JP5771028B2 - ソルダーレジスト組成物及びフレキシブルプリント配線板 - Google Patents
ソルダーレジスト組成物及びフレキシブルプリント配線板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5771028B2 JP5771028B2 JP2011055164A JP2011055164A JP5771028B2 JP 5771028 B2 JP5771028 B2 JP 5771028B2 JP 2011055164 A JP2011055164 A JP 2011055164A JP 2011055164 A JP2011055164 A JP 2011055164A JP 5771028 B2 JP5771028 B2 JP 5771028B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder resist
- resist composition
- resin
- carboxyl group
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
H2C=CHCOO(C5H10COO)nH …(1)
(nは1以上の数)
本発明に係るソルダーレジスト組成物において、前記一般式(1)で示されるω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレートの数平均分子量が200〜400の範囲であることが好ましい。
本実施形態に係るソルダーレジスト組成物は、カルボキシル基含有樹脂と、このカルボキシル基含有樹脂の光重合反応を誘発する光重合開始剤とを含有する。
a.第一の樹脂
カルボキシル基含有樹脂は、エポキシ樹脂にエチレン性不飽和化合物が付加され、更に酸無水物が付加された構造を有する第一の樹脂を含有する。この場合におけるエポキシ樹脂は2官能のエポキシ樹脂である。更に、エチレン性不飽和化合物には、下記一般式(1)で示されるω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレートが含まれる。
H2C=CHCOO(C5H10COO)nH …(1)
(nは1以上の数)
エポキシ樹脂とカルボキシル基を有するエチレン性不飽和化合物との付加反応は、エポキシ樹脂におけるエポキシ基とカルボキシル基を有するエチレン性不飽和化合物におけるカルボキシル基とが関与する開環付加反応であり、これにより、付加反応による生成物(付加反応生成物)には水酸基が生じる。
GPC装置:昭和電工社製 SHODEX SYSTEM 11
カラム:SHODEX KF−800P,KF−005,KF−003,KF−001の4本直列
移動相:THF
流量:1ml/分
カラム温度:45℃
検出器:R1
換算:ポリスチレン
このようなω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレートが用いられることで、ソルダーレジスト組成物から形成されるソルダーレジスト層が屈曲されやすくなると共に、このソルダーレジスト層に反りが生じにくくなる。これは、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレートが用いられることで形成される、ソルダーレジスト組成物の硬化物中の樹脂骨格の架橋構造が、易屈曲性及び低反り性の向上のために有利に働くためであると考えられる。
第二の樹脂は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物にカルボキシル基を有するエチレン性不飽和化合物が付加され、更に多塩基酸無水物が付加された構造を有する樹脂であって、第一の樹脂以外の樹脂である。
第三の樹脂は、カルボキシル基を有する化合物を含むエチレン性不飽和化合物の重合体に、エポキシ基を有するエチレン性不飽和化合物が反応することで得られる樹脂である。
光重合開始剤としては、例えば、ベンゾインとそのアルキルエーテル類;アセトフェノン、ベンジルジメチルケタール等のアセトフェノン類;2−メチルアントラキノン等のアントラキノン類;2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、4−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン類;ベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルスルフィド等のベンゾフェノン類;2,4−ジイソプロピルキサントン等のキサントン類;2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン等のα−ヒドロキシケトン類;2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパノン等の窒素原子を含む化合物;2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド(DAROCUR TPO)、2,4,6−トリメチルベンゾイル−エチル−フェニル−フォスフィネート(SPEEDCURE TPO−L)、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド(IRGACURE 819)、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチル−ペンチルフォスフィンオキサイド(CGI 403)等のアシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤等が挙げられる。光重合開始剤と共に、p−ジメチル安息香酸エチルエステル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステル、2−ジメチルアミノエチルベンゾエート等の第三級アミン系等の公知の光重合促進剤や増感剤等が使用されてもよい。可視光露光用や近赤外線露光用等の光重合開始剤も必要に応じて使用される。これらの光重合開始剤は一種単独で使用され、或いは複数種が併用される。また、光重合開始剤と共に、レーザ露光法用増感剤として7−ジエチルアミノ−4−メチルクマリン等のクマリン誘導体、その他カルボシアニン色素系、キサンテン色素系等が併用されてもよい。
