JP2009156643A - 故障検出システム及び集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】パルス信号を含む様々なセンサ出力に適用することができ、かつ、故障検出に要する費用を少なくする。
【解決手段】センサの故障を判定する故障検出システムであって、第1の端子を有し、前記第1の端子の電圧レベルを変動させるセンサ出力電流を出力するセンサ10と、前記センサに前記第1の端子を介して一定の判定用電流を出力することで、前記第1の端子の電圧レベルを変動させる電流出力部31と、前記センサ出力電流により前記第1の端子の電圧レベルが閾値以上となる第1の期間とは異なる期間に、前記第1の端子の電圧レベルが前記判定用電流により前記閾値以上となれば、前記センサは故障であると判定する判定部333とを備える。
【選択図】図2

Description

センサの故障を判定するシステムに関し、特に、水道メータなどの流量カウンタに用いられるセンサの故障を判定するシステム及び集積回路に関する。
一般的に、使用した水量を測定するセンサを備える水道メータが水道管には備えられている。例えば、各家庭に備えられた水道メータによって、家庭で使用された水量を測定し、測定された水量に応じた水道料金が家庭に課せられる。
したがって、正確な水道料金を家庭に課すためには、正確な水量を測定しなければならい。水道メータのセンサが故障し、正確な水量を測定できない場合などには、ただちに、センサの故障を検出し、水道の管理者などにセンサの故障を知らさなければならない。
上記のようなセンサの故障の検出への適用が考えられるシステムとして、特許文献1に挙げられる技術がある。
図13は、特許文献1に記載のセンサの故障検出システムのブロック図である。同図の故障検出システムは、エンジンの速度を検出するためのセンサの故障を検出するシステムであり、センサ60と、インタフェース61と、故障検出回路62と、OR回路63とを備える。インタフェース61は、差動増幅器611と、速度入力比較器612とを備える。故障検出回路62は、電流源621と、フィルタ回路622と、故障比較器623とを備える。センサ60は、2本のリード線64を介してインタフェース61及び故障検出回路62と接続されている。
従来の故障検出システムでは、電流源621からリード線64を介してセンサ60にバイアス電流を出力する。電流源621は、オフセット電圧により駆動及び維持される。オフセット電圧は、設定されたレベルにバイアス電流を保つように必要に応じて変化する。故障比較器623は、オフセット電圧をモニタすることにより、故障の検出を行う。
センサ60が故障している場合(例えば、センサが開放状態又は短絡状態である)、オフセット電圧は、バイアス電流を一定のレベルに保つために、上昇する。このとき、オフセット電圧が、予め定められた閾値を越えた場合に、センサ60が故障しているものとして、故障検出回路62は故障信号を生成する。
なお、図13の構成では、センサ60の出力(交流信号)によりオフセット電圧が変動することがありうる。そこで、フィルタ回路622が、センサ60の出力成分を除去するために設けられている。フィルタ回路622は、抵抗とコンデンサとで構成されるローパスフィルタである。
特開2004−294442号公報
しかしながら、上記従来の故障検出システムでは以下の課題がある。
特許文献1に記載の故障検出システムは、センサの出力として交流信号を想定して構成されたシステムであり、センサの出力が、例えば、パルス信号の場合には適用できないという課題がある。なぜならば、パルス信号の場合には、低周波数成分が大きく、フィルタ回路によって完全にノイズ(センサの出力成分)を除去することが難しいためである。
また、フィルタ回路は、抵抗(抵抗値R)とコンデンサ(容量値C)とで構成されており、製造バラツキや温度バラツキなどがあるため、設計が困難である。また、センサの出力信号の周期又はパルス幅が長い場合は、RCが大きくなり、回路面積が大きくなる。これらのことから、従来技術のシステムを適用するには、多くの費用がかかるという課題がある。
そこで、本発明は、パルス信号を含む様々なセンサ出力に適用することができ、かつ、費用を少なくすることができる故障検出システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、センサの故障を検出する故障検出システムであって、第1の端子を有し、前記第1の端子の電圧レベルを変動させるセンサ出力電流を出力するセンサと、前記センサに前記第1の端子を介して一定の判定用電流を出力することで、前記第1の端子の電圧レベルを変動させる電流出力手段と、前記センサ出力電流により前記第1の端子の電圧レベルが閾値以上となる第1の期間とは異なる期間に、前記第1の端子の電圧レベルが前記判定用電流により前記閾値以上となれば、前記センサは故障であると判定する判定手段とを備える。
これにより、パルス信号を含む様々なセンサ出力に適用することができ、かつ、費用を少なくすることができる。
また、前記故障検出システムは、さらに、前記判定用電流を出力する第2の期間と第3の期間とのいずれか一方が前記第1の期間とは異なる期間となるように、前記第2の期間と前記第3の期間とを設定する期間制御手段を備え、前記電流出力手段は、前記期間制御手段によって設定された前記第2の期間と前記第3の期間とに前記判定用電流を前記センサに前記第1の端子を介して出力し、前記判定手段は、前記第2の期間と前記第3の期間との両方において、前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上であれば、前記センサは故障であると判定する。
これにより、センサ出力電流と判定用電流とが同期間に出力された場合であっても、センサの故障を判定することができる。さらに、判定用電流を常に出力する必要がないため、消費電流を少なくすることができる。
