JP6205809B2 - 画像出力受付端末、画像出力受付方法、プログラム、および、画像出力受付システム - Google Patents

画像出力受付端末、画像出力受付方法、プログラム、および、画像出力受付システム Download PDF

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Description

本発明は、文字を合成した画像データの印刷を受け付ける画像出力受付端末等に関し、特に利用者によって入力された文字に対応して予め定められた処理を行う画像出力受付端末等に関する。
近年、利用者が所有する画像データの印刷を行う画像出力受付端末が広く普及している。利用者は、画像出力受付端末を操作することにより、デジタルカメラ等で撮影した画像を印刷することができる。このような画像出力受付端末では、利用者の好みのテキスト(文字列)や模様などを、画像に合成して印刷することが可能なものがある。また、通常の画像出力受付の処理に加えて、利用者に再度の利用を促すいわゆる販売促進のために、値引きやおまけの提供等のサービスを行う画像出力受付端末もある。
画像とテキストを合成する技術に関して、タッチパネル上の文字入力パレットから利用者が入力した文字を画像データと合成し、合成された画像データを印刷する画像プリントシステム等の技術が特許文献1に記載されている。また、利用者による印刷注文枚数や注文金額に応じて、おまけの写真やクーポンが印刷可能な画像プリントシステム等の技術が特許文献2に記載されている。
特開2004−48647号公報 特開2008−84281号公報
しかしながら、販売促進や利用者の利便性のために、画像出力受付端末が行う処理にサービスを追加しても、サービスを受けるためのボタン操作が増えてしまい、利用者にとっては画像出力受付端末の操作がかえって煩わしくなるという問題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、利用者にとって利便性が高く、付加価値の高い処理を行うことが可能な画像出力受付端末等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するための第1の発明は、画像データを入力する画像データ入力手段と、文字列を入力する文字入力手段と、前記画像データに、入力された前記文字列を合成する文字合成手段と、入力された前記文字列が、予め定められた処理と対応付けられている場合には、当該処理を行う文字マッチング手段と、前記文字列を合成した前記画像データを出力する画像出力手段と、を備えることを特徴とする画像出力受付端末である。
なお、ここでいう「文字列」は、1つ以上の文字の列である。
第1の発明によれば、利用者が入力した文字に対応して、予め設定された特殊な処理を行うことができる。通常の処理から特殊な処理へ、または特殊な処理から通常の処理へ切り替わっても、余計なボタン操作などはないので、利用者が本発明の画像出力受付端末の利用を煩わしく感じることはなく、利用者にとって利便性が高い。
また、前記処理は特定の文字または文字列と予め関係付けられており、前記文字マッチング手段は、前記入力された文字または文字列中に前記特定の文字または文字列が含まれている場合に、前記処理を行うことが望ましい。
また、第1の発明の画像出力受付端末は、1つ以上の文字列と、前記処理との対応関係をデータとして記憶する記憶手段を、さらに備え、前記文字マッチング手段は、入力された前記文字列中に、前記1つ以上の文字列が含まれている場合に、当該1つ以上の文字列と対応付けられた前記処理行うことが望ましい。
これにより、入力された文字列中に、処理と対応付られた1つ以上の文字列がある場合には、当該処理を行わせることができる。
また、第1の発明の画像出力受付端末は、1つ以上の文字列と、前記処理との対応関係をデータとして記憶する記憶手段を、さらに備え、前記文字マッチング手段は、入力された前記文字列中に、前記1つ以上の文字列に類似する文字列が含まれている場合に、当該1つ以上の文字列と対応付けられた前記処理行うことが望ましい。
これにより、入力された文字列中に、処理と対応付られた1つ以上の文字列と類似する文字列がある場合には、当該処理を行わせることができる。
また、第1の発明の前記処理は、前記画像データを出力する際に課金する料金の割引処理であることが望ましい。
これにより、所定の文字列が入力された場合、割引処理を行わせることができる。
また、第1の発明の前記処理は、前記画像出力受付端末の備えるレシートプリンタから発行される領収書に対するメッセージの追加処理であることが望ましい。
これにより、所定の文字列が入力された場合、メッセージの追加処理を行わせることができる。
また、第1の発明の前記処理は、特殊なフレームを画像データに合成する処理であることが望ましい。
これにより、所定の文字列が入力された場合、特殊なフレームを画像データに合成させることができる。
また、第1の発明の前記処理は、前記画像出力受付端末の備える表示手段に特殊な動画を表示する処理であることが望ましい。
これにより、所定の文字列が入力された場合、特殊な動画を表示させることができる。
また、第1の発明の前記1つ以上の文字列は、宣伝効果のある文字列であることが望ましい。
これにより、宣伝効果のある文字列が入力された場合、何らかの処理を行わせることができ、画像出力受付端末の利用促進等につなげることができる。
第2の発明は、画像受付出力端末においてコンピュータが行う画像出力受付方法であって、画像データを入力する画像データ入力ステップと、文字列を入力する文字入力ステップと、前記画像データに、入力された前記文字列を合成する文字合成ステップと、入力された前記文字列が、予め定められた処理と対応付けられている場合には、当該処理を行う文字マッチングステップと、前記文字列を合成した前記画像データを出力する画像出力ステップと、を含むことを特徴とする画像出力受付方法である。
