JP5777324B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Description
図12は、トナーシール構成を説明する模式図である。
図13は、トナーシールの開口長手方向での断面図である。
また、トナー収容部と現像器枠体を全周溶着することで、トナーシールの斜め引きを防止し、ピール力上昇を抑える構成をとったものがある。(例えば特許文献2)
従って、テープ変形力は剥離角度に大きく影響される。
これは、図14に示すように、180°のピールでは、トナーシールに対して粘着層93が粘着した状態で引張り上げる面93bが最も広くなる(容器31からトナーシール41が離れた状態での貼付部31fに接する面積が広い)ためである。このため、トナーシール折り返し構成では、180°ピールの場合が、最も広い面積の粘着層93を変形させることとなり、テープ変形力が大きくなることで、トナーシール41の剥離力が増大する。
電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像装置において、
電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像ローラと、
前記現像剤を収容する現像剤収容部であって、前記現像ローラに現像剤を供給する為の開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を封止するシール部材であって、前記現像剤収容部に貼付された被貼付部と、前記シール部材の長手方向と交差する方向に折り返されたシール部材の長手方向の端部であって、前記シール部材を前記長手方向に沿って引き抜いて除去する際に把持される、または、前記シール部材を巻き取るための巻き取り部材に取り付けられる端部と、を備えたシール部材と、
前記長手方向における前記被貼付部と前記端部との間で、前記シール部材と接触する接触部材であって、前記被貼付部が現像剤収容部から剥離される剥離角度を所定の範囲になるように前記シール部材の引き抜き方向に移動可能な接触部材と、
を有することを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係るプロセスカートリッジ(以下「カートリッジ」という)及びカラー電子写真画像形成装置(以下「画像形成装置」という)の実施形態について、図を用いて説明する。
まず、画像形成装置の全体構成について、図1を用いて説明する。
次に本実施形態のカートリッジ7について、図2を用いて説明する。図2はトナーを収納したカートリッジ7の主断面である。尚、イエロー色のトナーを収納したカートリッジ7a、マゼンタ色のトナーを収納したカートリッジ7b、シアン色のトナーを収納したカートリッジ7c、ブラック色のトナーを収納したカートリッジ7dは同一構成である。
次にカートリッジ7のトナーシール開封機構について図2、図3、図4、図5、図6を用いて説明する。
図3は、トナーシールの構成を説明するための現像枠体31の部分斜視図である。
図4は、トナーシール接着面の構成を示す模式図である。
図5は、トナーシール剥離部と、接触部材の開口長手方向での断面図である。
図6は、駆動構成を説明する現像ユニット4の部分斜視図である。
図4に示すように、仕切り壁31cには、トナー開口部31dを囲むようにトナーシール41を超音波溶着などの溶着、あるいは接着剤等で接着する貼付部31fが設けられている。また、図3、図5に示すように、前記トナーシール41はトナーシール41の長手方向と交差する方向で2つ折りにされている。そして、トナーシール41に設けられた被貼付部41f(図9参照)が貼付部31fに溶着または接触されて、トナーシール41の長手方向長さ全体の約半分の部分でトナー開口部31dを密封閉塞している。そして、他の半分の部分を折り返して、接着した部分のトナーシール41に重畳して、そのシール端部41aを現像枠体31の側面に形成したスリット31eから外部に突出させている。この突出したシール端部41aは、現像枠体31の側面のスリット31eを通過し、巻き取り軸51の接着部51aに両面テープ等を用いて軸部に巻きつけるように接着されている。また、巻き取り軸51のシール接着部51a上方には、巻き取り部材である巻き取りギア51bが設置されている。さらに、前記巻き取り軸51は、現像枠体31の側面に設けられた係合部31n、31oに軸の両端部を係合され、回転可能に支持されている。
接触部材の構成について、図7〜図10を用いて説明する。
図7(a)は、接触部材61の支持構成を示す斜視図である。図7(b)はトナー容器31内に取付けられた状態での接触部材61、及び、トナー容器31の断面図である。図8は接触部材61の外観斜視図である。図9はトナーシール41の剥離状態を示すための現像枠体31と接触部材61の開口長手方向での断面拡大図である。図10は接触部材61、及び現像枠体31の組み立て方法を説明する図である。
このときに、接触部材61は、開口部31dに垂直な方向で、接触部材ガイド31g、31hと、脱落防止リブ31mに挟まれた状態で、枠体31p、31qが溶着されることとなる。
次にトナーシール41のピール力とトナーシール41の折り返し角度の関係を図11を用いて説明する。
前述したように、トナーシール41を剥離する際の剥離境界面には、粘着部92からの粘着力と、トナーシール41を変形するテープ変形力が、トナーシール剥離力として働く。さらに、前述したように、粘着部93の糸引き部93aを接着面31fから剥がすのに抗する力は剥離角度に依存しない。また、トナーシール41自体と、粘着部93、及び糸引き部93aを変形するテープ変形力には剥離角度が大きく影響する。
4 現像ユニット
7 プロセスカートリッジ
25 現像ローラ
31 現像枠体
31a トナー収容部
31f 貼付部
31g 接触部材ガイド
31h 接触部材ガイド
31k 軸方向ガイド
31l 軸方向ガイド
31m 脱落防止リブ
41 トナーシール
51 巻き取り軸
51a 接着部
51b 巻き取りギア
61 接触部材
61a 非ガイド部
61b 非ガイド部
91 粘着層の伸び領域
92 剥離部
93 貼付部
93a 糸引き部
93b 面
100 画像形成装置
Claims (6)
- 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像装置において、
電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像ローラと、
前記現像剤を収容する現像剤収容部であって、前記現像ローラに現像剤を供給する為の開口を有する現像剤収容部と、
前記開口を封止するシール部材であって、前記現像剤収容部の長手方向に貼付された被貼付部と、前記シール部材の長手方向と交差する方向に折り返されたシール部材の長手方向の端部であって、前記シール部材を前記長手方向に沿って引き抜いて除去する際に把持される、または、前記シール部材を巻き取るための巻き取り部材に取り付けられる端部と、を備えたシール部材と、
前記長手方向における前記被貼付部と前記端部との間で、前記シール部材と接触する接触部材であって、前記被貼付部が現像剤収容部から剥離される糸引き部での剥離角度を90°〜120°になるように前記シール部材の引き抜き方向に移動可能な接触部材と、を有し、
前記シール部材は、前記接触部材と接触することで折れ曲がる折れ曲がり部分があり、
前記シール部材の引き抜きを開始する際に、前記糸引き部は、前記長手方向において、前記折れ曲がり部分に比べて、前記シール部材の前記端部から遠くに位置することを特徴とすることを特徴とする現像装置。 - 前記接触部材は、円筒部を有し、前記円筒部と前記シール部材が接触することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記接触部材は、前記剥離角度が所定角度よりも大きい場合には、前記引く抜き方向への移動を規制する摩擦力を前記現像剤収容部との間で発生させる付勢部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
- 前記現像剤収容部は、前記接触部材が前記開口と直交方向に移動するのを規制するガイドを備えていることを請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像装置。
- 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
電子写真感光体と、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置と、
を有するプロセスカートリッジ。 - 記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置と、
前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
を有する電子写真画像形成装置。
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