JP2018073935A - 半導体装置及び消費電流テスト方法 - Google Patents

半導体装置及び消費電流テスト方法 Download PDF

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【課題】製品出荷前のテストに費やされる時間を短縮することが可能な半導体装置及び消費電流テスト方法を提供する。【解決手段】半導体装置100は、第1の電源電圧及び第1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧を生成し、第1モード時には第1の電源電圧を選択して電源供給ラインGLに供給し、第2モード時には第2の電源電圧を選択して電源供給ラインに供給する電源回路12と、テスト信号を受け、且つ、電源回路が第1の電源電圧を選択している状態から第2の電源電圧を選択する状態に遷移した場合に、電源供給ラインを接地ラインに接続して放電実行する放電回路13と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置、特に、当該半導体装置の内部回路に電源電圧を供給する電源回路を含む半導体装置、及びこの半導体装置の消費電流テスト方法に関する。
LSI( HYPERLINK "http://www.weblio.jp/content/large-scale+integrated+circuit" \o "large-scale integrated circuitの意味" large-scale integrated circuit)などの半導体装置に含まれており、当該半導体装置の内部回路に電源電圧を供給する電源回路として、通常動作時に用いる動作時用電源降圧回路と、待機状態時に用いるスタンバイ時用電源降圧回路と、を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の電源回路は、通常動作時に
は、動作時用電源降圧回路で生成された電圧を内部電源ラインを介して内部回路に供給する。一方、待機状態時には、スタンバイ時用電源降圧回路で生成された電圧を内部電源ラインを介して内部回路に供給する。当該電源回路では、スタンバイ時用電源降圧回路で生成される電圧を、動作時用電源降圧回路で生成される電圧よりも低くすることにより待機動作時での消費電力を抑えるようにしている。

特開2002−373942号公報
ところで、このような電源回路を備えた半導体装置の製品出荷前のテストとして、消費電流テストが実施される。つまり、動作時用電源降圧回路を用いている際に消費される電流を測定する第1の消費電流テストと、スタンバイ時用電源降圧回路を用いている際に消費される電流を測定する第2の消費電流テストとを行う。この際、上記した内部電源ラインに生じるノイズを低減させる為に、内部電源ラインにバイパスコンデンサが接続されている場合がある。これにより、第1の消費電流テストから第2の消費電流テストに切り替えると、その切り替え直後の時点では、バイパスコンデンサに充電された電圧の影響で内部電源ラインの電圧がスタンバイ時用電源降圧回路で生成された電圧よりも高くなっている。よって、バイパスコンデンサが放電し、内部電源ラインの電圧がスタンバイ時用電源降圧回路で生成された電圧と等しくなるまで待機しなければ、第2の消費電流を測定することができないので、テスト時間が長くなるという問題があった。
本発明は、製品出荷前のテストに費やされる時間を短縮することが可能な半導体装置及び消費電流テスト方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、電源供給ラインを介して供給された電圧を受けて動作する内部回路を含む半導体装置であって、第1の電源電圧及び前記第1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧を生成し、第1モード時には前記第1の電源電圧を選択して前記電源供給ラインに供給し、第2モード時には前記第2の電源電圧を選択して前記電源供給ラインに供給する電源回路と、テスト信号を受け、且つ前記電源回路が前記第1の電源電圧を選択している状態から前記第2の電源電圧を選択する状態に遷移した場合に、前記電源供給ラインを接地ラインに接続して放電実行する放電回路と、を有する。
