JP5768002B2 - 二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池に関する。
近年、ハイブリッド型の電気自動車や純粋な電気自動車等の動力源として大容量(Wh)の二次電池が開発されており、その中でもエネルギー密度(Wh/kg)の高い角形のリチウムイオン二次電池が注目されている。
角形のリチウムイオン二次電池においては、正極電極および負極電極をセパレータを介在させて捲回することで扁平形状の捲回電極群が形成される。捲回電極群は、正負極集電体を介して電池蓋に設けられた正負極端子に電気的に接続される。捲回電極群は、電池缶に収容され、電池缶の開口部は電池蓋で封止溶接される。二次電池は、注液孔から電解液が注入された後、注液栓が挿入されてレーザ溶接により封止溶接されることで形成される。
特許文献1には、捲回電極群に接合される接合面を有する平面部(平坦部)と、平面部から湾曲して立ち上がるように折り曲げられた屈曲部(曲部)とを備えた正負極集電体が開示されている。屈曲部は、平板端子の長辺端部分に曲げ加工を施すことにより形成される。平板端子の長辺端部分に曲げ加工が施されたことにより、正負極集電体のそれぞれの剛性が向上されている。
特開2009−26705号公報
車両に搭載される二次電池には振動や衝撃が作用するため、捲回電極群を保持する集電体の変形を防止する必要がある。
上記特許文献1に記載の電池では、正負極集電体のそれぞれに曲げ加工が施されることにより剛性が向上されているが、正極集電体と負極集電体とでは材料が異なるため、材料による剛性強度の差が残存している。正極集電体と負極集電体との間で剛性強度の差が大きいと、振動が作用した際に正極集電体と負極集電体のうち、相対的に剛性の低い材料からなる集電体に振動の影響が集中し、剛性の低い集電体が変形および破損してしまうおそれがあった。
本発明は、正極箔に正極活物質が塗工された正極塗工部と塗工されていない正極未塗工部とを有する正極電極、および、負極箔に負極活物質が塗工された負極塗工部と塗工されていない負極未塗工部とを有する負極電極をセパレータを介在させて扁平形状に捲回した捲回電極群と、捲回電極群を収容する電池缶と、電池缶を封止する電池蓋と、電池蓋に設けられた正極端子および負極端子と、正極未塗工部と正極端子とを接続する正極集電体と、負極未塗工部と負極端子とを接続する負極集電体とを備え、捲回電極群は、捲回中心軸方向の一端部に正極未塗工部の積層部が設けられ、捲回中心軸方向の他端部に負極未塗工部の積層部が設けられ、正負極集電体のそれぞれは、電池蓋の内面に沿う取付部と、取付部の側部から屈曲して電池缶の底面に向かって延在する接続部と、接続部に接続され、正
負極未塗工部のそれぞれに接合される平面部とを有し、正極集電体と負極集電体とは異なる材料により形成され、正極集電体および負極集電体のうち、相対的に剛性の低い材料からなる集電体には、接続部から電池缶の底面に向かって延在する平面部の長辺端部から屈曲する屈曲部が形成され、正極集電体および負極集電体のうち、相対的に剛性の高い材料からなる集電体には、接続部から電池缶の底面に向かって延在する平面部の長辺端部から屈曲する屈曲部が形成されていないことを特徴とする二次電池である。
本発明によれば、二次電池に作用する振動の影響を正極集電体と負極集電体のそれぞれにバランスよく分散することで耐振性の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る二次電池の外観を示す斜視図。 図1の二次電池の構成を示す分解斜視図。 図1の二次電池の捲回電極群を示す斜視図。 図2に示す二次電池を幅広面側から見た分解図。 (a)は図4のA−A線切断断面図、(b)は図4のB−B線切断断面図。 捲回電極群の端部において、正極束状電極接続部および負極束状電極接続部を形成する工程を説明する平面模式図。 本発明の第2の実施の形態に係る二次電池を幅広面側から見た分解図。 (a)は図7のC−C線切断断面図、(b)は図7のD−D線切断断面図。 本発明の第3の実施の形態に係る二次電池を幅広面側から見た分解図。 (a)は図9のE−E線切断断面図、(b)は図9のF−F線切断断面図。 図9に示す二次電池の捲回電極群と正極集電体とを示す斜視図。
以下、本発明による二次電池を角形リチウムイオン電池に適用した実施の形態を図面を参照して説明する。
―第1の実施の形態―
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る二次電池100の外観を示す斜視図である。図2は、二次電池100の構成を示す分解斜視図である。
