JP5779883B2 - 画像出力受付端末、画像出力受付方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像出力受付端末、画像出力受付方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、利用者が所有する記憶媒体や携帯端末などに記憶されている画像データの印刷を受け付ける画像出力受付端末等に関する。
近年、利用者が所有する記憶媒体に記憶されている画像データの印刷を行う画像出力受付端末が広く普及している。利用者は、画像出力受付端末を操作することにより、デジタルカメラ等で撮影した画像を印刷することができる。
このような画像出力受付端末では、一般に、選択した画像データに対して、拡大縮小、回転、明るさおよびカラーバランスの調整や、ドローイング画像の合成や、画像出力受付端末内に記憶されているフレーム画像やスタンプ画像の合成などの編集を行なうことが可能である。
画像出力受付端末には、例えば画像をサムネイル形式で一覧表示し、各画像データのプリントを行なう注文枚数をそれぞれ指定できるとともに、画像データの調整や編集を選択した場合には上記のような画像調整、画像編集が可能な画面へと移行可能とする、図15に例を示すような画像一覧画面1000を表示するものがある。図15において、「+」ボタン1003や「−」ボタン1004の選択により、対応する画像データ(サムネイル画像1001)の注文枚数を変更可能であり、注文枚数は注文枚数表示領域1002に表示される。また、画像編集ボタン1005の選択により、画像データの画像調整や画像編集が可能な画面へと移行する。このような画像出力受付端末の例として、特許文献1に記載の受付装置が挙げられる。
特開2010−128576号公報
しかしながら、従来の画像データの編集等、および注文枚数指定の処理においては、画像編集の種類によっては、これを行なった画像データについて、注文者の意図しない注文枚数になることがあった。
例えば、注文枚数が1枚であった画像データについて画像編集を行なった後に、元の画像データの注文枚数を1枚のままとするとともに、編集後の画像データを画像データとして追加し、その注文枚数を0枚とすることがある。編集後の画像データを注文枚数を0枚として追加し、元の画像データの注文枚数変更は行なわないこの処理は注文枚数の処理として通常考えられるものであり、ごく一般的である。
しかし、これに続く印刷の選択時、編集後の画像データをプリントしたいユーザは、自ら編集を行なった画像データが当然プリントされるものと期待し、編集後の画像データについて何ら注文枚数の変更を行なわずプリントを選択する場合が多く、この場合ユーザの意図に反して編集前の元の画像データがプリントされてしまう。これは利用者の満足度を低下させる要因となっていた。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、利用者にとっての満足度を高めることが可能な画像出力受付端末等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するため第1の発明は、画像データに対する画像編集又は画像調整が行われた際に注文枚数の変更処理を行って、前記画像データの印刷の注文を受け付ける画像出力受付端末であって、画像データと、前記画像データの注文枚数を示す注文枚数データとを対応させて記憶する記憶手段と、前記画像データの画像に、オブジェクト画像を上書きする画像編集を行なう画像編集手段と、前記画像データの画像に、オブジェクト画像を上書きしない画質調整又は配置調整である画像調整を行なう画像調整手段と、前記画像編集手段により画像データの画像編集が行われた際、画像編集前の画像データの注文枚数が0でない場合、画像編集後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を、画像編集前の画像データの注文枚数と等しい値とするとともに、画像編集前の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶された注文枚数データの注文枚数を0とし、画像編集前の画像データの注文枚数が0の場合、画像編集後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を1とし、前記画像調整手段により画像データの画像調整が行われた際、画像調整前の画像データの注文枚数が0の場合、画像調整後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を1とする注文枚数処理手段と、前記注文枚数データの示す前記注文枚数で、対応する前記画像データの印刷を実行するための注文を決定する注文決定手段と、を具備することを特徴とする画像出力受付端末である。
前述した目的を達するための第2の発明は、画像データと、前記画像データの注文枚数を示す注文枚数データとを対応させて記憶する記憶手段を有する画像出力受付端末により、前記画像データに対する画像編集又は画像調整が行われた際に注文枚数の変更処理を行って、前記画像データの印刷の注文を受け付ける画像出力受付方法であって、前記画像データの画像に、オブジェクト画像を上書きする画像編集を行なう画像編集ステップと、前記画像データの画像に、オブジェクト画像を上書きしない画質調整又は配置調整である画像調整を行なう画像調整ステップと、前記画像編集ステップにより画像データの画像編集が行われた際、画像編集前の画像データの注文枚数が0でない場合、画像編集後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を、画像編集前の画像データの注文枚数と等しい値とするとともに、画像編集前の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶された注文枚数データの注文枚数を0とし、画像編集前の画像データの注文枚数が0の場合、画像編集後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を1とし、前記画像調整ステップにより画像データの画像調整が行われた際、画像調整前の画像データの注文枚数が0の場合、画像調整後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を1とする注文枚数処理ステップと、前記注文枚数データの示す前記注文枚数で、対応する前記画像データの印刷を実行するための注文を決定する注文決定ステップと、含むことを特徴とする画像出力受付方法である。
