JP2019040054A - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】各カートリッジの有する封止部材を自動あるいは手動で現像剤供給開口から除去することが選択でき、初期画像調整時間を短縮したい場合は、手動での除去を簡易に可能となるカラー電子写真画像形成装置を提供すること。
【解決手段】電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像剤を収納する現像剤収納部と、現像剤収納部に収納されている現像剤を電子写真感光体ドラムへ供給するための現像剤供給開口であって、現像剤収納部に設けられた現像剤供給開口と、現像剤供給開口を開封可能に封止している封止部材と、軸と歯車の構成からなる巻き取り部材とその駆動源とを有し、歯車は、軸の長手方向に伸縮可能であり、長手方向に歯車を伸縮することで駆動が離間されることを特徴とする。
【選択図】図12

Description

本発明は、プロセスカートリッジにおける現像装置の現像剤収容部の封止部材除去手段に関する。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンだけではなくユーザ自身で行うことができるので、より良い操作性を求められる。そのためこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。現像ローラと前記現像ローラによって電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像剤を収納する現像剤収納部を一体的にカートリッジ化する。そして、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とした現像カートリッジ方式が採用されている。
このようなプロセスカートリッジ、及び、現像カートリッジでは、前記現像剤収納部に設けられた現像剤供給開口を封止部材によって封止している。そして、これらを使用開始前には、前記現像剤が前記現像ローラへ供給されないようにしている。そして、これらを使用する際に、前記封止部材を取り除いて前記供給開口を開封する。これによって、前記現像剤収納部内の現像剤が前記現像ローラへ供給される。ここで画像形成装置本体に設けられたモーターからの駆動力によって、前記供給開口から前記封止部材を自動的に取り除く。そして前記供給開口を自動開封することが知られている(特許文献1参照)。
特開2006−38914号公報
従来技術は、単色(モノクロ)の画像形成装置には最適な構成である。しかしながら、カートリッジを装着する装着部を複数有するカラー画像形成装置においては、4色分自動開封時間が必要となり、初期画像調整時間内に自動開封時間を多く費やしてしまうという課題があった。
本発明の目的は、複数個のカートリッジ(現像カートリッジ、及び、プロセスカートリッジ)が装着されるカラー電子写真画像形成装置において、各カートリッジの有する封止部材を自動あるいは手動で現像剤供給開口から除去することのできるカラー電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数個のカートリッジ(現像カートリッジ、及び、プロセスカートリッジ)が装着されるカラー電子写真画像形成装置において、各カートリッジを使用する前に、自動で、操作者が封止部材を取り除く手間をかけることの無いカラー電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、サービスマンが複数個のカートリッジ(現像カートリッジ、及び、プロセスカートリッジ)を交換する場合において、初期画像調整時間を大幅に短縮することができるカラー電子写真画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電子写真画像形成装置は、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ(114)において、電子写真感光体ドラム(1)と、前記電子写真感光体ドラム(1)に作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラム(1)に形成された静電潜像を現像するための現像剤(6)を収納する現像剤収納部(600)と、前記現像剤収納部(600)に収納されている現像剤(6)を前記電子写真感光体ドラム(1)へ供給するための現像剤供給開口(601)であって、前記現像剤収納部(600)に設けられた現像剤供給開口(601)と、前記現像剤供給開口(601)を開封可能に封止している封止部材(602)と、前記軸(610)と歯車(613)の構成からなる巻き取り部材(610)とその駆動源とを有し、前記歯車(613)は、軸(610)の長手方向に伸縮可能であり、前記長手方向に歯車(613)を伸縮することで駆動が離間されることを特徴とする。