図1に示すように、二次電池100は電池缶101と電池蓋102とからなる角形で薄形の電池容器を備える。電池缶101および電池蓋102の材質は、アルミニウムまたはアルミニウム合金などである。図2に示すように、電池缶101は、捲回電極群170を収容するものであり、一対の幅広面101aと一対の幅狭面101bと底面101cとを有し、上面が開口された矩形箱状に形成されている。捲回電極群170は、電池缶101に収容される前に、電池蓋102に接続された正極集電体180および負極集電体190に超音波接合等により接合されている。
捲回電極群170は、絶縁ケース(不図示)で覆われた状態で電池缶101に収容されている。これにより、電池缶101の内面と、捲回電極群170とは電気的に絶縁されている。電池蓋102は、矩形平板状であって、電池缶101の開口を塞ぐようにレーザ溶接され、電池缶101を封止している。
図1に示すように、電池蓋102には、ガス排出弁103が設けられている。ガス排出弁103は、プレス加工によって電池蓋102を部分的に薄肉化することで形成されている。ガス排出弁103は、二次電池100が過充電等の異常により発熱してガスが発生し、電池容器内の圧力が上昇して所定圧力に達したときに開裂して、内部からガスを排出することで電池容器内の圧力を低減させる。
電池蓋102には、電池容器内に電解液を注入するための注液孔(不図示)が穿設されている。注液孔は、電解液注入後に注液栓106によって封止される。注液栓106は、注液孔を塞ぐように嵌合された後、レーザ溶接される。電解液としては、たとえば、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とを体積比1:2の割合で混合した混合溶液中に6フッ化リン酸リチウム(LiPF)を1mol/Lの濃度で溶解したものを用いることができる。
図1および図2に示すように、電池蓋102の一端には正極端子141が設けられ、電池蓋102の他端には負極端子151が設けられている。図2に示すように、正極端子141および負極端子151は、それぞれ電池缶101内に配設される正極集電体180および負極集電体190にかしめにより接続されている。正極端子141、正極集電体180、負極端子151および負極集電体190は、それぞれ絶縁材によって電池蓋102と電気的に絶縁されている。
正極端子141および正極集電体180は、いずれもアルミニウムにより形成され、負極端子151および負極集電体190は、いずれも銅により形成されている。正極集電体180および負極集電体190は、それぞれ捲回電極群170の正極電極174の正極未塗工部176bおよび負極電極175の負極未塗工部177b(図3参照)に接合されている。
正極端子141が正極集電体180を介して捲回電極群170の正極電極174に電気的に接続され、負極端子151が負極集電体190を介して捲回電極群170の負極電極175に電気的に接続されているため、正極端子141および負極端子151を介して外部負荷に電力が供給され、あるいは、正極端子141および負極端子151を介して外部発電電力が捲回電極群170に供給されて充電される。
正負極端子141,151と正負極集電体180,190が電池蓋102に取り付けられることで蓋組立体が形成され、正負極集電体180,190が捲回電極群170に超音波接合されることで電極群組立体107が形成される(図2参照)。
図示しないが、複数の二次電池100が並置されて、隣接する二次電池100の正極端子141と負極端子151とが金属製の板材からなるバスバーによって電気的に接続されることで、複数の二次電池100からなる組電池が形成される。正極端子141および負極端子151において電池容器の外に露出している部分には、それぞれおねじが形成されており、バスバーはナットによって正極端子141および負極端子151に締結される。
図3は、電池容器内に収容される捲回電極群170を示す斜視図である。図3では、捲回電極群170の巻き終り側を展開した状態を示している。図3に示すように、蓄電要素である捲回電極群170は、長尺状の正極電極174および負極電極175を、それぞれを絶縁するためのセパレータ173a,173bを介在させて捲回中心軸W周りに扁平形状に捲回することで積層構造とされている。
図3に示すように、正極電極174は、正極活物質合剤が正極箔171の両面に塗工された正極塗工部176aと、正極活物質合剤が正極箔171の両面に塗工されていない正極未塗工部176bとを有している。正極活物質合剤は、正極活物質に結着剤(バインダ)が配合されてなる。負極電極175は、負極活物質合剤が負極箔172の両面に塗工された負極塗工部177aと、負極活物質合剤が負極箔172の両面に塗工されていない負極未塗工部177bとを有している。負極活物質合剤は、負極活物質に結着剤(バインダ)が配合されてなる。正極活物質と負極活物質との間では、充放電が行われる。
