JP5769675B2 - 排気熱回収装置 - Google Patents

排気熱回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5769675B2
JP5769675B2 JP2012178422A JP2012178422A JP5769675B2 JP 5769675 B2 JP5769675 B2 JP 5769675B2 JP 2012178422 A JP2012178422 A JP 2012178422A JP 2012178422 A JP2012178422 A JP 2012178422A JP 5769675 B2 JP5769675 B2 JP 5769675B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
outlet
port
heat recovery
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012178422A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014034963A (ja
JP2014034963A5 (ja
Inventor
久幸 加藤
久幸 加藤
裕久 大上
裕久 大上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Futaba Industrial Co Ltd
Original Assignee
Futaba Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2012178422A priority Critical patent/JP5769675B2/ja
Application filed by Futaba Industrial Co Ltd filed Critical Futaba Industrial Co Ltd
Priority to KR1020157005473A priority patent/KR20150038552A/ko
Priority to PCT/JP2013/071705 priority patent/WO2014025036A1/ja
Priority to CN201380042472.7A priority patent/CN104541031B/zh
Priority to CA2881083A priority patent/CA2881083A1/en
Priority to US14/420,507 priority patent/US20150218997A1/en
Priority to AU2013300402A priority patent/AU2013300402B2/en
Priority to RU2015107991/06A priority patent/RU2578015C1/ru
Priority to EP13828512.7A priority patent/EP2896802B1/en
Publication of JP2014034963A publication Critical patent/JP2014034963A/ja
Publication of JP2014034963A5 publication Critical patent/JP2014034963A5/ja
Priority to ZA2015/01501A priority patent/ZA201501501B/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5769675B2 publication Critical patent/JP5769675B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N5/00Exhaust or silencing apparatus combined or associated with devices profiting by exhaust energy
    • F01N5/02Exhaust or silencing apparatus combined or associated with devices profiting by exhaust energy the devices using heat
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D21/0001Recuperative heat exchangers
    • F28D21/0003Recuperative heat exchangers the heat being recuperated from exhaust gases
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2240/00Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being
