JP5755591B2 - 鋳造体の製造方法とその製造装置 - Google Patents

鋳造体の製造方法とその製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5755591B2
JP5755591B2 JP2012061030A JP2012061030A JP5755591B2 JP 5755591 B2 JP5755591 B2 JP 5755591B2 JP 2012061030 A JP2012061030 A JP 2012061030A JP 2012061030 A JP2012061030 A JP 2012061030A JP 5755591 B2 JP5755591 B2 JP 5755591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
outer shape
defining members
shape defining
inner shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012061030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013193098A (ja
Inventor
悠 佐々木
悠 佐々木
雄一 古川
雄一 古川
憲広 天野
憲広 天野
盾 八百川
盾 八百川
岩田 靖
靖 岩田
杉山 義雄
義雄 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2012061030A priority Critical patent/JP5755591B2/ja
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to CN201380014649.2A priority patent/CN104254414B/zh
Priority to AU2013233733A priority patent/AU2013233733B2/en
Priority to GB1417764.6A priority patent/GB2515227A/en
Priority to BR112014022903-1A priority patent/BR112014022903B1/pt
Priority to US14/385,600 priority patent/US9700935B2/en
Priority to PCT/JP2013/001642 priority patent/WO2013136785A1/en
Publication of JP2013193098A publication Critical patent/JP2013193098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5755591B2 publication Critical patent/JP5755591B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/04Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
    • B22D11/041Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds for vertical casting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/006Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths of tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/12Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
    • B22D11/124Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/14Plants for continuous casting
    • B22D11/145Plants for continuous casting for upward casting

Description

本発明は鋳造体の製造方法とその製造装置関し、特に自由鋳造方法を用いた鋳造体の製造方法とその製造装置関するものである。
従来、複雑形状を呈する金属製品は、溶融状態の金属(金属溶湯)を所定形状のキャビティを備えた鋳型に充填し、その鋳型内で溶湯金属を凝固させることによって製造されてきた。
ところで、鋳型を用いた鋳造方法においては、キャビティ内に充填された金属溶湯が鋳型のキャビティ内壁面からの冷却に拘束されて凝固されるため、たとえば凝固割れ、ひけ巣、気泡巣などといった鋳造欠陥が生じ得ることが知られている。
このような問題に対して、近年、引上げ連続鋳造方法や自由鋳造方法などと称される鋳型を使用しない鋳造方法に関する技術が特許文献1〜3に開示されている。これらの鋳造方法はいずれも、溶融状態の金属(金属溶湯)を貯留した金属溶湯槽の湯面から所定経路に沿って金属溶湯を導出させ、導出された金属溶湯を凝固させて鋳造体を成形する方法である。すなわち、金属溶湯槽の湯面から金属溶湯を導出すると、導出される金属溶湯はその表面に形成される酸化膜や表面張力によって一時的に形状が保持されるため、このように湯面から導出されて一時的に形状が保持された金属溶湯を所定の冷却手段で凝固させ、凝固させた溶湯金属を次第に湯面から離間して新たな溶融状態の金属を湯面から導出させ、その導出させた溶湯金属を連続的に凝固させることによって所定形状の鋳造体を成形していく方法である。
これらの鋳造方法によれば、金属溶湯槽から導出された金属溶湯を連続的に冷却して凝固させることができるため、鋳型内で生じ得るひけ巣などの鋳造欠陥の問題を解消することができ、たとえば6000系展伸用アルミニウム合金などの凝固割れが発生し易い合金を使用した場合であっても高品質な鋳造体を製造することができる。
