JP4721984B2 - 鉄道車両用キャリパブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、鉄道車両の台車に締結される枠体と、枠体に設けられた2本のピンを介して摺動可能に支持されるキャリパ本体とを備える鉄道車両用キャリパブレーキ装置の改良に関するものである。
従来、この種の鉄道車両用キャリパブレーキ装置として、図3〜図5に示すものがある(特許文献1参照)。
これについて説明すると、図3、図4に示すように、鉄道車両用キャリパブレーキ装置1は、車両の台車上に固定される支持枠20と、支持枠20に設けられた上下部支持ピン30,32を介して支持されるキャリパ本体10を備える。支持枠20は、その下面側に設けられる溝22を介して車両の台車上に固定される。図3〜図5において、X軸が略水平横方向、Y軸が略鉛直方向、Z軸が略水平前後方向に延びるものとして説明する。
キャリパ本体10は、車輪5のディスクロータに跨るようにして延びる第一、第二キャリパアーム部12,14を備え、第一キャリパアーム部12には2個の油圧ピストン40が設けられるとともに、この第一キャリパアーム部12にはブレーキ隙間を自動的に調整するブレーキ隙間アジャスタ50が設けられる。
第一キャリパアーム部12には上アンカブロック60と下アンカブロック80を介して制輪子70が支持される。上アンカブロック60は、アンカボルト62を介して第一キャリパアーム部12の上端部に締結される。上アンカブロック60は、アンカピン64を介して制輪子70の上端部を受ける。下アンカブロック80は、アンカボルト82を介して第一キャリパアーム部12の下端部に締結される。下アンカブロック80は、アンカピン84を介して制輪子70の下端部を受ける。
第二キャリパアーム部14には同様に上アンカブロック60aと下アンカブロック等を介して制輪子70が支持される。
鉄道用キャリパブレーキ装置1は、ブレーキキャリパ本体10の第一キャリパアーム部12側のみに制輪子70を押圧するための油圧ピストン40が設けられるが、第二キャリパアーム部14には制輪子70を押圧するための油圧ピストンが設けられない。そのため、キャリパ本体10は上下部支持ピン30,32によってX軸方向に摺動可能にフローティング支持されている。
ブレーキ作動時、油圧ピストン40に導かれる作動油圧が高まり、油圧ピストン40が第一キャリパアーム部12から押し出されることによりブレーキ隙間がなくなって制輪子70がディスクロータに当接すると、その反力を受けて第一キャリパアーム部12が車輪5から離れる方向に移動し、第二キャリパアーム部14が車輪5に近づくことにより第二キャリパアーム部14の制輪子70がディスクロータ6に押圧され、第一、第二キャリパアーム部12,14がディスクロータを挟持して車輪5の回転が制動される。
ブレーキ解除時、油圧ピストン40に導かれる作動油圧が低下し、制輪子70は戻しバネの付勢力によって油圧ピストン40が引き込まれ、制輪子70がディスクロータから離れる。
図4に示すように、キャリパ本体10は第一、第二ブラケット部12a,14aを有し、この第一、第二ブラケット部12a,14aに上部支持ピン30の両端部がゴム製のブッシュ122,124を介して支持される。
図5に示すように、第一、第二ブラケット部12a,14aと支持枠20との間にはゴム製のブーツ130が介装され、上部支持ピン30の露出部がダストから保護される。
上部支持ピン30は支持枠20を貫通し、支持枠20と上部支持ピン30の間に球面ベアリング100が介装されるとともに、ベアリング100の片側にゴムブッシュ210が介装される。このゴムブッシュ210はその外周部が支持枠20の穴224内に嵌合して固定される。
球面ベアリング100はそのアウタレース(外輪)が支持枠20の穴222内にスナップリング102を介して固定される一方、そのインナレース(内輪)106に対して上部支持ピン30が摺動可能に嵌合する。
これにより、ベアリング100は、支持枠20に対してキャリパ本体10を矢印A方向と図4に矢印Tで示す方向に揺動可能に支持し、台車に対する車輪5の揺動に追従するとともに、支持枠20に対してキャリパ本体10を上部支持ピン30のX軸方向に摺動可能にフローティング支持する。
ところで、油圧ピストン40、ブレーキ隙間アジャスタ50等が設けられている第一キャリパアーム部12はこれらが設けられない第二キャリパアーム部14よりも重いため、ベアリング100の中心線G2を車輪5の幅方向中心線G1上に配置した場合、キャリパ本体10が支持枠20に対して図5に矢印Aで示す方向にZ軸まわりに回動し、車輪5のディスクロータに対して制輪子70のライニングが当接してライニングの偏摩耗が生じる。この場合、重量の重い第一キャリパアーム部12に取り付けられたライニングはその下端部がディスクロータに当接する一方、重量の軽い第二キャリパアーム部14に取り付けられたライニングはその上端部がディスクロータに当接し、このディスクロータに当接する各ライニングの上下端部がそれぞれ偏摩耗する。