正極箔171は厚さ20μm程度のアルミニウム箔である。正極活物質合剤は、正極活物質としてマンガン酸リチウム(化学式LiMn)100重量部に対し、導電剤として10重量部の鱗片状黒鉛と結着剤として10重量部のポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFと記す。)とを添加し、これに分散溶媒としてN−メチルビロリドン(以下、NMPと記す。)を添加、混練して作製する。この正極活物質合剤を正極箔171の両面に正極未塗工部176bを残して塗工する。その後、乾燥、プレス、裁断して正極電極174を得る。
負極箔172は厚さ10μm程度の銅箔である。負極活物質合剤は、負極活物質として非晶質炭素粉末100重量部に対して、結着剤として10重量部のPVDFを添加し、これに分散溶媒としてNMPを添加、混練して作製する。この負極活物質合剤を負極箔172の両面に負極未塗工部177bを残して塗工する。その後、乾燥、プレス、裁断して負極電極175を得る。
捲回電極群170は、捲回電極群170の幅方向(捲回方向に直交する捲回中心軸W方向)の一端部に正極未塗工部176b(正極箔171の露出部)の積層部が設けられ、捲回電極群170の幅方向の他端部に負極未塗工部177b(負極箔172の露出部)の積層部が設けられている。
図4は二次電池100を幅広面101a側から見た分解図である。図5(a)は図4のA−A線切断断面図であり、図5(b)は図4のB−B線切断断面図である。図5(a)に示すように、捲回電極群170の捲回中心軸W方向の一端部において、正極未塗工部176bの積層部は、予め押し潰され、捲回中心軸W側(すなわち捲回電極群170の厚み方向中心側)から反対側(すなわち電池缶101の幅広面101a側)に向かって押し広げられることで一対の正極束状電極接続部178に分離されている。
図5(b)に示すように、捲回電極群170の捲回中心軸W方向の他端部において、負極未塗工部177bの積層部は、予め押し潰され、捲回中心軸W側(すなわち捲回電極群170の厚み方向中心側)から反対側(すなわち電池缶101の幅広面101a側)に向かって押し広げられることで一対の負極束状電極接続部179に分離されている。
捲回電極群170の正極束状電極接続部178および負極束状電極接続部179は、以下のようにして形成される。図6は、捲回電極群170の端部において、正極束状電極接続部178および負極束状電極接続部179を形成する工程を説明する平面模式図である。図6(a)は捲回電極群170における正極未塗工部176b(正極箔171の露出部)の積層部を後述する正極集電体180に設けられる一対の平面板183の間に配置した状態を示す模式図である。図6(b)は捲回電極群170の正極未塗工部176bの積層部を2つに分離させるように内側から外側に向けて押し広げた状態を示す模式図である。
図6(a)に示すように、捲回電極群170と正極集電体180を一体化するに先立って、捲回電極群170における正極未塗工部176bの積層部を厚み方向に押し潰して変形させておく。その後、押し潰された正極未塗工部176bの積層部を両側から挟み込むように一対の平面板183を配置させる。相対的にみれば、押し潰された正極未塗工部176bの積層部が一対の平面板183の間に挿入される。これにより、押し潰された正極未塗工部176bの積層部が一対の平面板183の内側に配置される。
正極集電体180の一対の平面板183の間に捲回電極群170を配置した後、図6(b)に示すように、正極未塗工部176bの積層部における外表面に正極集電体180の平面板183の内面が接するように、正極未塗工部176bの積層部をその内側から外側にV字状に押し広げる。
V字状に押し広げることで、積層部は、一対の正極束状電極接続部178に分離され、一対の正極束状電極接続部178の間には、超音波発振ホーンを挿入させることのできる空間が形成される。一対の正極束状電極接続部178は、それぞれ外方に向けて広がるように傾斜しており、外側の面に正極集電体180に接合される電極接合面が設けられている。
図6(c)は捲回電極群170における負極未塗工部177b(負極箔172の露出部)の積層部を後述する負極集電体190に設けられる一対の平面板193の間に配置した状態を示す模式図である。図6(d)は捲回電極群170の負極未塗工部177bの積層部を2つに分離させるように内側から外側に向けて押し広げた状態を示す模式図である。
図6(c)に示すように、捲回電極群170と負極集電体190を一体化するに先立って、捲回電極群170における負極未塗工部177bの積層部を厚み方向に押し潰して変形させておく。その後、押し潰された負極未塗工部177bの積層部を両側から挟み込むように一対の平面板193を配置させる。相対的にみれば、押し潰された負極未塗工部177bの積層部が一対の平面板193の間に挿入される。これにより、押し潰された負極未塗工部177bの積層部が一対の平面板193の内側に配置される。