特開昭63−199050号公報 特開平2−251341号公報 特開平9−248657号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている引上げ連続鋳造方法においては、ガイドローラによって鋳造体の外形を規定しており、製造可能な鋳造体がテーパ付丸棒などの単純形状を呈する鋳造体に限定されるといった問題がある。
また、特許文献2、3に開示されている自由鋳造方法においては、金属溶湯槽の湯面上に設けられた型や仕切り部材によって溶湯金属の導出口が拘束されており、製造される鋳造体の形状自由度が低いといった問題がある。
本発明は上記する課題に鑑みてなされたものであり、複雑形状を呈する鋳造体を容易に製造することができるとともに、製造される鋳造体の形状自由度を高めることができる鋳造体の製造方法とその製造装置提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明の鋳造体の製造方法は、金属溶湯槽の湯面から金属溶湯を導出させ、導出された金属溶湯を凝固させて鋳造体を成形する鋳造体の製造方法であって、金属溶湯槽の湯面と金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に、鋳造体の外形を規定するための複数の外形規定部材からなる外形ユニットを配置し、湯面から導出された金属溶湯を外形ユニットで画定される領域を通って導出させるとともに、金属溶湯の導出に従って前記複数の外形規定部材の少なくとも一つを移動させて鋳造体の外形を変更する方法である。
ここで、上記する製造方法で適用される金属溶湯の形成素材としては、たとえば鉄、アルミニウム、マグネシウム、チタン等の金属やそれらの合金を挙げることができる。また、「溶湯」とは、全体が液相状態のほか、液相と固相が混在する固液共存状態も含まれる。
上記する製造方法によれば、金属溶湯槽の湯面と金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に、鋳造体の外形を規定する複数の外形規定部材からなる外形ユニットを配置し、湯面から導出された金属溶湯を外形ユニットで画定される領域を通って導出させる際に、金属溶湯の導出に従って複数の外形規定部材の少なくとも一つを移動させるという簡便な方法によって、金属溶湯槽の湯面から導出されて凝固される前の軟化状態の金属溶湯の外形を自在に変更することができる。これにより、金属溶湯槽の湯面から金属溶湯を導出しながら軟化状態の金属溶湯の外形を所望に変更することができるため、複雑形状の鋳造体を簡便に製造することができ、製造される鋳造体の形状自由度を高めることができる。
また、上記する製造方法は、金属溶湯槽の湯面と金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に、前記外形ユニットよりも内側で鋳造体の内形を規定するための複数の内形規定部材からなる内形ユニットを配置し、湯面から導出された金属溶湯を外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出させるとともに、金属溶湯の導出に従って前記複数の内形規定部材の少なくとも一つを移動させて鋳造体の内形を変更することが好ましい。
上記する製造方法によれば、金属溶湯槽の湯面と金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に、鋳造体の外形を規定する複数の外形規定部材からなる外形ユニットを配置するとともに、この外形ユニットよりも内側で鋳造体の内形を規定する複数の内形規定部材からなる内形ユニットを配置し、湯面から導出された金属溶湯を外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出させる際に、金属溶湯の導出に従って複数の外形規定部材の少なくとも一つと複数の内形規定部材の少なくとも一つを移動させるという簡便な方法によって、金属溶湯槽の湯面から導出されて凝固される前の軟化状態の金属溶湯の外形と内形を変更することができる。これにより、金属溶湯槽の湯面から金属溶湯を導出しながら軟化状態の金属溶湯の形状を所望に変更することができるため、製造される鋳造体の形状自由度を格段に高めることができる。
また、上記する製造方法は、複数の外形規定部材のうち隣接する外形規定部材同士を離間して配置してもよいし、複数の内形規定部材のうち隣接する内形規定部材同士を離間して配置してもよい。
上記する製造方法によれば、外形ユニットを構成する複数の外形規定部材や内形ユニットを構成する複数の内形規定部材の移動領域を確保することができ、金属溶湯の導出に従って複数の外形規定部材と複数の内形規定部材を自在に移動させることができ、製造される鋳造体の形状自由度をより一層高めることができる。なお、隣接する外形規定部材同士や隣接する内形規定部材同士が離間して配置された場合であっても、その部材同士の間の金属溶湯は、その表面に形成される酸化膜や表面張力によって一時的に形状が保持されるようになっている。
また、本発明の鋳造体の製造装置は、金属溶湯を貯留する金属溶湯槽と、金属溶湯槽の湯面から導出された金属溶湯を凝固させる冷却手段と、金属溶湯槽の湯面と冷却手段によって金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に配置され、鋳造体の外形を規定するための複数の外形規定部材からなる外形ユニットと、金属溶湯の導出に従って、前記複数の外形規定部材の少なくとも一つを移動させる移動手段と、を備えているものである。
ここで、上記する製造装置で適用される冷却手段としては、たとえば冷媒等を用いて湯面から導出された金属溶湯を直接的に冷却する手段や、金属溶湯を導出するために使用される金属製の誘起体や金属溶湯の既凝固部分を介して間接的に冷却する手段などを挙げることができ、それら複数の冷却手段を組み合わせて用いてもよい。なお、上記する冷却手段で用いる冷媒としては、たとえば空気や不活性ガスなどの気体や水などの液体を挙げることができる。
