JP5777324B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像装置及びプロセスカートリッジ、更にはこれを用いた電子写真画像形成装置に関する。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。および、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ドラム及び感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化している。そして、このカートリッジを装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
ここで、前記プロセス手段とは、帯電器、現像器、クリーニング部などのことである。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンに頼らずユーザ自身が容易に行うことができるので、操作性が向上している。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
電子写真画像形成装置においては、像担持体としてのドラム状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)が一様に帯電され、感光体ドラムへの選択的な露光によって静電潜像が形成される。この潜像は、現像器に設けられた現像ローラによって供給される現像剤であるトナーで顕像化して可視像(即ち、トナー像)とされる。その後、トナー像は、記録媒体に転写される。そして、このトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像は記録媒体に定着される。
上述したプロセスカートリッジでは、現像器のトナー収容部に設けられた開口より、トナーを供給する構成をとっている。ところで、前記プロセスカートリッジは、画像形成装置本体で使用するまでの間、トナーが漏出しないようにトナー開口部はトナーシールにより封止されている。
図12、図13を用いてトナーシールの構成を説明する。
図12は、トナーシール構成を説明する模式図である。
図13は、トナーシールの開口長手方向での断面図である。
図12、図13に示すように、トナーシール41はトナー開口部31dを囲う不図示の溶着面に、接着や溶着などの手段を用いて、開口部31dを塞ぐように取り付けられている。そして、トナーシール41は、開口の長手方向一端部41bで2つ折りにして折り返し、折り返した先端をトナー収容部側面に形成したスリット31eから外部に突出させている。
このようなカートリッジを使用する際には、スリットから突出したトナーシール41の先端を図14の矢印A方向に引っ張ることで、トナーシール41がトナー開口部31dの図中左側から剥がされる。トナーシール41がすべて剥がされる事で、トナー開口部31dを開放し、トナーが収納部31aから現像ローラ側に供給できるようになる。
ここで、トナーシールの先端を図14の矢印A方向に引っ張って、トナーシール41をトナー開口部31dから引き剥がすのに必要な力をピール力と呼ぶ。
また、このトナーシール41を装置本体からの駆動によって、プロセスカートリッジ内に設けた軸によって巻き取ることで、ユーザが手作業で引張る作業をなくす構成がとられているものもある。
これにより、ユーザの操作性を向上させるトナーシール剥離構成をとることが可能となった。
従来のトナーシールを用いたプロセスカートリッジの構成として、トナーシール溶着代の形状を工夫する事で、ピール力を低減するものがある。(例えば特許文献1)
また、トナー収容部と現像器枠体を全周溶着することで、トナーシールの斜め引きを防止し、ピール力上昇を抑える構成をとったものがある。(例えば特許文献2)
特開平07−209976号公報 特開平09−034337号公報
上記トナーシールをトナー開口部周辺の接着面に接着する構成では、トナーの洩れを確実に防止する為に、十分な接着力で接着する事が必要である。このため、トナーシールの接着を引き剥がすためのピール力は大きくなる。
さらに、前述した開口長手方向一端部で2つ折りにしてトナーシールを剥がしていく構成では、粘着層の伸び領域からの力が大きくかかるようになっていた。
そのため、トナーシールのピール力が大きくなる場合があった。
図14を用いて、粘着層の伸び領域からの力がかかる際のピール力ついて説明する。図14は、トナーシール41を、引き剥がし方向(180°方向)である矢印A方向に牽引することで剥がす際の剥離面の拡大図を示している。