第2の発明によれば、利用者が入力した文字に対応して、予め設定された特殊な処理を行うことができる。通常の処理から特殊な処理へ、または特殊な処理から通常の処理へ切り替わっても、余計なボタン操作などはないので、利用者が本発明の画像出力受付端末の利用を煩わしく感じることはなく、利用者にとって利便性が高い。
第3の発明は、コンピュータを、画像データを入力する画像データ入力手段、
文字列を入力する文字入力手段、前記画像データに、入力された前記文字列を合成する文字合成手段、入力された前記文字列が、予め定められた処理と対応付けられている場合には、当該処理を行う文字マッチング手段、前記文字列を合成した前記画像データを出力する画像出力手段、として機能させるためのプログラムである。
第3の発明を、汎用コンピュータにインストールすることによって、第1の発明を得て、第2の発明を実施することができる。
第4の発明は、画像出力受付端末と管理用サーバとがネットワークを介して接続された画像出力受付システムであって、前記画像出力受付端末は、1つ以上の文字列と、処理との対応関係をデータとして記憶する記憶手段と、画像データを入力する画像データ入力手段と、文字列を入力する文字入力手段と、前記画像データに、入力された前記文字列を合成する文字合成手段と、入力された前記文字列中に、前記1つ以上の文字列が含まれている場合に、当該1つ以上の文字列と対応付けられた前記処理行う文字マッチング手段と、前記文字列を合成した前記画像データを出力する画像出力手段と、を備え、前記管理用サーバは、前記1つ以上の文字列と、前記処理との対応関係を設定する文字マッチング管理手段と、前記1つ以上の文字列と、前記処理との対応関係をデータとして、前記画像出力受付端末へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする画像出力受付システムである。
第4の発明によって、管理用サーバ側において、1つ以上の文字列と、処理との対応関係を設定することができる。また、これは、接続されている画像出力受付端末個別に行ってもよく、一括して行っても良い。
本発明により、利用者にとって利便性が高く、付加価値の高い処理を行うことが可能な画像出力受付端末等を提供することができる。
画像出力受付端末1の外観斜視図 画像出力受付端末1のハードウエアの構成を示す図 画像出力受付端末1のシステム構成を示す図 画像出力受付端末1の処理の概略を示すフローチャート 編集画面600の例を示す図 文字マッチングデータ28の例を示す図 メッセージ画面604の例を示す図 レシート57の例を示す図 文字に対応して予め設定された処理の例を示すフローチャート 編集画面600の他の例を示す図 動画画面606の例を示す図 画像出力受付端末1の管理用システム構成を示す図 画像出力受付端末1の文字マッチング管理処理の概略を示すフローチャート 管理画面700の例を示す図 画像出力受付システム100のシステム構成を示す図 管理用PC3および管理用サーバ5のハードウエアの構成を示す図
(1.画像出力受付端末1)
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像出力受付端末1の外観斜視図である。
画像出力受付端末1は、店頭において、メディア(記憶媒体)や携帯端末に記憶されている画像データの印刷を受け付け、利用者の選択、支持により文字列や模様などを画像に合成して、印刷を行う端末である。利用者が画像に合成するための文字を入力すると、画像出力受付端末1は、入力された文字に対応して予め設定された処理を行う。
メディアは、例えば、DVD−ROM/DVD−RW/DVD−RAM/ブルーレイディスク/CD−ROM/CD−R/CD−RW、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SD(Secure Digital)カード、ミニSDカード、マイクロSDカード、xD−ピクチャーカード、Smart Media(登録商標)、MEMORY STICK(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等である。
携帯端末は、例えば、スマートホン、iPhone(登録商標)、カメラ付き携帯電話機、iPad(登録商標)、携帯型パーソナルコンピュータ等である。
画像出力受付端末1の上部正面には、タッチパネル付ディスプレイ44が配置されている。タッチパネル付ディスプレイ44は、操作の案内、操作の状況、読み込んだ画像データ等を表示するとともに、利用者からの指示操作を受け付ける。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ44を介して、プリントを行なう画像データの注文枚数や画像データの選択、画像データに合成するための文字の入力、画像と文字の合成、画像編集の指示等を行う。
タッチパネル付ディスプレイ44の下部には、メディア投入口12が設けられている。メディア投入口12は、各メディアの挿入口であり、複数の挿入口が1箇所にまとめて配置されている。
画像出力受付端末1の下段部には、硬貨投入口13および紙幣挿入口14のような料金投入口、つり銭レシート紙取出口15、プリント物取出口16等が設けられている。
硬貨投入口13、紙幣挿入口14、つり銭レシート紙取出口15等は、利用者によるプリント物の注文内容に応じた入金を要求、処理する課金手段として機能する。利用者は、硬貨投入口13に硬貨を投入したり、紙幣挿入口14に紙幣を挿入したりすることにより、プリント物の料金を支払う。つり銭がある場合には、つり銭レシート紙取出口15から放出される。また、料金徴収後、徴収金額や注文内容等が印刷されたレシートもつり銭レシート紙取出口15から放出される。
プリント物取出口16には、画像出力受付端末1の筐体内に設置されるプリンタ43により印刷されたプリント物が放出される。
次に、画像出力受付端末1の基本的動作について説明する。画像出力受付端末1は、画像データを液晶ディスプレイ等のタッチパネル付ディスプレイ44に表示する。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ44に設けられたタッチパネルにより、画像と合成するための文字または文字列を入力する。入力された文字または文字列に対応して予め定められた処理を画像出力受付端末1が行い、その後、文字または文字が合成された画像を印刷する。
(2.画像出力受付端末1のハードウエアの構成)
図2は、画像出力受付端末1のハードウエアの構成例を示すブロック図である。
画像出力受付端末1は、コンピュータ30、メディア入出力部41、通信部42、プリンタ43、ディスプレイ(タッチパネル付)44、コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部(レシートプリンタ)47等を備える。
コンピュータ30は、制御部31、記憶部32、入出力部33、通信部35等から構成され、メディア入出力部41、通信部42、プリンタ43、ディスプレイ44、コインメック45、ビルバリ46、およびレシートジャーナル処理部47等を制御する。
コンピュータ30の制御部31は、プログラムの実行を行うCPU(Central processing Unit)と、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等で構成される。制御部31は、記憶部32等に格納されたプログラムに従って、バス36を介して接続された各装置を制御する。プログラムのコードは、制御部31により必要に応じて読み出され、RAMに移され、CPUに読み出されて各種機能として実行される。
記憶部32には、コンピュータ30の制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムは、例えば、画像入力プログラム、画像編集プログラム、テキスト合成プログラム、印刷実行プログラム、課金処理プログラム、レシート印刷処理プログラム、保守プログラム等である。データは、例えば、文字マッチングデータ28、画像データ、文字データ等である。
入出力部33は、記憶部32に格納されているプログラム等の更新や、画像出力受付端末1の設定等を行うメンテナンス時に用いられる。
コンピュータ30の通信部35は、通信制御装置、通信ポート等を有し、画像出力受付端末1と図示せぬネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースである。コンピュータ30の通信部35は、ネットワークを介して画像出力受付端末1と他の外部装置との通信制御を行う。
メディア入出力部41は、メディア投入口12の各メディアの挿入口に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、挿入されたメディアに予め記憶されている画像データを読み込む。また、利用者の指示操作により、編集後の画像データをメディアに記録する。
通信部42は、無線通信等によって携帯端末に予め記憶されている画像データを読み込むほか、利用者の指示操作により、編集後の画像データを携帯端末に送信する。その他、画像データの入出力に関しては、ネットワークを介してオンラインにて画像データを入出力するようにしてもよい。
ディスプレイ44は、タッチパネル付ディスプレイである。編集画面、メッセージ画面、動画画面、管理画面など、制御部31によって様々な表示が行われるほか、利用者や管理者によって入力手段としても利用される。
プリンタ43は、プリント物取出口16に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、画像データを印刷しプリント物として出力する。プリンタ43は、画像データを印刷する高解像度カラープリンタであり、熱転写プリンタあるいはインクジェット型などのプリンタの方式は特に問わない。また、プリンタ43は画像出力受付端末1から分離して設置されてもよい。
コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部47は、課金機能の役割を果たす。コインメック45は、硬貨投入口16に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、硬貨の入出力を管理する。ビルバリ46は、紙幣挿入口17に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、紙幣の入出力を管理する。レシートジャーナル処理部47は、レシート取出口15に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、利用者の注文内容や値引き処理に応じたレシートを印刷する。
(3.画像出力受付端末1のシステム構成)
図3は、画像出力受付端末1のシステム構成図である。画像出力受付端末1は、文字入力手段21、文字マッチング手段26、画像データ入力手段22、印刷手段23、課金手段25、文字合成手段27等を備える。
文字入力手段21は、タッチパネル上の文字ボタンから利用者が入力した文字データを取得し、記憶部32に保持する。さらに文字入力手段21は、文字データを文字マッチング手段26に送る。
文字マッチング手段26は入力された文字データ中に文字マッチングデータ28内の特定の文字または文字列のデータが含まれているか判断する。含まれている場合には、文字マッチング手段26は特定の文字または文字列に対応して予め設定された処理を行う。
画像データ入力手段22は、予め画像データが記録されたメディア51や携帯端末52から画像データを取得し記憶部32に保持する。
文字合成手段27は、画像データに入力された文字データを合成し、画像データを新たに作成するものである。新たに作成された画像データは記憶部32に保存される。
印刷手段23は、画像データを印刷する高解像度カラープリンタであり、プリント物53を印刷、出力する。
