JP2010049526A - 携帯電子機器、コンテンツ再生装置、コンテンツ取得方法、コンテンツの所在通知方法、コンテンツ取得プログラム、コンテンツ所在通知方法、コンテンツ利用システム - Google Patents

携帯電子機器、コンテンツ再生装置、コンテンツ取得方法、コンテンツの所在通知方法、コンテンツ取得プログラム、コンテンツ所在通知方法、コンテンツ利用システム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークシステムにおいて、ユーザーが再生されているコンテンツの所在やファイル名を知らなくても、簡単な操作で当該コンテンツの提供を受けられるようにする。
【解決手段】CPU130が生成した所在照会要求を、LANモジュール118を通じてコンテンツ再生装置に送信し、コンテンツ再生装置からの所在照会応答を、LANモジュール118を通じて受信して、コンテンツ再生装置が再生しているコンテンツの所在を把握する。所在照会応答によって把握したコンテンツ保持装置に対して、CPU130がコンテンツの提供要求を形成し、これをLANモジュール118を通じて当該保持装置に送信し、当該保持装置からコンテンツの提供を受けるようにする。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、LAN(Local Area Network)等の所定のネットワークを通じてコンテンツを簡単かつ効率的に利用できるようにする装置、方法、プログラム及びシステムに関する。
DLNA(Digital Living Network Alliance)に代表される、家庭内の異なる電子機器同士をネットワーク接続するガイドラインや規格に準拠した民生用電子機器の台数は、近年顕著な増加傾向にある。
ネットワーク接続した電子機器のユースケースについては、例えばDLNAでは2台または3台の電子機器間でコンテンツおよびコンテンツの属性情報を伝送する。これにより、ある電子機器に存在する静止画データ・動画データ・音楽データなどのコンテンツを、別の電子機器に転送して再生したり、保存したりすることができる。
例えば、後に記す特許文献1には、簡易なユーザー操作により、同じコンテンツをある機器から別の機器で継続的に再生させることができるようにする技術が開示されている。特許文献1に記載の技術を具体的に説明すると、以下のようになる。
HDDレコーダ10でコンテンツAを再生している場合に、当該コンテンツAの再生を中断すると、そのコンテンツAについての再生中断情報を携帯端末40に送信し、携帯端末40に保持する。
携帯端末40を持って移動したユーザー(使用者)は、移動先のネットワークAVプレーヤ20aに対して、携帯端末40を用いて上記中断したコンテンツAの再生を要求する。
すると、ネットワークAVプレーヤ20aが、HDDレコーダ10に当該コンテンツAの提供を要求し、HDDレコーダ10からのコンテンツAをネットワークAVプレーヤ20aが再生する。
このように、特許文献1に記載の発明は、携帯端末を介在させることにより、LANに接続された機器間で、データの転送を簡単かつ適切に行えるようにし、LANを通じてコンテンツを柔軟に利用することができるようにしている。
なお、上述した特許文献1は、以下に示す通りである。
特開2006−301777号公報
上述した特許文献1に記載の技術の場合、最初の再生機器から、移動先の再生機器へのコンテンツの転送を、携帯端末を介在させることにより、簡単に行うことができる。しかし、上述もしたように、LANなどのネットワークに可能な機器の台数も多くなってきており、それらを制御することが難しくなってきている。
図18は、DLNAに準拠した民生用電子機器のホームネットワークシステムの構成例を説明するための図である。図18に示すように、LAN5に対して、パーソナルコンピュータ4と、音楽再生装置3と、無線ルーター2を介して携帯電話端末1とが接続されている。
そして、図18に示したホームネットワークシステムにおいて、パーソナルコンピュータ4に保存されている例えばMP3形式の音楽ファイルが、LAN5に接続されている音楽再生装置(オーディオコンポ)3で再生されているとする。このときに、ユーザー6がその曲を自分の携帯電話端末1にダウンロードして、屋外でも聴きたいと思った場合(ユースケース)を想定してみる。
このユースケースをDLNA対応機器で実現しようとすると、まず再生中の音楽ファイルが、どの電子機器に保存されているのかを、ユーザー6が予め知っている必要がある。この例では、再生中の音楽ファイルは、パーソナルコンピュータ4に保存されているのか、あるいは、音楽再生装置3に保存されているのかが分からなければ、どの機器にダウンロードの要求を送ればよいか分からない。
そして、再生中の音楽ファイルを保存している電子機器が特定できたとしても、その音楽ファイルが当該保存機器上で、何というファイル名で保存されているのかを、ユーザー6が予め知っている必要がある。ファイル名が分からなければ、その音楽ファイルのダウンロードの要求を送ることができない。
しかしながら、ネットワーク上に多数のDLNA対応機器が存在する場合や、ユーザー6が多数のコンテンツを保持している場合は、その組み合わせは膨大なものとなり、ユーザー6が全ての情報を正確に把握しておくことはきわめて困難である。この理由により、従来技術では、こういったユースケースを満たすことが困難であるという問題がある。
以上のことに鑑み、この発明は、ネットワークシステムにおいて、ユーザーが再生されているコンテンツの所在やファイル名を知らなくても、簡単な操作で当該コンテンツの提供を受けられるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の携帯電子機器は、
1以上のコンテンツ再生装置と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されたネットワークに接続して通信を行うための通信手段と、
前記ネットワークに接続された前記コンテンツ再生装置が再生中のコンテンツの所在照会要求を形成し、前記ネットワーク上のコンテンツ再生装置に対して前記通信手段を通じて送信する所在照会要求送信手段と、
前記所在照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中のコンテンツの所在照会応答を、前記通信手段を通じて受信する所在照会応答受信手段と、
受信した前記所在照会応答に基づいて、再生中のコンテンツを保持するコンテンツ保持装置に対し、再生中のコンテンツの提供要求を形成して、前記通信手段を通じて送信する提供要求送信手段と、
前記提供要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを、前記通信手段を通じて受信するコンテンツ受信手段と
を備える。
この請求項1に記載の発明の携帯電子機器によれば、ネットワーク上のコンテンツ再生装置が再生中のコンテンツの所在照会要求が、所在照会要求送信手段によって形成され、通信手段を通じて、ネットワーク上のコンテンツ再生装置に送信される。
コンテンツを再生しているコンテンツ再生装置は、携帯電子機器からの所在照会要求に応じて、再生中のコンテンツの所在を示す所在照会応答を形成して送信してくるので、当該所在照会応答を所在照会応答受信手段が通知手段を介して受信する。
受信した所在照会応答により、再生中のコンテンツはどこに保持されているのかが分かるので、提供要求送信手段は、再生中のコンテンツを保持するコンテンツ保持装置に対して、当該コンテンツの提供要求を形成し、これを通信手段を介して送信する。
当該再生中のコンテンツを保持しているコンテンツ保持装置は、コンテンツの提供要求に応じて、提供を指示されたコンテンツを要求元の携帯電子機器に送信してくるので、コンテンツ受信手段は、これを受信して利用できるようにする。
この場合、受信したことは、所定の記録媒体に記録されて利用できるようにされたり、そのまま再生したりすることができるようにされる。すなわち、ダウンロードして記憶保持するようにしたり、ストリーミング再生するようにしたりして利用することができるようにされる。
これにより、所定のネットワークにおいて、ユーザーがコンテンツの所在やファイル名を知らなくても、簡単な操作でネットワークに接続された機器が再生中のコンテンツの所在を特定し、当該コンテンツの提供を受け、利用することができるようにされる。
また、請求項2に記載の発明の携帯電子機器は、請求項1に記載の携帯電子機器であって、
コンテンツを再生している機器の機器照会要求を形成し、前記ネットワーク上の機器に対して前記通信手段を通じて送信する機器照会要求送信手段と、
前記機器照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを再生している機器を通知する機器照会応答を、前記通信手段を通じて受信する機器照会応答受信手段と
を備え、
前記所在照会要求送信手段は、前記機器照会応答受信手段を通じて受信した前記機器照会応答により通知されたコンテンツの再生中のコンテンツ再生装置に対して、前記所在照会要求を送信する。
この請求項2に記載の発明の携帯電子機器によれば、機器照会要求送信手段により、コンテンツを再生している機器の機器照会要求が形成され、これが通信手段を介してネットワーク上の機器に送信される。
機器照会要求を受信したコンテンツ再生中のコンテンツ再生装置は、機器照会応答を形成して送信してくるので、機器照会応答受信手段は、通信手段を介して機器照会応答を受信する。この受信した機器照会応答により、コンテンツ再生中の機器は、ネットワーク上のどのコンテンツ再生機器であるかが把握される。そして、受信した機器照会応答により特定されるコンテンツ再生中のコンテンツ再生装置に対して、所在照会要求送信手段により、所在照会要求が送信される。
これにより、コンテンツ再生中のコンテンツ再生装置に対して、コンテンツの所在照会要求を適切に送信し、確実に、かつ、効率よくコンテンツの所在を照会し、コンテンツの所在を特定することができる。したがって、所定のネットワークにおいて、ユーザーがコンテンツの所在やファイル名を知らなくても、簡単な操作でネットワークに接続された機器が再生中のコンテンツの所在を特定し、当該コンテンツの提供を受け、利用することができるようにされる。
また、請求項3に記載の発明の携帯電子機器は、請求項1に記載の携帯電子機器であって、
コンテンツを再生している機器の機器照会要求を形成し、前記ネットワーク上の装置に対して前記通信手段を通じて送信する機器照会要求送信手段と、
前記機器照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中の機器を通知する機器照会応答を、前記通信手段を通じて受信する機器照会応答受信手段と、
前記機器照会応答受信手段を通じて複数のコンテンツ再生装置から前記機器照会応答を受信した場合に、複数の前記機器照会応答に基づいて、コンテンツ再生装置を選択するための再生機器選択画面を表示手段に表示する表示制御手段と、
前記再生機器選択画面から目的とするコンテンツ再生装置の選択入力を受け付ける選択入力受付手段と
を備え、
前記所在照会要求送信手段は、前記選択入力受付手段を通じて選択されたコンテンツ再生装置の前記機器照会応答により特定されるコンテンツ再生装置に対して、前記所在照会要求を送信する。
この請求項3に記載の携帯電子機器によれば、機器照会要求送信手段により、コンテンツを再生している機器を問い合わせる機器照会要求が形成され、これが通信手段を介してネットワーク上の機器に送信される。
機器照会要求を受信したコンテンツ再生中のコンテンツ再生装置は、自機がコンテンツ再生中の機器であることを示す機器照会応答を形成して送信してくるので、機器照会応答受信手段は、通信手段を介して機器照会応答を受信する。
ネットワークに接続された複数のコンテンツ再生装置がコンテンツ再生中である場合、これら複数のコンテンツ再生装置から機器照会応答が送信されてくる。この場合、受信した機器照会応答に基づいて、表示制御手段により、コンテンツ再生装置を選択するための再生機器選択画面が表示手段に表示される。そして、選択入力受付手段を通じて、ユーザーが目的とするコンテンツ再生装置の選択入力が受け付けられる。
そして、所在照会送信手段により、選択入力受付手段を通じて受け付けたユーザーからの選択入力によって特定されるコンテンツ再生中のコンテンツ再生装置に対して所在照会要求が送信される。
これにより、コンテンツ再生中のコンテンツ再生装置が複数存在しても、ユーザーが目的とするコンテンツ再生中のコンテンツ再生装置に対して、コンテンツの所在照会要求を適切に送信することができるようにされる。したがって、所定のネットワークにおいて、ユーザーがコンテンツの所在やファイル名を知らなくても、簡単な操作でネットワークに接続された機器が再生中のコンテンツの所在を特定し、当該コンテンツの提供を受け、利用することができるようにされる。
この発明によれば、所定のネットワークに種々の電子機器が接続され、種々のコンテンツの伝送が可能な場合に、ユーザーがコンテンツの所在やファイル名を知らなくても、簡単な操作で再生中のコンテンツの提供を受け、これを利用できるようにすることが可能とされる。
以下、図を参照しながら、この発明の一実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
[第1の実施の形態のシステムの概要]
図1は、第1の実施の形態のホームネットワークシステム(コンテンツ利用システム)の概要を説明するための図である。図1に示すように、第1の実施の形態のホームネットワークシステムは、携帯電話端末100と、音楽再生装置300と、パーソナルコンピュータ400とが、LAN500を通じて接続される構成となっている。
携帯電話端末100は、後述もするが、無線によるLANへの接続機能を備え、無線ルーター200を介してLAN500に接続し、LAN500を通じて音楽コンテンツのダウンロードなどを行うことができるものである。つまり、携帯電話端末100は、ダウンロード装置としての機能を有するものである。
なお、携帯電話端末100は、LAN500を通じて提供を受ける音楽コンテンツを再生したり、自機に搭載された記録媒体に保持する音楽コンテンツを、LAN500を通じて送信したりするなどのこともできるものである。
音楽再生装置300は、後述もするが、LANへの接続機能を備え、LAN500を通じて提供される音楽コンテンツ(オーディオデータ)を受信してこれを再生することができるものである。つまり、音楽再生装置300は、LAN500を通じて提供されるコンテンツを再生するコンテンツ再生装置としての機能を有するものである。
なお、音楽再生装置300は、それ自体が例えば、CD(Compact Disc)やMD(Mini Disc(登録商標))等の記録媒体のドライブ(メディアドライブ)を備えている。そして、自機に装填された記録媒体に記録されている音楽コンテンツを再生したり、LAN500を通じて送信したりすることもできるものである。
パーソナルコンピュータ400は、後述もするが、大容量のハードディスクを有するハードディスクドライブと、LANへの接続機能とを備えたものである。そして、パーソナルコンピュータ400は、自機のハードディスクに保持している多数の音楽コンテンツを、LAN500を通じて音楽再生装置300等に対して提供することができるものである。すなわち、パーソナルコンピュータ400は、コンテンツ保持装置としての機能を有するものである。
なお、パーソナルコンピュータ400は、それ自体も自機のハードディスクに保持している音楽コンテンツを再生したり、LAN500を通じて音楽コンテンツの提供を受けたりすることもできるものである。
このように、この第1の実施の形態のホームネットワークシステムを構成する各機器は、LAN500を通じて相互に音楽コンテンツを送受し、そのそれぞれの装置(機器)において種々の態様で利用することができるものである。
なお、第1の実施の形態のホームネットワークシステムに接続される各機器は、いわゆるDLNAガイドラインに沿った機能に準拠しているものである。DLNAガイドラインは、電子機器同士の相互接続性を実現するために活動する団体が提供する、通信方式やデータ伝送方式の仕様およびデータフォーマットに関するガイドラインのことである。
また、図1に示した第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいて、上述もしたように、携帯電話端末100は、無線通信方式(Wireless方式)で無線ルーター200を介してLAN500に接続される。無線ルーター200と、音楽再生装置300と、パーソナルコンピュータ400とは、例えばイーサネット(登録商標)等の有線通信方式でLAN500に接続される。
このように構成される第1の実施の形態においては、音楽再生装置300がパーソナルコンピュータ400からLAN500を通じて提供を受けて再生中の音楽コンテンツを、携帯電話端末100がダウンロードする場合について考える。
上述もしたように、この第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、携帯電話端末100がダウンロード装置として用いられる。また、音楽再生装置300がコンテンツ再生装置として用いられる。また、パーソナルコンピュータ400がコンテンツ保持装置として用いられる。
この場合、携帯電話端末100のユーザーは、携帯電話端末100を操作して、図1において(1)が示すように、コンテンツ再生中の音楽再生装置300にLAN500経由で、コンテンツの所在照会(コンテンツが何処に存在するかの問合せ)を行う。
ユーザーが携帯電話端末100を操作して、最初に音楽再生装置300へ問い合わせを行うのは、ユーザーにとって自然な行為といえる。なぜならば、この時点で再生中のコンテンツに関する情報を持っているとユーザーが認知できるのは、音楽コンテンツを再生中である音楽再生装置300だけだからである。
音楽コンテンツを再生している音楽再生装置300は、コンテンツの所在照会をしてきた携帯電話端末100に対して、図1において(2)が示すように、再生中の音楽コンテンツの所在応答(コンテンツが何処に存在するかの応答)を返信する。これにより、携帯電話端末100は、再生中の音楽コンテンツの所在を把握する。
音楽コンテンツの所在照会の結果、パーソナルコンピュータ400が再生中の音楽コンテンツを保持していることが判明したとする。この場合には、ユーザーは携帯電話端末100を操作して、図1において(3)が示すように、パーソナルコンピュータ400に対して再生中のコンテンツの伝送要求(提供要求)を行う。
これにより、図1において(4)が示すように、パーソナルコンピュータ400から再生中の音楽コンテンツが携帯電話端末100に伝送(提供)され、携帯電話端末100が当該音楽コンテンツをダウンロードすることができるようにされる。
なお、音楽コンテンツの所在照会の結果、音楽再生装置300自身が再生中の音楽コンテンツを保持していることが判明した場合には、ユーザーは携帯電話端末100を操作して、音楽再生装置300に対して再生中のコンテンツの伝送要求(提供要求)を行う。これにより、音楽再生装置300から再生中の音楽コンテンツをダウンロードすることもできるようにされる。