ソルダーレジスト組成物が、1分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物を含有することが好ましい。この場合、ソルダーレジスト組成物に熱硬化性が付与され得る。このエポキシ化合物は、溶剤難溶性エポキシ化合物であってもよく、汎用の溶剤可溶性エポキシ化合物等であってもよい。エポキシ化合物の種類は特に限定されないが、特にフェノールノボラック型エポキシ樹脂(具体例としてDIC株式会社製の品番EPICLON N−775)、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(具体例としてDIC株式会社製の品番EPICLON N−695)、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(具体例として三菱化学株式会社製の品番jER1001)、ビスフェノールA−ノボラック型エポキシ樹脂(具体例としてDIC株式会社製の品番EPICLON N−865)、ビスフェノールF型エポキシ樹脂(具体例として三菱化学株式会社製の品番jER4004P)、ビスフェノールS型エポキシ樹脂(具体例としてDIC株式会社製の品番EPICLON EXA−1514)、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂(具体例として三菱化学株式会社製の品番YX4000)、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂(具体例として日本化薬株式会社製の品番NC−3000)、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂(具体例として新日鐵化学株式会社製の品番ST−4000D)、ナフタレン型エポキシ樹脂(具体例としてDIC株式会社製の品番EPICLON HP−4032、EPICLON HP−4700、EPICLON HP−4770)、特殊2官能型エポキシ樹脂(具体例として、三菱化学株式会社製の品番YL7175−500、及びYL7175−1000;DIC株式会社製の品番EPICLON TSR−960、EPICLON TER−601、EPICLON TSR−250−80BX、EPICLON 1650−75MPX、EPICLON EXA−4850、EPICLON EXA−4816、EPICLON EXA−4822、及びEPICLON EXA−9726;新日鐵化学株式会社製の品番YSLV−120TE)、前記以外のビスフェノール系エポキシ樹脂が望ましい。トリグリシジルイソシアヌレートとしては、特にS−トリアジン環骨格面に対し3個のエポキシ基が同一方向に結合した構造をもつβ体が好ましく、或いはこのβ体と、S−トリアジン環骨格面に対し1個のエポキシ基が他の2個のエポキシ基と異なる方向に結合した構造をもつα体との混合物が好ましい。
ソルダーレジスト組成物が、リン含有難燃剤を含有することも好ましい。この場合、ソルダーレジスト層の難燃性が向上する。リン含有難燃剤としては、芳香族リン酸エステル、芳香族縮合型リン酸エステル、亜リン酸エステル、リン酸エステルアミド、リン酸エステル金属塩、ポリリン酸塩、イントメッセント系難燃剤(具体例として株式会社アデカ製の品番FP−2100J、及びFP−2200)、三光株式会社製の品番HCA(9,10−ジヒドロー9−オキサー10−フォスファナンスレンー10−オキサイド)及びその誘導体、赤燐、リン酸アンモニウム、リン酸メラミン、リン含有フェノキシ樹脂等が挙げられる。
ソルダーレジスト組成物が、カルボキシル基含有樹脂以外の光重合性化合物を更に含有することも好ましい。光重合性化合物は、光重合性を有するモノマー及びプレポリマーから選択される。この光重合性化合物は、例えばソルダーレジスト組成物の希釈、粘度調整、酸価の調整、光重合性の調整などの目的で使用される。この光重合性化合物としては、光重合性を有する適宜のポリマー或いはプレポリマーが挙げられる。光重合性化合物の具体例としては、2−ヒドロキシエチルアクリレート等の単官能アクリレート;ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ε―カプロラクトン変性ペンタエリストールヘキサアクリレート等の多官能(メタ)アクリレートなどが挙げられる。このような化合物は一種単独で使用され、或いは複数種が併用される。
