JP5773711B2 - 冷凍機 - Google Patents
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Description
図9は、従来の冷凍機において、蒸発温度に関わらず圧縮機の運転周波数が所定の冷媒流速以下となる運転状況が所定時間(例えば、60分)以上続いた場合にゼロペネトレーション流速以上となるものとされる所定の運転周波数によって、圧縮機に冷凍機油を戻る運転である油回収運転を示すフローチャートである。また、図10は、蒸発温度と運転周波数との関係において、油回収運転を必要とする運転領域(油回収領域)を示す図である。
冷凍機は、圧縮機が運転中であるか否か判断する。その判断の結果、圧縮機が運転中である場合はステップS22へ進み、停止中である場合はステップS25へ進む。
冷凍機は、蒸発温度に関わらず、圧縮機の運転周波数が所定周波数以下となる状態(図10で示される油回収領域に属する状態)が積算して60分以上となった場合、ステップS23へ進む。一方、60分未満である場合、引き続き、所定周波数以下となる状態を監視する。
冷凍機は、圧縮機の運転周波数を増加させ、ゼロペネトレーション流速以上となるとされる所定の運転周波数による油回収運転を実施する。
冷凍機は、油回収運転終了後、圧縮機の運転周波数が所定周波数以下となる状態の積算時間をリセットする。
冷凍機は、所定時間(例えば、5分)後、通常運転を再開する。
第2の目的は、運転周波数がゼロペネトレーション周波数未満の間、記憶装置に最低の蒸発温度を記憶させ、油回収運転を実施させる際、その最低の蒸発温度に対応するゼロペネトレーション周波数よりも高い運転周波数によって圧縮機を運転させる冷凍機を得ることである。
(冷凍機の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷凍機の全体構成図である。
図1で示されるように、本実施の形態に係る冷凍機は、熱源側ユニット21及びユニットクーラー22によって構成されている。
また、熱源側ユニット21は、低圧圧力センサー9、吸入管温度センサー10、シェル下油温度センサー11、高圧圧力センサー12及び吐出管温度センサー13を備えている。低圧圧力センサー9は、圧縮機1の吸入側配管に設置されており、その吸入側の冷媒圧力を検知するセンサーである。吸入管温度センサー10は、圧縮機1の吸入側配管に設置されており、その吸入側の冷媒温度を検知するセンサーである。シェル下油温度センサー11は、圧縮機1に設置されており、圧縮機1内の冷凍機油の温度を検知するセンサーである。高圧圧力センサー12は、圧縮機1の吐出側配管に設置されており、その吐出側の冷媒圧力を検知するセンサーである。そして、吐出管温度センサー13は、圧縮機1の吐出側配管に設置されており、その吐出側の冷媒温度を検知するセンサーである。
次に、図1を参照しながら、本実施の形態に係る冷凍機の基本動作(冷媒の流れ)について説明する。
低温低圧の冷媒が圧縮機1によって圧縮され、高温高圧の冷媒となって吐出される。圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒は、オイルセパレーター2を経由して、放熱器3へ流入する。放熱器3へ流入した冷媒は、放熱器用ファン3aによって送られてくる室外空気に対して放熱し、一部又は全部が凝縮して、気液二相状態又は液状態となり、熱源側ユニット21から流出する。
本実施の形態の圧縮機1のようにインバーター圧縮機であって、冷却器5の蒸発温度が高い場合、低周波数の圧縮機1の運転が続く場合がある。このとき、圧縮機1の運転周波数がゼロペネトレーション周波数未満の場合、冷媒循環流量が小さいため、冷凍機油が冷却器5、及び、低圧側接続配管32を含む吸入側配管内に滞留する。そして、一定時間、圧縮機1がゼロペネトレーション周波数未満の運転が継続した場合、運転周波数を増速させて冷媒循環流量を上げて、冷却器5、及び、低圧側接続配管32を含む吸入側配管内に滞留した冷凍機油を圧縮機1に戻す運転、すなわち、油回収運転を実施する必要がある。この油回収運転を実施することによって、圧縮機1の運転周波数が上がるため、冷媒循環流量が多くなり、冷却器5、及び、低圧側接続配管32を含む吸入側配管内に滞留した冷凍機油が圧縮機1に戻る。
図1の冷媒回路を流れる冷媒循環流量(重量流量)は、下記の式(1)によって算出される。
(G:冷媒循環流量[kg/s]
SV:圧縮機1のストロークボリューム[m3]
N:圧縮機1の周波数(回転数)[rps]
ηv:体積効率
Vs:吸入ガス冷媒の比容積[m3/kg](∝蒸発温度))