また、前記センサは、前記第1の端子の電圧レベルが前記第1の期間では前記閾値以上となり、さらに、前記第1の期間の開始時点から前記第1の期間より長い期間である第4の期間を経過した時点から前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上となるような前記センサ出力電流を出力し、前記期間制御手段は、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の開始時点までの期間が前記第1の期間より長く、かつ、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の終了時点までの期間が前記第4の期間より短くなるように、前記センサの故障をチェックするチェック期間を設定する。又は、前記センサは、前記第1の端子の電圧レベルが前記第1の期間では前記閾値以上となる所定の周期を有する交流信号となるような前記センサ出力電流を出力し、前記期間制御手段は、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の開始時点までの期間が前記第1の期間より長く、かつ、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の終了時点までの期間が前記周期より短くなるように、前記センサの故障をチェックするチェック期間を設定する。
これにより、センサ出力が間欠パルス信号又は交流信号である場合でも、判定用電流を出力する期間を制御することで、センサの故障を判定することができる。
また、前記期間制御手段は、前記第2の期間と前記第3の期間とを含むn回(nは2以上の整数)の期間からなるチェック期間を設定し、前記電流出力手段は、前記期間制御手段によって設定された前記n回の期間に前記判定用電流を前記センサに前記第1の端子を介して出力し、前記判定手段は、前記期間制御手段によって設定された前記n回の期間のうち、m回(2≦m≦n、mは整数)の期間において、前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上であれば、前記センサは故障であると判定する。
これにより、故障の判定回数を増やすことができるので、故障判定の精度を向上させることができる。
また、前記判定手段は、前記期間制御手段によって設定された前記チェック期間に含まれる全ての期間において、前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上であれば、前記センサは故障であると判定する。
これにより、故障判定の基準を厳格に設定するために、確実にセンサの故障を判定することができる。
また、前記判定手段は、さらに、前記センサの特性を検出し、検出した前記特性に応じて前記mの値を決定する。
これにより、センサの特性に応じた故障判定の基準を設定することができ、故障判定の精度を向上させることができる。
また、前記センサは、さらに、第2の端子を有し、前記電流出力手段は、前記第1の端子に接続される第1の電流源と、前記第2の端子に接続される第2の電流源とを備え、前記電流出力手段は、前記判定用電流を前記第1の電流源から前記第1の端子を介して前記センサに出力し、前記センサに入力された前記判定用電流を前記第2の端子を介して前記第2の電流源に流入させる。
これにより、判定用電流の安定性を高めることができ、故障判定の精度を向上させることができる。
また、前記故障検出システムは、さらに、前記センサ出力電流を用いて、前記電流出力手段に供給する電源を生成する内部電源生成手段を備える。
これにより、外部から電源を供給されなくとも、センサ出力を利用することで故障判定に必要な電力を補うことができる。
また、前記判定用電流は、前記センサ出力電流より小さいとしてもよい。
これにより、センサとしての機能を妨げることなく故障の判定を行うことができる。
また、前記判定用電流は、前記センサ出力電流より大きいとしてもよい。
これにより、センサの故障の判定機能を優先することができ、例えば、センサの故障が許されない場合などに適用することができる。
なお、本発明は、センサの故障を検出する集積回路であって、第1の端子を有し、前記第1の端子の電圧レベルを変動させるセンサ出力電流を出力するセンサが前記第1の端子を介して接続されるセンサ接続手段と、前記センサに前記第1の端子を介して一定の判定用電流を出力することで、前記第1の端子の電圧レベルを変動させる電流出力手段と、前記センサ出力電流により前記第1の端子の電圧レベルが閾値以上となる第1の期間とは異なる期間に、前記第1の端子の電圧レベルが前記判定用電流により前記閾値以上となれば、前記センサは故障であると判定する判定手段とを備える集積回路として実現してもよい。
なお、本発明は、システム及び集積回路として実現できるだけでなく、該システムを構成する処理手段をステップとする方法として実現してもよい。また、各ステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現してもよく、さらに、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)などの記録媒体として実現してもよい。
本発明によると、パルス信号を含む様々なセンサ出力に適用することができ、かつ、故障検出に要する費用を少なくすることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本実施の形態の故障検出システムを適用することができる水道メータの構成について簡単に説明する。
図1は、本実施の形態のセンサの故障検出システムが適用される水道メータの一例を示す図である。同図の水道メータは、センサ部100と、LSI(Large Scale Integration)200と、フラッシュマイコン210と、LCD(Liquid Crystal Display)221と、検針器インタフェース222とを備える。
センサ部100は、センサ10及び11と、磁石12とを備える。センサ部100は、磁石12が水流によって回転することで、センサ10及び11の各端子にそれぞれパルス電圧が誘起される。
LSI200は、センサ部100で誘起されるパルス電圧を検知することで、不揮発性メモリカウンタをインクリメント又はデクリメントする。また、フラッシュマイコン210とのI2C(Inter−Integrated Circuit)バス通信を制御する。さらに、センサ部100が備えるセンサが故障しているか否かを判定する。以上の処理を実現するために、LSI200は、センサ処理回路20と故障検出回路30とを備える。