ソルダーレジスト組成物は必要に応じて有機溶剤を含有してもよい。有機溶剤は、例えばソルダーレジスト組成物の液状化又はワニス化、粘度調整、塗布性の調整、造膜性の調整などの目的で使用される。有機溶剤の具体例としては、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ヘキサノール、エチレングリコール等の直鎖、分岐、2級或いは多価のアルコール類;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;スワゾールシリーズ(丸善石油化学社製)、ソルベッソシリーズ(エクソン・ケミカル社製)等の石油系芳香族系混合溶剤;セロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類;カルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトール類;プロピレングリコールメチルエーテル等のプロピレングリコールアルキルエーテル類;ジプロピレングリコールメチルエーテル等のポリプロピレングリコールアルキルエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート等の酢酸エステル類;ジアルキルグリコールエーテル類などが挙げられる。これらの有機溶剤は一種単独で使用され、或いは複数種が併用される。
ソルダーレジスト組成物は、上述のカルボキシル基含有樹脂及びエポキシ化合物以外に、更に例えばカプロラクタム、オキシム、マロン酸エステル等でブロックされたトリレンジイソシアネート、モルホリンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート系のブロックドイソシアネート、及びメラミン、n−ブチル化メラミン樹脂、イソブチル化メラミン樹脂、ブチル化尿素樹脂、ブチル化メラミン尿素共縮合樹脂、ベンゾグアナミン系共縮合樹脂等のアミノ樹脂等の熱硬化成分;紫外線硬化性エポキシ(メタ)アクリレート;ビスフェノールA型、フェノールノボラック型、クレゾールノボラック型、脂環型エポキシ樹脂等に(メタ)アクリル酸を付加したもの;ジアリルフタレート樹脂、フェノキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂等の高分子化合物などを含有してもよい。
ソルダーレジスト組成物は、必要に応じて、エポキシ化合物を硬化させる硬化剤;硬化促進剤;顔料等の着色剤;シリコーン、アクリレート等の共重合体;レベリング剤;シランカップリング剤等の密着性付与剤;チクソトロピー剤;重合禁止剤;ハレーション防止剤;難燃剤;消泡剤;酸化防止剤;界面活性剤;高分子分散剤;硫酸バリウム、結晶性シリカ、ナノシリカ、酸化チタン、カーボンナノチューブ、タルク、ベントナイト、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機フィラーなどを含有してもよい。
ソルダーレジスト組成物は、上記のリン含有光重合開始剤、リン含有難燃剤、リン含有光重合性化合物、及びリン含有エポキシ樹脂から選ばれる少なくとも一種を含有することが好ましく、この場合、ソルダーレジスト層の難燃性が向上する。更に、ソルダーレジスト組成物がハロゲンを含む化合物を含有せず、或いはハロゲンを含む化合物の含有量が少なくても、ソルダーレジスト層の難燃性が充分に向上する。特にソルダーレジスト組成物はハロゲンを含む化合物を含有しないことが好ましい。
ソルダーレジスト組成物は、上記のような原料成分を配合し、例えば三本ロール、ボールミル、サンドミル等を用いる公知の混練方法によって混練することにより調製することができる。その場合に、上記各成分のうち一部、例えば光重合性化合物及び有機溶剤の一部及びエポキシ樹脂を予め混合して分散させておき、これとは別に残りの成分を予め混合して分散させておき、使用時に両者を混合してソルダーレジスト組成物を調製してもよい。
プリント配線板上にソルダーレジスト層が形成されることで、ソルダーレジスト層を有するプリント配線板が作製される。プリント配線板としては、フレキシブルプリント配線板が使用されることが好ましい。ソルダーレジスト層の形成方法は特に限定されない。
還流冷却器、温度計、空気吹き込み管及び攪拌機を取り付けた四つ口フラスコに、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学株式会社製、品番jER1004、エポキシ当量919)919質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート470部、ハイドロキノン0.2部、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトン(n≒2)モノアクリレート(東亞合成株式会社製、商品名アロニックスM−5300、数平均分子量290)300質量部、トリフェニルホスフィン3質量部を加えることで、反応溶液を調製した。この反応溶液を、四つ口フラスコ中に空気を吹き込みながら115℃で12時間加熱することで付加反応を進行させた。続いて、四つ口フラスコ中の液に無水コハク酸249質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート322質量部を加えて、110℃で5時間加熱することで反応させた。これにより、カルボキシル基含有樹脂の65質量%溶液を得た。
還流冷却器、温度計、空気吹き込み管及び攪拌機を取り付けた四つ口フラスコに、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学株式会社製、品番jER1004、エポキシ当量919)919質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート470質量部、ハイドロキノン0.2質量部、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトン(n≒2)モノアクリレート(東亞合成株式会社製、商品名アロニックスM−5300、数平均分子量290)150質量部、アクリル酸36質量部、トリフェニルホスフィン3質量部を加えることで、反応溶液を調製した。この反応溶液を、四つ口フラスコ中に空気を吹き込みながら115℃で12時間加熱することで付加反応を進行させた。続いて、この四つ口フラスコ中の液に無水コハク酸249質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート261質量部を加えて、110℃で5時間加熱することで反応させた。これにより、カルボキシル基含有樹脂の65質量%溶液を得た。
