JP2009024499A - Egrクーラ - Google Patents

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博 舟橋
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Abstract

【課題】チューブの内周部にスパイラル突起を形成しても冷却水や排気ガスの流れの悪化を防止し得るEGRクーラを提供する。
【解決手段】外周部を螺旋状に凹ませて内周部にスパイラル突起12を形成したチューブ3と、該チューブ3を包囲するシェルとを備え、該シェルの内部に冷却水9を給排し且つ前記チューブ3内に排気ガス10を通して旋回流を形成させつつ該排気ガス10と前記冷却水9との熱交換を図るようにしたEGRクーラに関し、スパイラル突起12の捩じれ方向を逆向きにした二種類のチューブ3を交互に配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジンの排気ガスを再循環して窒素酸化物の発生を低減させるEGR装置に付属されて再循環用排気ガスを冷却するEGRクーラに関するものである。
従来より自動車等のエンジンの排気ガスの一部をエンジンに再循環して窒素酸化物の発生を低減させるEGR装置が知られているが、このようなEGR装置では、エンジンに再循環する排気ガスを冷却すると、該排気ガスの温度が下がり且つその容積が小さくなることによって、エンジンの出力を余り低下させずに燃焼温度を低下して効果的に窒素酸化物の発生を低減させることができる為、エンジンに排気ガスを再循環するラインの途中に、排気ガスを冷却するEGRクーラを装備したものがある。
図5は前記EGRクーラの一例を示す断面図であって、図中1は円筒状に形成されたシェルを示し、該シェル1の軸心方向両端には、シェル1の端面を閉塞するようプレート2,2が固着されていて、該各プレート2,2には、多数のチューブ3の両端が貫通状態で固着されており、これら多数のチューブ3はシェル1の内部を軸心方向に延びている。
そして、シェル1の一方の端部近傍には、外部から冷却水入口管4が取り付けられ、シェル1の他方の端部近傍には、外部から冷却水出口管5が取り付けられており、冷却水9が冷却水入口管4からシェル1の内部に供給されてチューブ3の外側を流れ、冷却水出口管5からシェル1の外部に排出されるようになっている。
更に、各プレート2,2の反シェル1側には、椀状に形成されたボンネット6,6が前記各プレート2,2の端面を被包するように固着され、一方のボンネット6の中央には排気ガス入口7が、他方のボンネット6の中央には排気ガス出口8が夫々設けられており、エンジンの排気ガス10が排気ガス入口7から一方のボンネット6の内部に入り、多数のチューブ3を通る間に該チューブ3の外側を流れる冷却水9との熱交換により冷却された後に、他方のボンネット6の内部に排出されて排気ガス出口8からエンジンに再循環するようになっている。
尚、図中11は冷却水入口管4に対しシェル1の直径方向に対峙する位置に設けたバイパス出口管を示し、該バイパス出口管11から冷却水9の一部を抜き出すことにより、冷却水入口管4に対峙する箇所に冷却水9の澱みが生じないようにしてある。
斯かる従来のEGRクーラにおいては、排気ガス10がチューブ3内をストレートに流れ、チューブ3の内周部に対して排気ガス10が十分に接触しないために熱交換効率があまり良くなかったため、図6に示す如く、チューブ3の内周部にスパイラル突起12を形成してチューブ3内を流れる排気ガス10を旋回流とし、これにより排気ガス10のチューブ3の内周部に対する接触頻度や接触距離を増加させてEGRクーラの熱交換効率を向上することが既に提案されている(例えば、特許文献1や特許文献2を参照)。
特開2000−345925号公報 特開2001−254649号公報
しかしながら、チューブ3の内周部にスパイラル突起12を形成するに際しては、チューブ3の外周部を螺旋状に凹ませる押圧加工を螺旋凸条を有するロール等により施し、その外から押圧して凹ませた箇所をチューブ3の内周部にスパイラル突起12として形成させるようにしていたため、各チューブ3の外周部にスパイラル突起12の反転形状として現れるスパイラル溝13が、各チューブ3の周囲を流れる冷却水9にも旋回流を誘導してしまい、図7に示す如く、隣り合うチューブ3の相互間で冷却水9の旋回流が逆向きの流れとなって衝突することで冷却水9の流れに抵抗が生じ、該冷却水9の流れが悪くなるという問題があった(図7中における×印参照)。