上記する製造装置によれば、金属溶湯槽の湯面と冷却手段によって金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に、鋳造体の外形を規定する複数の外形規定部材からなる外形ユニットが配置されており、移動手段を用いて複数の外形規定部材の少なくとも一つを移動させることができ、金属溶湯槽の湯面から金属溶湯を導出しながら複数の外形規定部材の少なくとも一つを移動させることによって、軟化状態の金属溶湯の外形を所望に変更することができるため、複雑形状の鋳造体を簡便に製造することができ、製造される鋳造体の形状自由度を高めることができる。
金属溶湯槽の湯面と冷却手段によって金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域であって前記外形ユニットよりも内側に配置され、鋳造体の内形を規定するための複数の内形規定部材からなる内形ユニットと、金属溶湯の導出に従って、前記複数の内形規定部材の少なくとも一つを移動させる移動手段と、を更に備えていることが好ましい
上記する製造装置によれば、金属溶湯槽の湯面と冷却手段によって金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に、鋳造体の外形を規定する複数の外形規定部材からなる外形ユニットとこの外形ユニットよりも内側で鋳造体の内形を規定する複数の内形規定部材からなる内形ユニットが配置され、移動手段を用いて複数の外形規定部材と複数の内形規定部材の少なくとも一つを移動させることができ、金属溶湯槽の湯面から金属溶湯を導出しながら複数の外形規定部材と複数の内形規定部材の少なくとも一つを移動させることによって、軟化状態の金属溶湯の形状を所望に変更することができるため、製造される鋳造体の形状自由度を格段に高めることができる。
また、上記する製造装置は、複数の外形規定部材のうち隣接する外形規定部材同士が離間して配置されていてもよいし、複数の内形規定部材のうち隣接する内形規定部材同士が離間して配置されていてもよい。
さらに、上記する製造装置は、複数の外形規定部材と複数の内形規定部材の少なくとも一方が、外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出される金属溶湯と線接触していてもよいし、複数の外形規定部材と複数の内形規定部材の少なくとも一方が、外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出される金属溶湯と面接触していてもよい。
複数の外形規定部材と複数の内形規定部材の少なくとも一方が、外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出される金属溶湯と線接触している場合には、外形ユニットや内形ユニットを構成する外形規定部材や内形規定部材を小型化することができ、たとえば移動手段の駆動トルク等を低減して製造装置全体の体格を小型化することができる。また、複数の外形規定部材と複数の内形規定部材の少なくとも一方が、外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出される金属溶湯と面接触している場合には、外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出される金属溶湯をより広い面積で支持することができ、製造される鋳造体の形状精度をより一層高めることができる。
以上の説明から理解できるように、本発明の鋳造体の製造方法とその製造装置によれば、簡単な方法で鋳造体の設計自由度を効果的に高めることができ、複雑形状の鋳造体の生産性を格段に向上させることができる。
本発明の鋳造体の製造方法を説明した縦断面図であって、(a)は金属溶湯槽から金属溶湯を導出した直後の状態を説明した図であり、(b)は金属溶湯槽から導出された金属溶湯の一部を凝固させた状態を説明した図である。 図1で示す鋳造体の製造方法の他の実施の形態を説明した縦断面図である。 図1で示す鋳造体の製造方法の更に他の実施の形態を説明した縦断面図である。 本発明の鋳造体の製造装置の実施の形態1を示す斜視図である。 図4で示す製造装置を用いて金属溶湯槽から金属溶湯を導出した直後の状態を説明した図であって、(a)はその縦断面図であり、(b)は図5(a)のA1−A1矢視図である。 図4で示す製造装置を用いて金属溶湯槽から導出された金属溶湯の一部を凝固させた状態を説明した図であって、(a)はその縦断面図であり、(b)は図6(a)のB1−B1矢視図である。 図4で示す製造装置で製造される鋳造体の実施の形態1を示す斜視図である。 本発明の鋳造体の製造装置の実施の形態2を示す斜視図である。 図8で示す製造装置を用いて金属溶湯槽から金属溶湯を導出した直後の状態を説明した図であって、(a)はその縦断面図であり、(b)は図9(a)のA2−A2矢視図である。 図8で示す製造装置を用いて金属溶湯槽から導出された金属溶湯の一部を凝固させた状態を説明した図であって、(a)はその縦断面図であり、(b)は図10(a)のB2−B2矢視図である。 図8で示す製造装置で製造される鋳造体の実施の形態2を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の鋳造体の製造方法とその製造装置、およびその製造装置を用いて製造される鋳造体の実施の形態を説明する。
[鋳造体の製造方法の実施の形態]
図1は、本発明の鋳造体の製造方法を説明した縦断面図であって、図1(a)は金属溶湯槽から金属溶湯を導出させた直後の状態を説明した図であり、図1(b)は金属溶湯槽から導出された金属溶湯の一部を凝固させた状態を説明した図である。
本実施の形態の鋳造体の製造方法は、主として金属溶湯槽から金属溶湯を導出させる導出工程と、金属溶湯槽から導出された金属溶湯を凝固させて成形する成形工程とからなり、連続的に鋳造を行う場合には前記導出工程と成形工程が一連の工程として実施されることとなる。