前述した目的を達するための第3の発明は、コンピュータを第1の発明の画像出力受付端末として機能させるためのプログラムである。
前述した目的を達するための第4の発明は、コンピュータを第1の発明の画像出力受付端末として機能させるためのプログラムを記憶した記憶媒体である。
上記構成により、画像調整、画像編集に応じた注文枚数の変更処理がなされる。画像編集後の画像データの注文枚数として、自動的に編集前の画像データの注文枚数が引き継がれ、また、編集前の画像データの注文枚数が0の場合には、編集後の画像データの注文枚数が1となる。さらに編集前の画像データの注文枚数は0枚となるので、利用者が自ら編集を行なった画像データが当然プリントされるものと期待し、編集後の画像データについて何ら注文枚数の変更を行なわずプリントを選択する場合でも、この場合ユーザの意図通りに画像編集後の画像データがプリントされる。また、画像調整後に、調整前の画像データの注文枚数が0の場合には、画像調整後の画像データの注文枚数を1とすることにより、同様の効果が得られる。即ち、画像調整後の画像データが当然印刷されるものと期待する利用者が、何ら注文枚数の変更を行なわずプリントを選択した場合でも、画像調整を行なった画像データをプリントすることができる。以上により、画像出力受付端末において、利用者にとっての満足度を高めることが可能となる。
本発明により、利用者にとっての満足度を高めることが可能な画像出力受付端末等を提供することができる。
画像出力受付端末1の外観斜視図 画像出力受付端末1のハードウエアの構成を示す図 画像出力受付端末1のシステム構成を示す図 画像出力受付端末1の処理の概略を示すフローチャート 画像出力受付端末1の画像調整、画像編集、注文枚数決定の処理の流れを示すフローチャート 画像出力受付端末1の注文枚数決定の処理の流れを示すフローチャート 画像一覧画面600の例を示す図 画像調整画面700の例を示す図 画像編集画面800の例を示す図 画像データ21と注文枚数データ23について示す図 画像出力受付端末1aの概略斜視図 画像出力受付端末1aのハードウエアの構成を示す図 プリンタサーバ3のハードウエア構成を示す図 画像プリントシステム100のシステム構成を示す図 画像一覧画面1000を示す図
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像出力受付端末1の外観斜視図である。
画像出力受付端末1は、店頭において、入力メディア(記憶媒体)や携帯端末に記憶されている画像データの印刷を受け付け、印刷を行う端末である。画像出力受付端末1は、予め画像データが記憶された入力メディアや携帯端末(いずれも不図示)から画像データを取得し、内部に保持する。
入力メディアは、例えば、DVD-ROM/CD-ROM/CD-R/CD-RW、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SD(Secure Digital)カード、ミニSDカード、マイクロSDカード、xD−ピクチャーカード、Smart
Media(登録商標)、MEMORY STICK(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等である。
携帯端末は、例えば、スマートフォン、iPhone(登録商標)、カメラ付き携帯電話機、ipad(登録商標)、携帯型パーソナルコンピュータ等である。
画像出力受付端末1の上部正面には、タッチパネル付ディスプレイ11が配置されている。タッチパネル付ディスプレイ11は、操作の案内、操作の状況、読み込んだ画像データ等を表示するとともに、利用者からの指示操作を受け付ける。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ11を介して、プリントを行なう画像データの注文枚数や画像データの選択、画像データの画像調整、画像編集の指示等を行う。
タッチパネル付ディスプレイ11の下部には、メディア投入口12および通信口13が設けられている。メディア投入口12は、各メディアの挿入口であり、複数の挿入口が1箇所にまとめて配置されている。通信口13は、各携帯端末と通信を行うための通信ポートであり、複数の通信ポート(赤外線ポートやUSB(Universal Serial Bus)ポートなど)が1箇所にまとめて配置されている。
画像出力受付端末1の下段部の前面板14には、レシート取出口15、硬貨投入口16および紙幣挿入口17のような料金投入口、つり銭返却口18、プリント物取出口19、ドア開閉キー20、メンテナンスキー21等が設けられている。
レシート取出口15、硬貨投入口16、紙幣挿入口17、つり銭返却口18等は、利用者によるプリント物の注文内容に応じた入金を要求、処理する課金手段として機能する。利用者は、硬貨投入口16に硬貨を投入したり、紙幣挿入口17に紙幣を挿入したりすることにより、プリント物の料金を支払う。つり銭がある場合には、つり銭返却口18から放出される。また、料金徴収後、徴収金額や注文内容等が印刷されたレシートがレシート取出口15から放出される。
プリント物取出口19には、画像出力受付端末1の筐体内に設置される1または複数のプリンタにより印刷されたプリント物が排出される。ドア開閉キー20は、画像出力受付端末1の前面板14を開閉するためのキーである。メンテナンスキー21は、利用者が画像出力受付端末1を利用可能な運転モードと、管理者が画像出力受付端末1のメンテナンスや設定、レシートの再印刷等を行う管理モードを切り替えるためのキーである。