    • F01N2240/36Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being an exhaust flap
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

本発明は、例えば、内燃機関の排気系等に適用される排気熱回収装置に関する。
従来、内燃機関の排気と冷却水等の熱交換媒体との間で熱交換を行い、排気熱を回収する排気熱回収装置が知られている。この排気熱回収装置は、排気管の出口に開閉可能な切替弁を備えている。また、この排気熱回収装置は、排気管の内部に設けられた分岐口から、熱交換部を経て、排気管の外部に設けられた排出口に至る、熱交換経路を備えている(特許文献1参照)。
この排気熱回収装置において、排気管の切替弁を閉としたとき、排気は、主として、上記の熱交換経路を通り、熱交換が行われる。一方、熱交換の必要がない場合は、排気管の切替弁を開とする。このとき、排気は、主として、上記の熱交換経路よりも抵抗が低い排気管を流れ、熱交換経路を流れる排気の量が減少するので、熱交換を抑制することができる。
特開2009−114995号公報
しかしながら、従来の排気熱回収装置では、排気管の切替弁を開としたときでも、一部の排気は熱交換経路に流れ、熱交換を行ってしまう。これは、排気管を流れる排気により、ベンチュリー効果が生じ、排出口から排気が引き出され、その結果、熱交換経路における排気の流れが生じるためである。このことにより、不必要な場合にまで熱交換が生じ、車両冷却性能に悪影響を及ぼすおそれがあった。本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、上述した課題を解決できる排気熱回収装置を提供することを目的とする。
本発明の排気熱回収装置は、
排気を上流側から下流側に導く排気管と、前記排気管の内部に設けられた前記排気の分岐口と、前記分岐口から分岐された前記排気と熱交換媒体との間で熱交換を行う熱交換部と、前記熱交換部を通過した前記排気を前記排気管の外部において排出する排出口と、前記排気管の出口を開閉する開閉手段と、前記出口及び前記排出口から排出された前記排気を下流側に導くシェル部材と、を備え、前記出口のうち、前記排出口側の端部を起点とし、前記排気管の軸方向に対し7°の角度で外側に傾斜した半直線を想定したとき、前記シェル部材は、前記半直線に交差する交差面を備え、前記交差面は、前記半直線に対し90〜97°の角度を成し、前記軸方向における前記排出口の位置は、前記出口と前記交差面との間であり、前記排出口は、前記軸方向から見たとき、前記排気管の外周のうち、周方向における一部に設けられていることを特徴とする。
本発明の排気熱回収装置は、排気管の出口を開閉手段(例えば切替弁)により開としたときに熱交換部を流れる排気の量を一層低減することができる。その理由は以下のとおりであると推測できる。
排気管の出口から排出された排気は、排気管の軸方向に対し、7°の角度を成して外側に広がる。本発明の排気熱回収装置において、シェル部材は、前記出口のうち、前記排出口側の端部を起点とし、前記排気管の軸方向に対し7°の角度で外側に傾斜した半直線を想定したとき、前記半直線に交差する交差面を備え、前記交差面は、前記半直線に対し90〜97°の角度を成しているので、排気管の出口から排出された排気の少なくとも一部は、その交差面に当たり、排気の渦を生成する。
そして、排気管の軸方向における、排出口の位置は、出口と交差面との間であるので、排出口は、上記の渦により覆われる。そのため、排気管における排気の流れによって排出口から排気が引き出される現象が生じ難く、結果として、分岐口→熱交換部→排出口の経路を通る排気の量が一層減少する。そのことにより、不必要な熱交換を一層抑制できる。
本発明の排気熱回収装置は、例えば、排出口に設けられ、排気を下流側に誘導する通路を形成する仕切板を備えることができる。この場合、仕切板により形成された通路の出口は、上述した排気の渦に一層近くなるので、排気の渦に一層覆われやすくなる。その結果、不必要な熱交換を一層抑制できる。
第1の実施形態の排気熱回収装置1の構成を表す斜視図である。 図1におけるII-II断面を表す断面図である。 アウターシェル11を取り外した状態における、第1の実施形態の排気熱回収装置1の構成を表す斜視図である。 アウターシェル11を取り外した状態における、第2の実施形態の排気熱回収装置1の構成を表す斜視図である。 第2の実施形態の排気熱回収装置1の断面を表す断面図である。 参考例の排気熱回収装置101の構成を表す斜視図である。 図6におけるVII-VII断面を表す断面図である。 アウターシェル11を取り外した状態における、参考例の排気熱回収装置101の構成を表す斜視図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
1.排気熱回収装置1の構成
第1の実施形態の排気熱回収装置の構成を、図1〜図3に基づいて説明する。排気熱回収装置1は、インナーパイプ3と、熱交換部5と、出口部品7と、切替弁9と、アウターシェル11と、を備える。
インナーパイプ3は、上流側(図2における左側)及び下流側(図2における右側)がそれぞれ開口した中空円筒状部材である。インナーパイプ3は、図示しない内燃機関から排出された排気を、その内部を通すことで、上流側から下流側に導く。インナーパイプ3のうち、熱交換部5に対向する部分に、分岐口20が設けられている。インナーパイプ3内を流れる排気は、分岐口20から、熱交換部5の内周側に流入することができる。
熱交換部5は、インナーパイプ3に外挿された、環状の部材である。熱交換部5は、中空の筐体13と、その内部に螺旋状に巻かれて収容された冷却水配管15とから成る。筐体13は、外周板13a、上流側蓋13b、及び下流側蓋13cにより構成される。外周板13aは、インナーパイプ3の外側を1周する板状部材である。また、上流側蓋13b、及び下流側蓋13cは、外周板13aとインナーパイプ3との間に蓋をする部材である。
下流側蓋13cは、図2における上側の部分、及び下側の部分で一部切り欠かれており、それぞれ、隙間17、19が設けられている。よって、筐体13の内外は、この隙間17、19において連通している。冷却水配管15は、1本の連続した配管であって、その両端は、筐体13の外部に引き出され、図示しない冷却水循環システムに接続している。よって、冷却水循環システムから冷却水配管15に流入した冷却水は、筐体13内の冷却水配管15を流れ、再び、冷却水循環システムに戻る。冷却水配管15に流入した冷却水は、後述するように筐体13内に導入された高温の排気により昇温される(すなわち熱交換が行われる)。
出口部品7は、上流側及び下流側において開口した環状の部材であって、インナーパイプ3、及び熱交換部5の下流側に位置する。出口部品7は、基本的には、インナーパイプ3と外周板13aとの間を閉塞しているが、図2における下方側において、出口部品7の一部が切り欠かれ、排出口22が設けられている。よって、隙間19から、排出口22を通り、アウターシェル11の内部に達する通路27が形成されている。排出口22の、軸方向B(インナーパイプ3の軸方向)における位置は、出口部品7の下流側の端部7bと同じである。また、排出口22は、出口部品7の外部に位置し、より詳しくは、出口7cにおける中心の真下に位置する。
出口部品7における下流側の端部7bは、切替弁9を、後述する「閉塞する状態」にしたとき、弁本体23と接触し、出口部品7の下流側の開口部(以下、出口7cとする)を閉塞する。
切替弁9は、出口部品7の下流側の端部7bに設けられている。切替弁9は、図2における上方に設けられた回動軸21と、その回動軸21を回動中心として回動する弁本体23とから構成される。切替弁9は、図2の実線で表されているように、出口7cを開放する状態と、図2の点線で表されているように、出口7cを閉塞する状態とを切り替えることができる。
アウターシェル11は、上流側及び下流側が開口した中空の薄肉部材である。アウターシェル11の上流側は、出口部品7に外接しており、下流側は、図示しない排気経路に接続している。アウターシェル11は、その内部に出口部品7を包含しており、アウターシェル11の内径は、出口部品7における出口7cの外径より大きい。そのため、出口7cを通過した排気は、アウターシェル11の内部において、外周方向に拡散する。アウターシェル11のうち、図2における下側には、下流側よりも径が大きい大径部25が設けられている。その大径部25は、その下流側において、インナーパイプ3の軸方向Bに交差する方向に延びている壁25aを備えている。
出口7c及び排出口22は、アウターシェル11の内部に存在する。そのため、出口7c及び排出口22から排出された排気は、アウターシェル11により、下流側に導かれる。
出口部品7における下流側の端部7bのうち、図2における下側(排出口22側)の部分Aを起点とし、インナーパイプ3の軸方向Bに対し7°の角度で外側に傾斜した半直線Cを想定したとき、壁25aは、半直線Cに交差する。そして、半直線Cと壁25aとが成す角度θは、90〜97°である。ここで角度θは、図2において半直線Cの下側の角度である。
上記の構成により、インナーパイプ3の内部から、分岐口20、筐体13の内部、隙間19、通路27、及び排出口22を順次経由する排気の経路が形成される。
なお、インナーパイプ3と出口部品7とは、排気管の一実施形態である。冷却水は熱交換媒体の一実施形態である。切替弁9は、開閉手段の一実施形態である。アウターシェル11は、シェル部材の一実施形態である。壁25aは交差面の一実施形態である。
2.排気熱回収装置1の作用効果
(1)切替弁9により、出口7cを閉塞した状態
インナーパイプ3に導入された排気は、分岐口20、筐体13の内部、隙間19、通路27、及び排出口22を順次経由して、アウターシェル11内に送られる。排気が筐体13の内部を通過するとき、冷却水配管15を流れる水と高温の排気との間で熱交換が行われる。
(2)切替弁9により、出口7cを開放した状態
インナーパイプ3に導入された排気は、インナーパイプ3、及び出口部品7を順次通過し、アウターシェル11に送られる。上述したように、アウターシェル11の内径は出口部品7における出口7cの外径より大きいため、出口7cを通過した排気は、外周方向に拡散する。この拡散の角度(軸方向Bに対する角度)は、流体力学に基づき、7°であることが知られている。