まず、トナーシール41が接着面31fから剥がされるメカニズムについて説明する。トナーシール41の一端が矢印A方向に牽引される力によって変形することで、粘着部93が変形を起こす。粘着部93は剥離方向である矢印F方向の力を受け、糸引き形状である糸引き部93aを複数形成する。糸引き部93aは更に矢印F方向への力を受け、引き伸ばされる。その後、引き伸ばされるにつれ、糸引き部93aにかかる張力は大きくなり、その張力が糸引き部93aを接着面31fに接着する力より大きくなったときに、糸引き部93aは接着面31fから剥離する。この動作を繰り返し、トナーシール41は、接着面31fから引き剥がされる。
以上の動作から、トナーシール41を剥離する際に働く力としては、粘着部93の糸引き部93aを接着面31fから剥がすのに抗する粘着力と、トナーシール41自体と、粘着部93、及び糸引き部93aを変形するテープ変形力がトナーシール剥離力として働く。
ここで、テープ変形力は、粘着部93と粘着糸引き部93aの一本一本を、矢印F方向に引き伸ばして変形させる力と、粘着部と関係の無いシートそのものの形状を曲げによって変形させる力の和である。
粘着部93の糸引き部93aを接着面31fから剥がすのに抗する力は、粘着層93が持つ粘着力、及び、接着面31fの表面性によって決まるため、剥離角度によって変化しない。しかし、テープ変形力については、剥離角度が変わることで粘着部93の伸び領域91が増減するため変化する。これは、剥離角度によって糸引き部93aの伸びる方向が変わり、接着面31fから剥がれるまでに延びることの出来る粘着部93の範囲が変化するからである。ここで、伸び領域91が広くなると、伸ばす粘着部93が広がり、糸引き部93aの糸引きの数が増えるため、糸引き部93aを矢印F方向に引き伸ばすためのテープ変形力は大きくなる。逆に領域91が狭くなると、伸ばす粘着部93が狭くなり、糸引き部93aの糸引きの数が減るため、テープ変形力は小さくなる。
従って、テープ変形力は剥離角度に大きく影響される。
ここで、折り返したトナーシールを剥離する構成においては、トナーシール41を180°方向である矢印A方向に牽引する場合に、粘着層93の伸び領域91の範囲が最も大きくなることが知られている。
これは、図14に示すように、180°のピールでは、トナーシールに対して粘着層93が粘着した状態で引張り上げる面93bが最も広くなる(容器31からトナーシール41が離れた状態での貼付部31fに接する面積が広い)ためである。このため、トナーシール折り返し構成では、180°ピールの場合が、最も広い面積の粘着層93を変形させることとなり、テープ変形力が大きくなることで、トナーシール41の剥離力が増大する。
以上から、トナーシール41のピール力が増加し、特に装置本体からの駆動を受けてプロセスカートリッジ内でトナーシール41を巻き取る構成では、トナーシールピール力を確保する為、高出力のモータを使用しなければならない場合があった。
また、ピール力が高くなっても安定してトナーシール41を巻き取ることができるようにするために、装置本体からトナーシール41を巻き取る為の駆動力伝達部分の強度を上げる必要があった。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的は、トナーシールを装置本体から受けた駆動力を用いて巻き取る構成において、ピール力を下げることで、装置本体の駆動への負荷を低くするプロセスカートリッジを提供する事である。また、ユーザがトナーシールを引き剥がす構成において、ユーザがトナーシールを引くときに発生するピール力を低減し、操作性を向上させたプロセスカートリッジを提供する事である。
上記課題を解決するための本発明における代表的な手段は、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像装置において、
電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像ローラと、
前記現像剤を収容する現像剤収容部であって、前記現像ローラに現像剤を供給する為の開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を封止するシール部材であって、前記現像剤収容部に貼付された被貼付部と、前記シール部材の長手方向と交差する方向に折り返されたシール部材の長手方向の端部であって、前記シール部材を前記長手方向に沿って引き抜いて除去する際に把持される、または、前記シール部材を巻き取るための巻き取り部材に取り付けられる端部と、を備えたシール部材と、
前記長手方向における前記被貼付部と前記端部との間で、前記シール部材と接触する接触部材であって、前記被貼付部が現像剤収容部から剥離される剥離角度を所定の範囲になるように前記シール部材の引き抜き方向に移動可能な接触部材と、