本発明に係る電子写真画像形成装置によれば、封止部材を開封するに際して、駆動力伝達手段が自動もしくは手動で選択することできる。自動で駆動伝達する場合はモーターを使用することで封止を除去することができ、手間を省くことができる。また、交換後の画像調整時間を大幅に短縮したい場合は、手動を選択し、あらかじめ工具を使用して現像剤供給開口から除去しておくことで、初期画像調整時間内に割り振られた自動で現像剤供給開口から除去される時間を削除することができるため、プロセスカートリッジ交換後の画像調整時間を大幅に削減することができる。
本発明における画像形成装置の構成図 本発明における画像形成装置内部外観図 本発明におけるプロセスカートリッジと接続する本体拡大図 本発明におけるトナー補給部の断面図 本発明におけるプロセスカートリッジの外観図 本発明における封止部材の熱溶着図 本発明における封止部材と軸の組立図 本発明におけるプロセスカートリッジ内部の封止部断面図 本発明におけるプロセスカートリッジの駆動系列図 本発明におけるプロセスカートリッジのウォーム歯車部断面図 本発明におけるウォーム歯車離間機構部断面図 本発明における工具挿入時のウォーム歯車離間機構部断面図
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
<画像形成装置について>
本発明の実施例に係る画像形成装置について説明する。
図1は、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の断面図であり、画像形成装置(60)は4色の画像形成部を中間転写ベルト(61)に対向させて配置した、所謂中間転写タンデム方式の例である。該中間転写タンデム方式は、高いプロダクティビティや様々なメディアの搬送に対応できる点から、近年主流となっている構成である。
<転写材の搬送プロセス>
転写材Sは転写材収納庫(62)内に積載される形で収納されており、給紙手段により画像形成タイミングに合わせて給紙される。ここで、給紙手段(63)は給紙ローラ等による摩擦分離方式などが用いられる。前記給紙手段(63)により送り出された転写材Sは搬送パス(64)の途中に配置されたレジストローラ(65)へと搬送される。該レジストローラ(65)において斜行補正やタイミング補正を行った後、転写材Sは二次転写部へと送られる。二次転写部は、対向する二次転写内ローラ(66)および二次転写外ローラ(67)により形成される転写ニップ部であり、所定の加圧力と静電的負荷バイアスを与えることで転写材S上にトナー像を吸着させる。
<画像の作像プロセス>
以上説明した二次転写部までの転写材Sの搬送プロセスに対して、同様のタイミングで二次転写部まで送られて来る画像の形成プロセスについて説明する。
画像形成部(600)は、主に感光体(1)、帯電装置(2)、現像装置(3)、一次転写装置(4)、および感光体クリーナ(5)等から構成される。回転駆動される前記感光体(1)の表面は、前記帯電装置(2)により予め表面を一様に帯電され、その後画像情報の信号に基づいて駆動される露光装置(68)によって静電潜像が形成される。
次に、感光体(1)上に形成された静電潜像は、前記現像装置(3)によるトナー現像を経て可視像化される。その後、前記一次転写装置(4)により所定の加圧力および静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写ベルト(61)上にトナー像が転写される。最後に、感光体(1)上に僅かに残った転写残トナーは前記感光体クリーナ(5)により回収され、再び次の作像プロセスに備える。以上説明した画像形成部(600)は図4の場合、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(Bk)の4セット存在する。ただし、色数は4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこの限りではない。
次に、前記中間転写ベルト(61)について説明する。前記中間転写ベルト(61)は、テンションローラ(6)、前記二次転写内ローラ(66)、および従動ローラ(7a)、(7b)によって張架され、図中矢印Cの方向へと搬送駆動される無端ベルトである。ここで、前記二次転写内ローラ(66)は中間転写ベルト(61)を駆動する駆動ローラも兼ねるものとする。
前記Y、M、CおよびBkの画像形成部(600)により並列処理される各色の前記作像プロセスは、中間転写ベルト(61)上に一次転写された上流色のトナー像上に順次重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト(61)上に形成され、前記二次転写部へと搬送される。なお、二次転写部を通過した後の転写残トナーは、転写クリーナ装置(8)によって回収される。