負極集電体190の一対の平面板193の間に捲回電極群170を配置した後、図6(d)に示すように、負極未塗工部177bの積層部における外表面に負極集電体190の平面板193の内面が接するように、負極未塗工部177bの積層部をその内側から外側にV字状に押し広げる。
V字状に押し広げることで、積層部は、一対の負極束状電極接続部179に分離され、一対の負極束状電極接続部179の間には、超音波発振ホーンを挿入させることのできる空間が形成される。一対の負極束状電極接続部179は、それぞれ外方に向けて広がるように傾斜しており、外側の面に負極集電体190に接合される電極接合面が設けられている。
図5(a)に示すように、正極側において、分離した2つの正極束状電極接続部178は、電池缶101の両幅広面101a側のそれぞれの面において正極集電体180の平面板183と超音波接合により接続されている。図5(b)に示すように、負極側において、分離した2つの負極束状電極接続部179は、電池缶101の両幅広面101a側のそれぞれの面において負極集電体190の平面板193と超音波接合により接続されている。正極束状電極接続部178と正極集電体180との接合の際には、保護板198が使用されて正極箔171の損傷が防止される。負極束状電極接続部179と負極集電体190との接合の際には、保護板199が使用されて負極箔172の損傷が防止される。
正極集電体180および負極集電体190の構造について説明する。本実施の形態では、正極集電体180と負極集電体190とで材料および構造が異なっている。上記したように、正極集電体180の材料はアルミニウムであり、負極集電体190の材料は銅である。アルミニウムは、銅に比べて剛性強度が低い。このため、本実施の形態では、正極集電体180には剛性を高めるための加工を施し、負極集電体190には剛性を高めるための加工を施していない。
図2、図4および図5(a)に示すように、正極集電体180は、正極端子141が接続される矩形平板状の取付板181と、取付板181の長辺両側部から下方に屈曲して延在する一対の接続板182と、一対の接続板182の下端側から所定幅で電池缶101の底面101c側に向かって延在する絞り加工部189とを備えている。
負極集電体190は、負極端子151が接続される矩形平板状の取付板191と、取付板191の長辺両側部から下方に屈曲して延在する一対の接続板192と、一対の接続板192の下端側から所定幅で電池缶101の底面101c側に向かって延在する一対の平面板193とを備えている。平面板193は結合板195を介して接続板192に接続されている。
正極集電体180の取付板181は、電池蓋102の内面に沿うように配設されている。取付板181には正極端子141を装着するための開口(不図示)が設けられている。同様に、負極集電体190の取付板191は、電池蓋102の内面に沿うように配設されている。取付板191には負極端子151を装着するための開口(不図示)が設けられている。
正極集電体180の一対の接続板182は、それぞれ取付板181における電池缶101の両幅広面101a側から略直角に曲がって電池缶101の両幅広面101aに沿って電池缶101の底面101cに向かって延在している。
同様に、負極集電体190の一対の接続板192は、それぞれ取付板191における電池缶101の両幅広面101a側から略直角に曲がって電池缶101の両幅広面101aに沿って電池缶101の底面101cに向かって延在している。
上記したように、本実施の形態では、正極集電体180に一対の絞り加工部189が設けられている。図4および図5(a)に示すように、一対の絞り加工部189のそれぞれは、電池缶101の幅広面101a側から捲回中心軸W方向に向かって突出するように、プレスによる絞り加工によって形成され、電池缶101の幅広面101a側の面が窪んだ形状とされている。
正極集電体180の一対の絞り加工部189のそれぞれは、図2および図4に示すように、正極未塗工部176bに接合される平面板183と、平面板183の端部から屈曲する屈曲板184と、平面板183と屈曲板184とを結合している結合板185とを備えている。図5(a)に示すように、絞り加工部189は、平面板183と屈曲板184とにより断面L字形状を呈している。
図5(a)に示すように、正極集電体180の一対の平面板183は、分離した一対の正極束状電極接続部178における電池缶101の両幅広面101a側の電極接合面に接合される集電体接合面をそれぞれ有している。正極集電体180の一対の屈曲板184のそれぞれは、平面板183における捲回電極群170の中心側端部である長辺端部分から捲回中心軸W方向の反対側(すなわち電池缶101の両幅広面101a側)に向かって屈曲して延在している。このように、平面板183と屈曲板184とで断面L字形状を呈することにより、正極集電体180の剛性を高くすることができる。