このように、第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、携帯電話端末100のユーザーは、事前に音楽コンテンツの所在および再生中の音楽コンテンツの属性情報(例えば音楽コンテンツのファイル名等)を把握しておく必要は無い。
第1の実施の形態のホームネットワークシステムは、携帯電話端末100のユーザーが、今、聴取している音楽コンテンツを、極めて簡単な操作で自分の携帯電話端末100にダウンロードすることができるという、新たなユースケースを実現する。
さらに、第1のホームネットワークシステムにおいては、応用として、ある音楽コンテンツがDLNA対応機器で再生されている場合、ユーザーが、その音楽コンテンツを含むアルバムの全曲をダウンロードするといった新たな機能をも実現する。
また、ある音楽コンテンツがDLNA対応機器で再生されている場合、ユーザーが、その音楽コンテンツを演奏しているアーティストの別の曲も併せてダウンロードする、といった新たな機能をも実現する。
このように、単に、再生中の音楽コンテンツをダウンロードするだけでなく、種々の態様で音楽コンテンツをダウンロードすることができるようにしている。
[携帯電話端末100の構成例]
次に、第1の実施の形態のホームネットワークシステムに接続される携帯電話端末100の構成例について説明する。図2は、この発明の携帯電子機器の一実施の形態が適用された、携帯電話端末100の構成例を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、この実施の形態の携帯電話端末100には、制御信号の伝送に用いられる制御ライン(制御バス)101と、種々のデータの伝送に用いられるデータライン(データバス)102とが設けられている。
制御ライン101には、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)130、通信回路104、ROM(Read Only Memory)109、RAM(Random Access Memory)110が接続されている。
また、制御ライン101には、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)111、表示制御部112、押下検出部115、鳴音制御部116、振動装置117、LAN(Local Area Network)モジュール118が接続されている。
さらに、制御ライン101には、カメラモジュール120、外部メモリ121、音楽再生部122が接続されている。
また、データライン102には、図2に示すように、通信回路104、ROM109、RAM110、EEPROM111、表示制御部112、押下検出部115、D/A変換器105、A/D変換器108、鳴音制御部116が接続されている。
また、データライン102には、LANモジュール118、カメラモジュール120、外部メモリ121、音楽再生部122が接続されている。
そして、図2に示すように、通信回路104には、送受信アンテナ103が接続されている。表示制御部112には、表示部としてのLCD(Liquid Crystal Display)113が接続されている。押下検出部115には、キー操作部114が接続されている。LANモジュール118には、LAN用送受信アンテナ119が接続されている。
また、D/A変換器105と鳴音制御部116とには、受話器としても用いられるスピーカ106が接続されている。A/D変換器108には、送話器として用いられるマイクロホン(図1においては、マイクと記載。)107が接続されている。
なお、ここでは、鳴音制御部116とD/A変換器105には、スピーカ106が接続されるものとして説明したが、これに限るものではない。そのそれぞれ個別のスピーカを設けるようにすることももちろん可能である。
また、携帯電話端末100は、図示しないが、例えば、充電式バッテリパックを電源として用い、携帯電話端末100の電源がオンにされている場合に、各回路部分に駆動電源を供給する電源供給回路をも備えている。
そして、携帯電話端末100において、CPU130と、ROM109と、RAM110と、EEPROM111とによりマイクロコンピュータを構成している。このマイクロコンピュータが、携帯電話端末100の各部を制御する制御部としての機能を有するようになっている。
[携帯通信端末100の基本動作]
次に、図2に示した構成を有する携帯電話端末10の基本動作について説明する。まず、自機への着信時の処理、すなわち、自機にかかってきた電話に応答する場合の処理について説明する。
送信されてくる着信通知信号は、送受信アンテナ103、通信回路104により受信選局される。通信回路104において選局された信号は、通信回路104において復調され、この復調された信号が制御ライン101を介してCPU130に通知される。
CPU130は、受信選局した信号が、自機宛の着信通知信号である場合には、例えば、ROM109に予め用意されている着信メロディなどの着信音を形成する着信音データを読み出して、これを鳴音制御部116に供給する。
鳴音制御部116は、これに供給された着信音データからアナログ信号の着信音を形成し、これをスピーカ106に供給する。これにより、スピーカ106からは、着信音が放音され、着信があることが携帯電話端末100のユーザーに通知される。
同じように、CPU130は、自機宛の着信通知信号を検出すると、振動装置117を制御して振動させることにより、この振動によって着信があることを携帯電話端末100のユーザーに通知することもできる。
なお、着信音による着信通知と、振動による着信通知との両方を同時に用いるようにすることも可能であるし、また、どちらか一方のみを用いるようにすることも可能である。
着信音により、あるいは、振動により、携帯電話端末100のユーザーが自己の携帯電話端末に着信があることに気付いた場合には、ユーザーは、キー操作部114に設けられた通話開始キー(オフフックキー)を操作する。
通話開始キーが操作された場合には、これが押下検出部115により検出され、制御ライン101を通じてCPU130に通知される。
CPU130は、押下検出部115からの通話開始キーが押下されたことの通知を受け付けると、通信回路104を制御して、応答信号を送出するなどの所定の通信回線の接続処理を行なう。これにより、自機に電話をかけてきた通信端末と、携帯電話端末100との間に通信回線が接続され、通話が行なえるようになる。
すなわち、電話をかけてきた相手先からの信号は、送受信アンテナ103、通信回路104を通じて受信選局される。この受信選局された相手先からの信号は、通信回路104において復調するなどの処理が行われてベースバンド信号とされ、これがデータライン102を通じてD/A変換器105に供給される。
D/A変換器105は、これに供給されたベースバンド信号をアナログ信号に変換して、これをスピーカ106に供給する。これにより、相手先から送信されて来た信号に応じた音声がスピーカ106より放音される。
また、この携帯電話端末100のユーザーからの音声は、マイクロホン107により集音され、アナログの電気信号としてA/D変換器108に供給される。A/D変換器108は、これに供給されたアナログ音声信号をデジタル信号に変換し、データライン102を通じて通信回路104に供給する。
通信回路104は、これに供給されたデジタル信号を含む送信信号を形成して送受信アンテナ103を通じて送信する。これにより、ユーザーの音声が通信の相手先に送信するようにされる。このようにして、自機にかかってきた電話に応答し、電話をかけて来た相手先との間に通信回線を接続して通話を行なうようにすることができる。
また、携帯電話端末100から電話をかける場合には、例えば、携帯電話端末100のキー操作部114に設けられている数字キーを押下操作して目的とする相手先の電話番号を入力する。
すると、押下操作された数字キーが押下検出部115により検出され、制御ライン101を通じてCPU130に通知される。CPU130は、これを例えばRAM110に一時記憶し、通話開始キーが押下操作されたことを検出すると、受け付けた電話番号を含む発信信号を形成し、これを通信回路104、送受信アンテナ103を通じて送信する。
この発信信号は、基地局や交換機などの電話会社側の設備を通じて目的とする相手先の電話端末に送信するようにされる。そして、この発信信号に応じて、相手先が応答操作を行なった時には、相手先から応答信号が送信されて来る。
この応答信号を受信すると、CPU130の制御により、通信回路104は、その目的とする相手先との間に通信回線が接続されたことを確認する。そして、前述した自機への着信に応答して通話を行う場合と同様に、送受信アンテナ103、通信回路104、D/A変換器105、スピーカ106、マイクロホン107、A/D変換器108を通じて通話が行われる。
なお、電話をかける場合には、携帯電話端末に予め登録しておくようにするいわゆる電話帳データの中から目的とする相手先の電話番号を選択し、通話開始キーを押下操作することにより、発信を行なうようにすることもできる。
また、電話がかかってきたときに、電話をかけて来た相手先の電話番号を表示したり、あるいは、現在時刻を表示したりすることもできる。また、上述の電話帳データの登録時や選択時において、電話番号やその電話番号に対応する氏名や名称を表示したり、あるいは、種々のガイダンスメッセージや警告メッセージなどを表示したりすることもできる。
このために、表示制御部112、LCD113が設けられている。すなわち、表示制御部112は、CPU130の制御に応じて、LCD113に各種の情報を表示する。なお、LCD113は、比較的に大きな表示画面を有するものあり、種々の表示情報を視認性良くユーザーに提供することができるようにしている。
このようにして、携帯電話端末100は、かかってきた電話に対して応答したり、目的とする相手先に対して電話をかけたりすることができるものである。
さらに、携帯電話端末100は、例えば電話会社側の提供する機能を経由して、インターネットにアクセスし、目的とするホームページにアクセスして情報の検索を行ったり、必要な情報をダウンロードしたり、あるいは、電子メールの送受信を行うこともできるようにされている。
携帯電話端末100を通じてインターネットに接続する場合には、ユーザーは、キー操作部114に設けられている所定のインターネット接続キーを操作する。当該操作は、押下検出部115によって検出されて、インターネットへの接続要求が押下検出部115から制御ライン101を通じてCPU130に通知される。
これに応じてCPU130は、制御ライン101を通じて通信回路104を制御し、通信回路104においてインターネットへの接続要求を形成して、これを送受信アンテナ103を通じて送信する。このインターネットへの接続要求を受信した電話会社側のシステムは、当該要求に応じて、要求元の携帯電話端末をインターネットに接続する。
これにより、携帯電話端末100はインターネットに接続され、目的とするサーバーにアクセスし、パケットデータを送受することにより、必要な情報の提供を要求し、これに応じた情報の提供を受けたりするなどのことができるようにされる。
また、携帯電話端末100は、送信する電子メールをEEPROM111の送信フォルダ内に作成することもできるようにしている。この場合、キー操作部114、押下検出部115を通じて文字入力を行い、この入力した文字を、表示制御部112を通じて表示部113に表示して確認しながら送信する電子メールを作成できる。
このようにして、EEPROM111内の送信フォルダに形成された送信用の電子メールは、キー操作部114に対して電子メールを送信する操作を行うことによって、これが押下検出部115で検出されて、制御ライン101を通じてCPU130に通知される。CPU130は、通信回路104を制御し、EEPROM111の送信フォルダ内に作成された電子メールを指示された相手先のメールサーバに送信する。
また、自機への電子メールが自己のメールサーバに蓄積されている場合には、自機宛の電子メールの受信を指示する操作をキー操作部114に対して行うと、これが押下検出部115によって検出されて制御ライン101を通じてCPU130に通知される。
この場合、CPU130は、通信回路104を制御し、自己のメールサーバにアクセスして、自機宛の電子メールをダウンロードしてきて、これをEEPROM111の受信フォルダに格納する。
このようにしてEEPROM111内の受信フォルダに格納された自機宛の電子メールは、CPU130の制御により読み出されて、データライン102を通じて表示制御部112に供給される。
これにより、自機宛の電子メールは表示制御部112を通じてLCD113に供給されて、その表示画面に表示される。このようにして、相手先からの自機宛の電子メールを取得し、LCD113に表示して、これをユーザーが読むことができるようにされる。
このように、携帯電話端末100は、単に電話通信を行うことができるだけでなく、インターネットへの接続機能をも備え、インターネットを通じて情報の取得や電子メールの送受信などをも行うことができるものである。すなわち、携帯電話端末100は、広域通信機能としては、電話通信の他、インターネットを通じてのデータ通信をも行うことができるものである。
さらに、携帯電話端末100は、上述もしたように、LANモジュール118をも備えている。これにより、キー操作部114を通じて所定の操作入力を受け付けたときには、CPU130は、LANモジュール118を制御する。
そして、無線ルーター200を通じてLAN500に接続し、音楽コンテンツを再生している音楽再生装置に音楽コンテンツの所在照会を行い、所在応答を得て、再生中の音楽コンテンツをダウンロードするなどのことができるようにしている。
このようにしてダウンロードされた音楽コンテンツは、LANモジュール118、データライン102を通じて、外部メモリ121に記録される。あるいは、LANモジュール118からデータライン102を通じて音楽再生部122に供給されて、ストリーミング再生される。
また、外部メモリ121に記録された音楽コンテンツは、キー操作部114を通じて再生指示を受け付けたときに、CPU130の制御により読み出され、データライン102を通じて音楽再生部122に供給され、再生することができるようにされる。
音楽再生部122には、図2に示すように、例えば、ヘッドホン123などが接続され、当該ヘッドホン123を通じて、ユーザーは再生音声を聴取することができるようにされる。
また、携帯電話端末100は、カメラモジュールをも備え、被写体の画像を撮影して、これをデジタル画像データとして取り込み、EEPROM111や外部メモリ121に格納することもできるようにしている。
撮影されEEPROM111や外部メモリ121に格納された画像データは、必要に応じて読み出して表示制御部112を通じてLCD113に供給され、LCD113の表示画面に表示するなどして利用することができるようにされる。
また、携帯電話端末100は、図示しないUSBI/Fをも備え、USBI/Fを備えた種々の外部機器を接続することもできるものである。例えば、USBメモリを接続して、EEPROM111に格納されているデジタル画像データを当該USBメモリにバックアップしたり、また、USBI/Fを通じてパーソナルコンピュータに接続して、データをパーソナルコンピュータのハードディスクにバックアップしたり、パーソナルコンピュータから種々のデータの提供を受けたりすることができるようにされる。
また、携帯電話端末100は、図示しない時計回路122を備え、現在年月日、現在曜日、現在時刻を提供することができると共に、CPU130の制御に応じて、処理時間を計測したりするなど、種々の時間間隔を計測するなどのことも出来るものである。
このように、携帯電話端末100は、電話網に接続して電話通信を行ったり、インターネットに接続して、種々の通信を行ったりすることができるほか、LANモジュール118を通じてLAN500に接続し、種々のデータの送受を行うこともできるものである。
[音楽再生装置300の構成例]
次に、第1の実施の形態のホームネットワークシステムに接続される音楽再生装置300の構成例について説明する。図3は、この発明のコンテンツ再生装置の一実施の形態が適用された音楽再生装置300の構成例を説明するためのブロック図である。
図3に示すように、この実施の形態の音楽再生装置300は、メディアドライブ301がセレクタ304に接続されている。また、LAN接続端子302がLANインターフェース(以下、LANI/Fと略称する)303を通じてセレクタ304に接続されている。
セレクタ304は、再生処理部305に接続されている。再生処理部305は、左右2チャンネルのスピーカ307L、307Rのそれぞれに接続されている。
また、図3に示すように、制御部310が、音楽再生装置300の各部に対して接続されている。制御部310は、音楽再生装置300の各部を制御するものであり、図3に示すように、CPU311、ROM312、RAM313、EEPROM314が、CPUバス315を通じて接続されて形成されたマイクロコンピュータである。
CPU311は、後述もするROM312に記憶保持されているプログラムを実行し、各部に供給する制御信号を生成して各部に供給したり、各部から供給されるデータを処理したりするものである。
ROM312は、上述したように、CPU311が実行する各種のプログラムや処理に必要になる種々のデータが記録されたものである。RAM313は、種々の処理において途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。
EEPROM314は、いわゆる不揮発性メモリであり、この音楽再生装置300の電源が落とされても保持しておくべきデータ、例えば、種々の設定パラメータや機能強化のために新たに提供されたプログラム、その他の種々のデータが記憶保持される。
また、制御部310には、操作部320が接続されている。操作部320は、セレクタの切り替えスイッチ、再生開始、一時停止、再生停止、早送り、早戻しなどの各種の操作キー、その他の種々のファンクジョンキーやダイヤルキーなどからなるものである。
そして、操作部320は、ユーザーから種々の操作入力を受け付けて、これを電気信号に変換し、制御部310に通知することができるものである。これにより、制御部310は、ユーザーの操作入力に応じて各部を制御し、音楽再生装置300がユーザーの指示に応じた処理を行うことができるようにしている。
この実施の形態において、音楽再生装置300のメディアドライブ301は、例えば、CD(Compact Disc)やMD(Mini Disc(登録商標))等の着脱可能とされた記録媒体の装填口を備えたものである。
メディアドライブ301は、制御部310の制御により、これに装填された記録媒体を回転駆動させ、目的とする音楽コンテンツを読み出して、これを出力する。
LAN接続端子302は、LAN500への接続端を形成する部分である。LANI/F303は、LAN接続端子302を通じて供給される自機宛のデータを受信し、制御データと音楽コンテンツとを分離して、制御データは制御部310に、音楽コンテンツはセレクタ304に供給する。
