JP5782238B2 - 電圧検出回路及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電圧検出回路及びその制御方法に関するものである。
バッテリを利用するモバイル機器のようなシステムにおいて、電源電圧低下による誤作動を回避するため、マイクロコントローラは、電圧低下を検出する電圧検出回路を搭載している。
図19にマイクロコントローラに一般的に搭載されている低電圧検出回路1を示す。図19に示すように、低電圧検出回路1は、比較電圧生成回路2と、コンパレータ3と、基準電圧生成回路4と、ラッチ回路5とを有する。
比較電圧生成回路2は、ラダー抵抗6と、電圧選択回路7とを有する。ラダー抵抗6は、電源端子と接地端子との間に複数の抵抗を直列接続している。それら複数の抵抗間のノードにおいて、電源電圧を抵抗分圧した複数の電圧を生成することができる。電圧選択回路7は、ラダー抵抗6が生成した電圧のうち1つを選択して出力する。この電圧選択回路7が選択した電圧を比較電圧とする。
コンパレータ3は、基準電圧生成回路4が生成した電圧と、比較電圧とを比較する。そして、コンパレータ3は、その比較結果を検出信号として出力する。ラッチ回路5は、コンパレータ3からの検出信号をクロックに応じてラッチし、リセット信号もしくは割込み信号として出力する。
このような低電圧検出回路1は、電源電圧が所定の電圧値より低下するのを検知する。そして、割込み信号もしくはリセット信号を出力することで、本低電圧検出回路1を採用するマイクロコントローラの誤作動を防止することが可能である。なお、リセット信号もしくは割込み信号であるかは、本低電圧検出回路1を採用するマイクロコントローラの構成に応じて決定される。
ここで、近年、タッチセンサや加速度センサ等、機器が搭載するセンサ数が増加している。このように、複数のセンサがマイクロコントローラへ接続されるため、複数の電圧を比較するコンパレータ(比較器)も複数必要となっている。しかし、上述した低電圧検出回路1は、マイクロコントローラの内部電圧の低下しか検知できない。このため、マイクロコントローラが外部から入力するセンサ出力等の外部入力電圧の電圧低下を検知することはできない。
このように外部から入力する外部入力電圧の電圧低下を検知するシステムとして、非特許文献1のようマイクロコントローラがある。図20に非特許文献1に記載されている低電圧検出回路10のブロック構成図を示す。
図20に示すように、低電圧検出回路10は、ラダー抵抗11と、スイッチ回路12と、レベル選択回路13、14と、コンパレータ15〜17と、外部電圧入力端子18と、電源端子19と、レジスタREG11〜REG13と、OR回路OR11〜OR13とを有する。
低電圧検出回路10は、ラダー抵抗で生成した複数の電圧と、内部基準電圧とを比較可能である。例えば、レベル選択回路13、14は、それぞれラダー抵抗で生成した複数の電圧のうち1つを選択して、コンパレータ16、17へ出力する。このレベル選択回路13、14が選択した電圧と内部基準電圧とをコンパレータ16、17が比較し、その比較結果を電圧検出信号S2、S3として出力する。なお、電圧検出信号S2の値は、レジスタREG13に記憶される。
一方、スイッチ回路12は、コンパレータ15の非反転入力端子に、ラダー抵抗で生成した電圧もしくは外部電圧入力端子18から入力した外部入力電圧のどちらかを選択して接続する。その選択は、レジスタREG11の保持する値に応じて決定される。つまり、コンパレータ15は、レジスタREG11の保持する値に応じて、ラダー抵抗で生成した電圧もしくは外部電圧入力端子18から入力した外部入力電圧のどちらかと、内部基準電圧とを比較する。その比較結果は電圧検出信号S1として出力される。なお、電圧検出信号S1の値は、レジスタREG12に記憶される。
このように、低電圧検出回路10は、基準電圧の比較対象を、外部入力電圧と、電源電圧から生成された電圧とをスイッチ回路12により切り替えることができる。このことにより、低電圧検出回路1ではできなかった、電源電圧以外の外部入力電圧の電圧低下を検知することが可能となる。
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上述したように低電圧検出回路10は、電源電圧と外部入力電圧とをレジスタREG11にて選択可能であるが、電圧検出動作する前に予めどちらかに決めておく必要がある。このため、例えば、外部入力電圧を選択した場合、電源電圧の電圧低下は検出できないことになる。この状態は、レジスタREG11の値を書き換えるまで保持される。よって、この期間内で、電源電圧が低下した場合、システム誤動作を発生させる可能性がある。
一方、電源電圧の低下を常時検出すれば上記問題点は解決するが、この場合、常時電源電圧の低下をモニターするコンパレータを用意する必要があり、マイクロコントローラのチップ面積が増加する問題が発生してしまう。
本発明の一態様は、電源電圧の複数の分圧値から少なくとも1つを選択して第1の電圧として出力する比較電圧選択回路と、外部端子から入力する外部入力電圧と、前記第1の電圧とを第1の制御信号に応じて選択し、比較電圧として出力する検出対象選択回路と、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記基準電圧と、前記比較電圧とを比較し、その比較結果を検出信号として出力する比較器と、前記検出対象選択回路が、前記第1の電圧もしくは前記外部入力電圧を比較電圧として時分割で出力するよう前記第1の制御信号を生成し、前記第1の電圧の変動を検出し、その検出結果から変動を検知した場合、前記検出対象選択回路が前記第1の電圧を比較電圧として出力するよう前記第1の制御信号を生成する制御回路と、を有する電圧検出回路である。
本発明の他の態様は、電源電圧に応じた電圧を第1の電圧として出力する電圧選択回路と、外部端子から入力する外部入力電圧と前記第1の電圧とを選択し、比較電圧として出力する検出電圧選択回路と、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記基準電圧と、前記比較電圧とを比較し、その比較結果を検出信号として出力する比較器と、を有する電圧検出回路の制御方法であって、前記検出電圧選択回路に対して前記第1の電圧もしくは前記外部入力電圧を比較電圧として時分割で出力させ、前記第1の電圧の変動を検出した場合に、前記検出対象選択回路が前記外部入力電圧を選択しているときであっても、前記検出対象選択回路に対して前記第1の電圧を選択させ、比較電圧として出力させる電圧検出回路の制御方法である。
本発明にかかる電圧検出回路は、外部入力電圧と電源電圧に応じた第1の電圧とを時分割でモニターすることができる。そして、電源電圧に応じた第1の電圧の変動検出した場合、外部入力電圧をモニターする期間であっても、第1の電圧をモニターする期間に強制的に変更できる。このため、電源電圧の低下を漏れることなく検出できるにも関わらず、1つの比較器だけで電源電圧低下、外部入力電圧低下の両方の電圧検出が可能となる。
本発明にかかる電圧検出回路によれば、回路規模の増加させることなく、電源電圧低下の検出及び外部入力電圧の電圧検出が可能となる。
