JP5776536B2 - 水密部材付きバンドクリップ、ワイヤーハーネス及びバンドクリップ用水密部材 - Google Patents

水密部材付きバンドクリップ、ワイヤーハーネス及びバンドクリップ用水密部材 Download PDF

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本発明は、ワイヤーハーネスを取付対象物に固定するためのバンドクリップに取り付けられる水密部材に関する。
ワイヤーハーネスを取付対象物に固定するためのバンドクリップ(「バンドクランプ」とも呼ばれる)に関して、従来から様々な技術が提案されている。特許文献1〜3には、バンドクリップに取り付けられる水密部材(防水部材)が開示されている。
特開平11−82815号公報 特開2004−176734号公報 特開2010−121773号公報
特許文献1,2にも記載されているように、水密部材を単純にバンドクリップに取り付けただけでは、保管中、作業中あるいは輸送中において水密部材がバンドクリップから脱落することがあることから、これを抑制することが望まれる。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、水密部材がバンドクリップから脱落することを簡単な構造で抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
第1の態様に係る水密部材付きバンドクリップは、取付対象物の取付穴に対して、当該取付穴から抜けないように係止する係止頭部と、前記係止頭部との間で、前記取付対象物における、前記取付穴の周辺の部分を挟み込む挟み込み部と、ワイヤーハーネスに巻き付けられるバンド部と、前記取付穴からの水の進入を抑制する水密部材とを備え、前記水密部材は、前記係止頭部が挿通されて、前記取付対象物と前記挟み込み部とで挟持される本体部と、前記バンド部が挿通される、前記本体部に繋がった環状部とを有する。
第2の態様に係る水密部材付きバンドクリップは、第1の態様に係る水密部材付きバンドクリップであって、前記環状部には、前記ワイヤーハーネスに巻き付けられる前の状態の前記バンド部が挿通されている。
第3の態様に係る水密部材付きバンドクリップは、第1の態様に係る水密部材付きバンドクリップであって、前記環状部には、前記バンド部が前記ワイヤーハーネスに巻き付けられる際に、当該バンド部が挿通される。
第4の態様に係る水密部材付きバンドクリップは、第3の態様に係る水密部材付きバンドクリップであって、前記水密部材は、前記ワイヤーハーネスに巻き付けられる前の状態の前記バンド部が挿通されている、前記本体部と繋がった別の環状部をさらに有する。
第5の態様に係る水密部材付きバンドクリップは、第1乃至第4の態様のいずれか一つに係る水密部材付きバンドクリップであって、前記本体部と前記環状部とは、同じ材料で一体的に成形されている。
第6の態様に係るワイヤーハーネスは、第1乃至第5の態様のいずれか一つに係る水密部材付きバンドクリップのバンド部が巻き付けられている。
第7の態様に係るバンドクリップ用水密部材は、ワイヤーハーネスを取付対象物に固定するためのバンドクリップに取り付けられるバンドクリップ用水密部材であって、前記バンドクリップは、取付対象物の取付穴に対して、当該取付穴から抜けないように係止する係止頭部と、前記係止頭部との間で、前記取付対象物における、前記取付穴の周囲の部分を挟み込む挟み込み部と、ワイヤーハーネスに巻き付けられるバンド部とを備え、前記係止頭部が挿通されて、前記取付対象物と前記挟み込み部とで挟持される本体部と、前記バンド部が挿通される、前記本体部に繋がった環状部とを備える。
第1乃至第7の態様によれば、水密部材には、本体部に繋がった、バンドクリップのバンド部が挿通される環状部が設けられているため、簡単な構造で水密部材がバンドクリップから脱落することを抑制できる。
特に第2の態様によれば、環状部には、ワイヤーハーネスに巻き付けられる前の状態のバンド部が挿通されているため、ワイヤーハーネスにバンドクリップを取り付ける前において水密部材がバンドクリップから脱落することを抑制できる。