この対策として、ベアリング100の中心線G2は車輪5の幅方向中心線G1に対して第一キャリパアーム部12側にオフセットされ、ベアリング100の中心線G2がキャリパ本体10全体の重心位置W1を通るように配置されている。
これにより、キャリパ本体10が支持枠20に対して図5に矢印Aで示す方向に回動することが回避され、車輪5のディスクロータに対して制輪子70のライニングが平行に対峙する姿勢が保たれる。
特開平08−226467号公報
しかしながら、このような従来の鉄道車両用キャリパブレーキ装置にあっては、ベアリング100のアウタレースが支持枠20に固定され、ベアリング100のインナレースに対して上部支持ピン30がX軸方向に摺動する構造のため、車輪5のディスクロータを挟む2つのライニングの摩耗が進んだ場合に、ベアリング100の中心線G2がキャリパ本体10全体の重心位置W1からX軸方向の第一キャリパアーム部12側(図4において左方向)にズレてしまい、キャリパ本体10が支持枠20に対して傾斜し、車輪5のディスクロータと制輪子70のライニングが平行に対峙しなくなってライニングの偏摩耗が生じる問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ライニングの偏摩耗を防止する鉄道車両用キャリパブレーキ装置を提供することを目的とする。
本発明は、台車に固定される支持枠と、この支持枠に設けられた上下部支持ピンによりその軸方向に摺動可能に支持されるキャリパ本体と、車輪のディスクロータを挟む対の制輪子をそれぞれ支持するキャリパ本体の第一、第二キャリパアーム部と、この第一キャリパアーム部に設けられる制輪子をディスクロータに押圧する油圧ピストンと、上部支持ピンに対してキャリパ本体を揺動可能に支持するベアリングとを備える鉄道車両用キャリパブレーキ装置において、ベアリングの中心線G2がキャリパ本体全体の重心位置W1を通るように配置し、キャリパ本体が支持枠に対して上下部支持ピンの軸方向に移動するときにキャリパ本体に対するベアリングの位置が一定に保たれる構成とし、ベアリングは相対回転可能に係合するアウタレースとインナレースを備え、このインナレースが上部支持ピンに固定され、支持枠にアウタレースを摺動可能に支持するガイド面を形成し、このガイド面が車輪の回転軸と平行に延びるように配置されることを特徴とする。
本発明によると、車輪のディスクロータを挟む各制輪子の摩耗が進んだ場合にも、ベアリングの中心線G2がキャリパ本体全体の重心位置W1からズレることがなく、ディスクロータに対して制輪子のライニングが平行に対峙する姿勢が保たれ、制輪子のライニングが偏摩耗することを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面の図1、図2に基づいて説明する。なお、前記従来例と同一構成部には同一符号を付す。
図1は鉄道車両用キャリパブレーキ装置1の平面図であり、図2は上下部支持ピン30,32を含むキャリパブレーキ装置1の断面図である。ここで、互いに直交するX、Y、Zの3軸を設定し、X軸が水平横方向、Y軸が鉛直方向、Z軸が水平前後方向に延びるものとし、キャリパブレーキ装置1の構成を説明する。
キャリパブレーキ装置1は、対の制輪子70の間に車輪5のディスクロータ6を挟持し、制動を掛けるものである。
各制輪子70はディスクロータ6に押し付けられるライニング部材74を備え、このライニング部材74は支持レース100を介して交換可能に取り付けられる。
鉄道車両用キャリパブレーキ装置1は、車両の図示しない台車上に固定される支持枠20と、この支持枠20に設けられた上下部支持ピン30,32を介して支持されるキャリパ本体10を備える。
キャリパ本体10は、車輪5のディスクロータ6に跨るようにして延びる第一、第二キャリパアーム部12,14を備え、第一キャリパアーム部12には図示しない複数の油圧ピストンが設けられる。
第一キャリパアーム部12には上アンカブロック60と図示しない下アンカブロックを介して制輪子70が支持される。上アンカブロック60は、アンカボルト62を介して第一キャリパアーム部12の上端部に締結され、アンカピン64を介して制輪子70の上端部を受ける。下アンカブロックは、アンカボルトを介して第一キャリパアーム部12の下端部に締結され、アンカピンを介して制輪子70の下端部を受ける。
第二キャリパアーム部14には同様に上アンカブロック60a、下アンカブロック等を介して制輪子70が支持される。
