JP2008107060A - 空気調和装置 - Google Patents

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敦史 吉見
Shuji Fujimoto
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Abstract

【課題】冷媒に対して非相溶もしくは難相溶の冷凍機油が採用された場合であっても、油戻しを適切に行うことが可能な空気調和装置を提供する。
【解決手段】二酸化炭素冷媒と非相溶のPAG冷凍機油を用いる空気調和装置1であって、冷媒回路10は、PAGが用いられる圧縮機21と、室外熱交換器23と、室内膨張弁41と、室内熱交換器42とが冷媒配管によって順に接続されて構成されている。そして、この冷媒回路10は、冷房運転と、暖房運転との切り換えを行う。制御部8は、暖房運転に設定しつつ圧縮機21の吐出側の二酸化炭素冷媒圧力が超臨界領域となるように制御して油戻し運転を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒と非相溶もしくは難相溶の冷凍機油を用いる空気調和装置の油戻し制御に関する。
従来、空気調和装置に用いられる冷凍機油は、冷媒回路を流れる冷媒に対して相溶性を有するものが採用されている。このような相溶性を有する冷凍機油が冷媒回路中に散在する場合に、圧縮機に回収するためには、例えば、以下の特許文献1に示すように、冷媒回路を冷房運転可能に設定し、多少冷媒が湿り気味で圧縮機に戻ってくるように運転制御することで、油戻し運転を行っている。
特願2004−173839号公報
しかし、上述した特許文献1に記載の油戻し運転では、冷媒に対して相溶性を有していない冷凍機油が用いられている場合には、冷房運転モードで湿り気味に運転したとしても、冷凍機油が冷媒中に溶け込みにくいため、冷凍機油は圧縮機に戻りにくい。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、冷媒に対して非相溶もしくは難相溶の冷凍機油が採用された場合であっても、油戻しを適切に行うことが可能な空気調和装置を提供することにある。
第1発明に係る空気調和装置は、冷媒と非相溶もしくは難相溶の冷凍機油を用いる空気調和装置であって、冷媒回路と、制御部とを備えている。冷媒回路は、冷凍機油が用いられる圧縮機と、熱源側熱交換器と、利用側膨張機構と、利用側熱交換器とが冷媒配管によって順に接続されて構成されている。そして、この冷媒回路は、熱源側熱交換器を冷媒の冷却器として機能させ利用側熱交換器を冷媒の加熱器として機能させる第1運転と、熱源側熱交換器を冷媒の加熱器として機能させ利用側熱交換器を冷媒の冷却器として機能させる第2運転との切り換えを行う運転切換機構を有している。制御部は、運転切換機構を第2運転に設定しつつ圧縮機の吐出側の冷媒圧力が超臨界領域となるように制御して油戻し運転を行う。
ここでは、冷媒と非相溶もしくは難相溶の冷凍機油が用いられる圧縮機が冷媒回路において採用されている。このため、冷媒回路を用いて第1運転等の空調運転を行っていると、冷凍機油は、圧縮機から冷媒と伴に吐出し、冷媒回路中に散在していくことになる。ここでの冷凍機油は、冷媒と非相溶の関係にあるため、冷媒中に溶け込みにくく冷媒と伴に圧縮機に回収されにくい。このため、冷媒と非相溶の冷凍機油は、いったん圧縮機から吐出して冷媒回路中に散在してしまうと、戻りにくく、圧縮機の冷凍機油の量が少なり、圧縮機の運転を円滑に行うことができないという不具合が生じてしまう。
これに対して、ここでは、制御部が、運転切換機構を第2運転に設定しつつ、圧縮機の吐出側の冷媒圧力が超臨界領域になるように、圧縮機の容量制御を行う。これにより、超臨界状態まで高圧にされ過熱された高温の冷媒が冷媒回路に流れていき、散在している冷凍機油が暖められて、冷凍機油の粘度が下がる。このため、冷凍機油は、非相溶の関係にある冷媒であっても、冷媒と伴に流れ易い状態になり、冷媒回路における冷凍機油の流速が上がる。したがって、粘度が減少して流速が上がった冷凍機油は、再び圧縮機に戻り、回収されていく。
これにより、冷媒と非相溶の冷凍機油を用いる場合であっても、冷媒回路中に散在する冷凍機油の粘度を下げて流れ易くすることができ、冷凍機油の回収を効率的に行うことが可能になる。
第2発明に係る空気調和装置は、第1発明に係る空気調和装置であって、制御部は、圧縮機の運転周波数のデータを取得し、圧縮機の運転周波数が所定周波数より低い状態を維持したままで積算運転時間が所定時間を超えた場合に、油戻し運転を開始する。