図5(a)に示すように、正極集電体180の一対の平面板183は、A−A線切断断面において、電池缶101の幅狭面101b側から捲回電極群170の中心側に近づくほど平面板183同士の間隔が狭くなるように傾斜している。正極集電体180の一対の屈曲板184は、A−A線切断断面において、電池缶101の幅狭面101b側から捲回電極群170の中心側に近づくほど屈曲板184同士の間隔が広くなるように傾斜している。
図2および図4に示すように、正極集電体180の一対の結合板185のそれぞれは、一対の接続板182のそれぞれにおける電池缶101の底面101c側の一端から、捲回電極群170の厚み方向中心に向かうように傾斜しつつ、かつ、電池缶101の底面101cに向かって延在している。一対の結合板185のそれぞれは、一対の平面板183のそれぞれにおける電池蓋102側の一端と結合され、かつ、一対の屈曲板184のそれぞれにおける電池蓋102側の一端と結合されている。つまり、平面板183および屈曲板184は、結合板185を介して接続板182に接続されている。
上記したように、正極集電体180には、絞り加工が施されて、平面板183の端部から屈曲する屈曲板184が形成されて、剛性強度が高められている。これにより、二次電池100に作用する衝撃を起因とした正極集電体180の変形が防止され、正極集電体180を捲回電極群170に超音波接合する際に平面板183が変形することが防止される。これに対して、負極集電体190は、十分に剛性強度の高い材料で形成されているので、負極集電体190は絞り加工を施す必要がなく、図4および図5(b)に示すように、負極集電体190には平面板193の端部から屈曲する屈曲板を形成していない。
負極集電体190の一対の平面板193は、分離した一対の負極束状電極接続部179における電池缶101の両幅広面101a側の電極接合面に接合される集電体接合面をそれぞれ有している。図5(b)に示すように、負極集電体190の一対の平面板193は、B−B線切断断面において、電池缶101の幅狭面101b側から捲回電極群170の中心側に近づくほど平面板193同士の間隔が狭くなるように傾斜している。
上述した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)正極集電体180および負極集電体190のうち、相対的に剛性の低い材料からなる集電体、すなわちアルミニウムからなる正極集電体180には、平面板183の端部から屈曲する屈曲板184を形成するようにした。一方、正極集電体180および負極集電体190のうち、相対的に剛性の高い材料からなる集電体、すなわち銅からなる負極集電体190には、平面板193の端部から屈曲する屈曲板を形成しないようにした。正極集電体180は、負極集電体190に比べて剛性の低い材料からなるが、屈曲板184が形成されることで断面二次モーメントが大きくなり、剛性強度が高められている。本実施の形態によれば、正極集電体180と負極集電体190との剛性強度の差を小さくすることができるため、二次電池100に振動が作用したときに、正極集電体180および負極集電体190のそれぞれに振動の影響を分散することができる。
特許文献1に記載の従来技術では、正極集電体と負極集電体とが同じ形状であるため、材料の違いによる剛性強度の差に起因して、相対的に剛性強度の低い材料からなる正極集電体に振動の影響が集中して作用し、正極集電体の変形量が大きくなる。このため、二次電池に振動が作用すると、負極集電体に比べて大きな応力が正極集電体に繰り返し作用し、正極集電体が変形、破損してしまうおそれがある。
これに対して、本実施の形態では、正極集電体180の平面板183の端部に屈曲板184を設けることで、正極集電体180の強度を負極集電体190の強度と同等程度にすることができる。その結果、正極集電体180に振動の影響が集中することを防止して、正極集電体180の変形量を抑えることができるので、上記従来技術よりも耐振性に優れた二次電池100を提供できる。
(2)相対的に剛性の低い材料からなる正極集電体180にのみ屈曲板184を設けるべく、正極集電体180に絞り加工を施した。負極集電体190に絞り加工を施す必要がないため、生産性を向上することができる。
―第2の実施の形態―
図7および図8を参照して第2の実施の形態に係る二次電池200を説明する。図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。以下、第1の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