特に第3の態様によれば、環状部には、バンド部がワイヤーハーネスに巻き付けられる際に、当該バンド部が挿通されるため、ワイヤーハーネスにバンドクリップを取り付けた後において水密部材がバンドクリップから脱落することを抑制できる。
特に第4の態様によれば、水密部材には、ワイヤーハーネスに巻き付けられる前の状態のバンド部が挿通されている、本体部と繋がった別の環状部がさらに設けられているため、水密部材がワイヤーハーネスから脱落することをさらに抑制できる。
特に第5の態様によれば、本体部と環状部とが、同じ材料で一体的に成形されているため、水密部材を簡単に作製することができる。
バンドクリップを示す正面図である。 バンドクリップを示す側面図である。 水密部材を示す上面図である。 水密部材を示す側面図である。 水密部材付きバンドクリップを示す正面図である。 水密部材付きバンドクリップを示す側面図である。 水密部材をバンドクリップに取り付ける様子を示す図である。 水密部材付きバンドクリップをワイヤーハーネスに取り付ける様子を示す図である。 バンドクリップを用いてワイヤーハーネスを取付対象物に固定する様子を示す図である。 ワイヤーハーネスが取付対象物に固定された様子を示す図である。 水密部材付きバンドクリップの他の例を示す側面図である。 水密部材の環状部にバンドクリップのバンド部を挿通する様子を示す図である。 ワイヤーハーネスが取付対象物に固定された様子を示す図である。 水密部材の変形例を示す上面図である。 水密部材の変形例を示す側面図である。 水密部材の変形例の環状部にバンドクリップのバンド部を挿通する様子を示す図である。
図1,2は、それぞれ、実施の形態に係るバンドクリップ10を示す正面図及び側面図である。図3,4は、それぞれ、バンドクリップ10に取り付けられる水密部材20を示す上面図及び側面図である。バンドクリップ10は、複数の電線が束ねられた電線束から成るワイヤーハーネスを取付対象物に対して固定するために使用される。ワイヤーハーネスが固定される取付対象物としては、自動車等の車体パネル等がある。
<バンドクリップの構造>
図1,2に示されるように、バンドクリップ10は、係止頭部11と、皿状部12と、バンド係止部13と、バンド部14とを備えている。
バンド部14は、バンド係止部13から延びており、その一端が自由端となっており、ワイヤーハーネスに巻き付けられて当該ワイヤーハーネスを保持する。バンド部14の一方の主面には、当該バンド部14の長手方向に沿って、複数の係止溝14aが形成されている。
バンド係止部13は、ワイヤーハーネスに巻き付けられたバンド部14と係止して、その状態を維持する。バンド係止部13には、バンド部14が挿通される挿通穴13aが設けられている。この挿通穴13aには、バンド部14の係止溝14aと係止する係止片13bが設けられている。バンド部14が、その先端からバンド係止部13の挿通穴13aに挿通されると、バンド係止部13の係止片13bは、バンド部14の複数の係止溝14aのうちの一つと係止して、バンド部14が挿通穴13aから抜けないようになっている。
皿状部12は、バンド部14とは反対側においてバンド係止部13に設けられている。皿状部12は、その皿状表面12aがバンド部14とは反対側を向くように配置されている。
係止頭部11は、車体パネル等の取付対象物に設けられた取付穴に差し込まれて、当該取付穴に対して、当該取付穴から抜けないように係止する。係止頭部11が、取付対象物の取付穴に係止すると、取付対象物における、取付穴の周辺の部分は、係止頭部11と皿状部12とで挟み込まれるようになる。つまり、皿状部12は、係止頭部11との間で、取付対象物における、取付穴の周辺の部分を挟み込む挟み込み部として機能する。
係止頭部11は、皿状部12の皿状表面12aの中央部から延びる軸部11aと、当該軸部11aの先端から皿状部12の方へ折り返された一対の係止羽根部11bとを備えている。一対の係止羽根部11bは、軸部11aを間に挟んで互いに対向配置されており、それらの先端部(皿状部12側の端部)が互いに近づくように弾性変形可能である。一対の係止羽根部11bのそれぞれの先端部には、係止段部11cが設けられている。係止頭部11が取付対象物の取付穴に差し込まれると、一対の係止羽根部11bの係止段部11cが、取付対象物における、取付穴の周辺の部分に係止するとともに、一対の係止羽根部11bと皿状部12とでその取付穴の周辺の部分が挟み込まれるようになる。これにより、バンド部14で保持されたワイヤーハーネスが取付対象物に対して固定される。
