JP5757914B2 - ラッシュアジャスタ付きロッカアーム - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の動弁機構における、ラッシュアジャスタが組み付けられたロッカアームに関するものである。
ロッカシャフト99で揺動可能に軸支されたロッカアーム95には、図8に示すように、バルブクリアランスを調整するラッシュアジャスタ90を有底孔状に穿設された取付孔96に嵌装して組み付けたものが提案されている(特許文献1)。
このラッシュアジャスタ90は、プランジャ91の先端を取付孔96の内底面97に当接させ、ボディ92の外周面に凹設されたスナップリング溝93に嵌合しているスナップリング94を取付孔96の奥側に形成された大径部98内で拡径させることにより、取付孔96から脱落しないようにしている。
米国特許第5325825号明細書
しかし、一度、大径部98内で拡径してしまったスナップリング94は、ロッカアーム95の外部からは操作できないことから、縮径することができなかった。そのため、ロッカアーム95に組み付けられたラッシュアジャスタ90は、ロッカアーム95から取り外すことができず、組み付けた後の調整や交換を行うことができなかった。
そこで、本発明は、組み付けられているラッシュアジャスタを容易に取り外すことができるラッシュアジャスタ付きロッカアームを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のラッシュアジャスタ付きロッカアームは、ロッカアーム本体部が、円形の取付孔と、前記取付孔より奥に形成されて内径が前記取付孔の内径より大きい大径孔と、前記取付孔と大径孔との境の段差部とを備え、ラッシュアジャスタの円形の外周面に周方向に延びるスナップリング溝が形成され、前記スナップリング溝に一部が切欠かれた切欠環状のスナップリングが嵌着され、前記取付孔に前記ラッシュアジャスタを挿入すると、前記スナップリングが前記スナップリング溝への嵌着を保ったまま、前記取付孔を通過するときは弾性力に抗して縮径し、前記大径孔に至ると弾性力により拡径して前記段差部に掛止し前記ラッシュアジャスタの抜け止めをするラッシュアジャスタ付きロッカアームにおいて、前記スナップリングと係合する部材であって、前記ロッカアーム本体部の外部から該部材を操作することにより前記スナップリングを前記段差部に掛止しなくなるまで縮径させる縮径用部材が、前記ロッカアーム本体部内に組み込まれたことを特徴とする。
縮径用部材の態様は、特に限定されないが、ロッカアーム本体部の外部からの操作により回転するローテータ等を例示できる。ロッカアーム本体部の外部からの操作による回転が六角レンチ等の治具を用いて行えるよう、ロッカアーム本体部から露出する部分に、操作のための治具を係合させる係合部が設けられていることが好ましい。
スナップリングの態様は、特に限定されないが、円環状であってもよいし、円環状以外の異型環状であってもい。円環状は、スナップリング溝に嵌合する嵌合部がスナップリングの径方向の相対的に内側に形成され、スナップリング溝から突出して段差部に掛止される突出部がスナップリングの径方向の相対的に外側に形成されている。一方、円環状以外の異型環状は、スナップリングの周方向にそれぞれ嵌合部と突出部とが形成されている。但し、嵌合部の外側(スナップリングの径方向の外側)にも突出部が形成されていてもよい。突出部を大きくでき(スナップリング溝から突出しているスナップリングの径方向の距離を大きくでき)、使用途中に縮径しても段差部による掛止が外れるおそれが少ないことから、円環状以外の異型環状であることが好ましい。
円環状以外の異型環状としては、特に限定されないが、楕円環状、長円環状、角が湾曲した多角形環状等を例示でき、縮径用部材の操作により段差部に掛止されなくなるまで容易に縮径させることができ、且つ突出部を大きくできることから、楕円環状又は長円環状であることが好ましい。
また、縮径用部材がローテータの場合には、スナップリングの一端部はローテータと係合し、他端部はラッシュアジャスタと係合する態様を例示できる。さらに、この場合には、一端部は、ラッシュアジャスタの軸線方向に折り曲げられて延び、ローテータとラッシュアジャスタとの軸線方向の相対変位により係脱可能にローテータと係合する態様を例示できる。
本発明によれば、組み付けられているラッシュアジャスタを容易に取り外すことができるラッシュアジャスタ付きロッカアームを提供することができる。