また、本発明に係る半導体装置の消費電流テスト方法は、第1の電源電圧及び前記第1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧を生成し、第1モード時には前記第1の電源電圧を選択して前記電源供給ラインに供給し、第2モード時には前記第2の電源電圧を選択して前記電源供給ラインに供給する電源回路と、前記電源供給ラインを介して供給された電圧を受けて動作する内部回路と、前記電源供給ライン及び接地ライン間を抵抗を介して接続して放電実行するスイッチ素子を含む放電回路と、前記電源供給ラインに接続されている外部端子とを有し、前記外部端子にバイパスコンデンサが接続されている半導体装置の消費電流テスト方法であって、前記電源回路が選択する電源電圧を前記第1の電源電圧に設定すると共に前記スイッチ素子をオフ状態に設定し、前記第1の電源電圧が前記電源供給ラインに供給されている状態で前記半導体装置の消費電流を測定する第1の消費電流測定ステップと、前記電源回路が選択する電源電圧を前記第1の電源電圧から前記第2の電源電圧に切り替えると共に前記スイッチ素子をオン状態に切り替えた後、前記スイッチ素子をオフ状態に戻した状態で前記半導体装置の消費電流を測定する第2の消費電流測定ステップと、を有する
本発明は、第1のモード時には第1の電源電圧を選択する一方第2のモード時には第1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧選択し、選択した電圧を電源供給ラインを介して内部回路に供給する電源回路を含む半導体装置に、以下の放電回路を設けている。
放電回路は、テスト信号を受け且つ電源回路が第1の電源電圧を選択している状態から第2の電源電圧を選択する状態に遷移した場合に、電源供給ラインを接地ラインに接続して放電実行する。
ここで、半導体装置の製品出荷前の消費電流テストとして、第1の電源電圧で内部回路を動作させた際の消費電流の測定に続き、第2の電源電圧で内部回路を動作させた際の消費電流の測定に移行する際には、先ず、電源供給ラインが放電回路の抵抗を介して接地ラインに接続される。これにより、電源供給ラインに電源ノイズ防止用のバイパスコンデンサが接続されていても、バイパスコンデンサに充電されていた電圧が放電回路を介して強制的に放電されるので、電源供給ラインの電圧を第1の電源電圧の状態から第2の電源電圧の状態に迅速に低下させることが可能となる。よって、バイパスコンデンサの放電に費やされる時間を短くすることができるので、テスト時間の短縮を図ることが可能となる。
本発明に係る半導体装置100の構成の一例を示すブロック図である。 製品出荷前のテスト時におけるテスタ200と、テスト対象となる半導体装置100との接続形態を示すブロック図である。 放電回路13を動作させずに消費電流テストを実施した場合でのテストシーケンスを示すタイムチャートである。 放電回路13を動作させて消費電流テストを実施した場合でのテストシーケンスを示すタイムチャートである。 本発明に係る半導体装置100の構成の他の一例を示すブロック図である。 図5に示す放電回路13を動作させて消費電流テストを実施した場合でのテストシーケンスを示すタイムチャートである。
図1は、本発明に係る半導体装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、半導体装置100は、レギュレータ制御部11及びレギュレータ12を含む電源回路と、放電回路13と、電源回路から供給された電源電圧を受けて動作する内部回路20と、を有する。
レギュレータ制御部11は、内部回路20が通常動作を行う通常モード時には、通常動作用の電源電圧V1を選択させる論理レベル1の電源選択信号SEL1及び論理レベル0の電源選択信号SEL2を、レギュレータ12に供給する。一方、内部回路20が小電力動作を行う小電力モード時には、レギュレータ制御部11は、電源電圧V2を選択させる論理レベル0の電源選択信号SEL1及び論理レベル1の電源選択信号SEL2を、レギュレータ12に供給する。
レギュレータ12は、電源GE1及びGE2、並びに各々がnチャネルMOS型のトランジスタからなるスイッチ素子SW1及びSW2を有する。
電源GE1は、通常動作用の電源電圧V1を生成し、これをスイッチ素子SW1に供給する。電源GE2は、電源電圧V1よりも電圧値が低い、小電力動作用の電源電圧V2を生成し、これをスイッチ素子SW2に供給する。
スイッチ素子SW1は、論理レベル0の電源選択信号SEL1が供給されている間はオフ状態となる一方、論理レベル1の電源選択信号SEL1が供給されている間はオン状態となり、電源電圧V1を電源供給ラインGLに供給する。スイッチ素子SW2は、論理レベル0の電源選択信号SEL2が供給されている間はオフ状態となる一方、論理レベル1の電源選択信号SEL2が供給されている間はオン状態となり、電源電圧V2を電源供給ラインGLに供給する。
すなわち、電源セレクタとしてのスイッチ素子SW1及びSW2は、電源電圧V1及びV2のうちから、電源選択信号(SEL1、SEL2)によって指定されている方を選択し、選択した方を電源供給ラインGLに供給する。
内部回路20は、電源供給ラインGLを介して供給された電源電圧V1又はV2によって動作する。つまり、内部回路20は、電源電圧V1の供給を受けている場合には、回路動作に制限が無い通常モードで動作する。一方、電源電圧V2が供給されている間は、回路動作の一部に制限が生じる小電力モードで動作する。
