JPS611702A - 防水シ−トの施工方法 - Google Patents

防水シ−トの施工方法

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JPS611702A
JPS611702A JP7940485A JP7940485A JPS611702A JP S611702 A JPS611702 A JP S611702A JP 7940485 A JP7940485 A JP 7940485A JP 7940485 A JP7940485 A JP 7940485A JP S611702 A JPS611702 A JP S611702A
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JP
Japan
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base
waterproof sheet
roll
waterproof
construction
Prior art date
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Pending
Application number
JP7940485A
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English (en)
Inventor
敬三 山口
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TOUWA KOGYO KK
TOWA KOGYO KK
Original Assignee
TOUWA KOGYO KK
TOWA KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は道路、橋梁、建築物産上等の構築物下地面の防
水施工方法に関す・る。
〔従来の技術〕
従来、ゴムアスファルト又はアスファルトコンパウンド
等を主剤とする防水シートを構築物下地面に施工する方
法としては、予め下地面にプライマー処理又は接着剤塗
布処理を施こした後、防水シートを圧着して下地面に接
着するのが通例とされている。
しかし、かかる従来の防水シートの施工法では、施工後
防水シートが日射等により膨張して部分的な「フクレ現
象」を生じたり、下地面の凹凸等により下地との接着不
良を起して防水シートの防水機能を著しく低下させると
共に、防水シート施工の作業性が極めて悪いという欠点
があった。
そこで、本発明者は上記「フクレ現象」の原因について
種々検討を行なった結果、水の蒸気圧と温度との関係は
第1表に示す如くであることから、第1表 下層が夏季の日射等により加熱されるときは、防水シー
ト下層の下地面から蒸発する水分の蒸気圧は温度の上昇
に伴ない著しく増加すること、又、防水シートと下地間
の接着力と温度との関係は第2表に示した如くであり、
温度上昇に伴ない接着、第 2 表     。
(注)*゛試験下地としてスレート板を使用*接着強度
は90°ピ一リング接着強度(kg/cA)で表示 力は急激に低下すること、又、30ca+X3.0Gの
コンクリート版及び網版に夫々l cmφの穴をあけた
下地の表面にゴムアスファルト防水シートを溶着施工し
た後、裏面の穴から空気を送り、空気圧と防水シートの
「フクレ現象」との関係を調査した結果は第3表の如く
であり、空気圧0.30kg/−1即ち、 第3表 水柱換算で3000mmHzOの圧力で防水シートに「
フクレ現象」が生ずることから、第1表及び第2表を参
酌すると約60〜70℃に下地が加熱された場合、下地
から蒸発する水分により防水シートにフクレ現象が生ず
ることが判明した。
そこで本発明者は従来のブライマー処理あるいは接着剤
塗布による単なる圧着施工のみでは下地に水分あるいは
空気が存在する限り、防水シートのフクレ現象は防止し
得ないことを見出すと共に、予め下地と同時に防水シー
トの積層面を加熱するときは、下地及びその付近に存在
する水分及び空気を防水シートの施工面から・完全に排
除することができ、更に加熱により溶融した防水シート
の積層材が帯状の流動体として下地面の凹部、を埋め、
非接着面を無くして下地面と完全に密着し、た防水−層
を形成し得ることを見出し本発明をなすに至った。  
        ・ 〔発明が解決しようとする。問題点〕 本発明は従来の防水シート施工方法における上述の欠点
を解消して、夏季の日照下においてもフクレ現象を生ず
ることがなく、かつ凹凸のある下地面に対しても完全に
密着し、得る防水シートの施工方法を提供することを目
的としてなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明はロール状に巻回され、かつゴムアス
ファルト又はアスファルトコンパウンドを主剤とする防
水シートを逐次下地に敷き拡げながら加熱圧着して下地
に防水層を形成するごとを要旨とする防水シートの一工
方法である。 一本発明において使用される防水シート
は、耐熱性のある基材、例えばポリエステル不織布等の
少くとも下地への接着面に対応する片面もしくは両面に
粘弾性に優れたゴムアスファルト又はアスファルトコン
パウンド等(以下、積層材という)を含浸もしくは積層
して成るもので、これら積層材の軟化点は約105℃で
ある。
次にかかる防水シートのロールを逐次下地に敷き拡げな
がら加熱圧着する手段について作用とともに説明する。
第1図は本発明の施工方法の概略説明図で、支柱(図示
せず)に支持された防水シートロール1から防水シート
laを、下地Gへの接着面に対応する積層材1bの面を
外方に向けて引き出し、パイロントロール2を介して積
層材1bの面を下地Gの面に対向するように誘導し、次
いで圧着ロール3により防水シー)1aの積層材1bの
面を下地Gの面に圧着するのであるが、本発明において
はガスバーナー4からの火災5により積層材1bがパイ
ロットロール2付近において加熱溶融されると同時に下
地Gの面も加熱される。
この場合、積層材ibの温度は積層材1bの融点である
約105℃以上、又、下地面は約100℃以上に加熱さ
れることが望ましい。
積層材1bが溶融状態に達することなく軟化した状態で