ここでは、制御部は、所定周波数より低い周波数で圧縮機が運転される状態の積算運転時間をカウントしている。ここで、例えば、圧縮機の所定周波数を、冷凍機油の粘度が高く冷媒と伴には流れにくい程度の値とすると、所定周波数より低い状態での積算運転時間を把握することで、圧縮機における冷凍機油の減少程度を把握することができる。
これにより、制御部は、油戻し運転を、冷凍機油が冷媒回路中に散在して圧縮機の冷凍機油が少なくなった時に限って行うことができ、効率的な回収を行うことが可能になる。
第3発明に係る空気調和装置は、第2発明に係る空気調和装置であって、熱源側熱交換器の周辺に空気流れを形成する熱源側送風機をさらに備えている。そして、制御部は、油戻し運転において熱源側送風機の風量を制御する。
ここでは、熱源側熱交換器において、圧縮機に戻す冷媒と外気との熱交換量を、熱源側送風機の風量制御によって調節することができる。
これにより、圧縮機に効率よく冷凍機油が回収されるように制御することが可能になる。
第3発明に係る空気調和装置は、第2発明または第3発明に係る空気調和装置であって、利用側熱交換器の周辺に空気流れを形成する送風機をさらに備えている。そして、制御部は、油戻し運転に切り換える際に第1運転が実行されている場合には、送風機の運転を停止する。
ここでは、第1運転を行う場合に、送風機によって利用側熱交換器の周辺に空気流れを形成させることで、加熱効率を上げることができる。そして、制御部は、油戻し運転が行われる場合には、この送風機の運転を停止させ、利用側熱交換器を介してユーザに対して温風が送られることを回避できる。
これにより、第2運転に設定されていない時期の油戻し運転に伴うユーザの不快感を回避させることが可能になる。
第5発明に係る空気調和装置は、第1発明から第4発明のいずれかの空気調和装置であって、制御部は、圧縮機の吐出側の冷媒圧力を超臨界状態に制御する場合に、利用側膨張機構の膨張度合いを制御する。
ここでは、圧縮機の運転周波数だけでなく、利用側膨張機構についても制御部が制御することで、高圧の超臨界状態を容易に作り出すことが可能になる。
第6発明に係る空気調和装置は、第1発明から第5発明のいずれかの空気調和装置であって、冷媒は、自然冷媒である。
ここでは、自然冷媒と非相溶の冷凍機油とを用いる場合であっても、冷媒回路中に散在する冷凍機油の粘度を下げて流れ易くすることができ、冷凍機油の回収を効率的に行うことが可能になる。
第7発明に係る空気調和装置は、第1発明から第6発明のいずれかの空気調和装置であって、冷媒は、二酸化炭素冷媒である。
ここでは、二酸化炭素冷媒と非相溶の冷凍機油とを用いる場合であっても、冷媒回路中に散在する冷凍機油の粘度を下げて流れ易くすることができ、冷凍機油の回収を効率的に行うことが可能になる。
第8発明に係る空気調和装置は、第1発明から第7発明のいずれかの空気調和装置であって、冷凍機油は、ポリアルキレングリコールである。
ここでは、冷媒と非相溶の冷凍機油としてポリアルキレングリコール(PAG)を用いる場合であっても、冷媒回路中に散在する冷凍機油の粘度を下げて流れ易くすることができ、冷凍機油の回収を効率的に行うことが可能になる。
第1発明の空気調和装置では、冷媒と非相溶の冷凍機油を用いる場合であっても、冷媒回路中に散在する冷凍機油の粘度を下げて流れ易くすることができ、冷凍機油の回収を効率的に行うことが可能になる。
第2発明の空気調和装置では、制御部は、油戻し運転を、冷凍機油が冷媒回路中に散在して圧縮機の冷凍機油が少なくなった時に限って行うことができ、効率的な回収を行うことが可能になる。
第2発明の空気調和装置では、圧縮機に効率よく冷凍機油が回収されるように制御することが可能になる。
第4発明の空気調和装置では、第2運転に設定されていない時期の油戻し運転に伴うユーザの不快感を回避させることが可能になる。
第5発明の空気調和装置では、圧縮機の運転周波数だけでなく、利用側膨張機構についても制御部が制御することで、高圧の超臨界状態を容易に作り出すことが可能になる。
第6発明の空気調和装置では、自然冷媒と非相溶の冷凍機油とを用いる場合であっても、冷媒回路中に散在する冷凍機油の粘度を下げて流れ易くすることができ、冷凍機油の回収を効率的に行うことが可能になる。
第7発明の空気調和装置では、二酸化炭素冷媒と非相溶の冷凍機油とを用いる場合であっても、冷媒回路中に散在する冷凍機油の粘度を下げて流れ易くすることができ、冷凍機油の回収を効率的に行うことが可能になる。