次に、画像出力受付端末1の基本的動作について説明する。
画像出力受付端末1は、入力メディアや携帯端末から読み込んだ画像データを液晶ディスプレイ等のタッチパネル付ディスプレイ11に表示する。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ11に設けられたタッチパネルにより、入力メディアや携帯端末等から読み込んだ画像の中から印刷注文する画像を選択し、印刷の実行を指示すると、画像出力受付端末1内のコンピュータが筐体内部のプリンタに画像データを転送する。
画像出力受付端末1は、プリント物の印刷注文に応じた料金を算出、表示し、利用者に支払いを要求する。画像出力受付端末1は、利用者の入金が完了すると、画像データの印刷を開始する。印刷されたプリント物は、プリント物取出口19から排出され、利用者に提供される。
図2は、画像出力受付端末1のハードウエアの構成例を示すブロック図である。
画像出力受付端末1は、コンピュータ30、各種メディア読取部41、通信部42、シャッタ43、モニタ(タッチパネル付)44、コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部(レシートプリンタ)47、プリンタ48等を備える。
コンピュータ30は、制御部31、記憶部32、入出力部33、通信部34等から構成され、各種メディア読取部41、通信部42、シャッタ43、モニタ44、コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部47、およびプリンタ48等を制御する。
制御部31は、プログラムの実行を行うCPU(Central processing Unit)と、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等で構成される。制御部31は、記憶部32等に格納されたプログラムに従って、バス35を介して接続された各装置を制御する。プログラムのコードは、制御部31により必要に応じて読み出され、RAMに移され、CPUに読み出されて各種機能として実行される。
記憶部32には、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムは、例えば、画像入力プログラム、画像調整プログラム、画像編集プログラム、注文枚数処理プログラム、印刷実行プログラム、シャッタ開閉制御プログラム、課金処理プログラム、レシート印刷処理プログラム、保守プログラム等である。データは、例えば、画像データや注文枚数のデータ等である。
入出力部33は、記憶部32に格納されているプログラム等の更新や、画像出力受付端末1の設定等を行うメンテナンス時に用いられる。
通信部34は、通信制御装置、通信ポート等を有し、画像出力受付端末1と図示せぬネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースである。通信部34は、ネットワークを介して画像出力受付端末1と他の外部装置との通信制御を行う。
各種メディア読取部41は、メディア投入口12の各メディアの挿入口に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、挿入された入力メディアに予め記憶されている画像データを読み込む。通信部42は、通信口13の各通信ポートに対応して設置されており、通信中の携帯端末に予め記憶されている画像データを読み込む。
シャッタ43は、メディア投入口12の各挿入口に設けられ、入力メディアの挿入口を開閉し、読取処理の最中や、課金処理が完了するまで、入力メディアを取り出せないようにする。モニタ44は、タッチパネル付ディスプレイ11である。
コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部47は、課金機能の役割を果たす。コインメック45は、硬貨投入口16に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、硬貨の入出力を管理する。ビルバリ46は、紙幣挿入口17に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、紙幣の入出力を管理する。レシートジャーナル処理部47は、レシート取出口15に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、利用者の徴収金額や注文内容に応じたレシートを印刷する。
プリンタ48は、プリント物取出口19に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、画像データを印刷しプリント物として出力する。プリンタ48は、画像データを印刷する高解像度カラープリンタであり、熱転写プリンタあるいはインクジェット型などのプリンタの方式、および設置台数等は特に問わない。
図3は、画像出力受付端末1のシステム構成図である。
画像出力受付端末1は、画像データ読込手段101、画像編集手段102、画像調整手段103、注文枚数処理手段104、印刷手段105、課金手段106等を備える。
画像データ読込手段101は、予め画像データが記録された入力メディア121や携帯端末122から画像データ21を取得し記憶部32に保持する。その他、例えばネットワークを介してオンラインにて画像データを入力する手段を備えるようにしてもよい。
画像編集手段102は、選択した画像データ21に対して、オブジェクト画像の上書き合成を伴う画像編集を行なうものであり、例えば画像データの画像へのドローイング画像の上書き合成、画像データ21へのスタンプ画像やフレーム画像の上書き合成等の画像編集を対話的に行う対話型インタフェースプログラムと画像編集プログラムによって実現される。画像編集手段102は、画像データ21を画像編集した後の画像データを、新たな画像データ21として追加して記憶部32に保存する。