を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、接触部材によってシール部材の現像剤収容部からの剥離角度を所定の範囲になるようにすることで、シール部材の剥離力を低減することができる。このため、シール部材をプロセスカートリッジ内で巻き取る構成では、装置本体の駆動への負荷を低く抑えることが出来る。また、ユーザが手動でシール部材を引き抜く構成でも、ユーザへの負荷を低減する事が出来る。
本実施形態に係るカラー電子写真画像形成装置の全体構成図である。 カートリッジの断面説明図である。 トナーシールの構成を説明するための現像枠体の外観図である。 トナーシール接着面の構成を示す模式図である。 トナーシール剥離部と、接触部材の開口長手方向での断面図である。 駆動構成を説明するための現像枠体の外観図である。 (a)接触部材の支持構成を示す斜視図である。(b)トナー収容部内に取付けられた状態での接触部材、及び、トナー収容部の断面図である。 接触部材の外観斜視図である。 現像枠体31と接触部材61の開口長手方向での断面拡大図である。 接触部材及び現像枠体の組み立て方法を説明する図である。 トナーシールの剥離角度が120°付近での開口方向での断面拡大図である。 従来構成でのトナーシール構成を説明する模式図である。 従来構成でのトナーシールの開口長手方向での断面図である。 従来構成での、トナーシールを剥がす際の剥離面の拡大図である。
(実施例1)
本発明の第1実施形態に係るプロセスカートリッジ(以下「カートリッジ」という)及びカラー電子写真画像形成装置(以下「画像形成装置」という)の実施形態について、図を用いて説明する。
(画像形成装置の全体構造)
まず、画像形成装置の全体構成について、図1を用いて説明する。
図1に示す画像形成装置100は、4個のカートリッジ7(7a〜7d)が着脱可能な装着部(不図示)を有する。図1において、画像形成装置100には、フルカラー画像の色分解成分色に対応するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー(現像剤)で画像を形成する第1〜第4の4つの作像ステーションである101Y、101M、101C、101Kがある。前記Y、M、C、Kは、装置本体100内に水平方向に対して傾斜して併設されている。
各作像ステーション101Y、101M、101C、101Kには、それぞれ電子写真感光体ドラム1(1a,1b,1c,1d)を備えている。各電子写真感光体ドラム(以下「感光体ドラム」という)1の周囲には、帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)、現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)クリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)等の電子写真プロセス手段が配置されている。帯電ローラ2は、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるものである。現像ローラ25は、感光体ドラム1に形成した潜像をトナーによって現像して可視像化するものである。クリーニング部材6は、感光体ドラム1に形成した現像剤像を記録媒体に転写した後に、感光体ドラム1に残留したトナーを除去するものである。尚、後述するように、前記感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ25、及び、クリーニング部材6は、一体的にカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)に設けられている。
また、画像形成装置本体におけるカートリッジ7の下側には画像情報に基づいて感光体ドラム1に選択的な露光を行い、感光体ドラム1に潜像を形成するためのスキャナユニット3が設けられている。
装置本体の下部には記録媒体Sを収納したカセット17が装着されている。そして、記録媒体Sが装置本体上方へ搬送されるように記録媒体搬送手段が設けられている。すなわち、カセット17内の記録媒体Sを1枚ずつ分離給送する給送ローラ18、給送された記録媒体Sを搬送する搬送ローラ対19、感光体ドラム1に形成される潜像と記録媒体Sとの同期を取るためのレジストローラ対20が設けられている。また、カートリッジ7の上方には各感光体ドラム1上に形成したトナー画像を転写させるための中間転写手段としての中間転写ユニット5が設けられている。
中間転写ユニット5には駆動ローラ21、従動ローラ22、各色の感光体ドラムに対向する位置に一次転写ローラ23(23a,23b,23c,23d)、二次転写ローラ24に対向する位置に対向ローラ87を有し、中間転写ベルト5aが掛け渡されている。そして、前記中間転写ベルト5aはすべての感光体ドラム1に対向し、且つ接するように循環移動し、一次転写ローラ23に電圧を印加することにより、感光体ドラム1から中間転写ベルト5a上に一次転写を行う。