また、図8に示す如く、各チューブ3内で同じ捩じれ方向に排気ガス10の旋回流が形成されることになるため、この各チューブ3で形成された排気ガス10の旋回流が排気ガス出口8側のボンネット6(図5参照)に排出された際に、前述の冷却水9の場合と同じ理屈により、隣り合うチューブ3の相互間で互いの排気ガス10の旋回流が逆向きの流れとなって衝突してしまうため、排気ガス10の流れにも抵抗が生じて該排気ガス10の流れが悪くなるという問題もあった。
本発明は上述の実情に鑑みて成されたもので、チューブの内周部にスパイラル突起を形成しても冷却水や排気ガスの流れの悪化を防止し得るEGRクーラを提供することを目的としている。
本発明は、外周部を螺旋状に凹ませて内周部にスパイラル突起を形成したチューブと、該チューブを包囲するシェルとを備え、該シェルの内部に冷却水を給排し且つ前記チューブ内に排気ガスを通して旋回流を形成させつつ該排気ガスと前記冷却水との熱交換を図るようにしたEGRクーラであって、スパイラル突起の捩じれ方向を逆向きにした二種類のチューブを交互に配置したことを特徴とするものである。
而して、このようにEGRクーラを構成すれば、各チューブの外周部にスパイラル突起の反転形状として現れるスパイラル溝により冷却水の旋回流が誘導されても、その冷却水の旋回流は、隣り合うチューブの相互間で同じ向きの流れとなって衝突しなくなるため、各チューブの間を特に抵抗を受けずに円滑に流れ、また、各チューブを出た直後の排気ガスも、隣り合うチューブの相互間で旋回流が同じ向きの流れとなって衝突しなくなるため、各チューブを出た後も特に抵抗を受けずに円滑に流れることになる。
また、本発明においては、チューブの内周部に長手方向に位相をずらして複数条のスパイラル突起を形成することが好ましく、このようにすれば、個々のスパイラル突起の傾斜角をそれほど大きくしなくても、各スパイラル突起の相互間のピッチを詰めて圧力損失を極力抑えつつ旋回流の回転力を大きくすることが可能となる。
以上説明したように本発明のEGRクーラによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)チューブの内周部にスパイラル突起を形成しても冷却水や排気ガスの流れの悪化を防止することができるので、従来よりも多くの量の冷却水と排気ガスとを効率良く熱交換させることができ、EGRクーラの排気ガスを冷却する性能を大幅に向上することができる。
(II)チューブの内周部に長手方向に位相をずらして複数条のスパイラル突起を形成した構成を採用すれば、個々のスパイラル突起の傾斜角をそれほど大きくしなくても、各スパイラル突起の相互間のピッチを詰めて圧力損失を極力抑えつつ旋回流の回転力を大きくすることができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4は本発明の形態の一例を模式的に示した断面図であり、図5〜図8と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
図1に示す如く、本形態例のEGRクーラにおいては、前述した図6の場合と同様に、チューブ3の外周部を螺旋状に凹ませる押圧加工を螺旋凸条を有するロール等により施し、その外から押圧して凹ませた箇所をチューブ3の内周部にスパイラル突起12として形成するようにしているが、このスパイラル突起12の捩じれ方向を逆向きにした二種類のチューブ3を用意し、該各チューブ3を隣り合うもの同士が互いに逆向きの捩じれ方向のスパイラル突起12を持つように交互に配置している。
また、図2に模式的に示している通り、ここに図示している例では、チューブ3の内周部に長手方向に位相をずらして複数条のスパイラル突起12を形成するようにしており、個々のスパイラル突起12の傾斜角θをそれほど大きくせずに各スパイラル突起12の相互間のピッチPを詰められるようにしてある。
而して、このようにEGRクーラを構成すれば、図3に示す如く、各チューブ3の外周部にスパイラル突起12の反転形状として現れるスパイラル溝13により冷却水9の旋回流が誘導されても、その冷却水9の旋回流は、隣り合うチューブ3の相互間で同じ向きの流れとなって衝突しなくなるため、各チューブ3の間を特に抵抗を受けずに円滑に流れることになる。
また、図4に示す如く、排気ガス出口8側のボンネット6に排出された直後の排気ガス10も、隣り合うチューブ3の相互間で旋回流が同じ向きの流れとなって衝突しなくなるため、各チューブ3を出た後も特に抵抗を受けずに円滑に流れることになる。
従って、上記形態例によれば、チューブ3の内周部にスパイラル突起12を形成しても冷却水9や排気ガス10の流れの悪化を防止することができるので、従来よりも多くの量の冷却水9と排気ガス10とを効率良く熱交換させることができ、EGRクーラの排気ガス10を冷却する性能を大幅に向上することができる。
ここで、補足説明を加えておくと、隣り合うチューブ3の相互間で冷却水9や排気ガス10の旋回流が同じ向きになって流れ易くなる作用は、各チューブ3同士が近接配置されているほど効果的であり、各チューブ3の相互間の隙間が十分に広い場合には比較的効果が少ないものと言える。
ただし、車両への搭載性を向上するためにEGRクーラのコンパクト化を図りたい場合や、EGRクーラの容積を大きくしないでチューブ3の本数を増やして冷却効率を上げたい場合等を想定すると、各チューブ3は可能な限り近接して配置されている方が好ましいことが明らかであり、各チューブ3同士が近接配置されているほど効果的な本発明がEGRクーラの性能向上に寄与するところは大である。
また、特に本形態例においては、チューブ3の内周部に長手方向に位相をずらして複数条のスパイラル突起12を形成しているので、個々のスパイラル突起12の傾斜角をそれほど大きくしなくても、各スパイラル突起12の相互間のピッチを詰めて圧力損失を極力抑えつつ旋回流の回転力を大きくすることができる。
尚、本発明のEGRクーラは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、スパイラル突起は一条であっても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す部分断面図である。 チューブの内周部に形成したスパイラル突起の模式図である。 本形態例における冷却水の旋回流の形成状態を示す説明図である。 本形態例における排気ガスの旋回流の形成状態を示す説明図である。 従来のEGRクーラの一例を示す断面図である。 チューブの内周部にスパイラル突起を形成した場合の部分断面図である。 従来例における冷却水の旋回流の形成状態を示す説明図である。 従来例における排気ガスの旋回流の形成状態を示す説明図である。
符号の説明
1 シェル
3 チューブ
9 冷却水
10 排気ガス
12 スパイラル突起
13 スパイラル溝

Claims (2)

  1. 外周部を螺旋状に凹ませて内周部にスパイラル突起を形成したチューブと、該チューブを包囲するシェルとを備え、該シェルの内部に冷却水を給排し且つ前記チューブ内に排気ガスを通して旋回流を形成させつつ該排気ガスと前記冷却水との熱交換を図るようにしたEGRクーラであって、スパイラル突起の捩じれ方向を逆向きにした二種類のチューブを交互に配置したことを特徴とするEGRクーラ。
  2. チューブの内周部に長手方向に位相をずらして複数条のスパイラル突起を形成したことを特徴とする請求項1に記載のEGRクーラ。
JP2007185263A 2007-07-17 2007-07-17 Egrクーラ Withdrawn JP2009024499A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226763A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Noritz Corp 熱交換器
JP2019120162A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社クボタ Egr付エンジン

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