JP5762231B2 - 演算増幅器 - Google Patents
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Description
例えば、図9には、特許文献1等に開示されているような、AB級出力段を有する一般的な演算増幅器の回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつ、その出力ソース電流の最大値について説明する。
差動増幅回路は、電圧増幅回路A1とカレントミラー回路102Aとから構成されており、カレントミラー回路102Aは、pnp型トランジスタQ1、及び、Q2を有して構成されたものとなっている。
そして、電圧増幅回路A1の出力は、プリドライバ部としてのpnp型トランジスタQ3により電流変換されて、次段のAB級出力回路を駆動するようになっている。
AB級出力回路は、pnp型トランジスタQ8とnpn型トランジスタQ9を有してなるAB級出力段と、2つのアイドリング電流回路104a,104bとから構成されたものとなっている。
なお、定電流源CS2,CS4の電流値は、出力段のトランジスタQ8,Q9のアイドリング電流が等しくなるように設定され、また、定電流源CS1の電流値は、トランジスタQ3に流れる電流と、トランジスタQ5,Q6を通して定電流源CS3に流れ込む電流値の合計となるように設定されるものとなっている。
出力ソース電流Ioutは、トランジスタQ8のコレクタ電流として流れる。この際、トランジスタQ8のベースからは、ベース電流IbQ8が流れ出す。
このベース電流IbQ8は、トランジスタQ3のコレクタ電流に加算され、トランジスタQ3のべースからは、コレクタ電流の増加に応じてベース電流IbQ3が流出することとなる。
このベース電流IbQ3は、電圧増幅器A1に流れ込むが、電圧増幅器A1のトランジスタQ3に接続されたノードは、演算増幅器の電圧利得を高めるために高出力インピーダンスとなっているため、電圧増幅器A1に流れ込む電流の大きさが常に一定に保とうとされる。
すなわち、ベース電流IbQ3の増加分がコレクタ電流IcQ2の減少分となり、出力ソース電流Ioutを増加させるようになっている。
したがって、出力ソース電流Ioutの出力能力、すなわち、出力ソース電流の最大値Iout(max)は、コレクタ電流IcQ2の減少を、どの程度許容できるかに依存するものとなる。このコレクタ電流IcQ2の減少を許容できる大きさを、IcQ2(dec)と定義し、IcQ2(dec)は下記する式1により表される。
したがって、出力ソース電流の最大値Iout(max)は、下記する式2のように定義することができる。
この式2より出力ソース電流の最大値は、電流増幅率Hfe(Q3)、Hfe(Q8)、コレクタ電流IcQ2、ベース電流IbQ3により決定されることが理解できる。したがって、出力ソース電流の最大値Iout(max)を制限するには、上述のパラメータを調整する必要がある。
したがって、出力ソース電流の最大値を所望の値に制限するためには、何らの過電流保護回路を追加する必要がある。
このような過電流保護回路としては、例えば、特許文献2等に開示された回路構成のものなどがある。
また、上述の特許文献2に示された過電流保護回路は、最小でもトランジスタ3素子、抵抗1素子を必要とし、演算増幅器全体としての回路規模が大きくなり、小型化の要請に反するという問題もある。
前記プリドライバ回路を構成するプリドライバ用トランジスタのベース電流の増加を抑圧し、出力電流の過電流保護を可能とした過電流保護回路が設けられ、
前記過電流保護回路は、過電流保護回路用トランジスタと、第1の抵抗器とを有してなる一方、
前記差動増幅回路は、2つの出力端子間に差動出力が得られるよう構成されてなる電圧増幅器と、前記電圧増幅器の2つの出力端子に電流供給を可能とした電流供給回路とを有してなり、
前記電圧増幅器の一方の出力端子には、前記プリドライバ用トランジスタのベースが接続される一方、前記電圧増幅器の他方の出力端子には、前記過電流保護回路用トランジスタのコレクタが接続され、
前記過電流保護回路用トランジスタのエミッタは、前記過電流保護回路用トランジスタがnpn型トランジスタの場合には負電源電圧が、前記過電流保護回路用トランジスタがpnp型トランジスタの場合には正電源電圧が、それぞれ印加可能とされ、前記過電流保護回路用トランジスタのベースは、前記プリドライバ用トランジスタのコレクタに接続されると共に、前記第1の抵抗器を介して、前記過電流保護回路用トランジスタがnpn型トランジスタの場合には負電源電圧が、前記過電流保護回路用トランジスタがpnp型トランジスタの場合には正電源電圧が、それぞれ印加可能とされ、
前記電流供給回路は、第1及び第2のトランジスタを有し、前記第1及び第2のトランジスタは、相互にベースが接続されると共に、その接続点と前記第2のトランジスタのコレクタが接続され、前記第2のトランジスタは、ダイオード接続状態とされ、前記第1及び第2のトランジスタのエミッタには、前記第1及び第2のトランジスタがpnp型トランジスタの場合には正電源電圧が、前記第1及び第2のトランジスタがnpn型トランジスタの場合には負電源電圧が、それぞれ印加可能とされ、前記第1のトランジスタのコレクタは、前記電圧増幅器の一方の出力端子に、前記第2のトランジスタのコレクタは、前記電圧増幅器の他方の出力端子に、それぞれ接続されてなり、前記プリドライバ用トランジスタのベース電流の増加分を、前記第1のトランジスタのコレクタ電流の減少分で相殺し、前記プリドライバ用トランジスタから前記電圧増幅器に流れ込む電流を一定値に保持可能としてなるものである。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
以下説明する演算増幅器の第1乃至第6の構成例の内、第1乃至第3の構成例は、特に、出力ソース電流の最大値の調整に適するものであり、第4乃至第6の構成例は、特に、出力シンク電流の最大値の調整に適するものである。
最初に、本発明の実施の形態における演算増幅器の第1の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
最初に、この第1の構成例における演算増幅器の回路構成について説明する。
この第1の実施例における演算増幅器は、差動増幅回路101と、プリドライバ回路103と、過電流保護回路104と、アイドリング電流供給回路105と、プッシュプル出力段106とに大別されて構成されたものとなっている。
そして、電圧増幅器15の出力端子には、次述するように電流供給回路102による電流供給がなされるようになっている。
すなわち、第1及び第2のトランジスタ1,2は、相互にベースが接続されると共に、その接続点と第2のトランジスタ2のコレクタが接続されており、第2のトランジスタ2は、いわゆるダイオード接続されたものとなっている。
かかるプリドライバ回路103において、第3のトランジスタ3のベースは、電圧増幅器15の一方の出力端子が接続されて、電圧増幅器15の出力電圧が印加されるようになっている。
すなわち、第10のトランジスタ10のコレクタは、第2のトランジスタ2のコレクタと共に、電圧増幅器15の他方の出力端子に接続される一方、エミッタは負電源電圧端子42に接続され、負電源電圧が印加可能とされている。なお、本発明の実施の形態において、負電源電圧はグランド電位となっている。
一方、第10のトランジスタ10のベースは、第1の抵抗器31を介して負電源電圧端子42に接続されている。
また、第5のトランジスタ5のコレクタは、第8のトランジスタ8のベースに接続されたものとなっている。
また、第5のトランジスタ5のエミッタは、第9のトランジスタ9のベースに接続されると共に、エミッタと負電源電圧端子42との間には、第3の定電流源(図1においては「CS3」と表記)23が直列接続されて設けられたものとなっている。
また、第6のトランジスタ6のエミッタは、第8のトランジスタ8のベースに接続されている。
また、第8のトランジスタ8のエミッタは、正電源電圧端子41に、第9のトランジスタ9のエミッタは、負電源電圧端子42に、それぞれ接続されている。
また、第1の定電流源21の出力電流は、第3のトランジスタ3に流れる電流と、第5及び第6のトランジスタ5,6を介して第3の定電流源23に流れる電流の合計となるように設定されている。
出力ソース電流Ioutは、第8のトランジスタ8のコレクタ電流として流れるもので、この際、ベースからはベース電流IbQ8が流れ出す。
このベース電流IbQ8は、第3のトランジスタ3のコレクタ電流に加算され、第3のトランジスタ3のベースからは、そのコレクタ電流の増加に応じてベース電流IbQ3が流れ出し、電圧増幅器15に流れ込む。
そして、コレクタ電流IcQ1を減少させるために、第2のトランジスタ2のコレクタ電流IcQ2も減少する。
ここで、出力ソース電流の最大値Iout(max)は、従来同様、第2のとランジスタ2のコレクタ電流IcQ2の減少をどの程度許容できるかに依存する。
そこで、コレクタ電流IcQ2の減少を許容できる大きさをIcQ2(dec)と定義すると、その値は、下記する式3により表される。
したがって、式5は、下記する式6に書き換えることができる。
図4には、本発明の実施の形態における演算増幅器において、出力ソース電流の最大値Iout(max)を調整した際の出力電圧の変化特性例が示されており、以下、同図について説明する。
同図によれば、従来回路の場合、出力電流が60mA以上流れるのに対して、本発明の実施の形態における演算増幅器では、第1の抵抗器31を調整することで、出力ソース電流の最大値Iout(max)を40mA程度に調整可能であることが理解できる。
このように、本発明の実施の形態における演算増幅器においては、過電流保護回路104が、従来と異なり、より少ない素子数(2素子)で、消費電流の増加を招くことなく、出力ソース電流の最大値Iout(max)の調整が可能となっている。
なお、図1に示された構成例における構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第2の構成例は、第1の構成例における過電流保護回路104において、コンデンサ(図2においては「C1」と表記)33を追加し、新たに過電流保護回路104Aとしたものである。
かかるコンデンサ33の追加により、出力ソース電流の最大値Iout(max)の高周波成分の除去が可能となっている。
しかして、第10のトランジスタ10は、式7で表された遮断周波数ft以上の周波数を有する信号に対して減衰特性を示すこととなる。
第10のトランジスタ10は、先に式3に表されたように、コレクタ電流IcQ10が出力ソース電流の最大値Iout(max)に寄与するものとなっている。したがって、コンデンサ33の追加により、出力ソース電流の最大値Iout(max)におけるコレクタ電流IcQ10起因の高周波成分の除去が可能となっている。
なお、直流解析の結果は、先に第1の構成例において説明した図4に示された特性と基本的に同様であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略する。
なお、図1、又は、図2に示された構成例における構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第3の構成例は、第1の構成例における過電流保護回路104において、コンデンサ(図3においては「C1」と表記)33、及び、第2の抵抗器(図3においては「R2」と表記)32を追加し、新たに過電流保護回路104Bとしたものである。
なお、コンデンサ33は、図2に示された第2の構成例と同様に接続されて設けられたものとなっている。
かかる構成においては、第2の抵抗器32を設けることで、コンデンサ33の容量が小さくても、出力ソース電流の最大値Iout(max)の高周波成分の除去が可能となっている。
一方、コンデンサ33の容量を小さくすることは、演算増幅器の周波数特性への影響を軽減するという新たなメリットを生ずる。
まず、第10のトランジスタ10と第2の抵抗器32とからなるトランスコンダクタンスGmは、近似的に下記する式8により与えられる。
このように、第2の抵抗器32を追加することで、遮断周波数ftは、第2の構成例で示した式7で求められる遮断周波数に比べ、1/(1+gmQ10×R2)倍に低下する。したがって、この第3の構成例では、特定の遮断周波数を得るために必要とされるコンデンサ33の容量値を、第2の構成例に比して小さくすることが可能となる。
なお、直流解析の結果は、先に第1の構成例において説明した図4に示された特性と基本的に同様であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略する。
最初に、第4の構成例について、図5を参照しつつ説明する。
なお、図1に示された第1の構成例と同一の構成要素には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第4の構成例は、図1に示された第1の構成例の回路を、出力シンク電流の最大値の調整に適する回路とするため、以下説明するように、一部のトランジスタの種類を変更し、それに伴う回路接続を変更した点が第1の構成例と異なるものであり、かかる点を除けば、基本的には第1の構成例と同一の構成を有するものである。
また、プリドライバ用トランジスタとしての第3のトランジスタ3aには、npn型トランジスタが用いられ、そのエミッタは第9のトランジスタ9のベースに接続されると共に、第1の定電流源21を介して負電源電圧端子42に接続されている。
一方、第3のトランジスタ3aのコレクタは、第10のトランジスタ10aのベースに接続されると共に、第1の抵抗器31を介して正電源電圧端子41に接続されている。
また、第8のトランジスタ8のベースは、第5のトランジスタ5のコレクタに接続されると共に、第3の定電流源23を介して正電源電圧端子41に接続されたものとなっている。
以下、その出力シンク電流の最大値Iout(max)の調整機能について説明する。
出力シンク電流の最大値Iout(max)は、第1の構成例において示した式6におけるHfe(Q8)をHfe(Q9)に書き換えることで、下記する式10により表される。
図8には、かかる構成において、出力シンク電流の最大値Iout(max)を調整した際の出力電圧の変化特性例が示されており、以下、同図について説明する。
同図において、点線の特性線は、従来回路(図9参照)のもので、実線の特性線は、第4の構成例の演算増幅器のものである。
なお、図5に示された第4の構成例と同一の構成要素には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第5の構成例は、第4の構成例における過電流保護回路104において、コンデンサ(図6においては「C1」と表記)33を追加し、新たに過電流保護回路104Aとしたものである。
かかるコンデンサ33の追加により、出力シンク電流の最大値Iout(max)の高周波成分を、先に示された式7で表される遮断周波数で除去することができるものとなっている。
なお、直流解析の結果は、先に第4の構成例において説明した図8に示された特性と基本的に同様であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略する。
なお、図5、図6に示された第4、第5の構成例と同一の構成要素には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第6の構成例は、第4の構成例における過電流保護回路104において、コンデンサ(図7においては「C1」と表記)33、及び、第2の抵抗器(図7においては「R2」と表記)32を追加し、新たに過電流保護回路104Bとしたものである。
なお、コンデンサ33は、図6に示された第5の構成例と同様に接続されて設けられたものとなっている。
かかる構成においては、第2の抵抗器32を設けることで、コンデンサ33の容量が小さくても、出力シンク電流の最大値Iout(max)の高周波成分を、先に示された式7で表される遮断周波数で除去することができるものとなっている。一方、コンデンサ33の容量を小さくすることは、演算増幅器の周波数特性への影響を軽減するという新たなメリットを生ずる。
なお、直流解析の結果は、先に第4の構成例において説明した図8に示された特性と基本的に同様であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略する。
っている。
31…第1の抵抗器
32…第2の抵抗器
33…コンデンサ
101…差動増幅回路
103…プリドライバ回路
104…過電流保護回路
105…アイドリング電流供給回路
106…プッシュプル出力段
Claims (3)
- 入力信号に対して差動増幅を行う差動増幅回路と、前記差動増幅回路の出力を電圧・電流変換して出力するプリドライバ回路と、前記プリドライバ回路の出力により駆動される出力段とを有してなる演算増幅器であって、
前記プリドライバ回路を構成するプリドライバ用トランジスタのベース電流の増加を抑圧し、出力電流の過電流保護を可能とした過電流保護回路が設けられ、
前記過電流保護回路は、過電流保護回路用トランジスタと、第1の抵抗器とを有してなる一方、
前記差動増幅回路は、2つの出力端子間に差動出力が得られるよう構成されてなる電圧増幅器と、前記電圧増幅器の2つの出力端子に電流供給を可能とした電流供給回路とを有してなり、
前記電圧増幅器の一方の出力端子には、前記プリドライバ用トランジスタのベースが接続される一方、前記電圧増幅器の他方の出力端子には、前記過電流保護回路用トランジスタのコレクタが接続され、
前記過電流保護回路用トランジスタのエミッタは、前記過電流保護回路用トランジスタがnpn型トランジスタの場合には負電源電圧が、前記過電流保護回路用トランジスタがpnp型トランジスタの場合には正電源電圧が、それぞれ印加可能とされ、前記過電流保護回路用トランジスタのベースは、前記プリドライバ用トランジスタのコレクタに接続されると共に、前記第1の抵抗器を介して、前記過電流保護回路用トランジスタがnpn型トランジスタの場合には負電源電圧が、前記過電流保護回路用トランジスタがpnp型トランジスタの場合には正電源電圧が、それぞれ印加可能とされ、
前記電流供給回路は、第1及び第2のトランジスタを有し、前記第1及び第2のトランジスタは、相互にベースが接続されると共に、その接続点と前記第2のトランジスタのコレクタが接続され、前記第2のトランジスタは、ダイオード接続状態とされ、前記第1及び第2のトランジスタのエミッタには、前記第1及び第2のトランジスタがpnp型トランジスタの場合には正電源電圧が、前記第1及び第2のトランジスタがnpn型トランジスタの場合には負電源電圧が、それぞれ印加可能とされ、前記第1のトランジスタのコレクタは、前記電圧増幅器の一方の出力端子に、前記第2のトランジスタのコレクタは、前記電圧増幅器の他方の出力端子に、それぞれ接続されてなり、前記プリドライバ用トランジスタのベース電流の増加分を、前記第1のトランジスタのコレクタ電流の減少分で相殺し、前記プリドライバ用トランジスタから前記電圧増幅器に流れ込む電流を一定値に保持可能としたことを特徴とする演算増幅器。 - 前記過電流保護回路用トランジスタのコレクタと前記プリドライバ用トランジスタのコレクタとの間にコンデンサが接続されてなることを特徴とする請求項1記載の演算増幅器。
- 前記過電流保護回路用トランジスタのエミッタに、第2の抵抗器を介して、前記過電流保護回路用トランジスタがnpn型トランジスタの場合には負電源電圧が、前記過電流保護回路用トランジスタがpnp型トランジスタの場合には正電源電圧が、それぞれ印加可能としてなることを特徴とする請求項2記載の演算増幅器。
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