また、LANI/F303は、セレクタ304を通じて供給されるメディアドライブ301からの音楽データの供給を受けて、これをLAN500に送出する形式の音楽データに変換し、これをLAN500に送出することもできるものである。
セレクタ304は、制御部310の制御に応じて、音楽データの供給元と出力先とを切り換えるものである。具体的に、セレクタ304は、メディアドライブ301とLANI/F303のいずれからの音楽データを再生処理部305に供給するかを切り換える。
また、セレクタ304は、メディアドライブ301からの音楽データを、LANI/F303、LAN接続端子302を通じて、LAN500に送出するように切り換えることもできるものである。
セレクタ304の後段に設けられた再生処理部305は、これに供給された音楽コンテンツがデータ圧縮されているものである場合には、これを圧縮解凍し、アナログ信号に変換して、これを増幅処理してスピーカ306L、306Rに供給する。
これにより、メディアドライブ301からの音声コンテンツに、あるいは、LANI/F303からの音声コンテンツに応じた音声が、スピーカ306L、306Rから放音され、ユーザーがこれを聴取することができるようにされる。
[音楽再生装置300の基本動作]
次に、図3に示した構成を有する音楽再生外300の基本動作について説明する。まず、操作部320を通じて、メディアドライブ301に装填された記録媒体に記録されている音楽コンテンツを再生する場合について説明する。
この場合、制御部310は、メディアドライブ301を制御し、これに装填されている記録媒体から再生が指示された音楽コンテンツを読み出し、セレクタ304に供給するようにする。
この場合、セレクタ304は、制御部310の制御により、メディアドライブ301から音楽コンテンツを再生処理部305に供給するように切り換えられる。これにより、メディアドライブ301からの音楽コンテンツが、セレクタ304を通じて再生処理部305に供給される。
再生処理部305は、これに供給された音楽コンテンツからスピーカ306L、306Rに供給するアナログ音声信号を形成し、これをスピーカ306L、306Rに供給する。
これにより、スピーカ306L、306Rからは、メディアドライバ301の記録媒体から読み出された音楽コンテンツに応じた音声が放音される。
次に、操作部320を通じて、LAN500を通じて提供される音楽コンテンツを再生する場合について説明する。
この場合、制御部310は、LANI/F303を制御し、LAN接続端子302を通じて受信した自機宛のデータについて、制御データと音楽コンテンツとを分離して、制御データは制御部310に、音楽コンテンツはセレクタ303に供給する。
この場合、セレクタ304は、制御部310の制御により、LANI/F303から音楽コンテンツを再生処理部305に供給するように切り換えられる。これにより、LANI/F303からの自機宛の音楽コンテンツが、セレクタ304を通じて再生処理部305に供給される。
再生処理部305は、これに供給された音楽コンテンツからスピーカ306L、306Rに供給するアナログ音声信号を形成し、これをスピーカ306L、306Rに供給する。
これにより、スピーカ306L、306Rからは、LAN500を通じて自機に供給された音楽コンテンツに応じた音声が放音される。
次に、操作部320を通じて、メディアドライブ301に装填された記録媒体に記録されている音楽コンテンツを、LAN500に送出する場合について説明する。
この場合、制御部310は、メディアドライブ301を制御し、これに装填されている記録媒体から送出することが指示された音楽コンテンツを読み出し、セレクタ304に供給するようにする。
制御部310は、メディアドライブ301から音楽コンテンツをLANI/F303に供給するようにセレクタ304を切り換える。これにより、メディアドライブ301からの音楽コンテンツが、セレクタ304を通じてLANI/F303に供給される。
LANI/F303は、セレクタ304から供給された音楽コンテンツに対して、送信先を示すデータや送信元を示すデータ等を付加して、送信用の音楽コンテンツを形成し、これをLAN接続端子302を通じて接続されているLAN500に送出する。
これにより、メディアドライバ301に装填されている音楽コンテンツが、LAN500に接続されている装置のうち、ユーザーによって指示された相手先に送信される。
また、この実施の形態の音楽再生装置300は、LAN500を通じて伝送されてくる自機宛の要求を、LAN接続端子302、LANI/F303を通じて受信した時には、当該要求を制御部310に供給する。
制御部310は、LANI/F303からの要求を解析し、これに応じた応答を形成して、LANI/F303、LAN接続端子304を通じてLAN500に送出し、要求元の機器に対して、当該要求に対する応答を送信することもできるようにしている。
このように、音楽再生装置300は、自機に装填された記録媒体に記録されている音楽コンテンツを再生できるだけではない。LAN500を通じて提供される音楽コンテンツをストリーミング再生したり、LAN500を通じて送信されてくる要求に答えたりすることもできるものである。
[パーソナルコンピュータ400の構成例]
次に、第1の実施の形態のホームネットワークシステムに接続されるパーソナルコンピュータの構成例について説明する。図4は、第1の実施の形態のホームネットワークシステムに接続されるパーソナルコンピュータ400の構成例を説明するためのブロック図である。
図4に示すように、この実施の形態のパーソナルコンピュータ400は、データの入出力端として通信回線への接続端子401と、LAN接続端子403とが設けられている。通信回線への接続端子401には、広域通信用の通信インターフェース(以下、通信I/Fという。)402が接続され、LAN接続端子403には、LANインターフェース(以下、LANI/Fという。)404が接続されている。
これら接続端子401及び通信I/F402、LAN接続端子403及びLANI/F404により、データの入出力系が構成されている。
また、パーソナルコンピュータ400は、大容量のハードディスクを備えたハードディスクドライブ(以下、HDDと略称する。)405を備えている。
さらに、情報の再生系として、映像再生部406、表示部407を備えると共に、音声再生部408、スピーカ409を備えている。表示部407は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)ディスプレイなどの表示素子を備えたものである。
また、図4に示すように、制御部410が、パーソナルコンピュータ400の各部に対して接続されている。制御部410は、パーソナルコンピュータ400の各部を制御するものであり、CPU411、ROM412、RAM413、EEPROM414が、CPUバス415を通じて接続されて形成されたマイクロコンピュータである。
CPU411は、後述もするROM412に記憶保持されているプログラムを実行し、各部に供給する制御信号を生成して各部に供給したり、各部から供給されるデータを処理したりするものである。
ROM412は、上述したように、CPU411が実行する各種のプログラムや処理に必要になる種々のデータが記録されたものである。RAM413は、種々の処理において途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。
EEPROM414は、いわゆる不揮発性メモリであり、このパーソナルコンピュータ400の電源が落とされても保持しておくべきデータ、例えば、種々の設定パラメータや機能強化のために新たに提供されたプログラム、その他の種々のデータが記憶保持される。
また、制御部410には、操作部420が接続されている。操作部420は、数字キー、アルファベットキー、種々のファンクションキーなどからなるいわゆるキーボードや、いわゆるマウスなどと呼ばれるポインティングデバイスなどからなるものである。
操作部420は、ユーザーから種々の操作入力を受け付けて、これを電気信号に変換し、制御部410に通知することができるものである。これにより、制御部410は、ユーザーの操作入力に応じて各部を制御し、パーソナルコンピュータ400がユーザーの指示に応じた処理を行うことができるようにしている。
また、制御部410には、外部インターフェース(以下、外部I/Fという。)431が接続されている。外部I/F431には、入出力端子432が接続されている。入出力端子432には、例えば、デジタルカメラや音楽記録再生装置などの種々の外部機器を接続することができる。
これにより、パーソナルコンピュータ400は、入出力端子432に接続された外部機器との間で、外部I/F431を通じ、種々のデータの送受を行うことができる。
[パーソナルコンピュータ400の基本動作]
次に、図4に示した構成を有するパーソナルコンピュータ400の基本動作について説明する。パーソナルコンピュータ400は、通常のパーソナルコンピュータと同様のものである。
したがって、通信回線への接続端子401及び通信I/F402を通じてインターネットにアクセスし、電子メールの送受を行うことができる。また、同様にして目的とするWebページにアクセスし、必要な情報を閲覧したり、ダウンロードしてきてHDD405のハードディスクに格納したりすることができる。
また、LAN接続端子403、LANI/F404を通じて、LAN500に接続された種々の機器から種々のデータの提供を受けて、これを制御部410を通じてHDD405のハードディスクに記録することもできる。また、HDD405のハードディスクに記憶保持している種々のコンテンツを、LANI/F404、LAN接続端子403を通じて目的とする電子機器に送信することもできる。
同様に、入出力端子432に接続された外部機器との間で、外部I/F431を通じて種々のデータの送受を行うこともできる。すなわち、自機が保持するデータを外部I/F431、入出力端子432を通じて外部機器に提供したり、入出力端子432、外部I/Fを通じて受信したデータをHDD405のハードディスクに記録したりすることができる。
また、制御部410において実行するワードプロセッサプログラムや表計算プログラムなどの種々のアプリケーションプログラムにしたがって、操作部420を通じて入力されたデータを処理してHDD405のハードディスクに記録することができる。
なお、データの入力時においては、入力した情報を制御部410、映像再生部406を通じて表示部407の表示画面に表示して確認しながら処理を進めることができる。すなわち、種々の処理の実行時においては、処理の状況を、映像再生部406を通じて表示部407の表示画面に表示して確認することができる。
また、HDD405のハードディスクに記録した音楽コンテンツを、制御部410を通じて読み出して音声再生部408に供給し、再生用の音声信号を形成してこれをスピーカ409に供給することにより、音楽コンテンツを再生することもできる。
このように、パーソナルコンピュータ400は、種々のデータの提供を受けてこれを処理し、HDD405のハードディスクに記録したり、HDD405のハードディスクに保持されているデータを処理して出力したりすることができるものである。
この第1の実施の形態のホームネットワークシステムに接続されるパーソナルコンピュータ400は、HDD405のハードディスクに多数の音楽コンテンツを記憶保持している。
そして、LAN接続端子403、LANI/F404を通じて音楽コンテンツの提供要求を受信した場合、制御部410は、HDD405から要求された音楽コンテンツを読み出し、これをLANI/F403を通じて要求先に提供する。
このように、この第1の実施の形態において、パーソナルコンピュータ400は、音楽コンテンツを保持し、要求に応じてこれを提供するコンテンツ保持装置としても機能するものである。
[ホームネットワークシステムの動作]
次に、音楽再生装置300がパーソナルコンピュータ400からLAN500を通じて提供を受けて再生中の音楽コンテンツを、携帯電話端末100がダウンロードする場合の動作について説明する。図5は、当該場合の各機器間の動作を説明するためのシーケンス図である。
ここでは、音楽再生装置300がパーソナルコンピュータ400からLAN500を通じて提供を受けている音楽コンテンツを再生中であるとする。そして、音楽再生装置300により再生中の音楽コンテンツを携帯電話端末100にダウンロードし、外出先などにおいても携帯電話端末100を通じて当該音楽コンテンツを聴取できるようにすることを考える。
この場合、携帯電話端末100のユーザーは、携帯電話端末100のキー操作部114に対して所定の操作を行うことにより、再生中コンテンツのダウンロードを行う処理を開始させるようにする。
当該操作入力に応じて、携帯電話端末100のCPU130は、音楽再生中の機器を照会(問合せ)して確認するために機器照会要求(再生機器照会要求)を形成し、これをLAN500に接続されている全機器に対して送信する(ステップS1)。
当該機器照会要求は、CPU130で形成され、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119、無線ルーター200を通じて、LAN500に送出され、LAN500上の各機器(音楽再生装置300、パーソナルコンピュータ400)に送信される。
第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、音楽再生装置300がパーソナルコンピュータ400から音楽コンテンツの提供を受けて再生している。このため、音楽再生装置300の制御部310は、自機が音楽コンテンツを再生中の機器であることを示す機器照会応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS2)。
当該機器照会応答は、LAN500、無線ルーター200を通じて携帯電話端末100に送信され、携帯電話端末100に受信される。これにより、携帯電話端末100は、音楽コンテンツを再生中のコンテンツ再生機器は、音楽再生装置300であることを把握することができる。
このように、携帯電話端末100は、音楽コンテンツの再生中の機器は、音楽再生装置300であることを、自機からの機器照会要求に対する音楽再生装置300からの再生機器応答によって把握することができる。
換言すれば、携帯電話端末100は、ユーザーによって音楽コンテンツの再生中の機器が音楽再生装置300であることを設定されるなどのことなく、音楽再生中の機器からの機器照会応答によって把握することができる。
次に、携帯電話端末100は、再生中の音楽コンテンツの所在照会要求を形成し、これを音楽コンテンツ再生中の機器である音楽再生装置300に対して送信する(ステップS3)。具体的に、当該所在照会要求は、携帯電話端末100のLANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119、無線ルーター200を通じてLAN500に送出され、音楽再生装置300に送信される。
音楽再生装置300は、LAN接続端子302、LANI/F303を通じて、自機宛の音楽コンテンツの所在照会要求を受信すると、これを制御部310に通知する。音楽再生装置300は、再生中の音楽コンテンツの提供を実際に受けており、制御部310は、当該再生中の音楽コンテンツは、どこに存在するか(当該音楽コンテンツの所在)を把握している。
具体的に、音楽再生装置300の制御部310は、再生中の音楽コンテンツのタイトル、アーティスト名、ジャンルなどのコンテンツ自体についての情報を把握している。また、制御部310は、再生中の音楽コンテンツが、どの装置の、どのフォルダに、どのようなファイル名で格納されているのかも把握している。
このため、所在照会要求を受信した音楽再生装置300の制御部310は、再生中の音楽コンテンツについての所在照会応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS4)。
ここで形成される所在照会応答は、再生中の音楽コンテンツは、少なくとも、どの装置の、どのフォルダに、どのようなファイル名で格納されているものであるかを通知することができるものである。
当該所在照会応答は、LAN500、無線ルーター200を通じて携帯電話端末100に送信され、携帯電話端末100に受信される。この第1の実施の形態においては、上述もしたように、音楽再生装置300は、パーソナルコンピュータ400からの音楽コンテンツを再生している。
したがって、携帯電話端末100は、音楽再生装置300から所在照会応答に基づいて、再生中の音楽コンテンツは、パーソナルコンピュータ400が保持するものであり、何と言うフォルダに、何と言うファイル名で格納されているかを把握することができる。
携帯電話端末100の制御部110は、所在照会応答に基づいて、音楽再生装置300が再生中の音楽コンテンツの提供をパーソナルコンピュータ400に対して要求する提供要求を形成し、これをパーソナルコンピュータ400に送信する(ステップS5)。
すなわち、ステップS5においては、携帯電話端末100の制御部110が形成した提供要求を、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されているパーソナルコンピュータ400に対して送信する。
パーソナルコンピュータ400は、LAN接続端子403、LANI/F404を通じて、自機宛の音楽コンテンツの提供要求を受信すると、これを制御部310に通知する。パーソナルコンピュータ400の制御部410は、受信した提供要求に応じて、指示された音楽コンテンツをHDD405のハードディスクから読み出し、要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS6)。
すなわち、制御部410によってHDD405のハードディスクから読み出された音楽コンテンツは、送信形式のデータとされた後、LANI/F404、LAN接続端子403を通じて、LAN500に送出され、携帯電話端末100に送信される。
これにより、携帯電話端末100は、音楽再生装置300が再生中の音楽コンテンツを、これを保持するパーソナルコンピュータ400からダウンロードすることができるようにされる。
この場合、携帯電話端末100のユーザーは、再生中の音楽コンテンツがどの機器で再生されているか、また、実際にどの機器において保持されているのかを一切把握している必要は無い。携帯電話端末100は、LAN500に接続された機器と通信を行うことにより、再生中の音楽コンテンツの所在を迅速かつ的確に把握し、目的とする音楽コンテンツをダウンロードすることができる。
[機器間で送受される要求や応答のレイアウト例]
図6、図7は、図5を用いて説明した第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいて、各機器間で送受される要求や応答のレイアウト例を説明するための図である。