まず、図1(a)で示すように、鋳造体の形状に応じた基礎形状(たとえば断面円形や断面多角形などの筒体形状)を有する誘起体1を金属溶湯槽2に貯留した金属溶湯Mに接触させ、この誘起体1を金属溶湯槽2の金属溶湯Mの湯面Maから離間させることによって、金属溶湯槽2の湯面Maから金属溶湯Mを導出させる。
ここで、金属溶湯槽2の湯面Maから導出された金属溶湯Mの周囲の雰囲気が大気雰囲気や酸化雰囲気である場合には、導出された金属溶湯Mの表面に酸化膜が形成され、金属溶湯Mの周囲の雰囲気が窒素雰囲気である場合には、導出された金属溶湯Mの表面に窒化膜が形成される。また、大気雰囲気や酸化雰囲気、窒素雰囲気以外の雰囲気であって上記する表面膜が形成されない雰囲気であっても、導出された金属溶湯Mの表面には表面張力が作用する。このように、金属溶湯槽2の湯面Maから導出された金属溶湯Mの表面は、酸化膜や窒化膜、表面張力等によって一時的に形状が保持されることとなり、形状保持された軟化状態(半凝固状態)の金属溶湯(以下「保持溶湯」という。)Mbが金属溶湯槽2の湯面Maと誘起体1の間に形成される。そして、この保持溶湯Mbが誘起体1の移動に追従して金属溶湯槽2の湯面Maから次第に離間し、その半凝固状態の保持溶湯Mbに追従して金属溶湯槽2の湯面Maから金属溶湯Mが導出されることによって、連続的に金属溶湯槽2の湯面Maから金属溶湯Mが導出されることとなる。
次に、図1(b)で示すように、金属溶湯槽2から導出されて半凝固状態の保持溶湯Mbを冷却手段3を用いて凝固させ、固化状態の金属溶湯Mcを形成する。
ここで、金属溶湯槽2の金属溶湯Mの湯面Maと金属溶湯が凝固されて固化状態の金属溶湯Mcが形成される凝固領域Rcの間の領域Rb(例えば数十mm程度の領域)には、製造される鋳造体の外形を規定するための複数の外形規定部材4aからなる外形ユニット4とこの外形ユニット4よりも内側で鋳造体の内形を規定するための複数の内形規定部材5aからなる内形ユニット5が配置されており、外形ユニット4を構成する外形規定部材4aや内形ユニット5を構成する内形規定部材5aは、金属溶湯Mの導出に従って任意の方向に移動自在となっている。
これにより、金属溶湯槽2の金属溶湯Mの湯面Maから導出された金属溶湯Mは、外形ユニット4と内形ユニット5で画定される領域を通って導出されるとともに、金属溶湯Mの導出に従って外形規定部材4aと内形規定部材5aが任意の方向に移動され、冷却前の保持溶湯Mbの内形や外形が変更されることで、製造される鋳造体の外形や内形の形状や厚みが任意に変更されることとなる。
なお、図示例においては、外形ユニット4を構成する外形規定部材4aや内形ユニット5を構成する内形規定部材5aの大部分を金属溶湯M内に浸漬させ、その一部を金属溶湯Mの湯面Maから突出させ、金属溶湯Mの湯面Maに近接した位置で保持溶湯Mbの外形や内形を規定している。これにより、金属溶湯槽2の金属溶湯Mの湯面Maから導出された金属溶湯Mの最も軟化した位置で金属溶湯Mに対して形状を付与することができる。
一方で、図2で示すように、外形ユニット4'を構成する外形規定部材4a'や内形ユニット5'を構成する内形規定部材5a'のうち保持溶湯Mbと当接する部分を金属溶湯Mの湯面Maから所定距離だけ離間して配置することもできる。これにより、金属溶湯Mが凝固される凝固領域Rcに近接した位置で金属溶湯Mに対して形状を付与することができるため、製造される鋳造体の形状精度をより一層高めることができる。
また、図3で示すように、図1で示す鋳造体の内形を規定するための複数の内形規定部材5aからなる内形ユニット5を省略し、金属溶湯槽2の金属溶湯Mの湯面Maと金属溶湯が凝固されて固化状態の金属溶湯Mcが形成される凝固領域Rcの間の領域Rbに、製造される鋳造体の外形を規定するための複数の外形規定部材4a''からなる外形ユニット4''のみを配置することもできる。これにより、金属溶湯槽2の金属溶湯Mの湯面Maから導出された金属溶湯Mは、外形ユニット4''のみで画定される領域を通って導出され、金属溶湯Mの導出に従って外形規定部材4a''が任意の方向に移動されて冷却前の保持溶湯Mbの外形が変更されることで、中実の鋳造体の外形や厚みが任意に変更される。また、図示するように、金属溶湯Mの導出に従って外形規定部材4a''を任意の方向に移動させることで、中実の鋳造体の水平断面における断面中心位置を任意に変化させることもできる。
また、図1で示す実施の形態においては、外形ユニット4を構成する外形規定部材4aや内形ユニット5を構成する内形規定部材5aとして、たとえばヘラやガイドやローラ等の冶具を適用する形態について説明したが、流量や圧力が制御された流体を吹き付けて鋳造体の外形や内形を規定してもよい。
また、金属溶湯Mを導出するために使用される誘起体1としては、金属溶湯と同種の金属から構成し、製造される鋳造体の一部とすることができる。一方で、鉄などの金属溶湯と異なる種類の金属から構成し、鋳造体の製造後に当該鋳造体から切り離して再度誘起体として使用することもできる。
[鋳造体とその製造装置の実施の形態1]
図4は、本発明の鋳造体の製造装置の実施の形態1を示す斜視図である。また、図5は、図4で示す製造装置を用いて金属溶湯槽から金属溶湯を導出した直後の状態を説明した図であって、図5(a)はその縦断面図であり、図5(b)は図5(a)のA1−A1矢視図である。また、図6は、図4で示す製造装置を用いて金属溶湯槽から導出された金属溶湯の一部を凝固させた状態を説明した図であって、図6(a)はその縦断面図であり、図6(b)は図6(a)のB1−B1矢視図である。さらに、図7は、図4で示す製造装置で製造される鋳造体の実施の形態1を示す斜視図である。
図4で示す製造装置10Aは、金属溶湯Mを貯留する金属溶湯槽2Aと、金属溶湯槽2Aの金属溶湯Mの湯面Maから導出された金属溶湯を凝固させる冷却手段3Aと、金属溶湯槽2Aの湯面Maと冷却手段3Aによって金属溶湯Mが凝固される凝固領域の間の領域に配置され、鋳造体の外形を規定する複数の外形規定部材4aAからなる外形ユニット4Aと、この外形ユニット4Aよりも内側に配置されて鋳造体の内形を規定する複数の内形規定部材5aAからなる内形ユニット5Aと、金属溶湯の導出に従って複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAをそれぞれ別個に移動させる移動手段6Aと、を備えている。なお、図示例においては、複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAの一部について移動手段6Aとの接続状態を省略して示している。