画像形成に際しては、各感光体ドラム1を回転させ、帯電ローラ2によって一様に帯電させた感光体ドラム1にスキャナユニット3から選択的な露光を行う。これによって、感光体ドラム1に静電潜像を形成する。その潜像を現像ローラ25によって現像する。これによって、各感光体ドラム1に各色現像剤像を形成する。この画像形成と同期して、レジストローラ対20が、記録媒体Sを対向ローラ87と二次転写ローラ24とが中間転写ベルト5aを介在させて当接している二次転写位置に搬送する。そして、二次転写ローラ24へ転写バイアス電圧を印加することで、中間転写ベルト5a上の各色現像剤像を記録媒体Sに二次転写する。これによって、記録媒体Sにカラー画像を形成する。前記の様にしてカラー画像が形成された記録媒体Sは、定着部88によって加熱、加圧されて現像剤像が定着される。その後、記録媒体Sは、排出ローラ89によって排出部90に排出される。尚、定着部88は、装置本体上部に配置されている。
(カートリッジ)
次に本実施形態のカートリッジ7について、図2を用いて説明する。図2はトナーを収納したカートリッジ7の主断面である。尚、イエロー色のトナーを収納したカートリッジ7a、マゼンタ色のトナーを収納したカートリッジ7b、シアン色のトナーを収納したカートリッジ7c、ブラック色のトナーを収納したカートリッジ7dは同一構成である。
カートリッジ7は、感光体ドラム1と、帯電ローラ2、及びクリーニング部材6を備えた第一枠体としての感光体ユニット26(26a〜26d)、及び現像ローラ25を有する第二枠体としての現像ユニット4(4a〜4d)に分かれている。
前記感光体ユニット26のクリーニング枠体27には、感光体ドラム1が不図示の軸受を介して回転自在に取り付けられている。感光体ドラム1の周上には、前述した通り帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。さらに、クリーニング部材6によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは除去トナー室27aに落下する。そして感光体ユニット26に駆動源である駆動モータ(不図示)の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて回転駆動させる。帯電ローラ軸受28はクリーニング枠体27に対して矢印D方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ2は軸2jが帯電ローラ軸受28に回転可能に取り付けられており、帯電ローラ軸受28は帯電ローラ加圧部材46により感光体ドラム1に向かって加圧されている。
現像装置となる現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触して矢印B方向に回転する現像ローラ25と現像枠体31とから構成される。現像ローラ25は、現像枠体の両側にそれぞれ取り付けられた軸受部材32(32R,32L)を介して、回転自在に現像枠体31に支持されている。また現像ローラ25の周りには、現像ローラ25に接触して矢印C方向に回転するトナー供給ローラ34と現像ローラ25上のトナー層を規制するための現像ブレード35が配置されている。さらに現像枠体31のトナー収容部(現像剤収容部)31aには、収容されたトナーを撹拌するとともに前記トナー供給ローラ34へトナーを搬送するためのトナー搬送部材36が設けられている。
そして現像ユニット4は、軸受部材32R,32Lに設けられた、穴32Rb,32Lbに嵌合し、クリーニング枠体27に支持された軸37R及び37Lを中心にして感光体ユニット26に回動自在に結合されている。カートリッジ7の画像形成時においては、現像ユニット4は、加圧バネ38により付勢されているため、軸37R,37Lを中心に回転し、現像ローラ25が感光体ドラム1に当接している。
(トナーシール開封機構)
次にカートリッジ7のトナーシール開封機構について図2、図3、図4、図5、図6を用いて説明する。
図3は、トナーシールの構成を説明するための現像枠体31の部分斜視図である。
図4は、トナーシール接着面の構成を示す模式図である。
図5は、トナーシール剥離部と、接触部材の開口長手方向での断面図である。
図6は、駆動構成を説明する現像ユニット4の部分斜視図である。
図2に示すように、カートリッジ7の現像ユニット4には、トナーが収納されたトナー収容部31aと現像室31bが設けられている。さらに、トナー収容部31aと現像室31bの間には仕切り壁31cが設けられており、仕切り壁31cにはトナー供給用のトナー開口部31dが形成されている。