図6(A)は、図5に示したステップS1において、携帯電話端末100からLAN500に接続された各機器に送信される機器照会要求のレイアウト例である。図6(A)に示すように、第1の実施の形態において、機器照会要求は、送信元IDとして携帯電話端末100の機器IDがセットされ、送信先IDとして全接続機器が送信対象であることを示す情報がセットされる。
また、図6(A)に示すように、機器照会要求は、送信先から送信元に通知する内容として、音楽再生中の機器照会要求であることを示す情報がセットされる。このような機器照会要求によって、LAN500上の各機器に対して、音楽コンテンツ再生装置か否かの問合せが行うようにされる。
図6(B)は、図5に示したステップS2において、音楽再生中の音楽再生装置300から機器照会要求元の携帯電話端末100に送信される機器照会応答のレイアウト例である。図6(B)に示すように、第1の実施の形態において、機器照会応答は、送信元IDとして音楽再生装置300の機器IDがセットされ、送信先IDとして携帯電話端末100の機器IDがセットされる。
また、図6(B)に示すように、機器照会応答は、送信先から送信元に通知する内容として、送信元の機器である音楽再生装置300が音楽再生中の機器であることを示す情報(機器照会応答)がセットされる。このような機器照会応答によって、音楽コンテンツ再生中の機器から要求元の機器に対して再生中の機器であることが通知される。
図6(C)は、図5に示したステップS3において、携帯電話端末100から音楽再生中の音楽再生装置300に送信される再生している音楽コンテンツの所在照会要求のレイアウト例である。図6(C)に示すように、第1の実施の形態において、所在照会要求は、送信元IDとして携帯電話端末100の機器IDがセットされ、送信先IDとして音楽コンテンツ再生中の音楽再生装置の機器IDがセットされる。
また、図6(C)に示すように、所在照会要求は、送信先から送信元に通知する内容として、再生中の音楽コンテンツの所在照会であることを示す情報がセットされる。このような所在照会要求によって、音楽コンテンツを再生中の音楽再生装置300に対して、当該再生中の音楽コンテンツの所在の問合せが行われる。
図7(A)は、図5に示したステップS4において、音楽再生中の音楽再生装置300から再生中の音楽コンテンツの所在照会要求元の携帯電話端末100に送信される所在照会応答のレイアウト例である。図7(A)に示すように、第1の実施の形態において、所在照会応答は、送信元IDとして音楽再生装置300の機器IDがセットされ、送信先IDとして携帯電話端末100の機器IDがセットされる。
また、図7(A)に示すように、所在照会応答は、音楽コンテンツの所在情報として、当該音楽コンテンツを保持している機器の機器名称、MACアドレス、IPアドレス、ディレクトリ名(フォルダ名)、ファイル名などの情報を有している。このような所在照会応答により、携帯電話端末100は、再生中の音楽コンテンツがどこに存在しているのかを把握することができる。
なお、MAC(Media Access Control)アドレスは、LANに接続される機器を識別するためのものである。また、IP(Internet Protocol)アドレスは、インターネットに接続されたコンピュータの住所に当たる情報である。これら2つの情報により、LAN500に接続された機器のそれぞれを識別することができるようにされる。
図7(B)は、図5に示したステップS5において、携帯電話端末100から再生中の音楽コンテンツを保持するパーソナルコンピュータ400に送信される音楽コンテンツの提供要求のレイアウト例である。図7(B)に示すように、第1の実施の形態において、当該データは、送信元IDとして携帯電話端末100の機器IDがセットされ、送信先IDとしてパーソナルコンピュータ400の機器IDがセットされる。
そして、図7(B)に示すように、当該コンテンツの提供要求は、送信先から送信元に通知する内容として、音楽コンテンツの提供要求であることを示す情報がセットされる。また、当該音楽コンテンツの格納先を示す情報として、ディレクトリ名、ファイル名に、ステップS4で受信した所在照会応答により明らかになった該当情報(ディレクトリ名、ファイル名)がセットされる。このようなコンテンツの提供要求により、再生中の音楽コンテンツの提供が要求される。
図7(C)は、図5に示したステップS6において、再生中の音楽コンテンツを保持するパーソナルコンピュータ400から、要求元の携帯電話端末100に送信される音楽コンテンツのレイアウト例である。図7(C)に示すように、第1の実施の形態において、当該データは、送信元IDとしてパーソナルコンピュータ400の機器IDがセットされ、送信先IDとして携帯電話端末100の機器IDがセットされる。
そして、図7(C)に示すように、当該データは、メインデータ(内容)として、要求に応じた音楽コンテンツ(オーディオデータ)が格納されて伝送するようにされている。これにより、携帯電話端末100が、音楽再生装置300により再生されている音楽コンテンツを、これを保持するパーソナルコンピュータ400が提供を受けて利用することができるようにされる。
なお、音楽コンテンツのデータ量は多いので、通常、所定のデータ量単位にパケット化されて伝送されるが、図7(C)に示したフォーマットにしたがって、順次に送信するようにされる。この場合、最後のパケットには、当該パケットが最後であることを示す情報が付加するようにされる。
このように、図5に示した各ステップにおいて、図6、図7に示した要求や応答を送受することによって、携帯電話端末100は、音楽コンテンツを再生している機器、再生されている音楽コンテンツの所在を正確に把握することができる。
したがって、携帯電話端末100のユーザーは、再生中の音楽コンテンツが、どの機器で再生され、そのコンテンツがどこに存在しているかなど一切知らなくても、再生中の音楽コンテンツを携帯電話端末100にダウンロードすることができる。
[携帯電話端末100の動作]
次に、この第1の実施の形態のホームネットワークシステムの携帯電話端末100の動作について詳細に説明する。図8は、携帯電話端末100の動作を説明するためのフローチャートである。
図8に示す処理は、携帯電話端末100の主にCPU130によって実行される処理である。この処理は、携帯電話端末100のユーザーが、携帯電話端末100のキー操作部114に対して所定の操作を行うことにより、LAN500上の機器が再生中コンテンツのダウンロードを行う処理を開始させるようにすることによって実行される。
具体的には、キー操作部114のメニューキーを押下操作することにより、携帯電話端末100において実行可能な処理の一覧メニューを表示し、当該メニューから再生中音楽のダウンロード処理を選択することにより実行される。
まず、CPU130は、ROM109から必要な情報を読み出して、再生機器照会の確認画面を形成し、これを表示制御部122によって表示部113に表示し、再生機器照会を行うか否かの確認入力を、キー操作部114を通じて受け付ける(ステップS101)。
CPU130は、ステップS101において再生機器の照会を行うことが指示されたか否かを判断する(ステップS102)。ステップS102の判断処理において、再生機器の照会を行うことが指示されていないと判断したときには、この図8に示す処理を終了する。
ステップS102の判断処理において、再生機器の照会を行うことが指示されたと判断すると、CPU130は、機器照会要求を形成し、これをLANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に送出する(ステップS103)。
このステップS103においてLAN500に送出される機器照会要求は、図6(A)を用いて説明したレイアウトのものである。
CPU130は、機器照会要求を送出すると、照会処理中であることを示す画面表示を形成し、これを表示制御部112を通じて表示部113の表示画面に表示する(ステップS104)。
そして、CPU130は、LAN用送受信アンテナ119及びLANモジュール118を通じて、機器照会応答を受信するようにし(ステップS105)、機器照会応答を受信したか否かを判断する(ステップS106)。なお、ステップS105において受信される機器照会応答は、図6(B)を用いて説明したレイアウトのものである。
ステップS106の判断処理において、まだ、機器照会応答を受信していないと判断したときには、ステップS105からの処理を繰り返す。ステップS106の判断処理において、機器照会応答を受信したと判断したときには、以下の処理を行う(ステップS107)。
ステップS107において、CPU130は、再生中の音楽コンテンツの所在照会の確認画面を形成して、表示制御部122を通じて表示部113に表示し、所在照会を行うか否かの確認入力を、キー操作部114を通じて受け付ける。
具体的に、ステップS107においては、細かく分けると以下の2つの処理(確認画面形成処理と確認画面表示及び確認入力の受付処理)を行う。
第1に、CPU130は、ROM109から読み出した必要な情報と、ステップS105において受信した機器照会応答とから、再生機器の通知を行うと共に、再生中の音楽コンテンツの所在照会を実行するか否かの確認入力を受け付ける確認画面を形成する。
第2に、CPU130は、形成した当該確認画面を、表示制御部122を通じて表示部113に表示し、再生コンテンツの所在照会を行うか否かの確認入力を、キー操作部114を通じて受け付ける。
CPU130は、ステップS107において、再生中の音楽コンテンツの所在照会を行うことが指示されたか否かを判断する(ステップS108)。ステップS108の判断処理において、再生中の音楽コンテンツの所在照会を行うことが指示されていないと判断したときには、この図8に示す処理を終了する。
ステップS108の判断処理において、再生中の音楽コンテンツの所在照会を行うことが指示されたと判断したときには、CPU130は、所在照会要求を形成し、これをLAN500に送出する(ステップS109)。具体的には、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じて、LAN500に送出する。
このステップS109において送出される所在照会要求は、図6(C)を用いて説明したレイアウトのものである。
CPU130は、再生中の音楽コンテンツの所在照会要求を送出すると、照会処理中であることを示す画面表示を形成し、これを表示制御部112を通じて表示部113の表示画面に表示する(ステップS110)。
そして、CPU130は、LAN用送受信アンテナ119及びLANモジュール118を通じて、所在照会応答を受信するようにし(ステップS111)、所在照会応答を受信したか否かを判断する(ステップS112)。なお、ステップS111において受信される所在照会応答は、図7(A)を用いて説明したレイアウトのものである。
ステップS112の判断処理において、まだ、所在照会応答を受信していないと判断したときには、ステップS111からの処理を繰り返す。ステップS112の判断処理において、所在照会応答を受信したと判断したときには、以下の処理を行う(ステップS113)。
ステップS113において、CPU130は、再生中の音楽コンテンツのダウンロードの確認画面を形成して、表示制御部122を通じて表示部113に表示し、ダウンロードを行うか否かの確認入力を、キー操作部114を通じて受け付ける。
具体的に、ステップS113においては、細かく分けると以下の2つの処理(確認画面形成処理と確認画面表示及び確認入力の受付処理)を行う。
第1に、CPU130は、ROM109から読み出した必要な情報と、ステップS111において受信した所在照会応答とから、確認画面を形成する。この確認画面は、再生中の音楽コンテンツの所在通知を行う共に、再生中の音楽コンテンツのダウンロードを実行するか否かの確認入力を受け付けるためのものである。
第2に、CPU130は、当該確認画面を、表示制御部122を通じて表示部113に表示し、再生中の音楽コンテンツのダウンロードを行うか否かの確認入力を、キー操作部114を通じて受け付ける。
CPU130は、ステップS113において、再生中の音楽コンテンツのダウンロードを行うことが指示されたか否かを判断する(ステップS114)。ステップS114の判断処理において、再生中の音楽コンテンツのダウンロードを行うことが指示されていないと判断したときには、この図8に示す処理を終了する。
ステップS114の判断処理において、再生中の音楽コンテンツのダウンロードを行うことが指示されたと判断したときには、CPU130は、再生音楽コンテンツの提供要求(ダウンロード要求)を形成し、これをLAN500に送出する(ステップS115)。具体的には、再生中の音楽コンテンツの提供要求を、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じて、LAN500に送出する。
このステップS115において送出されるダウンロード要求は、図7(B)を用いて説明したレイアウトのものである。そして、CPU130は、再生中の音楽コンテンツのダウンロード要求を送出すると、音楽コンテンツのダウンロード中であることを示す画面表示を形成し、これを表示制御部112を通じて表示部113の表示画面に表示する(ステップS116)。
そして、CPU130は、LAN用送受信アンテナ119及びLANモジュール118を通じて、要求した再生中の音楽コンテンツを受信するようにし(ステップS117)、当該音楽コンテンツの全部を受信したか否かを判断する(ステップS118)。なお、ステップS111において受信される音楽コンテンツは、図7(C)を用いて説明したレイアウトのものである。
ステップS118の判断処理において、まだ、音楽コンテンツの全部を受信していないと判断したときには、ステップS117からの処理を繰り返す。ステップS118の判断処理において、目的とする音楽コンテンツの全部を受信したと判断したときには、この図8の処理を終了する。
図8のフローチャートからも分かるように、この第1の実施の形態の携帯電話端末100においては、まず、LAN500に接続されている機器であって、音楽コンテンツ再生中の機器を特定する。そして、特定した音楽コンテンツ再生中の機器に対して、再生中の音楽コンテンツの所在照会を行い、当該音楽の所在を特定する。そして、特定した所在元の機器に対して音楽コンテンツの提供を要求し、ダウンロードを行う。
これにより、携帯電話端末100のユーザーは、再生中の音楽コンテンツの所在を意識することなく、再生中の音楽コンテンツをダウンロードすることができるようにされる。
[音楽再生装置300の動作]
次に、この第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいて、音楽再生装置300、パーソナルコンピュータ400の動作について詳細に説明する。この第1の実施の形態において、音楽再生装置300とパーソナルコンピュータ400の処理は、基本的に同じである。このため、以下においては説明を簡単にするため、音楽再生装置300の動作について説明する。
図9は、音楽再生装置300の動作を説明するためのフローチャートである。図9に示す処理は、音楽再生装置300の制御部310において実行される処理である。この処理は、LAN500に接続された音楽再生装置300に電源が投入されると実行される。
そして、制御部310は、LANI/F303を通じてLAN500に接続された他の機器からの要求を受信する(ステップS201)。そして、他の機器からの応答を受信したか否かを判断し(ステップS202)、受信していないと判断したときには、ステップS201からの処理を繰り返す。
ステップS202の判断処理において、他の機器からの要求を受信したと判断したときには、制御部310は、受信した要求は、機器照会機器要求か否かを判断する(ステップS203)。
ステップS203の判断処理において、受信した要求が機器照会要求(図6(A))であると判断したときには、制御部310は、自機において音楽コンテンツを再生中か否かを判断する(ステップS204)。
ステップS204の判断処理において、自機において音楽コンテンツを再生中であると判断したときには、自機が音楽コンテンツを再生中であることを示す機器照会応答(図
6(B))を生成して、これを要求元の機器に送信する(ステップS205)。
また、ステップS204の判断処理において、自機において音楽コンテンツを再生していないと判断したときには、応答する必要は無いので、ステップS201からの処理を繰り返す。
また、ステップS203の判断処理において、受信した要求が機器照会要求(図6(A))ではないと判断したときには、制御部310は、受信した要求は、自機宛の再生中の音楽コンテンツの所在照会要求(図6(C))か否かを判断する(ステップS206)。
ステップS206の判断処理において、受信した要求が自機宛の音楽コンテンツの所在照会要求であると判断したときには、自機において再生中の音楽コンテンツについての所在照会応答(図7(A))を形成し、これを要求元の機器に送信する(ステップS207)。この後、ステップS201からの処理を繰り返す。
また、ステップS206の判断処理において、受信した要求が自機宛の音楽コンテンツの所在照会要求ではないと判断したときには、受信した要求は、自機宛の音楽コンテンツのダウンロード要求(提供要求)(図7(B))か否かを判断する(ステップS208)。
ステップS208の判断処理において、受信した要求が自機宛の音楽コンテンツのダウンロード要求であると判断したときには、制御部310は、要求された音楽コンテンツを自機の記録媒体から抽出し、これを要求元の機器に送信する(ステップS209)。
そして、制御部310は、要求された音楽コンテンツの全部の送信を完了したか否かを判断し(ステップS210)、完了していないと判断したときにはステップS209からの処理を繰り返し、当該音楽コンテンツの送信を続行する。
ステップS210の判断処理において、要求された音楽コンテンツの全部を送信し終えたと判断したときには、制御部310は、ステップS201からの処理を繰り返す。
ステップS208の判断処理において、受信した要求が自機宛の音楽コンテンツのダウンロード要求ではないと判断したときには、制御部310は、受信した要求に応じた他の処理を行うことになる。
なお、ここでは、音楽再生装置300の動作として図9を用いて説明したが、パーソナルコンピュータ400も、図9に示した処理と同様の処理を行うことになる。
そして、図9を用いて説明したように、音楽再生装置300、パーソナルコンピュータ400は、携帯電話端末100からの要求に応じた情報を提供することにより、携帯電話端末100が目的とする情報を得ることができるようにしている。
[携帯電話端末100の画面遷移]
次に、図8のフローチャートを用いて説明したように動作するこの実施の形態の携帯電話端末100における画面表示の遷移の具体例について説明する。図10は、この第1の実施の形態の携帯電話端末100の画面遷移の例を説明するための図である。
上述したように、ユーザーからの所定の操作入力を受け付け、図8に示した処理を実行すると、図8に示したステップS101において、携帯電話端末100の表示部113の表示画面113Gには、図10Aに示す再生機器照会の確認画面が表示される。