図7は本発明の第2の実施の形態に係る二次電池200を幅広面101a側から見た分解図である。図8(a)は図7のC−C線切断断面図であり、図8(b)は図7のD−D線切断断面図である。
図7および図8(b)に示すように、第2の実施の形態では、電池缶101および電池蓋102、捲回電極群170、ならびに、負極集電体190は第1の実施の形態と同じである。第2の実施の形態では、正極集電体280の形状が第1の実施の形態で説明した正極集電体180と異なっている。
図5(a)に示すように、第1の実施の形態の正極集電体180では、平面板183の捲回電極群170の中心側端部から捲回中心軸W側の反対側(すなわち電池缶101の幅広面101a側)に向かって屈曲するように屈曲板184が形成されている。
これに対して、第2の実施の形態では、図8(a)に示すように、平面板283の捲回電極群170の中心側端部の反対側端部(すなわち電池缶101の幅狭面101b側端部)から捲回中心軸W側(すなわち捲回電極群170の厚み方向中心側)に向かって屈曲するように屈曲板284が形成されている。
正極集電体280の平面板283には、負極集電体190の結合板195と同様の形状の結合板285が接続されている。平面板283は、結合板285を介して接続板182に接続されている。
このような第2の実施の形態の二次電池200によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
―第3の実施の形態―
図9〜図11を参照して第3の実施の形態に係る二次電池300を説明する。図9は、本発明の第3の実施の形態に係る二次電池300を幅広面101a側から見た分解図である。図10(a)は図9のE−E線切断断面図であり、図10(b)は図9のF−F線切断断面図である。図11は、図9に示す二次電池300の捲回電極群370と正極集電体380とを示す斜視図である。図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。以下、第1の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
第1の実施の形態では、図5に示すように、捲回電極群170の捲回中心軸W方向の一端部において、正極未塗工部176bの積層部が捲回中心軸W側から反対側に向かって一対の正極束状電極接続部178に分離され、捲回電極群170の捲回中心軸W方向の他端部において、負極未塗工部177bの積層部が捲回中心軸W側から反対側に向かって一対の負極束状電極接続部179に分離されていた。
第3の実施の形態では、図10(a)に示すように、捲回電極群370の捲回中心軸W方向の一端部において、正極未塗工部176bの積層部が捲回中心軸W側(すなわち捲回電極群370の厚み方向中心側)に向かって束ねられることで1つの正極束状電極接続部378が形成されている。図10(b)に示すように、捲回電極群370の捲回中心軸W方向の他端部において、負極未塗工部177bの積層部が捲回中心軸W側(すなわち捲回電極群370の厚み方向中心側)に向かって束ねられることで1つの負極束状電極接続部379が形成されている。
図9および図10(a)に示すように、正極集電体380は、捲回電極群370の正極束状電極接続部378の一方の面に当接され、反対側である他方の面に保護板398が当接されている。図9および図10(b)に示すように、負極集電体390は、捲回電極群370の負極束状電極接続部379の一方の面に当接され、反対側である他方の面に保護板399が当接されている。
図9および図11に示すように、正極集電体380は、正極端子141が接続される矩形平板状の取付板381と、取付板381の長辺一側部から下方に屈曲して延在する1つの接続板382と、接続板382の一端側から結合板385により接続される1つの接合部389とを備えている。
接合部389は、捲回電極群370の正極束状電極接続部378に超音波接合される平面板383を備えている。平面板383の周囲には、3辺一体の絞り湾曲部384がプレスによる絞り加工によって形成されている。絞り湾曲部384は、図11に示すように、捲回電極群370の捲回中心軸W方向の内側に形成される内側辺縁部384aと、捲回電極群370の高さ方向の両外側に形成される上部外側辺縁部384bおよび下部外側辺縁部384cとを有する。内側辺縁部384a、上部外側辺縁部384bおよび下部外側辺縁部384cは、平面板383から湾曲して捲回電極群370の厚み方向に立ち上がるように形成されている。
図9に示すように、負極集電体390は、負極端子151が接続される矩形平板状の取付板391と、取付板391の長辺一側部から下方に屈曲して延在する1つの接続板392と、接続板392の一端側から結合板395により接続され、捲回電極群370の負極束状電極接続部379に超音波接合される1つの平面板393とを備えている。負極集電体390には、絞り湾曲部は形成されていない。
第3の実施の形態では、正極集電体380の平面板383の捲回電極群370の中心側端部から捲回中心軸W側の反対側(すなわち、電池缶101の幅広面101a側)に向かって屈曲する内側辺縁部384aを有している。さらに、平面板393の上端部および下端部から捲回中心軸W側の反対側に向かって屈曲する上部外側辺縁部384bおよび下部外側辺縁部384cを有している。このような第3の実施の形態の二次電池300によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
なお、次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
[変形例]
(1)正極集電体180,280,380および負極集電体190,390の形状は、上記した実施の形態で説明したものに限定されない。相対的に剛性の低い材料からなる集電体における束状電極接続部に接合される平面部の端部に屈曲部が形成され、相対的に剛性の高い材料からなる集電体における束状電極接続部に接合される平面部の端部に屈曲部が形成されていないものであれば、正極集電体および負極集電体の形状には、種々の形状を採用することができる。
(2)上記した実施の形態では、電池容器の形状を角形としたが、本発明はこれに限定されない。断面長円形状の扁平形電池容器としてもよく、電池缶の開口を電池蓋によって封止する薄形の種々の電池容器を採用できる。
(3)リチウムイオン二次電池を一例として説明したが、ニッケル水素電池などその他の二次電池にも本発明を適用できる。
(4)正極端子141、正極集電体180,280,380および正極箔171の材質は、アルミニウムに限定されることなく、アルミニウム合金としてもよい。負極端子151、負極集電体190,390および負極箔172の材質は、銅に限定されることなく、銅合金としてもよい。
(5)上記実施の形態では、正極活物質にマンガン酸リチウムを用いる場合について例示したが、スピネル結晶構造を有する他のマンガン酸リチウムや一部を金属元素で置換またはドープしたリチウムマンガン複合酸化物や層状結晶構造を有すコバルト酸リチウムやチタン酸リチウムやこれらの一部を金属元素で置換またはドープしたリチウム-金属複合酸化物を用いるようにしてもよい。上記実施の形態では、負極活物質に非晶質炭素を用いる場合について例示したが、これに限定されるものではなく、リチウムイオンを挿入、脱離可能な天然黒鉛や、人造の各種黒鉛材、コークスなどの炭素質材料等を用いてもよい。粒子形状においても、鱗片状、球状、繊維状、塊状等、特に制限されるものではない。
(6)上記実施の形態では、正負極活物質合剤の結着剤としてPVDFを用いる場合について例示したが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセルロース、各種ラテックス、アクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプレン、アクリル系樹脂などの重合体およびこれらの混合体などを用いることができる。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
100 二次電池、101 電池缶、101a 幅広面、101b 幅狭面、101c 底面、102 電池蓋、103 ガス排出弁、106 注液栓、107 電極群組立体、141 正極端子、151 負極端子、170 捲回電極群、171 正極箔、172 負極箔、173a セパレータ、173b セパレータ、174 正極電極、175 負極電極、176a 正極塗工部、176b 正極未塗工部、177a 負極塗工部、177b 負極未塗工部、178 正極束状電極接続部、179 負極束状電極接続部、180 正極集電体、181 取付板、182 接続板、183 平面板、184 屈曲板、185 結合板、189 絞り加工部、190 負極集電体、191 取付板、192 接続板、193 平面板、195 結合板、198 保護板、199 保護板、200 二次電池、280 正極集電体、283 平面板、284 屈曲板、285 結合板、300 二次電池、370 捲回電極群、378 正極束状電極接続部、379 負極束状電極接続部、380 正極集電体、381 取付板、382 接続板、383 平面板、384 湾曲部、384a 内側辺縁部、384b 上部外側辺縁部、384c 下部外側辺縁部、385 結合板、389 接合部、390 負極集電体、391 取付板、392 接続板、393 平面板、395 結合板、398 保護板、399 保護板