第8発明の空気調和装置では、冷媒と非相溶の冷凍機油としてポリアルキレングリコール(PAG)を用いる場合であっても、冷媒回路中に散在する冷凍機油の粘度を下げて流れ易くすることができ、冷凍機油の回収を効率的に行うことが可能になる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかる空気調和装置の実施形態について説明する。
(1)空気調和装置の構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、冷凍サイクル運転を行うことによって、ビル等の室内の冷暖房に使用される装置である。空気調和装置1は、主として、熱源ユニットとしての室外ユニット2と、それに接続された利用ユニットとしての室内ユニット4と、室外ユニット2と室内ユニット4とを接続する冷媒連絡配管としての冷媒連絡配管6、7とを備えている。すなわち、本実施形態の空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路10は、室外ユニット2と、室内ユニット4と、冷媒連絡配管6、7とが接続されることによって構成されている。
なお、冷媒回路10に流れる冷媒としては、自然冷媒の一種である二酸化炭素が用いられている。さらに、後述する圧縮機21の冷凍機油としては、冷媒としての二酸化炭素に対して非相溶の関係にあるPAG(ポリアルキレングリコール)が用いられている。
<室内ユニット>
室内ユニット4は、ビル等の室内の天井に埋め込みや吊り下げ等により、又は、室内の壁面に壁掛け等により設置されている。室内ユニット4は、冷媒連絡配管6、7を介して室外ユニット2に接続されており、冷媒回路10の一部を構成している。
次に、室内ユニット4の構成について説明する。
室内ユニット4は、主として、冷媒回路10の一部を構成する室内側冷媒回路10aを有している。この室内側冷媒回路10aは、主として、膨張機構としての室内膨張弁41と、利用側熱交換器としての室内熱交換器42とを有している。
本実施形態において、室内膨張弁41は、室内側冷媒回路10a内を流れる冷媒の流量の調節等を行うために、室内熱交換器42の低温に接続された電動膨張弁である。
本実施形態において、室内熱交換器42は、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であり、冷房運転時には冷媒の加熱器として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時には冷媒の冷却器として機能して室内空気を加熱する熱交換器である。
本実施形態において、室内ユニット4は、ユニット内に室内空気を吸入して、室内熱交換器42において冷媒と熱交換させた後に、供給空気として室内に供給するための送風ファンとしての室内ファン43を有している。室内ファン43は、室内熱交換器42に供給する空気の風量を可変することが可能なファンであり、本実施形態において、DCファンモータからなるモータ43mによって駆動される遠心ファンや多翼ファン等である。
また、室内ユニット4には、各種のセンサが設けられている。室内熱交換器42の低温側には、冷媒の温度を検出する温度センサ44が設けられている。室内熱交換器42の高温側には、冷媒の温度を検出する温度センサ45が設けられている。室内ユニット4の室内空気の吸入口側には、ユニット内に流入する室内空気の温度(すなわち、室内温度)を検出する室内温度センサ46が設けられている。本実施形態において、温度センサ44、45及び室内温度センサ46は、サーミスタからなる。また、室内ユニット4は、室内ユニット4を構成する各部の動作を制御する室内側制御部47を有している。そして、室内側制御部47は、室内ユニット4の制御を行うために設けられたマイクロコンピュータやメモリ等を有しており、室内ユニット4を個別に操作するためのリモコン(図示せず)との間で制御信号等のやりとりを行ったり、室外ユニット2との間で伝送線(図示せず)を介して制御信号等のやりとりを行うことができるようになっている。
<室外ユニット>
室外ユニット2は、ビル等の室外に設置されており、冷媒連絡配管6、7を介して室内ユニット4に接続されており、室内ユニット4の間で冷媒回路10を構成している。
次に、室外ユニット2の構成について説明する。室外ユニット2は、主として、冷媒回路10の一部を構成する室外側冷媒回路10cを有している。この室外側冷媒回路10cは、主として、圧縮機21と、四路切換弁22と、熱源側熱交換器としての室外熱交換器23と、内部熱交換器64と、膨張機構としての室外膨張弁38と、レシーバ39と、温度調節機構としての過冷却器25と、閉鎖弁26、27と、過冷却冷媒回路61と、ガス抜き冷媒回路67と、ホットガスバイパス回路24と、油分離器68と、キャピラリーチューブ69とを有している。
