JP5762937B2 - 建物 - Google Patents
建物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5762937B2 JP5762937B2 JP2011259998A JP2011259998A JP5762937B2 JP 5762937 B2 JP5762937 B2 JP 5762937B2 JP 2011259998 A JP2011259998 A JP 2011259998A JP 2011259998 A JP2011259998 A JP 2011259998A JP 5762937 B2 JP5762937 B2 JP 5762937B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- floor
- north
- south
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 14
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 241000112598 Pseudoblennius percoides Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
このような建物の場合、南側に配置された部屋の採光性は極めて良好であることは言うまでもなく、北側に配置された部屋の採光性も向上できるので、建物全体を明るくすることができ、良好な居住環境を形成できる。
そこで、北側に配置された部屋の採光性を向上させつつ、南側に配置された低層階の部屋の採光性も向上させることが可能な技術の開発が望まれていた。
前記中庭32は、下部に設けられる床32aと、この床32aの上方に設けられ歩行面を形成する床材32bと、を有しており、
前記北側部屋33は、この北側部屋33の上部の屋根33aと、下部の床33bと、前記中庭32に面する外壁33cと、この外壁33cに設けられる採光窓33dと、を有しており、
前記南側部屋34は、この南側部屋34の上部の屋根34aであり、前記中庭32側が高く前記中庭32と反対側が低い片流れ造りの屋根34aと、下部の床34bと、前記中庭32に面する外壁34cと、この外壁34cに設けられる採光窓34dと、を有しており、
前記北側部屋33の屋根33aの高さ位置は、前記南側部屋34の屋根34aの高さ位置よりも高く設定されており、
前記南側部屋34の床34bの高さ位置は、前記中庭32の床32aの高さ位置よりも低く設定されているとともに、
前記北側部屋33の床33bの高さ位置は、前記中庭32の床32aの高さ位置よりも高く設定され、前記北側部屋33の下方に下階部屋35が設けられており、
前記下階部屋35は、前記北側部屋33の床33bの直下に位置する天井35aと、前記中庭32に面する外壁35bと、この外壁35bに設けられる採光窓35cと、を有しており、
前記北側部屋33の採光窓33dは外壁33cの上部に設けられ、
前記下階部屋35の採光窓35cは外壁35bのうち、前記天井35aよりも低く、前記中庭32の床材32bよりも高い位置に、設けられ、
前記南側部屋34の採光窓34dは外壁34cの下部に設けられており、
前記北側部屋33の外壁33cには、太陽光を前記南側部屋34に向かって反射させる反射手段37が設けられていることを特徴とする。
また、前記南側部屋34の床34bの高さ位置は、前記中庭32の床32aの高さ位置よりも低く設定されているため、前記中庭32に面する前記南側部屋34の外壁34cおよび採光窓34dは、この南側部屋34の中では比較的高い位置に設けられることになる。したがって、前記北側部屋33の外壁33cに反射する太陽光は、前記南側部屋34の、例えば天井付近等の高い位置に差し込むことになるので、前記南側部屋34全体を効果的に明るくすることができる。
これによって、前記北側部屋33の採光性を向上させつつ、前記南側部屋34の採光性も向上させることができるので、日中の明るさや、冬期における日中の室温の面で、これら北側部屋33および南側部屋34の双方の部屋の居住環境を良好にすることが可能となる。
前記反射手段37は太陽電池モジュールであることを特徴とする。
前記北側部屋33の外壁33cには、前記反射手段37を介して、シースルー型太陽電池モジュールが設けられていることを特徴とする。
また、南側部屋の床の高さ位置は、中庭の床の高さ位置よりも低く設定されているため、南側部屋の外壁および採光窓は、この南側部屋の中では比較的高い位置に設けられることになる。したがって、北側部屋の外壁に反射する太陽光は、南側部屋の、例えば天井付近等の高い位置に差し込むことになるので、南側部屋全体を効果的に明るくすることができる。