又、電源供給ラインGLには、電源ノイズ防止用のバイパスコンデンサCPを外部接続する為の外部端子TB1が接続されている。尚、図1では、当該外部端子TB1にバイパスコンデンサCPを接続した状態を示しているが、製造直後の半導体装置100には、当然、このバイパスコンデンサCPは接続されていない。
放電回路13は、テスト制御部TC、アンドゲートAN1及びAN2、発振器OSC、カウンタCNT、抵抗RG、夫々がnチャネルMOS型トランジスタからなるスイッチ素子SW3及びSW4を含む。
テスト制御部TCは、初期状態時には放電の無効化を表す論理レベル0の放電有効化信号DENを生成する。ここで、半導体装置100の外部端子TB0を介して論理レベル1のテスト信号TESが供給されると、テスト制御部TCは、放電有効化信号DENを論理レベル0の状態から、放電の有効化を表す論理レベル1の状態に切り替える。その後、アンドゲートAN2から供給された放電実行信号DONが、放電実行を表す論理レベル1の状態から放電停止を表す論理レベル0の状態に遷移すると、テスト制御部TCは、放電有効化信号DENを論理レベル1の状態から論理レベル0の状態に切り替える。
テスト制御部TCは、上記した放電有効化信号DENを、アンドゲートAN1の入力端及びスイッチ素子SW3のゲート端に供給する。
スイッチ素子SW3のドレイン端は電源供給ラインGLに接続されており、ソース端はスイッチ素子SW4のドレイン端に接続されている。スイッチ素子SW3は、論理レベル0の放電有効化信号DENが供給されている間はオフ状態となる。一方、論理レベル1の放電有効化信号DENに応じて、スイッチ素子SW3はオン状態となり、電源供給ラインGL及びスイッチ素子SW4間を電気的に接続する。
アンドゲートAN1は、電源選択信号SEL2及び放電有効化信号DENの双方、又はいずれか一方が論理レベル0を表す場合に、論理レベル0の放電制御信号DCを生成する。また、アンドゲートAN1は、電源選択信号SEL2及び放電有効化信号DENが共に論理レベル1を表す場合には、論理レベル1の放電制御信号DCを生成する。アンドゲートAN1は、上記した放電制御信号DCをカウンタCNTのリセット端R及びアンドゲートAN2の入力端に供給する。
発振器OSCは、所定の周波数を有するクロック信号CKを生成し、これをカウンタCNTのクロック入力端に供給する。
カウンタCNTは、論理レベル1の放電制御信号DCが供給されている間だけクロック信号CKのパルスの数をカウントし、そのカウント値が所定値、例えば「4」より小さい場合には論理レベル1を有し、当該カウント値が「4」に到達したら、放電停止を促す論理レベル0を有するキャリーアウト信号COを生成する。尚、カウンタCNTは、論理レベル0の放電制御信号DCが供給されている間は、そのカウント値を初期値「0」にリセットする。カウンタCNTは、上記したキャリーアウト信号COをアンドゲートAN2の入力端に供給する。
アンドゲートAN2は、キャリーアウト信号CO及び放電制御信号DCが共に論理レベル1を表す場合に、放電実行を促す論理レベル1の放電実行信号DONを生成する。また、アンドゲートAN2は、キャリーアウト信号CO及び放電制御信号DCの双方、又はいずれか一方が論理レベル0を表す場合には、放電実行の停止を促す論理レベル0の放電実行信号DONを生成する。アンドゲートAN2は、上記した放電実行信号DONをスイッチ素子SW4のゲート端、及びテスト制御部TCに供給する。
スイッチ素子SW4は、放電実行信号DONが放電実行の停止を促す論理レベル0を有する場合にはオフ状態となる。一方、放電実行信号DONが放電実行を促す論理レベル1を有する場合には、スイッチ素子SW4はオン状態となり、スイッチ素子SW3と抵抗RGの一端とを電気的に接続する。抵抗RGの他端には接地電位GNDが印加されている接地ラインALが接続されている。よって、スイッチSW3及びSW4が共にオン状態になると放電が実行され、バイパスコンデンサCPに蓄積されている電荷に伴う放電電流が、電源供給ラインGL、スイッチSW3、W4及び抵抗RGを介して接地ラインALに流れ込んで消費される。
以下に、製品出荷前に半導体装置100に対して実施される消費電流テストについて説明する。この消費電流テストでは、先ず、電源GE1で内部回路20を動作させる通常モード時に消費される電流の測定を行い、引き続き、電源GE2で内部回路20を動作させる小電力モード時に消費される電流の測定を行う。
かかる消費電流テストを実施するにあたり、図2に示すように、テスタ200をテスト対象となる半導体装置100に接続する。なお、半導体装置100には、バイパスコンデンサCPが外部接続されている。
先ず、放電回路13を動作させずに、消費電流テストを実施する際のテストシーケンスについて、図3に示すタイムチャートに沿って説明する。尚、テスタ200は、図3に示す消費電流測定ステップCY1において通常モード時に消費される電流の測定を行い、引き続き消費電流測定ステップCY2にて、小電力モード時に消費される電流の測定を行うものとする。
テスタ200は、最初の消費電流測定ステップCY1では、通常モードで内部回路20を動作させる為のテストデータを半導体装置100に供給する。これにより、レギュレータ制御部11は、電源GE1を選択させる論理レベル1の電源選択信号SEL1及び論理レベル0の電源選択信号SEL2を、レギュレータ12に供給する。すると、レギュレータ12は、電源GE1で生成された電源電圧V1を電源供給ラインGLに供給する。これにより、図3に示すように電源供給ラインGLの電圧が増加して電源電圧V1に到り、内部回路20は、当該電源電圧V1の供給を受けて動作する。そこで、テスタ200は、電源供給ラインGLの電圧が電源電圧V1に維持されている間に、半導体装置100に流れた電流を通常モード時の消費電流として測定する。
引き続き、消費電流測定ステップCY2において、テスタ200は、小電力モードで内部回路20を動作させる為のテストデータを半導体装置100に供給する。これにより、レギュレータ制御部11は、電源GE2を選択させる論理レベル0の電源選択信号SEL1及び論理レベル1の電源選択信号SEL2を、レギュレータ12に供給する。すると、レギュレータ12は、電源供給ラインGLに送出する電圧を電源電圧V1から電源電圧V2に切り替える。この際、その切り替え直前まで電源電圧V1によって充電されていたバイパスコンデンサCPが放電し、その放電電流が電源供給ラインGLに流れ込む。その為、図3に示すように当該電源供給ラインGLの電圧は電源電圧V2に向けて緩やかに低下する。そして、図3に示すように、電源GE1から電源GE2への切り替えた時点から期間T0を経た時点P0にて、電源供給ラインGLの電圧が電源電圧V2に到達する。
そこで、図3に示す時点P0以降、内部回路20は当該電源電圧V2の供給を受けて動作することになるので、テスタ200は、当該時点P0以降、半導体装置100に流れた電流を小電力モード時の消費電流として測定する。
次に、放電回路13を動作させて、当該消費電流テストを実施する際のテストシーケンスについて、図4に示すタイムチャートに沿って説明する。
テスタ200は、最初の消費電流測定ステップCY1では、通常モードで内部回路20を動作させる為のテストデータを半導体装置100に供給する。これにより、レギュレータ制御部11は、電源GE1を選択させる論理レベル1の電源選択信号SEL1及び論理レベル0の電源選択信号SEL2を、レギュレータ12に供給する。すると、レギュレータ12は、電源GE1で生成された電源電圧V1を電源供給ラインGLに供給する。よって、図4に示すように電源供給ラインGLの電圧が増加して電源電圧V1に到り、それ以降、内部回路20は、当該電源電圧V1の供給を受けて動作する。そこで、テスタ200は、電源供給ラインGLの電圧が電源電圧V1に維持されている間において、半導体装置100に流れた電流を通常モード時の消費電流として測定する。
更に、当該消費電流測定ステップCY1では、テスタ200は、図4に示すように、論理レベル1のテスト信号TESを半導体装置100に供給する。かかる論理レベル1のテスト信号TESに応じて、半導体装置100の放電回路13に含まれるテスト制御部TCは、論理レベル1の放電有効化信号DENをスイッチ素子SW3及びアンドゲートAN1に供給する。これにより、スイッチ素子SW3がオン状態になる。しかしながら、消費電流測定ステップCY1では電源選択信号SEL2が論理レベル0となっているので、放電制御信号DC及び放電実行信号DONが共に論理レベル0となり、スイッチ素子SW4はオフ状態を維持している。従って、消費電流測定ステップCY1では、放電回路13は、バイパスコンデンサCPに対する放電を実行させない。
図4に示す消費電流測定ステップCY1で通常モード時の消費電流の測定が終了すると、テスタ200は、引き続き消費電流測定ステップCY2において、小電力モードで内部回路20を動作させる為のテストデータを半導体装置100に供給する。すると、レギュレータ制御部11は、電源GE2を選択させる論理レベル0の電源選択信号SEL1及び論理レベル1の電源選択信号SEL2を、レギュレータ12に供給する。これにより、レギュレータ12は、電源供給ラインGLに供給する電圧を、電源電圧V1から当該電源電圧V1よりも低い電源電圧V2に切り替える。
ここで、消費電流測定ステップCY1では、論理レベル0の放電制御信号DCによりカウンタCNTがリセット状態、つまりカウント値が初期値「0」固定の状態にあるので、この間、当該カウンタCNTは論理レベル1のキャリーアウト信号COをアンドゲートAN2に供給する。よって、消費電流測定ステップCY1から消費電流測定ステップCY2に切り替わると、電源選択信号SEL2が論理レベル0から論理レベル1に遷移するので、これに応じて放電制御信号DCが論理レベル1となり、アンドゲートAN2は放電実行を促す論理レベル1の放電実行信号DONをスイッチ素子SW4のゲート端に供給する。これにより、スイッチ素子SW4がオン状態となり、バイパスコンデンサCPに充電された電荷に伴う放電電流が電源供給ラインGLを介して放電回路13に流れ込む。つまり、当該放電電流が、電源供給ラインGL、スイッチ素子SW3、SW4及び抵抗RGを介して接地ラインALに流れ込んで消費される。よって、放電回路13で放電を実行しない場合に比べて急峻に当該電源供給ラインGLの電圧が低下し、図4に示すように、電源GE1から電源GE2への切り替えた時点から期間T1を経た時点にて、電源供給ラインGLの電圧が電源電圧V2に到達する。この際、図4に示す期間T1は、図3に示す期間T0に比べて短時間である。尚、放電回路13で放電を実行する期間は、抵抗RGの抵抗値、クロック信号CKの周波数、及びカウンタCNTの最大カウント値(図4に示す一例では「4」)に基づいて設定される。
ところで、放電制御信号DCは、図4に示すように、消費電流測定ステップCY1から消費電流測定ステップCY2への切換時点で、論理レベル0の状態から論理レベル1に遷移する。よって、この遷移時点からカウンタCNTがクロック信号CKのパルスの数のカウントを開始する。この際、カウンタCNTは、そのカウント値が「4」に到るまでは論理レベル1のキャリーアウト信号COをアンドゲートAN2に供給し続けるが、当該カウント値が「4」に到達したらキャリーアウト信号COを論理レベル1の状態から論理レベル0の状態に切り替える。
これにより、放電実行信号DONは、論理レベル1の状態から放電実行の停止を促す論理レベル0に遷移し、その結果、スイッチ素子SW4がオフ状態となる。よって、放電回路13によるバイパスコンデンサCPの放電動作が終了する(放電停止ステップS1)。
ここで、テスト制御部TCは、放電実行信号DONが論理レベル1から論理レベル0へ遷移したことを検出したら、バイパスコンデンサCPの放電が終了したと判断し、図4に示すように、放電有効化信号DENを、放電の有効化を表す論理レベル1の状態から放電の無効化を表す論理レベル0の状態に切り替える。これに応じて、スイッチ素子SW3がオン状態からオフ状態に遷移すると共に、放電制御信号DCが論理レベル1の状態から論理レベル0の状態に遷移する。当該論理レベル0の放電制御信号DCに応じて、カウンタCNTのカウント値が初期値「0」にリセットされ、キャリーアウト信号COは論理レベル0の状態から論理レベル1の状態に遷移する。よって、これら一連の動作により、放電回路13を電源供給ラインGLから分離する(分離ステップS2)。
尚、放電有効化信号DEN及び放電制御信号DCが共に論理レベル1の状態から論理レベル0に遷移した時点P1以降は、放電回路13内での電流消費が最低となる。そこで、当該時点P1以降、テスタ200は、半導体装置100に流れた電流を小電力モード時の消費電流として測定する。この際、図4に示すように、電源GE1から電源GE2への切り替えた時点から時点P1までの期間T2は、図3に示す期間T0よりも短い。
以上のように、図1に示す半導体装置100では、製品出荷前に実施される消費電流テスト用の回路として放電回路13を設ける。そして、当該消費電流テストでは、先ず、電源電圧V1を電源供給ラインGLを介して内部回路20に供給する通常モードで消費電流を測定する。そして、引き続き、電源電圧V1よりも低い電源電圧V2を電源供給ラインGLを介して内部回路20に供給する小電力モードでの消費電流を測定する。ここで、通常モードでの消費電流の測定が終了し、小電力モードでの消費電流の測定に移行する際に、放電回路13を電源供給ラインGLと電気的に接続することにより、電源供給ラインGLに接続されているバイパスコンデンサCPを放電回路13を介して強制的に放電させる。
これにより、電源ノイズ防止用のバイパスコンデンサCPが電源供給ラインGLに接続されていても、電源供給ラインGLの電圧を通常モードで用いる電源電圧V1の状態から、小電力モードで用いる電源電圧V2にまで迅速に低下させることが可能となる。よって、放電回路13により、バイパスコンデンサCPの放電に費やされる時間を短くすることができるので、テスト時間の短縮を図ることが可能となる。
尚、図1に示す構成では、発振器OSC及びカウンタCNTによって、放電回路13が実行する放電期間を設定しているが、これら発振器OSC及びカウンタCNTに代えて、抵抗及びコンデンサからなる時定数回路によって放電期間を設定しても良い。
また、電源供給ラインGLの電圧と所定の基準電圧との大小比較結果により、放電回路13が実行する放電期間を設定するようにしても良い。
図5は、かかる点に鑑みて為された半導体装置100の変形例を示すブロック図である。尚、図5に示す構成では、図1に示す発振器OSC及びカウンタCNTに代えてダイオードDD及びコンパレータCMPを採用した点を除く他の構成は図1に示すものと同一である。よって、以下に、ダイオードDD及びコンパレータCMPを中心にして、図5に示す構成について説明する。
図5に示されるダイオードDDのアノード端には接地電位GNDが印加されており、そのカソード端がコンパレータCMPの第1の入力端に接続されている。このような接続により、ダイオードDDは、電源GE2が生成する電源電圧V2と等しい電圧値を有する基準電圧VRを生成し、これをコンパレータCMPの第1の入力端に供給する。
コンパレータCMPの第2の入力端は、スイッチ素子SW3のソース端に接続されている。コンパレータCMPは、スイッチ素子SW3のソース端の電圧と、基準電圧VRとを比較する。この際、コンパレータCMPは、スイッチ素子SW3のソース端の電圧が基準電圧VRよりも高い場合には放電実行を促す論理レベル1を有し、スイッチ素子SW3のソース端の電圧が基準電圧VR以下となる場合には放電実行の停止を促す論理レベル0を有する比較結果信号CMをアンドゲートAN2に供給する。
アンドゲートAN2は、比較結果信号CMと、アンドゲートAN1から供給された放電制御信号DCとが共に論理レベル1を表す場合に、放電実行を促す論理レベル1の放電実行信号DONを生成する。また、アンドゲートAN2は、比較結果信号CM及び放電制御信号DCの双方、又はいずれか一方が論理レベル0を表す場合には、放電実行の停止を促す論理レベル0の放電実行信号DONを生成する。アンドゲートAN2は、当該放電実行信号DONをスイッチ素子SW4のゲート端と共にテスト制御部TCに供給する。
以下に、図5に示す構成からなる半導体装置100に対して消費電流テストを実施する際のテストシーケンスについて、図6に示すタイムチャートに沿って説明する。尚、図6において、最初の消費電流測定ステップCY1では通常モード時に消費される電流の測定を行い、引き続き消費電流測定ステップCY2において小電力モード時に消費される電流の測定を行う点については、図4に示すタイムチャートと同一である。
先ず、テスタ200は、図6に示すように消費電流測定ステップCY1において、通常モードで内部回路20を動作させる為のテストデータを半導体装置100に供給する。これにより、レギュレータ制御部11は、電源GE1を選択させる論理レベル1の電源選択信号SEL1及び論理レベル0の電源選択信号SEL2をレギュレータ12に供給する。すると、レギュレータ12は、電源GE1で生成された電源電圧V1を電源供給ラインGLに供給する。これにより、図6に示すように電源供給ラインGLの電圧が増加して電源電圧V1に到り、それ以降、内部回路20は、当該電源電圧V1の供給を受けて動作する。そこで、テスタ200は、電源供給ラインGLの電圧が電源電圧V1に維持されている間に、半導体装置100に流れた電流を通常モード時の消費電流として測定する。尚、この間、スイッチ素子SWのソース端の電圧は基準電圧VR(VR=V2)よりも高いので、コンパレータCMPは、論理レベル1の比較結果信号CMをアンドゲートAN2に供給する。
更に、当該消費電流測定ステップCY1では、テスタ200は、図6に示すように、論理レベル1のテスト信号TESを半導体装置100に供給する。かかる論理レベル1のテスト信号TESに応じて、半導体装置100の放電回路13に含まれるテスト制御部TCは、論理レベル1の放電有効化信号DENをスイッチ素子SW3及びアンドゲートAN1に供給する。これにより、スイッチ素子SW3がオン状態になるが、消費電流測定ステップCY1では電源選択信号SEL2が論理レベル0となっているので、放電制御信号DC及び放電実行信号DONが共に論理レベル0となり、スイッチ素子SW4はオフ状態を維持する。従って、消費電流測定ステップCY1では、放電回路13は、バイパスコンデンサCPに対して放電を実行させない。
消費電流測定ステップCY1において通常モード時の消費電流の測定が終了すると、テスタ200は、引き続き消費電流測定ステップCY2にて、小電力モードで内部回路20を動作させる為のテストデータを半導体装置100に供給する。すると、レギュレータ制御部11は、電源GE2を選択させる論理レベル0の電源選択信号SEL1及び論理レベル1の電源選択信号SEL2を、レギュレータ12に供給する。これにより、レギュレータ12は、電源供給ラインGLに供給する電圧を、電源電圧V1から当該電源電圧V1よりも低い電源電圧V2に切り替える。よって、電源供給ラインGLの電圧が徐々に低下し、それに追従してスイッチ素子SW3のソース端の電圧も低下する。この際、消費電流測定ステップCY1からCY2への切り替え直後の段階では、スイッチ素子SWのソース端の電圧は基準電圧VR(VR=V2)よりも高いので、コンパレータCMPは、論理レベル1の比較結果信号CMをアンドゲートAN2に供給する。