画像調整手段103は、選択した画像データ21に対して、オブジェクト画像の上書き合成を伴わない画像調整を行なうものであり、例えば画像データ21の拡大・縮小、回転等の配置調整、あるいは色み調整等の画像調整を対話的に行う対話型インタフェースプログラムと画像調整プログラムによって実現される。画像調整手段103は、画像データ21を画像調整した後の画像データで、画像データ21を更新して記憶部32に保存する。
注文枚数処理手段104は、画面上でのユーザ入力に応じて、あるいは画像編集、画像調整に応じて、プリントを注文する画像データ21の注文枚数の変更処理を行なうものである。
印刷手段105は、印刷を選択された(注文枚数が1以上の)画像データ21を注文枚数分印刷する高解像度カラープリンタであり、プリント物123を印刷、出力する。画像出力受付端末1は、印刷時間の短縮を図るため、複数台のプリンタを備えるようにしてもよい。
課金手段106は、利用者によるプリント物123の印刷注文に応じた料金を算出、表示し、利用者に入金を要求し現金による課金処理を行い、レシート124を発行し、つり銭125を利用者に返す。
記憶部32には、画像データ21、オブジェクトデータ22、注文枚数データ23が記憶される。
画像データ21は、利用者によって読み込まれた、あるいはこれを画像調整、画像編集したデータである。
オブジェクトデータ22は、画像データ21に上書き合成するフレーム画像やスタンプ画像の画像データ、ドローイング画像を画像データ21に上書き合成するためのペンデータなどである。フレーム画像は、季節やイベント行事、ランドマークに関するものや、花やリボン、レース、水玉のような画像データであり、画像データ21にフレーム状に上書き合成される画像データである。スタンプ画像データは、ハート型、星型のような画像データであり、画像データ21にスタンプ状に上書き合成される画像データである。ペンデータは、利用者によるタッチパネル上でのドローイング操作に伴い、その軌跡の画像を画像データ21に上書き合成するためのペンの色、太さなどを定義するものである。
注文枚数データ23は画像データ21のそれぞれの注文枚数を示すデータであり、各画像データ21に対応させて注文枚数データ23が記憶される。
次に、図4のフローチャートを参照して、画像出力受付端末1の処理の概略について説明する。図4は、画像出力受付端末1の処理の概略を示すフローチャートである。
画像出力受付端末1の制御部31は、モニタ44上にサービス内容、手順、案内等を示すメニュー画面(不図示)を表示し(ステップS501)、利用者にサービスの手順や内容等を選択させる。例えば、利用者は、各種の入力メディア121あるいは携帯端末122による入力方法や、支払い方法等を選択する。選択された情報は、記憶部32等に記憶される。
利用者が入力メディア121をメディア投入口12に挿入あるいは携帯端末122を通信口13に挿入すると、画像出力受付端末1の制御部31は、各種メディア読取部41の入力メディア121に適合するメディア読取部あるいは通信部42を起動し、挿入された入力メディア121あるいは携帯端末122に記憶された画像データを読み込み、記憶部32に格納する(ステップS502)。
画像出力受付端末1の制御部31は、記憶部32に格納された画像データ21のサムネイル画像の一覧をモニタ44に表示し、利用者に画像データ21の注文枚数の決定等を促すとともに、利用者の選択に応じて画像調整画面、画像編集画面を表示し、利用者の指示により画像の調整、編集、およびこれに伴う注文枚数の変更、決定処理を行う(ステップS503)。画像データ21と注文枚数データ23は紐付けて記憶される。注文枚数データ23の初期値は例えば0枚である。
ステップS503における処理の流れについて、図5から図10を用いて説明する。
図5はステップS503における画像調整、画像編集、注文枚数決定の処理の流れを示すフローチャート、図6は画像出力受付端末1の注文枚数決定の処理の流れを示すフローチャート、図7は画像一覧画面の例を示す図、図8は画像調整画面の例を示す図、図9は画像編集画面の例を示す図、図10は画像データ21と注文枚数データ23について示す図である。
ステップS503では、図5に示すように、まず、ステップS601において、画像出力受付端末1の制御部31が、ステップS502で読み込んだ画像データの一覧を示す画像一覧画面をモニタ44に表示する。
図7は、ステップS601で表示される画像一覧画面600の一例を示す図である。画像一覧画面600上で、ユーザは各画像の注文枚数の決定、選択した画像の画像調整や画像編集を行うことの決定等が可能である。
画像一覧画面600には、ステップS502で読み込んだ画像データ21について、サムネイル画像601の一覧が表示される。また、各サムネイル画像601に対応して、注文枚数を減らすための「−」ボタン602、注文枚数を増やすための「+」ボタン603、および注文枚数を表示するための注文枚数表示領域604が配置されている。
さらに、画像一覧画面600には、タッチパネル操作により他のサムネイル画像601を表示するためのスクロールバー605や、前画面に戻るための「前に戻る」ボタン606、画像調整や画像編集等を行なうことを決定するための「画像調整編集」ボタン607、注文することを決定するための「注文する」ボタン608が配置されている。
画像出力受付端末1の制御部31は、モニタ44(タッチパネル付きディスプレイ11)の各領域への接触を検出し、各領域に対応する処理を行う。制御部31は、例えば「注文する」ボタン608、「画像調整編集」ボタン607を除く各領域に利用者が触れたことを検出すると、対応する処理を行う(ステップS602のYES)。
例えば、利用者は、画像一覧画面600で「前に戻る」ボタン606に触れることにより、画像出力受付端末1の処理における前画面へと戻ることができる。また、必要に応じてスクロールバー605の操作を行ないつつ、所望のサムネイル画像601に触れることにより、画像データ21の選択を行なうことができる。新たに選択された画像データ21のサムネイル画像601は枠などで強調表示される。さらに、画像データ21の注文枚数を、例えば、「+」ボタン603あるいは「−」ボタン602に触れることにより変更、設定することができる。各ボタンに応じて注文枚数表示領域604の枚数表示が変更される。