センサ処理回路20は、センサ部100のセンサの端子に誘起されるパルス電圧を検知することで、不揮発性メモリカウンタをインクリメント又はデクリメントする。さらに、フラッシュマイコン210とのI2Cバス通信を制御する。以上の処理を実現するために、センサ処理回路20は、内部電源生成部21と、パルス検知部22と、カウント動作制御部23と、不揮発性メモリカウンタ24と、I2Cバス通信制御部25とを備える。なお、LSI200は、内部電源生成部21により電源を生成することにより駆動するが、フラッシュマイコン210から電源を供給されることで駆動することもできる。
なお、センサ処理回路20は、2つのセンサ10及び11の端子のパルス電圧を処理してもよい。また、LSI200は、センサ10及び11のそれぞれに対応するセンサ処理回路を備える構成としてもよい。
故障検出回路30は、センサ部100が備えるセンサの故障を検出する。故障検出回路30の詳細については後述する。
フラッシュマイコン210は、LSI200とI2Cバス通信を行い、センサ部100で誘起されるパルス電圧を処理した信号を受信し、水量を算出するなどの処理を行う。例えば、センサ処理回路20によってカウントされたパルスのカウント数に基づいて、水量を算出し、LCD221や検針器インタフェース222に出力する。また、故障が検出された場合などは、センサの故障を外部に知らせるための信号を生成し、LCD221に出力し、センサが故障している旨を表示させる。
次に、本実施の形態の故障検出システムについて説明する。
本実施の形態の故障検出システムは、間欠パルス信号を出力するセンサに対して該センサの端子を介して、センサの故障を判定するための判定用電流を2回出力し、判定用電流を出力している期間のセンサの端子の電圧レベルを検出することで、センサの故障を判定する。判定用電流を2回出力することで、いずれか1回の判定用電流がセンサそのものの出力するセンサ出力電流と重なった場合であっても、センサの故障を判定することができる。ここで、間欠パルス信号とは、パルスがある間隔で断続的に出現する信号である。また、センサの故障とは、例えば、センサが非常に高抵抗になることをいう。極端な例として、センサが断線してしまった場合などがある。
図2は、本実施の形態のセンサの故障検出システムの構成を示すブロック図である。同図の故障検出システムは、センサが間欠パルス信号を出力する場合に、センサの故障を検出するシステムである。図2の故障検出システムは、センサ10と、センサ処理回路20と、故障検出回路30とを備える。
センサ10は、正常時には低い抵抗値(例えば、100Ω以下)を有し、故障時には高い抵抗値(例えば、1MΩ以上)を有する抵抗型センサである。端子INA1及びINA2を介してセンサ処理回路20と故障検出回路30とに接続される。センサ10は、端子INA1及びINA2の各電圧レベルが間欠パルス信号となるようなセンサ出力電流を出力する。間欠パルス信号に含まれるパルスの出現する間隔の最小値は、センサ10のスペックにより決定される。なお、端子INA1は、判定用電流がセンサ10に流入する端子である。端子INA2は、判定用電流がセンサ10から流出する端子である。
センサ処理回路20は、図1と同様であり、ここでは説明を省略する。なお、センサ処理回路20は、故障検出処理を開始するための起動信号を出力する。
故障検出回路30は、センサ10に端子INA1を介して判定用電流を出力し、端子INA1の電圧レベルを検出することで、センサ10の故障を検出する。故障検出回路30は、電流出力部31と、レベル検出部32と、故障検出制御部33とを備える。
電流出力部31は、故障検出制御部33から入力される印加信号に基づいて、センサ10に端子INA1を介して判定用電流を出力する。センサ10を通過した判定用電流は端子INA2を介して電流出力部31に入力される。印加信号がHiレベルである期間に、電流出力部31は判定用電流を出力する。なお、この判定用電流は、センサ10が出力するセンサ出力電流より小さい値とする。これは、判定用電流を流すことで、センサ10本来の検知機能を妨げてしまうことを防ぐためである。ここで、判定用電流は、例えば、30μAである。
レベル検出部32は、判定用電流がセンサ10に出力されている期間中に、端子INA1の電圧レベルを検出する。具体的には、予め定められた閾値と、端子INA1の電圧レベルとを比較する。比較により端子INA1の電圧レベルが閾値以上の期間でHiレベルとなる信号を、レベル検出結果として故障検出制御部33に出力する。
故障検出制御部33は、本実施の形態の故障検出処理に関わる制御を行う。具体的には、判定用電流の出力の制御と、レベル検出結果に基づいたセンサの故障の判定処理を行う。以上の処理を実現するために、故障検出制御部33は、期間制御部331と、保持部332と、判定部333とを備える。
期間制御部331は、センサ処理回路20から入力される起動信号に基づいて、判定用電流を出力する期間を制御するための印加信号を電流出力部31に出力する。印加信号は、Hiレベルとなっている期間が2回含まれるパルス信号である。電流出力部31は、印加信号がHiレベルとなっている2回の期間中に、判定用電流を出力する。これにより、本実施の形態の故障検出システムでは、判定処理は2回行われる。
保持部332は、レベル検出結果を保持する。
判定部333は、レベル検出結果に基づいてセンサ10が故障しているか否かを判定する。ここでまず、判定用電流が出力されている期間にレベル検出結果がHiレベルであることをNGと記す。判定用電流が出力されている期間にレベル検出結果がLoレベルであることをOKと記す。判定部333は、判定用電流が出力される2回の期間共にNGである場合に、センサ10は故障であると判定する。2回の期間のうち1回でもOKである場合は、センサ10は正常であると判定する。そして、以上の判定条件に基づいて判定した結果を故障判定結果としてセンサ処理回路20に出力する。
図3は、故障検出回路30の詳細を示す図である。
図3に示すように、電流出力部31は、pチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ311及び312と、nチャネルMOSトランジスタ313及び314と、NOT回路315とを備える。