これによって、北側部屋および下階部屋の採光性を向上させつつ、南側部屋の採光性も向上させることができるので、日中の明るさや、冬期における日中の室温の面で、これら北側部屋および下階部屋、南側部屋の三つの部屋の居住環境を良好にすることが可能となる。
なお、図1〜図4において、左側は北の方角とされており、右側が南の方角とされている。
図1〜図3において符号1は、建物を示す。この建物1は、建物1の一階に該当する第一層1aと、この第一層1aよりも半階高い位置に設けられる第二層1bと、この第二層1bよりも半階高い位置に設けられ、建物1の二階に該当する第三層1cとからなる二階建て三層構造のスキップフロア型住宅とされている。また、この建物1の上部には屋根が設けられている。
なお、本参考例の建物1は、いわゆる二世帯住宅とされており、第一層1aに、2つの玄関6,14が設けられている。
図2に示すように、前記玄関6は、第一層1aの北側に配置されており、前記玄関14は、第一層1aの南側に配置されている。さらに、これら玄関6,14間には、第一層1aを南北に貫く廊下7が設けられている。
なお、前記玄関6は、建物1に居住する二世帯のうち、子世帯が主に利用する玄関とされており、前記玄関14は、親世帯が主に利用する玄関とされている。
前記玄関6の西側には略同様の構成の2つの部屋11,12が並設されている。
また、前記廊下7の中程には、第一層1aと第三層1cとを連絡する階段13が設けられている。この階段13は折返し階段とされている。
また、前記玄関14の西側には、収納室17が設けられている。この収納室17は、図1に示すように、第一層1aの床と第二層1bの床4bとの間に設けられており、その天井高は、0.9m〜1.4mに設定されている。
さらに、この収納室17の北側には部屋18が設けられており、これら収納室17と部屋18との間には戸が設けられた出入り口17aが形成されている。
また、前記廊下7の南側端部には、第一層1aと第二層1bとを連絡する階段19が設けられている。この階段19は、段数が少ないため、直階段とされている。
図3に示すように、前記第二層1bには、前記階段19の上った位置に前記南側部屋4が設けられている。この南側部屋4は、親世帯が主に利用し、リビングルームとダイニングルームとキッチンルームの機能を一室に併存させた部屋とされている。
このキッチンルーム21の北側には収納部21aが設けられており、このキッチンルーム21の北側外壁には窓21bが設けられている。
また、ダイニングルーム20およびキッチンルーム21の西側には前記北側部屋3が設けられている。この北側部屋3は、子世帯が主に利用するリビングルームとされている。
また、前記廊下23の南側には、クローゼット24aを有する部屋24が設けられている。この部屋24は、子世帯が主に利用する部屋であり、前記南側部屋4と隣接していながら、この南側部屋4とは間仕切り壁によって直接的な行き来ができないように仕切られている。
北側の屋根は、平面視矩形状に形成され、前記中庭2側が高く、前記中庭2と反対側が低い片流れ造りとされている。また、この北側の屋根は、図1および図3に示すように、前記北側部屋3と、前記ダイニングルーム20と、前記キッチンルーム21の上部に配置されている。
南側の屋根は、平面視略L字状に形成され、前記中庭2側が高く、前記中庭2と反対側が低い片流れ造りとされている。また、この南側の屋根は、前記南側部屋4と、前記階段13と、前記廊下23と、前記部屋24の上部に配置されている。
また、前記北側の屋根の中庭側端部は、前記南側の屋根の中庭側端部よりも高い位置に設けられている。また、前記南側の屋根の中庭側端部は、前記ダイニングルーム20の南側外壁に固定されている。
なお、前記南側の屋根の屋根面には、一面に、太陽電池モジュールが設置されている。
前記中庭2は、図1および図3に示すように、上部が上空に向かって開放されており、さらに、西側が外部に向かって開放された凹部として形成されている。したがって、第三層1cおよび第二層1bを含む建物1の二階部分は、平面視略凹型に形成されている。
また、この中庭2の床2aの西側端部には、図3に示すように、手摺り2cが立設されている。
前記北側部屋3は、図1および図3に示すように、この北側部屋3の上部の屋根3aと、下部の床3bと、前記中庭2に面する外壁3cと、この外壁3cに設けられる採光窓3dと、を有する。
また、この屋根3aの高さ位置は、後述する南側部屋4の屋根4aの高さ位置よりも高く設定されている。
そして、この北側部屋3の床3bの高さと、前記中庭2の床2aの高さとは等しく、面一になるように設定されている。
また、この外壁3cの下部に、前記採光窓3dが設けられている。この採光窓3dとしては、ガラス等の透光性を有する材料が用いられている。また、本参考例の採光窓3dは、開閉自在に構成されており、採光だけでなく、通風も可能となっている。
前記天井3eは、前記屋根3a直下に設けられている。
前記天窓3fは、前記屋根3aに形成されており、この屋根3aのうち、前記天井3eが設けられていない部位に配置されている。また、この天窓は、開閉自在に構成されており、採光および通風が可能となっている。
前記収納部3gは、前記北側部屋3の北側に設けられており、この収納部3gの上方に位置する北側外壁に、前記窓3hが設けられている。この窓3hは、開閉自在に構成されており、採光および通風が可能となっている。
なお、この窓3hは、前記採光窓3dと対向するように配置されている。すなわち、この窓3hが設けられる北側部屋3の北側外壁と、前記採光窓3dが設けられる外壁3cとが対向して配置されている。
本参考例の反射手段5は、光を反射しやすい性質を有するとともに前記外壁3cの表面を化粧する外壁材とされている。この反射手段5である外壁材は、白色等の光を反射しやすい色や、光沢のある表面加工に設定されており、太陽光を効果的に反射させることができるようになっている。すなわち、このような反射手段5を設けることにより、例えばこの反射手段5を設けない場合に比して、太陽光を、前記南側部屋4の内部に確実かつ、より多く差し込ませることができる。
その他、図示はしないが、前記反射手段5を太陽電池モジュールとしてもよい。これによって、太陽電池モジュールによって発電しながら、太陽光を反射させて、前記南側部屋4の内部に差し込ませることができるので、利便性が高い。
また、前記反射手段5として前記外壁材や外壁塗装材のように、外壁3cを形成するための建築材料を用いる場合には、これら外壁材や外壁塗装材等の建築材料からなる反射手段5を介して、シースルー型太陽電池モジュールを、前記外壁3cに設けるようにしてもよい。すなわち、シースルー型太陽電池モジュールの裏側に反射手段5が設けられた状態である。これによって、前記シースルー型太陽電池モジュールによって発電しながら、このシースルー型太陽電池モジュールを通過する太陽光を前記反射手段5によって反射させて、前記南側部屋4の内部に差し込ませることができるので、利便性が高い。
前記南側部屋4は、図1および図3に示すように、この南側部屋4の上部の屋根4aと、下部の床4bと、前記中庭2に面する外壁4cと、この外壁4cに設けられる採光窓4dと、を有する。
また、この屋根4aの高さ位置は、前記北側部屋3の屋根3aの高さ位置よりも低く設定されている。
すなわち、前記第二層1bは、上述のように、前記第一層1aよりも半階高い位置に設けられているため、前記床4bも、前記第一層1aの床よりも半階高い位置に設けられている。より詳細には、この床4bは、前記第一層1aの床よりも、上述の0.9m〜1.4m分高い位置に設けられている。
さらに、前記第三層1cは、上述のように、前記第二層1bよりも半階高い位置に設けられているため、前記床4bも、前記第三層1cの床よりも半階低い位置に設けられている。すなわち、この南側部屋4の床4bの高さ位置は、前記中庭2の床2aおよび前記北側部屋3の床3bよりも低く設定されている。
そして、この外壁4cの略中央に、前記採光窓4dが設けられている。この採光窓4dとしては、ガラス等の透光性を有する材料が用いられている。また、本参考例の採光窓4dは、開閉自在に構成されており、採光だけでなく、通風も可能となっている。
なお、この窓4fは、前記採光窓4dと対向するように配置されている。すなわち、この窓4fが設けられる南側部屋4の南側外壁と、前記採光窓4dが設けられる外壁4cとが対向して配置されている。
日本では、太陽は、東の方角から昇り、南の空を通過して西へと沈む軌道を描くようにして移動するため、太陽光は南側から直射日光として降り注がれる。また、太陽光としては、このように南側から降り注がれる直射日光だけでなく、天空のあらゆる方向から地上に到達する天空光もある。したがって、建物1には、南側からの直射日光と天空光とを含む太陽光が降り注がれることになる。
本参考例においては、図1に示すように、太陽光を、前記北側部屋3の天窓3fや、前記中庭2の上部開放部、北側部屋3の採光窓3d等から建物1内部に差し込ませることができる。
この時、前記南側部屋4の屋根4aは、前記中庭2側が高い片流れ造りとされているので、前記外壁3cに反射する太陽光を、前記屋根4aの軒先等に妨げられることなく、前記南側部屋4の内部にスムーズかつ確実に差し込ませることができる。
また、前記北側部屋3の屋根3aに設けられた天窓3fも開けることによって、上方に向かう空気の流れを作ることができる。
このように建物1内に空気を取り込んで通風させることにより、建物1内の換気を促進できるとともに、暖気の排出を行うことができるので、気温が高い日における日中の室温の面で、前記北側部屋3および南側部屋4の双方の部屋の居住環境を良好にすることができる。
また、前記南側部屋4の床4bの高さ位置は、前記中庭2の床2aの高さ位置よりも低く設定されているため、前記中庭2に面する前記南側部屋4の外壁4cおよび採光窓4dは、この南側部屋4の中では比較的高い位置に設けられることになる。したがって、前記北側部屋3の外壁3cに反射する太陽光は、前記南側部屋4の、例えば天井4e付近等の高い位置に差し込むことになるので、前記南側部屋4全体を効果的に明るくすることができる。
これによって、前記北側部屋3の採光性を向上させつつ、前記南側部屋4の採光性も向上させることができるので、日中の明るさや、冬期における日中の室温の面で、これら北側部屋3および南側部屋4の双方の部屋の居住環境を良好にすることが可能となる。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
また、本実施の形態の建物31は、図4に示すように、上部が開放された中庭32と、前記中庭32の北側に配置される北側部屋33と、前記中庭32の南側に配置される南側部屋34と、前記北側部屋33の下方に設けられる下階部屋35と、前記中庭2の下方に設けられる収納室36と、を備える。
また、この屋根は、前記中庭32を境にして北側に位置する北側の屋根と、南側に位置する南側の屋根とを有する。
なお、本実施の形態の建物31の屋根の屋根面には、一面に、太陽電池モジュールが設置されている。
また、この中庭32は、下部に設けられる床32aを有する。床32aは、建物31の第二層31bを構成する床そのものであり、この床32aの上方には、中庭32の歩行面を形成する床材32bが設けられている。なお、この床材32bと前記床32aとの間には隙間が形成されている。
また、この外壁33cの上部に、前記採光窓33dが設けられている。この採光窓33dとしては、ガラス等の透光性を有する材料が用いられている。また、本実施の形態の採光窓33dは、開閉自在に構成されており、採光だけでなく、通風も可能となっている。
なお、この窓33eは、前記採光窓33dと対向するように配置されている。すなわち、この窓33eが設けられる北側部屋33の北側外壁と、前記採光窓33dが設けられる外壁33cとが対向して配置されている。
本実施の形態の反射手段37は、光を反射しやすい性質を有するとともに前記外壁33cの表面を化粧する外壁材とされている。その他、外壁塗装材や太陽電池モジュール等を用いてもよいものとする。さらに、この反射手段37を介して、シースルー型太陽電池モジュールを、前記外壁33cに設けるようにしてもよい。
また、この外壁34cの下部に、前記採光窓34dが設けられている。この採光窓34dとしては、ガラス等の透光性を有する材料が用いられている。また、本実施の形態の採光窓34dは、開閉自在に構成されており、採光だけでなく、通風も可能となっている。
なお、この窓34eは、前記採光窓34dと対向するように配置されている。すなわち、この窓34eが設けられる南側部屋34の南側外壁と、前記採光窓34dが設けられる外壁34cとが対向して配置されている。
前記外壁35bは、前記中庭32に面しており、前記第二層31bの床から前記第三層31cまでの高さに設定されている。より詳細には、前記中庭32の床32aの上方に設けられた床材32bの高さ位置から前記北側部屋33の床33bまでの高さに設定されている。
この外壁35bのうち、前記天井35aよりも低く、前記中庭32の床材32bよりも高い位置に、前記採光窓35cが設けられている。この採光窓35cとしては、ガラス等の透光性を有する材料が用いられている。また、本実施の形態の採光窓35cは、開閉自在に構成されており、採光だけでなく、通風も可能となっている。
前記窓35dは、開閉自在に構成されており、採光および通風が可能となっている。
なお、この窓35dは、前記採光窓35cと対向するように配置されている。すなわち、この窓35dが設けられる下階部屋35の北側外壁と、前記採光窓35cが設けられる外壁35bとが対向して配置されている。
さらに、この収納室36の北側には前記下階部屋35が設けられており、南側には前記南側部屋34が設けられている。また、これら収納室36と、前記下階部屋35および南側部屋34との間には、それぞれ、戸が設けられた出入り口36a,36bが形成されている。
前記建物31において、前記北側部屋33の屋根33aの高さ位置は、前記南側部屋34の屋根34aの高さ位置よりも高く設定されており、前記南側部屋34の床34bの高さ位置は、前記中庭32の床32aの高さ位置よりも低く設定されている。
したがって、本実施の形態においては、図4に示すように、太陽光を、前記中庭32の上部開放部や、前記北側部屋33の採光窓33d等から建物31内部に差し込ませることができる。また、前記下階部屋35の採光窓35cからも、太陽光を建物31内部に差し込ませることができる。
また、前記南側部屋34の外壁34cに設けられた採光窓34dを開けるとともに、この採光窓34dと対向配置された関係にある窓34eを開けることによって、南側部屋34内に空気を取り込んで通風させることが可能となる。
また、前記下階部屋35の外壁35bに設けられた採光窓35cを開けるとともに、この採光窓35cと対向配置された関係にある窓35dを開けることによって、下階部屋35内に空気を取り込んで通風させることが可能となる。
さらに、前記南側部屋34の窓34eと、前記下階部屋35の窓35dと、前記収納室36の出入り口36a,36bとを開けることによって、建物31の一階全体に空気を取り込んで通風させることが可能となる。
このように建物31内に空気を取り込んで通風させることにより、建物31内の換気を促進できるとともに、暖気の排出を行うことができるので、気温が高い日における日中の室温の面で、前記北側部屋33および南側部屋34の双方の部屋の居住環境を良好にすることができる。
2,32 中庭
2a,32a 床
3,33 北側部屋
3a,33a 屋根
3b,33b 床
3c,33c 外壁
3d,33d 採光窓
4,34 南側部屋
4a,34a 屋根
4b,34b 床
4c,34c 外壁
4d,34d 採光窓
Claims (3)
- 上部が開放された中庭と、前記中庭の北側に配置される北側部屋と、前記中庭の南側に配置される南側部屋と、を備える建物において、
前記中庭は、下部に設けられる床と、この床の上方に設けられ歩行面を形成する床材と、を有しており、
前記北側部屋は、この北側部屋の上部の屋根と、下部の床と、前記中庭に面する外壁と、この外壁に設けられる採光窓と、を有しており、
前記南側部屋は、この南側部屋の上部の屋根であり、前記中庭側が高く前記中庭と反対側が低い片流れ造りの屋根と、下部の床と、前記中庭に面する外壁と、この外壁に設けられる採光窓と、を有しており、
前記北側部屋の屋根の高さ位置は、前記南側部屋の屋根の高さ位置よりも高く設定されており、
前記南側部屋の床の高さ位置は、前記中庭の床の高さ位置よりも低く設定されているとともに、
前記北側部屋の床の高さ位置は、前記中庭の床の高さ位置よりも高く設定され、前記北側部屋の下方に下階部屋が設けられており、
前記下階部屋は、前記北側部屋の床の直下に位置する天井と、前記中庭に面する外壁と、この外壁に設けられる採光窓と、を有しており、
前記北側部屋の採光窓は外壁の上部に設けられ、
前記下階部屋の採光窓は外壁のうち、前記天井よりも低く、前記中庭の床材よりも高い位置に、設けられ、
前記南側部屋の採光窓は外壁の下部に設けられており、
前記北側部屋の外壁には、太陽光を前記南側部屋に向かって反射させる反射手段が設けられていることを特徴とする建物。 - 請求項1に記載の建物において、
前記反射手段は太陽電池モジュールであることを特徴とする建物。 - 請求項1に記載の建物において、
前記北側部屋の外壁には、前記反射手段を介して、シースルー型太陽電池モジュールが設けられていることを特徴とする建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011259998A JP5762937B2 (ja) | 2011-11-29 | 2011-11-29 | 建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011259998A JP5762937B2 (ja) | 2011-11-29 | 2011-11-29 | 建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013112995A JP2013112995A (ja) | 2013-06-10 |
JP5762937B2 true JP5762937B2 (ja) | 2015-08-12 |
Family
ID=48708798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011259998A Active JP5762937B2 (ja) | 2011-11-29 | 2011-11-29 | 建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5762937B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015083754A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 旭化成ホームズ株式会社 | 建物 |
JP2015083755A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 旭化成ホームズ株式会社 | 建物 |
JP6499024B2 (ja) * | 2015-06-12 | 2019-04-10 | トヨタホーム株式会社 | 複合型集合住宅 |