実施の形態1にかかる電圧検出回路のブロック構成である。 実施の形態1にかかる時分割制御回路のブロック構成である。 実施の形態1にかかる比較電圧選択回路の構成である。 実施の形態1にかかる電圧変動検出回路の構成図である。 実施の形態1にかかる電圧変動検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる電圧変動検出回路の構成図である。 実施の形態1にかかる電圧検出回路の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1にかかる電圧検出回路の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1にかかる電圧検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる電圧検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる電圧検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態2にかかる電圧検出回路のブロック構成である。 実施の形態2にかかる基準電圧生成回路のブロック構成である。 実施の形態2にかかる電圧検出回路の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態2にかかる電圧検出回路の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態2にかかる電圧検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態2にかかる電圧検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態2にかかる電圧検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 従来の電圧検出回路の構成である。 従来の電圧検出回路の構成である。
発明の実施の形態1
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態1について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態1は、本発明をマイクロコントローラの電圧検出回路に適用したものである。図1に本実施の形態1にかかる電圧検出回路100のブロック構成を示す。図1に示すように、電圧検出回路100は、比較電圧生成回路101と、検出電圧選択回路102と、コンパレータ(比較器)103と、基準電圧生成回路104と、ラッチ回路105と、時分割制御回路106と、外部電圧入力端子107〜109と、レジスタ113とを有する。
比較電圧生成回路101は、ラダー抵抗111と、電圧選択回路112とを有する。ラダー抵抗111は、電源端子VDDと接地端子GNDとの間に複数の抵抗を直列接続している。各抵抗間の接続ノードでは、電源電圧VDDを抵抗分圧した電圧が生成される。
電圧選択回路112は、ラダー抵抗111が生成した複数の電圧のうち1つを選択して出力する。この電圧選択回路112が選択した電圧を内部電圧VDCとする。なお、電圧選択回路112が選択する電圧は、レジスタ113に格納された値により変更することが可能である。
検出電圧選択回路102は、外部電圧入力端子107〜109がそれぞれ入力する外部入力電圧Vin1〜Vin3及び電圧選択回路112が出力する内部電圧VDCを入力する。そして、制御信号SEL1〜SEL4に応じて、外部入力電圧Vin1〜Vin3及び内部電圧VDCのうち1つを選択して、選択電圧VSELとして出力する。
例えば、制御信号SEL1が活性化した場合、検出電圧選択回路102は、外部入力電圧Vin1を選択電圧VSELとして出力する。同様に、制御信号SEL2、SEL3が活性化した場合、検出電圧選択回路102は、それぞれ外部入力電圧Vin2、Vin3を選択電圧VSELとして出力する。また、制御信号SEL4が活性化した場合、検出電圧選択回路102は、内部電圧VDCを選択電圧VSELとして出力する。なお、本実施の形態1では、制御信号SEL1〜SEL4が、上述したようにそれぞれ外部入力電圧Vin1〜Vin3及び内部電圧VDCと対応しているものとする。
図2に検出電圧選択回路102の構成を示す。図2に示すように、検出電圧選択回路102は、スイッチ回路SW101〜SW104を有する。
スイッチ回路SW101は、活性化した制御信号SEL1に応じて、外部電圧入力端子107と検出電圧選択回路102の出力ノードN101とを接続する。スイッチ回路SW102は、活性化した制御信号SEL2に応じて、外部電圧入力端子108と検出電圧選択回路102の出力ノードN101とを接続する。スイッチ回路SW103は、活性化した制御信号SEL3に応じて、外部電圧入力端子109と検出電圧選択回路102の出力ノードN101とを接続する。スイッチ回路SW104は、活性化した制御信号SEL4に応じて、電圧選択回路112の出力と検出電圧選択回路102の出力ノードN101とを接続する。
基準電圧生成回路104は、所定の値の基準電圧VREFを生成し、コンパレータ103に出力する。
コンパレータ103は、非反転入力端子に選択電圧VSELを入力し、反転入力端子に基準電圧VREFを入力する。そして、選択電圧VSELと基準電圧VREFとを比較し、その比較結果を検出信号SDETとして出力する。
ラッチ回路105は、データ入力端子Dに検出信号SDETを入力し、クロック信号に応じてその検出信号SDETをラッチする。そして、そのラッチした検出信号SDETの値をデータ出力端子Qからリセット信号もしくは割込み信号として出力する。なお、ラッチ回路105が出力する信号が、リセット信号もしくは割込み信号であるかは、本電圧検出回路100を採用するマイクロコントローラの構成に応じて決定される。
時分割制御回路106は、検出電圧選択回路102が選択する外部入力電圧Vin1〜Vin3及び内部電圧VDCの期間を、制御信号SEL1〜SEL4により制御する。このため、検出電圧選択回路102が出力する選択電圧VSELは、外部入力電圧Vin1〜Vin3及び内部電圧VDCが時分割されて出力されることになる。また、内部電圧VDCを入力し、その電圧をモニターする。なお、制御信号SEL1〜SEL4を、第1の制御信号とみなすことができる。
図3に時分割制御回路106の構成を示す。図3に示すように、時分割制御回路106は、選択信号生成回路120と、電圧変動検出回路131とを有する。
選択信号生成回路120は、時間設定レジスタ121〜124と、セレクタ125と、順番設定制御回路126と、カウント値設定レジスタ127と、カウンタ128と、制御信号生成回路129とを有する。更に、順番設定制御回路126は、順番設定レジスタ130を有する。
時間設定レジスタ121〜124は、それぞれ検出電圧選択回路102が選択する外部入力電圧Vin1〜Vin3及び内部電圧VDCの選択期間を定めた値が記憶されている。この時間設定レジスタ121〜124が記憶しているレジスタ値をそれぞれTSEL1〜TSEL4とする。
例えば、時間設定レジスタ124が記憶しているTSEL4に応じた期間、検出電圧選択回路102が内部電圧VDCを選択し続ける。同様に、時間設定レジスタ121〜123がそれぞれ記憶しているTSEL1〜TSEL3に応じた期間、検出電圧選択回路102がそれぞれ外部入力電圧Vin1〜Vin3を選択し続ける。
セレクタ125は、レジスタ値TSEL1〜TSEL4を、順番設定信号に応じて選択して、出力する。例えば、順番設定信号の値が「1」となった場合、レジスタ値TSEL1の値を選択し、出力する。同様に、順番設定信号の値が「2」〜「4」となった場合、それぞれレジスタ値TSEL2〜TSEL4の値を選択し、出力する。