本発明の実施例のラッシュアジャスタ付きロッカアームの正面図である。 ローテータとスナップリングとを取り付けた、同ラッシュアジャスタ付きロッカアームのラッシュアジャスタの斜視図である。 同ラッシュアジャスタの正面図である。 同ラッシュアジャスタの(a)は平面図であり、(b)は水平方向に切断した断面図である。 同ラッシュアジャスタの垂直方向に切断した断面図である。 同ラッシュアジャスタの要部とローテータとスナップリングとの分解斜視図である。 同ラッシュアジャスタをロッカアーム本体部から取り外す操作の説明図である。 ロッカアームに組み付けられた従来のラッシュアジャスタの正面図である。
本発明の実施例のラッシュアジャスタ付きロッカアーム10について、図1〜7を用いて説明する。
ラッシュアジャスタ付きロッカアーム10は、ロッカアーム本体部15と、ラッシュアジャスタ20と、ローテータ40と、スナップリング46とを備えている。図1に示すように、ロッカアーム本体部15はその中間部をロッカシャフト11で揺動可能に軸支されている。ロッカアーム本体部15の一端部はバルブ12に当接している。ロッカアーム本体部15の他端部は他端部に組み付けられたラッシュアジャスタ20を介してプッシュロッド13の先端に当接している。プッシュロッド13はカム9に当接しているローラタペット14から延びている。ラッシュアジャスタ付きロッカアーム10は、カム9の回転に従ってバルブ12を開閉すると共に、ラッシュアジャスタ20によって、バルブ12のバルブクリアランスを調整している。
ロッカアーム本体部15はラッシュアジャスタ20を嵌装するための円形の取付孔16が他端部に穿設されている。取付孔16は、ロッカアーム本体部15の下面に開口し、上方へ延びている。取付孔16より奥には、内径が取付孔16より大きい円形の大径孔17が形成されている。大径孔17より奥には、ローテータ40を組み込むための奥孔18が形成されている。奥孔18は、内径が取付孔16と略同じで円形の有底孔状である。取付孔16、大径孔17及び奥孔18は連通している。大径孔17の下面17bが段差部である。奥孔18の内底面18tには、ロッカアーム本体部15の上面へと貫通する貫通孔19が穿設されている。
ラッシュアジャスタ20は、図2〜7に示すように、略有底円筒状の筒状部22を有するボディ21と、筒状部22に基端部がラッシュアジャスタ20の軸線方向に摺動可能に挿入されているプランジャ30とを備えている。プランジャ30の先端にはローテータ40が設けられている。筒状部22に凹設されたスナップリング溝25にはスナップリング46が嵌合している。
ボディ21は、上方が開口した略有底円筒状の筒状部22と、筒状部22から下方へと突出し、下面が略半球面状の突起部23とからなっている。ボディ21は、筒状部22が取付孔16内を上下方向へ摺動できるように取付孔16に挿入されている。筒状部22の上部の外周面24には、スナップリング溝25が凹設されている。スナップリング溝25は、筒状部22の周方向に延びて外周面24を一周している。筒状部22の上端とスナップリング溝25との間の一部には、スナップリング溝25と略同じ深さで筒状部22の上端まで切り欠かれた切欠部26が形成されている。突起部23は、プッシュロッド13先端の凹部に係合している。筒状部22の内空間と、この内空間に挿入されているプランジャ30との間には、高圧油室27と、高圧油室27内の油をリークさせる微小クリアランス28とが形成されている。
ボディ21は、挿脱する方向、即ち、上下方向に取付孔16内を移動することにより、バルブ12のバルブクリアランスを調整している。
プランジャ30は、上方が開口した略有底円筒状で、高圧油室27に設けられているバネ31により上方へ付勢され、ローテータ40を介在させて先端が奥孔18の内底面18tに当接している。プランジャ30の内空間には低圧油室32が形成されている。プランジャ30の周部には低圧油室32に油を供給するための供給孔35が穿設されている。プランジャ30の底部には、低圧油室32から高圧油室27に油を供給するための連通孔33が穿設されている。連通孔33は高圧油室27に設けられている逆止弁34により高圧油室27から低圧油室32に油が逆流しないようにしている。
プランジャ30は、ボディ21が取付孔16内を上方向に移動したときには、先端が奥孔18の内底面18tに当接していることから、移動することができず、ボディ21内に挿入されている部分が多くなる。一方、ボディ21が取付孔16内を下方向に移動したときには、バネ31により上方へ付勢されていることから、移動することなく、ボディ21内に挿入されている部分が少なくなる。