一方、利用者は、画像一覧画面600で「注文する」ボタン608に触れることにより、現在指定されている各画像データ21の注文枚数で、各画像データ21の印刷を実行することができる。制御部31は、利用者が、画像一覧画面600で「注文する」ボタン608に触れたことを検出すると、各画像データ21について設定されている注文枚数で注文が決定されたと判定し(ステップS603のYES)、ステップS504の処理へ移る。
また、利用者は、「画像調整編集」ボタン607に触れることにより、画像データ21の調整が可能な画像調整画面700をモニタ44に表示させることができる。制御部31は、利用者が「画像調整編集」ボタン607に触れたことを検出すると、画像調整画面700の表示が選択されたと判定し(ステップS604のYES)、モニタ44に図8に示す画像調整画面700を表示する(ステップS605)。
図8に示すように、画像調整画面700には、現在選択されている画像データ21の画像である選択画像707が表示されるとともに、画像一覧画面600と同様、選択された画像データ21をはじめとする画像データ21のサムネイル画像710、選択画像707や各サムネイル画像710に対応する「+」ボタン712、「−」ボタン711、および枚数表示領域713、また、「注文する」ボタン705が表示される。
さらに、画像調整画面700には、スクロール操作やボタン操作等のタッチパネル操作で選択画像707の明るさ調整、カラーバランス調整等の画質調整が可能な領域を有する画質調整部701と、スクロール操作やボタン操作等のタッチパネル操作により選択画像707の位置調整や回転、拡大・縮小等の配置調整が可能な領域を有する配置調整部702が表示される。ここで、上記の画質調整、配置調整は画像データ21に対して前述したオブジェクト画像の上書き合成を伴わないものであり、このような処理をここでは画像調整と称している。
加えて画像調整画面700には、これまで行なった画像調整をキャンセルするための「元に戻す」ボタン704や画像編集画面に移行するための「画像編集」ボタン703、前画面である画像一覧画面600に戻るための「一覧に戻る」ボタン706が表示される。
先程と同様、画像出力受付端末1の制御部31は、モニタ44(タッチパネル付きディスプレイ11)の各領域への接触を検出し、各領域に対応する処理を行う。制御部31は、画質調整部701、配置調整部702、「画像編集」ボタン703、「注文する」ボタン705を除く各領域に利用者が触れたことを検出し、対応する処理を行う(ステップS606のYES)。
例えば、利用者は、画像調整画面700で「一覧に戻る」ボタン706に触れることにより、画像一覧画面600を再度表示させることができる。また、所望のサムネイル画像710に触れることにより、選択画像の指定を行なうことができる。新たに選択された画像データ21は選択画像707として表示されるとともに、そのサムネイル画像710が枠などで強調表示される。さらに、画像データ21の注文枚数を、例えば、「+」ボタン712あるいは「−」ボタン711に触れることにより変更、設定することができる。各ボタンに応じて注文枚数表示領域713の枚数表示が変更される。さらに、画像調整画面700で「元に戻す」ボタン704に触れることにより、選択画像707について既になされた画質調整や配置調整等の画像調整をキャンセルすることができる。
一方、利用者は、画像調整画面700で「注文する」ボタン705に触れることにより、現在指定されている各画像データ21の注文枚数で、各画像データ21の印刷を実行することができる。制御部31は、利用者が画像調整画面700で「注文する」ボタン705に触れたことを検出すると、各画像データ21について設定されている注文枚数で注文が決定されたと判定し(ステップS607のYES)、ステップS504の処理へ移る。
また、利用者は、画質調整部701や配置調整部702におけるスクロール操作やボタン操作等のタッチパネル操作により、選択画像707の明るさ調整、カラーバランス調整等の画質調整、あるいは選択画像707の位置調整や回転、拡大・縮小等の配置調整が可能である。制御部31は、利用者が画質調整部701や配置調整部702に触れ、スクロール操作やボタン操作等のタッチパネル操作が行なわれたことを検出すると、各操作に応じた画像調整を選択画像707の画像データ21に対して行い(ステップS608のYes)、画像調整前の画像データ21を画像調整後の画像データで更新して記憶するとともに、この際画像調整後の画像データ21の注文枚数について以下示す注文枚数変更処理を行い(ステップS609)、利用者の次の操作入力を待つ。
ステップS609の注文枚数変更処理について図6(a)、図10(a)を用いて説明する。図6(a)に示すように、画像出力受付端末1の制御部31は、ステップS609において、まず、記憶部32に記憶された調整前の元画像の画像データ21の注文枚数を参照し(ステップS701)、これが1以上の場合、調整後の画像データ21の注文枚数はそのままとするが、元画像の画像データ21の注文枚数が0の場合、調整後の画像の画像データ21の注文枚数を1と書き換える(ステップS702)。
即ち、図10(a)に示すように、画像データAあるいはBを画像調整した画像データA’あるいはB’を記憶する際、その注文枚数については画像調整前の画像データAあるいはBの注文枚数データ23を参照する。
画像データAを画像調整した場合、元の画像データAの注文枚数は0枚であるので、画像調整後の画像データA’について、その注文枚数データ23を1に変更し記憶する。
一方、画像データBを画像調整した場合、元の画像データBの注文枚数は0以外(=1)であるので、画像調整後の画像データB’について、その注文枚数データ23として、元の画像データBの注文枚数を引き継ぐ。即ち、元の画像データBの注文枚数と同じ値(=1)を記憶する。