<二次転写以降のプロセス>
以上、それぞれ説明した搬送プロセスおよび作像プロセスを以って、前記二次転写部において転写材Sとフルカラートナー像のタイミングが一致し、二次転写が行われる。その後、転写材Sは定着装置(9)へと搬送され、所定の圧力と熱量によって転写材S上にトナー像が溶融固着される。こうして画像定着された転写材Sは、排紙ローラ(69)の順回転により、そのまま排紙トレイ(601)上に排出されるか、もしくは両面画像形成を行うかの選択が行われる。
両面画像形成を要する場合には、前記排紙ローラ(69)の順回転により転写材Sの後端が切り替えフラッパー(602)を通過するまで搬送された後、前記排紙ローラ(69)を逆回転させることで先後端を入れ替え、両面搬送パス(603)へと搬送される。その後、前記給紙手段(63)より搬送されてくる後続ジョブの転写材とのタイミングを合わせて、再給紙ローラ(604)によって再び前記搬送パス(64)へと送られる。その後の搬送ならびに裏面の作像プロセスに関しては、先述の表面の場合と同様なので説明は省略する。
<トナー補給部の説明>
図2は、本発明による画像形成装置の内部を正面から見た図である(外装、プロセスカートリッジ、トナーボトルは不図示)。領域Aを図3にて拡大図として示す。
領域Aには、トナー補給部(100)をはじめ、現像駆動部(101)、感光体駆動部(102)および接点部(99)が配置され、後側板(103)を介して取り付けられている。プロセスカートリッジが挿入されると、これらと接合することでトナー補給されたり、駆動や電気系統の入力がプロセスカートリッジへ行われる。
まずトナー補給部近傍の部品構成について、図3で指示する断面B−Bの図4を使って説明する。
上部にはトナーボトル保持部材(106)が後側板(103)の開口穴に差し込まれており、不図示の位置決め用に設けられた穴にボスを差し込んで位置決め固定されている。トナー補給部材(100)には位置決め用ボス(104)を2つ設けられており、図示左側より後側板(103)に差し込んで前記ボス(104)と後側板が位置決めされる取付け構成である。その位置決めにおいて、ビス(105)で後側板に1本で固定されている。これらの部品の接続部(107)には封止用シール材を間に挟んで封止結合されている。本体駆動部(108)は、トナー補給部(100)の図示左側(トナー補給部背面)に配置されており、トナー補給部駆動入力部(109)にて駆動が連結されている。
次にトナー補給動作について説明する。図4不図示のトナーボトルより排出されたトナーは、トナー補給口(113)から補給され、接続部(107)を通過し、トナー補給部(100)の内部を矢印に沿って重力により攪拌部材(110)上流部へと送られる。画像形成装置より、トナー補給信号が入力されると、攪拌部材(110)はトナー補給部駆動入力部(109)からの信号により回転駆動され、前記上流部から下流側にあるトナー排出口(111)へ搬送されるしくみである。
<プロセスカートリッジの説明>
図5に、本発明によるプロセスカートリッジ(114)の外観図を示す。
本実施例では、感光体(1)と現像部(118)とが一体となったプロセスカートリッジ(114)を用いて説明する。
図示左側面は、画像形成装置と接合する側となり、現像駆動入力部(115)、感光体(1)を駆動する感光体駆動入力部(116)、接点部(99)とトナー補給部挿入口(117)が設けられている。トナー補給部挿入口(117)にトナー補給口(100)が接続される。そして、トナー補給部(100)から搬送されたトナーをプロセスカートリッジ(114)へ供給するために、プロセスカートリッジ(114)の挿抜により開閉するシャッター機構が前記トナー補給部挿入口(117)に内蔵されており、装着することでシャッターが開き、トナーが供給され、画像形成が行われる。
<本発明におけるプロセスカートリッジの封止部について>
本発明におけるプロセスカートリッジは、ユーザーに交換してもらうことが容易な構成であるだけではなく、サービスマンが交換する場合もサービス性を考慮することも必要である。プロセスカートリッジにある封止部には、取っ手を引っ張ることで封止部を開封する手動開封方式と画像形成装置(60)に備えられたモータの駆動により封止部を開封する自動開封方式がある。手動開封方式の場合は、開封後に取っ手と封止部材をプロセスカートリッジから除去すると廃棄部品になるため、その廃棄処理に手間をかけてしまうこととなる。
一方で、自動開封方式の場合は、モータ駆動により開封された封止部材はプロセスカートリッジ内に収容されるため、これらの廃棄処理に手間がかからないことが大きな利点である。