図10Aに示した再生機器照会の確認画面において、キー操作部114を通じて再生機器照会を中止する操作(表示されたキャンセルアイコンを選択する操作)を行うことにより、図8に示した処理は終了される。
図10Aに示した再生機器照会の確認画面において、キー操作部114を通じて再生機器照会を行うようにする操作(表示されたOKアイコンを選択する操作)を行うことにより、機器照会要求が形成されて送信される。そして、図8に示したステップS104において、図10Bに示す再生機器照会中画面が、携帯電話端末100の表示部113の表示画面113Gに表示される。
この後、携帯電話端末100が機器照会応答を受信すると、図8に示したステップS107において、図10Cに示す再生中の音楽コンテンツの所在照会の確認画面が、携帯電話端末100の表示部113の表示画面113Gに表示される。
図10Cに示した音楽コンテンツの所在照会の確認画面において、キー操作部114を通じて所在照会を中止する操作(表示されたキャンセルアイコンを選択する操作)を行うことにより、図8に示した処理は終了される。
図10Cに示した音楽コンテンツの所在照会の確認画面において、キー操作部114を通じて所在照会を行うようにする操作(表示されたOKアイコンを選択する操作)を行うことにより、音楽コンテンツの所在照会要求が形成されて送信される。そして、図8に示したステップS110において、図10Dに示す所在照会中画面が、携帯電話端末100の表示部113の表示画面113Gに表示される。
この後、携帯電話端末100が所在照会応答を受信すると、図8に示したステップS113において、図10Eに示す再生中の音楽コンテンツのダウンロード要求(提供要求)の確認画面が、携帯電話端末100の表示部113の表示画面113Gに表示される。
図10Eに示した音楽コンテンツのダウンロード要求の確認画面において、キー操作部114を通じてダウンロードを中止する操作(表示されたキャンセルアイコンを選択する操作)を行うことにより、図8に示した処理は終了される。
図10Eに示した音楽コンテンツの所在照会の確認画面において、キー操作部114を通じてダウンロードを行うようにする操作(表示されたOKアイコンを選択する操作)を行うことにより、音楽コンテンツのダウンロード要求(提供要求)が形成されて送信される。そして、図8に示したステップS116において、図10Fに示すダウンロード中画面が、携帯電話端末100の表示部113の表示画面113Gに表示される。
このように、携帯電話端末100においては、再生機器照会や音楽コンテンツの所在照会や音楽コンテンツのダウンロード要求を行う場合、行うか否かを画面表示に基づいて判断することができる。
そして、機器照会要求や音楽コンテンツの所在照会要求や音楽コンテンツのダウンロード要求(提供要求)を送出した後、目的とする応答を受信するまでの間においては、現在どのような処理が行われているのかをユーザーに明確に通知することができる。したがって、携帯電話端末100のユーザーが不安になることも無い。
なお、図8に示した処理においては、ステップS104、ステップS110、ステップS116の各処理中の表示を行った場合に、当該処理中表示が行われている場合においては、処理の途中での終了を行えないものとして説明した。
しかし、図10B、図10D、図10Eに示したように、各処理中の表示において、キャンセルアイコンを設け、これを選択された場合において、図8に示した処理を強制的に終了させるようにすることもできる。
[変形例1]
上述した第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、LAN500に接続されている機器により再生されている音楽コンテンツだけを、携帯電話端末100にダウンロードするようにした。しかし、これに限るものではない。
1曲単位ではなく、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全体をダウンロードしたり、再生中の音楽コンテンツのアーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードしたりすることもできる。
図11は、この第1の実施の形態の変形例1の場合の処理を説明するためのシーケンス図である。図11に示したシーケンス図は、図5に示したシーケンス図と基本的に同じである。このため、図11において、図5と同様に行われる処理部分には同じ参照符号を付し、その部分の説明については省略する。
そして、この変形例1においては、図11のステップS4Aにおいて、音楽コンテンツを再生している音楽再生装置300が、単に音楽コンテンツの所在のみを通知するのではなく、再生中の音楽コンテンツの詳細についても通知する。
具体的には、図11にも示したように、再生中の音楽コンテンツについての詳細情報として、アーティスト名、曲名、アルバム名、ジャンルなどの情報が通知される。また、所在情報として、当該音楽コンテンツを保持している機器の機器名称、MACアドレス、IPアドレス、ディレクトリ名、ファイル名についても通知される。
これにより、携帯電話端末100は、再生中の音楽コンテンツの所在だけでなく、再生中の音楽コンテンツの詳細についても知ることができる。
携帯電話端末100は、所在が明らかになった音楽コンテンツのダウンロード要求を、図11のステップS5Aにおいてする。この場合、再生中の音楽コンテンツだけをダウンロードするか、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全体をダウンロードするか、再生中の音楽コンテンツのアーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードするかを選ぶことができるようにしている。
図11のステップS5Aにおいては、携帯電話端末100のユーザーが目的とする態様で音楽コンテンツのダウンロード要求を、再生中の音楽コンテンツを保持している機器(この第1の実施の形態の場合にはパーソナルコンピュータ400)に送信する。
これに応じて、図11のステップS6Aにおいては、再生中の音楽コンテンツを保持する機器から、ステップS5Aのダウンロード要求に応じた態様で、要求された音楽コンテンツを要求元の機器に送信される。
[変形例1の場合の携帯電話端末100の動作]
次に、図11を用いて概要を説明した第1の実施の形態の変形例1の場合の携帯電話端末100の動作について、図12〜図14を用いて具体的に説明する。
この変形例1の場合の携帯電話端末100は、図8に示した処理のステップS101〜ステップS112までは、上述した第1の実施の形態の携帯電話端末100と同様に動作する。しかし、この変形例1の場合の携帯電話端末100は、図8に示した処理のステップS113以降の処理が異なったものとなる。
そこで、ここでは説明を簡単にするため、図8に示した処理のステップS111以降の処理から、この変形例1の場合の携帯電話端末100の動作について説明する。
図12は、この変形例1の場合の携帯電話端末100の動作を説明するためのフローチャートである。この図12に示すフローチャートの処理は、上述もしたように、図8に示したステップS111からの処理を示すものである。
また、図13は、図12に示した処理において、携帯電話端末100の表示部113の表示画面113Gに表示される表示画面の表示例を示す図である。また、図14は、図12に示した処理において、携帯電話端末100からコンテンツ保持装置であるパーソナルコンピュータ400に送信されるダウンロード要求(コンテンツの提供要求)のレイアウト例を示す図である。
図8を用いて説明したように、ステップS101〜ステップS110までの処理が行われることにより、携帯電話端末100から音楽再生中の音楽再生装置300に対して、再生中の音楽コンテンツについての所在照会要求が送信される。
この後、図12にも示すように、携帯電話端末100のCPU130は、LAN用送受信アンテナ119及びLANモジュール118を通じて、所在照会応答を受信するようにし(ステップS111)、所在照会応答を受信したか否かを判断する(ステップS112)。なお、ステップS111において受信される所在照会応答は、図7(A)を用いて説明したレイアウトのものである。
ステップS112の判断処理において、まだ、所在照会応答を受信していないと判断したときには、ステップS111からの処理を繰り返す。ステップS112の判断処理において、所在照会応答を受信したと判断したときには、まず、CPU130は、1曲ダウンロード画面を表示し、確認入力を受け付ける(ステップS121)。
このステップS121の処理は、再生中の音楽コンテンツ1曲だけをダウンロードするか否かを、携帯電話端末100のユーザーに選択させるようにするためのものである。このステップS121において表示される1曲ダウンロード画面は、図13Aに示すように、再生中の音楽コンテンツの曲名、アーティスト名、保存先を通知すると共に、当該音楽コンテンツだけをダウンロードするか否かの選択を促すものである。
そして、CPU130は、ステップS121において、再生中の音楽コンテンツ1曲だけのダウンロードを行うことの指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS122)。このステップS122の処理は、図13Aに示した画面において、再生中の音楽コンテンツ1曲だけのダウンロードを行うことを指示する操作(OKアイコンの選択操作)が行われたか否かを判断するものである。
ステップS122の判断処理において、再生中の音楽コンテンツ1曲だけのダウンロードを行うことが指示されたと判断したときには、CPU130は、1曲ダウンロード要求を形成し、これをLAN500に送出する(ステップS123)。
具体的には、再生中の音楽コンテンツだけのダウンロード要求をLANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じて、LAN500に送出する。このステップS123で送出されるダウンロード要求は、図7(B)を用いて説明したレイアウトのものである。
そして、CPU130は、再生中の音楽コンテンツのダウンロード要求(提供要求)を送出すると、音楽コンテンツのダウンロード中であることを示す画面表示を形成し、これを表示制御部112を通じて表示部113の表示画面に表示する(ステップS124)。
次に、CPU130は、LAN用送受信アンテナ119及びLANモジュール118を通じて、要求した再生中の音楽コンテンツを受信するようにし(ステップS125)、音楽コンテンツの全部を受信したか否かを判断する(ステップS126)。
ステップS126の判断処理において、まだ、音楽コンテンツの全部を受信していないと判断したときには、ステップS124からの処理を繰り返す。ステップS126の判断処理において、目的とする音楽コンテンツの全部を受信したと判断したときには、この処理を終了する。
一方、ステップS122の判断処理において、再生中の音楽コンテンツ1曲だけのダウンロードを行うことは指示されていないと判断したときには、CPU130は、アルバムダウンロード画面を表示し、確認入力を受け付ける(ステップS127)。
すなわち、ステップS122においては、ステップS121において1曲だけダウンロード画面のキャンセルアイコンが選択された場合には、再生中の音楽コンテンツ1曲だけのダウンロードは指示されていないと判断し、ステップS127の処理を行う。
ステップS127の処理は、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全体をダウンロードするか否かを、携帯電話端末100のユーザーに選択させるようにするためのものである。このステップS127において表示されるアルバムダウンロード画面は、図13Bに示すように、再生中の音楽コンテンツの曲名を通知すると共に、当該音楽コンテンツを含むアルバム全体をダウンロードするか否かの選択を促すものである。
なお、図13Bにおいては、曲名だけを通知するようにしたが、アーティスト名や当該音楽コンテンツの格納先を通知することももちろん可能である。
CPU130は、ステップS127において、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全体をダウンロードすることの指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS128)。このステップS128の処理は、図13Bに示した画面において、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全体をダウンロードすることの指示する操作(OKアイコンの選択操作)が行われたか否かを判断するものである。
ステップS128の判断処理において、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全体をダウンロードすることが指示されたと判断したときには、CPU130は、アルバムダウンロード要求を形成し、これをLAN500に送出する(ステップS129)。
具体的には、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全体のダウンロード要求をLANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じて、LAN500に送出する。このステップS129で送出されるダウンロード要求は、図14(A)に示すレイアウトのものである。
図14(A)に示すように、ステップS129で送出される要求は、送信元ID、送信先IDを有すると共に、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全曲の提供要求が、送信される内容とされたものである。なお、この例の場合、送信元IDには携帯電話端末100のIDが、また、送信先IDにはパーソナルコンピュータ400のIDが入力される。
そして、ステップS129の処理の後、上述したステップS124からの処理が行われる。
また、ステップS128の判断処理において、再生中の音楽コンテンツを含むアルバムのダウンロードを行うことは指示されていないと判断したときには、CPU130は、アーティスト単位ダウンロード画面を表示し、確認入力を受け付ける(ステップS130)。
すなわち、ステップS128においては、ステップS122においてアルバムダウンロード画面のキャンセルアイコンが選択された場合には、再生中の音楽コンテンツを含むアルバム全体のダウンロードは指示されていないと判断し、ステップS130の処理を行う。
ステップS130の処理は、再生中の音楽コンテンツのアーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードするか否かを、携帯電話端末100のユーザーに選択させるようにするためのものである。
ステップS130において表示されるアーティスト単位ダウンロード画面は、図13Cに示すように、再生中の音楽コンテンツのアーティスト名を通知すると共に、当該アーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードするか否かの選択を促すものである。
なお、図13Cにおいては、アーティスト名だけを通知するようにしたが、曲名や当該音楽コンテンツの格納先を通知することももちろん可能である。
CPU130は、ステップS130において、再生中の音楽コンテンツのアーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードすることの指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS131)。このステップS131の処理は、図13Cに示した画面において、再生中の音楽コンテンツのアーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードすることの指示する操作(OKアイコンの選択操作)が行われたか否かを判断するものである。
ステップS131の判断処理において、当該アーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードすることが指示されたと判断したときには、CPU130は、アーティスト単位ダウンロード要求を形成し、これをLAN500に送出する(ステップS132)。
具体的には、アーティスト単位ダウンロード要求をLANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じて、LAN500に送出する。このステップS132で送出されるダウンロード要求は、図14(B)に示すレイアウトのものである。
図14(B)に示すように、ステップS129で送出される要求は、送信元ID、送信先IDを有すると共に、再生中の音楽コンテンツのアーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードすることを要求するダウンロード要求が、送信する内容とされたものである。なお、この例の場合、送信元IDには携帯電話端末100のIDが、また、送信先IDにはパーソナルコンピュータ400のIDが入力される。
そして、ステップS129の処理の後、上述したステップS124からの処理が行われる。
また、ステップS131の判断処理において、当該アーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードすることが指示されていないと判断したときには、CPU130は、この処理(図8のステップS101からステップS112の処理、及び図12の処理)を終了する。
このように、この変形例1の場合には、LAN500に接続された機器から再生されている音楽コンテンツを携帯電話端末100がダウンロードできるだけではない。再生されている音楽コンテンツを含むアルバム全体をダウンロードしたり、再生されている音楽コンテンツのアーティストの音楽コンテンツをまとめてダウンロードしたりすることもできる。
この他、再生されている音楽コンテンツが属するジャンルの音楽コンテンツのうち、最近のヒット曲を中心にダウンロードできるようにしたり、再生されている音楽コンテンツと同時期に発売された音楽コンテンツをダウンロードできるようにしたりするなどのことも可能である。
要は、記憶保持されている音楽コンテンツが有する種々の情報(メタデータ)を用いることによって、種々の条件で抽出可能な音楽コンテンツをダウンロードするように構成することが可能である。
[変形例2]
上述した第1の実施の形態においては、音楽再生中の機器を照会し、音楽再生中の機器が分かったら、その機器に対して、再生されている音楽コンテンツの所在照会を行うようにした。
しかし、実際には、再生されている音楽コンテンツの所在照会に先立って、再生されている音楽コンテンツの詳細情報を知りたい場合もある。例えば、再生されている音楽コンテンツの曲名やアーティスト名が分かれば、既に自分の携帯電話端末100に記憶保持されているものか否かを判断することもできる場合などがあるためである。