表示手段24は、画像出力受付の処理に関する各種の画面を表示するほか、文字マッチングデータ28で予め設定されている処理が行われる際に、メッセージや動画を表示する。
課金手段25は、課金機を装備する。課金手段25は、利用者によるプリント物53の印刷注文に応じた料金を算出、表示し、利用者に入金を提示し課金処理を行い、レシート57を発行し、つり銭を利用者に返す。また、課金手段25は、文字マッチングデータ28で予め設定されている処理によっては、特殊な課金処理および特殊なレシート57の発行を行う。
記憶部32には、文字マッチングデータ28、画像データ、文字データ等が記憶される。これらのデータは、画像データの印刷または出力が終了すると消去される。
(4.画像出力受付端末1の処理の概略)
次に、図4のフローチャートを参照して、画像出力受付端末1の処理の概略について説明する。図4は、画像出力受付端末1の処理の概略を示すフローチャートである。
画像出力受付端末1の制御部31は、ディスプレイ44上にサービス内容、手順、案内等を示すメニュー画面(不図示)を表示し(ステップS101)、利用者にサービスの手順や内容等を選択、指示させる。例えば、利用者は、各種のメディア51あるいは携帯端末52による入力や、支払い方法等を選択する。その後、画像出力受付端末1の制御部31は、利用者に画像データの入力を促す。
利用者が、メディア51をメディア投入口12に挿入、あるいは携帯端末52を無線通信により画像出力受付端末1と接続すると、画像出力受付端末1の制御部31は、メディア入出力部41のメディア51に適合するメディア入出力部41あるいは通信部42を起動し、挿入されたメディア51あるいは携帯端末52に記憶された画像データ21を読み込み、記憶部32に格納する(ステップS102)。
画像出力受付端末1の制御部31は、案内画面(不図示)をディスプレイ44に表示して、利用者に画像データ21の注文枚数の決定や、画像データ21の編集等が可能であることを案内する。利用者が画像への文字入れを選択した場合には、編集画面600(図5)を表示し、画像601中の文字入力枠603に、編集画面600上の文字ボタン602を使って文字を入力するよう利用者に促す(ステップS103)。
利用者が文字を編集画面600中の文字入力枠603に文字を入力すると、画像出力受付端末1の制御部31は入力された文字を読み込む(ステップS104)とともに、画像に文字を合成する編集を行って新しい画像データを作成し、この画像データを記憶部32に格納する。
なお、利用者によって入力される文字は、1文字、又は、1文字以上の文字列であり、以下では、入力される文字が1文字であるのか、1文字以上の文字列であるのか、特に区別しない。
入力された文字を読み込む際に、画像出力受付端末1の制御部31は画像出力受付端末1のマッチング機能が有効であるかどうか判断する(ステップS105)。
マッチング機能が有効である場合には、画像出力受付端末1の制御部31は後述する文字マッチング処理(ステップS106〜ステップS107)を行った後、画像を印刷する処理(ステップS111)を行う。
マッチング機能が有効でない場合(ステップS105のN)には、通常のステップS108〜S110の処理が行われる。ステップS108では、利用者により注文が決定されると、通常の課金処理を実行する。すなわち、制御部31は、印刷注文に対する代金の合計金額を算出してディスプレイ44に表示する(ステップS108)。
利用者が入金を行うと、画像出力受付端末1の制御部31は、合計金額、注文内容などを表示レシートをレシートジャーナル処理部(レシートプリンタ)47で印刷して発行する(ステップS109)。レシート57は、レシート取出口15から放出される。
画像出力受付端末1の制御部31は、画像データを印刷中であることをディスプレイ44に表示して利用者に知らせるとともに、ディスプレイ44に通常の動画を表示する(ステップS110)。
最後に画像出力受付端末1の制御部31は、画像データの印刷をプリンタ43により開始する(ステップS111)、プリント物53は、プリント物取出口16に排出される。
(5.文字マッチング処理)
次に、画像出力受付端末1の制御部31が行う文字マッチング処理(ステップS106〜ステップS107)について、図5〜11を参照して説明する。
ステップS106では、画像出力受付端末1の制御部31は、ステップS104で読み込んだ文字が特定の文字であるかどうか判断する(ステップS106)。特定の文字とは、文字マッチングデータ28内に予め設定された文字のことで、この特定の文字とともに、後に行われる特殊な処理が設定されている。
ステップS106での判断は、文字のデータについて言い換えれば、入力された文字データと文字マッチングデータ28とを比較して、これらの間に共通する文字のデータが存在するかどうかを判断することである。ステップS104で読み込まれた文字および特定の文字は、複数の文字すなわち文字列でも、複数の文字や文字列を組み合わせたものでもよい。なお、2つのデータを比較して共通のデータを検索、抽出する方法は一般的なデータ比較手法を用いればよいので、ここでは説明しない。
ステップS104で読み込んだ文字が特定の文字である場合(ステップS106のY)には、次のステップS107の処理に進む。ステップS107では、入力された特定の文字に対応して予め定められた処理、すなわち特定の文字とともに文字マッチングデータ28内に設定された処理が行われる(ステップS107)。文字マッチングデータ28内に設定された処理は、通常の処理(ステップS108〜ステップS110)とは一部または全部が異なる特殊な処理である。
特定の文字でない場合(ステップS106のN)には、ステップS105でマッチング機能が有効でなかった場合と同様に、通常の処理S108〜S110を行った後、画像を印刷して(ステップS111)、すべての処理を終了する。
(6.文字マッチング処理の具体例)
ここで、文字マッチング処理(ステップS106〜S107)の3つの例を具体的に説明する。
(6.1 文字マッチング処理の例1;割引と領収書メッセージ)
第1の例は、ステップS104で編集画面600(図5を参照)上に利用者が「OOカメラできれいにプリントできたよん」と19個の文字からなる文字列を入力した場合である。この場合、まず画像出力受付端末1の制御部31は、この文字列データと文字マッチングデータ28とを比較する。
文字マッチングデータ28(図6を参照)には特定の文字として「きれい」と「OOカメラ」の2つの文字列の組み合わせが設定され、これに対応して、後に行われる処理である「価格変更20円割引」および「領収書メッセージ」が設定されている。利用者が入力した文字列にも「きれい」および「OOカメラ」の文字列が含まれている。したがって、画像出力受付端末1の制御部31は、利用者によって特定の文字が入力されたと判断し(ステップS106のY)、次のステップS107の処理に進む。
次に画像出力受付端末1の制御部31は、文字マッチングデータ28に特定の文字「きれい」と「OOカメラ」に対応して予め設定されている処理「価格変更20円割引」および「領収書メッセージ」を行う。文字マッチングデータ28には、これらの処理の実行ファイルのパス(図6を参照)も設定されているので、画像出力受付端末1の制御部31はこれにしたがって処理を実行する(ステップS107)。
ステップS107では、図9(a)に示されるフローチャート(ステップS201〜S204)に沿って、処理「価格変更20円割引」および「領収書メッセージ」が行われる。
「価格変更20円割引」の処理では、画像出力受付端末1の制御部31は、ディスプレイ44にメッセージ画面604(図7を参照)を表示して価格の変更を利用者に知らせる(ステップS201)。
利用者により注文が決定されると、価格変更を伴う特殊な課金処理を実行する。すなわち、制御部31は、価格変更後の合計金額を算出してディスプレイ44に表示する(ステップS202)。
利用者が入金を行うと、画像出力受付端末1の制御部31は「領収書メッセージ」処理を行う。画像出力受付端末1の制御部31は、価格変更後の合計金額、注文内容などに加えてメッセージを表示する特殊なレシート57(図8参照)をレシートジャーナル処理部(レシートプリンタ)47で印刷して発行する(ステップS203)する。
最後に画像出力受付端末1の制御部31は、画像データを印刷中であることをディスプレイ44に表示して利用者に知らせるとともに、ディスプレイ44に通常の動画を表示する(ステップS204)。この例では、動画についての特殊な処理は設定されていないので、通常の動画が表示される。
ステップS201〜S204の後、画像出力受付端末1の制御部31は、通常の処理と同様にステップS111(図4)で画像の印刷を開始し、すべての処理を終える。
以上に説明したように、利用者が入力した文字である「きれい」および「OOカメラ」に対応して、予め定められた処理「価格変更20円割引」および「領収書メッセージ」を画像出力受付端末1の制御部31が行うことができる。
この例では、利用者による文字の入力を契機に通常の課金処理から値引き用の特殊課金処理に切り替わっている。切り替えに伴って、利用者による画像出力受付端末1の操作は増えないので、利用者が画像出力受付端末1の利用を煩わしく感じることはない。
(6.2 文字マッチング処理の例2;フレーム付プリント)
第2の例は、利用者が「はっぴー」という文字列を入力した場合である。この場合も、まず画像出力受付端末1の制御部31は、この文字列データと文字マッチングデータ28(図6)とを比較する。文字マッチングデータ28中には「ハッピー」が設定されている。「はっぴー」は「ハッピー」と同等の文字列であるから、画像出力受付端末1の制御部31は、利用者によって入力された文字列が特定の文字列に該当すると判断し(ステップS106のY)、次のステップS107の処理に進む。
文字マッチングデータ28中では、「ハッピー」に対応する処理として「フレーム付1枚無料」が設定されているから、次に画像出力受付端末1の制御部31は、これにしたがって処理を行う(ステップS107)。
ステップS107では、図9(b)に示されるフローチャートに沿って、処理「フレーム付1枚無料」が行われる。
「フレーム付1枚無料」の処理(図9(b))の場合には、画像出力受付端末1の制御部31は、ディスプレイ44に編集画面600(図10を参照)を表示して、利用者の好みの画像に所定のフレームが合成でき、その画像のプリントは無料で提供される旨を利用者に知らせる(ステップS301)。
図10は、編集画面600の例である。利用者が画像選択ウィンドウ605から好みの画像を1枚選択すると、画像表示ウィンドウ608に、選択した画像にフレームを合成した画像が表示される。
図9(b)の説明に戻る。利用者により注文が決定されると、プリント物1枚が無料となる特殊な課金処理を実行する(ステップS302)。
利用者が入金を行うと、画像出力受付端末1の制御部31は「領収書メッセージ」処理を行う。画像出力受付端末1の制御部31は、合計金額、注文内容などに加えてプリント物1枚が無料である旨を表示する特殊なレシート57をレシートジャーナル処理部(レシートプリンタ)47で印刷して発行する(ステップS303)。
最後に画像出力受付端末1の制御部31は、画像データを印刷中であることをディスプレイ44に表示して利用者に知らせるとともに、ディスプレイ44に通常の動画を表示する(ステップS304)。この例では、動画についての特殊な処理は設定されていないので、通常の動画が表示される。
ステップS301〜S304の後、画像出力受付端末1の制御部31は、通常の処理と同様にステップS111(図4)で画像の印刷を開始し、すべての処理を終える。
以上に説明したように、利用者が入力した文字である「はっぴー」に対応して、予め定められた処理「フレーム付1枚無料」を画像出力受付端末1の制御部31が行うことができる。