図5の説明に戻る。利用者は、「画像編集」ボタン703に触れることにより、画像データ21の編集が可能な画像編集画面800へと表示を移行させることができる。制御部31は、利用者が「画像編集」ボタン703に触れたことを検出すると、画像編集画面800の表示が選択されたと判定し(ステップS610のYES)、モニタ44(タッチパネル付きディスプレイ11)に図9に示す画像編集画面800を表示する(ステップS611)。
画像編集画面800について、図9を用いて説明する。図9に示す画像編集画面800では、利用者により選択されている画像データ21である選択画像801が表示される。また、ペンによる描画を行うための「ペン」ボタン802、スタンプの描画を行なうための「スタンプ」ボタン803、フレームの描画を行なうための「フレーム」ボタン804などオブジェクトの種類が選択可能なボタンが配置される。
また、スタンプやフレーム、ペン等のそれぞれについて、例えば個々のスタンプの画像など、個々のオブジェクトをタッチパネル操作により選択可能に表示するオブジェクト表示部806が設けられ、スタンプやフレーム、ペン等のそれぞれについて、オブジェクトの選択が可能である。
また、画像データ21について既に行われた編集をキャンセルするための「元に戻す」ボタン805、前画面(画像調整画面700)に戻るための「前に戻る」ボタン807、画像編集を確定するための「OK」ボタン808が表示される。
画像出力受付端末1の制御部31は、モニタ44の各領域への接触を検出し、各領域に対応する処理を行う。制御部31は、「元に戻す」ボタン805や「前に戻る」ボタン807に利用者が触れたことを検出し、画像編集、編集結果確定以外の、各領域に対応する処理を行う(ステップS612のYES)。
例えば、利用者は、画像編集画面800で「前に戻る」ボタン807に触れることにより、画像調整画面700を再度表示させることができる。また、「元に戻す」ボタン805に触れることにより、選択画像801について、既になされた画像編集をキャンセルすることができる。
一方、利用者は、「ペン」ボタン802や「スタンプ」ボタン803、「フレーム」ボタン804によりオブジェクトの種類を選択するとともに、オブジェクト表示領域806にてオブジェクトを選択した上で、選択画像801に触れつつ行なわれるドローイング操作やタッチ操作等のタッチパネル操作により、選択画像801の編集が可能である。制御部31は、選択画像801上でドローイング操作やボタン操作等のタッチパネル操作が行なわれたことを検出する(ステップS613のYES)と、各操作に応じてフレーム画像、スタンプ画像、ドローイング画像などのオブジェクト画像を選択画像801に上書き合成する画像編集を選択画像801の画像データ21に対して行う。画質編集とは、画像データ21に対してこのようなオブジェクト画像の上書き合成を伴うものを称している。
制御部31は、画像編集前の画像データ21に加えて画像編集後の画像データ21を記憶するとともに、この際画像編集後の画像データ21の注文枚数について以下示す処理を行い(ステップS614)、利用者の次の操作入力を待つ。
ステップS614の注文枚数変更処理について図6(b)、図10(b)を用いて説明する。図6(b)に示すように、画像出力受付端末1の制御部31は、ステップS614において、まず、画像編集後の画像データ21を新たな画像データ21として追加して記憶する(ステップS801)。さらに、編集前の元画像の画像データ21の注文枚数データ23を参照し(ステップS802)、元画像の画像データ21の注文枚数が0の場合、編集後の画像の画像データ21に対応して記憶する注文枚数データ23の注文枚数を1として書き込み(ステップS803)、元画像の画像データ21の注文枚数が1以上の場合、元画像の画像データ21の注文枚数を編集後の画像データ21の注文枚数データ23として書き込む(ステップS804)。その上で、元画像の画像データ21の注文枚数は0とする(ステップS805)。
例えば、図10(b)に示すように、ステップS614で画像データAあるいはBを画像編集した画像データA’あるいはB’を新たな画像データ21として追加して記憶する際、その注文枚数については画像編集前の画像データA、あるいはBの注文枚数データ23を参照する。
画像データAを画像編集した場合、元の画像データAの注文枚数は0枚であるので、画像編集後の画像データA’について、その注文枚数データ23に1を書き込み記憶する。
一方、画像データBを画像編集した場合、元の画像データBの注文枚数は0以外(=1)であるので、画像調整後の画像データB’について、その注文枚数データ23として、元の画像データBの注文枚数を引き継ぐ。即ち、元の画像データBの注文枚数と同じ値(=1)を書き込み記憶する。
その上で、元の画像データ21の注文枚数は図10(b)に示すように0とする。
図5の説明に戻る。利用者は、「OK」ボタン808に触れることにより、画像データ21の編集結果を確定することができる。制御部31は、利用者が「OK」ボタン808に触れたことを検出すると、編集結果の確定と判定し(ステップS615のYES)、モニタ44に画像一覧画面600を表示する。画像一覧画面600には、編集を行なった後の画像データ21のサムネイル画像601が追加される。
図4の説明に戻る。画像出力受付端末1の制御部31は、画像一覧画面600で印刷注文が選択される(ステップS603のYES)、あるいは画像調整画面700で印刷注文が選択される(ステップS607のYES)と、課金手段106により課金処理を実行する(ステップS504)。すなわち、制御部31は、印刷注文に対する代金の合計金額を算出してモニタ44に表示する。利用者の入金が行なわれると、画像出力受付端末1の制御部31は、注文内容に応じた画像データ21の印刷をプリンタ48により実行する(ステップS505)。プリント物123は、プリント物取出口19に排出される。また、画像出力受付端末1の制御部31は、合計金額、注文内容などを印刷したレシート124をレシートジャーナ処理部(レシートプリンタ)47で印刷する。レシート124は、レシート取出口15から放出される。