<水密部材の構造>
次に水密部材20について説明する。水密部材20は、バンドクリップ10を取付対象物の取付穴に取り付けた際に、当該取付穴からワイヤーハーネス側に水が進入してくることを抑制するための部材である。図3,4に示されるように、水密部材20は、取付対象物とバンドクリップ10の皿状部12との間で狭持される本体部21と、当該本体部21に繋がった環状部22とを備えている。ここで「環状」とは、円環状や多角形環状などを含む概念である。本実施の形態では、環状部22は、例えば四角形環状に形成されている。
本体部21は例えば円環状に形成されている。本体部21の周縁と環状部22の周縁とは、それらの厚み方向(図4での上下方向)が互いに平行となるように互いに繋がっている。本体部21と環状部22とは同じ材料で形成されており、例えばウレタン等の弾性材料で形成されている。そして、本体部21と環状部22とは一体成形されている。本体部21と環状部22とは、例えば一枚のウレタン板を型抜きすることによって一体成形される。
<水密部材のバンドクリップへの取り付け>
図5,6は、それぞれ、水密部材20が取り付けられたバンドクリップ10を示す正面図及び側面図である。図5,6に示されるように、水密部材20は、その環状部22にバンドクリップ10のバンド部14が挿通され、かつ、その本体部21にバンドクリップ10の係止頭部11が挿通されることによって、バンドクリップ10に取り付けられている。
水密部材20のバンドクリップ10への取り付け方法については、図7に示されるように、まずバンドクリップ10のバンド部14を、その先端から水密部材20の環状部22の穴21aに通す。そして、水密部材20の本体部21を引っ張りながら、当該本体部21の穴21aにバンドクリップ10の係止頭部11を通す。これにより、水密部材20がバンドクリップ10に取り付けられる。以後、水密部材20が取り付けられたバンドクリップ10を「水密部材付きバンドクリップ10」と呼ぶことがある。
<ワイヤーハーネスへのバンドクリップの取り付け>
図8は、ワイヤーハーネス30に水密部材付きバンドクリップ10を取り付ける様子を示す図である。図8に示されるように、ワイヤーハーネス30に水密部材付きバンドクリップ10を取り付ける際には、バンドクリップ10のバンド部14をワイヤーハーネス30に対して巻き付けるようにして、当該バンド部14をその先端からバンド係止部13の挿通穴13aに挿通する。そして、バンド部14を挿通穴13aに挿通することによって当該挿通穴13aから出てくる当該バンド部14の先端部を引っ張って、バンド部14によってワイヤーハーネス30を縛る。バンド部14の先端部を引っ張るのを止めると、バンド係止部13の係止片13bとバンド部14の係止溝14aとが係止して、バンド部14がバンド係止部13から抜けないようになる。これにより、バンド部14は、ワイヤーハーネス30を保持するようになり、ワイヤーハーネス30に対する水密部材付きバンドクリップ10の取り付けが終了する。
<取付対象物へのバンドクリップの取り付け>
図9は、取付対象物である、自動車の車体パネル40に対して、ワイヤーハーネス30を保持した水密部材付きバンドクリップ10を取り付ける様子を示す図である。図9及び後述の図10,13での車体パネル40については、取付穴40aでの断面構造が示されている。
図9に示されるように、自動車の室内側から、車体パネル40の取付穴40a(貫通穴)に対して、水密部材付きバンドクリップ10の係止頭部11を差し込んでいく。係止頭部11が取付穴40aに差し込まれる際には、一対の係止羽根部11bが、それらの先端部(皿状部12側の端部)が互いに近づくように弾性変形しながら、車体パネル40に対してワイヤーハーネス30とは逆側に、つまり室外側に進んでいく。そして、車体パネル40が、係止頭部11が挿通された、水密部材20の本体部21に当たるようになると、当該本体部21は、係止頭部11が室外側に進むのに応じて車体パネル40によって押しつぶされていく。