コントローラー8は、圧縮機1が運転中であるか否か判断する。その判断の結果、圧縮機1が運転中である場合はステップS2へ進み、停止中である場合は引き続き圧縮機1の運転状態を監視する。
コントローラー8は、タイマーカウント積算値が所定時間(例えば、60分)以上であるか否かを検知する。タイマーカウント積算値が所定時間以上であることを検知した場合、ステップS3へ進み、所定時間未満であることを検知した場合、ステップS4へ進む。
コントローラー8は、後述するようにタイマーカウント時に記憶装置に記憶させた最低の蒸発温度に対応するゼロペネトレーション周波数よりも所定値だけ高い運転周波数(図4における「油回収運転ライン」)によって圧縮機1を運転させ、油回収運転を実施する。例えば、コントローラー8、図4で示されるように、記憶装置に記憶された最低の蒸発温度が−20[℃]である場合、運転周波数を42[Hz]として、油回収運転を実施する。油回収運転における圧縮機1の運転周波数をゼロペネトレーション周波数よりも高くしているのは、確実に冷凍機油を圧縮機1へ戻すためである。コントローラー8は、所定時間、油回収運転を実施後、通常運転(冷凍室の冷却運転)を実施する。その後、ステップS1へ戻る。
コントローラー8は、低圧圧力センサー9によって検出された吸入側の冷媒圧力から冷却器5の蒸発温度を算出し、圧縮機1の運転周波数が、算出した蒸発温度に対応するゼロペネトレーション周波数未満であるか否かを判定する。その判定結果、運転周波数がゼロペネトレーション周波数未満である場合、ステップS5へ進み、ゼロペネトレーション周波数以上である場合、ステップS6へ進む。
なお、低圧圧力センサー9、及び、低圧圧力センサー9によって検出された冷媒圧力から蒸発温度を算出するコントローラー8の機能は、本発明の「蒸発温度検知手段」に相当する。
コントローラー8は、タイマーカウントを開始し、運転周波数がゼロペネトレーション周波数未満である状態の時間の積算値を算出する。このとき、コントローラー8は、運転周波数がゼロペネトレーション周波数未満の間、記憶装置に、算出した蒸発温度のうち最低の蒸発温度を記憶させる。そして、ステップS1へ戻る。
なお、コントローラー8は、低圧圧力センサー9によって検出された吸入側の冷媒圧力から冷却器5の蒸発温度を算出するものとしたが、冷却器5に直接、蒸発温度検出する温度センサーを設置し、その検知温度を蒸発温度として用いるものとしてもよい。
コントローラー8は、タイマーカウントを停止し、かつ、記憶装置による蒸発温度の記憶動作も停止させる。そして、ステップS7へ進む。
コントローラー8は、圧縮機1の運転周波数が、算出した蒸発温度に対応するゼロペネトレーション周波数以上である状態の期間の積算値が、所定時間(例えば、5分)以上継続したか否かを判定する。その判定の結果、所定時間以上継続した場合、ステップS8へ進み、所定時間未満の場合、ステップS1へ戻る。
コントローラー8は、タイマーカウントの積算値をリセットする。この場合、冷凍機油が冷却器5、及び、低圧側接続配管32を含む吸入側配管から圧縮機1側へ回収されている可能性が高いからである。そして、ステップS1へ戻る。
前述のように、配管径又はユニットクーラー(負荷側)によって蒸発温度が異なり、ゼロペネトレーション流速が異なる。このとき、本実施の形態に係る冷凍機の構成及び動作のように、蒸発温度に対応するゼロペネトレーション周波数未満での運転状態が続いた場合に、油回収運転を実施するので、油回収運転を実施する頻度を少なくすることができるので、冷凍機の冷却性能の低下を抑制し、通常の冷却運転の停止による負荷側の庫内温度の上昇を抑制することができる。
本実施の形態に係る冷凍機について、実施の形態1に係る冷凍機と相違する動作を中心に説明する。なお、本実施の形態に係る冷凍機の構成は、実施の形態1に係る冷凍機の構成と同様である。
冷凍機油が冷却器5、及び、低圧側接続配管32を含む吸入側配管内に滞留するのは冷凍機油の粘性度が高くなるためであり、冷凍機油の粘性度を把握する必要もある。これを確認する方法として、冷媒の過熱度を算出することによって確認する方法がある。ここで、過熱度とは、ある圧力のもとでそのガス冷媒の飽和温度より高い冷媒ガスになっている場合の度合い(差)のことである。過熱度は、冷却器5出口の冷媒温度と、冷却器5における飽和温度である蒸発温度との差である吸入過熱度、そして、圧縮機1から吐出された吐出冷媒の温度と、放熱器3における飽和温度である凝縮温度との差である吐出過熱度があり、単位には[K](ケルビン)を用いる。例えば、吸入過熱度が5[K]であるということは、冷却器5における蒸発温度が7[℃]である場合、この冷却器5において蒸発したガス冷媒がさらに外部から顕熱を受けて5[℃]過熱されたガス冷媒となって12[℃]の過熱蒸気となることである。