pチャネルMOSトランジスタ311とnチャネルMOSトランジスタ313とは、ゲートに印加信号が加えられることで導通・非導通を切り替えるスイッチである。pチャネルMOSトランジスタ311のゲートはNOT回路315と接続されており、pチャネルMOSトランジスタのゲートには、反転した印加信号が入力される。nチャネルMOSトランジスタのゲートには、印加信号がそのまま入力される。これにより、pチャネルMOSトランジスタ311とnチャネルMOSトランジスタ313とは、印加信号がHiレベルとなる場合に導通する。
pチャネルMOSトランジスタ312とnチャネルMOSトランジスタ314とは、それぞれゲートにバイアス電圧が印加され、判定用電流を出力する定電流源である。pチャネルMOSトランジスタのゲートに印加されるバイアス電圧は、pチャネルMOSトランジスタ312が30μAの電流を出力するように決定される。nチャネルMOSトランジスタのゲートに印加されるバイアス電圧は、nチャネルMOSトランジスタ314が30μAよりわずかに大きな値の電流を出力するように決定される。なお、nチャネルMOSトランジスタ313及び314は、判定用電流の安定性を保つために備えられている。また、nチャネルMOSトランジスタ313及び314は、判定用電流が他のセンサ処理回路20などの他の回路に流入することで、他の回路が誤動作するのを防ぐ。
電流出力部31は、上記の構成により、期間制御部331が出力する印加信号がHiレベルになっている期間において、センサ10に判定用電流を出力する。
レベル検出部32は、図3に示すように、コンパレータである。コンパレータの比較用の端子の一方が端子INA1に接続されており、他方は閾値となる参照用の電源に接続されている。端子INA1の電圧レベルと参照電圧Vrefとを比較し、端子INA1の電圧レベルがVrefより大きい場合に、Hiレベルとなる信号をレベル検出結果として保持部332に出力する。なお、Vrefは、例えば、1.2Vである。
保持部332は、フリップフロップ332−1及び332−2とからなる2つのフリップフロップを備える。フリップフロップ332−2は、1回目の判定用電流を流した時のレベル検出結果を保持する。フリップフロップ332−1は、2回目の判定用電流を流した時のレベル検出結果を保持する。フリップフロップ332−1及び332−2のクロック信号として、印加信号が入力される。フリップフロップ332−1及び332−2は、印加信号のパルスの立下り時に、レベル検出部32の出力を保持する。
なお、NOT回路を用いて印加信号を反転させた信号をクロック信号として各フリップフロップに入力し、印加信号を反転させた信号の立上り時に、レベル検出部32の出力を保持する構成としてもよい。
次に、本実施の形態の故障検出システムの動作について説明する。図4は、本実施の形態の故障検出システムの動作を示すフローチャートである。
まず、センサ処理回路20は、起動信号を出力する(S101)。
なお、起動信号の出力は、いかなるタイミングであってもよい。例えば、タイマを用いることで一定の時間間隔で定期的に出力してもよい。また、センサ10が起動した直後などの所定の時刻に出力するとしてもよい。また、外部からの指示によって出力してもよい。さらに、端子INA1の電圧レベルに応じて、例えば、電圧レベルが0となった時点で出力してもよい。
次に、起動信号が入力された期間制御部331が印加信号を出力し、印加信号が入力された電流出力部31は、判定用電流をセンサ10に出力する(S102)。そして、レベル検出部32は、端子INA1の電圧レベルを検出する(S103)。検出された結果は、保持部332に出力され、保持部332は、印加信号のパルスのタイミングに合わせて、判定用電流が出力されている期間の電圧レベルをレベル検出結果として保持する。
判定部333は、保持部332に保持されたレベル検出結果を取得し、判定条件に基づいてセンサが故障であるか否かを判定する(S104)。具体的には、レベル検出結果が、1回でも閾値を超えていない期間(OK)を含むか否かを判定する。
1回もOKがない場合、すなわち、2回とも閾値を越えている(NG)場合(S104でNo)、判定部333は、センサ10が故障であることを示す信号を故障判定結果としてセンサ処理回路20に出力する(S105)。
1回でもOKがある場合(S104でYes)、故障検出処理は終了される。なお、センサ10が正常に動作していることを示す信号を故障判定結果としてセンサ処理回路20に出力してもよい。
続いて、本実施の形態の故障検出システムによる処理を、センサの正常時と故障時とに分けて具体的な波形を示しながらタイムチャートを用いて説明する。
図5は、センサが正常時のセンサ出力、印加信号及びセンサ端子の電圧レベルの関係を示すタイムチャートである。
同図に示すように、センサ10が正常である場合は、印加信号が加えられることにより、センサ10に判定用電流が出力されたとしても、端子INA1の電圧レベルはほとんど影響を受けない。センサ10が正常である場合は、センサ10の抵抗値は非常に低い値(100Ω以下)を示す。このため、センサ10の端子INA1と端子INA2との間の電位差は、レベル検出部32で設定される参照電圧Vrefに比べて非常に低くなる。このことから、センサ10が正常である場合は、端子INA1の電圧レベルは、センサ10が出力するセンサ出力電流のみにより変動するとしてよい。
図6は、間欠パルス信号を出力するセンサが正常時の故障検出システムの各構成の出力を示すタイムチャートである。
センサ10は、レベル検出閾値を超えている期間がt1であるパルスを出力する。さらに、1つ目のパルスが出力された時点からt2の期間経過後に、2つ目のパルスを出力する。なお、期間t1の最大値及びt2の最小値は、センサ10のスペックにより予め定められている。
図6に示すように、起動信号に応じて印加信号が出力される。具体的には、起動信号がHiレベルとなっている期間において、2つのパルスを有する印加信号が出力される。1番目のパルスが出力された時点からt3の期間経過後に2番目のパルスが出力され、かつ、1番目のパルスが出力された時点からt4(>t3)の期間経過後に2番目のパルスの出力が終了されるように、期間制御部331は、印加信号の出力期間を制御する。期間t3及びt4は、以下の式1及び式2を満たすように決定される。
(式1) t3 > t1の最大値
(式2) t4 < t2の最小値
なお、図6では、起動信号がHiレベルとなっている期間中に印加信号を出力する様子を示したが、起動信号は、印加信号を出力するためのトリガの役割さえ果たすことができればいかなる信号であってもよい。
レベル検出結果は、印加信号がHiレベルとなった期間、すなわち、判定用電流がセンサ10に出力されている期間において、端子INA1の電圧レベルを検出した結果を示す。図6に示すように、1回目の期間においては、端子INA1の電圧レベルがレベル検出閾値を下回っているので、OK(センサは故障していない)である。2回目の期間においては、端子INA2の電圧レベルがレベル検出閾値を超えているので、NG(センサが故障している可能性がある)である。
故障判定結果は、レベル検出結果を基にして判定部333が生成する信号を示す。図6に示すように、レベル検出結果では、OKが1回、NGが1回であり、1回でもOKがあるという条件を満たすために、センサは正常であると判定される。よって、故障判定結果は、Loレベルのままである。なお、故障判定結果がLoレベルであることは、センサ10は正常であることを示し、故障判定結果がHiレベルであることは、センサ10は故障であることを示す。
次に、センサが故障である場合について説明する。
図7は、センサが故障時のセンサ出力、印加信号及びセンサ端子の電圧レベルの関係を示すタイムチャートである。
同図は、センサ10が故障である場合の例として、センサ10は正常時に発生するパルスがない場合を示す。センサ10は故障により、非常に高抵抗となっているため、印加信号により判定用電流がセンサ10に出力されると、判定用電流の流入口となる端子INA1は高電位となる。したがって、端子INA1の電圧レベルは、印加信号がHiレベルになる期間、すなわち、判定用電流が出力される期間と同じ期間において、高電位となる。
図8は、間欠パルス信号を出力するセンサが故障時の故障検出システムの各構成の出力を示すタイムチャートである。
図8に示すように、端子INA1の電圧レベルは、印加信号による判定用電流によりレベル検出閾値を超える。したがって、判定用電流を出力している期間と同じ期間で、端子INA1の電圧レベルを検出すると、必ずNGとなる。これにより、2回ともNGとなることから、センサは故障であると判定され、故障判定結果はHiレベルとなり、センサ処理回路20に出力される。
以上のように、本実施の形態の故障検出システムでは、判定用電流を少なくとも2回の期間に分けて出力することで、いずれか1回の期間が、センサ出力電流が出力される期間と重なった場合であっても、センサの故障を検出することができる。
また、本実施の形態において、判定用電流は常に出力される必要はない。これは、特許文献1に示した技術では、バイアス電流を常に出力していることと比較して、消費電流を少なくすることができるという点で有用である。
なお、本実施の形態では、センサ10のセンサ出力電流を利用することで上述した故障検出回路30を備えるLSI200の駆動に使用するための電源を生成してもよい。
図9は、内部電源生成部21の回路構成の一例を示す図である。同図の内部電源生成部21は、ダイオード211及び212と、nチャネルMOSトランジスタ213及び214とを備える。
ダイオード211のアノードは端子INA1に接続される。ダイオード212のアノードは端子INA2に接続される。ダイオード211のカソードとダイオード212のカソードとが接続され、この接続点が内部電源生成部21の電源の出力端子となる。この接続点から出力される電流は、例えば、判定用電流を生成するためのpチャネルMOSトランジスタ312などに出力される。
nチャネルMOSトランジスタ213のゲートとnチャネルMOSトランジスタ214のドレインとは、端子INA2に接続される。nチャネルMOSトランジスタ213のドレインとnチャネルMOSトランジスタ214のゲートとは、端子INA1に接続される。nチャネルMOSトランジスタ213のソース及びnチャネルMOSトランジスタ214のソースは、接地される。
以下では、内部電源生成部21の動作について説明する。
センサ10が出力するセンサ出力電流によって、端子INA1及び端子INA2に電圧が誘起される。ここでは、端子INA1が端子INA2より高い電位となる電圧が誘起されたとする。端子INA1の電圧レベルがHiレベルとなることにより、nチャネルMOSトランジスタ214のゲートの電圧レベルがHiレベルとなる。これにより、nチャネルMOSトランジスタ214は導通する。そして、端子INA2がLoレベルとなるので、nチャネルMOSトランジスタ213は開放状態となる。よって、端子INA1から出力される電流は、ダイオード211を通って、LSI200が備える各処理部に出力される。端子INA2が端子INA1より高い電位となる場合は、同様にして、電流は、ダイオード212を通って、各処理部に出力される。
以上のようにして、センサ10のセンサ出力電流をLSI200の駆動に使用することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態の故障検出システムは、交流信号を出力するセンサに対して該センサの端子を介して、センサの故障を判定するための判定用電流を複数回出力し、判定用電流を出力している期間のセンサの端子の電圧レベルを検出することで、センサの故障を判定する。
図10は、本実施の形態の故障検出システムの構成のうち、特に故障検出回路の詳細を示す図である。本実施の形態の故障検出システムは、センサ10の代わりにセンサ40を、故障検出制御部33の代わりに故障検出制御部53を備える点で、実施の形態1の故障検出システムと異なっている。以下では、実施の形態1と同じ点は説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
センサ40は、正常時には低い抵抗値(例えば、100Ω以下)を有し、故障時には高い抵抗値(例えば、1MΩ以上)を有する抵抗型センサである。端子INA1とINA2とを介してセンサ処理回路20と故障検出回路30とに接続される。センサ40は、端子INA1及びINA2の各電圧レベルが交流信号となるようなセンサ出力電流を出力する。交流信号の周期の最小値及び最大値については、センサ40のスペックにより定められる。
故障検出制御部53は、本実施の形態の故障検出処理に関わる制御を行う。具体的には、判定用電流の出力の制御と、レベル検出結果に基づいたセンサの故障の判定処理を行う。以上の処理を実現するために、故障検出制御部53は、期間制御部531と、保持部532と、判定部533とを備える。