しかし、封止部材を除去する時間を比較すると、一般的には手動開封方式は引っ張る時間のわずか数秒程度であり、自動開封方式はギアでゆっくり巻き取るため比較的時間を多く費やしてしまう問題がある。またカラーの画像形成装置(60)の場合においては、4倍の時間を要することとなる。
このような状況において、プロセスカートリッジ(114)は、本体が出荷されるときに同梱されており、ユーザーが電源を入れるだけで画像出力まで簡単に行えることが最適な構成である一方で、自動開封方式を取ることで画像出力までの封止除去作業を含む調整時間が長いことが課題となっている。またプロセスカートリッジ(114)、及び現像装置(3)では、現像剤収納部(600)に設けられた現像剤供給開口(601)を封止部材(602)によって封止している。
そして、これらの使用開始前には、現像剤(603)が現像剤担持体(701)へ供給されないようにしている。そして、これらを使用する際に、封止部材(602)を取り除いて現像剤供給開口(601)を開封する。これによって、現像剤収納部(600)内の現像剤(603)が現像剤担持体(701)へ供給される。
<本発明における封止部材の除去方法の説明>
本発明における封止部材(602)の除去方法について説明する。
最初に現像剤収容部(600)と封止部(604)の構成について説明する。
一般的にプロセスカートリッジ(114)の現像室(605)には現像剤(603)が攪拌する2つの部屋がある。1つは封止除去される前に現像剤(603)が収容されており、封止除去後は主に現像剤(603)を攪拌し、現像剤(603)に帯電量を付加する攪拌室(606)である。もう一方は攪拌室(606)から搬送された現像剤(603)を現像剤担持体(701)に吸着させるための供給室(607)である。
それぞれの部屋には現像剤攪拌部材(608)が配置されており、現像剤攪拌部材(608)が回転することでそれぞれの部屋で作業が行われる。現像剤(603)は凝集塊が発生することがないように、放置時の湿度条件に規制があるため、プロセスカートリッジ(114)を使用する前に、外気と遮断して湿度の影響を受けないようにするために、封止部材(602)が必要となる。現像室(605)は前述のように2つの部屋に仕切られており、それぞれの部屋の受け渡しをする2つの封止開口部(609)に封止部材(602)を取り付ける。
次に封止部材(602)の取り付けについて説明する。
封止部材(602)は除去後には不要となるため、できるだけスペースをとらずに収容しておくことが望ましい。そのため短冊状のフィルム系の材料を使用して軸(610)に巻き付ける方式を採用している。フィルム表面は、基材層、表面層、接着層といった複数層になっており、引張強度の配慮や溶着ができるようになっている。接着層は熱を加えることで接着層が溶融し樹脂部品に接着するといった溶着方式で取り付ける。溶着は仕切り部材(611)の封止開口部(609)の外側枠に熱溶着(614)を行って封止ができる。
次に封止部材(602)の除去方法について説明する。仕切り部材(611)に溶着された封止部材(602)は、軸(610)に取り付けて巻き取るために他端には、本実施例においては両面テープ(612)が貼られている。軸(610)に、封止部材(602)の両面テープ(612)を貼り付け、軸(610)を回転すると封止部材(602)を除去することが可能となる。軸(610)の一端には歯車(613)が設けられている。軸(610)を巻き取るための駆動源は現像剤担持体(701)の駆動系列から駆動する構成が一般的である。
封止部材(602)は、プロセスカートリッジ(114)が出荷後に輸送されるときの現像室(605)の振動により現像剤(603)の剤圧によって封止部材(602)が剥がれたりしないような接着力が必要となる。そうした接着力で封止された封止部材(602)は、現像剤担持体(701)を回転させる駆動モーターを使用して剥離させるため、極力低トルクであれば、モーター自体の性能を抑えることができるため望ましい。そのため、軸(610)端部の歯車(613)は、ウォーム歯車(613)を採用して減速させてゆっくり剥離する構成が最適である。
しかしながら、ウォーム歯車(613)は減速比を考慮すれば高トルクでも除去することが有利であるが、封止部材(602)を巻き取るまでに時間を要する。初期設置時やプロセスカートリッジ(114)を交換した場合、カラー機であれば、仮に1色巻き取り時間は15秒以上かかれば、自動で巻き取るまでの時間は1分以上となり、初期画像調整時間に加えて1分以上の時間を費やすことになる。
<本発明における手動での封止部材の除去方法の説明>
そこで、封止部材(602)の除去は、自動と手動の両方可能なプロセスカートリッジ(114)を提案する。目的はプロセスカートリッジ(114)を交換したあとの画質調整作業に含まれる、封止部材除去工程時間を低減し、少しでも早く調整が終了し画出し可能な状態にすることである。特にサービスマンが設置する状況において、封止部材の廃棄処理をなくし、手動開封方式を行うことで交換後の画像調整時間を短縮することができ、より一層のサービス性を向上することが目的である。