圧縮機21は、運転容量を可変することが可能な圧縮機であり、本実施形態において、インバータにより回転数が制御されるモータ21mによって駆動される容積式圧縮機である。この圧縮機21は、駆動を潤滑に行うための冷凍機油として、PAG(ポリアルキレングリコール)が用いられている。このPAGは、本実施形態の冷媒として採用している二酸化炭素に対して非相溶の関係にある。
四路切換弁22は、冷媒の流れの方向を切り換えるための弁であり、冷房運転時には、室外熱交換器23を圧縮機21によって圧縮された冷媒の冷却器として、かつ、室内熱交換器42を室外熱交換器23において冷却された冷媒の加熱器として機能させるために、圧縮機21の吐出側と室外熱交換器23とを接続するとともに圧縮機21の吸入側と冷媒連絡配管7側とを接続し(図1の四路切換弁22の実線を参照)する。また、暖房運転時には、室内熱交換器42を圧縮機21によって圧縮された冷媒の冷却器として、かつ、室外熱交換器23を室内熱交換器42において冷却された冷媒の加熱器として機能させるために、圧縮機21の吐出側と冷媒連絡配管7側とを接続するとともに圧縮機21の吸入側と室外熱交換器23とを接続する(図1の四路切換弁22の破線を参照)。
ホットガスバイパス回路24は、圧縮機21の吐出側と吸引側とを接続し、吐出側に油分離器68が、吸引側にキャピラリーチューブ69がそれぞれ設けられている。
室外熱交換器23は、室外ファン28により供給される空気と熱交換を行うことにより、冷房運転時には冷媒の冷却器として機能し、暖房運転時には冷媒の加熱器として機能する熱交換器である。
本実施形態において、室外ユニット2は、ユニット内に室外空気を吸入して、室外熱交換器23において冷媒と熱交換させた後に、室外に排出するための送風ファンとしての室外ファン28を有している。この室外ファン28は、室外熱交換器23に供給する空気の風量を可変することが可能なファンであり、本実施形態において、DCファンモータからなるモータ28mによって駆動されるプロペラファン等である。
内部熱交換器64は、本実施形態において、2重管式の熱交換器であり、室外熱交換器23において冷却された後に、室内膨張弁41に送られる冷媒を冷却するために設けられている。内部熱交換器64は、本実施形態において、室外膨張弁38と室外熱交換器23との間に接続されている。
本実施形態において、室外膨張弁38は、室外側冷媒回路10c内を流れる冷媒の圧力や流量等の調節を行うために、室外熱交換器23および内部熱交換器64とレシーバ39との間に設けられた電動膨張弁であり、完全に閉止状態とすることもできる。
レシーバ39には、室外膨張弁38から伸びる配管と、過冷却器25から伸びる配管と、ガス抜き冷媒回路67へと接続するガス抜き配管65と、が接続されている。ガス抜き配管65には、開閉弁66が設けられ、レシーバ39からガス抜き冷媒回路67への冷媒の流れを許容したり遮断したりする。
過冷却器25は、本実施形態において、2重管式の熱交換器であり、室外熱交換器23および内部熱交換器64において冷却された後に、室内膨張弁41に送られる冷媒をさらに冷却するために設けられている。過冷却器25は、本実施形態において、レシーバ39と閉鎖弁26との間に接続されている。
本実施形態において、ガス抜き冷媒回路67と、過冷却器25の冷却源としての過冷却冷媒回路61と、が設けられている。なお、以下の説明では、冷媒回路10からガス抜き冷媒回路67および過冷却冷媒回路61を除いた部分を、便宜上、主冷媒回路と呼ぶことにする。
過冷却冷媒回路61は、室外熱交換器23から室内膨張弁41へ送られる冷媒の一部を主冷媒回路から分岐させて、過冷却器25を通過するように主冷媒回路に対して設けられている。また、ガス抜き冷媒回路67は、過冷却冷媒回路61からの冷媒と、レシーバ39からの冷媒とを、圧縮機21の吸入側に戻すように主冷媒回路に対して設けられている。具体的には、過冷却冷媒回路61は、室外膨張弁38を通過しレシーバ39から室内膨張弁41に送られる冷媒の一部を過冷却器25と閉鎖弁26との間の位置から分岐させるように接続された分岐回路と、ガス抜き冷媒回路67を介して圧縮機21の吸入側に戻すためにガス抜き冷媒回路67に接続された合流回路とを有している。そして、分岐回路には、過冷却冷媒回路61を流れる冷媒の流量を調節するための過冷却膨張弁62が設けられている。ここで、過冷却膨張弁62は、電動膨張弁からなる。これにより、室外熱交換器23から室内膨張弁41に送られる冷媒は、過冷却器25において、過冷却膨張弁62によって減圧された後の過冷却冷媒回路61を流れる冷媒によって冷却される。すなわち、過冷却器25は、過冷却膨張弁62の開度調節によって能力制御が行われることになる。また、過冷却冷媒回路61から繋がっているガス抜き冷媒回路67が内部熱交換器64を通過する場合についても同様である。