本実施の形態1の製造装置10Aにおいては、外形ユニット4Aを構成する複数の外形規定部材4aAと内形ユニット5Aを構成する複数の内形規定部材5aAが同心に配置されており、複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAはそれぞれ隣接する部材同士が周方向に等間隔で分散配置されており、複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAが金属溶湯Mの導出に従って同期して移動されるようになっている。また、複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAは、その先端の一部が金属溶湯槽2Aの金属溶湯Mの湯面Maから突出するように配置されている。
図4で示す製造装置10Aを用いて鋳造体を製造する方法について概説すると、まず、図5(a)で示すように、略円筒状の誘起体1Aを金属溶湯槽2Aに貯留した金属溶湯Mに接触させ、この誘起体1Aを金属溶湯槽2Aの金属溶湯Mの湯面Maから離間させて、金属溶湯槽2Aの湯面Maから金属溶湯Mを導出させる。その際、図5(b)で示すように、複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAは同心に配置され、複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAはそれぞれ固有の円周上に等間隔に配置されている。金属溶湯槽2Aの金属溶湯Mの湯面Maから導出される金属溶湯Mは、複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAで画定された領域を通って導出されるため、略円筒状の誘起体1Aと金属溶湯槽2Aの金属溶湯Mの湯面Maの間には断面略円形の保持溶湯Mbが形成されることとなる。
次に、図6(a)で示すように、誘起体1Aを金属溶湯槽2Aの湯面Maから離間するように移動し、誘起体1Aと金属溶湯槽2Aの湯面Maの間に形成される半凝固状態の保持溶湯Mbを冷却手段3Aを用いて凝固させて固化状態の金属溶湯Mcを形成する。その際、金属溶湯Mの湯面Maからの導出に同期して複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAをそれぞれ移動手段6A(図4参照)を用いて移動させる。
本実施の形態1の製造装置10Aにおいては、図6(b)で示すように、複数の外形規定部材4aAと複数の内形規定部材5aAの双方が径方向で大きくなる方向へ移動し、断面形状が略楕円形を呈するようになっている。また、一部の外形規定部材4aAの移動量はそれに対応する内形規定部材5aAの移動量よりも大きいため、周方向で厚みの異なる成形体が形成されるようになっている。
したがって、本実施の形態1の製造装置10Aによれば、図7で示すように、その先端部の断面形状が略円形状を呈する、その下端部の断面形状が略楕円形状を呈するとともに、その下端部の厚みが周方向で異なる実施の形態1の鋳造体Mdが製造されることとなる。
[鋳造体とその製造装置の実施の形態2]
図8は、本発明の鋳造体の製造装置の実施の形態2を示す斜視図である。また、図9は、図8で示す製造装置を用いて金属溶湯槽から金属溶湯を導出した直後の状態を説明した図であって、図9(a)はその縦断面図であり、図9(b)は図9(a)のA2−A2矢視図である。また、図10は、図8で示す製造装置を用いて金属溶湯槽から導出された金属溶湯の一部を凝固させた状態を説明した図であって、図10(a)はその縦断面図であり、図10(b)は図10(a)のB2−B2矢視図である。さらに、図11は、図8で示す製造装置で製造される鋳造体の実施の形態2を示す斜視図である。
図8で示す実施の形態2の製造装置10Bは、図4で示す実施の形態1の製造装置10Aに対して、鋳造体の外形を規定するための外形規定部材4aBの形態が相違しており、その他の構成はほぼ同様である。具体的には、外形規定部材4aBはそれぞれ矩形状の平板から構成されており、隣接する外形規定部材4aB同士の一部が重畳して成形体の外周面の全体を当該外形規定部材4aBで規定できるようになっている。
図8で示す製造装置10Bは、金属溶湯Mを貯留する金属溶湯槽2Bと、金属溶湯槽2Bの金属溶湯Mの湯面Maから導出された金属溶湯を凝固させる冷却手段3Bと、金属溶湯槽2Bの湯面Maと冷却手段3Bによって金属溶湯Mが凝固される凝固領域の間の領域に配置され、鋳造体の外形を規定する複数の外形規定部材4aBからなる外形ユニット4Bと、この外形ユニット4Bよりも内側に配置されて鋳造体の内形を規定する複数の内形規定部材5aBからなる内形ユニット5Bと、金属溶湯の導出に従って複数の外形規定部材4aBと複数の内形規定部材5aBをそれぞれ別個に移動させる移動手段6Bと、を備えている。なお、本実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、複数の外形規定部材4aBと複数の内形規定部材5aBの一部について移動手段6Bとの接続状態を省略して示している。
ここで、本実施の形態2の製造装置10Bにおいては、上記するように、外形ユニット4Bを構成する外形規定部材4aBが略矩形状の平板から構成されており、湯面Maから導出された金属溶湯Mと平面的に接触するようになっている。また、内形ユニット5Bを構成する内形規定部材5aBの中心部にはリブを構成するための内形規定部材5aB'が備えられている。外形ユニット4Bを構成する複数の外形規定部材4aBと内形ユニット5Bを構成する複数の内形規定部材5aBは、実施の形態1の製造装置10Aと同様に同心に配置され、複数の外形規定部材4aBと複数の内形規定部材5aBは金属溶湯Mの導出に従って同期して移動されるようになっている。なお、上記するように隣接する外形規定部材4aB同士の一部は重畳して配置されているため、外形規定部材4aBが移動した際でも外形規定部材4aBで成形体の外周面の全体を当該規定できるようになっている。