還流冷却器、温度計、空気吹き込み管及び攪拌機を取り付けた四つ口フラスコに、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学株式会社製、品番jER1004、エポキシ当量919)919質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート470質量部、ハイドロキノン0.2質量部、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトン(n≒2)モノアクリレート(東亞合成株式会社製、商品名アロニックスM−5300、数平均分子量290)180質量部、アクリル酸28.8質量部、トリフェニルホスフィン3質量部を加えることで、反応溶液を調製した。この反応溶液を、四つ口フラスコ中に空気を吹き込みながら115℃で12時間加熱することで付加反応を進行させた。続いて、この四つ口フラスコ中の液に無水コハク酸166.1質量部、テトラヒドロ無水フタル酸126.1質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート296.5質量部を加えて、110℃で5時間加熱することで反応させた。これにより、カルボキシル基含有樹脂の65質量%溶液を得た。
還流冷却器、温度計、空気吹き込み管及び攪拌機を取り付けた四つ口フラスコに、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学株式会社製、品番jER1001、エポキシ当量472)472質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート293質量部、ハイドロキノン0.2質量部、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトン(n≒2)モノアクリレート(東亞合成株式会社製、商品名アロニックスM−5300、数平均分子量290)180質量部、アクリル酸28.8質量部、トリフェニルホスフィン3質量部を加えることで、反応溶液を調製した。この反応溶液を、四つ口フラスコ中に空気を吹き込みながら115℃で12時間加熱することで付加反応を進行させた。続いて、この四つ口フラスコ中の液に無水コハク酸99.7質量部、テトラヒドロ無水フタル酸75.7質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート327.5質量部を加えて、110℃で5時間加熱することで反応させた。これにより、カルボキシル基含有樹脂の65質量%溶液を得た。
[合成例A−5]
還流冷却器、温度計、空気吹き込み管及び攪拌機を取り付けた四つ口フラスコに、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学株式会社製、品番jER1007、エポキシ当量2052)2052質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート970質量部、ハイドロキノン0.2質量部、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトン(n≒2)モノアクリレート(東亞合成株式会社製、商品名アロニックスM−5300、数平均分子量290)180質量部、アクリル酸28.8質量部、トリフェニルホスフィン3質量部を加えることで、反応溶液を調製した。この反応溶液を、四つ口フラスコ中に空気を吹き込みながら115℃で12時間加熱することで付加反応を進行させた。続いて、この四つ口フラスコ中の液に無水コハク酸332.2質量部、テトラヒドロ無水フタル酸252.2質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート563.8質量部を加えて、110℃で5時間加熱することで反応させた。これにより、カルボキシル基含有樹脂の65質量%溶液を得た。
還流冷却器、温度計、空気吹き込み管及び攪拌機を取り付けた四つ口フラスコに、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学株式会社製、品番jER1004、エポキシ当量919)919質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート470質量部、ハイドロキノン0.2質量部、アクリル酸72質量部、トリフェニルホスフィン3質量部を加えることで、反応溶液を調製した。この反応溶液を、四つ口フラスコ中に空気を吹き込みながら115℃で12時間加熱することで付加反応を進行させた。続いて、この四つ口フラスコ中の液に無水コハク酸249質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート195質量部を加えて、110℃で5時間加熱することで反応させた。これにより、カルボキシル基含有樹脂の65質量%溶液を得た。