アウターシェル11は、上述した半直線Cと90〜97°の角度θで交差する壁25aを備えているので、出口部品7を通過した排気の少なくとも一部は、壁25aに当たり、壁25aの前方において、大径部25の空間内で、図2中の矢印Dで示すように排気の渦を生成する。この排気の渦の一部は、大径部25の壁25aから下面の壁に向かう方向で流れている。
そして、軸方向Bにおける排出口22の位置は、出口7cと同じであるため、排出口22は、上記の渦により覆われやすくなる。そのため、インナーパイプ3及び出口部品7における排気の流れによって排出口22から排気が引き出される現象が生じにくく、結果として、分岐口20、筐体13の内部、隙間19、通路27、及び排出口22を順次経由する経路を通る排気の量が一層減少する。そのことにより、不必要な熱交換が一層抑制される。
<第2の実施形態>
第2の実施形態の排気熱回収装置の構成を図4及び図5に基づいて説明する。本実施形態の排熱回収装置1は、基本的には前記第1の実施形態と同様の構成を備え、さらに、仕切板12を備える。
仕切板12は、平板状部材であって、下流側蓋13cのうち、隙間19側の端部に立設されている。仕切板12の面はインナーパイプ3の軸方向Bに対しほぼ平行であり、軸方向Bにおいて、排出口22よりも下流側にまで達している。仕切板12は、幅方向(図5における紙面に垂直な方向)の両側においては、アウターシェル11に達している。よって、隙間19から、仕切板12とアウターシェル11との間を通り、アウターシェル11の内部に達する通路29が形成されている。通路29の下流側の排出口(以下、排出口29aとする)の、軸方向Bにおける位置は、出口部品7の下流側の端部7bよりも下流側である。また、排出口29aは、出口部品7の外部に位置し、より詳しくは、出口7cにおける中心の真下に位置する。
2.排気熱回収装置1の作用効果
(1)切替弁9により、出口7cを閉塞した状態
インナーパイプ3に導入された排気は、分岐口20、筐体13の内部、隙間19、通路29、及び排出口29aを順次経由して、アウターシェル11内に送られる。排気が筐体13の内部を通過するとき、冷却水配管15を流れる冷却水と高温の排気との間で熱交換が行われる。
(2)切替弁9により、出口7cを開放した状態
前記第1の実施形態の場合と同様に、出口部品7を通過した排気の少なくとも一部は、壁25aに当たり、壁25aの前方において、大径部25の空間内で、図5中の矢印Dで示すように排気の渦を生成する。この排気の渦の一部は、大径部25の壁25aから下面の壁に向かう方向で流れている。
そして、軸方向Bにおける排出口29aの位置は、出口7cよりも下流側であるため、排出口29aは、上記の渦により覆われやすくなる。そのため、インナーパイプ3及び出口部品7における排気の流れによって排出口29aから排気が引き出される現象が生じにくく、結果として、分岐口20、筐体13の内部、隙間19、通路29、及び排出口29aを順次経由する経路を通る排気の量が一層減少する。そのことにより、不必要な熱交換が一層抑制される。
また、仕切板12の長さ(軸方向Bにおける長さ)を調整する事により、軸方向Bにおける排出口29aの位置を、出口7cの位置から、壁25aの位置までの範囲内で、適宜設定できる。
<その他の実施形態>
前記第1の実施形態において、軸方向Bにおける排出口22の位置は、出口7cの位置から、壁25aの位置までの範囲内で、適宜設定できる。
上記各実施形態において、インナーパイプ3と出口部品7とは一体の部材であってもよい。筐体13及び出口部品7は、それぞれ、一体の部材であってもよいし、複数の部品を組み合わせた部材であってもよい。冷却水の代わりに他の熱交換媒体を用いてもよい。熱交換部5は、インナーパイプ3に外挿されず、インナーパイプ3と並列に設けられていてもよい。切替弁9の代わりに他の開閉手段を用いてもよい。他の開閉手段として、例えば、スライド式の弁を備えた開閉手段等が挙げられる。壁25aの形状は平面であってもよいし、曲面であってもよい。
上記各実施形態では、交差面を成す壁25aは、シェル部材11の壁25aとして説明したが、シェル部材11の内周面に、交差面の機能をなすように、半直線Cに対し90〜97°の角度θを成す壁を別部品として設ける構成としてもよい。この壁も、上記各実施形態の壁25aと同様の作用効果を得ることができる。
上記各実施形態は、一例に過ぎず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
<参考例>
1.排気熱回収装置101の構成
排気熱回収装置101の構成を図6〜図8に基づいて説明する。排気熱回収装置101の構成は、基本的には、前記第1の実施形態と同様である。だたし、本参考例では、アウターシェル11の形状が前記第1の実施形態とは異なり、また、出口部品7は、インナーパイプ3と外周板13aとの間を閉塞しない。