従って、消費電流測定ステップCY1からCY2に切り替わると、図6に示すように、電源選択信号SEL2が論理レベル0から論理レベル1に遷移するので、これに応じて放電制御信号DCが論理レベル1となり、アンドゲートAN2は放電実行を促す論理レベル1の放電実行信号DONをスイッチ素子SW4のゲート端に供給する。これにより、スイッチ素子SW4がオン状態となり、バイパスコンデンサCPに充電された電荷に伴う放電電流が電源供給ラインGLを介して放電回路13に流れ込む。つまり、当該放電電流が、電源供給ラインGL、スイッチ素子SW3、SW4及び抵抗RGを介して接地ラインALに流れ込んで消費される。よって、放電回路13で放電を実行しない場合に比べて急峻に当該電源供給ラインGLの電圧が低下し、図6に示すように、電源GE1から電源GE2への切り替えた時点から期間T1を経た時点で、電源供給ラインGLの電圧が電源電圧V2に到達する。この際、図6に示す期間T1は、図3に示す期間T0に比べて短時間である。
ここで、電源供給ラインGLの電圧が電源電圧V2に到達すると、スイッチ素子SW3の電圧は、基準電圧VR(VR=V2)以下となるので、コンパレータCMPはアンドゲートAN2に供給する比較結果信号CMを論理レベル1の状態から論理レベル0に切り替える。これにより、放電実行信号DONは、論理レベル1の状態から放電実行の停止を促す論理レベル0に遷移し、その結果、スイッチ素子SW4がオフ状態となる。よって、放電回路13によるバイパスコンデンサCPの放電動作が終了する(放電停止ステップS1)。
ここで、テスト制御部TCは、放電実行信号DONが論理レベル1から論理レベル0へ遷移したことを検出したら、バイパスコンデンサCPの放電が終了したと判断し、図6に示すように、放電有効化信号DENを、放電の有効化を表す論理レベル1の状態から放電の無効化を表す論理レベル0の状態に切り替える。これに応じて、スイッチ素子SW3がオン状態からオフ状態に遷移すると共に、放電制御信号DCが論理レベル1の状態から論理レベル0の状態に遷移する。よって、これら一連の動作により、放電回路13を電源供給ラインGLから分離する(分離ステップS2)。
尚、放電有効化信号DEN及び放電制御信号DCが共に論理レベル1の状態から論理レベル0に遷移した時点P1以降は、放電回路13内での電流消費が最低となる。そこで、当該時点P1以降、テスタ200は、半導体装置100に流れた電流を小電力モード時の消費電流として測定する。この際、図6に示すように、電源GE1から電源GE2への切り替えた時点から時点P1までの期間T2は、図3に示す期間T0よりも短い。
以上のように、図6に示す構成においても図1に示す構成と同様に、製品出荷前に実施される消費電流テストでは、先ず、電源電圧V1を電源供給ラインGLを介して内部回路20に供給する通常モードでの消費電流を測定する。そして、引き続き、電源電圧V1よりも低い電源電圧V2を電源供給ラインGLを介して内部回路20に供給する小電力モードでの消費電流を測定する。ここで、通常モードでの消費電流測定から、小電力モードでの消費電流測定に移行するにあたり、放電回路13を電源供給ラインGLと電気的に接続し、電源供給ラインGLの電圧が所定の基準電圧(VR=V2)以下となるまでの間に亘り、電源供給ラインGLに接続されているバイパスコンデンサCPを、放電回路13を介して強制的に放電させる。
これにより、電源ノイズ防止用のバイパスコンデンサCPが電源供給ラインGLに接続されていても、電源供給ラインGLの電圧を通常モードで用いる電源電圧V1の状態から、小電力モードで用いる電源電圧V2にまで迅速に低下させることが可能となる。よって、放電回路13により、バイパスコンデンサCPの放電に費やされる時間を短くすることができるので、テスト時間の短縮を図ることが可能となる。
要するに、半導体装置100としては、以下の電源回路及び放電回路を含むものであれば良い。電源回路(11、12)は、第1の電源電圧(V1)及び第1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧(V2)を生成し、第1モード(通常モード)時には第1の電源電圧を選択して電源供給ライン(GL)に供給し、第2モード(小電力モード)時には第2の電源電圧を選択して電源供給ラインに供給する。放電回路(13)は、テスト信号(TES)を受け且つ電源回路が第1の電源電圧を選択している状態から第2の電源電圧を選択する状態に遷移した場合(CY2)に、電源供給ラインを接地ライン(AL)に接続して放電を実行する。
11 レギュレータ制御部
12 レギュレータ
13 放電回路
100 半導体装置
200 テスタ
AN1、AN2 アンドゲート
CMP コンパレータ
CNT カウンタ
CP バイパスコンデンサ
DD ダイオード
GL 電源供給ライン
SW1〜SW4 スイッチ素子
TC テスト制御部



Claims (8)

  1. 電源供給ラインを介して供給された電圧を受けて動作する内部回路を含む半導体装置であって、