閉鎖弁26及び閉鎖弁27は、外部の機器・配管との接続口に設けられた弁である。閉鎖弁26は、過冷却器25に接続されている。閉鎖弁27は、四路切換弁22に接続されている。
また、室外ユニット2には、各種のセンサが設けられている。具体的には、室外ユニット2には、圧縮機21の吸入圧力を検出する吸入圧力センサ29と、圧縮機21の吐出圧力を検出する吐出圧力センサ30と、圧縮機21の吸入温度を検出する吸入温度センサ31と、圧縮機21の吐出温度を検出する吐出温度センサ32とが設けられている。吸入温度センサ31は、圧縮機21の吸引側に設けられている。室外熱交換器23には、室外熱交換器23内を流れる冷媒の温度を検出する熱交温度センサ33が設けられている。室外熱交換器23と内部熱交換器64との間には、冷媒の温度Tcoを検出する温度センサ34が設けられている。過冷却器25の主冷媒回路側の出口には、冷媒の温度を検出する温度センサ35が設けられている。過冷却冷媒回路61の合流回路には、過冷却器25の過冷却冷媒回路61を流れる冷媒の温度を検出するための過冷却温度センサ63が設けられている。室外ユニット2の室外空気の吸入口側には、ユニット内に流入する室外空気の温度(すなわち、室外温度)を検出する室外温度センサ36が設けられている。
本実施形態において、吸入温度センサ31、吐出温度センサ32、熱交温度センサ33、温度センサ34、35、室外温度センサ36及び過冷却温度センサ63は、サーミスタからなる。また、室外ユニット2は、室外ユニット2を構成する各部の動作を制御する室外側制御部37を有している。そして、室外側制御部37は、室外ユニット2の制御を行うために設けられたマイクロコンピュータ、メモリやモータ21mを制御するインバータ回路等を有しており、室内ユニット4の室内側制御部47との間で伝送線(図示せず)を介して制御信号等のやりとりを行うことができるようになっている。すなわち、室内側制御部47と室外側制御部37と制御部37、47間を接続する伝送線(図示せず)とによって、空気調和装置1全体の運転制御を行う制御部8が構成されている。
制御部8は、空気調和装置1の制御ブロック図である図2に示されるように、各種センサ29〜36、44〜46、63の検出信号を受けることができるように接続されるとともに、これらの検出信号等に基づいて各種機器及び弁21、22、28m、38、41、43m、62、66を制御することができるように接続されている。なお、図2に示されるように、制御部8には、メモリ19が接続されており、各種制御を行う際にメモリ19に格納されているデータの読み出しを行う。ここでメモリ19に格納されているデータとしては、例えば、後述する油戻し運転モードを制御部8が実行する場合に参照されるデータとして、圧縮機21の周波数の所定値データや、圧縮機21の周波数を上げた油戻し運転を行う所定時間のデータなどがある。
また、制御部8には、後述の冷媒漏洩検知運転において、冷媒漏洩を検知したことを知らせるためのLED等からなる警告表示部9が接続されている。
<冷媒連絡配管>
冷媒連絡配管6、7は、空気調和装置1をビル等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される比較的長い距離を連絡する冷媒配管であり、設置場所や室外ユニットと室内ユニットとの組み合わせ等の設置条件に応じて種々の長さや管径を有するものが使用される。このため、例えば、新規に空気調和装置を設置する場合には、空気調和装置1に対して、冷媒連絡配管6、7の長さや管径等の設置条件に応じた適正な量の冷媒を充填する必要がある。
以上のように、室内側冷媒回路10aと、室外側冷媒回路10cと、冷媒連絡配管6、7とが接続されて、空気調和装置1の冷媒回路10が構成されている。そして、本実施形態の空気調和装置1は、室内側制御部47と室外側制御部37とから構成される制御部8によって、四路切換弁22により冷房運転及び暖房運転を切り換えて運転を行うとともに、各室内ユニット4の運転負荷に応じて、室外ユニット2及び室内ユニット4の各機器の制御を行うようになっている。
(2)空気調和装置の動作
次に、本実施形態の空気調和装置1の動作について説明する。
本実施形態の空気調和装置1の運転モードとしては、各室内ユニット4の運転負荷に応じて室外ユニット2及び室内ユニット4の構成機器の制御を行う通常運転モード(冷房運転および暖房運転)と、空気調和装置1の冷媒回路10中に散在している圧縮機21の冷凍機油を回収する油戻し運転モードとがある。