カウント値設定レジスタ127は、レジスタ値TSEL1〜TSEL4のうちセレクタ125が選択し、出力した値を記憶する。
カウンタ128は、カウント値設定レジスタ127が記憶している値に応じた期間、カウント動作を行う。
制御信号生成回路129は、カウンタ128がカウント動作を行う期間に、順番設定信号に応じて制御信号SEL1〜SEL4のうち1つを活性化させて出力する。例えば、順番設定信号の値が「1」となった場合、カウンタ128のカウント動作期間中、制御信号SEL1を活性化する。同様に、順番設定信号の値が「2」、「3」、「4」となった場合、カウンタ128のカウント動作期間中、それぞれ制御信号SEL2、SEL3、SEL4を活性化する。
順番設定レジスタ130は、セレクタ125が選択するレジスタ値TSEL1〜TSEL4の順番を決める設定値を記憶する。そして、この順番設定レジスタ130が記憶している値が順番設定信号として、セレクタ125へ出力される。このため、結果としてセレクタ125は、この順番設定レジスタ130が記憶する値に応じて、TSEL1〜TSEL4のいずれかを選択し、出力することになる。
順番設定制御回路126は、順番設定レジスタ130の記憶する値を制御する。順番設定制御回路126により、例えば、カウンタ128のカウント動作が終了するたびに、順番設定レジスタ130が記憶する値を、「4」、「1」、「2」、「3」、「4」、「1」、「2」・・・に順番に変化させてもよい。また、順番設定レジスタ130の記憶する値を、マイクロコントローラのCPU等の命令により書き換えるようにしてもよい。
また、順番設定制御回路126は、電圧変動検出回路131からの活性化した電圧変動検出信号を入力すると、順番設定レジスタ130を強制的に「4」とする。つまり、強制的に、TSEL4に応じた期間カウンタ128をカウント動作させ、その期間、制御信号SEL4を活性化させる。
電圧変動検出回路131は、電圧選択回路112から出力される内部電圧VDCの変動を検出し、電圧変動検出信号を順番設定レジスタ126へ出力する。図4に電圧変動検出回路131の構成を示す。図4に示すように、電圧変動検出回路131は、PMOSトランジスタMP131〜MP134と、NMOSトランジスタMN131〜MN136とキャパシタC131と、スイッチSW131と、インバータ回路IV131とを有する。
PMOSトランジスタMP131は、ソースがノードN131、ドレインがノードN132、ゲートがノードN133に接続される。PMOSトランジスタMP133は、MP131と並列に接続され、ゲートに制御信号_SEL4が入力される。PMOSトランジスタMP132は、ソースがノードN131、ドレインがノードN133、ゲートがノードN132に接続される。PMOSトランジスタMP134は、MP132と並列に接続され、ゲートに制御信号_SEL4が入力される。ノードN131には、内部電圧VDCが印加される。但し、ノードN131に印加する電圧を電源電圧VDDとしてもよい。また、制御信号_SEL4は、制御信号SEL4の反転信号であるとする。
NMOSトランジスタMN131は、ドレインがノードN132、ソースがノードN134、ゲートがノードN133に接続される。NMOSトランジスタMN133は、ドレインがノードN134、ソースがノードN136に接続され、ゲートに制御信号_SEL4が入力される。NMOSトランジスタMN135は、ドレインがノードN136、ソースが接地端子GNDに接続され、ゲートに内部電圧VDCが入力される。但し、ゲートに印加する電圧を電源電圧VDDとしてもよい。NMOSトランジスタMN132は、ドレインがノードN133、ソースがノードN135、ゲートがノードN132に接続される。NMOSトランジスタMN134は、ドレインがノードN135、ソースがノードN136に接続され、ゲートに制御信号_SEL4が入力される。NMOSトランジスタMN136は、ドレインがノードN137、ソースが接地端子GND、ゲートがN138に接続される。
キャパシタC131は、一方の端子がノードN138、他方の端子が接地端子GNDに接続される。スイッチ回路SW131は、活性化した制御信号SEL4に応じて、導通状態となり、ノードN138に内部電圧VDCを印加する。インバータ回路IV131は、入力端子がノードN133に接続される。
ここで、上記接続からもわかるように、PMOSトランジスタMP131、MP132と、NMOSトランジスタMN131、MN132とでラッチ回路が構成されている。なお、ノードN132、N133が、それぞれこのラッチ回路の入力、出力に相当する。
また、ノードN133は、インバータ回路I131を介して電圧変動検出回路131の出力ノードとなる。つまり、このノードN133に印加される電圧の反転値が電圧変動検出信号となる。なお、本実施の形態1では、ノードN133に印加される電圧がハイレベルのとき電圧変動検出信号が非活性化、ロウレベルのとき電圧変動検出信号が活性化の状態であるとする。
制御信号SEL4が活性化であるとき、すなわち制御信号_SEL4がロウレベルであるとき、PMOSトランジスタMP133とPMOSトランジスタMP134はオン状態となる。このため、ノードN133はハイレベルとなり、電圧変動検出信号はロウレベルに固定される。また、スイッチ回路SW131が接続状態となり、キャパシタC131がチャージされる。
制御信号SEL4が非活性化状態になる場合(制御信号_SEL4がハイレベル)、NMOSトランジスタMN133とNM134がオン状態となる。この状態で、NMOSトランジスタMN135のゲート電圧である内部電圧VDCが、NMOSトランジスタMN136のゲート電圧であるノードN138より低い場合、NMOSトランジスタMN135の電流駆動能力が、NMOSトランジスタMN136の電流駆動能力よりも低くなるため、ノードN133がロウレベルに引き下げられ、電圧変動検出信号がハイレベルとなる。
以下に、図4の電圧変動検出回路131の動作を説明する。図5に電圧変動検出回路131の動作波形を示す。図5に示すように、時刻t1以前は、電圧変動検出信号がロウレベルとなっている。つまり、この状態では、PMOSトランジスタMP131及びNMOSトランジスタMN132がオン状態、PMOSトランジスタMP132及びNMOSトランジスタMN131がオフ状態となっている。つまり、PMOSトランジスタMP131、MP132と、NMOSトランジスタMN131、MN132からなるラッチ回路の出力であるノードN133がハイレベルである。
ここで、時刻t1に電源電圧VDDが低下すると、それに応じて内部電圧VDCも低下する。このため、キャパシタC131にチャージされていた時刻t1以前の電圧より低下した場合、上記説明によりノードN133の電位が低下する。このノードN133の電位の低下により、ラッチ回路の出力が反転する。
このため、時刻t2にノードN133がロウレベルとなり、電圧変動検出信号がハイレベルとなる。このように、電圧変動検出回路131は、内部電圧VDCの低下に応じて、電圧変動検出信号を活性化させる機能を有する。つまり、時分割制御回路106は、内部電圧VDCの変動を検出すると、電圧選択回路102に対して強制的に内部電圧VDCを選択させる機能を備える。
なお、時刻t1〜t2のタイムラグは、PMOSトランジスタMP131、MP132と、NMOSトランジスタMN131、MN132のそれぞれのスレッショルド電圧を設定することにより調整可能であり、このタイムラグはできるだけ短い方が望ましい。