そこで、この第1の実施の形態の変形例2において、携帯電話端末100は、まず、音楽再生中の機器照会を行い、次に、再生中の音楽の詳細情報の照会を行い、次に、再生中の音楽の所在照会を行うようにしている。
図15は、第1の実施の形態の変形例2の場合の処理を説明するためのシーケンス図である。この変形例2に場合、携帯電話端末100のCPU130は、まず、機照会要求を形成し、これをLANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されている全機器に対して送信する(ステップS11)。当該機器照会要求は、無線ルーター200、LAN500を通じて、音楽再生装置300と、パーソナルコンピュータ400とに送信される。
第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、上述もしたように、音楽再生装置300がパーソナルコンピュータ400から音楽コンテンツの提供を受けて再生している。このため、音楽再生装置300の制御部310は、自機が音楽コンテンツを再生中の機器であることを示す機器照会応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS12)。
当該機器照会応答は、LAN500、無線ルーター200を通じて携帯電話端末100に送信され、携帯電話端末100に受信される。これにより、携帯電話端末100は、音楽コンテンツを再生中のコンテンツ再生機器は、音楽再生装置300であることを把握することができる。
次に、携帯電話端末100は、再生中の音楽に関する情報の提供を要求する音楽詳細情報提供要求を形成し、これをLANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されている音楽再生装置300に対して送信する(ステップS13)。
音楽再生装置300は、LAN接続端子302、LANI/F303を通じて、自機宛の音楽詳細情報提供照会要求を受信すると、これを制御部310に通知する。音楽再生装置300は、再生中の音楽コンテンツの提供を実際に受けており、制御部310は、当該再生中の音楽コンテンツはどのようなものかを把握している。
具体的に、音楽再生装置300の制御部310は、再生中の音楽コンテンツのタイトル、アーティスト名、ジャンルなどのコンテンツ自体についての情報を把握している。このため、音楽詳細情報提供要求を受信した音楽再生装置300の制御部310は、再生中の音楽コンテンツについての詳細情報応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS14)。
ここで形成される詳細情報応答は、再生中の音楽コンテンツのアーティスト名、曲名、アルバム名、ジャンル等の情報からなるものである。これにより、携帯電話端末100は、再生中の音楽コンテンツの詳細について把握することができる。ここで把握した詳細情報は、表示部113の表示画面に表示してユーザーに通知することができる。
次に、携帯電話端末100は、再生中の音楽の所在照会要求を形成し、これをLANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されている音楽コンテンツ再生中の機器である音楽再生装置300に送信する(ステップS15)。
音楽再生装置300は、LAN接続端子302、LANI/F303を通じて、自機宛の音楽コンテンツの所在照会要求を受信すると、これを制御部310に通知する。音楽再生装置300は、上述のように再生中の音楽コンテンツの提供を実際に受けており、制御部310は、当該再生中の音楽コンテンツは、どこに存在するかを把握している。
このため、所在照会要求を受信した音楽再生装置300の制御部310は、再生中の音楽コンテンツについての所在照会応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS16)。
ここで形成される所在照会応答は、再生中の音楽コンテンツは、少なくとも、どの装置の、どのフォルダに、どのようなファイル名で格納されているものであるかを通知することができるものである。
当該所在照会応答は、LAN500、無線ルーター200を通じて携帯電話端末100に送信され、携帯電話端末100に受信される。この第1の実施の形態においては、上述もしたように、音楽再生装置300は、パーソナルコンピュータ400からの音楽コンテンツを再生している。
したがって、携帯電話端末100は、音楽再生装置300から所在照会応答に基づいて、再生中の音楽コンテンツは、パーソナルコンピュータ400が保持するものであり、何と言うフォルダに、何と言うファイル名で格納されているかを把握することができる。
携帯電話端末100の制御部110は、所在照会応答に基づいて、音楽再生装置300が再生中の音楽コンテンツの提供をパーソナルコンピュータ400に対して要求する提供要求を形成し、これをパーソナルコンピュータ400に送信する(ステップS17)。
すなわち、ステップS17においては、携帯電話端末100の制御部110が形成した提供要求を、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されているパーソナルコンピュータ400に対して送信する。
パーソナルコンピュータ400は、LAN接続端子403、LANI/F404を通じて、自機宛の音楽コンテンツの提供要求を受信すると、これを制御部410に通知する。パーソナルコンピュータ400の制御部410は、受信した提供要求に応じて、指示された音楽コンテンツをHDD405のハードディスクから読み出し、要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS18)。
すなわち、制御部410によってHDD405のハードディスクから読み出された音楽コンテンツは、送信形式のデータとされた後、LANI/F404、LAN接続端子403を通じて、LAN500に送出され、携帯電話端末100に送信される。
これにより、携帯電話端末100は、音楽再生装置300が再生中の音楽コンテンツを、これを保持するパーソナルコンピュータ400からダウンロードすることができるようにされる。
この場合、携帯電話端末100のユーザーは、再生中の音楽コンテンツがどの機器で再生されているか、また、実際にどの機器において保持されているのかを一切把握している必要は無い。携帯電話端末100は、LAN500に接続された機器と通信を行うことにより、再生中の音楽コンテンツの所在を迅速かつ的確に把握、目的とする音楽コンテンツをダウンロードすることができる。
また、再生中の音楽コンテンツの詳細情報を取得することができるので、携帯電話端末100のユーザーはその詳細情報を確認し、ダウンロードすべき音楽コンテンツか否かを判断するのに役立てることができる。
[変形例3]
なお、上述した第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、音楽再生装置300と、パーソナルコンピュータ400とが、共にコンテンツ再生装置にも、コンテンツ保持装置にもなれるものである。このため、いずれの機器が音楽コンテンツを再生しているのかを、携帯電話端末100自身が把握するために、再生機器照会を行うようにした。
しかし、携帯電話端末100のユーザーが利用する音楽再生装置が決まっている場合には、再生機器照会を行う必要は無い。このように、携帯電話端末100のユーザーが使用する音楽再生装置がデフォルトで決まっている場合には、コンテンツ再生装置として利用する音楽再生装置に対して、はじめから再生中の音楽コンテンツの所在照会を行うようにすればよい。
したがって、図5に示したタイミングチャートにおいては、コンテンツ再生装置として決まって利用する装置が音楽再生装置300であるとすると、ステップS3からの処理を行うようにすればよい。
この場合には、携帯電話端末100に対して、いわゆるデフォルトで使用する音楽再生装置を登録しておくことにより、当該音楽再生装置に対して、直接に再生中の音楽コンテンツの所在照会要求を送信するようにすることができる。
[その他]
なお、上述した第1の実施の形態においては、パーソナルコンピュータ400をコンテンツ保持装置であるものとして説明した。しかし、音楽再生装置300が、自己の記録媒体からの音楽コンテンツを再生している場合もある。
この場合には、コンテンツの所在は音楽再生装置300ということになり、携帯電話端末100には、音楽再生装置300が再生中の音楽コンテンツを保持している装置として通知される。
したがって、この場合には、携帯電話端末100は、音楽再生装置300に対して、音楽コンテンツの提供を要求することなる。しかし、この場合であっても、コンテンツの提供要求先が変わるだけであり、処理の内容が大きく異なることは無い。
<第2の実施の形態>
上述した第1の実施の形態のホームネットワークシステムは、コンテンツ再生装置が1台の場合の例である。しかし、実際には、LAN500に多数の機器が接続され、同時に複数のコンテンツ再生装置が音楽コンテンツを再生している場合もある。このような場合、どのコンテンツ再生装置に対して要求を送信するかが問題になる。
この第2の実施の形態のホームネットワークシステムは、同じLANに接続された複数のコンテンツ再生装置が同時に音楽コンテンツを再生している場合であっても、どのコンテンツ再生装置に対して要求を送信するかを携帯電話端末100のユーザーが選択できるようにしたものである。
なお、この第2の実施の形態においては、図1に示したホームネットワークシステムに対して、さらにもう1台、音楽再生装置300が接続された場合を例にして説明する。すなわち、音楽再生装置300Aと、音楽再生装置300Bと、パーソナルコンピュータ400とが接続されているLAN500に対して、携帯電話端末100が無線ルータアクセスする場合を例にして説明する。
また、携帯電話端末100は、図2を用いて説明したものと同様の構成を有するものである。また、音楽再生装置300Aと音楽再生装置300Bとについても、図3を用いて説明したものと同様の構成を有するものである。また、パーソナルコンピュータ400についても、図4を用いて説明したものと同様の構成を有するものである。
図16は、第2の実施の形態のホームネットワークシステムの場合の処理を説明するためのシーケンス図である。この第2の実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、音楽再生装置300Aと音楽再生装置300Bとが音楽コンテンツを再生しているものとする。
この第2の実施の形態のホームネットワークシステムにおいても、携帯電話端末100のCPU130は、まず、機器照会要求を形成し、これをLAN500に接続されている全機器に対して送信する(ステップS21)。
つまり、機器照会要求は、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119、無線ルーター200、LAN500を通じて、音楽再生装置300A、音楽再生装置300B、パーソナルコンピュータ400のそれぞれに送信される。
この第2の実施の形態のホームネットワークシステムにおいても、音楽再生装置300A、300Bはパーソナルコンピュータ400から音楽コンテンツの提供を受けて再生している。
このため、音楽再生装置300A、300Bのそれぞれの制御部310は、自機が音楽コンテンツを再生中の機器であることを示す機器照会応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS22、ステップSS23)。
当該機器照会応答は、LAN500、無線ルーター200を通じて携帯電話端末100に送信され、携帯電話端末100に受信される。これにより、携帯電話端末100は、音楽コンテンツを再生中のコンテンツ再生機器は、音楽再生装置300A、300Bであることを把握することができる。
次に、携帯電話端末100は、再生中の音楽に関する情報の提供を要求する音楽詳細情報提供要求を形成し、これを音楽再生装置300A、300Bに対して送信する(ステップS24、ステップS25)。音楽詳細情報提供要求は、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されている音楽再生装置300A、300Bに送信される。
音楽再生装置300A、300Bのそれぞれは、LAN接続端子302、LANI/F303を通じて、自機宛の音楽詳細情報提供照会要求を受信すると、これを制御部310に通知する。
音楽再生装置300A、300Bは、再生中の音楽コンテンツの提供を実際に受けており、それぞれの制御部310は、当該再生中の音楽コンテンツはどのようなものかを把握している。
具体的に、音楽再生装置300A、300Bの制御部310は、再生中の音楽コンテンツのタイトル、アーティスト名、ジャンルなどのコンテンツ自体についての情報を把握している。
このため、音楽詳細情報提供要求を受信した音楽再生装置300A、300Bのそれぞれの制御部310は、再生中の音楽コンテンツについての詳細情報応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS26、ステップS27)。
ここで形成される詳細情報応答は、再生中の音楽コンテンツのアーティスト名、曲名、アルバム名、ジャンル等の情報からなるものである。これにより、携帯電話端末100は、音楽再生装置300A、300Bのそれぞれにおいて再生中の音楽コンテンツの詳細について把握することができる。
次に、携帯電話端末100のCPU130は、音楽再生装置300A、300Bのそれぞれからの詳細情報応答に基づいて、再生中の音楽コンテンツの一覧リストを表示し、音楽コンテンツの選択入力を受け付ける(ステップS28)。
このステップS28において、音楽再生装置300Aで再生されている音楽コンテンツが選択されたとする。再生されている音楽コンテンツが選択されることにより、当該音楽コンテンツを再生しているコンテンツ再生装置を特定することができる。詳細情報応答には、他の要求や応答と同じように、送信元ID、送信先IDが付加されており、この送信元IDによって選択された音楽コンテンツのコンテンツ再生装置を特定できる。
携帯電話端末100は、再生中の音楽の所在照会要求を形成し、これを選択された音楽コンテンツを再生している音楽再生装置300Aに送信する(ステップS29)。この所在照会要求は、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に送出される。
選択された音楽再生装置300Aは、LAN接続端子302、LANI/F303を通じて、自機宛の音楽コンテンツの所在照会要求を受信すると、これを制御部310に通知する。音楽再生装置300は、上述のように再生中の音楽コンテンツの提供を実際に受けており、制御部310は、当該再生中の音楽コンテンツは、どこに存在するかを把握している。
このため、所在照会要求を受信した音楽再生装置300の制御部310は、再生中の音楽コンテンツについての所在照会応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS30)。
ここで形成される所在照会応答は、再生中の音楽コンテンツは、少なくとも、どの装置の、どのフォルダに、どのようなファイル名で格納されているものであるかを通知することができるものである。
当該所在照会応答は、LAN500、無線ルーター200を通じて携帯電話端末100に送信され、携帯電話端末100に受信される。この第2の実施の形態においても、音楽再生装置300Aは、パーソナルコンピュータ400からの音楽コンテンツを再生している。
したがって、携帯電話端末100は、音楽再生装置300Aから所在照会応答に基づいて、再生中の音楽コンテンツは、パーソナルコンピュータ400が保持するものであり、何と言うフォルダに、何と言うファイル名で格納されているかを把握することができる。
携帯電話端末100の制御部110は、所在照会応答に基づいて、音楽再生装置300Aが再生中の音楽コンテンツの提供をパーソナルコンピュータ400に対して要求する提供要求を形成し、これをパーソナルコンピュータ400に送信する(ステップS31)。
すなわち、ステップS31においては、携帯電話端末100の制御部110が形成した提供要求を、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されているパーソナルコンピュータ400に対して送信する。
パーソナルコンピュータ400は、LAN接続端子403、LANI/F404を通じて、自機宛の音楽コンテンツの提供要求を受信すると、これを制御部410に通知する。パーソナルコンピュータ400の制御部410は、受信した提供要求に応じて、指示された音楽コンテンツをHDD405のハードディスクから読み出し、要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS32)。
すなわち、制御部410によってHDD405のハードディスクから読み出された音楽コンテンツは、送信形式のデータとされた後、LANI/F404、LAN接続端子403を通じて、LAN500に送出され、携帯電話端末100に送信される。
このように、同じLAN上に複数の音楽再生装置が接続され、それらが同時に音楽コンテンツを再生している場合には、それらから再生している音楽コンテンツの詳細情報を得るようにする。
そして、その詳細情報に基づいて、目的とする音楽コンテンツを選択することにより、当該音楽コンテンツを再生している音楽再生装置をも特定して、当該コンテンツの所在を照会し、目的とする音楽コンテンツのダウンロードを行うことができる。
[変形例1]
ところで、上述したように、複数の音楽再生装置が同時に音楽コンテンツを再生している場合に、音楽コンテンツを選択する場合には、音楽コンテンツの詳細を携帯電話端末100のユーザーが知らなければならない。
しかし、再生されている音楽コンテンツの曲名やアーティスト名を知らない場合もあり、このような場合には、音楽コンテンツの選択はできない。そこで、この第2の実施の形態の変形例においては、音楽再生装置自身を選択できるようにするものである。
図17は、第2の実施の形態の変形例の処理を説明するためのシーケンス図である。この変形例においても、音楽再生装置300Aと音楽再生装置300Bとが音楽コンテンツを再生しているものとする。
この第2の実施の形態の変形例においても、携帯電話端末100のCPU130は、まず、機器照会要求を形成し、これをLAN500に接続されている全機器に対して送信する(ステップS41)。
つまり、機器照会要求は、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119、無線ルーター200、LAN500を通じて、音楽再生装置300A、音楽再生装置300B、パーソナルコンピュータ400のそれぞれに送信される。
この第2の実施の形態の変形例のホームネットワークシステムにおいても、音楽再生装置300A、300Bはパーソナルコンピュータ400から音楽コンテンツの提供を受けて再生している。