この例では、利用者による文字の入力を契機に、通常には課金処理が行われるところが、画像編集の処理に切り替わっている。切り替えに伴っては、利用者に対して、メニューの選択や処理切り替えの許可を得ようとしたり、画面上に詳細な説明文など表示して理解を得ようとしたりせずに、利用者にとって分かりやすい画面表示となる。また、フレームと画像の合成に必要な最小限の操作のみを要求するので、利用者が画像出力受付端末1の利用を煩わしく感じることはない。
(6.3 文字マッチング処理の例3;特殊な動画再生)
第3の例は、利用者が「ラッキー」という文字列を入力した場合である。この場合も、まず画像出力受付端末1の制御部31は、この文字列データと文字マッチングデータ28(図6)とを比較する。文字マッチングデータ28中には「ラッキー」が設定されているので、画像出力受付端末1の制御部31は利用者によって特定の文字が入力されたと判断し(ステップS106のY)、次のステップS107の処理に進む。
文字マッチングデータ28中では、特定の文字「ラッキー」に処理「動画表示」が関係付けられているから、次に画像出力受付端末1の制御部31は、これにしたがって処理を行う(ステップS107)。
ステップS107では、図9(c)に示されるフローチャートに沿って、処理「動画表示」が行われる。この例では、動画についての特殊な処理の他に、特殊な処理は設定されていないので、通常の場合と同様に、通常の課金処理(ステップS401)および通常のレシート発行処理(ステップS402)が行われるが、画像データを印刷中にディスプレイ44に表示される動画は通常のものとは異なり、特殊な動画607が表示される(ステップS403、図11を参照)。
ステップS401〜S403の後、画像出力受付端末1の制御部31は、通常の処理と同様にステップS111(図4)で画像の印刷を開始し、すべての処理を終える。
以上に説明したように、利用者が入力した文字である「ラッキー」に対応して、予め定められた処理「動画表示」を画像出力受付端末1の制御部31が行うことができる。
この例では、利用者による文字の入力に対応して、通常の動画表示の処理のみが特殊な動画表示の処理に切り替わっている。切り替えに伴って、利用者による画像出力受付端末1の操作は増えないので、利用者が画像出力受付端末1の利用を煩わしく感じることはない。
以上の具体例が示すように、画像出力受付端末1は、利用者が入力した文字に対応して予め設定された特殊な処理を行うことができる。特殊な処理は、通常の処理の1部または全部を変更したものである。通常の処理から特殊な処理へ、または特殊な処理から通常の処理へ切り替わっても、余計なボタン操作などはないので、利用者にとって利便性が高い。
(7.文字マッチング管理)
次に、画像出力受付端末1の文字マッチング管理について図12〜図14を参照して説明する。文字マッチング管理は、上述したような、入力された文字に対応する処理を設定するためのものである。
図12は、画像出力受付端末1の管理用システム構成である。画像出力受付端末1は、文字マッチング管理手段29および表示手段24等を備える。
文字マッチング管理手段29は、管理者が入力した管理用データを取得して文字マッチングデータ28を作成し、記憶部32に記憶する。
表示手段24は、文字マッチング管理の処理に関する各種の画面を表示するほか、文字マッチングデータ28の内容を表示する。
図13は、文字マッチング管理処理の概略を示すフローチャートである。
管理者によって管理モードで画像出力受付端末1が起動されると、画像出力受付端末1の制御部31は、ディスプレイ44上に管理メニュー画面(不図示)を表示する(ステップS501)。
管理者がメニューから文字マッチング管理を選択すると、画像出力受付端末1の制御部31は管理画面700(図14を参照)を表示して、管理者に管理用データの入力を促す。
管理者は、管理画面700上で文字マッチング機能を設定するための管理用データを入力する。例えば、文字マッチング機能の有効または無効を設定ボタン701で指定する、文字列の表現にゆらぎを含める、特定の文字または文字列をサーチ文字入力欄702に入力する、特定の文字に対応する処理を処理選択ボタン703で選択する、メッセージなどの具体的な内容を処理内容欄704に入力する、などである。なお、文字列の表現にゆらぎを含めることによって、利用者によって入力された文字が特定の文字に完全に一致していなくても、画像出力受付端末1の制御部31は特定の文字に該当すると判断する。
これらの入力から、画像出力受付端末1の制御部31は、文字マッチング機能を設定し、文字マッチングデータ28を作成する(ステップS502)。文字マッチングデータ28(図6)は、ここで設定された内容、すなわち特定の文字または文字列と、これに対応する処理、処理の実行ファイルのパスなどから構成されている。
最後に画像出力受付端末1の制御部31は、記憶部32に記憶されている文字マッチングデータ28を更新して(ステップS503)、管理モードを終了する。
以上のようにして、画像出力受付端末1の文字マッチング機能を設定することができる。
ここで、文字マッチング管理の3つの例を具体的に説明する。
(7.1 文字マッチング管理の例1)
特定の文字または文字列と対応する処理を以下のように設定した場合。
特定の文字:「XX社」および「YYマシン」
対応する処理:価格変更(1枚に付き10円割引)
領収書メッセージ(宣伝ありがとうございました。)
特定の文字列を「XX社」および「YYマシン」とし、宣伝効果のある文字列「XX社のプリント機YYマシンでシールをプリントしました」などと利用者に入力してもらうかわりに、値引きなどの処理を行うようにする。値引きのほか、景品の提供などの処理を行ってもよい。
この場合には、宣伝の文字列入りのプリント物であっても画像出力受付端末1を利用したい、という利用者の意欲を喚起して、画像出力受付端末1の利用促進となる。画像出力受付端末1を設置する店舗にとっては、プリント枚数の増加による売り上げ増加を期待できる。