期間制御部531は、センサ処理回路20から入力される起動信号に基づいて、判定用電流を出力する期間を制御するための印加信号を電流出力部31に出力する。印加信号は、Hiレベルとなっている期間が全部でn回となるパルス信号である。電流出力部31は、印加信号がHiレベルとなっているn回の期間中に、判定用電流を出力する。すなわち、本実施の形態の故障検出システムでは、判定処理がn回行われる。
保持部532は、レベル検出部32から入力されるレベル検出結果を保持する。保持部532は、フリップフロップ532−1、フリップフロップ532−2、・・・、フリップフロップ532−nからなるn個のフリップフロップを備える。フリップフロップ532−1、532−2、・・・、及び532−nは、それぞれ、n回目、n−1回目、・・・、1回目のレベル検出結果を保持する。
判定部533は、レベル検出結果に基づいてセンサ40が故障しているか否かを判定する。なお、実施の形態1と同様に、判定用電流が出力されている期間にレベル検出結果がHiレベルであることをNGと記す。判定用電流が出力されている期間にレベル検出結果がLoレベルであることをOKと記す。判定部533は、判定用電流が出力されるn回の期間の全てがNGである場合に、センサ40は故障であると判定する。すなわち、1回の期間でもレベル検出結果がOKである場合は、センサ40は正常であると判定する。そして、以上の判定条件に基づいて判定した結果を故障判定結果としてセンサ処理回路20に出力する。
図11は、交流信号を出力するセンサが正常時の故障検出システムの各構成の出力を示すタイムチャートである。
センサ40は、端子INA1の電圧レベルが図11に示すような交流信号となるようなセンサ出力電流を出力する。期間t5は、端子INA1の電圧レベルが、レベル検出閾値以上になる時点から、レベル検出閾値以下となる時点までの期間を示す。期間t5の最大値は、センサ40のスペック及びレベル検出閾値により予め定められている。期間t6は、交流信号の周期である。期間t6の最小値は、センサ40のスペックにより予め定められている。
図11に示すように起動信号に応じて印加信号が出力される。印加信号は、n個のパルスを有する信号である。1番目のパルスが出力された時点から、t7の期間経過後に最後(n番目)のパルスが出力され、かつ、1番目のパルスが出力された時点からt8(>t7)の期間経過後に最後のパルスの出力が終了されるように、期間制御部531は、印加信号の出力期間を制御する。期間t7及びt8は、以下の式3及び式4を満たすように決定される。
(式3) t7 > t5の最大値
(式4) t8 < t6の最小値
なお、実施の形態1と同様に図11でも、起動信号がHiレベルとなっている期間中に印加信号を出力する様子を示しているが、起動信号は、印加信号を出力するためのトリガの役割さえ果たすことができればいかなる信号であってもよい。
レベル検出結果は、実施の形態1と同様に、印加信号がHiレベルとなった期間、すなわち、判定用電流がセンサ40に出力されている期間において、端子INA1の電圧レベルを検出した結果を示す。図11に示すように、1回目の期間においては、端子INA1の電圧レベルがレベル検出閾値を下回っているので、OK(センサは故障していない)である。2回目の期間においては、端子INA2の電圧レベルがレベル検出閾値を超えているので、NG(センサが故障している可能性がある)である。以下、同様にして、印加信号が出力されるn回の期間の全てにおいて、OKかNGかを検出する。
故障判定結果は、レベル検出結果を基にして判定部533が生成する信号を示す。図11に示すように、レベル検出結果は、1回のみNGであり、残りは全てOKであるから、少なくとも1回はOKであるという条件を満たす。よって、センサは正常であると判定され、故障検出結果は、Loレベルのままである。
図12は、交流信号を出力するセンサが故障時の故障検出システムの各構成の出力を示すタイムチャートである。
実施の形態1と同様に、端子INA1の電圧レベルは、印加信号による判定用電流が出力されることでレベル検出閾値を超える。したがって、判定用電流を出力している期間と同じ期間で、端子INA1の電圧レベルを検出すると、必ずNGとなる。これにより、全て(n回)の期間でNGとなることから、センサは故障であると判定され、故障判定結果はHiレベルとなり、センサ処理回路20に出力される。
以上のように、本実施の形態の故障検出システムでは、判定用電流を複数回に分けて出力することで、少なくとも1回の期間が、センサ出力電流により端子の電圧レベルが所定の閾値を越える期間と重なった場合であっても、センサの故障を検出することができる。
以上、本発明の故障検出システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、本実施の形態では、判定用電流を2回以上の期間に分けて出力したが、判定用電流を出力する期間は1回であってもよい。
この場合、判定用電流の出力する期間と、センサ出力電流が出力される期間とが同じにならないようにしなければならない。このため、例えば、センサ処理回路20は端子INA1の電圧レベルをモニタし、センサ出力電流により端子INA1の電圧レベルが閾値を越えた直後に、起動信号を出力する。これにより、判定用電流の出力する期間と、センサ出力電流が出力される期間とが同じにならずに、正しいセンサの故障判定を行うことができる。
また、センサ出力電流より小さい値である判定用電流を常に出力する構成としてもよい。この場合、故障の判定を実行する期間と、センサ出力電流が出力される期間とが同じにならないようにしなければならない。このため、例えば、センサ処理回路20は、端子INA1の電圧レベルをモニタし、センサ出力電流により端子INA1の電圧レベルが閾値を越えた直後に、判定を行うとすればよい。具体的には、フリップフロップ332−1及び332−2のクロック端子に、センサ出力電流により端子INA1の電圧レベルが閾値を越えた直後に立ち下がる(又は立ち上がる)ような信号を入力すればよい。