この場合、冷却器5から流出したガス冷媒は、過熱蒸気のまま圧縮機1に吸入される。この吸入過熱度が大きくなるにつれて、冷凍機油の粘性度が高くなり、冷凍機油が冷却器5、及び、低圧側接続配管32を含む吸入側配管内に滞留しやすくなる。一方、吸入過熱度が小さくなるにつれて、冷却器5において蒸発しきれなかった冷媒及び冷凍機油を含んだ気液二相状態となって、冷却器5から流出する。この場合、冷凍機油と冷媒液との間に働くせん断力によって、冷凍機油が押し流されると共に配管壁から剥ぎ取られて、液冷媒の界面を浮遊しながら圧縮機1まで運ばれることになる。また、この気液二相状態の冷媒のとき、配管中央部を高速で流れるガス冷媒によって液冷媒が加速されて、圧縮機1に戻ってくる(液バック)。
(a1)シェル下油温度センサー11により検出された冷凍機油温度<現在の低圧圧力飽和温度+10[℃]
(a2)吐出過熱度(=吐出管温度−現在の高圧圧力飽和温度)≦20[K]
(吐出管温度=吐出管温度センサー13により検出された冷媒温度、
高圧圧力飽和温度
=高圧圧力センサー12により検出された圧力によって温度換算したもの)
(a3)吸入過熱度(=吸入管温度−現在の低圧圧力飽和温度)≦5[K]
(吸入管温度=吸入管温度センサー10により検出された冷媒温度)
(b1)シェル下油温度センサー11により検出された冷凍機油温度≦0[℃]
(b2)吐出過熱度(=吐出管温度−現在の高圧圧力飽和温度)≦20[K]
(b3)吸入過熱度(=吸入管温度−現在の低圧圧力飽和温度)≦5[K]
コントローラー8は、タイマーカウント積算値が所定時間(例えば、60分)以上であるか否かを検知する。タイマーカウント積算値が所定時間以上であることを検知した場合、ステップS3へ進み、所定時間未満であることを検知した場合、ステップS9へ進む。
コントローラー8は、上記の液バックを検知するための条件(a)又は(b)を満たすか否かを判断する。その判断の結果、条件(a)又は(b)を満たす場合、ステップS1へ戻る。一方、条件(a)及び(b)を満たさない場合、ステップS4へ進む。すなわち、実施の形態1の冷凍機におけるタイマーカウントの開始条件として、条件(a)又は(b)を加えた動作となる。よって、液バックによる圧縮機1への返油動作が実施されない場合に、コントローラー8はタイマーカウントを実施する。これは、液バックが発生している場合に、油回収運転を実施してしまうと、圧縮機1内の冷凍機油が液冷媒によって希釈化されて、潤滑機能が弱まっており、圧縮機1故障の原因となるためである。
以上の動作によって、実施の形態1の効果を有することに加え、油回収運転をするためのタイマーカウントを実施する条件として、液バックが発生しているか否かの判断を追加することによって、液バックが生じている場合は、タイマーカウントを実施せず、すなわち、油回収運転を実施しないので、さらに、油回収運転を実施する頻度を少なくすることができる。これによって、冷凍機の冷却性能の低下を抑制し、通常の冷却運転の停止による負荷側の庫内温度の上昇を抑制することができる。
本実施の形態に係る冷凍機について、実施の形態2に係る冷凍機と相違する動作を中心に説明する。なお、本実施の形態に係る冷凍機の構成は、実施の形態1に係る冷凍機の構成と同様である。
図7は、本発明の実施の形態3に係る冷凍機の油回収運転を開始及び終了する動作を示すフローチャートである。以下、図7を参照しながら、図6で示される実施の形態2に係る冷凍機における油回収運転の開始及び終了動作と相違する点を中心に説明する。
コントローラー8は、タイマーカウント時に記憶装置に記憶させた最低の蒸発温度に対応するゼロペネトレーション周波数よりも所定値だけ高い運転周波数(図4における「油回収運転ライン」)によって圧縮機1を運転させ、油回収運転を開始する。そして、ステップS10へ進む。
コントローラー8は、上記の液バックを検知するための条件(a)又は(b)を満たしている状態が所定時間(例えば、1分間)連続していることを検知した場合、ステップS11へ進む。一方、条件(a)及び(b)を満たしていない場合、ステップS12へ進む。
コントローラー8は、油回収運転を終了させる。これは、条件(a)及び(b)を満たしており、液バックが発生している場合に、油回収運転を実施してしまうと、圧縮機1内の冷凍機油が液冷媒によって希釈化されて、潤滑機能が弱まっており、圧縮機1故障の原因となるためである。そして、ステップS1へ戻る。
コントローラー8は、油回収運転を所定時間(例えば、5分間)実施した後、終了する。
以上の動作によって、実施の形態1及び実施の形態2の効果を有することに加え、油回収運転を実施中に、液バックの発生の有無を検知し、液バックが発生している状態が所定時間継続した場合には、油回収運転を終了させることによって、圧縮機1の故障を抑制することができる。