ところで、カートリッジ7は、電子写真画像形成装置本体100で使用するまでの間、トナーが漏出しないように、図3、図4に示すようにトナー開口部31dをシール部材であるトナーシール41により封止している。
トナーシール41を現像枠体31の接着面31fに接着することで、開口部31dは封止され、トナー収容部31a内にトナーを密封している。
次に、図3〜図5を用いてトナーシール41の引き剥がし構成を説明する。
図4に示すように、仕切り壁31cには、トナー開口部31dを囲むようにトナーシール41を超音波溶着などの溶着、あるいは接着剤等で接着する貼付部31fが設けられている。また、図3、図5に示すように、前記トナーシール41はトナーシール41の長手方向と交差する方向で2つ折りにされている。そして、トナーシール41に設けられた被貼付部41f(図9参照)が貼付部31fに溶着または接触されて、トナーシール41の長手方向長さ全体の約半分の部分でトナー開口部31dを密封閉塞している。そして、他の半分の部分を折り返して、接着した部分のトナーシール41に重畳して、そのシール端部41aを現像枠体31の側面に形成したスリット31eから外部に突出させている。この突出したシール端部41aは、現像枠体31の側面のスリット31eを通過し、巻き取り軸51の接着部51aに両面テープ等を用いて軸部に巻きつけるように接着されている。また、巻き取り軸51のシール接着部51a上方には、巻き取り部材である巻き取りギア51bが設置されている。さらに、前記巻き取り軸51は、現像枠体31の側面に設けられた係合部31n、31oに軸の両端部を係合され、回転可能に支持されている。
また、後述するが、図5に示すようにトナーシール41の引き抜き方向において、折り返し部41bの下流側には、円筒形状を有する接触部材61がトナーシール41の貼付部31fと折り返しシール部41cに挟まれる状態で設置されている。
次に、巻き取り軸51への駆動伝達手段を図6を用いて説明する。画像形成装置100に装着されたプロセスカートリッジ7には画像形成装置100の不図示の駆動源から、現像ローラ25に取り付けられた不図示のカップリングへ駆動が伝達され、現像ローラ25が矢印H方向に回転する。不図示の駆動源に対して、カートリッジ長手方向反対側には、現像ローラ25の軸部25aに係合した現像ローラギア43が設けられている。また、現像ローラギア43には、現像アイドラギア42のギア部42aが噛み合っている。ここで、現像アイドラギア42は、ギア部42aと、ウォームギア形状のウォームギア部42bが同軸で一体となって形成されている。さらに、現像アイドラギア42のウォームギア部42bは、前記巻き取りギア51bとかみ合っている。以上の構成により、前記現像ローラ25が不図示の駆動源によって駆動されて、矢印H方向に回転することで、前記現像ローラギア43が矢印H方向に回転する。さらに、現像ローラギア43によって、現像ローラギア43と噛み合った現像アイドラギア42のギア部42aが回転され、現像アイドラギア42が矢印I方向に回転する。現像アイドラギア42の回転によってウォームギア部42bが回転し、ウォームギア部42bと噛み合った、巻き取りギア51bが矢印J方向に回転する。これによって、巻取り軸51は不図示の駆動入力部からの入力で矢印J方向に回転する。
前記巻き取り軸51が駆動力を受けて矢印J方向に回転することで、巻き取り軸51aに取付けられたトナーシール41は、巻き取り軸51に巻きとられる。
(接触部材の構成)
接触部材の構成について、図7〜図10を用いて説明する。
図7(a)は、接触部材61の支持構成を示す斜視図である。図7(b)はトナー容器31内に取付けられた状態での接触部材61、及び、トナー容器31の断面図である。図8は接触部材61の外観斜視図である。図9はトナーシール41の剥離状態を示すための現像枠体31と接触部材61の開口長手方向での断面拡大図である。図10は接触部材61、及び現像枠体31の組み立て方法を説明する図である。
図8に示すように、接触部材61には、円筒部61eと被ガイド部61a、61bが設けられている。そして、接触部材61の被ガイド部61a、61bには、同筒部の中心軸方向に弾性力を有する板バネ状の付勢部61c、61dが一体に設けられている。
また、図7(a)、図7(b)に示すように、接触部材61の被ガイド部61a、61bは、現像枠体31に設置された接触部材ガイド31g、31hによってそれぞれトナーシール引き抜き方向に移動可能に支持されている。
さらに、付勢部61c、61dは、現像枠体31の軸方向ガイド31k、31lと突き当たることでガイド方向への移動に対する摩擦力を発生させている。これにより、接触部材61の自重や、トナーシールを引いた際に発生する慣性力による移動を抑制している。