また、図6に、電圧変動検出回路131の別の構成を示す。図6に示すように、電圧変動検出回路131は、PMOSトランジスタMP141、MP142と、NMOSトランジスタMN141と、定電流源CC141と、可変抵抗RV141と、NOR回路NOR141と、インバータ回路IV141と、スイッチSW141とを有する。
PMOSトランジスタMP141は、ソースが内部電圧VDCの供給端子、ドレインとゲートがノードN141に接続される。PMOSトランジスタMP142は、ソースが内部電圧VDCの供給端子、ドレインがノードN142、ゲートがノードN141に接続される。なお、内部電圧VDCの供給端子は、電源端子VDDに置き換えてもかまわない。
定電流源CC141は、ノードN141と接地端子GNDとの間に接続される。可変抵抗RV141は、一方の端子がノードN142、他方の端子が接地端子GNDに接続される。
NOR回路NOR141は、一方の入力端子がノードN142に接続される。NOR回路NOR141の他方の入力端子にはフラグ解除命令信号がCPU(不図示)等から入力される。NOR回路NOR141の出力端子は、NMOSトランジスタMN141のゲートに接続されている。フラグ解除命令信号は、通常ロウレベルとなっており、電圧変動検出回路131の電圧変動検出動作が解除された場合にハイレベルとなる。
NMOSトランジスタMN141は、ドレインがノードN142、ソースが接地端子GND、ゲートがNOR回路NOR141の出力端子に接続される。
以下に、図6の電圧変動検出回路131の動作を説明する。なお、動作波形は図5と同様となるため、ここでは省略する。
まず、PMOSトランジスタMP141、MP142は、PMOSトランジスタMP141を入力とするカレントミラー回路を構成する。このため、PMOSトランジスタMP142は、PMOSトランジスタMP141に流れる電流に応じたドレイン電流をノードN142に供給する。ここで、PMOSトランジスタMP141、MP142と定電流源CC141とで1つの定電流源回路とみなすこともできる。なお、PMOSトランジスタMP141、MP142は、トランジスタサイズ比W/Lが共に等しいとする。
ノードN142と接地端子GND間には、例えば抵抗値2MΩ程度の可変抵抗RV141がある。このため、通常ノードN142のレベルは、ハイレベルとなっている。
しかし、内部電圧VDCが低下し、例えば3V程度まで低下するとPMOSトランジスタがオフし始め、ノードN142の電位も低下する。ノードN142の電位がNOR回路NOR141のロウレベル入力閾値以下に低下したとき、NOR回路NOR141は、ハイレベルを出力する。このため、NMOSトランジスタMN141がオン状態となり、ノードN142の電位が接地電圧GND(ロウレベル)に低下する。そして、インバータ回路IV141が、ハイレベルの電圧変動検出信号を出力する。この電圧変動検出信号の状態は、フラグ解除命令信号がハイレベルとなるまで、維持される。
なお、内部電圧VDCもしくは電源電圧VDDが急激に低下し、ノードN142の電位以下になった場合でも、ノードN142の電荷はPMOSトランジスタを経由して引き抜かれる。このため、ノードN142の電位がNOR回路NOR141のロウレベル入力閾値以下に低下したとき、上記説明と同様、インバータ回路IV141が、ハイレベルの電圧変動検出信号を出力する。
なお、電源電圧VDDの電位が上昇し、電圧変動検出回路131の電圧変動検出動作が解除されるとフラグ解除命令信号がハイレベルとなる。この場合、NOR回路NOR141がロウレベルを出力し、NMOSトランジスタMN141がオフ状態となる。このため、ノードN142の電位が上昇し、インバータ回路IV141が出力する電圧変動検出信号が再びロウレベルとなる。
なお、ノードN142と接地端子GNDとの間に所定の容量のキャパシタを接続し、電圧変動検出信号のパルス幅を調整してもよい。
以下に電圧検出回路100の動作を説明する。図7、図8に電圧検出回路100の動作を説明するフローチャートを示す。図7、図8に示すように、まず、初期設定を行う(S101)。この初期設定では、時間設定レジスタ121〜124のレジスタ値等の設定が行われる。また、レジスタ113にも設定値が設定される。そして、ステップS101で設定した条件で動作を開始する(S102)。
次に、検出対象に電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCを選択する(S103)。つまり、順番設定レジスタ130の記憶する値を「4」とする。そして、カウンタ128がレジスタ値TSEL4に応じた期間カウント動作を開始する(S104)。
このカウント期間内で(S105NO)、コンパレータ103が、内部電圧VDCを検出レベル(基準電圧VREF)以下である判定した場合(S106YES)、リセット信号もしくは割込み信号が出力される(S107)。
一方、カウンタ128のカウント動作がレジスタ値TSEL4に応じた期間を経過した場合(S105YES)、カウント動作を終了する(S108)。そして、検出対象に外部入力電圧Vin1を選択する(S109)。つまり、順番設定レジスタ130の記憶する値を「1」とする。そして、カウンタ128がレジスタ値TSEL1に応じた期間カウント動作を開始する(S110)。
このカウント期間内(S111NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下しない場合で(S112NO)、コンパレータ103が、外部入力電圧Vin1を検出レベル(基準電圧VREF)以下である判定した場合(S113YES)、リセット信号もしくは割込み信号が出力される(S114)。もし、このカウント期間内(S111NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下した場合(S112YES)、カウント動作を終了し(S115)、ステップS103へ移行する。
一方、カウンタ128のカウント動作がレジスタ値TSEL1に応じた期間を経過した場合(S111YES)、カウント動作を終了する(S116)。そして、検出対象に外部入力電圧Vin2を選択する(S117)。つまり、順番設定レジスタ130の記憶する値を「2」とする。そして、カウンタ128がレジスタ値TSEL2に応じた期間カウント動作を開始する(S118)。
このカウント期間内(S119NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下しない場合で(S120NO)、コンパレータ103が、外部入力電圧Vin2を検出レベル(基準電圧VREF)以下である判定した場合(S121YES)、リセット信号もしくは割込み信号が出力される(S122)。もし、このカウント期間内(S119NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下した場合(S120YES)、カウント動作を終了し(S123)、ステップS103へ移行する。
一方、カウンタ128のカウント動作がレジスタ値TSEL2に応じた期間を経過した場合(S119YES)、カウント動作を終了する(S124)。そして、検出対象に外部入力電圧Vin3を選択する(S125)。つまり、順番設定レジスタ130の記憶する値を「3」とする。そして、カウンタ128がレジスタ値TSEL3に応じた期間カウント動作を開始する(S126)。