還流冷却器、温度計、空気吹き込み管及び攪拌機を取り付けた四つ口フラスコに、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(DIC株式会社製、品番N−695、エポキシ当量212)212質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート221質量部、ハイドロキノン0.2質量部、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトン(n≒2)モノアクリレート(東亞合成株式会社製、商品名アロニックスM−5300、数平均分子量290)300質量部、トリフェニルホスフィン3質量部を加えることで、反応溶液を調製した。この反応溶液を、四つ口フラスコ中に空気を吹き込みながら115℃で12時間加熱することで付加反応を進行させた。続いて、この四つ口フラスコ中の液にテトラヒドロ無水フタル酸76質量部、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート97.3質量部を加えて、110℃で5時間加熱することで反応させた。これにより、カルボキシル基含有樹脂の65質量%溶液を得た。
各実施例及び比較例において、表1に示す原料を配合して得られる混合物を3本ロールで混練することで、ソルダーレジスト組成物を得た。
ポリイミドフィルムからなる基材とこの基材に積層している厚み35μmの銅箔とを備えるフレキシブル積層板を用意し、このフレキシブル積層板の銅箔にパターニング処理を施すことで導体配線を形成することで、フレキシブルプリント配線板を得た。このフレキシブルプリント配線板の片側の表面上に各実施例及び比較例によるソルダーレジスト組成物をスクリーン印刷により塗布することで湿潤塗膜を形成した。この湿潤塗膜を80℃で30分加熱して予備乾燥することで、膜厚20μmの乾燥塗膜を形成した。この乾燥塗膜の表面上にネガマスクを直接当てがうとともに各ソルダーレジスト組成物における最適露光量の紫外線を照射することで、乾燥塗膜を選択的に露光した。露光後の乾燥塗膜に炭酸ナトリウム水溶液を用いて現像処理を施すことで、乾燥塗膜のうち露光により硬化した部分(硬化膜)を基板上に残存させた。この硬化膜を更に150℃で60分間加熱して熱硬化させることでソルダーレジスト層を形成した。これによりソルダーレジスト層を備えるテストピースを得た。
テストピース作製の際、露光時にネガマスクを取り外すときの乾燥塗膜の粘着の状態を、次に示すように評価した。
◎:ネガマスクを取り外した際に全く剥離抵抗を感じず、貼付痕もなかった。
○:ネガマスクを取り外した際には粘着を感じなかったが、乾燥膜上にマスクのかすかな貼付痕が認められた。
△:ネガマスクを取り外す際にわずかに剥離抵抗を感じると共に、乾燥膜上にマスクの貼付痕が認められた。
×:ネガマスクを取り外すことが困難で、無理に剥すとマスクパターンが毀損した。
室温下でテストピースを10%の塩酸水溶液に1時間浸漬した後、ソルダーレジスト層の外観を観察した。その結果を次に示すように評価した。
◎:異常を生じない。
○:極僅かに変化が見られる。
△:少し変化が見られる。
×:塗膜に剥がれ等の大きな変化が見られる。
室温下でテストピースを10%の水酸化ナトリウム水溶液に1時間浸漬した後、ソルダーレジスト層の外観を目視で観察した。その結果を次に示すように評価した。
◎:異常が生じない。
〇:極僅かに変化が見られる。
△:少し変化が見られる。
×:塗膜に剥がれ等の大きな変化が見られる。
JIS D0202の試験方法に従って、テストピースのソルダーレジスト層に碁盤目状にクロスカットを入れ、次いでセロハン粘着テープによるピーリング試験後の剥がれの状態を目視により観察した。その結果を次に示すように評価した。
◎:100個のクロスカット部分のうちの全てに全く変化が見られない。
○:100個のクロスカット部分のうち1箇所に僅かに浮きを生じた。
△:100個のクロスカット部分のうち2〜10箇所に剥がれを生じた。
×:100個のクロスカット部分のうち11〜100箇所に剥がれを生じた。
テストピースのソルダーレジスト層の鉛筆硬度を、三菱ハイユニ(三菱鉛筆社製)を用いて、JIS K5400に準拠して測定した。
テストピースを温度121℃の飽和水蒸気中に8時間放置した後、このテストピースのソルダーレジスト層の外観を観察した。その結果を次に示すように評価した。
◎:ふくれ、剥がれ、変色等の変化が全く見られない。
○:ふくれ、剥がれ、変色等の変化が極僅かに見られる。
△:ふくれ、剥がれ、変色等の変化が若干認められる。
×:ふくれ、剥がれ、変色等の変化が認められる。
市販品の無電解ニッケルメッキ浴及び無電解金メッキ浴を用いて、テストピースのメッキを行い、メッキの状態を観察した。またソルダーレジスト層に対してセロハン粘着テープ剥離試験をおこなうことでメッキ後のソルダーレジスト層の密着状態を観察した。その結果を次に示すように評価した。
◎:外観の変化、テープ剥離時の剥離、メッキの潜り込みのいずれについても全くない。
○:外観変化はなく、テープ剥離時においても剥離も生じないが、レジストの末端部分において、極めてわずかながら、メッキの潜り込みが認められる。
△:外観変化はないが、テープ剥離時に一部剥離が認められる。
×:ソルダーレジスト層の浮きが見られ、テープ剥離時に剥離が認められる。
フラックスとしてLONCO 3355−11(ロンドンケミカル社製の水溶性フラックス)を用い、まずテストピースにフラックスを塗布し、次いでこれを260℃の溶融はんだ浴に10秒間浸漬し、その後水洗した。このサイクルを2回おこなった後のソルダーレジスト層の外観を観察し、その結果を次に示すように評価した。
◎:異常を生じない。
○:極僅かに変化が見られる。
△:少し変化が見られる。
×:ソルダーレジスト層に剥がれ等の大きな変化が見られる。
IPC B−25くし型電極Bクーポン上に、上記テストピースの場合と同じ条件でソルダーレジスト層を形成することで、評価用のプリント配線板を得た。この評価用のプリント配線板のくし型電極にDC100Vのバイアス電圧を印加しながら、評価用のプリント配線板を40℃、90%R.H.の条件下に500時間曝露した。この試験後の評価用のプリント配線板におけるマイグレーションの有無を確認した。その結果を次に示すように評価した。
◎:全くマイグレーションが確認されない。
〇:極僅かにマイグレーションが確認される。
△:若干のマイグレーションが確認される。
×:マイグレーションが発生している。
平面視寸法5cm×5cm、厚さ25μmのポリイミドフィルム(東レ・デュポン株式会社製、商品名カプトン)の片側の表面上に各実施例及び比較例によるソルダーレジスト組成物をスクリーン印刷により塗布することで湿潤塗膜を形成した。この湿潤塗膜を80℃で30分加熱して予備乾燥することで、膜厚20μmの乾燥塗膜を形成した。この乾燥塗膜の表面上全面に各ソルダーレジスト組成物における最適露光量の紫外線を照射することで、乾燥塗膜全面を露光した。露光後の乾燥塗膜に炭酸ナトリウム水溶液を用いて現像処理を施し、更に150℃で60分間加熱して熱硬化させることでソルダーレジスト層を形成した。これにより、評価用のテストピースを得た。
◎:折り曲げ処理を3サイクル繰り返してもクラックが認められない。
〇:折り曲げ処理2サイクルでクラック発生せず、3サイクルでクラックが発生する。
△:折り曲げ処理1サイクルでクラック発生せず、2サイクルでクラックが発生する。
×:折り曲げ処理1サイクルでクラックが発生する。
上記易屈曲性評価の場合と同じ方法で、評価用テストピースを作製した。このテストピースを平坦な板上に載置すると共にこのテスト−ピースの一辺を板の上に固定した。この状態で、板の上面からのテストピースの浮き上がり高さの最大値を反り量とし、下記の基準により評価した。
◎:反りが無い。
〇:反り量5mm未満。
△:反りが5mm以上15mm未満。
×:反りが15mm以上。
上記易屈曲性評価の場合と同じ方法で、評価用テストピースを作製した。このテストピースに対して、UL94規格に準拠した薄材垂直燃焼試験を行い、その結果を次に示すように評価した。
◎:VTM−0相当の難燃性を有する。
×:燃焼し、難燃性を有さない。
以上の評価試験の結果を下記表1に示す。
・ベース樹脂C:ビフェニルノボラック骨格を有する酸変性エポキシアクリレート樹脂、日本化薬株式会社製、品番KAYARAD ZCR−1601H。
・エポキシ樹脂A:ビスフェノールA骨格を有するエポキシ樹脂、DIC株式会社製、品番EPICLON EXA−4822。
・エポキシ樹脂B:ビフェニル型エポキシ樹脂、三菱化学株式会社製、品番YX−4000。
・エポキシ樹脂C:ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、日本化薬株式会社製、品番NC−3000−H。
・エポキシ樹脂D:ビスフェノールA型エポキシ樹脂、三菱化学株式会社製、品番jER1001。
・リン含有エポキシ樹脂E:リン酸変性ビスフェノールF型エポキシ樹脂、DIC株式会社製、品番EPICLON EXA−9726。
・光重合性化合物A:ε―カプロラクトン変性ペンタエリストールヘキサアクリレート、日本化薬株式会社製、品番KAYARAD DPCA−60。
・リン含有光重合性化合物B:リン含有アクリレート、昭和高分子株式会社製、品番HFA−6007。
・光重合開始剤A:2−メチルー1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパンー1−オン、チバ・ジャパン株式会社製、品番IRGACURE907。
・光重合開始剤B:1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、チバ・ジャパン株式会社製、品番IRGACURE 184。
・リン含有光重合開始剤C:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、BASF社製、品番ルシリンTPO。
・メラミン樹脂:日産化学工業株式会社製の微粉メラミン。
・硫酸バリウム:堺化学工業株式会社製、品番B−30。
・リン含有難燃剤A:リン酸エステル金属塩、クラリアントジャパン株式会社製、品番Exolit OP935。
・リン含有難燃剤B:芳香族縮合リン酸エステル、大八化学工業株式会社製、品番CR−741。
・リン含有フェノキシ樹脂:新日鐵化学株式会社製、品番フェノトートERF−001M30
・有機溶剤:ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート。
・シリコーン:信越シリコーン株式会社製、品番KS−66。
Claims (15)
- カルボキシル基含有樹脂と、光重合開始剤とを含有し、
前記カルボキシル基含有樹脂が、エポキシ樹脂にカルボキシル基を有するエチレン性不飽和化合物が付加され、更に酸無水物が付加された構造を有する第一の樹脂を含有し、
前記エポキシ樹脂が2官能のエポキシ樹脂であり、
前記カルボキシル基を有するエチレン性不飽和化合物に、下記一般式(1)で示されるω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレートが含まれているソルダーレジスト組成物。
H2C=CHCOO(C5H10COO)nH …(1)