係止頭部11が取付穴40aに差し込まれると、図10に示されるように、一対の係止羽根部11bの先端部の係止段部11cが、車体パネル40における、取付穴40aの周辺の部分と係止するようになり、一対の係止羽根部11bと皿状部12とで当該周辺の部分が挟み込まれる。さらに、水密部材20の本体部21は、押しつぶされた状態で、車体パネル40と皿状部12とで挟持される。これにより、室外から取付穴40aを通じて室内(ワイヤーハーネス30側)に水が浸入することを抑制することができる。
以上のようにして、水密部材付きバンドクリップ10によってワイヤーハーネス30が取付対象部材に固定される。
なお、上記の例では、ワイヤーハーネス30に対してバンド部14を巻き付ける前に(バンド部14を曲げる前に)、当該バンド部14を水密部材20の環状部22に挿通していたが、ワイヤーハーネス30に対してバンド部14を巻き付ける際に、当該バンド部14を水密部材20の環状部22に挿通しても良い。この場合には、図11に示されるように、環状部22が、バンド係止部13における、バンド部14の挿入口側に配置されるようにして、本体部21に対して係止頭部11を挿通させる。そして、図12に示されるように、バンド部14をワイヤーハーネス30に巻き付ける際に、言い換えれば、バンド部14をその先端からバンド係止部13の挿通穴13aに挿通させる際に、環状部22に当該バンド部14を挿通させる。図13は、このようにして水密部材20が取り付けられた水密部材付きバンドクリップ10が車体パネル40に取り付けられている様子を示している。
以上のように、本実施の形態に係る水密部材20では、防水機能を担う本体部21に対して、バンドクリップ10のバンド部14が挿通される環状部22が繋がっていることから、水密部材20が本体部21だけで構成されている場合よりも、水密部材20がバンドクリップ10から脱落することを抑制することができる。
さらに、バンド部14が挿通される環状部22を本体部21に繋げることで、水密部材20がバンドクリップ10から脱落することを抑制していることから、水密部材20の脱落抑制を簡単な構造で実現することができる。
また、本実施の形態に係る水密部材20では、本体部21と環状部22とが、同じ材料で一体的に成形されていることから、水密部材20を簡単に作製することができる。
また、図5,6に示されるように、バンド部14をワイヤーハーネス30に巻き付ける前に、当該バンド部14が水密部材20の環状部22に挿通されている場合には、水密部材付きバンドクリップ10をワイヤーハーネスに取り付ける前においても、水密部材20がバンドクリップ10から脱落することを抑制することができる。したがって、水密部材付きバンドクリップ10が、その状態で保管されたり輸送されたりする場合や、水密部材付きバンドクリップ10のワイヤーハーネスに対する取付作業において、水密部材20がバンドクリップ10から脱落することを抑制することができる。
また、図12に示されるように、バンド部14をワイヤーハーネス30に巻き付ける際に、当該バンド部14を水密部材20の環状部22に挿通する場合には、水密部材付きバンドクリップ10をワイヤーハーネスに取り付けた後において、水密部材20がバンドクリップ10から脱落することを抑制することができる。したがって、水密部材付きバンドクリップ10が取り付けられた状態でワイヤーハーネスが保管されたり、輸送されたりする場合には、保管中及び輸送中において水密部材20がバンドクリップ10から脱落することを抑制することができる。また、ワイヤーハーネスを保持する水密部材付きバンドクリップ10を取付対象物の取付穴に取り付ける作業においても、水密部材20がバンドクリップ10から脱落することを抑制することができる。
なお、図14,15に示されるように、水密部材20において、本体部21に繋がった、環状部22とは別の環状部23を設けても良い。図14,15は、それぞれ、水密部材20の上面図及び側面図である。