ローテータ40は奥孔18内に設けられている。ローテータ40は、略円盤状であり、外周に沿って下方へ延びる嵌合部41が形成されている。ローテータ40は、プランジャ30を回転軸にしてプランジャ30と相対回動できるよう、嵌合部41がプランジャ30の先端部に外嵌している。なお、ローテータ40はボディ21に対しても相対回動可能である。嵌合部41の下部には、プランジャ30の径方向に突出したフランジ部42が形成されている。フランジ部42には、スナップリング46を縮径させるときに、スナップリング46の一端部47を係合させる係合孔43が穿設されている。係合孔43は、フランジ部42を上下方向に貫通し、且つ側方が開口している。ローテータ40の上面の略中央には略円柱状の円柱突起44が突設されている。円柱突起44は貫通孔19に嵌入されて、ロッカアーム本体部15の上面から上方へ突出している。円柱突起44の上面には六角レンチ39を係合させるための係合口45が開口している。
スナップリング46は、線状のバネ鋼を湾曲させて成形した、一部が切り欠かれた切欠環状である。より詳しくは、長径(長軸)が筒状部22の外径より大きく、短径(短軸)がスナップリング溝25が凹設されている筒状部22の部分の外径と略同じである略楕円形の環状に線状のバネ鋼を湾曲させて形成したものであり、短軸との交点付近の一部が切り欠かれた切欠環状である。スナップリング46は、筒状部22に凹設されたスナップリング溝25に嵌合部37を嵌合させ、スナップリング溝25から突出(筒状部22の外周面24から突出)している突出部38を大径孔17の下面17bに係合させている。スナップリング46の両端部47、48は、それぞれ上方へと略直角に折曲されることで、ラッシュアジャスタ20の軸線方向へ延びている。スナップリング46の一端部47は切欠部26の右壁26rに当接しながら切欠部26を通ってフランジ部42の下端付近まで延びている。スナップリング46の他端部48はボディ21の上端付近まで延びて切欠部26の左壁26lに当接して係合している。また、ラッシュアジャスタ20を取付孔16に挿入するときには、スナップリング46はスナップリング溝25に嵌着した状態で筒状部22の外周面24から突出しないように縮径している。
スナップリング46は、ボディ21が取付孔16から脱落する方向、即ち、下方向に移動しようとしたときには、突出部38が大径孔17の下面17bに当接して掛止され、ボディ21の移動を規制し、ラッシュアジャスタ20の脱落を防止する。一方、ボディ21が取付孔16に挿入される方向、即ち、上方向に移動しようとしたときには、ボディ21と共に移動する。
組み付けられたラッシュアジャスタ20を、ロッカアーム本体部15から取り外す操作を図7を用いて説明する。
先ずは、図7のb1に示すように、ボディ21の突起部23を固定治具49で把持して、ボディ21が回動しないように固定する。そして、ローテータ40をラッシュアジャスタ20の軸線方向に押し下げて、ローテータ40の係合孔43にスナップリング46の一端部47を挿入させて、この一端部47をローテータ40に係合させる。
次に、図7のa1、b1に示すように、弾性力により大径孔17で拡径しているスナップリング46を縮径するため、係合口45に治具である六角レンチ39を係合させて、六角レンチ39を用いて図7のa1の矢印の方向(平面視において時計回り方向)にローテータ40を回動させる。なお、ボディ21が固定治具49で固定されていることから、この時、ボディ21及びプランジャ30は回動しない。スナップリング46は、一端部47が係合孔43に挿入されていることから、ローテータ40を回動させるとローテータ40の回動に伴ってスナップリング溝25に沿って回動しようとする。しかし、スナップリング46は、他端部48が切欠部26の左壁26lに当接していることから、回動することができず、一端部47がローテータ40と共に移動する。そのため、スナップリング46はその弾性力に抗して縮径する。
そして、図7のa2、b2に示すように、筒状部22の外周面24より突出しないようにスナップリング46を縮径する、即ち、スナップリング46の突出部をなくすことで、スナップリング46が大径孔17の下面17bに当接しなくなることから、大径孔17の下面17bによるスナップリング46の掛止が外れる。そのため、スナップリング46がボディ21の移動を規制しなくなり、ローテータ40を下方へ押圧して、ラッシュアジャスタ20を取付孔16から脱出させる。
ラッシュアジャスタ付きロッカアーム10によれば、次の(a)〜(g)の効果が得られる。
(a)ラッシュアジャスタ20をスナップリング46によって取付孔16から脱落しないように組み付けていることから、ラッシュアジャスタ20の組み付け作業が容易に行える。