図8で示す製造装置10Bを用いて鋳造体を製造する方法について概説すると、まず、図9(a)で示すように、略六角形状の筒体にリブ形成用の連結部1B'が設けられた誘起体1Bを金属溶湯槽2Bに貯留した金属溶湯Mに接触させ、この誘起体1Bを金属溶湯槽2Bの金属溶湯Mの湯面Maから離間させて、金属溶湯槽2Bの湯面Maから金属溶湯Mを導出させる。その際、図9(b)で示すように、複数の外形規定部材4aBと複数の内形規定部材5aB、5aB'が配置され、金属溶湯槽2Bの金属溶湯Mの湯面Maから導出される金属溶湯Mは、複数の外形規定部材4aBと複数の内形規定部材5aBで画定された領域と複数の内形規定部材5aB'で画定される領域を通って導出されるため、誘起体1Bと金属溶湯槽2Bの金属溶湯Mの湯面Maの間には断面略六角形状でリブ部を有する保持溶湯Mbが形成されることとなる。
次に、図10(a)で示すように、誘起体1Bを金属溶湯槽2Bの湯面Maから離間するように移動し、誘起体1Bと金属溶湯槽2Bの湯面Maの間に形成される半凝固状態の保持溶湯Mbを冷却手段3Bを用いて凝固させて固化状態の金属溶湯Mcを形成する。その際、金属溶湯Mの湯面Maからの導出に同期して複数の外形規定部材4aBと複数の内形規定部材5aB、5aB'をそれぞれ移動手段6B(図8参照)を用いて移動させる。
本実施の形態2の製造装置10Bにおいては、図10(b)で示すように、複数の外形規定部材4aBと複数の内形規定部材5aBの双方が径方向で大きくなる方向へ移動し、外周面の大きさが次第に大きくなるようになっている。また、複数の内形規定部材5aBよりも複数の外形規定部材4aBが大きく移動し、その厚みが次第に大きくなるようになっている。さらに、リブ部を形成するため複数の内形規定部材5aB'は内側へ向かって移動し、リブ部の厚みが次第に薄くなるようになっている。
したがって、本実施の形態2の製造装置10Bによれば、図11で示すように、断面形状が略六角形状であって、その下端部にいくに従ってその厚みが大きくなると共に、その内部にリブ部が形成され、そのリブ部の厚みが下端部にいくに従って薄くなる実施の形態2の鋳造体Md'が製造されることとなる。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1…誘起体、2…金属溶湯槽、3…冷却手段、4…外形ユニット、4a…外形規定部材、5…内形ユニット、5a…内形規定部材、M…金属溶湯、Ma…湯面、Mb…保持溶湯、Mc…凝固状態の金属溶湯、Md…鋳造体

Claims (6)

  1. 金属溶湯槽の湯面から金属溶湯を導出させ、導出された金属溶湯を凝固させて鋳造体を成形する鋳造体の製造方法であって、
    金属溶湯槽の湯面と冷却手段によって金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に、鋳造体の外形を規定するための複数の外形規定部材であって隣接する外形規定部材同士が湯面に垂直な方向で視て離間して配置された複数の外形規定部材からなる外形ユニットを配置し、湯面から導出された金属溶湯を外形ユニットで画定される領域を通って導出させるとともに、隣接する外形規定部材同士が湯面に垂直な方向で視て離間して配置された状態で金属溶湯の導出に従って前記複数の外形規定部材の少なくとも一つを移動させて鋳造体の外形を変更する鋳造体の製造方法。
  2. 金属溶湯槽の湯面と冷却手段によって金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に、前記外形ユニットよりも内側で鋳造体の内形を規定するための複数の内形規定部材であって隣接する内形規定部材同士が湯面に垂直な方向で視て離間して配置された複数の内形規定部材からなる内形ユニットを配置し、湯面から導出された金属溶湯を外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出させるとともに、金属溶湯の導出に従って前記複数の内形規定部材の少なくとも一つを移動させて鋳造体の内形を変更する請求項1に記載の鋳造体の製造方法。
  3. 金属溶湯を貯留する金属溶湯槽と、
    金属溶湯槽の湯面から導出された金属溶湯を凝固させる冷却手段と、
    金属溶湯槽の湯面と冷却手段によって金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域に配置され、鋳造体の外形を規定するための複数の外形規定部材であって隣接する外形規定部材同士が湯面に垂直な方向で視て離間して配置された複数の外形規定部材からなる外形ユニットと、
    隣接する外形規定部材同士が湯面に垂直な方向で視て離間して配置された状態で、金属溶湯の導出に従って、前記複数の外形規定部材の少なくとも一つを移動させる移動手段と、を備えている鋳造体の製造装置。
  4. 金属溶湯槽の湯面と冷却手段によって金属溶湯が凝固される凝固領域の間の領域であって前記外形ユニットよりも内側に配置され、鋳造体の内形を規定するための複数の内形規定部材であって隣接する内形規定部材同士が湯面に垂直な方向で視て離間して配置された複数の内形規定部材からなる内形ユニットと、
    金属溶湯の導出に従って、前記複数の内形規定部材の少なくとも一つを移動させる移動手段と、を更に備えている請求項3に記載の鋳造体の製造装置。
  5. 複数の外形規定部材と複数の内形規定部材の少なくとも一方が、外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出される金属溶湯と線接触している請求項4に記載の鋳造体の製造装置。
  6. 複数の外形規定部材と複数の内形規定部材の少なくとも一方が、外形ユニットと内形ユニットで画定される領域を通って導出される金属溶湯と面接触している請求項4に記載の鋳造体の製造装置。
JP2012061030A 2012-03-16 2012-03-16 鋳造体の製造方法とその製造装置 Active JP5755591B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012061030A JP5755591B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 鋳造体の製造方法とその製造装置
AU2013233733A AU2013233733B2 (en) 2012-03-16 2013-03-13 Manufacturing method of casting, manufacturing device thereof, and casting
GB1417764.6A GB2515227A (en) 2012-03-16 2013-03-13 Manufacturing method of casting, manufacturing device thereof, and casting
BR112014022903-1A BR112014022903B1 (pt) 2012-03-16 2013-03-13 Método de fabricação de peça fundida, dispositivo de fabricação da mesma e peça fundida
CN201380014649.2A CN104254414B (zh) 2012-03-16 2013-03-13 铸件的制造方法、其制造设备和铸件
US14/385,600 US9700935B2 (en) 2012-03-16 2013-03-13 Manufacturing method of casting, manufacturing device thereof, and casting
PCT/JP2013/001642 WO2013136785A1 (en) 2012-03-16 2013-03-13 Manufacturing method of casting, manufacturing device thereof, and casting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012061030A JP5755591B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 鋳造体の製造方法とその製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013193098A JP2013193098A (ja) 2013-09-30
JP5755591B2 true JP5755591B2 (ja) 2015-07-29

Family

ID=48142043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012061030A Active JP5755591B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 鋳造体の製造方法とその製造装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9700935B2 (ja)
JP (1) JP5755591B2 (ja)
CN (1) CN104254414B (ja)
AU (1) AU2013233733B2 (ja)
BR (1) BR112014022903B1 (ja)
GB (1) GB2515227A (ja)
WO (1) WO2013136785A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5730836B2 (ja) * 2012-10-31 2015-06-10 トヨタ自動車株式会社 リブ付パイプ及びその製造方法
JP5924246B2 (ja) 2012-11-22 2016-05-25 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造装置、引上式連続鋳造方法、及び凝固界面検出装置
JP2015096269A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
JP2015100819A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造方法及び引上式連続鋳造装置
JP6119579B2 (ja) 2013-11-26 2017-04-26 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
JP6119578B2 (ja) * 2013-11-26 2017-04-26 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
JP6136892B2 (ja) * 2013-11-27 2017-05-31 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
JP6036711B2 (ja) * 2014-01-08 2016-11-30 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
JP2015167987A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
JP6701615B2 (ja) * 2014-03-10 2020-05-27 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
JP6156222B2 (ja) * 2014-03-28 2017-07-05 トヨタ自動車株式会社 引上式連続鋳造方法及び引上式連続鋳造装置
JP6187393B2 (ja) 2014-06-13 2017-08-30 トヨタ自動車株式会社 車両用バンパ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58103941A (ja) * 1981-12-16 1983-06-21 Atsumi Ono 鏡面を有する金属成形体の連続製造法及びその装置