Claims (8)
- 圧縮機、放熱器、絞り装置及び冷却器が冷媒配管によって接続された冷媒回路と、
前記冷却器の蒸発温度を検知する蒸発温度検知手段と、
前記圧縮機の運転周波数を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記蒸発温度検知手段によって検知された前記蒸発温度に対応するゼロペネトレーション流速となる前記圧縮機の運転周波数であるゼロペネトレーション周波数を求め、
前記圧縮機の運転周波数が前記ゼロペネトレーション周波数未満である状態の積算時間を計測し、該積算時間が所定時間以上となった場合、前記冷媒回路に滞留した冷凍機油を前記圧縮機へ戻す油回収運転を実施し、
前記圧縮機の運転周波数が、前記蒸発温度検知手段によって検知された前記蒸発温度に対応する前記ゼロペネトレーション周波数未満であると判定した場合、前記積算時間の計測を開始し、前記ゼロペネトレーション周波数以上であると判定した場合、前記積算時間の計測を停止し、
前記積算時間の計測を停止した後に、前記圧縮機の運転周波数が、前記蒸発温度検知手段によって検知された前記蒸発温度に対応する前記ゼロペネトレーション周波数以上である状態が所定時間継続した場合、前記積算時間をリセットするものである
ことを特徴とする冷凍機。 - 前記蒸発温度と、前記ゼロペネトレーション周波数との関係を記憶する記憶装置を備え、
前記制御装置は、前記記憶装置に記憶された蒸発温度と前記ゼロペネトレーション周波数との関係に基づいて、前記蒸発温度検知手段によって検知された前記蒸発温度に対応する前記ゼロペネトレーション周波数を求める
ことを特徴とする請求項1記載の冷凍機。 - 前記制御装置は、
前記積算時間の計測中に、前記蒸発温度検知手段によって検知された前記蒸発温度の最低温度を前記記憶装置に記憶させ、
前記油回収運転の実施時において、前記最低温度に対応する前記ゼロペネトレーション周波数よりも所定値高い運転周波数によって前記圧縮機を駆動させる
ことを特徴とする請求項2記載の冷凍機。 - 前記圧縮機に液相状態の冷媒が吸入される液バックの発生の有無を判定するための物理量を検出する液バック判定用検知手段を備え、
前記制御装置は、前記液バック判定用検知手段によって検知された前記物理量に基づいて、前記液バックが発生していると判定した場合、前記油回収運転を実施しない
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の冷凍機。 - 前記制御装置は、前記油回収運転を開始した後に、
前記液バック判定用検知手段によって検知された前記物理量に基づいて、前記液バックが所定時間連続して発生していると判定した場合、前記油回収運転を終了し、
前記液バック判定用検知手段によって検知された前記物理量に基づいて、前記液バックが発生していないと判定した場合、所定時間後に前記油回収運転を終了する
ことを特徴とする請求項4記載の冷凍機。 - 前記液バック判定用検知手段は、前記圧縮機の吸入側の冷媒圧力を検知する低圧圧力検知手段と、前記圧縮機の吸入側の冷媒温度を検知する吸入管温度検知手段と、前記圧縮機の吐出側の冷媒圧力を検知する高圧圧力検知手段と、前記圧縮機の吐出側の冷媒温度を検知する吐出管温度検知手段と、前記圧縮機内の冷凍機油の温度を検知する冷凍機油温度検知手段とによって構成され、
前記制御装置は、前記低圧圧力検知手段、前記吸入管温度検知手段、前記高圧圧力検知手段、前記吐出管温度検知手段及び前記冷凍機油温度検知手段によって検知された検知情報に基づいて、前記液バックの発生の有無を判定する
ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の冷凍機。 - 前記圧縮機と前記放熱器との間の冷媒配管に設置され、前記圧縮機から吐出された冷凍機油を貯留し、その貯留した冷凍機油が所定量に達した場合に、その貯留した冷凍機油を前記圧縮機の吐出側に延設された配管を介して、前記圧縮機の吸入側に戻すオイルセパレーターを備えた
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の冷凍機。 - 前記圧縮機、前記放熱器及び前記制御装置を備えた熱源側ユニットと、
前記絞り装置及び前記冷却器を備えたユニットクーラーと、
を備え、
前記熱源側ユニットと前記ユニットクーラーとは2本の接続配管によって接続され、
前記ユニットクーラーは交換可能とした
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の冷凍機。
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