以下、空気調和装置1の各運転モードにおける動作について説明する。
<通常運転モード>
(冷房運転)
まず、通常運転モードにおける冷房運転について、図1を用いて説明する。
冷房運転時は、四路切換弁22が図1の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が室外熱交換器23に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が閉鎖弁27及び冷媒連絡配管7を介して室内熱交換器42に接続された状態となっている。ここで、室外膨張弁38および過冷却膨張弁62は、全開状態にされ、閉鎖弁26、27も開状態にされている。
この冷媒回路10の状態で、圧縮機21、室外ファン28及び室内ファン43を起動すると、低圧の冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮されて高圧の冷媒となる。その後、高圧の冷媒は、四路切換弁22を経由して室外熱交換器23に送られて、室外ファン28によって供給される室外空気と熱交換を行って冷却され高圧の冷媒となる。そして、この高圧の冷媒は、内部熱交換器64を通過してガス抜き冷媒回路67を流れる冷媒によって冷却され、室外膨張弁38を通過して、レシーバ39に溜められる。そして、レシーバ39の冷媒は、過冷却器25に流入し、過冷却冷媒回路61を流れる冷媒と熱交換を行ってさらに冷却されて過冷却状態になる。このとき、室外熱交換器23において冷却された高圧の冷媒の一部は、過冷却冷媒回路61に分岐され、過冷却膨張弁62によって減圧された後に、ガス抜き冷媒回路67を経て、圧縮機21の吸入側に戻される。ここで、過冷却膨張弁62を通過する冷媒は、圧縮機21の吸入圧力近くまで減圧されることで、その一部が加熱される。そして、ガス抜き冷媒回路67から圧縮機21の吸入側に向かって流れる冷媒は、主冷媒回路側の内部熱交換器64を流れる高圧の冷媒と熱交換を行う。なお、過冷却状態になった高圧の冷媒は、閉鎖弁26及び冷媒連絡配管6を経由して、室内ユニット4に送られる。
この室内ユニット4に送られた高圧の冷媒は、室内膨張弁41によって圧縮機21の吸入圧力近くまで減圧されて低圧の冷媒となって室内熱交換器42に送られ、室内熱交換器42において室内空気と熱交換を行って加熱されて低圧の冷媒となる。
この低圧の冷媒は、冷媒連絡配管7を経由して室外ユニット2に送られ、閉鎖弁27及び四路切換弁22を経由した低圧の冷媒は、再び、圧縮機21に吸入される。
(暖房運転)
次に、通常運転モードにおける暖房運転について説明する。
暖房運転時は、四路切換弁22が図1の破線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が閉鎖弁27及び冷媒連絡配管7を介して室内熱交換器42に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が室外熱交換器23に接続された状態となっている。室外膨張弁38は、内部熱交換器64および室外熱交換器23に流入する冷媒を内部熱交換器64および室外熱交換器23において加熱させることが可能な圧力まで減圧するために開度調節されるようになっている。また、閉鎖弁26、27は、開状態にされている。室内膨張弁41は、室内熱交換器42の出口における冷媒温度が一定になるように開度調節されるようになっている。また、過冷却膨張弁62および開閉弁66は、閉止されている。
この冷媒回路10の状態で、圧縮機21、室外ファン28及び室内ファン43を起動すると、低圧の冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮されて高圧の冷媒となり、四路切換弁22、閉鎖弁27及び冷媒連絡配管7を経由して、室内ユニット4に送られる。
そして、室内ユニット4に送られた高圧の冷媒は、室内熱交換器42において、室内空気と熱交換を行って冷却された高圧の冷媒となった後、室内膨張弁41を通過する際に、室内膨張弁41の弁開度に応じて減圧される。
この室内膨張弁41を通過した冷媒は、冷媒連絡配管6を経由して室外ユニット2に送られ、閉鎖弁26、過冷却器25、内部熱交換器64および室外膨張弁38を経由してさらに減圧された後に、室外熱交換器23に流入する。そして、室外熱交換器23に流入した低圧の冷媒は、室外ファン28によって供給される室外空気と熱交換を行って加熱されて低圧の冷媒となり、四路切換弁22を経由した低圧の冷媒は、再び、圧縮機21に吸入される。