キャリパ本体10は上下部支持ピン30,32によってその軸方向に摺動可能にフローティング支持される。上下部支持ピン30,32は支持枠20に固定され、車輪5の回転軸と平行なX軸方向に延びるように配置される。
図2に示すように、上部支持ピン30の両端部を支持する第一、第二ブラケット部16,17がキャリパ本体10に一体形成される。上部支持ピン30は第一、第二ブラケット部16,17にブッシュ122,124を介して嵌合し、その一端に形成されたフランジ部30aがブッシュ124を介して第二ブラケット部17に当接し、その他端に形成されたネジ部30bに螺合するナット125がブッシュ122を介して第一ブラケット部16に当接することにより固定される。
上部支持ピン30を摺動可能に支持するベアリングハウジング部18が支持枠20に一体形成される。上部支持ピン30はベアリングハウジング部18を貫通し、ベアリングハウジング部18と上部支持ピン30の間に球面ベアリング100とゴム製ブッシュ110,112が介装される。
球面ベアリング100は互いに摺動可能に嵌合する状の軸受面を有するアウタレース(外輪)105とインナレース(内輪)106を備え、このアウタレース105とインナレース106が相対回転可能に係合している。
そして本発明の要旨とするところであるが、キャリパ本体10が支持枠20に対して上下部支持ピン30,32のX軸方向に移動するときにキャリパ本体10に対するベアリング100の位置が一定に保たれる構成とする。
支持枠20のベアリングハウジング部18には円筒面状のガイド面19が形成される。このガイド面19は、車輪5の回転軸と平行に延びるように配置される。
ベアリング100のアウタレース105はその外周部がベアリングハウジング部18のガイド面19に摺動可能に嵌合する。アウタレース101の外周部には摺動ブッシュ109が設けられる。
ベアリング100のインナレース106は上部支持ピン30に嵌合し、上部支持ピン30に嵌められる対のスナップリング107を介して固定される。
これにより、ベアリング100は、支持枠20に対してキャリパ本体10を揺動可能に支持し、キャリパ本体10が台車に対する車輪5の揺動に追従して揺動するとともに、支持枠20に対してキャリパ本体10を上部支持ピン30のX軸方向に摺動可能にフローティング支持する。
ベアリング100の中心線G2は車輪5の幅方向中心線G1に対して第一キャリパアーム部12側に所定量Sだけオフセットされ、ベアリング100の中心線G2がキャリパ本体10全体の重心位置W1を通るように配置される。
これにより、キャリパ本体10の重量がベアリング100を介して釣り合うように支持され、キャリパ本体10が支持枠20に対してZ軸まわりに回動することが回避され、ディスクロータ6に対して制輪子70のライニング74が平行に対峙する姿勢が保たれる。
ゴムブッシュ110,112はその外周部がベアリングハウジング部18の各穴21内に嵌合して固定され、その内周部が上部支持ピン30の外周面に摺動可能に嵌合される。
第一、第二ブラケット部16,17とベアリングハウジング部18との間にはゴム製のブーツ130が介装され、上部支持ピン30の露出部がダストから保護される。
下部支持ピン32はその両端部がキャリパ本体10の第一、第二ブラケット部26,27にブッシュ122,124を介して支持され、その中程が支持枠20のベアリングハウジング部28に摺動可能に支持される。このベアリングハウジング部28の内側には下部支持ピン32を摺動可能に支持するスリーブ29が介装され、このスリーブ29とベアリングハウジング部28の間にはゴム製のブッシュ31が介装される。
第一、第二ブラケット部26,27とベアリングハウジング部28との間にはゴム製のブーツ130が介装され、下部支持ピン32の露出部がダストから保護される。
鉄道車両用キャリパブレーキ装置1は以上のように構成され、次に作用及び効果について説明する。
ブレーキ作動時、キャリパ本体10の油圧ピストンに導かれる作動油圧が高まり、油圧ピストンが第一キャリパアーム部12から押し出されることによりブレーキ隙間がなくなって制輪子70がディスクロータに当接すると、その反力を受けて第一キャリパアーム部12が車輪5から離れる方向に移動し、第二キャリパアーム部14が車輪5に近づくことにより第二キャリパアーム部14の制輪子70がディスクロータ6に押圧され、第一、第二キャリパアーム部12,14の各制輪子70がディスクロータを挟持して車輪5の回転が制動される。
ブレーキ解除時、油圧ピストンに導かれる作動油圧が低下し、制輪子70は戻しバネの付勢力によって油圧ピストンが引き込まれ、制輪子70がディスクロータから離れる。
ベアリング100は、支持枠20に対してキャリパ本体10を揺動可能に支持し、キャリパ本体10が台車に対する車輪5の揺動に追従して揺動する。
ベアリング100の中心線G2がキャリパ本体10全体の重心位置W1を通るように配置されることにより、ベアリング100を支点としてキャリパ本体10及び油圧ピストン等に働く重力が釣り合い、キャリパ本体10が支持枠20に対して図2に矢印Aで示すように、Z軸まわりに回動することが回避される。
ベアリング100のインナレース106が上部支持ピン30に固定され、支持枠20のベアリングハウジング部18に対してベアリング100のアウタレース105がX軸方向に摺動する構造のため、車輪5のディスクロータ6を挟む2つのライニング74の摩耗が進んだ場合にも、ベアリング100の中心線G2がキャリパ本体10全体の重心位置W1からズレることがなく、ディスクロータ6に対して制輪子70のライニング74が平行に対峙する姿勢が保たれ、ライニング74が偏摩耗することを防止できる。
本実施形態では、鉄道車両の台車に固定される支持枠20と、この支持枠20に設けられた上下部支持ピン30,32によりX軸方向に摺動可能に支持されるキャリパ本体10と、車輪5のディスクロータ6を挟む対の制輪子70をそれぞれ支持するキャリパ本体10の第一、第二キャリパアーム部12,14と、この第一キャリパアーム部12に設けられる制輪子70をディスクロータ6に押圧する油圧ピストンと、上部支持ピン30に対してキャリパ本体10を揺動可能に支持するベアリング100とを備える鉄道車両用キャリパブレーキ装置1において、ベアリング100の中心線G2がキャリパ本体10全体の重心位置W1を通るように配置し、キャリパ本体10が支持枠20に対して上下部支持ピン30,32のX軸方向に移動するときにキャリパ本体10に対するベアリング100の位置が一定に保たれる構成としたため、車輪5のディスクロータ6を挟む各制輪子70の摩耗が進んだ場合にも、ベアリング100の中心線G2がキャリパ本体10全体の重心位置W1からズレることがなく、ディスクロータ6に対して制輪子70のライニング74が平行に対峙する姿勢が保たれ、ライニング74が偏摩耗することを防止できる。
本実施形態では、ベアリング100は相対回転可能に係合するアウタレース105とインナレース106を備え、インナレース106が上部支持ピン30に固定され、支持枠20にアウタレース105を摺動可能に支持するガイド面19を形成したため、キャリパ本体10が支持枠20に対して上下部支持ピン30,32のX軸方向に移動してもキャリパ本体10に対するベアリング100の位置が一定に保たれ、ライニング74が偏摩耗することを防止できる。
本実施形態では、支持枠20にベアリング100を介して上部支持ピン30を摺動可能に支持するベアリングハウジング部18を一体形成し、キャリパ本体10に上部支持ピン30の両端部を支持する第一、第二ブラケット部16,17を一体形成したため、従来の支持枠20等の構造を変更することなく実施できる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の実施の形態を示す鉄道車両用キャリパブレーキ装置の平面図。 同じく鉄道車両用キャリパブレーキ装置の断面図。 従来例を示す鉄道車両用キャリパブレーキ装置の側面図。 同じく鉄道車両用キャリパブレーキ装置の平面図。 同じく鉄道車両用キャリパブレーキ装置の断面図。
符号の説明
1 鉄道車両用キャリパブレーキ装置
5 車輪
6 ディスクロータ
10 キャリパブレーキ本体
12 第一キャリパアーム部
14 第二キャリパアーム部
18 ベアリングハウジング部
19 ガイド面
20 支持枠
30 上部支持ピン
32 下部支持ピン
70 制輪子
100 ベアリング
105 アウタレース
106 インナレース

Claims (1)

  1. 台車に固定される支持枠と、この支持枠に設けられた上下部支持ピンによりその軸方向に摺動可能に支持されるキャリパ本体と、車輪のディスクロータを挟む対の制輪子をそれぞれ支持する前記キャリパ本体の第一、第二キャリパアーム部と、この第一キャリパアーム部に設けられる前記制輪子を前記ディスクロータに押圧する油圧ピストンと、前記上部支持ピンに対して前記キャリパ本体を揺動可能に支持するベアリングとを備える鉄道車両用キャリパブレーキ装置において、前記ベアリングの中心線G2が前記キャリパ本体全体の重心位置W1を通るように配置し、前記キャリパ本体が前記支持枠に対して前記上下部支持ピンの軸方向に移動するときに前記キャリパ本体に対する前記ベアリングの位置が一定に保たれる構成とし、前記ベアリングは相対回転可能に係合するアウタレースとインナレースを備え、このインナレースが前記上部支持ピンに固定され、前記支持枠に前記アウタレースを摺動可能に支持するガイド面を形成し、このガイド面が前記車輪の回転軸と平行に延びるように配置されることを特徴とする鉄道車両用キャリパブレーキ装置。
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