このため、音楽再生装置300A、300Bのそれぞれの制御部310は、自機が音楽コンテンツを再生中の機器であることを示す機器照会応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS42、ステップS43)。
当該機器照会応答は、LAN500、無線ルーター200を通じて携帯電話端末100に送信され、携帯電話端末100に受信される。これにより、携帯電話端末100は、音楽コンテンツを再生中のコンテンツ再生機器は、音楽再生装置300A、300Bであることを把握することができる。
そして、携帯電話端末100のCPU130は、音楽再生装置300A、300Bのそれぞれからの機器照会応答に基づいて、音楽コンテンツを再生している機器の一覧リストを表示し、コンテンツ再生機器の選択入力を受け付ける(ステップS44)。再生機器照会応答には、上述もしたように、送信元IDが付加されているので、これに基づいて、音楽コンテンツを再生している機器を特定できる。
このステップS44において、音楽再生装置300Aが選択されたとする。次に、携帯電話端末100は、再生中の音楽に関する情報の提供を要求する音楽詳細情報提供要求を形成し、これを音楽再生装置300Aに対して送信する(ステップS45)。音楽詳細情報提供要求は、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されている音楽再生装置300Aに送信される。
音楽再生装置300Aは、LAN接続端子302、LANI/F303を通じて、自機宛の音楽詳細情報提供照会要求を受信すると、これを制御部310に通知する。音楽再生装置300Aは、再生中の音楽コンテンツの提供を実際に受けており、制御部310は、当該再生中の音楽コンテンツはどのようなものかを把握している。具体的に、音楽再生装置300Aの制御部310は、再生中の音楽コンテンツのタイトル、アーティスト名、ジャンルなどのコンテンツ自体についての情報を把握している。
このため、音楽詳細情報提供要求を受信した音楽再生装置300Aの制御部310は、再生中の音楽コンテンツについての詳細情報応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS46)。
ここで形成される詳細情報応答は、再生中の音楽コンテンツのアーティスト名、曲名、アルバム名、ジャンル等の情報からなるものである。これにより、携帯電話端末100は、音楽再生装置300Aにおいて再生中の音楽コンテンツの詳細について把握することができる。
次に、携帯電話端末100は、再生中の音楽の所在照会要求を形成し、これを選択された音楽再生装置300Aに送信する(ステップS47)。この所在照会要求は、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に送出される。
選択された音楽再生装置300Aは、LAN接続端子302、LANI/F303を通じて、自機宛の音楽コンテンツの所在照会要求を受信すると、これを制御部310に通知する。音楽再生装置300は、上述のように再生中の音楽コンテンツの提供を実際に受けており、制御部310は、当該再生中の音楽コンテンツは、どこに存在するかを把握している。
このため、所在照会要求を受信した音楽再生装置300の制御部310は、再生中の音楽コンテンツについての所在照会応答を形成し、これをLANI/F303、LAN接続端子302を通じて要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS48)。
ここで形成される所在照会応答は、再生中の音楽コンテンツは、少なくとも、どの装置の、どのフォルダに、どのようなファイル名で格納されているものであるかを通知することができるものである。
当該所在照会応答は、LAN500、無線ルーター200を通じて携帯電話端末100に送信され、携帯電話端末100に受信される。この第2の実施の形態の変形例においても、音楽再生装置300Aは、パーソナルコンピュータ400からの音楽コンテンツを再生している。
したがって、携帯電話端末100は、音楽再生装置300Aから所在照会応答に基づいて、再生中の音楽コンテンツは、パーソナルコンピュータ400が保持するものであり、何と言うフォルダに、何と言うファイル名で格納されているかを把握することができる。
携帯電話端末100の制御部110は、所在照会応答に基づいて、音楽再生装置300Aが再生中の音楽コンテンツの提供をパーソナルコンピュータ400に対して要求する提供要求を形成し、これをパーソナルコンピュータ400に送信する(ステップS49)。
すなわち、ステップS49においては、携帯電話端末100の制御部110が形成した提供要求を、LANモジュール118、LAN用送受信アンテナ119を通じてLAN500に接続されているパーソナルコンピュータ400に対して送信する。
パーソナルコンピュータ400は、LAN接続端子403、LANI/F404を通じて、自機宛の音楽コンテンツの提供要求を受信すると、これを制御部410に通知する。パーソナルコンピュータ400の制御部410は、受信した提供要求に応じて、指示された音楽コンテンツをHDD405のハードディスクから読み出し、要求元の携帯電話端末100に送信する(ステップS50)。
すなわち、制御部410によってHDD405のハードディスクから読み出された音楽コンテンツは、送信形式のデータとされた後、LANI/F404、LAN接続端子403を通じて、LAN500に送出され、携帯電話端末100に送信される。
このように、同じLAN上に複数の音楽再生装置が接続され、それらが同時に音楽コンテンツを再生している場合には、それらから機器照会応答を得るようにする。
そして、その機器照会応答に基づいて、再生機器の一覧リストを表示し、目的とするコンテンツ再生装置を選択することにより、当該音楽再生装置に対して当該音声コンテンツの所在を照会し、目的とする音楽コンテンツのダウンロードを行うことができる。
この場合、携帯電話端末100のユーザーは、再生中の音楽コンテンツの詳細について知らなくても、音楽コンテンツを再生している音楽再生装置を選択するだけで、その選択された音楽再生装置が再生している音楽コンテンツをダウンロードすることができる。
また、図17を用いて説明した第2の実施の形態の変形例1の場合には、目的とするコンテンツ再生装置を選択した後に、その選択したコンテンツ再生装置に音楽コンテンツの詳細情報提供要求を送信し、再生中の音楽コンテンツの詳細情報を取得するようにした。
しかし、これに限るものではない。第2の実施の形態の変形例1の場合には、図17に示したステップS45、ステップS46の手順については省略するようにしてもよい。
[方法の発明の適用]
上述した携帯電話端末100は、この発明によるコンテンツ取得方法が適用されたものである。具体的には、図5、図8、図9、図11、図12、図15、図16、図17を用いて説明したように、携帯電話端末100において行われる音楽コンテンツの取得過程が、この発明によるコンテンツ取得方法に対応している。
すなわち、第1のコンテンツ取得方法の発明は、
(1)通信手段を通じてネットワークに接続し、
(2)コンテンツ再生装置に対して再生中のコンテンツの所在照会要求を送信し、
(3)当該所在照会要求に応じて送信されてくる所在照会応答を受信して、当該所在照会応答により再生中のコンテンツの所在を把握し、
(4)把握したコンテンツの所在先(コンテンツの保持装置)に当該コンテンツの提供を要求し、
(5)これに応じて送信されてくるコンテンツを受信して利用できるようにするものであり、主に、第1の実施の形態として図5、図8を用いて説明した一部の部分に相当する。
第2のコンテンツ取得方法の発明は、
上記(1)〜(5)の処理に先立って、
(A)コンテンツ再生中の機器を問い合わせる機器照会要求を送信し、
(B)これに応じて送信されてくる機器照会応答により、コンテンツ再生機器を特定し、この特定したコンテンツ再生機器に対して、上記(1)の処理を行うようにしたものであり、主に、第1の実施の形態として、図5、図8、図15を用いて説明した部分に相当する。
第3のコンテンツ取得方法の発明は、
上記(A)、(B)に加えて、複数の機器から機器照会応答が送信されてきた場合に、携帯電話端末のユーザーがどのコンテンツ再生機器を対象とするかを選択可能する工程を有するようにしたものであり、第2の実施の形態として、図16、図17を用いて説明した部分に相当する。
また、第4、第5のコンテンツ取得方法の発明は、
コンテンツ保持装置からコンテンツの提供を受ける場合のコンテンツの提供態様を種々変更できるようにするものであり、第1の実施の形態において、変形例1として、図11〜図14等を用いて説明した部分に相当する。
また、上述した音楽再生装置300は、この発明によるコンテンツの所在通知方法が適用されたものである。具体的には、図5、図8、図9、図11、図12、図15、図16、図17を用いて説明したように、音楽再生装置300において行われる問合せに応じて音楽コンテンツの所在を通知する過程が、この発明によるコンテンツの所在通知方法に対応している。
すなわち、第1のコンテンツ所在通知方法は、
(1)通信手段を通じてネットワークに接続し、
(2)自機においてコンテンツを再生するようにし、
(3)再生しているコンテンツの所在照会要求を受信した場合に、自機が保持する情報に基づいて、再生中のコンテンツの所在を通知する所在照会応答を形成して、要求元に返信するものであり、主に、第1の実施の形態として図5、図9を用いて説明した一部の部分に相当する。
第2のコンテンツ所在通知方法の発明は、
上記(1)〜(3)の処理に先立って、
(A)再生機器を問い合わせる機器照会供給を受信した場合に、
(B)自機がコンテンツを再生していれば、これに応じて自機がコンテンツ再生中の機器であることを示す機器照会応答を返信するようにしたものであり、主に、第1の実施の形態として、図5、図9を用いて説明した部分に相当する。
[プログラムの発明の適用]
上述した携帯電話端末100は、この発明によるコンテンツ取得プログラムが適用されたものである。具体的には、図5、図8、図9、図11、図12、図15、図16、図17を用いて説明したように、携帯電話端末100において行われる音楽コンテンツの取得過程が、この発明によるコンテンツ取得プログラムによって行われる。
すなわち、第1のコンテンツ取得プログラムの発明は、
(1)通信手段を通じてネットワークに接続するステップと、
(2)コンテンツ再生装置に対して再生中のコンテンツの所在照会要求を送信するステップと、
(3)当該所在照会要求に応じて送信されてくる所在照会応答を受信して、当該所在照会応答により再生中のコンテンツの所在を把握するステップと、
(4)把握したコンテンツの所在先(コンテンツの保持装置)に当該コンテンツの提供を要求するステップと、
(5)これに応じて送信されてくるコンテンツを受信して利用できるようにするステップとからなるプログラムであり、主に、第1の実施の形態として図5、図8を用いて説明した一部の処理を、携帯電話端末100のCPU130が実行することにより、携帯電話端末100の各部を制御するようにしたものである。
第2のコンテンツ取得方法の発明は、
上記(1)〜(5)の処理に先立って、
(A)コンテンツ再生中の機器を問い合わせる機器照会要求を送信するステップと、
(B)これに応じて送信されてくる機器照会応答により、コンテンツ再生機器を特定するステップとをさらに携帯電話端末100のCPU130が実行し、これによって特定したコンテンツ再生機器に対して、上記(1)のステップを実行するようにしたプログラムであり、主に、第1の実施の形態として、図5、図8、図15を用いて説明した処理を、携帯電話端末100のCPU130が実行することにより、携帯電話端末100の各部を制御するようにしたものである。
第3のコンテンツ取得方法の発明は、
上記(A)、(B)に加えて、複数の機器から機器照会応答が送信されてきた場合に、携帯電話端末のユーザーがどのコンテンツ再生機器を対象とするかを選択可能するステップを有するようにしたものであり、第2の実施の形態として、図16、図17を用いて説明した処理を、携帯電話端末100のCPU130が実行することにより、携帯電話端末100の各部を制御するようにしたものである。
また、上述した音楽再生装置300は、この発明によるコンテンツの所在通知プログラムが適用されたものである。具体的には、図5、図8、図9、図11、図12、図15、図16、図17を用いて説明したように、音楽再生装置300において行われる問合せに応じて音楽コンテンツの所在を通知するまでに行われる処理が、この発明によるコンテンツの所在通知プログラムによって行われる処理に対応している。
すなわち、第1のコンテンツ所在通知プログラムは、
(1)通信手段を通じてネットワークに接続するステップと、
(2)自機においてコンテンツを再生するステップと、
(3)再生しているコンテンツの所在照会要求を受信した場合に、自機が保持する情報に基づいて、再生中のコンテンツの所在を通知する所在照会応答を形成して、要求元に返信するステップとからなるプログラムであり、主に、第1の実施の形態として図5、図9を用いて説明した一部の処理を、音楽再生装置300のC制御部310が実行することにより、音楽再生装置300の各部を制御するようにしたものである。
第2のコンテンツ所在通知プログラムの発明は、
上記(1)〜(3)の処理に先立って、
(A)再生機器を問い合わせる機器照会要求を受信するステップと、
(B)機器照会要求を受信した場合に、自機がコンテンツを再生していれば、これに応じて自機がコンテンツ再生中の機器であることを示す機器照会応答を返信するステップとをさらに音楽再生装置300のCPU130が実行するようにしたプログラムであり、主に、第1の実施の形態として、図5、図9、図15を用いて説明した音楽再生装置300の処理を音楽再生装置300の制御部310が実行することにより、音楽再生装置300の各部を制御するようにしたものである。
[その他]
また、上述した第1、第2の実施の形態においては、携帯電話端末100が、再生中の音楽コンテンツをダウンロードするものとして説明した。この場合、ダウンロードした音楽コンテンツを自機の記録媒体、例えば、外部メモリ121に格納し、いつでも利用できるようにすることができる。また、ダウンロードして得るようにした音楽コンテンツをストリーミング再生して利用するように構成することももちろん可能である。
また、上述した第1、第2の実施の形態においては、ダウンロード対象のコンテンツデータは、音楽コンテンツであるものとして説明したが、これに限るものではない。ダウンロードするコンテンツデータは、動画データや動画と音声とを同期を取って再生できるようにしたいわゆるAV(Audio/Visual)データ等をダウンロードする場合にもこの発明を適用することができる。
また、LANに接続される機器は、上述した機器に限られるものではなく、LAN接続機能を備えたテレビ受像機、ハードディスクレコーダ、携帯通信端末、ゲーム機など、LAN接続機能を備えた種々の電子機器が接続されたネットワークシステムにこの発明を適用できる。
したがって、この発明の携帯電子機器は、携帯電話端末に限られるものではない。携帯情報端末、携帯型ゲーム機、ノートパーソナルコンピュータ、電子手帳などの種々の形態電子機器にこの発明の携帯電子機器を適用することができる。
また、この発明のコンテンツ再生装置は、音楽再生装置に限られるものではない。テレビ受像機、ハードディスクレコーダ、ノートパーソナルコンピュータなど、コンテンツ再生機能を備えた種々のコンテンツ再生装置やいわゆるレンダラ装置に適用することができる。
また、上述した実施の形態において、LANに接続される機器は、DLNAガイドラインに沿った機能に準拠しているものとして説明したが、これに限るものではない。種々の規格のLANに接続し、情報の送受が可能なLAN対応機器であればよい。
第1の実施の形態のホームネットワークシステム(コンテンツ利用システム)の概要を説明するための図である。 この発明の携帯電子機器の一実施の形態が適用された、携帯電話端末100の構成例を説明するためのブロック図である。 この発明のコンテンツ再生装置の一実施の形態が適用された音楽再生装置300の構成例を説明するためのブロック図である。 第1の実施の形態のホームネットワークシステムに接続されるパーソナルコンピュータ400の構成例を説明するためのブロック図である。 パーソナルコンピュータ400からの音楽コンテンツを音楽再生機器300がさせしている場合に、当該音楽コンテンツを携帯電話端末100がダウンロードする婆の書く機器間の動作を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいて、各機器間で送受される要求や応答のレイアウト例を説明するための図である。 第1の実施の形態のホームネットワークシステムにおいて、各機器間で送受される要求や応答のレイアウト例を説明するための図である。 携帯電話端末100の動作を説明するためのフローチャートである。 音楽再生装置300の動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態の携帯電話端末100の画面遷移の例を説明するための図である。 第1の実施の形態の変形例1の場合の処理を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施の形態の変形例1の場合の携帯電話端末100の動作を説明するためのフローチャートである。 図12に示した処理において、携帯電話端末100の表示部113の表示画面113Gに表示される表示画面の表示例を示す図である。 図12に示した処理において、携帯電話端末100からパーソナルコンピュータ400に送信されるダウンロード要求のレイアウト例を示す図である。 第1の実施の形態の変形例2の場合の処理を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施の形態のホームネットワークシステムの場合の処理を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施の形態の変形例の処理を説明するためのシーケンス図である。 DLNAに準拠した民生用電子機器のホームネットワークシステムの従来の構成例を説明するための図である。
符号の説明
100…携帯電話端末、101…制御ライン、102…データライン、103…送受信アンテナ、104…通信回路、105…D/A変換器、106…スピーカ、107…マイクロホン、108…A/D変換器、109…ROM、110…RAM、111…EEPROM、112…表示制御部、113…表示部、114…キー操作部、115…押下検出部、116…鳴動制御部、117…振動装置、118…LANモジュール、119LAN用送受信アンテナ、120…カメラモジュール、121…外部メモリ、122…音楽再生部、123…ヘッドホン、200…無線ルーター、300…音楽再生装置、301…メディアドライブ、302…LAN接続端子、303…LANI/F、304…セレクタ、305…再生処理部、306L、306R…スピーカ、310…制御部、311…CPU、312…ROM、313…RAM、314…EEPROM、315…CPUバス、320…操作部、400…パーソナルコンピュータ、401…通信回線への接続端子、402…通信I/F、403…LAN接続端子、404…LANI/F、405…ハードディスクドライブ、406…映像再生部、407…表示部、408…音声再生部、409…スピーカ、410…制御部、411…CPU、412…ROM、413…RAM、414…EEPROM、420…操作部、431…外部I/F、432…入出力端子

Claims (20)

  1. 1以上のコンテンツ再生装置と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されたネットワークに接続して通信を行うための通信手段と、
    前記ネットワークに接続された前記コンテンツ再生装置が再生中のコンテンツの所在照会要求を形成し、前記ネットワーク上のコンテンツ再生装置に対して前記通信手段を通じて送信する所在照会要求送信手段と、
    前記所在照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中のコンテンツの所在照会応答を、前記通信手段を通じて受信する所在照会応答受信手段と、
    受信した前記所在照会応答に基づいて、再生中のコンテンツを保持するコンテンツ保持装置に対し、再生中のコンテンツの提供要求を形成して、前記通信手段を通じて送信する提供要求送信手段と、
    前記提供要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを、前記通信手段を通じて受信するコンテンツ受信手段と
    を備える携帯電子機器。
  2. 請求項1に記載の携帯電子機器であって、
    コンテンツを再生している機器の機器照会要求を形成し、前記ネットワーク上の機器に対して前記通信手段を通じて送信する機器照会要求送信手段と、
    前記機器照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを再生している機器を通知する機器照会応答を、前記通信手段を通じて受信する機器照会応答受信手段と
    を備え、
    前記所在照会要求送信手段は、前記機器照会応答受信手段を通じて受信した前記機器照会応答により通知されたコンテンツの再生中のコンテンツ再生装置に対して、前記所在照会要求を送信する携帯電子機器。
  3. 請求項1に記載の携帯電子機器であって、
    コンテンツを再生している機器の機器照会要求を形成し、前記ネットワーク上の装置に対して前記通信手段を通じて送信する機器照会要求送信手段と、
    前記機器照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中の機器を通知する機器照会応答を、前記通信手段を通じて受信する機器照会応答受信手段と、
    前記機器照会応答受信手段を通じて複数のコンテンツ再生装置から前記機器照会応答を受信した場合に、複数の前記機器照会応答に基づいて、コンテンツ再生装置を選択するための再生機器選択画面を表示手段に表示する表示制御手段と、
    前記再生機器選択画面から目的とするコンテンツ再生装置の選択入力を受け付ける選択入力受付手段と
    を備え、
    前記所在照会要求送信手段は、前記選択入力受付手段を通じて選択されたコンテンツ再生装置の前記機器照会応答により特定されるコンテンツ再生装置に対して、前記所在照会要求を送信する携帯電子機器。
  4. 請求項1に記載の携帯電子機器であって、
    コンテンツの提供態様の指示入力を受け付ける提供態様受付手段を備え、
    前記提供要求送信手段は、前記提供態様受付手段を通じて受け付けた提供態様でコンテンツを提供するように要求する提供要求を形成して送信する携帯電子機器。
  5. 請求項4に記載の携帯電子機器であって、
    コンテンツの前記提供態様は、再生中のコンテンツのみの提供を要求する態様と、再生中のコンテンツを含む所定のグループの複数のコンテンツの提供を要求する態様と、再生中のコンテンツの作成者あるいは実演者に応じて特定されるコンテンツの提供を要求する態様と、再生中のコンテンツを含むジャンルに属するコンテンツの提供を要求する態様のうちの1つ以上を含む携帯電子機器。
  6. 1以上の携帯電子機器と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されるネットワークに接続して通信を行うための通信手段と、
    自機に保持しているコンテンツを、あるいは、前記ネットワークを通じてコンテンツ保持装置から自機宛に送信され前記通信手段を通じて受信するコンテンツを再生する再生手段と、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる自機宛の再生中のコンテンツの所在照会要求を、前記通信手段を通じて受信する所在照会要求受信手段と、
    前記再生手段を通じてコンテンツを再生している場合であって、前記所在照会要求受信手段を通じて自機宛の前記所在照会要求を受信したときに、再生中のコンテンツの所在を通知する所在照会応答を形成し、前記通信手段を通じて送信する所在照会応答送信手段と
    を備えるコンテンツ再生装置。
  7. 請求項6に記載のコンテンツ再生装置であって、
    前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを再生している機器の機器照会要求を、前記通知手段を通じて受信する機器照会要求受信手段と、
    前記再生手段を通じてコンテンツを再生している場合であって、前記機器照会要求受信手段を通じて前記機器照会要求を受信したときに、自機がコンテンツ再生中であることを示す機器照会応答を形成して前記通信手段を通じて送信する機器照会応答送信手段と
    を備えるコンテンツ再生装置。
  8. 1以上のコンテンツ再生装置と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されたネットワークに通信手段を通じて接続する接続工程と、
    前記ネットワークに接続された前記コンテンツ再生装置が再生中のコンテンツの所在照会要求を形成し、前記ネットワーク上のコンテンツ再生装置に対して前記通信手段を通じて送信する所在照会要求送信工程と、
    前記所在照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中のコンテンツの所在照会応答を、前記通信手段を通じて受信する所在照会応答受信工程と、
    受信した前記所在照会応答に基づいて、再生中のコンテンツを保持するコンテンツ保持装置に対し、再生中のコンテンツの提供要求を形成して、前記通信手段を通じて送信する提供要求送信工程と、
    前記提供要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを、前記通信手段を通じて受信するコンテンツ受信工程と
    を有するコンテンツ取得方法。
  9. 請求項8に記載のコンテンツ取得方法であって、
    コンテンツを再生している機器の機器照会要求を形成し、前記ネットワーク上の装置に対して前記通信手段を通じて送信する機器照会要求送信工程と、
    前記機器照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中の機器を通知する機器照会応答を、前記通信手段を通じて受信する機器照会応答受信工程と
    を有し、
    前記所在照会要求送信工程においては、前記機器照会応答受信工程において受信した前記機器照会応答により通知されたコンテンツの再生中のコンテンツ再生装置に対して、前記所在照会要求を送信するコンテンツ取得方法。
  10. 請求項8に記載のコンテンツ取得方法であって、
    コンテンツを再生している機器の機器照会要求を形成し、前記ネットワーク上の装置に対して前記通信手段を通じて送信する機器照会要求送信工程と、
    前記機器照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中の機器を通知する機器照会応答を、前記通信手段を通じて受信する機器照会応答受信工程と、
    前記機器照会応答受信工程において複数のコンテンツ再生装置から前記機器照会応答を受信した場合に、複数の前記機器照会応答に基づいて、コンテンツ再生装置を選択するための再生機器選択画面を表示手段に表示する表示制御工程と、
    前記再生機器選択画面から目的とするコンテンツ再生装置の選択入力を選択入力受付手段を通じて受け付ける選択入力受付工程と
    を有し、
    前記所在照会要求送信工程においては、前記選択入力受付工程において受け付けた前記選択入力に応じたコンテンツ再生装置の前記機器照会応答により特定されるコンテンツ再生装置に対して、前記所在照会要求を送信するコンテンツ取得方法。
  11. 請求項8に記載のコンテンツ取得方法であって、
    コンテンツの提供態様の指示入力を、提供態様受付手段を通じて受け付ける提供態様受付工程を有し、
    前記提供要求送信工程においては、前記提供態様受付工程を通じて受け付けた提供態様で再生中のコンテンツを提供するように要求する提供要求を形成して送信するコンテンツ取得方法。
  12. 請求項11に記載のコンテンツ取得方法であって、
    コンテンツの前記提供態様は、再生中のコンテンツのみの提供を要求する態様と、再生中のコンテンツを含む所定のグループの複数のコンテンツの提供を要求する態様と、再生中のコンテンツの作成者あるいは実演者に応じて特定されるコンテンツの提供を要求する態様と、再生中のコンテンツを含むジャンルに属するコンテンツの提供を要求する態様のうちの1つ以上を含むコンテンツ取得方法。
  13. 1以上の携帯電子機器と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されるネットワークに通信手段を通じて接続する接続工程と、
    自機に保持しているコンテンツを、あるいは、前記ネットワークを通じてコンテンツ保持装置から自機宛に送信され前記通信手段を通じて受信するコンテンツを、再生手段を通じて再生する再生工程と、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる自機宛の再生中のコンテンツの所在照会要求を、前記通信手段を通じて受信する所在照会受信工程と、
    前記再生手段を通じてコンテンツを再生している場合であって、前記所在照会受信工程において自機宛の前記所在照会要求を受信したときに、再生中のコンテンツの所在を通知する所在照会応答を形成し、前記通信手段を通じて送信する所在照会応答送信工程と
    を有するコンテンツの所在通知方法。
  14. 請求項13に記載のコンテンツの所在通知方法であって、
    前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを再生している機器の機器照会要求を、前記通知手段を通じて受信する機器照会要求受信工程と、
    前記再生手段を通じてコンテンツを再生している場合であって、前記機器照会要求受信工程において前記機器照会要求を受信したときに、自機がコンテンツ再生中であることを示す機器照会応答を形成して前記通信手段を通じて送信する機器照会応答送信工程と
    を有するコンテンツの所在通知方法。
  15. 1以上のコンテンツ再生装置と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されたネットワークに通信手段を通じて接続する接続ステップと、
    前記ネットワークに接続された前記コンテンツ再生装置が再生中のコンテンツの所在照会要求を形成し、前記ネットワーク上のコンテンツ再生装置に対して前記通信手段を通じて送信する所在照会要求送信ステップと、
    前記所在照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中のコンテンツの所在照会応答を、前記通信手段を通じて受信する所在照会応答受信ステップと、
    受信した前記所在照会応答に基づいて、再生中のコンテンツを保持するコンテンツ保持装置に対し、再生中のコンテンツの提供要求を形成して、前記通信手段を通じて送信する提供要求送信ステップと、
    前記提供要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを、前記通信手段を通じて受信するコンテンツ受信ステップと
    を携帯電子機器に搭載されたコンピュータが実行するコンピュータ読み取り可能なコンテンツ取得プログラム。
  16. 請求項15に記載のコンテンツ取得プログラムであって、
    コンテンツを再生している機器の機器照会要求を形成し、前記ネットワーク上の装置に対して前記通信手段を通じて送信する機器照会要求送信ステップと、
    前記機器照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中の機器を通知する機器照会応答を、前記通信手段を通じて受信する機器照会応答受信ステップと
    を有し、
    前記所在照会要求送信ステップにおいては、前記機器照会応答受信ステップにおいて受信した前記機器照会応答により通知されたコンテンツの再生中のコンテンツ再生装置に対して、前記所在照会要求を送信するコンテンツ取得プログラム。
  17. 請求項15に記載のコンテンツ取得プログラムであって、
    コンテンツを再生している機器の機器照会要求を形成し、前記ネットワーク上の装置に対して前記通信手段を通じて送信する機器照会要求送信ステップと、
    前記機器照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中の機器を通知する機器照会応答を、前記通信手段を通じて受信する機器照会応答受信ステップと、
    前記機器照会応答受信ステップにおいて複数のコンテンツ再生装置から前記機器照会応答を受信した場合に、複数の前記機器照会応答に基づいて、コンテンツ再生装置を選択するための再生機器選択画面を表示手段に表示する表示制御ステップと、
    前記再生機器選択画面から目的とするコンテンツ再生装置の選択入力を選択入力受付手段を通じて受け付ける選択入力受付ステップと
    を有し、
    前記所在照会送信ステップにおいては、前記選択入力受付ステップにおいて受け付けた前記選択入力に応じたコンテンツ再生装置の前記機器照会応答により特定されるコンテンツ再生装置に対して、前記所在照会要求を送信するコンテンツ取得プログラム。
  18. 1以上の携帯電子機器と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されるネットワークに通信手段を通じて接続する接続ステップと、
    自機に保持しているコンテンツを、あるいは、前記ネットワークを通じてコンテンツ保持装置から自機宛に送信され前記通信手段を通じて受信するコンテンツを、再生手段を通じて再生する再生ステップと、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる自機宛の再生中のコンテンツの所在照会要求を、前記通信手段を通じて受信する所在照会要求受信ステップと、
    前記再生手段を通じてコンテンツを再生している場合であって、前記所在照会要求受信ステップにおいて前記所在照会要求を受信したときに、再生中のコンテンツの所在を通知する所在照会応答を形成し、前記通信手段を通じて送信する所在照会応答ステップと
    をコンテンツ再生装置に搭載されたコンピュータが実行するコンピュータ読み取り可能なコンテンツ所在通知プログラム。
  19. 請求項18に記載のコンテンツの所在通知プログラムであって、
    前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを再生している機器の機器照会要求を、前記通知手段を通じて受信する機器照会要求受信ステップと、
    前記再生手段を通じてコンテンツを再生している場合であって、前記機器照会要求受信ステップにおいて前記機器照会要求を受信したときに、自機がコンテンツ再生中であることを示す機器照会応答を形成して前記通信手段を通じて送信する機器照会応答送信ステップと
    を実行するコンテンツ所在通知プログラム。
  20. 1以上のコンテンツ再生装置と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されたネットワークに接続して通信を行うための通信手段と、
    前記ネットワークに接続された前記コンテンツ再生装置が再生中のコンテンツの所在照会要求を形成し、前記ネットワーク上のコンテンツ再生装置に対して前記通信手段を通じて送信する所在照会要求送信手段と、
    前記所在照会要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくる再生中のコンテンツの所在照会応答を、前記通信手段を通じて受信する所在照会応答受信手段と、
    受信した前記所在照会応答に基づいて、再生中のコンテンツを保持するコンテンツ保持装置に対し、再生中のコンテンツの提供要求を形成して、前記通信手段を通じて送信する提供要求送信手段と、
    前記提供要求に応じて前記ネットワークを通じて送信されてくるコンテンツを、前記通信手段を通じて受信するコンテンツ受信手段と
    を備えた携帯電子機器と、
    1以上の携帯電子機器と1以上のコンテンツ保持装置とが接続されるネットワークに接続して通信を行うための通信手段と、
    自機に保持しているコンテンツを、あるいは、前記ネットワークを通じてコンテンツ保持装置から自機宛に送信され、前記通信手段を通じて受信するコンテンツを再生する再生手段と、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる自機宛の再生中のコンテンツの所在照会要求を、前記通信手段を通じて受信する所在照会要求受信手段と、
    前記再生手段を通じてコンテンツを再生している場合であって、前記所在照会要求受信手段を通じて自機宛の前記所在照会要求を受信したときに、再生中のコンテンツの所在を通知する所在照会応答を形成し、前記通信手段を通じて送信する所在照会応答送信手段と
    を備えるコンテンツ再生装置と、
    1以上の携帯電子機器と1以上のコンテンツ再生装置とが接続されるネットワークに接続して通信を行うための通信手段と、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる自機宛のコンテンツの提供要求を、前記通信手段を通じて受信する提供要求受信手段と、
    受信したコンテンツの前記提供要求に基づいて、要求されたコンテンツを前記通信手段を通じて要求元の携帯電子機器に送信するコンテンツ送信手段と
    を備えたコンテンツ保持装置と
    からなるコンテンツ利用システム。
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