JPS59130649A (ja) * 1983-01-14 1984-07-27 O C C:Kk 鋳造途中で断面形状を変化できる鋳塊の連続鋳造法及び鋳型
JPS59203798A (ja) * 1983-04-30 1984-11-17 Toshiba Corp 帯状シリコン結晶製造装置
JPS63199050A (ja) 1987-02-13 1988-08-17 Natl Res Inst For Metals 鋳型を使用しない引上げ連鋳法及びその装置
JPH02205232A (ja) * 1989-02-01 1990-08-15 Natl Res Inst For Metals 引上げ連続鋳造法とその装置
JPH02251341A (ja) 1989-03-25 1990-10-09 Kubota Ltd 引上げ連続鋳造装置
JP2893745B2 (ja) * 1989-08-17 1999-05-24 大同特殊鋼株式会社 連続鋳造の方法および装置
JP3211655B2 (ja) * 1996-03-19 2001-09-25 トヨタ自動車株式会社 成形方法および成形装置
CN1718314A (zh) * 2005-07-12 2006-01-11 天津世星电子材料有限公司 铝硅键合线的无模连铸工艺方法
US20090050290A1 (en) * 2007-08-23 2009-02-26 Anderson Michael K Automated variable dimension mold and bottom block system
CN101116902A (zh) * 2007-08-29 2008-02-06 高新张铜股份有限公司 硅青铜棒坯的上引铸造装置
CN201120460Y (zh) * 2007-10-31 2008-09-24 台湾精微材料股份有限公司 双引式连续铸造装置
JP5373728B2 (ja) 2010-09-17 2013-12-18 株式会社豊田中央研究所 自由鋳造方法、自由鋳造装置および鋳物

Also Published As

Publication number Publication date
AU2013233733A1 (en) 2014-09-25
CN104254414B (zh) 2016-08-17
WO2013136785A1 (en) 2013-09-19
BR112014022903B1 (pt) 2019-07-09
JP2013193098A (ja) 2013-09-30
GB201417764D0 (en) 2014-11-19
CN104254414A (zh) 2014-12-31
US9700935B2 (en) 2017-07-11
US20150071817A1 (en) 2015-03-12
AU2013233733B2 (en) 2015-08-20
GB2515227A (en) 2014-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5755591B2 (ja) 鋳造体の製造方法とその製造装置
JP5373728B2 (ja) 自由鋳造方法、自由鋳造装置および鋳物
JP4789241B2 (ja) タイヤ金型の鋳造方法
JP6123644B2 (ja) 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
CN206474647U (zh) 一种预埋在砂型中的芯撑
US20090218067A1 (en) Lost-wax method associated with piezocrystallization and a device for carrying out said method
JP5594122B2 (ja) 鋳型及び鋳型を用いた鋳造方法、並びに鋳型の設計方法
CN1325196C (zh) 在高浇铸速度下将液态金属且特别是钢水浇铸成多边形铸坯、初轧铸坯、粗制型材连铸坯的连铸结晶器
JP6330375B2 (ja) アルミニウム合金鋳造素材の製造装置
JP2015096269A (ja) 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法
JP2013226581A (ja) 鋳造体の製造方法とその製造装置
CN203972762U (zh) 浇铸模具
JP2015167954A (ja) アルミニウム合金鋳造素材の製造装置
JP5332472B2 (ja) 鋳造方法
JP2010058130A (ja) ホットチャンバーダイカストマシン
CN103791170B (zh) 带肋的管以及其制造方法
UA21205U (en) Casting mould for casting ingots
KR20160051116A (ko) 관형 주물 제조방법
JP5798945B2 (ja) 連続鋳造用鋳型および連続鋳造装置
RU2392092C2 (ru) Способ направленного затвердевания залитого в форму металла
JP2008221313A (ja) 中空部材及びその製造方法
JPH0938751A (ja) 連続鋳造用鋳型装置
JP2002103015A (ja) 半溶融金属素材の鍛造方法および鍛造装置
CN104070133A (zh) 浇铸模具
JP2013226564A (ja) ラドル及びこのラドルを用いた注湯方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150310

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150527

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5755591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250