(nは1以上の数) - 前記一般式(1)で示されるω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレートの数平均分子量が200〜400の範囲である請求項1に記載のソルダーレジスト組成物。
- 前記カルボキシル基を有するエチレン性不飽和化合物全体に対する、前記一般式(1)で示されるω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレートの割合が、20〜100mol%の範囲である請求項1又は2に記載のソルダーレジスト組成物。
- 前記カルボキシル基を有するエチレン性不飽和化合物に、更にアクリル酸が含まれている請求項1に記載のソルダーレジスト組成物。
- 前記カルボキシル基を有するエチレン性不飽和化合物中の、前記一般式(1)で示されるω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノアクリレートと前記アクリル酸との合計量に対する前記アクリル酸の割合が、1〜80mol%の範囲である請求項4に記載のソルダーレジスト組成物。
- 前記カルボキシル基含有樹脂中の前記第一の樹脂の割合が20〜100質量%の範囲である請求項1乃至5のいずれか一項に記載のソルダーレジスト組成物。
- 前記光重合開始剤が、リン含有光重合開始剤を含有する請求項1乃至6のいずれか一項に記載のソルダーレジスト組成物。
- 前記リン含有光重合開始剤が、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤を含有する請求項7に記載のソルダーレジスト組成物。
- リン含有難燃剤を更に含有する請求項1乃至8のいずれか一項に記載のソルダーレジスト組成物。
- 前記リン含有難燃剤が、リン酸エステル化合物を含有する請求項9に記載のソルダーレジスト組成物。
- 一分子中に少なくとも二個のエポキシ基を有するエポキシ化合物を更に含有する請求項1乃至10のいずれか一項に記載のソルダーレジスト組成物。
- 光重合性を有するモノマー及びプレポリマーから選択される少なくとも一種の光重合性化合物を更に含有する請求項1乃至11のいずれか一項に記載のソルダーレジスト組成物。
- リン元素の含有量が、フィラーを除く固形分量に対して0.5〜8.0質量%の範囲である請求項1乃至12のいずれか一項に記載のソルダーレジスト組成物。
- フレキシブルプリント配線板におけるソルダーレジスト層を形成するために用いられる請求項1乃至13のいずれか一項に記載のソルダーレジスト組成物。
- 請求項14に記載のソルダーレジスト組成物から形成されたソルダーレジスト層を備えるフレキシブルプリント配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011055164A JP5771028B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | ソルダーレジスト組成物及びフレキシブルプリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011055164A JP5771028B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | ソルダーレジスト組成物及びフレキシブルプリント配線板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012189928A JP2012189928A (ja) | 2012-10-04 |
JP5771028B2 true JP5771028B2 (ja) | 2015-08-26 |
Family
ID=47083122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011055164A Active JP5771028B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | ソルダーレジスト組成物及びフレキシブルプリント配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5771028B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6073007B2 (ja) * | 2012-02-08 | 2017-02-01 | 株式会社タムラ製作所 | 硬化性樹脂組成物 |
JP6204734B2 (ja) * | 2013-07-16 | 2017-09-27 | 互応化学工業株式会社 | ソルダーレジスト用樹脂組成物 |
TWI557176B (zh) * | 2014-01-14 | 2016-11-11 | Taiyo Ink Mfg Co Ltd | A thermosetting resin composition, a hardened product thereof, and a printed wiring board using the same |
JP5876917B2 (ja) * | 2014-01-14 | 2016-03-02 | 太陽インキ製造株式会社 | 熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、およびそれを用いたプリント配線板 |
JP6140246B2 (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-31 | 互応化学工業株式会社 | 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、プリント配線板、及び感光性樹脂組成物の製造方法 |