(b)ローテータ40を回動させることで、スナップリング46が縮径して、大径孔17の下面17bによるスナップリング46の掛止が外れることから、ラッシュアジャスタ20を容易に取り外すことができる。そのため、ラッシュアジャスタ20を取り外して調整することができ、また、ラッシュアジャスタ20を交換することができる。
(c)係合口45が設けられている円柱突起44がロッカアーム本体部15から突出していることから、六角レンチ39を係合口45に容易に係合させることができる。
(d)六角レンチ39により容易にローテータ40を回動することができて、スナップリング46を容易に縮径させることができる。
(e)ローテータ40がプランジャ30と相対回動可能にプランジャ30の先端部に嵌合していることから、プランジャ30の回動によってスナップリング46が縮径するおそれがない。
(f)スナップリング46が、楕円環状であることから、突出部38が大きく(スナップリング溝から突出しているスナップリングの径方向の距離を大きく)、使用途中に多少縮径しても大径孔17の下面17bによるスナップリング46の掛止が外れるおそれが少なくなり、且つローテータ40の回動により、下面17bに掛止されなくなるまで容易にスナップリング46を縮径させることができる。
(g)スナップリング46の両端部47、48がそれぞれ切欠部26の左右壁26l、26rに当接していることから、スナップリング46がスナップリング溝25から外れ難くなっている。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
例えば、取付孔が設けられる位置をバルブ側に変更して、ラッシュアジャスタを介在させてバルブを押圧する。
スナップリングの一端部を上方へ長くして、常にローテータの係合孔に挿入されているようにする。
15 ロッカアーム本体部
16 取付孔
17 大径孔
17b 下面
20 ラッシュアジャスタ
24 外周面
25 スナップリング溝
39 六角レンチ
40 ローテータ
44 円柱突起
45 係合口
46 スナップリング
47 一端部
48 他端部

Claims (5)

  1. ロッカアーム本体部(15)は、円形の取付孔(16)と、前記取付孔(16)より奥に形成されて内径が前記取付孔(16)の内径より大きい大径孔(17)と、前記取付孔(16)と大径孔(17)との境の段差部(17b)とを備え、
    ラッシュアジャスタ(20)の円形の外周面(24)に周方向に延びるスナップリング溝(25)が形成され、前記スナップリング溝(25)に一部が切欠かれた切欠環状のスナップリング(46)が嵌着され、
    前記取付孔(16)に前記ラッシュアジャスタ(20)を挿入すると、前記スナップリング(46)が前記スナップリング溝(25)への嵌着を保ったまま、前記取付孔(16)を通過するときは弾性力に抗して縮径し、前記大径孔(17)に至ると弾性力により拡径して前記段差部(17b)に掛止し前記ラッシュアジャスタ(20)の抜け止めをするラッシュアジャスタ付きロッカアームにおいて、
    前記スナップリング(46)と係合する部材であって、前記ロッカアーム本体部(15)の外部から該部材を操作することにより前記スナップリング(46)を前記段差部(17b)に掛止しなくなるまで縮径させる縮径用部材(40)が、前記ロッカアーム本体部(15)内に組み込まれたことを特徴とするラッシュアジャスタ付きロッカアーム。
  2. 縮径用部材(40)は、前記操作により回転するように組み込まれたローテータ(40)であり、
    前記スナップリング(46)の一端部(47)は前記ローテータ(40)と係合し、前記スナップリング(46)の他端部(48)は前記ラッシュアジャスタ(20)と係合する請求項1記載のラッシュアジャスタ付きロッカアーム。
  3. 前記スナップリング(46)の一端部(47)は、前記ラッシュアジャスタ(20)の軸線方向に折り曲げられて延び、前記ローテータ(40)とラッシュアジャスタ(20)との軸線方向の相対変位により係脱可能に前記ローテータ(40)と係合する請求項2記載のラッシュアジャスタ付きロッカアーム。
  4. 前記縮径用部材(40)の前記ロッカアーム本体部(15)から露出する部分(44)に、前記操作のための治具(39)を係合させる係合部(45)が設けられた請求項1〜3のいずれか一項に記載のラッシュアジャスタ付きロッカアーム。
  5. 前記スナップリング(46)は、円環状以外の異形環状に形成された請求項1〜4のいずれか一項に記載のラッシュアジャスタ付きロッカアーム。
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