Claims (7)

  1. 正極箔に正極活物質が塗工された正極塗工部と塗工されていない正極未塗工部とを有する正極電極、および、負極箔に負極活物質が塗工された負極塗工部と塗工されていない負極未塗工部とを有する負極電極をセパレータを介在させて扁平形状に捲回した捲回電極群と、
    前記捲回電極群を収容する電池缶と、
    前記電池缶を封止する電池蓋と、
    前記電池蓋に設けられた正極端子および負極端子と、
    前記正極未塗工部と前記正極端子とを接続する正極集電体と、
    前記負極未塗工部と前記負極端子とを接続する負極集電体とを備え、
    前記捲回電極群は、捲回中心軸方向の一端部に前記正極未塗工部の積層部が設けられ、捲回中心軸方向の他端部に前記負極未塗工部の積層部が設けられ、
    前記正負極集電体のそれぞれは、
    前記電池蓋の内面に沿う取付部と、
    前記取付部の側部から屈曲して前記電池缶の底面に向かって延在する接続部と、
    前記接続部に接続され、前記正負極未塗工部のそれぞれに接合される平面部とを有し、
    前記正極集電体と前記負極集電体とは異なる材料により形成され、
    前記正極集電体および前記負極集電体のうち、相対的に剛性の低い材料からなる集電体には、前記接続部から前記電池缶の底面に向かって延在する前記平面部の長辺端部から屈曲する屈曲部が形成され、
    前記正極集電体および前記負極集電体のうち、相対的に剛性の高い材料からなる集電体には、前記接続部から前記電池缶の底面に向かって延在する前記平面部の長辺端部から屈曲する屈曲部が形成されていないことを特徴とする二次電池。
  2. 請求項1に記載の二次電池において、
    前記正極集電体の材料はアルミニウムまたはアルミニウム合金であり、
    前記負極集電体の材料は銅または銅合金であることを特徴とする二次電池。
  3. 請求項1または2に記載の二次電池において、
    前記捲回電極群の捲回中心軸方向の一端部において、前記正極未塗工部の積層部は、捲回中心軸側から反対側に向かって一対の正極束状電極接続部に分離され、
    前記捲回電極群の捲回中心軸方向の他端部において、前記負極未塗工部の積層部は、捲回中心軸側から反対側に向かって一対の負極束状電極接続部に分離され、
    前記正極集電体に形成される前記平面部は、前記分離した一対の正極束状電極接続部に接合される一対の平面板を有し、
    前記負極集電体に形成される前記平面部は、前記分離した一対の負極束状電極接続部に接合される一対の平面板を有し、
    前記正極集電体に形成される前記接続部は、前記一対の平面板に接続される一対の接続板を有し、
    前記負極集電体に形成される前記接続部は、前記一対の平面板に接続される一対の接続板を有し、
    前記剛性の低い材料からなる集電体に形成される前記屈曲部は、前記一対の平面板のそれぞれの長辺端部から屈曲していることを特徴とする二次電池。
  4. 請求項3に記載の二次電池において、
    前記屈曲部は、前記平面板の前記捲回電極群の中心側の長辺端部から捲回中心軸側の反対側に向かって屈曲していることを特徴とする二次電池。
  5. 請求項3に記載の二次電池において、
    前記屈曲部は、前記平面板の前記捲回電極群の中心側の長辺端部とは反対側の長辺端部から捲回中心軸側に向かって屈曲していることを特徴とする二次電池。
  6. 請求項1または2に記載の二次電池において、
    前記捲回電極群の捲回中心軸方向の一端部において、前記正極未塗工部の積層部が捲回中心軸側に向かって束ねられ、1つの正極束状電極接続部が形成され、
    前記捲回電極群の捲回中心軸方向の他端部において、前記負極未塗工部の積層部が捲回中心軸側に向かって束ねられ、1つの負極束状電極接続部が形成され、
    前記正極集電体に形成される前記平面部は、前記正極束状電極接続部に接合される1つの平面板であり、
    前記負極集電体に形成される前記平面部は、前記負極束状電極接続部に接合される1つの平面板であり、
    前記正極集電体に形成される前記接続部は、前記1つの平面板に接続される1つの接続板であり、
    前記負極集電体に形成される前記接続部は、前記1つの平面板に接続される1つの接続板であり、
    前記剛性の低い材料からなる集電体に形成される前記屈曲部は、前記1つの平面板の長辺端部から屈曲していることを特徴とする二次電池。
  7. 請求項6に記載の二次電池において、
    前記屈曲部は、前記平面板の前記捲回電極群の中心側の長辺端部から捲回中心軸側の反対側に向かって屈曲していることを特徴とする二次電池。
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