本発明による構成について説明する。
封止部材(602)の除去方法は、前述の封止部材(602)を巻き取る軸(610)を、工具を使って回す。軸(610)は端部に歯車(613)を有する一体構成である。軸(610)を回すためには、プロセスカートリッジ(114)内の駆動系列から離間させて回転させる必要がある。
本実施例における離間機構(615)について説明する。軸(610)を直接回すことで、ウォーム歯車(613)を回すよりも効率よく封止を除去することができるため、軸(610)の端部にある歯車(613)を離間させて回転する方式をとることが望ましい。軸(610)の端部にある歯車(613)は長手方向に平行移動可能であり、軸(610)に付勢部材(616)を内蔵させることで自動と手動の巻き取りの切換えができるようにする。軸(610)の端部にある歯車(613)を覆っているカバー(617)には軸(610)端部の歯車(613)の軸間距離を決める位置決め軸(618)がある。位置決め軸(618)に工具(619)を通すための工具穴(620)を設ける。
軸(610)端部の歯車(613)には、工具(619)が係合する溝穴(621)を設け、工具(619)は、工具穴(620)を通り、溝穴(621)に係合し、工具(619)が突き当たるところまで、軸(610)の長手方向と平行移動することで歯車間が離間される回転可能となる。その後封止部材(602)を除去する回転方向に軸(610)を回すことで、手動で容易に封止部材(602)を除去することができる。その後本体に装着することで初期画像調整時間を大幅に短縮することが可能となる。
1 感光体、2 帯電装置、3 現像装置、4 一次転写装置、
5 感光体クリーナ、6 テンションローラ、7a,7b 従動ローラ、
S 転写材、8 転写クリーナ装置、9 定着装置、60 画像形成装置、
61 中間転写ベルト、62 転写材格納庫、63 給紙手段、64 搬送パス、
65 レジストローラ、66 二次転写内ローラ、67 二次転写外ローラ、
68 露光装置、69 排紙ローラ、99 接点部、100 トナー補給部、
101 現像駆動部、102 感光体駆動部、103 後側板、
104 トナー補給部位置決めボス、105 トナー補給部固定ビス、
106 トナーボトル保持部材、107 接続部、108 メイン駆動部、
109 トナー補給部駆動入力部、110 トナー攪拌部材、111 トナー排出口、
112 振れ方向、113 トナー供給口、114 プロセスカートリッジ、
115 現像駆動入力部、116 感光体駆動入力部、117 トナー補給部挿入口、
118 帯電接点部、119 現像接点部、600 現像剤収容部、
601 現像剤供給開口、602 封止部材、603 現像剤、604 封止部、
605 現像室、606 攪拌室、607 供給室、608 現像剤攪拌部材、
609 封止開口部、610 軸(巻き取り部材)、611 仕切り部材、
612 両面テープ、613 歯車、613A ウォーム歯車、614 熱溶着位置、
615 離間機構、616 付勢部材、617 カバー、618 位置決め軸、
619 工具、620 工具穴、621 溝穴、622 現像供給駆動歯車、
623 現像攪拌駆動歯車、624 アイドル歯車、625 傘歯歯車、
626 現像剤担持体駆動歯車、701 現像剤担持体

Claims (2)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ(114)において、電子写真感光体ドラム(1)と、前記電子写真感光体ドラム(1)に作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラム(1)に形成された静電潜像を現像するための現像剤(6)を収納する現像剤収納部(600)と、前記現像剤収納部(600)に収納されている現像剤(6)を前記電子写真感光体ドラム(1)へ供給するための現像剤供給開口(601)であって、前記現像剤収納部(600)に設けられた現像剤供給開口(601)と、前記現像剤供給開口(601)を開封可能に封止している封止部材(602)と、前記軸(610)と歯車(613)の構成からなる巻き取り部材(610)とその駆動源とを有し、前記歯車(613)は、軸(610)の長手方向に伸縮可能であり、前記長手方向に歯車(613)を伸縮することで駆動が離間されることを特徴とする現像装置(3)もしくはプロセスカートリッジ(114)。
  2. 巻き取り部材(610)の端部に有する駆動歯車(613)には、溝穴を有することを特徴とする請求項1に記載の現像装置もしくはプロセスカートリッジ。
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