また、被ガイド部61bは、現像枠体31のガイド部31g、31hと平行に設置された脱落防止リブ31mによって軸直交方向にガイドされている。これによって、接触部材61のガイド部31g、31hからの脱落を防止している。
ここで、接触部材61の現像枠体31への設置方法に関して図10を用いて説明する。
現像枠体31は、枠体31p、31q、31rを、超音波溶着等を用いて溶着し、一体とすることで形成されている。また、枠体31pには、脱落防止リブ31mが一体となって設置されている。枠体31qには、開口部31d、貼付部31f、接触部材ガイド31g、31h、軸方向ガイド31k、31lが一体となって形成されている。
図10(a)に、枠体31qの形状を示す。まず、図10(b)に示すように、枠体31qの貼付部31fに、トナーシール41が接着された後、接触部材61が枠体31q上に設置される。その後、図10(c)に示すように、接触部材61を枠体31qと枠体31pで挟むように溶着する。
このときに、接触部材61は、開口部31dに垂直な方向で、接触部材ガイド31g、31hと、脱落防止リブ31mに挟まれた状態で、枠体31p、31qが溶着されることとなる。
枠体31pと枠体31qを溶着した後、図10(d)に示すように、枠体31rが溶着されることで、接触部材61が設置された状態で、現像枠体31が形成される。
次に、トナーシールの剥離角度について図9を用いて説明する。図9(a)はトナーシール41を現像枠体31から引き剥がす際の剥離角度が120°付近の時の接着面拡大図、図9(b)は、剥離角度が小さい(90°より小さい)時の接着面拡大図を示している。図9(a)に示すように、トナーシール41が矢印A方向に引かれることで、トナーシール41は力Pを受ける。力Pを受け、トナーシール41の貼付部31fの剥離部92には力Pが作用する。接触部材61は、前述したように、トナーシール41の折り返し部付近に、トナーシール41に挟まれるように設置されている。
また、前述したように、接触部材61の付勢部61c、61dは軸方向ガイド部31k、31lに対し、ガイド方向と直交方向にそれぞれ付勢しており、この不図示の付勢力Wによって開口部と平行方向への移動時に抗力W1が働く。この抗力W1によって接触部材61は、自身の自重や、トナーシールを引いた際に発生する慣性力によるガイド方向への移動を抑制している。
トナーシール41が前述した力Pを受けると、接触部材61はトナーシール41にかかる力によって、力Qを受ける。ここで、力Qの開口部平行方向の分力をQ1、開口部垂直方向の分力をQ2とする。接触部材61へかかる開口部平行方向の力Q1は、トナーシール41が開口部に対する所定の範囲の角度(90°〜120°)では、抗力W1と釣り合う。
このため、図9(a)では、接触部材61は、抗力W1と分力Q1が釣り合う位置にいるため、移動しない。
次に、図10(b)のようにトナーシール41が剥離することで、トナーシール41の開口部31dに対する所定角度より小さくなった場合の説明をする。図9(a)と同様に、接触部材61には力Qが働く。ここで、図9(b)では、剥離角度Eが図9(a)と比べて小さいため、力Qの方向が開口部平行方向に近づく。このときの開口部平行方向の分力をQ3、開口部垂直方向の力をQ4とする。トナーシール41にかかる力Qは図9(a)の場合と比べて、変化しないが、開口部31dに対する角度の変化により、開口部水平方向の力Q3は、変化前の力Q1より大きくなる。(Q3>Q1)さらに、接触部材61の水平方向への抗力W1は、軸方向に働く不図示の力Wによって発生するため、変化しない。
このため、Q3>Q1≒W1となるため、接触部材61はQ3=Q1となるまで、トナー開口部31d上を接触部材ガイド31g、31hに沿って矢印A方向に移動する。トナーシール41の開口部31dに対する角度が元の角度(90〜120°)に戻る位置で、接触部材61にかかる開口部平行方向の力と、抗力W1が再び釣り合い、接触部材61は現像枠体31に対し静止する。以上の力の関係により、接触部材61は、トナーシール41の折り返し部の角度Eが所定の角度(90〜120°)になるように、ガイド上を矢印A方向に移動し、ガイド終端部31i、31jへと至る。
(トナーシールのピール力と剥離角度の関係)
次にトナーシール41のピール力とトナーシール41の折り返し角度の関係を図11を用いて説明する。
図11は、トナーシールの剥離角度Eが120°付近での開口方向での断面拡大図である。
前述したように、トナーシール41を剥離する際の剥離境界面には、粘着部92からの粘着力と、トナーシール41を変形するテープ変形力が、トナーシール剥離力として働く。さらに、前述したように、粘着部93の糸引き部93aを接着面31fから剥がすのに抗する力は剥離角度に依存しない。また、トナーシール41自体と、粘着部93、及び糸引き部93aを変形するテープ変形力には剥離角度が大きく影響する。