以上のような通常運転モードにおける運転制御は、冷房運転及び暖房運転を含む通常運転を行う通常運転制御手段として機能する制御部8(より具体的には、室内側制御部47と室外側制御部37と制御部37、47間を接続する伝送線(図示せず))によって行われる。
<油戻し運転モード>
ここでは、油戻し運転モードについて説明する。
油戻し運転モードでは、制御部8によって、図3に示されるステップS11〜ステップS17の各処理が行われる。ここで、図3は、油戻し運転についてのフローチャートである。以下、各ステップについて順に説明していく。
ステップS11では、制御部8は、現在行われている通常運転モードが、冷房運転であるか、暖房運転であるか判断し、メモリ19に書き込む。
ステップS12では、制御部8は、圧縮機21のモータ21mの周波数を取得して、周波数が所定値以下の状態における運転が所定時間以上継続しているか否かを判断する。ここで、周波数の所定値は、冷房運転や暖房運転において冷媒回路10中に散在している冷凍機油が圧縮機21まで戻ってくると期待できない程度の値であって、予め定められてメモリ19に格納されている値である。また、ここでの所定時間は、油戻し運転を、圧縮機21にダメージを与えない程度に定期的に行うことができるように、予め定められてメモリ19に格納されている時間である。なお、圧縮機21の周波数が所定値を超えた場合には、時間のカウントをやり直す。
ステップS13では、制御部8は、四路切換弁22を切り換えて、冷媒回路10を暖房運転のモードとし、吐出圧力センサ30が取得する吐出冷媒圧力が二酸化炭素の超臨界圧力を超えるまで、圧縮機21のモータ21mの周波数を通常運転モードの時よりさらに上げる制御を行う。ここでの、吐出冷媒圧力の制御は、圧縮機21のモータ21mの周波数制御だけでなく、制御部8が、室内膨張弁41の開度についても同時に制御することで行う。さらに、制御部8は、室外ファン28のモータ28mの回転数を調節して、室外熱交換器23を通過する冷媒の圧力を調節する。具体的には、冷房運転中に油戻し運転を行った場合には、暖房運転に切り換えられつつ、圧縮機21の周波数が上がる現象として現れることになり、暖房運転中に油戻し運転を行った場合には、単に圧縮機21の周波数の上昇として現れる。
ステップS14では、制御部8は、ステップS11においてメモリ19に書き込んだ運転モードが、冷房運転であるか否か判断する。冷房運転である場合には、ステップS15に移行する。冷房運転でない場合には、ステップS16に移行する。
ステップS15では、制御部8は、室内ファン43のモータ43mの回転を止める制御を行う。
ステップS16では、制御部8は、暖房運転モードでの、圧縮機21のモータ21mが高い周波数で稼働された油回収運転が所定回収時間行われることにより冷凍機油を十分に回収できたか否かを判断する。
ステップS17では、制御部8は、油戻し運転モードを終了して、ステップS11でメモリ19に格納したデータに基づいて、通常運転モードに戻す。
(3)空気調和装置の特徴
本実施形態の空気調和装置1には、以下のような特徴がある。
(A)
従来、冷媒と冷凍機油が相溶の関係にある空気調和装置では、油戻し運転は、冷房運転において、冷媒を若干湿らせ気味に調節し、湿った冷媒に冷凍機油を溶かし込んで、圧縮機に供給することで、冷凍機油を戻している。しかし、この方法では、冷媒と冷凍機油とが非相溶の関係にある場合には、冷凍機油が冷媒に溶け込みにくいため、冷媒と伴に冷凍機油を圧縮機に戻すことが困難である。
これに対して、本実施形態の空気調和装置1では、油戻し運転モードにおいて、圧縮機21の運転周波数を上げることで吐出冷媒圧力が二酸化炭素の超臨界圧力となる領域まで上げて暖房運転を行い、高温の冷媒を冷媒回路10に流している。これにより、二酸化炭素冷媒に対して非相溶であるPAGは、高温の二酸化炭素冷媒によって暖められるため、粘度が下がる。また、流速が向上し、二酸化炭素冷媒とともに冷媒回路10を流れていく。さらに、室外熱交換器23においては、室外ファン28からの供給空気量が調節されているために、二酸化炭素冷媒の吸引圧力が調整され、冷凍機油が伴に流れやすく、圧縮機21に回収される効率が向上する。
(B)
本実施形態の空気調和装置1では、冷房運転中に油戻し運転が行われると、室内ファン43のモータ43mの回転を止めて、室内に対して暖かい空気が送風されることを防いでいる。これにより、夏期に冷房を行っているユーザに与える不快感を低く抑えつつ、油戻し運転を定期的に行うことができる。
(C)