このカウント期間内(S127NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下しない場合で(S128NO)、コンパレータ103が、外部入力電圧Vin3を検出レベル(基準電圧VREF)以下である判定した場合(S129YES)、リセット信号もしくは割込み信号が出力される(S130)。もし、このカウント期間内(S127NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下した場合(S128YES)、もしくは、このカウント期間を経過した場合(S127YES)、カウント動作を終了し(S131)、ステップS103へ移行する。
図9〜図11に電圧検出回路100の動作タイミングチャートを示す。図9、図10のタイミングチャートでは、時分割制御回路106からの制御信号SEL1〜SEL4に応じて、検出電圧選択回路102が選択し、出力する選択電圧VSELは、時刻t1、t2、t3、t4で内部電圧VDC、外部入力電圧Vin1、Vin2、Vin3に順に切り替わる。このため、コンパレータ103により基準電圧VREFと比較される電圧も切り替わる。つまり、電圧検出回路200が検出対象とする電圧が、時刻t1、t2、t3、t4で、それぞれ内部電圧VDC、外部入力電圧Vin1、Vin2、Vin3に順に切り替わる。なお、このような切り替わりは時刻t5、t6、t7、t8でも同様に行われ、更に時刻t9以後も繰り替えされる。
ここで、図9に示すように、時刻11で外部入力電圧Vin2が基準電圧VREFよりも低下する場合を説明する。時刻t3〜t4の期間は、時分割制御回路106からの制御信号SEL2が活性化しており、選択電圧VSELがVin2となっている。つまり、電圧検出回路200が検出対象とする電圧はVin2であり、コンパレータ103が外部入力電圧Vin2と所定の電圧値の基準電圧VREFとを比較する。
時刻11に、外部入力電圧Vin2が基準電圧VREFより低下し、コンパレータ103からハイレベルの検出信号SDETが出力される。そして、このハイレベルの検出信号SDETにより、ラッチ回路105からリセット信号もしくは割込み信号が出力される。
次に、図10に、外部入力電圧Vin2が基準電圧VREFよりも低下する時刻t11が、検出対象電圧がVin2の期間ではない場合を示す。この場合、時刻t11の時点では、検出対象電圧が外部入力電圧Vin2ではなくVin3、つまり選択電圧VSELがVin3となっている。このため、時刻t11では、コンパレータ103からハイレベルの検出信号SDETが出力されない。
その後、時刻t7において、検出対象電圧が再び外部入力電圧Vin2となる。この時刻t7〜t8の期間において選択電圧VSELがVin2となり、コンパレータ103は、Vin2が基準電圧VREFよりも低下していることを検知する。そして、比較期間後にコンパレータ103からハイレベルの検出信号SDETが出力される。そして、このハイレベルの検出信号SDETにより、ラッチ回路105からリセット信号もしくは割込み信号が出力される。
次に、図11に時刻t12において、電源電圧VDDが低下した場合を示す。なお、時刻t6以前は、図10の場合と同様であるため説明は省略する。図11に示すように、時刻t11に電源電圧VDDが低下し、それに伴い電圧VDCも低下する。電圧変動検出回路131が、この電圧VDCの低下を検出し、順番設定レジスタ130の設定を変更する。
例えば、時刻t12の直前では、検出対象電圧が外部入力電圧Vin1であり、順番設定レジスタ126が記憶している値が「1」(順番設定信号の値も「1」)である。ここで、時刻t12において、電源電圧VDDが低下し、電圧変動検出回路131から電圧変動検出信号が出力される。そして、順番設定レジスタ130の値が「4」に書き換えられ、順番設定信号の値も「4」となる。
この結果、制御信号SEL4が活性化し、時刻t13に検出電圧選択回路102が出力する選択電圧VSELが、外部入力電圧Vin1から内部電圧VDCに切り替わる。つまり、検出対象電圧が、外部入力電圧Vin1から内部電圧VDCに切り替わる。
このことにより、コンパレータ103は、内部電圧VDCと基準電圧VREFとを比較する。そして、時刻t14で、内部電圧VDCが基準電圧VREFより低下し、コンパレータ103からハイレベルの検出信号SDETが出力される。そして、このハイレベルの検出信号SDETにより、ラッチ回路105からリセット信号もしくは割込み信号が出力される。
ここで、図19に示した従来の低電圧検出回路1は、内部の電源電圧の低下を検出可能であったが、外部からの入力電圧の低下を検出できなかった。そして、低電圧検出回路10は、図20に示したように外部の入力電圧と、電源電圧とをスイッチ回路12により切り替える構成を有していた。このスイッチ回路12が外部の入力電圧を選択している場合、の外部入力電圧の低下をコンパレータで検出することが可能であった。しかし、スイッチ回路12が外部の入力電圧を選択している期間は、電源電圧低下の検出が不可能である。このため、外部入力電圧の低下を検出可能なコンパレータ以外に、常時電源電圧の低下をモニターするコンパレータを用意する必要があり、回路規模の増大する問題があった。
しかし、本実施の形態1の電圧検出回路100では、外部入力電圧もしくは電源電圧に応じた電圧を、時分割で検出対象電圧とする。つまり、複数の外部入力電圧をモニターする期間、電源電圧に応じた電圧をモニターする期間に時分割し、それぞれの期間に対応した電圧をコンパレータ103に入力する。
更に、電源電圧に応じた電圧をモニターしていない期間に、電源電圧が低下したことを検出すると、強制的に電源電圧に応じた電圧をモニターする期間に変更し、電源電圧低下の検出を確実にしている。このような機構により、本実施の形態1の電圧検出回路100は、電源電圧低下の検出をもれなく検出可能とし、且つ、複数のコンパレータを必要としないことにより回路規模の削減も可能となる。
発明の実施の形態2
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態2も、実施の形態2と同様、本発明をマイクロコントローラの電圧検出回路に適用したものである。図12に本実施の形態2にかかる電圧検出回路200のブロック構成を示す。図12に示すように、電圧検出回路200は、比較電圧生成回路101と、検出電圧選択回路102と、コンパレータ(比較器)103と、基準電圧生成回路204と、ラッチ回路105と、時分割制御回路106と、外部電圧入力端子107〜109と、レジスタ113とを有する。
なお、図12に示された符号のうち、図1と同じ符号を付した構成は、図1と同じか又は類似の構成を示している。実施の形態2と異なるのは基準電圧生成回路204である。よって、ここでは、その相違部分を重点的に説明し、実施の形態1と同様の部分の説明は省略する。
基準電圧生成回路204は、制御信号SEL1〜SEL4に応じて、出力する基準電圧VREFの電圧値を変化させる。
図13に基準電圧生成回路204の構成を示す。図13に示すように、基準電圧生成回路204は、基準電圧設定レジスタ201〜204と、セレクタ225、226と、ラダー抵抗227とを有する。
基準電圧生成回路204は、検出電圧選択回路102が出力する電圧VSELに応じて、基準電圧VREFを可変とする。例えば、検出電圧選択回路102により、電圧VSELが外部入力電圧Vin1として選択された場合、基準電圧VREFは選択基準電圧V1とする。同様に、外部入力電圧Vin2、Vin3として選択された場合、基準電圧VREFはそれぞれ選択基準電圧V2、V3とする。また、内部電圧VDCとして選択された場合、基準電圧VREFは選択基準電圧V4とする。