あっても、施る程度本発明の目的は達成されるが、溶融
状態まで加熱されるときは、下地Gと防水シー)18間
の接触角内で帯状(圧着ロール3の長手方向)の流動層
6を形成し、下地面の凹部を埋めて凹部に残留する水分
、空気を排除すると共に下地面の凹凸を平滑化し、非接
着面積を無くして下地面との接着強度を向上させること
ができる。又、下地Gも防水シー1−13の積層材、 
 lbと同時に100℃以上に加熱されるので、下□ ・ −□地G内に存在する水分、空気も蒸散される。又
た、1 □ とえ一部が残留したとしても温度降下と共にその容
積は大幅に減少するので、第3表に示す如くフクレ現象
を生ずる空気圧0.30 kg/ cta以下に抑制さ
れ、施工後にフクレ現象を起すことは殆どない。
次に本発明を実施するための溶着機の例を図面に基づい
て説明する。
すなわち、第2図に斜視図、第3図に正面図で示したよ
うに、防水シートロール】は水平方向に並設されたフレ
ーム7の後部に対向立設された支柱8の上部にホルダー
9及び支軸lOを介して装着される。この場合防水シー
トロール1は下地に接着すべきゴムアスファルト又はア
スファルトコンパウド等の積層材1bの面が外方になる
よう巻・回される。又、防水ジートロ゛−ル1の前方に
位置するフレーム7間にパイロットロール2が軸支され
、更にパイロットロール2の後方のフレーム間に圧着ロ
ール3が軸支される。この圧着ロール3は、第4図に示
したように支軸11と直角方向に複数個(図示では20
個)の小幅ロール3aの群に分割して形成され、又、各
小幅ロール3aは支軸11に対して遊隙12を設けて挿
着される。従って各小幅ロール3aは圧着ロール3の幅
方向の下地面の凹凸に対して微細に順応して圧着し得る
ように形成されている。・・ 又、パイロットロール2は防水シート1aを圧着ロール
3と下地G間にガイドすると同時に防水シートlaの積
層材1bの加熱部位を提供するものである。
又、フレーム7の前部上方にはガスバーナー4゛が装備
される。このガスバーナー4はフレーム7の前部に固着
された支持杆13を介して保持されたマニホールド14
に、パイロットロール2に対向してほぼ等間隔に複数個
取付けられる。マニホールド14はガス管15を介して
図示しないガスホンベ(通常プロパンガス)に接続され
る。又、。
16は支持杆13に回動自在に取付けられた溶着機の走
行用ガイド車輪であり、17は溶着機の巳引走行用ハン
ドルである。  、、       ・この溶着機を用
いて防水シーhlaを下地面に施工するには、防水シー
トロール1から防水シー)1aを引き出し、パイロ・ノ
ドロール2を介して圧着ロール3と下地面間に誘導する
過程で、防水シート1aの積層材1bをパイロ・ノドロ
ール2の前面及びその付近において燃焼ガス温度約60
0℃に保ったガスバーナー4により、積層材1bの。
軟化点である約105℃以上に加熱溶融すると同′ 時
に、パイロットロール下方の下地面を約100℃以上に
加熱する。
−するとi融した積層材1bは圧着ロール3とパイロッ
トロール2間の防水シー1−18と下地間の゛ 接触角
内で帯状の流動層6を形成する。侍の流動層6は分割゛
された小幅ロール3aが下地面の凹凸に順応して上下に
可動することにより、下地面の□凹部を埋めて下地面に
溶融積層材の均一な膜面を形成させ、非接着面を生ずる
ことなく防水シートに接着させる。この場合、下地面は 接着前龜約100℃以上に加熱されているので、下地面
およびその近傍に存在する水分、空気は予め完全に蒸散
排除され、施工後に防水シートにフクレ現象を生じさせ
る原因が取り除かれる。又下、、地面の乾燥により強固
な防水接着層が形成される。
゛ なお、下地がコンクリート版又は鋼板である場合に
は、上記防水シートの施工前に通例に従がい、  予め
溶剤によりカントバックしたゴムアスファルトコンパウ
ンド等のでライマーを塗布することができることは勿論
である。
〔発・明の効果〕
本発明の防水シートの施工方法は以上詳細に説明した構
成及び作用よりなるから、従来のように接着剤を下地面
に塗布しながら防水シートを圧着する場合の手間及び接
着剤が不要となり、施工が簡易迅速化され、かつ均一斉
整な防水層が形成される。又、下地面の凹凸や亀裂など
に直ちに順応して、これが溶融積層材で埋められるから
非接着面の形成が防止される。更に、下地面が施工と同
時に加熱されるので、下地と防水シート間に存在する水
分、空気は勿論、下地に含まれる水分、空気も排除され
、施工後におけるフクレ現象の発生が効果的に防止され
る。又、積層材が加熱溶融すると同時に下地面か乾燥状
態となり、接着界面に水分が介在しないので耐久性の優
れた防水層が形成される。従って本発明の施工方法は、
橋梁への防水防食層の形成、建築物屋上の防水、道路舗
装等に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の施工方法の概略説明図、第2図は本発
明を実施するための溶着機の例を示す斜視図、第3図は
同正面図、第4図は本溶着機に装備される圧着ロールの
斜視図を示す。 1・・・防水シートロール、1a・・・防水シート、1
b・・・積層材、2・・・パイロットロール、3・・・
圧着ロール、3a・・・小幅ロール、4・・・ガスバー
ナー、6・・・流動層、7・・・フレーム、8・・・支
柱、11・・・支軸、12・・・遊隙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロール状に巻回され、かつゴムアスファルト又は
    アスファルトコンパウンドを主剤とする防水シートを、
    逐次下地に敷き拡げながら加熱圧着して該下地に防水層
    を形成することを特徴とする防水シートの施工方法。
  2. (2)防水シートの接着積層面を加熱溶融すると共に、
    接着下地面を加熱したのち圧着することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の防水シートの施工方法。
JP7940485A 1985-04-16 1985-04-16 防水シ−トの施工方法 Pending JPS611702A (ja)

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