    第1の電源電圧及び前記第1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧を生成し、第1モード時には前記第1の電源電圧を選択して前記電源供給ラインに供給し、第2モード時には前記第2の電源電圧を選択して前記電源供給ラインに供給する電源回路と、
    テスト信号を受け、且つ前記電源回路が前記第1の電源電圧を選択している状態から前記第2の電源電圧を選択する状態に遷移した場合に、前記電源供給ラインを接地ラインに接続して放電実行する放電回路と、を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記放電回路は、
    前記テスト信号を受け且つ前記電源回路が前記第1の電源電圧を選択している状態から前記第2の電源電圧を選択する状態に遷移した時点から、所定期間経過するまでの間は前記放電実行を促す一方、前記所定期間経過後は前記放電実行の停止を促す放電実行信号を生成する放電制御部と、
    前記放電実行信号が前記放電実行を促す場合にはオン状態となって前記電源供給ラインを前記抵抗を介して前記接地ラインと接続する一方、前記放電実行信号が前記放電実行の停止を促す場合にはオフ状態となって前記電源供給ライン及び前記接地ライン間の接続を遮断するスイッチ素子と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記放電回路は、
    前記テスト信号を受け且つ前記電源供給ラインの電圧が所定の基準電圧よりも高い場合には前記放電実行を促す一方、前記電源供給ラインの電圧が前記基準電圧以下である場合には前記放電実行の停止を促す放電実行信号を生成する放電制御部と、
    前記放電実行信号が前記放電実行を促す場合にはオン状態となって前記電源供給ラインを前記抵抗を介して前記接地ラインと接続する一方、前記放電実行信号が前記放電実行の停止を促す場合にはオフ状態となって前記電源供給ライン及び前記接地ライン間の接続を遮断するスイッチ素子と、を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  4. 前記基準電圧は前記第2の電源電圧と等しい電圧値を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記電源供給ラインに接続された外部端子を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の半導体装置。
  6. 第1の電源電圧及び前記第1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧を生成し、第1モード時には前記第1の電源電圧を選択して前記電源供給ラインに供給し、第2モード時には前記第2の電源電圧を選択して前記電源供給ラインに供給する電源回路と、前記電源供給ラインを介して供給された電圧を受けて動作する内部回路と、前記電源供給ライン及び接地ライン間を抵抗を介して接続して放電実行するスイッチ素子を含む放電回路と、前記電源供給ラインに接続されている外部端子とを有し、前記外部端子にバイパスコンデンサが接続されている半導体装置の消費電流テスト方法であって、
    前記電源回路が選択する電源電圧を前記第1の電源電圧に設定すると共に前記スイッチ素子をオフ状態に設定し、前記第1の電源電圧が前記電源供給ラインに供給されている状態で前記半導体装置の消費電流を測定する第1の消費電流測定ステップと、
    前記電源回路が選択する電源電圧を前記第1の電源電圧から前記第2の電源電圧に切り替えると共に前記スイッチ素子をオン状態に切り替えた後、前記スイッチ素子をオフ状態に戻した状態で前記半導体装置の消費電流を測定する第2の消費電流測定ステップと、
    を有することを特徴とする半導体装置の消費電流テスト方法。
  7. 前記第2の消費電流測定ステップでは、前記電源回路が選択する電源電圧が前記第1の電源電圧から前記第2の電源電圧に切り替わった時点から所定期間の間だけ前記スイッチ素子をオン状態に設定することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の消費電流テスト方法。
  8. 前記第2の消費電流測定ステップでは、前記電源回路が選択する電源電圧が前記第1の電源電圧から前記第2の電源電圧に切り替わった後に、前記電源供給ラインの電圧が所定の基準電圧よりも高い場合には前記スイッチ素子をオン状態に設定する一方、前記電源供給ラインの電圧が前記基準電圧以下である場合には前記スイッチ素子をオフ状態に設定することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の消費電流テスト方法。




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