基準電圧設定レジスタ201〜204はそれぞれ、選択電圧VSELが外部入力電圧Vin1、Vin2、Vin3、内部電圧VDCである場合に、基準電圧生成回路204が出力する基準電圧VREFの電圧値を決定する設定値が記憶されている。この基準電圧設定レジスタ201〜204が記憶するレジストリの値をそれぞれVSEL1〜VSEL4とする。
セレクタ225は、制御信号SEL1〜SEL4に応じて、基準電圧設定レジスタ201〜204が記憶するそれぞれの値VSEL1〜VSEL4のいずれか1つを選択して選択信号VSELPとして出力する。例えば、制御信号SEL1が活性化している場合、基準電圧設定レジスタ201が記憶するVSEL1を選択し、選択信号VSELPとして出力する。以下同様に、制御信号SEL2〜SEL4のいずれかが活性化している場合、その活性化した制御信号に応じてVSEL2〜VSEL4のいずれかを選択し、選択信号VSELPとして出力する。
ラダー抵抗227は、電源端子VDDと接地端子GNDとの間に複数の抵抗を直列接続している。各抵抗間の接続ノードでは、電源電圧VDDを抵抗分圧した電圧が生成される。例えば、図13に示すように、各ノードの電圧をV1〜V4とする。
セレクタ226は、選択信号VSELPの値に応じて、ラダー抵抗227が生成した複数の電圧のうち1つを選択し、基準電圧VREFとして出力する。なお、このセレクタ226により選択され、出力される基準電圧VREFを上述した選択基準電圧と称す。つまり、基準電圧VREFとして、選択基準電圧V1〜V4のいずれかが、このセレクタ226により出力される。
例えば、選択信号VSELPがVSEL1である場合、選択基準電圧V1がセレクタ226により選択され、基準電圧VREFとして出力される。以下同様に、選択信号VSELPがVSEL2、VSEL3、VSEL4である場合、それぞれ選択基準電圧V2、V3、V4がセレクタ226により選択され、基準電圧VREFとして出力される。
なお、上記説明は、あくまで一例であり、必ずしもVSEL1〜VSEL4に対して、それぞれ電圧V1〜V4が対応する必要はない。例えば、基準電圧設定レジスタ201、204が同じ値を記憶し、そのレジスタの値ではセレクタ226が選択基準電圧V1を選択する場合を考える。この場合、選択信号VSELPの値がVSEL1もしくはVSEL4となったとき、両方ともセレクタ226により電圧V1が選択される。このように、基準電圧VREFとして選択される電圧は、基準電圧設定レジスタ201〜204の記憶する値により任意に、ラダー抵抗227が生成する電圧から選択することができる。
以下に電圧検出回路200の動作を説明する。図14、図15に電圧検出回路200の動作を説明するフローチャートを示す。本実施の形態2と実施では、検出レベルの判定動作において、検出レベルがそれぞれ選択基準電圧V1〜V4に切り替わる点が実施の形態1と相違しており、その他の動作は実施の形態1と同様となる。よって、図14、図15において、実施の形態1と同様の部分は図7、図8と同じ符号を付すものとする。
図14、図15に示すように、まず、初期設定を行う(S101)。この初期設定では、時間設定レジスタ121〜124のレジスタ値等の設定が行われる。また、レジスタ113にも設定値が設定される。そして、ステップS101で設定した条件で動作を開始する(S102)。
次に、検出対象に電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCを選択する(S103)。つまり、順番設定レジスタ130の記憶する値を「4」とする。次に、基準電圧VREFとして選択基準電圧V4を選択する(S201)。つまり、選択信号VSELPの値をVSEL4とする。そして、カウンタ128がレジスタ値TSEL4に応じた期間カウント動作を開始する(S104)。
このカウント期間内で(S105NO)、コンパレータ103が、内部電圧VDCを検出レベル(選択基準電圧V4)以下である判定した場合(S106YES)、リセット信号もしくは割込み信号が出力される(S107)。
一方、カウンタ128のカウント動作がレジスタ値TSEL4に応じた期間を経過した場合(S105YES)、カウント動作を終了する(S108)。そして、検出対象に外部入力電圧Vin1を選択する(S109)。つまり、順番設定レジスタ130の記憶する値を「1」とする。次に、基準電圧VREFとして選択基準電圧V1を選択する(S202)。つまり、選択信号VSELPの値をVSEL1とする。そして、カウンタ128がレジスタ値TSEL1に応じた期間カウント動作を開始する(S110)。
このカウント期間内(S111NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下しない場合で(S112NO)、コンパレータ103が、外部入力電圧Vin1を検出レベル(選択基準電圧V1)以下である判定した場合(S113YES)、リセット信号もしくは割込み信号が出力される(S114)。もし、このカウント期間内(S111NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下した場合(S112YES)、カウント動作を終了し(S115)、ステップS103へ移行する。
一方、カウンタ128のカウント動作がレジスタ値TSEL1に応じた期間を経過した場合(S111YES)、カウント動作を終了する(S116)。そして、検出対象に外部入力電圧Vin2を選択する(S117)。つまり、順番設定レジスタ130の記憶する値を「2」とする。次に、基準電圧VREFとして選択基準電圧V2を選択する(S203)。つまり、選択信号VSELPの値をVSEL2とする。そして、カウンタ128がレジスタ値TSEL2に応じた期間カウント動作を開始する(S118)。
このカウント期間内(S119NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下しない場合で(S120NO)、コンパレータ103が、外部入力電圧Vin2を検出レベル(選択基準電圧V2)以下である判定した場合(S121YES)、リセット信号もしくは割込み信号が出力される(S122)。もし、このカウント期間内(S119NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下した場合(S120YES)、カウント動作を終了し(S123)、ステップS103へ移行する。
一方、カウンタ128のカウント動作がレジスタ値TSEL2に応じた期間を経過した場合(S119YES)、カウント動作を終了する(S124)。そして、検出対象に外部入力電圧Vin3を選択する(S125)。つまり、順番設定レジスタ130の記憶する値を「3」とする。次に、基準電圧VREFとして選択基準電圧V3を選択する(S204)。つまり、選択信号VSELPの値をVSEL3とする。そして、カウンタ128がレジスタ値TSEL3に応じた期間カウント動作を開始する(S126)。
このカウント期間内(S127NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下しない場合で(S128NO)、コンパレータ103が、外部入力電圧Vin3を検出レベル(選択基準電圧V3)以下である判定した場合(S129YES)、リセット信号もしくは割込み信号が出力される(S130)。もし、このカウント期間内(S127NO)、電源電圧VDDに応じた内部電圧VDCが低下した場合(S128YES)、もしくは、このカウント期間を経過した場合(S127YES)、カウント動作を終了し(S131)、ステップS103へ移行する。