(7.2 文字マッチング管理の例2)
特定の文字または文字列と対応する処理を以下のように設定した場合。
特定の文字:「シー」または「ランド」
対応する処理:特殊なフレームやスタンプを追加
特定の文字列を「シー」または「ランド」として、利用者が「卒業旅行inねずみーランド」などと文字列を入力したときに、通常操作では合成できない特別なフレームやスタンプなどを提供する処理を行うようにする。特定の文字列を、観光地やテーマパークなどにちなんだもの、マスコットまたはキャラクターの名前、せりふ等としてもよい。
この場合には、利用者は画像出力受付端末1でしか入手できない特別なプリント物を得ることができる。それを見たり聞いたりした他の利用者によって画像出力受付端末1の利用に広がりが期待できる。学生や若い世代の間で広がりを見せれば、メモリカードやスマートホン内に保持されたままになっている画像データを画像出力受付端末1でプリント物にすることが流行し、店舗にとっては売り上げの向上が望める。
(7.3 文字マッチング管理の例3)
特定の文字または文字列と対応する処理を以下のように設定した場合。
特定の文字:「夏」または「海」
対応する処理:花火やアイスなどの夏の動画を表示
特定の文字を「夏」または「海」などの季節感のあるものに設定し、文字列「海水浴 ビーチ 夏!」などと利用者が入力したときに、印刷中に表示される動画を通常とは異なる季節感のある動画に切り替えるようにする。
この場合には、通常の動画と異なるので、印刷中の待ち時間に利用者を飽きさせず、画像出力受付端末1の印象が良くなって、その利用者による再度の画像出力受付端末1の利用が期待できる。
また、動画やレシートで「OOカメラ 2F売り場 海水浴グッズセール中」等の特売の案内を表示すれば、利用者を他の商品へ誘導することができ、店舗にとっては販売促進となる。
以上の具体例が示すように、文字マッチング管理により、特定の文字または文字列、それに対応する処理をさまざまに組み合わせることができる。店舗にとっては、画像出力受付端末1を利用した様々なサービスの提供が可能になり、画像出力受付端末1自体による売り上げの向上だけでなく、店舗の利用促進も期待できる。また、通常の処理に加えて余計なボタン操作などはないので、利用者に受け入れられやすく、画像出力受付端末1の利用の促進となる。
(8.画像出力受付システム100)
以上では、画像出力受付端末1において文字マッチング管理を行ったが、図15に示すように、外部の管理用PC3または管理用サーバ5を用いて文字マッチング管理を行ってもよい。この場合には、管理用PC3または管理用サーバ5は文字マッチング管理装置となる。図15は画像出力受付システム100のシステム構成を示す図である。
画像出力受付システム100は、画像出力受付端末1、管理用PC3と管理用サーバ5がネットワーク9を介して接続されて構成される。管理用PC3および管理用サーバ5は、ネットワーク9を介して画像出力受付端末1にアクセス可能な端末機器である。なお、画像出力受付システム100、管理用PC3および管理用サーバ5のネットワーク9への接続方法は、無線、有線を問わない。また、画像出力受付端末1と管理用PC3とはネットワーク9を介さずに、直接に接続されていてもよい(図15中の破線)。
図16は、管理用PC3、管理用サーバ5を実現する情報処理装置のハードウエア構成図である。なお、図16のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。図16に示すように、情報処理装置は、制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34、通信部35等が、バス36を介して接続される。各部の機能は、画像出力受付端末1のコンピュータ30内の各部の機能と同様である。
画像出力受付システム100において、管理用PC3および管理用サーバ5は、画像出力受付端末1の文字マッチング管理を行うためのものであり、管理用PC3および管理用サーバ5の制御部31は文字マッチング管理機能をもつ。管理者が管理用PC3または管理用サーバ5において文字マッチング機能の設定を行うと、ネットワーク9を介して画像出力受付端末1へ文字マッチングデータ28が送信され、画像出力受付端末1の記憶部32内の文字マッチングデータ28が更新される。
このように、画像出力受付端末1の文字マッチング管理を管理用PC3または管理用サーバ5などの外部装置で行うことにより、管理者が直接に画像出力受付端末1を操作しなくても管理ができる。したがって、1人の管理者によって離れた店舗の画像出力受付端末1を管理できたり、一度に複数の画像出力受付端末1に対して同じ設定を行えたりして、管理者にとって利便性が高く、店舗にとっても画像出力受付端末1の管理が容易となる。
以上説明したように、本実施形態の画像出力受付端末1では、利用者が入力した文字に対応して、予め設定された特殊な処理を行うことができる。通常の処理から特殊な処理へ、または特殊な処理から通常の処理へ切り替わっても、余計なボタン操作などはないので、利用者が画像出力受付端末1の利用を煩わしく感じることはなく、利用者にとって利便性が高い。
また、文字と処理との組み合わせを様々に設定することができるので、処理によっては、画像出力受付端末1を利用したいという利用者の意欲を喚起したり、印刷中の待ち時間に利用者を飽きさせずに画像出力受付端末1の印象を良くしたりすることが可能となり、画像出力受付端末1の利用を促進でき、プリント物販売による売り上げ向上を期待できる。また、処理によっては、利用者を他の商品へ誘導することができ、店舗にとっては販売促進となる。
また、画像出力受付システム100のように、画像出力受付端末1の管理を外部装置で行うことにより、遠隔で操作で画像出力受付端末1を管理でき、また、一度に複数の画像出力受付端末1に対して同じ設定を行えるので、管理者にとって利便性が高く、店舗にとっても画像出力受付端末1の管理が容易となる。