図14,15に示されるように、本体部21の周縁には、環状部22とは反対側において環状部23の周縁が繋がっている。そして、本体部21、環状部22及び環状部23における厚み方向(図15での上下方向)は互いに平行となっている。また、本体部21と環状部22と環状部23とは同じ材料で形成されており、例えばウレタン等の弾性材料で形成されている。そして、本体部21に対して環状部22,23は一体成形されている。本体部21、環状部22及び環状部23は、例えば一枚のウレタン板を型抜きすることによって一体成形される。
このように、水密部材20において、本体部21に繋がった2つの環状部22,23が設けられる際には、図16に示されるように、一方の環状部の穴(例えば環状部22の穴22a)に対してバンド部14を通した状態で、当該バンド部14をワイヤーハーネス30に巻き付けるようにする。そして、バンド部14をワイヤーハーネス30に巻き付ける際に、当該バンド部14をもう一方の環状部の穴(例えば環状部23の穴23a)に通す。これにより、2つの環状部22,23によって水密部材20の脱落が抑制されることから、水密部材20がバンドクリップ10からさらに脱落しにくくなる。
10 バンドクリップ
11 係止頭部
12 皿状部
14 バンド部
20 水密部材
21 本体部
22,23 環状部
30 ワイヤーハーネス
40 車体パネル
40a 取付穴

Claims (7)

  1. ワイヤーハーネスを取付対象物に固定するための水密部材付きバンドクリップであって、
    取付対象物の取付穴に対して、当該取付穴から抜けないように係止する係止頭部と、
    前記係止頭部との間で、前記取付対象物における、前記取付穴の周辺の部分を挟み込む挟み込み部と、
    ワイヤーハーネスに巻き付けられるバンド部と、
    前記取付穴からの水の進入を抑制する水密部材と
    を備え、
    前記水密部材は、
    前記係止頭部が挿通されて、前記取付対象物と前記挟み込み部とで挟持される本体部と、
    前記バンド部が挿通される、前記本体部に繋がった環状部と
    を有する、水密部材付きバンドクリップ。
  2. 請求項1に記載の水密部材付きバンドクリップであって、
    前記環状部には、前記ワイヤーハーネスに巻き付けられる前の状態の前記バンド部が挿通されている、水密部材付きバンドクリップ。
  3. 請求項1に記載の水密部材付きバンドクリップであって、
    前記環状部には、前記バンド部が前記ワイヤーハーネスに巻き付けられる際に、当該バンド部が挿通される、水密部材付きバンドクリップ。
  4. 請求項3に記載の水密部材付きバンドクリップであって、
    前記水密部材は、前記ワイヤーハーネスに巻き付けられる前の状態の前記バンド部が挿通されている、前記本体部と繋がった別の環状部をさらに有する、水密部材付きバンドクリップ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の水密部材付きバンドクリップであって、
    前記本体部と前記環状部とは、同じ材料で一体的に成形されている、水密部材付きバンドクリップ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の水密部材付きバンドクリップのバンド部が巻き付けられたワイヤーハーネス。
  7. ワイヤーハーネスを取付対象物に固定するためのバンドクリップに取り付けられるバンドクリップ用水密部材であって、
    前記バンドクリップは、取付対象物の取付穴に対して、当該取付穴から抜けないように係止する係止頭部と、前記係止頭部との間で、前記取付対象物における、前記取付穴の周囲の部分を挟み込む挟み込み部と、ワイヤーハーネスに巻き付けられるバンド部とを備え、
    前記係止頭部が挿通されて、前記取付対象物と前記挟み込み部とで挟持される本体部と、
    前記バンド部が挿通される、前記本体部に繋がった環状部と
    を備える、バンドクリップ用水密部材。
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