図11に示すように、トナーシール41を折り返し角度120°付近で剥離する際には、粘着層の伸び領域91が狭くなる。このため、伸ばす粘着部が減ることにより、テープ変形力が小さくなる。また、テープの厚みや、粘着層の材質によって最適値に違いはあるが、実験的に、トナーシール41を折り返し角度90°〜120°付近で剥離する場合に、最も剥離力が小さくなることが知られている。
以上説明したように、トナーシール41の剥離力は、開口部31dに対し、90°から120°付近で剥離することで、180°に比べて、前述したテープ変形力を抑えることにより、トナーシール41の剥離力を小さくすることができる。
よって、接触部材61を介する構成(折り返し角度90°から120°で剥離)ではトナーシール41のピール力を低減することができる。
トナーシール41の剥離力を低減することで、ピール力が低減されるため、巻き取り軸51や巻き取りギア51b、不図示のアイドラギア、不図示の駆動出力部への負荷を低減することができる。
なお、本実施例では、接触部材61は円筒形状を有しているが、多角形等別の形状を用いても良い。また、本実施例では、巻き取り部材が設けられた構成にて説明したが、トナーシールの端部をユーザが把持してトナーシールを除去する構成のものにも適用できる。
1 感光体ドラム
4 現像ユニット
7 プロセスカートリッジ
25 現像ローラ
31 現像枠体
31a トナー収容部
31f 貼付部
31g 接触部材ガイド
31h 接触部材ガイド
31k 軸方向ガイド
31l 軸方向ガイド
31m 脱落防止リブ
41 トナーシール
51 巻き取り軸
51a 接着部
51b 巻き取りギア
61 接触部材
61a 非ガイド部
61b 非ガイド部
91 粘着層の伸び領域
92 剥離部
93 貼付部
93a 糸引き部
93b 面
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像装置において、
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像ローラと、
    前記現像剤を収容する現像剤収容部であって、前記現像ローラに現像剤を供給する為の開口を有する現像剤収容部と、
    前記開口を封止するシール部材であって、前記現像剤収容部の長手方向に貼付された被貼付部と、前記シール部材の長手方向と交差する方向に折り返されたシール部材の長手方向の端部であって、前記シール部材を前記長手方向に沿って引き抜いて除去する際に把持される、または、前記シール部材を巻き取るための巻き取り部材に取り付けられる端部と、を備えたシール部材と、
    前記長手方向における前記被貼付部と前記端部との間で、前記シール部材と接触する接触部材であって、前記被貼付部が現像剤収容部から剥離される糸引き部での剥離角度を90°〜120°になるように前記シール部材の引き抜き方向に移動可能な接触部材と、を有し、
    前記シール部材は、前記接触部材と接触することで折れ曲がる折れ曲がり部分があり、
    前記シール部材の引き抜きを開始する際に、前記糸引き部は、前記長手方向において、前記折れ曲がり部分に比べて、前記シール部材の前記端部から遠くに位置することを特徴とすることを特徴とする現像装置。
  2. 前記接触部材は、円筒部を有し、前記円筒部と前記シール部材が接触することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記接触部材は、前記剥離角度が所定角度よりも大きい場合には、前記引く抜き方向への移動を規制する摩擦力を前記現像剤収容部との間で発生させる付勢部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤収容部は、前記接触部材が前記開口と直交方向に移動するのを規制するガイドを備えていることを請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    電子写真感光体と、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置と、
    を有するプロセスカートリッジ。
  6. 記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置と、
    前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    を有する電子写真画像形成装置。
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