したがって、画像出力受付端末1は利用者にとって利便性が高く、付加価値の高い処理を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像出力受付端末等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1…………画像出力受付端末
3…………管理用PC
5…………管理用サーバ
9…………ネットワーク
11………タッチパネル付ディスプレイ
12………メディア投入口
30………コンピュータ
31………制御部
32………記憶部
21………文字入力手段
22………画像データ入力手段
23………印刷手段
24………表示手段
26………文字マッチング手段
27………文字合成手段
28………文字マッチングデータ
29………文字マッチング管理手段
57………レシート
100……画像出力受付システム
600……編集画面
606……動画画像
700……管理編集画面

Claims (11)

  1. 画像データを入力する画像データ入力手段と、
    文字列を入力する文字入力手段と、
    前記画像データに、入力された前記文字列を合成する文字合成手段と、
    入力された前記文字列が、予め定められた処理と対応付けられている場合には、当該処理を行う文字マッチング手段と、
    前記文字列を合成した前記画像データを出力する画像出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像出力受付端末。
  2. 1つ以上の文字列と、前記処理との対応関係をデータとして記憶する記憶手段を、さらに備え、
    前記文字マッチング手段は、入力された前記文字列中に、前記1つ以上の文字列が含まれている場合に、当該1つ以上の文字列と対応付けられた前記処理行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力受付端末。
  3. 1つ以上の文字列と、前記処理との対応関係をデータとして記憶する記憶手段を、さらに備え、
    前記文字マッチング手段は、入力された前記文字列中に、前記1つ以上の文字列に類似する文字列が含まれている場合に、当該1つ以上の文字列と対応付けられた前記処理行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力受付端末。
  4. 前記処理は、前記画像データを出力する際に課金する料金の割引処理である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力受付端末。
  5. 前記処理は、前記画像出力受付端末の備えるレシートプリンタから発行される領収書に対するメッセージの追加処理である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力受付端末。
  6. 前記処理は、特殊なフレームを画像データに合成する処理である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力受付端末。
  7. 前記処理は、前記画像出力受付端末の備える表示手段に特殊な動画を表示する処理である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力受付端末。
  8. 前記1つ以上の文字列は、宣伝効果のある文字列である
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の画像出力受付端末。
  9. 画像受付出力端末においてコンピュータが行う画像出力受付方法であって、
    画像データを入力する画像データ入力ステップと、
    文字列を入力する文字入力ステップと、
    前記画像データに、入力された前記文字列を合成する文字合成ステップと、
    入力された前記文字列が、予め定められた処理と対応付けられている場合には、当該処理を行う文字マッチングステップと、
    前記文字列を合成した前記画像データを出力する画像出力ステップと、
    を含むことを特徴とする画像出力受付方法。
  10. コンピュータを、
    画像データを入力する画像データ入力手段、
    文字列を入力する文字入力手段、
    前記画像データに、入力された前記文字列を合成する文字合成手段、
    入力された前記文字列が、予め定められた処理と対応付けられている場合には、当該処理を行う文字マッチング手段、
    前記文字列を合成した前記画像データを出力する画像出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 画像出力受付端末と管理用サーバとがネットワークを介して接続された画像出力受付システムであって、
    前記画像出力受付端末は、
    1つ以上の文字列と、処理との対応関係をデータとして記憶する記憶手段と、
    画像データを入力する画像データ入力手段と、
    文字列を入力する文字入力手段と、
    前記画像データに、入力された前記文字列を合成する文字合成手段と、
    入力された前記文字列中に、前記1つ以上の文字列が含まれている場合に、当該1つ以上の文字列と対応付けられた前記処理行う文字マッチング手段と、
    前記文字列を合成した前記画像データを出力する画像出力手段と、
    を備え、
    前記管理用サーバは、
    前記1つ以上の文字列と、前記処理との対応関係を設定する文字マッチング管理手段と、
    前記1つ以上の文字列と、前記処理との対応関係をデータとして、前記画像出力受付端末へ送信する送信手段と、
    を備える
    ことを特徴とする画像出力受付システム。
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