また、実施の形態1において、判定用電流を出力する回数は2回以上であってよい。このとき、判定部333の判定条件は、実施の形態2と同様に、全ての期間でNGである場合に、センサが故障であると判定すればよい。また、別の判定条件として、ある回数以上の期間でNGである場合に、センサが故障であると判定してもよい。この場合、センサの故障判定の閾値となる回数は、ユーザが予め設定してもよい。さらには、判定対象となっているセンサの特性に応じた閾値を、判定部333が設定する構成としてもよい。
センサの特性とは、例えば、センサの故障の頻度やセンサの重要性などである。具体的には、センサの故障の頻度が大きいほど、閾値となる回数を少なくすることで、センサの故障を早期に検出することができる。また、センサが非常に重要な箇所に取り付けられており、故障が許されない場合などに、閾値となる回数を少なくすることで、センサの故障を早期に検出することができる。
また、本実施の形態では、判定用電流はセンサの出力するセンサ出力電流より小さい値としたが、逆に、判定用電流はセンサ出力電流より大きい値としてもよい。これにより、センサ本来の検知機能よりも、故障検出の機能を優先することができる。よって、故障の早期検出などが実現できる。
また、本実施の形態では、センサは抵抗型センサを用いたが、熱電対センサ、圧力センサなどでもよい。
また、本発明は、センサが故障することによりセンサが高抵抗になる場合について適用することができるが、センサが故障することによりセンサが低抵抗になる場合についても適用することができる。センサが低抵抗になるとは、極端にいえば、センサ短絡状態になることである。
この場合、レベル検出部32は、端子INA1の電圧レベルが参照電圧Vref以下である場合にHiレベルを出力するコンパレータで構成される。また、該コンパレータと、実施の形態1及び2で説明したコンパレータとを並列に備えることで、センサが高抵抗になる故障とセンサが低抵抗になる故障との双方の故障を検出することができる。
本発明は、センサの故障を検出するシステムに適用でき、例えば、水道メータなどの流量カウンタを有するセンサの故障を検出するシステムに適用することができる。
本発明の故障検出システムが適用できる水道メータの構成の一例を示す図である。 実施の形態1の故障検出システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1の故障検出回路の詳細を示す図である。 実施の形態1の故障検出システムの動作を示すフローチャートである。 センサが正常時のセンサ出力、印加信号及びセンサ端子の電圧レベルの関係を示すタイムチャートである。 間欠パルス信号を出力するセンサが正常時の故障検出システムの各構成の出力を示すタイムチャートである。 センサが故障時のセンサ出力、印加信号及びセンサ端子の電圧レベルの関係を示すタイムチャートである。 間欠パルス信号を出力するセンサが故障時の故障検出システムの各構成の出力を示すタイムチャートである。 内部電源生成部の回路構成を示す図である。 実施の形態2の故障検出システムの構成を示すブロック図である。 交流信号を出力するセンサが正常時の故障検出システムの各構成の出力を示すタイムチャートである。 交流信号を出力するセンサが故障時の故障検出システムの各構成の出力を示すタイムチャートである。 従来の故障検出システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10、11、40、60 センサ
12 磁石
20 センサ処理回路
21 内部電源生成部
22 パルス検知部
23 カウント動作制御部
24 不揮発性メモリカウンタ
25 I2Cバス通信制御部
30、62 故障検出回路
31 電流出力部
32 レベル検出部
33、53 故障検出制御部
61 インタフェース
63 OR回路
64 リード線
100 センサ部
200 LSI
210 フラッシュマイコン
211、212 ダイオード
213、214、313、314 nチャネルMOSトランジスタ
221 LCD
222 検針器インタフェース
311、312 pチャネルMOSトランジスタ
315 NOT回路
331、531 期間制御部
332、532 保持部
332−1、332−2、532−1、532−2、532−n フリップフロップ
333、533 判定部
611 差動増幅器
612 速度入力比較器
621 電流源
622 フィルタ回路
623 故障比較器

Claims (15)

  1. センサの故障を検出する故障検出システムであって、
    第1の端子を有し、前記第1の端子の電圧レベルを変動させるセンサ出力電流を出力するセンサと、
    前記センサに前記第1の端子を介して一定の判定用電流を出力することで、前記第1の端子の電圧レベルを変動させる電流出力手段と、
    前記センサ出力電流により前記第1の端子の電圧レベルが閾値以上となる第1の期間とは異なる期間に、前記第1の端子の電圧レベルが前記判定用電流により前記閾値以上となれば、前記センサは故障であると判定する判定手段とを備える
    ことを特徴とする故障検出システム。
  2. 前記故障検出システムは、さらに、
    前記判定用電流を出力する第2の期間と第3の期間とのいずれか一方が前記第1の期間とは異なる期間となるように、前記第2の期間と前記第3の期間とを設定する期間制御手段を備え、
    前記電流出力手段は、前記期間制御手段によって設定された前記第2の期間と前記第3の期間とに前記判定用電流を前記センサに前記第1の端子を介して出力し、
    前記判定手段は、前記第2の期間と前記第3の期間との両方において、前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上であれば、前記センサは故障であると判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の故障検出システム。
  3. 前記センサは、前記第1の端子の電圧レベルが前記第1の期間では前記閾値以上となり、さらに、前記第1の期間の開始時点から前記第1の期間より長い期間である第4の期間を経過した時点から前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上となるような前記センサ出力電流を出力し、
    前記期間制御手段は、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の開始時点までの期間が前記第1の期間より長く、かつ、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の終了時点までの期間が前記第4の期間より短くなるように、前記センサの故障をチェックするチェック期間を設定する