本実施形態の空気調和装置1では、油戻し運転において、圧縮機21の周波数が所定値を超えた場合には、所定時間までの時間のカウントをやり直す。
圧縮機21が所定値の周波数を超えて運転された場合には、冷凍機油が冷媒回路10中を流れて、圧縮機21に戻ってくる場合があり、このような場合には、油戻し運転を行う必要が生じないため、所定時間のカウントがやり直されている。
これにより、必要以上に頻繁に油戻し運転が行われてしまうことを回避することが可能になる。
(4)変形例
本実施形態では、自然冷媒の一例として、二酸化炭素冷媒を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、アンモニア冷媒、炭化水素冷媒、水冷媒などを用いてもよい。この場合には、例えば、アンモニア冷媒に対して非相溶の冷凍機油として、PAGや他の冷凍機油を用いることになる。
また、二酸化炭素冷媒に難相溶な冷凍機油として、例えば、AB(アルキルベンゼン)、PAO(ポリアルファオレフィン)等を用いる場合に本発明を適用してもよい。
本発明を利用すれば、冷媒に対して非相溶もしくは難相溶の冷凍機油が採用された場合であっても、油戻しを適切に行うことができるため、特に、冷媒回路において用いられる冷媒と冷凍機油とが非相溶の関係にある空気調和装置に適用することができる。
本発明の一実施形態にかかる空気調和装置の概略構成図である。 空気調和装置の制御ブロック図である。 油戻し運転のフローチャートである。
符号の説明
1 空気調和装置
2 室外ユニット(熱源ユニット)
4 室内ユニット(利用ユニット)
6、7 冷媒連絡配管(冷媒連絡配管)
8 制御部
10 冷媒回路
21 圧縮機
23 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
41 室内膨張弁(膨張機構)
42 室内熱交換器(利用側熱交換器)
43 室内ファン(送風ファン)

Claims (8)

  1. 冷媒と非相溶もしくは難相溶の冷凍機油を用いる空気調和装置(1)であって、
    前記冷凍機油が用いられる圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(23)と、利用側膨張機構(41)と、利用側熱交換器(42)とが冷媒配管によって順に接続されて構成され、前記熱源側熱交換器を冷媒の冷却器として機能させ前記利用側熱交換器を冷媒の加熱器として機能させる第1運転と、前記熱源側熱交換器を冷媒の加熱器として機能させ前記利用側熱交換器を冷媒の冷却器として機能させる第2運転との切り換えを行う運転切換機構(22)を有する冷媒回路(10)と、
    前記運転切換機構を前記第2運転に設定しつつ前記圧縮機の吐出側の冷媒圧力が超臨界領域となるように制御して油戻し運転を行う制御部(8)と、
    を備えた空気調和装置(1)。
  2. 前記制御部は、前記圧縮機の運転周波数のデータを取得し、前記圧縮機の運転周波数が所定周波数より低い状態を維持したままで積算運転時間が所定時間を超えた場合に、前記油戻し運転を開始する、
    請求項1に記載の空気調和装置(1)。
  3. 前記熱源側熱交換器の周辺に空気流れを形成する熱源側送風機をさらに備え、
    前記制御部は、前記油戻し運転において前記熱源側送風機の風量を制御する、
    請求項2に記載の空気調和装置(1)。
  4. 前記利用側熱交換器の周辺に空気流れを形成する送風機をさらに備え、
    前記制御部は、前記油戻し運転に切り換える際に前記第1運転が実行されている場合には、前記利用側送風機の運転を停止する、
    請求項2または3に記載の空気調和装置(1)。
  5. 前記制御部は、前記圧縮機の吐出側の冷媒圧力を超臨界状態に制御する場合に、前記利用側膨張機構の膨張度合いを制御する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和装置(1)。
  6. 前記冷媒は、自然冷媒である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和装置(1)。
  7. 前記冷媒は、二酸化炭素冷媒である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の空気調和装置(1)。
  8. 前記冷凍機油は、ポリアルキレングリコールである、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の空気調和装置(1)。
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