JP6172816B2 (ja) * | 2015-11-02 | 2017-08-02 | 互応化学工業株式会社 | 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、プリント配線板、及び感光性樹脂組成物の製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3978585B2 (ja) * | 2002-01-28 | 2007-09-19 | ダイセル・サイテック株式会社 | エポキシ(メタ)アクリレート、その製造方法、活性エネルギー線硬化型エポキシ(メタ)アクリレート組成物、硬化物及びその用途 |
WO2007004334A1 (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-11 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | 感光性樹脂組成物 |
JP4655928B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-03-23 | Dic株式会社 | 感光性樹脂組成物 |
-
2011
- 2011-03-14 JP JP2011055164A patent/JP5771028B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012189928A (ja) | 2012-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6204734B2 (ja) | ソルダーレジスト用樹脂組成物 | |
JP5814691B2 (ja) | レジスト用樹脂組成物 | |
JP5775239B1 (ja) | 液状ソルダーレジスト組成物及び被覆プリント配線板 | |
JP5997860B1 (ja) | 液状ソルダーレジスト組成物及びプリント配線板 | |
KR102493938B1 (ko) | 카르복실기 함유 수지, 감광성 수지 조성물, 드라이 필름, 프린트 배선판, 및 카르복실기 함유 수지의 제조 방법 | |
JP6181907B2 (ja) | カルボキシル基含有樹脂及びソルダーレジスト用樹脂組成物 | |
JP2017167336A (ja) | 液状ソルダーレジスト組成物及びプリント配線板 | |
JP5771028B2 (ja) | ソルダーレジスト組成物及びフレキシブルプリント配線板 | |
WO2017077662A1 (ja) | 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、プリント配線板 | |
JP4705311B2 (ja) | 紫外線硬化性樹脂組成物および同組成物を含むフォトソルダーレジストインク | |
JP2016139043A (ja) | 感光性樹脂組成物、プリント配線板、支持体付きドライフィルム、及び多層プリント配線板 | |
WO2016121395A1 (ja) | 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、及びプリント配線板 | |
JP2015011256A (ja) | ソルダーレジスト用組成物及びプリント配線版 | |
JP2017191204A (ja) | 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、及びプリント配線板 | |
JP6082083B1 (ja) | 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、プリント配線板、及び感光性樹脂組成物の製造方法 | |
JP6412585B2 (ja) | 液状ソルダーレジスト組成物及び被覆プリント配線板 | |
JP2018063405A (ja) | 感光性樹脂組成物 | |
JP2018045030A (ja) | 感光性樹脂組成物、及び被覆プリント配線板 | |
JP6629901B2 (ja) | ソルダーレジスト用組成物及びプリント配線板 | |
JP7150230B2 (ja) | カルボキシル基含有樹脂、感光性樹脂組成物、ドライフィルム、プリント配線板、及びカルボキシル基含有樹脂の製造方法 | |
JP2017167505A (ja) | 液状ソルダーレジスト組成物及びプリント配線板 | |
JP6140246B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、プリント配線板、及び感光性樹脂組成物の製造方法 | |
JP5883530B1 (ja) | 液状ソルダーレジスト組成物及び被覆プリント配線板 | |
JP2017088640A (ja) | カルボキシル基含有樹脂、感光性樹脂組成物、ドライフィルム、プリント配線板、及びカルボキシル基含有樹脂の製造方法 | |
JP2017090490A (ja) | 感光性樹脂組成物、ドライフィルム、プリント配線板、及び感光性樹脂組成物の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150626 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5771028 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |