JP5438270B2 - 建物 - Google Patents
建物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5438270B2 JP5438270B2 JP2007294473A JP2007294473A JP5438270B2 JP 5438270 B2 JP5438270 B2 JP 5438270B2 JP 2007294473 A JP2007294473 A JP 2007294473A JP 2007294473 A JP2007294473 A JP 2007294473A JP 5438270 B2 JP5438270 B2 JP 5438270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- room
- building
- outdoor
- specific
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
ところが、これらルーフバルコニーや中庭等のような屋外部を上記特許文献1に記載の建物に設ける際は、建物本体内に、収納室のためのスペースと屋外部のためのスペースの双方を別々に確保しなければならない。しかしながら、このように収納室および屋外部の双方のスペースを別々に確保した場合、いずれか一方のスペースだけを確保した場合に比して、建物本体内のその他の居住スペースが狭くなるという問題がある。
この中間床4と前記特定階2の床3との間が収納室5とされるとともに、この中間床4の上方が屋外に露出する屋外部6とされており、
前記中間床4のうち上面が、前記屋外部6に面して屋外に露出しており、
前記収納室5を囲む壁5aのうち、3面は、前記特定階2の床3上に設けられる部屋7に面することによって屋内に設けられ、当該3面の壁5aは、この部屋7に通じる出入口5bを備えており、
前記部屋7は、前記収納室5を介して3方向に設けられるそれぞれ独立した部屋7(リビング7A,部屋7B,廊下7C)とされていることを特徴とする。
さらに、前記収納室5は、この収納室5を囲む壁5aのうち、少なくとも2面が、前記特定階2の床3上に設けられる部屋7に面しているとともに、この部屋7に通じる出入口5bを備えているので、これら部屋7と収納室5とを容易に行き来することができ、使い勝手が良い。
前記特定階2の床3上に設けられる部屋7には、前記屋外部6に面する壁7aに開口部7bが設けられていることを特徴とする。
前記屋外部6と、この屋外部6に面する部屋7,8との間には、これら屋外部6と部屋7,8とを連絡する階段9A,9B,9C,9Dが設けられていることを特徴とする。
前記中間床4には、所定方向に傾斜する水勾配が形成されており、この中間床4の傾斜方向の下端には排水溝4aが設けられていることを特徴とする。
前記中間床4は、前記特定階2の床3上に設けられる部屋7に向かって傾斜しており、この中間床4の上面は、植物10aが植栽される植栽部10とされていることを特徴とする。
さらに、収納室は、この収納室を囲む壁のうち、少なくとも2面が、特定階の床上に設けられる部屋に面しているとともに、この部屋に通じる出入口を備えているので、これら部屋と収納室とを容易に行き来することができ、使い勝手が良い。
この中間床4と前記特定階2の床3との間が収納室5とされるとともに、この中間床4の上方が屋外に露出する屋外部6とされており、
前記収納室5を囲む壁5aのうち、少なくとも2面は、前記特定階2の床3上に設けられる部屋7に面しているとともに、この部屋7に通じる出入口5bを備えている。
また、前記屋外部6は屋外に露出しているので、雨水等の水分が建物1内に流入しないように防水処理が施されていることは言うまでもない。
すなわち、このように収納室5の天井高を0.9m〜1.4mに設定することによって、居住者が収納室5に入って、何とか作業ができる最低限の高さを確保でき、また、このように天井高を必要最低限に押さえることで、建物1の高さが高くなることによって隣接する建物に及ぼす日照現象等の影響を極力少なくすることができる。
なお、建物1の1階に設けられた収納室5の上方の屋外部6を、例えばバルコニーとして利用した場合、前記屋外部6は1階から半階上がった高さに設定されているので、1階からバルコニーへの連絡が容易である。すなわち、バルコニーにて洗濯干し等の作業する際に、重い洗濯物を持って2階に上がるという負担を軽減できるので、好ましい。
なお、このような開口部8bには、手摺りや柵等を設けるようにして、物品等の落下を防ぐことが好ましい。
このような図5に示す収納室5は、この収納室5を囲む壁5aのうちの2面が、特定階2の床3上に設けられる部屋8に面しているとともに、この部屋8に通じる出入口(図示せず)を備え、行き来可能となっている。
また、このような収納室5の上方に位置する屋外部6は、例えばバルコニーとして利用されており、この屋外部6に面する部屋8の壁8aには、それぞれ開口部8bが設けられている。
また、このような収納室5の上方に位置する屋外部6は、例えば中庭として利用されており、この屋外部6に面する部屋7,8の壁7a,8aには、それぞれ開口部7b,8bが設けられている。
これによって、この階段9A,9B,9C,9Dを通じて、前記屋外部6と、この屋外部6に面する部屋7,8との間を容易に行き来できるので、使い勝手が良い。
以下に、前記屋外部6と部屋7,8とを連絡する階段9A,9B,9C,9Dについて説明するが、本実施の形態においては、いずれを採用してもよいものとする。
なお、このような開口部7bおよび段部8cの例は、前記階段9A,9B,9Cにも適用することができることは言うまでもない。
これにより、前記屋外部6に溜まる雨水等の水分を排水でき、建物1内に雨水等が流入することを確実に防げるようになっている。
また、前記中間床4の下面、すなわち収納室5の天井は、この中間床4の上面の傾斜に合わせて傾斜させて形成されていてもよく、逆に傾斜せずに水平にまっすぐ形成されていてもよいものとする。
また、本実施の形態の収納室5の天井高は1.4mに設定されているので、前記植栽部10は、大人が立った際によく見えるようになっている。
さらに、前記収納室5は、この収納室5を囲む壁5aのうち、少なくとも2面が、前記特定階2の床3上に設けられる部屋7に面しているとともに、この部屋7に通じる出入口5bを備えているので、これら部屋7と収納室5とを容易に行き来することができ、使い勝手が良い。
2 特定階
3 床
4 中間床
5 収納室
6 屋外部
Claims (5)
- 特定階の床の一部の上に中間床が設けられており、
この中間床と前記特定階の床との間が収納室とされるとともに、この中間床の上方が屋外に露出する屋外部とされており、
前記中間床のうち上面が、前記屋外部に面して屋外に露出しており、
前記収納室を囲む壁のうち、3面は、前記特定階の床上に設けられる部屋に面することによって屋内に設けられ、当該3面の壁は、この部屋に通じる出入口を備えており、
前記部屋は、前記収納室を介して3方向に設けられるそれぞれ独立した部屋とされていることを特徴とする建物。 - 請求項1に記載の建物において、
前記特定階の床上に設けられる部屋には、前記屋外部に面する壁に開口部が設けられていることを特徴とする建物。 - 請求項1または2に記載の建物において、
前記屋外部と、この屋外部に面する部屋との間には、これら屋外部と部屋とを連絡する階段が設けられていることを特徴とする建物。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の建物において、
前記中間床には、所定方向に傾斜する水勾配が形成されており、この中間床の傾斜方向の下端には排水溝が設けられていることを特徴とする建物。 - 請求項4に記載の建物において、
前記中間床は、前記特定階の床上に設けられる部屋に向かって傾斜しており、この中間床の上面は、植物が植栽される植栽部とされていることを特徴とする建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007294473A JP5438270B2 (ja) | 2007-11-13 | 2007-11-13 | 建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007294473A JP5438270B2 (ja) | 2007-11-13 | 2007-11-13 | 建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009121093A JP2009121093A (ja) | 2009-06-04 |
JP5438270B2 true JP5438270B2 (ja) | 2014-03-12 |
Family
ID=40813540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007294473A Expired - Fee Related JP5438270B2 (ja) | 2007-11-13 | 2007-11-13 | 建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5438270B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5762937B2 (ja) * | 2011-11-29 | 2015-08-12 | ミサワホーム株式会社 | 建物 |
JP6081701B2 (ja) * | 2012-01-17 | 2017-02-15 | 旭化成ホームズ株式会社 | 建物 |
JP6910980B2 (ja) * | 2018-03-19 | 2021-07-28 | ミサワホーム株式会社 | 建物 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3796298B2 (ja) * | 1996-08-12 | 2006-07-12 | ミサワホーム株式会社 | バルコニ付きユニット式建物 |
JP3820310B2 (ja) * | 1997-01-22 | 2006-09-13 | ミサワホーム株式会社 | バルコニ付き建物 |
JP4616506B2 (ja) * | 2001-04-26 | 2011-01-19 | ミサワホーム株式会社 | 建物 |
-
2007
- 2007-11-13 JP JP2007294473A patent/JP5438270B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009121093A (ja) | 2009-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6436130B2 (ja) | 住宅 | |
JP4174485B2 (ja) | 建物 | |
JP5438270B2 (ja) | 建物 | |
JP2005350880A (ja) | 建物 | |
JP2014101690A (ja) | 住宅 | |
JP4092315B2 (ja) | 建物 | |
JP4445525B2 (ja) | ロフト付き集合住宅 | |
JP4921939B2 (ja) | 採光収納構造部分を備える建物 | |
JP5632578B2 (ja) | 建物 | |
JP6182339B2 (ja) | 住宅構造 | |
JP6638762B2 (ja) | 住宅 | |
JP5371459B2 (ja) | 建物 | |
JP4861757B2 (ja) | 採光収納構造部分を備える建物 | |
JP2017115523A (ja) | 住宅 | |
JP2008303570A (ja) | バルコニ付き建物 | |
JP4091927B2 (ja) | 2階建て建物 | |
JP2002322733A (ja) | ガーデンバルコニー | |
JP6919637B2 (ja) | 住宅 | |
JP4966369B2 (ja) | 集合住宅 | |
JP2012132311A (ja) | バルコニ付き建物 | |
JP2009068198A (ja) | ロフトを有する部屋構造 | |
JP2004308283A (ja) | 建物 | |
JPH10131522A (ja) | 住 宅 | |
JP2017115524A (ja) | 住宅 | |
JP2008121417A (ja) | 建物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5438270 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |