JP5759936B2 - 音声自動応答システムの関連データを受信する電化製品、音声自動応答システムの関連データ取得方法、及び、プログラム - Google Patents

音声自動応答システムの関連データを受信する電化製品、音声自動応答システムの関連データ取得方法、及び、プログラム Download PDF

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本発明は、音声自動応答システムの関連データを受信する電化製品、音声自動応答システムの関連データ取得方法、及び、プログラムに関する。
従来、通話を通じた顧客からの問い合わせに対して、所定の音声の自動再生とそれに対する顧客の入力を検知することによって、前記問い合わせに対応する、音声自動応答システムが知られている。
例えば、顧客データベースに記録されている顧客状況に基づいて、音声応答項目を決定することにより、顧客がガイダンスを聞いている時間の短縮を図る音声ガイダンスシステムが明らかにされている(特許文献1)。
特開2008―60633号公報
しかしながら、前記音声自動応答システムにおいて、選択肢の数の把握や、自分が選ぶべき選択肢の比較検討のために、顧客は前記音声を最後まで聞く必要があった。また、顧客の様々な通話環境に配慮し、前記音声として雑踏の中でも聞き取りやすく、ゆっくりとした音声が用いられることが多いことも、聞き取りにかかる時間を増大させるとともに、顧客に伝えられる情報量を制限していた。
例えば、特許文献1に記載の音声ガイダンスシステムでは、顧客ごとに再生する音声応答項目を決定することで、個々の顧客ごとに不要な情報を排除し、一件の問い合わせにかかる時間の短縮を試みている。しかし、単位時間あたりに顧客に伝えられる情報量自体が増加した訳ではなく、時間の短縮には限界があった。
以上のような背景から、本発明の発明者は、通話に用いる電化製品が、音声自動応答システムへの発信を検知してサーバとの通信を開始し、当該音声自動応答システムと関連したデータを受信することで、情報の伝達が音声のみに依存することなく、単位時間あたりに顧客に伝えられる情報量の増加に寄与するとともに、既存の音声に新たな情報を付加できる電化製品を発明した。
本発明は、音声自動応答システムへの発信を検知してサーバとの通信を開始し、当該音声自動応答システムの関連データを受信する電化製品、音声自動応答システムの関連データ取得方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、関連データサーバと通信可能に接続され、通話機能を備えた電化製品であって、
前記通話機能を発揮する際の発信先が、予め登録された自動音声応答システムの発信先であるか否かを判断する発信先判断手段と、
前記発信先判断手段によって前記発信先が自動音声応答システムの発信先であると判断した場合には、前記発信先を前記関連データサーバに通知する発信先通知手段と、
前記発信先通知手段によって通知を行った後に、前記関連データサーバから、前記自動音声応答システムに関連したデータを受信するデータ受信手段と、
前記データを受信した後、前記通話機能の発揮を終了する通話機能発揮終了手段と、
を備える電化製品を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、関連データサーバと通信可能に接続され、通話機能を備えた電化製品であって、前記通話機能を発揮する際の発信先が、予め登録された自動音声応答システムの発信先であるか否かを判断し、前記発信先が自動音声応答システムの発信先である場合には、前記発信先を前記関連データサーバに通知し、その後、前記関連データサーバから、前記自動音声応答システムに関連したデータを受信し、前記データを受信した後、前記通話機能の発揮を終了する電化製品を提供することが可能になる。
第2の特徴に係る発明は、前記データ受信手段において関連データサーバから受信するデータは、前記自動音声応答システムから前記電化製品に提供される音声の内容を可視化したデータを含む、第1の特徴に係る発明である電化製品を提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、関連データサーバから受信するデータは、前記自動音声応答システムから前記電化製品に提供される音声の内容を可視化したデータを含む、第1の特徴に係る発明である電化製品を提供することが可能になる。
第3の特徴に係る発明は、前記関連データ受信手段によって受信したデータ、または、当該受信したデータを基に前記電化製品が生成したデータを、前記予め登録された自動音声応答システムに対して送信する参照データ送信手段と、を備える第1、または第2の特徴に係る発明である電化製品を提供する。
第3の特徴に係る発明によれば、前記受信した関連データ、または、当該受信した関連データを基に前記電化製品が生成したデータを、前記予め登録された自動音声応答システムに対して送信する第1、または第2の特徴に係る発明である電化製品を提供することが可能になる。
第4の特徴に係る発明は、前記関連したデータが更新されたか否かを記憶する更新データ記憶手段を備えた前記関連データサーバと通信可能に接続され、
前記更新された関連したデータが無い場合、前記関連したデータを受信しないデータ受信中止手段と
を備える、第1乃至3のいずれかの特徴に係る発明である電化製品を提供する。
第4の特徴に係る発明によれば、前記関連したデータが更新されたか否かを記憶する更新データ記憶手段を備えた前記関連データサーバと通信可能に接続され、前記更新された関連したデータが無い場合、前記関連したデータを受信しない、第1乃至3のいずれかの特徴に係る発明である電化製品を提供することが可能になる。
これら上記の発明は、電化製品のカテゴリであるが、方法、プログラムのカテゴリであっても、そのカテゴリに応じた同様の作用、効果を奏する。
第5の特徴に係る発明は、
関連データサーバと通信可能に接続され、通話機能を備えた電化製品が実行するデータ取得方法であって、
前記通話機能を発揮する際の発信先が、予め登録された音声自動応答システムの発信先であるか否かを判断するステップと、
前記発信先が音声自動応答システムの発信先であると判断した場合には、前記発信先を前記関連データサーバに通知するステップと、
前記通知を行った後に、前記関連データサーバから、前記音声自動応答システムに関連したデータを受信するステップと、
前記データを受信した後、前記通話機能の発揮を終了するステップと、
を備える音声自動応答システムの関連データ取得方法を提供する。
第6の特徴に係る発明は、
関連データサーバと通信可能に接続され、通話機能を備えた電化製品に、
前記通話機能を発揮する際の発信先が、予め登録された音声自動応答システムの発信先であるか否かを判断するステップ、
前記発信先が音声自動応答システムの発信先であると判断した場合には、前記発信先を前記関連データサーバに通知するステップ、
前記通知を行った後に、前記関連データサーバから、前記音声自動応答システムに関連したデータを受信するステップ、
前記データを受信した後、前記通話機能の発揮を終了するステップ、
を実行させるための電化製品用プログラムを提供する。
本発明によれば、音声自動応答システムへの発信を検知してサーバとの通信を開始し、当該音声自動応答システムの関連データを受信する電化製品、音声自動応答システムの関連データ取得方法、及び、プログラムを提供することが可能になる。
図1は、本発明の好適な実施形態であるデータ取得システム1の概要を説明するための概念図である。 図2は、本発明の好適な実施形態であるデータ取得システム1のシステム構成図である。 図3は、電化製品10、関連データサーバ200、音声自動応答システム300の機能ブロック図である。 図4は、電化製品10と、関連データサーバ200と、音声自動応答システム300が実行する関連データの受信処理の手順を表したフローチャートである。 図5は、電化製品10と、関連データサーバ200と、音声自動応答システム300が実行する参照データの送信処理の手順を表したフローチャートである。 図6は、電化製品10が表示する関連データ表示画面の一例を示したものである。 図7は、電化製品10が表示する関連データ表示画面の一例を示したものである。 図8は、電化製品10の備える発信先情報データベース25内の、発信先情報テーブルの一例を示したものである。 図9は、図9は、関連データサーバ200の備える発信先特定データベース225内の、発信先特定テーブルの一例を示したものである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しながら説明する。なお、この実施の形態はあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
本発明の概要について説明する。本発明は、通話機能を備える電化製品が当該通話機能を発揮した時に、発信先が予め登録された音声自動応答システムへの発信であるかを判断し、音声自動応答システムへの発信であった場合には関連データサーバとの通信を開始することで、当該音声自動応答システムの関連データを受信する電化製品、音声自動応答システムの関連データ取得方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
[データ取得システム1の概要]
初めに、図1に基づいて、本発明の好適な実施形態であるデータ取得システム1の概要について説明する。
データ取得システム1において、電化製品10が備える通話機能が発揮されるにあたり、電化製品10上は当該発揮された通話機能の発信先が、予め登録された音声自動応答システムであるかを判断する(ステップS01)。
この時、前記判断を行うプログラムは、通話機能が発揮される度に起動されてもよいし、通話機能を提供するプログラムと同一であってもよい。また、前記発信先は、数字のみの組み合わせである電話番号に限らず、通話の相手先を特定する際に用いることができるユニークな文字列等であってもよい。
前記判断の結果、前記発信先が予め登録された音声自動応答システムであると判断された場合、電化製品10は関連データサーバ200に対して、前記発信先を通知する(ステップS02)。なお、本実施例において関連データサーバ200は一つであるが、複数の関連データサーバ200がある場合においては、前記発信先に応じて、通知する関連データサーバ200を変更してもよい。
前記発信先を受信した関連データサーバ200は、前記発信先を用いて、発信先にあたる前記音声自動応答システム300を特定する(ステップS03)。更に、前記関連データサーバ200は後述の関連データの送信に先立ち、送信すべき関連データの一部または全部を、前記音声自動応答システム300から取得してもよい(ステップS04)。
前記関連データサーバ200は、関連データサーバ200の記憶部に記憶された、または、ステップS04で取得した、前記音声自動応答システム300の関連データを、前記電化製品10に対して送信する(ステップS05)。
前記関連データとは、前記音声自動応答システム300に関連したデータであって、主としてテキスト、画像、動画によって構成されるが、そのデータの種類は限定されず、音声や実行可能なプログラム等を含んでいてもよい。
図6、及び、図7は、それぞれ前記電化製品10が表示する関連データ表示画面の一例を示したものであって、図6は特に、音声自動応答システム300によって再生される音声を可視化したものにあたる。図6のように、顧客とコミュニケーションをとれるデータを受信し、表示することで、関連データサーバ200は、音声自動応答システム300を可視化した上で、その機能を代替することが可能になる。
一方、図7は音声自動応答システム300によって再生される音声の内容に、更なる情報を付加したものにあたる。携帯電話の料金プランの例を挙げて説明すると、音声自動応答システムによって再生される音声は、料金プランの詳細な内容を含んでおらず、伝達されるのは名称程度の簡易な情報に限られていた。その理由として、全ての詳細な内容を読み上げるには時間がかかりすぎることや、仮に読み上げることができても、ユーザが情報量の多さや誤認のし易さから、音声のみでその内容を把握することが困難であることが挙げられる。
そこで、図7に示されるように、音声で伝えることが困難である情報であって、付加されるべき情報を、前記電化製品10が関連データとして受信し、表示することで、音声自動応答システム300の利便性を大きく向上させることができる。
ここで、前記電化製品10は、関連データを受信した後、発揮した通話機能によって、前記表示された関連データを参照しながら音声自動応答システム300を利用してもよいし、前記通話機能を自動的に終了し、前記関連データサーバ200との通信によって、音声自動応答システム300に対する問い合わせを処理してもよい。
一方で、前記通話機能を自動的に終了しない場合には、前記電化製品10は、前記受信した関連データに基づいて、前記問い合わせにおいて参照されるべき情報を生成し、前記音声自動応答システム300に対して送信してもよい(ステップS06)。そうすることで、前記電化製品10の現在位置や、機種情報や、前記電化製品10の持ち主にあたる顧客の顧客情報を前記音声自動応答システム300に対して送信することができ、問い合わせの処理の効率化に寄与することができる。以上が、本発明の好適な実施例の一つであるデータ取得システム1の概要である。
[データ取得システム1のシステム構成]
図2は、データ取得システム1のシステム構成図である。データ取得システム1は、電化製品10、公衆回線網3(インターネット網や第3世代、第4世代通信網など)、電話網4、音声自動応答システム300、関連データサーバ200から構成される。
電化製品10は、音声自動応答システム300とは、電話網4を介して接続されていてよい。ただし、電化製品10が備える通話機能が、IP電話や、インターネット回線を通じた音声通話である場合には、電化製品10は、音声自動応答システム300と公衆回線網3を介して接続されていればよい。また、電化製品10は、関連データサーバ200とは、公衆回線網3を介して接続される。音声自動応答システム300は、関連データサーバ200とは、公衆回線網3を介して接続される。データ取得システム1内の通信は、無線通信、有線通信を問わない。
電化製品10は、データ通信を行うことが可能であって、表示部及び通話機能を備えた、家庭用又は業務用の電化製品である。電化製品10は、例えば、パソコン、テレビ、電話機、コンピュータに加えて、携帯電話、携帯情報端末、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ、コンテンツ再生・録画プレーヤ等も含む。
音声自動応答システム300は、電化製品10からの発信に対して音声自動応答を行う、一般的な音声自動応答システムである。音声自動応答システム300は、必要に応じて、関連データサーバ200からの問い合わせに対して関連データを提供する機能を備えていてもよい。その場合、音声自動応答システム300を構成する機器はデータ通信を行うことが可能であって、関連データサーバ200からの問い合わせは、当該機器に対して行われるものとする。
関連データサーバ200は、電化製品10から通知された発信先から音声自動応答システム300を特定し、関連データを提供する機能を備えた、一般的なサーバである。
[各機能の説明]
図3に基づいて、各装置の構成について説明する。電化製品10は、制御部11として、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部12として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイスを備える。加えて、電化製品10は、データやファイルを記憶する記憶部13として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等による、データのストレージ部を備える。記憶部13は、発信先情報データベース25を備える。また、電化製品10は、入出力部14として、制御部で制御したデータや画像を出力表示する表示部を備え、かつ、ユーザからの入力を受付けるタッチパネルやキーボード、ボタン、マウス等を備える。
電化製品10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことで、通信部12と協働して、通話機能モジュール15、関連データ受信モジュール16、参照データ送信モジュール17を実現する。また、電化製品10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことで、記憶部13と協働して、発信先判断モジュール18を実現する。また、電化製品10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことで、入出力部14と協働して、関連データ表示モジュール19を実現する。
関連データサーバ200は、電化製品10と同様に、制御部201として、CPU,RAM,ROM等を備え、通信部202として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi対応デバイス又は、有線ケーブルによる接続可能とするデバイス等の、データ通信を実現するデバイスを備える。また、関連データサーバ200は、電化製品10と同様に、データやファイルを記憶する記憶部203として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等による、データのストレージ部を備える。記憶部203は、発信先特定データベース225を備える。
関連データサーバ200において、制御部201が所定のプログラムを読み込むことで、通信部202と協働して、関連データ送信モジュール204、関連データ取得モジュール205を実現する。また、関連データサーバ200において、制御部201が所定のプログラムを読み込むことで、記憶部203と協働して、発信先特定モジュール206を実現する。
音声自動応答システム300において、構成機器の少なくとも一つが、電化製品10と同様に、制御部301として、CPU,RAM,ROM等を備え、通信部302として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi対応デバイス又は、有線ケーブルによる接続可能とするデバイス等の、データ通信を実現するデバイスを備える。
音声自動応答システム300の構成機器において、制御部301が所定のプログラムを読み込むことで、通信部302と協働して、関連データ更新モジュール303、参照データ受信モジュール304を実現する。
[関連データの受信処理]
図4は、電化製品10と、関連データサーバ200と、音声自動応答システム300が実行する関連データの受信処理の手順を表したフローチャートである。この関連データの受信処理について説明する。
初めに、電化製品10の通話機能モジュール15は、ユーザの操作に応じて通話機能を発揮し、通話を発信する(ステップS11)。前記電化製品10の発信先判断モジュール18は、前記通話の発信先を取得し、前記電化製品10の備える発信先情報データベース25から発信先の情報を抽出することで、前記通話の発信先が予め登録された音声自動応答システムであるかを判断する(ステップS12)。
図8は、電化製品10の備える発信先情報データベース25内の、発信先情報テーブルの一例を示したものである。ここで、前記発信先は必ずしも電話番号である必要はなく、発信先を一意に特定できるものであれば、その形式を問わない。
前記電化製品10の発信先判断モジュール18は、前記発信先を用いて発信先情報テーブルから発信先の情報を抽出する。抽出された発信先の情報について、「音声自動応答システムであるか」が『○』だった場合、前記発信先は音声自動応答システムであると判断される(ステップS12:YES)。また、「音声自動応答システムであるか」が『×』であるか、該当する発信先の情報が存在しない場合は、前記発信先は音声自動応答システムではないと判断される(ステップS12:NO)。
ここで、前記電化製品10の発信先判断モジュール18は、通話機能モジュール15と同一のアプリケーションによって実現されていてもよいし、異なるアプリケーションとして実現されていてもよい。後者の場合、発信先判断モジュール18は、通話機能モジュール15が通話機能を発揮した際に、自動的に起動されてよい。
また、本実施例においては、発信先情報データベース25を電化製品10が備えているが、前記電化製品10の発信先判断モジュール18は、インターネット等を利用して、外部のデータベース等から、前記発信先の情報にあたる情報を取得してもよい。
前記電化製品10の発信先判断モジュール18によって、前記発信先が音声自動応答システムではないと判断された場合には、電化製品10の通話機能が発揮され、データ取得システム1の処理は終了する(ステップS12:NOの場合)。
前記電化製品10の発信先判断モジュール18によって、前記発信先が音声自動応答システムであると判断された場合には、前記電化製品10の関連データ受信モジュール16は、関連データサーバ200に前記発信先を通知する(ステップS13)。関連データサーバ200の関連データ送信モジュール204は、前記発信先を受信する(ステップS14)。
前記関連データサーバ200の発信先特定モジュール206は、前記受信した発信先から、前記電化製品の発信先にあたる音声自動応答システム300を特定する。そして、前記関連データサーバ200の関連データ取得モジュール205は、関連データの取得リクエストを前記特定した音声自動応答システム300に送信する(ステップS15)。
図9は、関連データサーバ200の備える発信先特定データベース225内の、発信先特定テーブルの一例を示したものである。前記関連データサーバ200の発信先特定モジュール206は、前記受信した発信先を用いて、前記音声自動応答システム300を構成する機器のうち、データ通信機能を備えた機器のIPアドレスを抽出することで、前記音声自動応答システム300を特定することができる。
前記音声自動応答システム300の関連データ更新モジュール303は、前記関連データの取得リクエストを受信する(ステップS16)。そして、前記関連データ更新モジュール303は、前記音声自動応答システム300の記憶部から最新の関連データを読み込み、前記関連データサーバ200に送信する(ステップS17)。
前記関連データサーバ200の関連データ取得モジュール205は、前記最新の関連データを前記音声自動応答システム300から受信する(ステップS18)。そして、前記関連データサーバ200の関連データ送信モジュール204は、前記受信した最新の関連データを前記電化製品10に送信する(ステップS19)。
ここで、関連データサーバ200は関連データの取得処理、すなわち前記ステップS15からステップS18を必ずしも行う必要はなく、前記関連データサーバ200の関連データ送信モジュール204は、前記関連データサーバ200の記憶部から、前記受信した発信先に対応した関連データを読み込み、前記電化製品10に送信してもよい。前記関連データ送信モジュール204は、関連データの取得処理の有無を、発信先特定データベース225内の、発信先特定テーブルの、「データ更新の有無」によって決定することができてよい。
前記電化製品10の関連データ受信モジュール16は、前記関連データサーバ200から、前記関連データを受信する(ステップS20)。前記電化製品10の関連データ表示モジュール19は、前記受信した関連データを、前記電化製品10の表示部に表示してもよい。以上が、関連データの受信処理の処理手順である。
[参照データの送信処理]
図5は、電化製品10と、関連データサーバ200と、音声自動応答システム300が実行する参照データの送信処理の手順を表したフローチャートである。この参照データの送信処理について説明する。
初めに、電化製品10の通話機能モジュール15は、ユーザの操作に応じて通話機能を発揮し、通話を発信する(ステップS21)。そして、前記関連データの受信処理が開始し、関連データサーバ200は、前記電化製品10に対して関連データを送信する(ステップS22)とともに、前記電化製品10は、当該関連データを受信する(ステップS23)。ステップS22、及び、ステップS23における各モジュールの働きは、前記関連データの受信処理の手順に記載した通りである。
次に、電化製品10の参照データ送信モジュール17は、前記受信した関連データを解釈し、送信する参照データを生成する(ステップS24)。当該参照データとは、前記音声自動応答システムとの通話において参照されるデータであり、例えば、電化製品10の現在の位置情報や、電化製品10の持ち主にあたる顧客の顧客情報等が該当する。