図16〜図18に電圧検出回路200の動作タイミングチャートを示す。但し、図16〜図18ともに、基準電圧VREFが電圧V1〜V4となっている以外は、図9〜図11と同様であるものとする。つまり、本実施の形態2では、電圧検出回路200が検出対象とする電圧が時刻t1、t2、t3、t4で内部電圧VDC、外部入力電圧Vin1、Vin2、Vin3に順に切り替わるが、それと同時に基準電圧VREFの電圧値も選択基準電圧V4、V1、V2、V3に切り替わる。
ここで、図16に示すように、時刻11で外部入力電圧Vin2が選択基準電圧V2よりも低下する場合を説明する。時刻t3〜t4の期間は、時分割制御回路106からの制御信号SEL2が活性化しており、選択電圧VSELがVin2、基準電圧VREFが選択基準電圧V2となっている。つまり、電圧検出回路200が検出対象とする電圧をVin2として、選択基準電圧V2との比較をコンパレータ103が行う。
時刻11に、外部入力電圧Vin2が選択基準電圧V2より低下し、コンパレータ103からハイレベルの検出信号SDETが出力される。そして、このハイレベルの検出信号SDETにより、ラッチ回路105からリセット信号もしくは割込み信号が出力される。
次に、図17に、外部入力電圧Vin2が選択基準電圧V2よりも低下する時刻t11が、検出対象電圧がVin2の期間ではない場合を示す。この場合、時刻t11の時点では、検出対象電圧が外部入力電圧Vin2ではなくVin3、つまり選択電圧VSELがVin3となっている。このため、時刻t11では、コンパレータ103からハイレベルの検出信号SDETが出力されない。
その後、時刻t7において、検出対象電圧が再び外部入力電圧Vin2となる。この時刻t7〜t8の期間において選択電圧VSELがVin2となり、コンパレータ103は、外部入力電圧Vin2が選択基準電圧V2よりも低下していることを検知する。そして、比較期間後にコンパレータ103からハイレベルの検出信号SDETが出力される。そして、このハイレベルの検出信号SDETにより、ラッチ回路105からリセット信号もしくは割込み信号が出力される。
次に、図18に時刻t12において、電源電圧VDDが低下した場合を示す。なお、時刻t6以前は、図17の場合と同様であるため説明は省略する。図18に示すように、時刻t11に電源電圧VDDが低下し、それに伴い電圧VDCも低下する。電圧変動検出回路131が、この電圧VDCの低下を検出し、順番設定レジスタ130の設定を変更する。
例えば、時刻t12の直前では、検出対象電圧が外部入力電圧Vin1であり、順番設定レジスタ126が記憶している値が「1」(順番設定信号の値も「1」)である。また、制御信号生成回路129が活性化させている制御信号がSEL1であるため、基準電圧生成回路204が基準電圧VREFとして出力する電圧も選択基準電圧V1である。
ここで、時刻t12において、電源電圧VDDが低下し、電圧変動検出回路131から電圧変動検出信号が出力される。そして、順番設定レジスタ130の値が「4」に書き換えられ、順番設定信号の値も「4」となる。
この結果、制御信号SEL4が活性化し、時刻t13に検出電圧選択回路102が出力する選択電圧VSELが、外部入力電圧Vin1から内部電圧VDCに切り替わる。つまり、検出対象電圧が、外部入力電圧Vin1から内部電圧VDCに切り替わる。同時に、制御信号SEL4が活性化したことにより基準電圧生成回路204が基準電圧VREFとして出力する電圧も選択基準電圧V1からV4に切り替わる。
このことにより、コンパレータ103は、内部電圧VDCと選択基準電圧V4とを比較する。そして、時刻t14で、内部電圧VDCが選択基準電圧V4より低下し、コンパレータ103からハイレベルの検出信号SDETが出力される。そして、このハイレベルの検出信号SDETにより、ラッチ回路105からリセット信号もしくは割込み信号が出力される。
以上のように、本実施の形態2の電圧検出回路200では、コンパレータ103の一方の入力端子に入力する基準電圧VREFを、他方の入力端子に入力する検出対象電圧(Vin1〜Vin3、VDC)に応じて切り替えることが可能となる。
ここで、実施の形態1では、基準電圧VREFが一定であった。このため、時分割で切り替えた検出対象電圧ごとに、正確な電圧降下の判定が難しかった。しかし、本実施の形態2の電圧検出回路200では、レジスタ(基準電圧設定レジスタ221〜224)に記憶させる値に応じて、時分割で切り替えた検出対象電圧ごとに柔軟に基準電圧VREFの値を変更することが可能となる。このため、より精度の高い低電圧判定が可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものでなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100、200 電圧検出回路
101 比較電圧生成回路
102 検出電圧選択回路
103 コンパレータ
104、204 基準電圧生成回路
105 ラッチ回路
106 時分割制御回路
107〜109 外部電圧入力端子
111、227 ラダー抵抗
112 選択回路
121〜124 時間設定レジスタ
125 セレクタ
126 順番設定レジスタ
127 カウント値設定レジスタ
128 カウンタ
129 制御信号生成回路
130 電圧変動検出回路
221〜224 基準電圧設定レジスタ
225、226 セレクタ
SW101〜SW104 スイッチ回路

Claims (13)

  1. 電源電圧に応じた電圧を第1の電圧として出力する比較電圧生成回路と、
    外部端子から入力する外部入力電圧と前記第1の電圧とを、第1の制御信号に応じて選択し、比較電圧として出力する検出電圧選択回路と、
    基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記基準電圧と、前記比較電圧とを比較し、その比較結果を検出信号として出力する比較器と、
    前記検出電圧選択回路が前記第1の電圧もしくは前記外部入力電圧を比較電圧として時分割で出力するよう前記第1の制御信号を生成する制御回路と、を有し、
    前記検出電圧選択回路は、
    前記第1の制御信号が第1の期間を示す間前記第1の電圧を選択し、前記第1の制御信号が第2の期間を示す間外部端子から入力する外部入力電圧を選択し、
    前記制御回路は、
    前記第1の期間中の前記第1の電圧を第2の電圧として保持し、前記第2の期間中の前記第1の電圧と前記第2の電圧とを比較して、前記電源電圧の低下を検出し、電圧変動検出信号を出力する電圧変動検出回路を有し、
    前記電圧変動検出信号が出力されたことに応じて、前記第1の制御信号を前記検出電圧選択回路が前記第1の電圧を選択することを指示する状態に切り替える電圧検出回路。
  2. 前記制御回路は、第1、第2のレジスタと、第1のセレクタと、カウンタと、制御信号生成回路とを有し、
    前記第1のレジスタは、前記検出電圧選択回路が前記第1の電圧を選択する第1の期間を規定する第1の設定値を記憶し、
    前記第2のレジスタは、前記検出電圧選択回路が前記外部入力電圧を選択する第2の期間を規定する第2の設定値を記憶し、
    前記第1のセレクタは、順番設定信号に応じて、前記第1もしくは第2の設定値のいずれかを選択し、
    前記カウンタは、前記第1のセレクタが選択した前記第1もしくは第2の設定値に応じて前記第1もしくは第2の期間をカウントし、
    前記制御信号生成回路は、前記順番設定信号に応じて、前記カウンタがカウントする前記第1の期間、前記検出電圧選択回路が前記第1の電圧を選択するよう前記第1の制御信号を生成、もしくは、前記カウンタがカウントする前記第2の期間、前記検出電圧選択回路が前記外部入力電圧を選択するよう前記第1の制御信号を生成する
    請求項1に記載の電圧検出回路。
  3. 前記電圧変動検出回路は、第1導電型の第1、第2のトランジスタと、第2導電型の第3、第4のトランジスタを有するラッチ回路と、第1導電型の第5のトランジスタと、第2導電型の第6のトランジスタと、キャパシタと、第1〜第5のスイッチ回路とを有し、
    前記第1、第3のトランジスタは、前記第1の電圧が供給される第1のノードと、第2のノードとの間に直列接続され、前記第1のトランジスタのドレイン及び第3のトランジスタのソースを接続する中間ノードが第3のノードに接続され、制御端子がそれぞれ第4のノードに接続され、
    前記第2、第4のトランジスタは、前記第1のノードと、第5のノードとの間に直列接続され、前記第2のトランジスタのドレイン及び第4のトランジスタのソースを接続する中間ノードが前記第4のノードに接続され、制御端子がそれぞれ前記第3のノードに接続され、
    前記第1、第2のスイッチ回路は、前記第1の制御信号に応じて前記第1の期間、前記第1のノードと前記第3のノード、前記第1のノードと第4のノードとをそれぞれ接続し、
    前記第3、第4のスイッチ回路は、前記第1の制御信号に応じて前記第1の期間、前記第2のノードと第6のノード、前記第5のノードと第7のノードとをそれぞれ接続し、
    前記第5のトランジスタは、前記第6のノードと接地端子との間に接続され、制御端子に前記第1の電圧が印加され、
    前記第6のトランジスタは、前記第7のノードと前記接地端子との間に接続され、制御端子が第8のノードに接続され、
    前記キャパシタは、前記第8のノードと前記接地端子との間に接続され、
    前記第5のスイッチ回路は、前記第1の制御信号に応じて前記第2の期間、前記第8のノードに前記第1の電圧を供給する
    請求項1又は2に記載の電圧検出回路。
  4. 前記比較電圧生成回路は、第1のラダー抵抗を有し、前記第1のラダー抵抗により生成される前記電源電圧の複数の電圧のうち1つを選択して第1の電圧として出力する
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電圧検出回路。
  5. 前記基準電圧生成回路は、前記第1の制御信号に応じて、前記第1の電圧もしくは前記外部入力電圧に対応した基準電圧を生成する
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電圧検出回路。
  6. 前記基準電圧生成回路は、第2のセレクタと、第2のラダー抵抗とを有し、
    前記第2のラダー抵抗は、前記電源電圧を複数の選択基準電圧として分圧し、
    前記2のセレクタは、前記第1の制御信号に応じて、前記複数の選択基準電圧のうち1つを選択して、前記基準電圧として出力する
    請求項5に記載の電圧検出回路。
  7. 前記基準電圧生成回路は、第3、第4のレジスタを更に有し、
    前記第3、第4のレジスタはそれぞれ、前記外部入力電圧に対応する前記選択基準電圧を規定する第3の設定値、前記第1の電圧に対応する前記選択基準電圧を規定する第4の設定値を記憶し、
    前記2のセレクタは、前記第1の制御信号に応じて、前記複数の選択基準電圧のうち前記第3の設定値もしくは第4の設定値に基づいた前記複数の選択基準電圧のうち1つを選択して、前記基準電圧として出力する
    請求項6に記載の電圧検出回路。
  8. 電源電圧に応じた電圧を第1の電圧として出力する比較電圧生成回路と、
    外部端子から入力する外部入力電圧と前記第1の電圧とを、第1の制御信号に応じて選択し、比較電圧として出力する比較電圧として出力する検出電圧選択回路と、
    基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記基準電圧と、前記比較電圧とを比較し、その比較結果を検出信号として出力する比較器と、を有する電圧検出回路の制御方法であって、
    前記検出電圧選択回路に対して前記第1の電圧もしくは前記外部入力電圧を比較電圧として時分割で出力させさせるように前記第1の制御信号を生成し、
    前記検出電圧選択回路に、前記第1の制御信号が第1の期間を示す間前記第1の電圧を選択させ、前記第1の制御信号が第2の期間を示す間外部端子から入力する外部入力電圧を選択させ、
    前記第1の期間中の前記第1の電圧を第2の電圧として保持し、前記第2の期間中の前記第1の電圧と前記第2の電圧とを比較して、前記電源電圧の低下を検出し、
    前記電源電圧の低下が検出されたことに応じて、前記第1の制御信号を前記検出電圧選択回路が前記第1の電圧を選択することを指示する状態に切り替える電圧検出回路の制御方法。
  9. 前記電圧検出回路が、第1、第2のレジスタと、カウンタと、を有し、
    前記第1のレジスタに対して、前記検出電圧選択回路が前記第1の電圧を選択する第1の期間を規定する第1の設定値を記憶させ、
    前記第2のレジスタに対して、前記検出電圧選択回路が前記外部入力電圧を選択する第2の期間を規定する第2の設定値を記憶させ、
    前記第1もしくは第2の設定値を選択し、その選択した設定値に応じて前記カウンタに対して、前記第1もしくは第2の期間をカウントさせ、
    前記カウンタがカウントする前記第1の期間、前記検出電圧選択回路に対して、前記第1の電圧を選択させ、
    前記カウンタがカウントする前記第2の期間、前記検出電圧選択回路に対して、前記外部入力電圧を選択させる
    請求項8に記載の電圧検出回路の制御方法。
  10. 前記比較電圧生成回路は、第1のラダー抵抗を有し、
    前記比較電圧生成回路に対して、前記第1のラダー抵抗により生成される前記電源電圧の複数の分圧値から1つを選択して第1の電圧として出力させる
    請求項8又は9に記載の電圧検出回路の制御方法。
  11. 前記基準電圧生成回路に対して、前記第1の電圧もしくは前記外部入力電圧に対応した基準電圧を生成させる
    請求項8〜請求項10のいずれか1項に記載の電圧検出回路の制御方法。
  12. 前記基準電圧生成回路は、前記電源電圧を複数の選択基準電圧として分圧する第2のラダー抵抗を有し、
    前記基準電圧生成回路に対して、前記複数の選択基準電圧のうち1つを選択して、前記基準電圧として出力させる
    請求項11に記載の電圧検出回路の制御方法。
  13. 前記基準電圧生成回路は、第3、第4のレジスタを更に有し、
    前記第3、第4のレジスタのそれぞれに対して、前記外部入力電圧に対応する前記選択基準電圧を規定する第3の設定値、前記第1の電圧に対応する前記選択基準電圧を規定する第2の設定値を記憶させ、
    前記複数の選択基準電圧のうち、前記第3の設定値もしくは第4の設定値に基づいた前記複数の選択基準電圧のうち1つを選択して、前記基準電圧として出力させる
    請求項12に記載の電圧検出回路の制御方法。
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