以上のように、画像編集、画像調整に応じた注文枚数の変更処理がなされる。画像編集前、画像調整前の画像データ21の注文枚数が0枚以外の場合には、画像編集、画像調整後の画像データ21の注文枚数として、自動的に編集前、調整前の画像データ21の注文枚数が引き継がれ、画像編集の場合には、更に、元の画像データ21の注文枚数が0枚となる。従って、利用者が自ら編集、調整を行なった画像データ21が当然プリントされるものと期待し、編集、調整後の画像データ21について何ら注文枚数の変更を行なわずプリントを選択する場合でも、ユーザの意図通りに画像編集、画像調整後の画像データ21がプリントされる。また、編集前や調整前の画像データ21の注文枚数が0枚の場合には、編集後、あるいは調整後の画像データ21の注文枚数は1枚となる。従って、上記と同様、利用者が自ら編集や調整を行なった画像データ21が当然プリントされるものと期待し、編集、調整後の画像データ21について何ら注文枚数の変更を行なわずプリントを選択する場合でも、ユーザの意図通りに画像編集、画像調整後の画像データ21がプリントされる。
なお、画像出力受付端末は、プリンタを内蔵するものに限らず、ネットワークを介してプリンタサーバと接続し、例えば店頭において注文受付のみを行なうものでもよい。その例が図11〜図14に示す画像プリントシステム100の画像出力受付端末1aである。なお、図1〜3等で説明したものと同様の機能を有する要素については、同じ番号を付し、説明を省略する。
図11は、画像出力受付端末1aの外観斜視図である。
図11に示すように、画像出力受付端末1aの上部正面に、タッチパネル付ディスプレイ11が配置されている。タッチパネル付ディスプレイ11の下部には、メディア投入口12、通信口13、レシート取出口15が設けられる。
図12は、画像出力受付端末1aのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
画像出力受付端末1aは、コンピュータ30、各種メディア読取部41、通信部42、シャッタ43、モニタ(タッチパネル付)44、レシートジャーナル処理部(レシートプリンタ)47等を備える。
コンピュータ30は、制御部31、記憶部32、入出力部33、通信部34等から構成され、各種メディア読取部41、通信部42、シャッタ43、モニタ44、レシートジャーナル処理部47を制御する。
ここで、通信部34は、通信制御装置、通信ポート等を有し、画像出力受付端末1aとネットワーク9間の通信を媒介する通信インタフェースである。通信部34は、ネットワーク9を介して、画像出力受付端末1aとプリンタサーバ3間の通信制御を行う。
また、レシートジャーナル処理部47で印刷されるレシートは、プリント物を受け取るための引換券として用いることもできる。
図13は、プリンタサーバ3のハードウエアの構成例を示すブロック図である。
プリンタサーバ3は、制御部51、記憶部52、メディア入出力部(ドライブ装置)53、通信制御部(通信制御装置、通信ポート等)54、入力部(キーボード、ポインティングデバイス等)55、表示部56、通信用I/F部57等がバス59で接続されて構成される。
制御部51は、CPU、ROM、RAM等で構成され、記憶部52に格納されたプログラムに従って、各装置を駆動制御する。
記憶部52は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部51が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する印刷データ受信手段131、印刷制御手段132を実現するためのプログラム等が格納されている。
メディア入出力部53は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置等を有する。
通信制御部54は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワーク9による通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク9を介して、プリンタサーバ3と、画像出力受付端末1a間の通信制御を行う。
入力部55は、データの入力を行い、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等のポインティングデバイス等の入力装置を有し、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部56は、液晶パネル等のディスプレイ装置等を有する。
通信用I/F部57は、プリンタサーバ3とプリンタ5間の通信を行うためのインタフェースである。
バス59は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
プリンタ5は、画像データ21の印刷出力処理を行う。プリンタ5は複数台のプリンタであってもよく、この場合印刷時間の短縮を図ることができる。
図14は、画像出力受付端末1aおよびプリンタサーバ3等からなる画像プリントシステム100のシステム構成図である。
図14に示すように、画像プリントシステム100は、1または複数の画像出力受付端末1a、プリンタサーバ3、1または複数のプリンタ5が、ネットワーク9等を介して接続されて構成される。
ネットワーク9は、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)等のネットワークであり、有線、無線を問わない。
画像出力受付端末1aは、画像データ読込手段101、画像編集手段102、画像調整手段103、注文枚数処理手段104、課金手段106等のほか、印刷データ送信手段130を備える。
印刷データ送信手段130は、記憶部32に記憶されている画像データ21のうち印刷注文が行なわれたものを、注文枚数データ23とともにネットワーク9を介してプリンタサーバ3に送信する。
また、利用者は、必要に応じて課金手段106が発行するレシート124を提示し、印刷料金の支払いを行いプリント物を受け取る。なお、課金手段106は、画像出力受付端末1と同様、課金機を装備し、利用者に入金を要求して現金による課金処理を備えるようにしてもよい。