すなわち、前記関連データに電化製品10の現在の位置情報を参照データとする旨が内容として含まれており、前記電化製品10が位置情報取得モジュールを備える場合には、前記電化製品10の参照データ送信モジュール17は、前記位置情報取得モジュールによって位置情報を取得することをもって、参照データの生成とする。
一方、前記関連データに電化製品10の持ち主にあたる顧客の顧客情報を参照データとする旨が内容として含まれるとともに、当該顧客情報自体も前記関連データに含まれる場合には、当該顧客情報を参照データとして扱うことをもって、参照データの生成とする。よって、参照データの生成においては、必ずしも前記受信した関連データの演算を必要としない。
その後、前記電化製品10の参照データ送信モジュール17は、前記生成した参照データを、前記音声自動応答システム300に送信する(ステップS25)。前記音声自動応答システム300の参照データ受信モジュール304は、前記参照データを受信する(ステップS26)。
このとき、ステップS25、ステップS26における送受信においては、電話網4を通じたデータ通信を利用してもよいし、前記電化製品10と前記音声自動応答システム300が公衆回線網3で通信可能に接続されている場合には、公衆回線網3を通じたデータの送受信を行うことが望ましい。
また、前記音声自動応答システム300は、前記受信した参照データを、音声自動応答に対する入力の一部や入力の付加情報として、機械的に処理してよいし、オペレータが対応する際に参照する、参考資料として扱ってよい。以上が、参照データ送信処理の処理手順である。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 電化製品、200 関連データサーバ、300 音声自動応答システム

Claims (6)

  1. 関連データサーバと通信可能に接続され、通話機能を備えた電化製品であって、
    前記通話機能を発揮する際の発信先が、予め登録された自動音声応答システムの発信先であるか否かを判断する発信先判断手段と、
    前記発信先判断手段によって前記発信先が自動音声応答システムの発信先であると判断した場合には、前記発信先を前記関連データサーバに通知する発信先通知手段と、
    前記発信先通知手段によって通知を行った後に、前記関連データサーバから、前記自動音声応答システムに関連したデータを受信するデータ受信手段と、
    前記データを受信した後、前記通話機能の発揮を終了する通話機能発揮終了手段と、
    を備える電化製品。
  2. 前記データ受信手段において関連データサーバから受信するデータは、前記自動音声応答システムから前記電化製品に提供される音声の内容を可視化したデータを含む、請求項1に記載の電化製品。
  3. 前記関連データ受信手段によって受信したデータ、または、当該受信したデータを基に前記電化製品が生成したデータを、前記予め登録された自動音声応答システムに対して送信する参照データ送信手段と、を備える請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電化製品。
  4. 前記関連したデータが更新されたか否かを記憶する更新データ記憶手段を備えた前記関連データサーバと通信可能に接続され、
    前記更新された関連したデータが無い場合、前記関連したデータを受信しないデータ受信中止手段と、
    を備える請求項1乃至3のいずれかに記載の電化製品。
  5. 関連データサーバと通信可能に接続され、通話機能を備えた電化製品が実行するデータ取得方法であって、
    前記通話機能を発揮する際の発信先が、予め登録された音声自動応答システムの発信先であるか否かを判断するステップと、
    前記発信先が音声自動応答システムの発信先であると判断した場合には、前記発信先を前記関連データサーバに通知するステップと、
    前記通知を行った後に、前記関連データサーバから、前記音声自動応答システムに関連したデータを受信するステップと、
    前記データを受信した後、前記通話機能の発揮を終了するステップと、
    を備える音声自動応答システムの関連データ取得方法。
  6. 関連データサーバと通信可能に接続され、通話機能を備えた電化製品に、
    前記通話機能を発揮する際の発信先が、予め登録された音声自動応答システムの発信先であるか否かを判断するステップ、
    前記発信先が音声自動応答システムの発信先であると判断した場合には、前記発信先を前記関連データサーバに通知するステップ、
    前記通知を行った後に、前記関連データサーバから、前記音声自動応答システムに関連したデータを受信するステップ、
    前記データを受信した後、前記通話機能の発揮を終了するステップ、
    を実行させるための電化製品用プログラム。
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