプリング受け部40bの荷重を受けるハウジング34の内周側部には、上記ストッパー43を受ける受け部44が設けてある。ストッパー43は、駆動側ディスク30の出没方向に延びる羽根型をなしている。また、受け部44は、駆動側ディスク30の出没方向と同一方向に延びる溝状をなしており、その溝状の受け部44にストッパー43が落とし込まれることで、ストッパー43が受け部44に沿って摺動して駆動側ディスク30の出没方向にのみ、作動側スプリング受け部40bの移動を許可する。
上記のように本発明の駆動制御装置を適用したクラッチ装置により、以下に示す作用、効果を奏することになる。本実施による駆動制御装置が作動したときに、ブレーキフルード37からシリンダロッド38が突出し、シリンダロッド38と連動するアーム41は、そのアーム41と連結する駆動側スプリング受け部40aを作動側に移動させる。このときに作動側スプリング受け部40bでは、コイルスプリング39の付勢力を駆動側ディスク30に伝達して押し出す。この作動に伴って移動した駆動側ディスク30の係止部と作動側ディスク31の被係止部を係止する。このときに、スラストベアリング42と作動側スプリング受け部40bには、駆動側ディスク30の回転力が加わることで、駆動側ディスク30のシャフト30aと同心方向に捩じれ力が加わる。しかしながら、作動側スプリング受け部40bの外周に設けてあるストッパー43がハウジング34の内周に設けてある受け部44で規制されることで、駆動側ディスク30の出没方向にのみ摺動するようにしてある。これにより、スラストベアリング42から作動側スプリング受け部40bに加わる駆動側ディスク30の回転力がストッパー43と受け部44で受け止められるので、アーム41やシリンダロッド38に加わる応力が分散される。したがって、比較的に他部よりも細く形成されて耐久性が弱く、さらに応力が集中しやすいアーム41やシリンダロッド38の故障や不具合を起こす可能性が軽減されるので、長期的な駆動制御装置の安定使用が可能となる。
本発明による駆動制御装置は、上述したドラムブレーキ装置、ディスクブレーキ装置、クラッチ装置に限定されず、駆動伝達側のもの(ブレーキシュー2、ブレーキキャリパー21、駆動側ディスク30など)と作動側(ブレーキドラム1、作動側ディスク20,31など)のものとの係止または解除によって駆動を制動、制止と制御できる装置であればよい。また、上述したシリンダロッド38やコイルスプリング39などの駆動伝達手段に設けるガイド部については、シリンダロッドなどの駆動伝達手段を出没方向のみに規制するものであればよい。これにより、上記実施形態にてガイド部として適用したカムや規制部材、あるいは、ストッパーや受け部の形状、大きさ、設置箇所の数は限定されない。また、さらに、シリンダやブレーキディスク、カムなどに、放熱性を高める
1 ブレーキドラム
2 ブレーキシュー
3,25,32 シリンダ
5a 軸部
7,22 被係止部
9,24 係止部
20 ブレーキディスク
21 ブレーキキャリパー
27 シリンダロッド
28 凸部(ガイド部)
29 溝部(ガイド部)
30 駆動側ディスク
31 作動側ディスク
35 係止部
36 被係止部
43 ストッパー(ガイド部)
44 受け部(ガイド部)

Claims (1)

  1. 駆動伝達側に具備する係止部と作動側に具備する被係止部を係止又は解除することにより、駆動の伝達または遮断を切り替えて制御する駆動制御装置であって、
    ブレーキドラムと、円弧状をなす一対のブレーキシューとを備えており、作動時、シリンダからの押圧によりブレーキシューが開いて、ブレーキシューの外周側に設けてあるブレーキライニングがブレーキドラムの内周面に当接し、ブレーキドラムの回動を制止するものであり、ブレーキドラムの内周側及びブレーキライニングは、凹凸状をなす係止部と被係止部を有しており、ブレーキシューの軸部を挟む位置に規制部が設けてあり、ブレーキシューの軸部には、回動時に規制部の何れかに当接するカムが設けてあることを特徴とする駆動制御装置。
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