    ことを特徴とする請求項2記載の故障検出システム。
  4. 前記センサは、前記第1の端子の電圧レベルが前記第1の期間では前記閾値以上となる所定の周期を有する交流信号となるような前記センサ出力電流を出力し、
    前記期間制御手段は、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の開始時点までの期間が前記第1の期間より長く、かつ、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の終了時点までの期間が前記周期より短くなるように、前記センサの故障をチェックするチェック期間を設定する
    ことを特徴とする請求項2記載の故障検出システム。
  5. 前記期間制御手段は、前記第2の期間と前記第3の期間とを含むn回(nは2以上の整数)の期間からなるチェック期間を設定し、
    前記電流出力手段は、前記期間制御手段によって設定された前記n回の期間に前記判定用電流を前記センサに前記第1の端子を介して出力し、
    前記判定手段は、前記期間制御手段によって設定された前記n回の期間のうち、m回(2≦m≦n、mは整数)の期間において、前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上であれば、前記センサは故障であると判定する
    ことを特徴とする請求項2記載の故障検出システム。
  6. 前記センサは、前記第1の端子の電圧レベルが前記第1の期間では前記閾値以上となり、さらに、前記第1の期間の開始時点から前記第1の期間より長い期間である第4の期間を経過した時点から前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上となるような前記センサ出力電流を出力し、
    前記期間制御手段は、前記第2の期間が前記チェック期間の最初の期間とし、かつ、前記第3の期間が前記チェック期間の最後の期間とした場合、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の開始時点までの期間が前記第1の期間より長く、かつ、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の終了時点までの期間が前記第4の期間より短くなるように、前記チェック期間を設定する
    ことを特徴とする請求項5記載の故障検出システム。
  7. 前記センサは、前記第1の端子の電圧レベルが前記第1の期間では前記閾値以上となる所定の周期を有する交流信号となるような前記センサ出力電流を出力し、
    前記期間制御手段は、前記第2の期間が前記チェック期間の最初の期間とし、かつ、前記第3の期間が前記チェック期間の最後の期間とした場合、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の開始時点までの期間が前記第1の期間より長く、かつ、前記第2の期間の開始時点から前記第3の期間の終了時点までの期間が前記周期より短くなるように、前記チェック期間を設定する
    ことを特徴とする請求項5記載の故障検出システム。
  8. 前記判定手段は、前記期間制御手段によって設定された前記チェック期間に含まれる全ての期間において、前記第1の端子の電圧レベルが前記閾値以上であれば、前記センサは故障であると判定する
    ことを特徴とする請求項5記載の故障検出システム。
  9. 前記判定手段は、さらに、前記センサの特性を検出し、検出した前記特性に応じて前記mの値を決定する
    ことを特徴とする請求項5記載の故障検出システム。
  10. 前記センサは、さらに、第2の端子を有し、
    前記電流出力手段は、
    前記第1の端子に接続される第1の電流源と、
    前記第2の端子に接続される第2の電流源とを備え、
    前記電流出力手段は、
    前記判定用電流を前記第1の電流源から前記第1の端子を介して前記センサに出力し、前記センサに入力された前記判定用電流を前記第2の端子を介して前記第2の電流源に流入させる
    ことを特徴とする請求項1記載の故障検出システム。
  11. 前記故障検出システムは、さらに、前記センサ出力電流を用いて、前記電流出力手段に供給する電源を生成する内部電源生成手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の故障検出システム。
  12. 前記判定用電流は、前記センサ出力電流より小さい
    ことを特徴とする請求項1記載の故障検出システム。
  13. 前記判定用電流は、前記センサ出力電流より大きい
    ことを特徴とする請求項1記載の故障検出システム。
  14. センサの故障を検出する故障検出方法であって、
    第1の端子を有し、前記第1の端子の電圧レベルを変動させるセンサ出力電流を出力するセンサに前記第1の端子を介して一定の判定用電流を出力することで、前記第1の端子の電圧レベルを変動させる電流出力ステップと、
    前記センサ出力電流により前記第1の端子の電圧レベルが閾値以上となる第1の期間とは異なる期間に、前記第1の端子の電圧レベルが前記判定用電流により前記閾値以上となれば、前記センサは故障であると判定する判定ステップとを含む
    ことを特徴とする故障検出方法。
  15. センサの故障を検出する集積回路であって、
    第1の端子を有し、前記第1の端子の電圧レベルを変動させるセンサ出力電流を出力するセンサが前記第1の端子を介して接続されるセンサ接続手段と、
    前記センサに前記第1の端子を介して一定の判定用電流を出力することで、前記第1の端子の電圧レベルを変動させる電流出力手段と、
    前記センサ出力電流により前記第1の端子の電圧レベルが閾値以上となる第1の期間とは異なる期間に、前記第1の端子の電圧レベルが前記判定用電流により前記閾値以上となれば、前記センサは故障であると判定する判定手段とを備える
    ことを特徴とする集積回路。
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