本参考例において、アウターシェル11の径は、上流側から下流側に向けてゆるやかに変化するため、上述した半直線Cを想定したとき、半直線Cとアウターシェル11の内面とが成す角度θは、90°よりも小さい角度となる。そのため、出口部品7を通過した排気がアウターシェル11の内面にぶつかっても前記各実施形態のような排気の渦は生成しにくい。
また、出口部品7の形態が上記のものであるので、筐体13内の排気がアウターシェル11内に排気される排気口は、隙間19となる。この隙間19の軸方向Bにおける位置は、出口7cよりも上流側となる。そのため、仮に、前記各実施形態のように排気の渦が生成しても、その渦で隙間19を十分に覆うことはできない。
1・・・排気熱回収装置、3・・・インナーパイプ、5・・・熱交換部、
7・・・出口部品、7b・・・端部、7c・・・出口、9・・・切替弁、
17、19、20・・・隙間、12・・・仕切板、13・・・筐体、
13a・・・外周板、13b・・・上流側蓋、
13c・・・下流側蓋、15・・・冷却水配管、21・・・回動軸、
22、29a・・・排出口、23・・・弁本体、25・・・大径部、
25a・・・壁、27、29・・・通路、
101・・・排気熱回収装置、B・・・軸方向、
C・・・半直線

Claims (3)

  1. 排気を上流側から下流側に導く排気管と、
    前記排気管の内部に設けられた前記排気の分岐口と、
    前記分岐口から分岐された前記排気と熱交換媒体との間で熱交換を行う熱交換部と、
    前記熱交換部を通過した前記排気を前記排気管の外部において排出する排出口と、
    前記排気管の出口を開閉する開閉部と、
    前記出口及び前記排出口から排出された前記排気を下流側に導くシェル部材と、
    を備え、
    前記出口のうち、前記排出口側の端部を起点とし、前記排気管の軸方向に対し7°の角度で外側に傾斜した半直線を想定したとき、前記シェル部材は、前記半直線に交差する交差面を備え、前記交差面は、前記半直線に対し90〜97°の角度を成し、
    前記軸方向における前記排出口の位置は、前記出口と前記交差面との間であり、
    前記排出口は、前記軸方向から見たとき、前記排気管の外周のうち、周方向における一部に設けられていることを特徴とする排気熱回収装置。
  2. 前記排出口は、前記シェル部材に内接する板状部材のうち、前記シェル部材から離れた部分を切り欠いたものであることを特徴とする請求項1記載の排気熱回収装置。
  3. 前記排出口に設けられ、前記排気を下流側に誘導する通路を形成する仕切板を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の排気熱回収装置。
JP2012178422A 2012-08-10 2012-08-10 排気熱回収装置 Active JP5769675B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178422A JP5769675B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 排気熱回収装置
EP13828512.7A EP2896802B1 (en) 2012-08-10 2013-08-09 Exhaust heat recovery device
CN201380042472.7A CN104541031B (zh) 2012-08-10 2013-08-09 排气热回收装置
CA2881083A CA2881083A1 (en) 2012-08-10 2013-08-09 Exhaust heat recovery device
US14/420,507 US20150218997A1 (en) 2012-08-10 2013-08-09 Exhaust Heat Recovery Device
AU2013300402A AU2013300402B2 (en) 2012-08-10 2013-08-09 Exhaust heat recovery device
KR1020157005473A KR20150038552A (ko) 2012-08-10 2013-08-09 배기열 회수 장치
PCT/JP2013/071705 WO2014025036A1 (ja) 2012-08-10 2013-08-09 排気熱回収装置
RU2015107991/06A RU2578015C1 (ru) 2012-08-10 2013-08-09 Устройство для использования тепла отработавших газов
ZA2015/01501A ZA201501501B (en) 2012-08-10 2015-03-05 Exhaust heat recovery device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178422A JP5769675B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 排気熱回収装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014034963A JP2014034963A (ja) 2014-02-24
JP2014034963A5 JP2014034963A5 (ja) 2014-04-03
JP5769675B2 true JP5769675B2 (ja) 2015-08-26

Family

ID=50068252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012178422A Active JP5769675B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 排気熱回収装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20150218997A1 (ja)
EP (1) EP2896802B1 (ja)
JP (1) JP5769675B2 (ja)
KR (1) KR20150038552A (ja)
CN (1) CN104541031B (ja)
AU (1) AU2013300402B2 (ja)
CA (1) CA2881083A1 (ja)
RU (1) RU2578015C1 (ja)
WO (1) WO2014025036A1 (ja)
ZA (1) ZA201501501B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2515330B (en) * 2013-06-20 2015-11-04 Boustead Internat Heaters Ltd Improvements in waste heat recovery units
JP6425478B2 (ja) * 2014-09-17 2018-11-21 フタバ産業株式会社 排気熱回収装置
JP6725204B2 (ja) 2014-12-03 2020-07-15 フタバ産業株式会社 排気熱回収装置
JP6542528B2 (ja) 2014-12-03 2019-07-10 フタバ産業株式会社 排気熱回収装置
JP6761424B2 (ja) * 2015-10-23 2020-09-23 日本碍子株式会社 排熱回収器
WO2017126123A1 (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 フタバ産業株式会社 バルブ装置
US10697403B2 (en) * 2016-02-15 2020-06-30 Futaba Industrial Co., Ltd. Exhaust heat recovery device
WO2018100625A1 (ja) 2016-11-29 2018-06-07 フタバ産業株式会社 駆動装置、及び、排気熱回収装置
JP6795445B2 (ja) * 2017-04-18 2020-12-02 トヨタ自動車株式会社 排熱回収器
DE102017209726A1 (de) * 2017-06-08 2018-12-27 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Wärmerückgewinnung aus einem Abgas
JP6815947B2 (ja) * 2017-07-25 2021-01-20 トヨタ自動車株式会社 排熱回収構造
KR102598538B1 (ko) * 2018-10-22 2023-11-03 현대자동차주식회사 차량용 배기 테일 트림
JP6981952B2 (ja) * 2018-11-21 2021-12-17 フタバ産業株式会社 排気熱回収器
JP7221853B2 (ja) * 2019-11-28 2023-02-14 フタバ産業株式会社 排気熱回収装置
DE102020105563A1 (de) * 2020-03-02 2021-09-02 Faurecia Emissions Control Technologies, Germany Gmbh Abgasvorrichtung und Fahrzeug

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2151701C1 (ru) * 1999-01-26 2000-06-27 Открытое акционерное общество "ГАЗ" Газожидкостной теплообменник системы отопления
US20050133202A1 (en) * 2001-11-09 2005-06-23 Aalborg Industries A/S Heat exchanger, combination with heat exchanger and method of manufacturing the heat exchanger
EP1454107A1 (en) * 2001-11-09 2004-09-08 Aalborg Industries A/S A heat exchanger, combination with heat exchanger and method of manufacturing the heat exchanger
US7063134B2 (en) * 2004-06-24 2006-06-20 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Combined muffler/heat exchanger
JP2006250524A (ja) * 2005-02-14 2006-09-21 Sango Co Ltd 多重管式熱回収器
JP2008038723A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Toyota Motor Corp 排気系熱交換器の支持構造
JP5108462B2 (ja) * 2007-11-07 2012-12-26 国立大学法人 東京大学 熱回収装置
JP4995706B2 (ja) * 2007-12-14 2012-08-08 フタバ産業株式会社 排気熱回収装置
KR101125004B1 (ko) * 2009-12-04 2012-03-27 기아자동차주식회사 냉각수 및 오일 통합 열교환형 배기열 회수장치
JP4963511B2 (ja) * 2010-03-05 2012-06-27 トヨタ自動車株式会社 排気弁構造
DE102010011472A1 (de) * 2010-03-15 2011-09-15 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Abgaswärmenutzung
JP2011214537A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Sakamoto Industry Co Ltd 排気ガス熱回収装置
JP5698941B2 (ja) * 2010-09-10 2015-04-08 フタバ産業株式会社 排気熱回収装置
JP5222977B2 (ja) * 2011-05-27 2013-06-26 株式会社ユタカ技研 排熱回収装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2896802B1 (en) 2017-05-10
US20150218997A1 (en) 2015-08-06
JP2014034963A (ja) 2014-02-24
CA2881083A1 (en) 2014-02-13
KR20150038552A (ko) 2015-04-08
CN104541031A (zh) 2015-04-22
AU2013300402A1 (en) 2015-03-19
EP2896802A4 (en) 2016-06-01
CN104541031B (zh) 2017-03-22
WO2014025036A1 (ja) 2014-02-13
RU2578015C1 (ru) 2016-03-20
ZA201501501B (en) 2016-01-27
AU2013300402B2 (en) 2016-02-25
EP2896802A1 (en) 2015-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5769675B2 (ja) 排気熱回収装置
JP4995706B2 (ja) 排気熱回収装置
JP5001752B2 (ja) Egrクーラバイパス切替システム
US10100787B2 (en) EGR cooler for vehicle
JP2014034963A5 (ja)
JP6251117B2 (ja) 消音器
JP6499326B2 (ja) 排気熱回収装置
JP2008101496A (ja) 排気系熱交換器
JP2001074380A (ja) Egrクーラ
JP2006266168A (ja) Egrクーラ
JP2010209878A (ja) Egrクーラ
JP2007085331A (ja) 排気還流ガス冷却装置
WO2019073584A1 (ja) コンプレッサーハウジング及びこのコンプレッサーハウジングを備えるターボチャージャー
JP6070590B2 (ja) シリンダーヘッド
JP6136783B2 (ja) 内燃機関の排気装置
JP2008101479A (ja) 排気弁構造、排気系熱交換器、及び排気系構造
JPWO2017126123A1 (ja) バルブ装置
JP5988709B2 (ja) タービンハウジング、ターボチャージャー、および、タービンハウジングと排気管との接続構造
JP2010127171A (ja) Uターン型egrクーラ
JP2017180382A (ja) 排熱回収装置
JP2009024499A (ja) Egrクーラ
JP2010223042A (ja) ヒートインシュレータ
JP2008164189A (ja) 水冷熱交換器
JP2020143620A (ja) 消音器
JP2021085376A (ja) 排気熱回収装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5769675

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250