プリンタサーバ3は、印刷データ受信手段131、印刷制御手段132等を有する。
印刷データ受信手段131は、画像出力受付端末1aから印刷する画像データ21および注文枚数データ23を受信し、記憶部52に格納する。
印刷制御手段132は、印刷する画像データ21および注文枚数データ23をプリンタ5に転送する。
プリンタ5は、画像データを印刷する高解像度カラープリンタであり、画像データ21を注文枚数データ23に従って印刷し、プリント物123を出力する。熱転写プリンタあるいはインクジェット型など、プリンタの方式は問わない。また、プリンタ5の台数も複数としてよい。
画像プリントシステム100に係る処理では、画像出力受付端末1aでは注文受付のみを行い、画像データ21の印刷は、別に設けたプリンタ5で行なう。ユーザは料金を支払いプリント物を受け取る。
このため、図4における課金処理(ステップS504)ではモニタ44にプリント料金が表示され、入金を行なわずユーザの決定によりレシートのみ排出される。また、図4における印刷処理(ステップS505)では、印刷データ送信手段130により印刷注文された画像データ21および注文枚数データ23がプリンタサーバ3に送信され、別に設けたプリンタ5により、画像データ21の印刷が行われる。
但し、それ以外の画像出力受付端末1aにおける処理については、図4、5を用いて説明したものと同様である。図6に示した画像調整、画像編集後の注文枚数変更処理についても同様に行われる。
従って、本実施形態の画像出力受付端末1aでも、先に説明した画像出力受付端末1と同様の効果が得られる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像出力受付端末等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a………画像出力受付端末
21………画像データ
23………注文枚数データ
102………画像編集手段
103………画像調整手段
104………注文枚数処理手段
600、1000………画像一覧画面
700………画像調整画面
800………画像編集画面

Claims (4)

  1. 画像データに対する画像編集又は画像調整が行われた際に注文枚数の変更処理を行って、前記画像データの印刷の注文を受け付ける画像出力受付端末であって、
    画像データと、前記画像データの注文枚数を示す注文枚数データとを対応させて記憶する記憶手段と、
    前記画像データの画像に、オブジェクト画像を上書きする画像編集を行なう画像編集手段と、
    前記画像データの画像に、オブジェクト画像を上書きしない画質調整又は配置調整である画像調整を行なう画像調整手段と、
    前記画像編集手段により画像データの画像編集が行われた際、画像編集前の画像データの注文枚数が0でない場合、画像編集後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を、画像編集前の画像データの注文枚数と等しい値とするとともに、画像編集前の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶された注文枚数データの注文枚数を0とし、画像編集前の画像データの注文枚数が0の場合、画像編集後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を1とし、前記画像調整手段により画像データの画像調整が行われた際、画像調整前の画像データの注文枚数が0の場合、画像調整後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を1とする注文枚数処理手段と、
    前記注文枚数データの示す前記注文枚数で、対応する前記画像データの印刷を実行するための注文を決定する注文決定手段と、
    を具備することを特徴とする画像出力受付端末。
  2. 画像データと、前記画像データの注文枚数を示す注文枚数データとを対応させて記憶する記憶手段を有する画像出力受付端末により、前記画像データに対する画像編集又は画像調整が行われた際に注文枚数の変更処理を行って、前記画像データの印刷の注文を受け付ける画像出力受付方法であって、
    前記画像データの画像に、オブジェクト画像を上書きする画像編集を行なう画像編集ステップと、
    前記画像データの画像に、オブジェクト画像を上書きしない画質調整又は配置調整である画像調整を行なう画像調整ステップと、
    前記画像編集ステップにより画像データの画像編集が行われた際、画像編集前の画像データの注文枚数が0でない場合、画像編集後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を、画像編集前の画像データの注文枚数と等しい値とするとともに、画像編集前の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶された注文枚数データの注文枚数を0とし、画像編集前の画像データの注文枚数が0の場合、画像編集後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を1とし、前記画像調整ステップにより画像データの画像調整が行われた際、画像調整前の画像データの注文枚数が0の場合、画像調整後の画像データと対応させて前記記憶手段に記憶する注文枚数データの注文枚数を1とする注文枚数処理ステップと、
    前記注文枚数データの示す前記注文枚数で、対応する前記画像データの印刷を実行するための注文を決定する注文決定ステップと、
    含むことを特徴とする画像出力受付方法。
  3. コンピュータを請求項1記載の画像出力受付端末として機能させるためのプログラム。
  4. コンピュータを請求項1記載の画像出力受付端末として機能させるためのプログラムを記憶した記憶媒体。
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