JP2020002659A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 積水ハウス株式会社 | 住宅 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10292646A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Sekisui House Ltd | 土間空間付住宅 |
JPH11172930A (ja) * | 1997-12-11 | 1999-06-29 | Sekisui House Ltd | 住 宅 |
JP2002242458A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Sekisui House Ltd | 玄関に面した中庭を有する住宅 |
JP2002332751A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Sekisui House Ltd | 住 宅 |
JP2003129678A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-08 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 中庭付き住宅 |
JP5438270B2 (ja) * | 2007-11-13 | 2014-03-12 | ミサワホーム株式会社 | 建物 |
JP2010213388A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Sanyo Electric Co Ltd | ソーラーカーテン及び発電素子ユニット |
JP5461208B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2014-04-02 | トヨタホーム株式会社 | 建物 |
-
2011
- 2011-11-29 JP JP2011259998A patent/JP5762937B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013112995A (ja) | 2013-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5762937B2 (ja) | 建物 | |
Myneni | Courtyard as a building component; its role and application in developing a traditional built form, creating comfort; a case of Athangudi Village, India | |
JP5791883B2 (ja) | 建物 | |
JP2013151838A (ja) | 洗面所の採光構造 | |
JP5295872B2 (ja) | 建物 | |
JP5366746B2 (ja) | 建物 | |
JP5461208B2 (ja) | 建物 | |
JP5684696B2 (ja) | 建物 | |
JP2014101690A (ja) | 住宅 | |
JP4921939B2 (ja) | 採光収納構造部分を備える建物 | |
JP4092315B2 (ja) | 建物 | |
JP2002167986A (ja) | 住宅建物 | |
JP2006348743A (ja) | 微気候デザイン建物 | |
JP2007100352A (ja) | 突出屋根付き建物 | |
JP5371459B2 (ja) | 建物 | |
JP4146752B2 (ja) | 建物 | |
JP4943754B2 (ja) | 採光構造部分を備える建物 | |
JP2009138443A (ja) | 集合住宅構造 | |
JP5371334B2 (ja) | 建物 | |
JP2018154972A (ja) | 建物 | |
JP6468771B2 (ja) | 建物 | |
JP2008008117A (ja) | 採光収納構造部分を備える建物 | |
JP5677769B2 (ja) | 建物 | |
JP2009180027A (ja) | 蓄温蓄涼機能を有する建物 | |
JP2002242458A (ja) | 玄関に面した中庭を有する住宅 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5762937 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |