JP6156222B2 - 引上式連続鋳造方法及び引上式連続鋳造装置 - Google Patents

引上式連続鋳造方法及び引上式連続鋳造装置 Download PDF

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Description

本発明は引上式連続鋳造方法及び引上式連続鋳造装置に関する。
特許文献1には、鋳型を要しない画期的な引上式連続鋳造方法として、自由鋳造方法が提案されている。特許文献1に示したように、溶融金属(溶湯)の表面(すなわち湯面)にスタータを浸漬させた後、当該スタータを引き上げると、溶湯の表面膜や表面張力によりスタータに追従して溶湯も導出される。ここで、湯面近傍に設置された形状規定部材を通過させながら、溶湯を導出し、冷却することにより、所望の断面形状を有する鋳物を連続鋳造することができる。
通常の連続鋳造方法では、鋳型によって断面形状とともに長手方向の形状も規定される。とりわけ、連続鋳造方法では、鋳型内を凝固した金属(すなわち鋳物)が通り抜ける必要があるため、鋳造された鋳物は長手方向に直線状に延びた形状となる。
これに対し、自由鋳造方法における形状規定部材は、鋳物の断面形状のみを規定し、長手方向の形状は規定しない。そのため、スタータ(もしくは形状規定部材)を水平方向に移動させながらスタータを引き上げることにより、長手方向の形状が様々な鋳物が得られる。例えば、特許文献1には、長手方向に直線状でなく、ジグザグ状あるいは螺旋状に形成された中空鋳物(すなわちパイプ)が開示されている。
特開2012−61518号公報
発明者は以下の課題を見出した。
特許文献1に記載の引上式連続鋳造方法では、上述の通り、形状規定部材を通過させながら溶湯を導出するため、形状規定部材の上面よりも上側に凝固界面が位置している。ここで、生産性の観点からは、鋳造速度(引上速度)を速くすることが好ましいが、鋳造速度を速くすると、凝固界面が上昇する。凝固界面が上昇すると、形状規定部材を介して引き上げられた溶湯の表面積が増大し、表面張力が増大する。そのため、例えば角パイプなどのように、形状規定部材によって規定される断面形状に角R部を有する鋳物を鋳造する場合、鋳造速度を速くすると、鋳造された鋳物における角R部の曲率半径が、形状規定部材が規定する所望の曲率半径よりも大きくなってしまう。
すなわち、従来の引上式連続鋳造方法では、形状規定部材によって規定される断面形状に角R部を有する鋳物を鋳造する場合、鋳造速度を速くすることができず、生産性に劣るという問題があった。
本発明は、上記を鑑みなされたものであって、形状規定部材によって規定される断面形状に角R部を有する鋳物の生産性に優れた引上式連続鋳造方法及び引上式連続鋳造装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る引上式連続鋳造方法は、
保持炉に保持された溶湯を、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を通過させながら引き上げる引上式連続鋳造方法であって、
前記形状規定部材によって規定される前記断面形状が角R部を含み、
前記形状規定部材が規定する前記角R部の曲率半径の値を、前記鋳物における前記角R部の曲率半径の設計値よりも小さくするものである。
このような構成により、鋳造速度を速くした上で、鋳物における角R部の曲率半径を所望の値にすることができるため、形状規定部材によって規定される断面形状に角R部を有する鋳物の生産性が向上する。
前記形状規定部材が規定する前記曲率半径の値を決定する際、前記形状規定部材が規定する前記曲率半径よりも前記鋳物の前記曲率半径が大きくなる鋳造速度において、コンピュータによる鋳造シミュレーションを実行し、当該鋳造シミュレーションにより得られた前記鋳物の前記曲率半径に基づいて、前記形状規定部材が規定する前記曲率半径の値を決定することが好ましい。また、前記鋳造シミュレーションにより得られた前記鋳物の前記曲率半径が、前記設計値に近づくように、前記形状規定部材が規定する前記曲率半径を変更し、前記鋳造速度における前記鋳造シミュレーションを繰り返し実行することが好ましい。このような構成により、形状規定部材における角R部の曲率半径をより高速での鋳造に適したものにすることができる。
前記形状規定部材が規定する前記曲率半径の値を決定する前に、前記鋳造速度を決定するための予備鋳造シミュレーションを実行し、当該予備鋳造シミュレーションにより得られた凝固界面位置に基づいて、前記鋳造速度を決定することが好ましい。さらに、前記予備鋳造シミュレーションにより得られた前記凝固界面位置が、基準範囲内に収まるように、前記鋳造速度を変更し、前記予備鋳造シミュレーションを繰り返し実行することが好ましい。このような構成により、形状規定部材における角R部の曲率半径をさらに高速での鋳造に適したものにすることができる。
本発明の一態様に係る引上式連続鋳造装置は、
溶湯を保持する保持炉と、
前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面上に設置され、かつ、前記溶湯が通過することにより鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、を備えた引上式連続鋳造装置であって、
前記形状規定部材によって規定される前記断面形状が角R部を含み、
前記形状規定部材が規定する前記角R部の曲率半径の値が、前記鋳物における前記角R部の曲率半径の設計値よりも小さいものである。
このような構成により、鋳造速度を速くした上で、鋳物における角R部の曲率半径を所望の値にすることができるため、形状規定部材によって規定される断面形状に角R部を有する鋳物の生産性が向上する
本発明により、形状規定部材によって規定される断面形状に角R部を有する鋳物の生産性に優れた引上式連続鋳造方法及び引上式連続鋳造装置を提供することができる。
第1の実施の形態に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。 第1の実施の形態に係る形状規定部材102の平面図である。 形状規定部材102の溶湯通過部102cと鋳物M3とを示した平面図である。 形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfの決定方法を説明するためのフローチャートである。 鋳造シミュレーション結果の一例を示す斜視図である。 鋳造シミュレーションによって得られた鋳物M3における角R部の曲率半径Rc(横軸)と形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rf(縦軸)との関係を示すグラフである。 実機における鋳造条件の決定方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(第1の実施の形態)
まず、図1を参照して、第1の実施の形態に係る自由鋳造装置(引上式連続鋳造装置)について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。図1に示すように、第1の実施の形態に係る自由鋳造装置は、溶湯保持炉101、形状規定部材102(内部形状規定部材102a、外部形状規定部材102b)、内部冷却ガスノズル103、支持ロッド104、アクチュエータ105、外部冷却ガスノズル106、引上機108を備えている。
なお、当然のことながら、図1に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。図1におけるxy平面は水平面を構成し、z軸方向が鉛直方向である。より具体的には、z軸のプラス方向が鉛直上向きとなる。他の図面に示した右手系xyz座標についても同様である。
溶湯保持炉101は、例えばアルミニウムやその合金などの溶湯M1を収容し、溶湯M1が流動性を有する所定の温度に保持する。図1の例では、鋳造中に溶湯保持炉101へ溶湯を補充しないため、鋳造の進行とともに溶湯M1の表面(つまり湯面MMS)は低下する。他方、鋳造中に溶湯保持炉101へ溶湯を随時補充し、湯面MMSを一定に保持するような構成としてもよい。ここで、溶湯保持炉101の設定温度を上げると凝固界面SIFの位置を上げることができ、溶湯保持炉101の設定温度を下げると凝固界面SIFの位置を下げることができる。なお、当然のことながら、溶湯M1はアルミニウム以外の金属やその合金であってもよい。
形状規定部材102は内部形状規定部材102a及び外部形状規定部材102bから構成されている。図2は、形状規定部材102の平面図である。ここで、図1の内部形状規定部材102a及び外部形状規定部材102bの断面図は、図2のI−I断面図に相当する。形状規定部材102は、例えばセラミックスやステンレスなどからなり、湯面MMS上に配置されている。形状規定部材102は、鋳造する鋳物M3の断面形状を規定する。内部形状規定部材102aは、パイプ状の鋳物M3の内部形状を規定し、外部形状規定部材102bは、鋳物M3の外部形状を規定する。
図1の例では、形状規定部材102(内部形状規定部材102a及び外部形状規定部材102b)の下側の主面(下面)が湯面MMSに接触するように配置されている。そのため、湯面MMSに形成される酸化膜や湯面MMSに浮遊する異物の鋳物M3への混入を防止することができる。
一方、形状規定部材102の下面を湯面MMSから所定の距離(例えば0.5mm程度)だけ離間して配置してもよい。形状規定部材102を湯面MMSから離間して配置した場合、形状規定部材102の熱変形や溶損が抑制され、形状規定部材102の耐久性が向上する。
図2に示すように、外部形状規定部材102bは、例えば矩形状の平面形状を有し、4つ角R部を有する矩形状の開口部を中央部に有している。内部形状規定部材102aは、4つの角R部を有する矩形状の平面形状を有し、外部形状規定部材102bの開口部の中央部に配置されている。内部形状規定部材102aと外部形状規定部材102bとの間の間隙が、溶湯が通過する溶湯通過部102cとなる。そのため、図1に示した鋳物M3は、水平面での断面形状が矩形状であって4つの角R部を有する中空鋳物(すなわち角パイプ)となる。溶湯通過部102cは幅t1で環状に形成されている。内部形状規定部材102aの中央部には、内部冷却ガスノズル103が配置されている。
図1に示すように、溶湯M1は、その表面膜や表面張力により鋳物M3に追従して引き上げられ、形状規定部材102の溶湯通過部102cを通過する。すなわち、溶湯M1が形状規定部材102の溶湯通過部102cを通過することにより、溶湯M1に対し形状規定部材102から外力が付与され、鋳物M3の断面形状が規定される。ここで、溶湯の表面膜や表面張力によって、鋳物M3に追従して湯面MMSから引き上げられた溶湯を保持溶湯M2と呼ぶ。また、鋳物M3と保持溶湯M2との境界が凝固界面SIFである。
なお、図2には、形状規定部材102よりも上側(z軸方向プラス側)に配置された4つの外部冷却ガスノズル106も併せて図示されている。外部冷却ガスノズル106の詳細については後述する。また、鋳物M3の断面形状(溶湯通過部102cの平面形状)は角R部を有するものであれば特に限定されない。鋳物M3は、角R部を有する多角柱などの中実鋳物でもよい。
内部冷却ガスノズル103は、保持溶湯M2を冷却するための冷却手段である。図1において黒矢印で示すように、内部冷却ガスノズル103から冷却ガス(例えば空気、窒素、アルゴンなど)を鋳物M3に吹き付けることにより、間接的に保持溶湯M2を冷却する。また、内部冷却ガスノズル103は、内部形状規定部材102aの中央部に接続され、内部形状規定部材102aを支持している。図1及び図2に示すように、内部冷却ガスノズル103は、内部形状規定部材102aから突出した端部に複数の吹出孔103aを備えている。吹出孔103aから鋳物M3の内周面に向かって冷却ガス(空気、窒素、アルゴンなど)を吹き付けることにより、鋳物M3を内側から冷却している。なお、図2の例では、8個の吹出孔103aが設けられているが、吹出孔103aの個数は特に限定されず、適宜決定すればよい。
支持ロッド104は、外部形状規定部材102bを支持する。内部冷却ガスノズル103、支持ロッド104により、内部形状規定部材102aと外部形状規定部材102bとの位置関係を維持することができる。
アクチュエータ105には、内部冷却ガスノズル103及び支持ロッド104が連結されている。そのため、アクチュエータ105により内部形状規定部材102a及び外部形状規定部材102bを、その位置関係を維持したまま上下方向(鉛直方向つまりz軸方向)に移動させることができる。このような構成により、鋳造の進行による湯面MMSの低下とともに、形状規定部材102を下方向に移動させることができる。
外部冷却ガスノズル106も、保持溶湯M2を冷却するための冷却手段である。図1において黒矢印で示すように、外部冷却ガスノズル106から冷却ガス(例えば空気、窒素、アルゴンなど)を鋳物M3に吹き付けることにより、間接的に保持溶湯M2を冷却する。冷却ガスの流量を増やすと凝固界面SIFの位置を下げることができ、冷却ガスの流量を減らすと凝固界面SIFの位置を上げることができる。なお、外部冷却ガスノズル106も、形状規定部材102とともに上下方向(鉛直方向つまりz軸方向)に移動可能となっている。
図2に示すように、4つの外部冷却ガスノズル106は、平面視矩形状の溶湯通過部102cの各辺に沿ってそれぞれ延設されている。図2において左側に位置する外部冷却ガスノズル106については、下半分(y軸方向マイナス側)が断面図で示されている。図1及び図2に示すように、外部冷却ガスノズル106は、導入管106a、本体部106b、スリット106cを備えている。本体部106bは、溶湯通過部102cの各辺に沿って延設され、両端が閉じられたパイプ状の部材である。本体部106bにおいて鋳物M3と対向する側に、本体部106bの長手方向に延設されたスリット106cが設けられている。導入管106aを介して導入された冷却ガスが、本体部106bに設けられたスリット106cから鋳物M3の外周面に向かって吹き付けられる。
引上機108にはスタータSTが固定される。スタータSTを介して引上機108により鋳物M3を引き上げつつ、冷却ガスにより鋳物M3を冷却する。これにより、凝固界面SIF近傍の保持溶湯M2が上側(z軸方向プラス側)から下側(z軸方向マイナス側)へ順次凝固し、鋳物M3が形成されていく。引上機108による引上速度を速くすると凝固界面SIFの位置を上げることができ、引上速度を遅くすると凝固界面SIFの位置を下げることができる。
また、引上機108を水平方向(x軸方向やy軸方向)に移動させながら引き上げることにより、保持溶湯M2を斜め方向に導出することができる。そのため、鋳物M3の長手方向の形状を自由に変化させることができる。なお、引上機108を水平方向に移動させる代わりに、形状規定部材102を水平方向に移動させることにより、鋳物M3の長手方向の形状を自由に変化させてもよい。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係る形状規定部材102についてさらに説明する。図3は、形状規定部材102の溶湯通過部102cと鋳物M3とを示した平面図である。鋳物M3が実線で、溶湯通過部102cが破線で示されている。図3に示すように、本実施の形態に係る形状規定部材102では、溶湯通過部102cにおける角R部の中心線の曲率半径Rfが、鋳物M3における角R部の中心線の目標曲率半径(鋳物M3における角R部の曲率半径の設計値)Rtよりも小さくなっている。そのため、鋳造速度を速くし、凝固界面SIFが上がった場合に、目標曲率半径Rtを有する鋳物M3を得ることができる。従って、本実施の形態に係る形状規定部材102を用いることにより、従来よりも鋳造速度を速くすることができ、生産性を向上させることができる。なお、図3に示すように、鋳物M3の肉厚t2は溶湯通過部102cの幅t1よりも小さくなる。
一方、従来の形状規定部材102では、溶湯通過部102cにおける角R部の中心線の曲率半径Rfが鋳物M3における角R部の中心線の目標曲率半径Rtに一致していた。そのため、鋳造速度を速くし、凝固界面SIFが上がった場合に、鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが目標曲率半径Rtよりも大きくなってしまう。従って、従来の形状規定部材102を用いた場合には、鋳造速度を速くすることができなかった。なお、鋳造される鋳物M3における角R部の曲率半径Rcと目標曲率半径Rtとの差は、凝固界面SIFが高くなるほど(鋳造速度が速くなるほど)大きくなる。
次に、図4を参照して、第1の実施の形態に係る自由鋳造方法(引上式連続鋳造方法)において、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfを決定する方法について説明する。図4は、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfの決定方法を説明するためのフローチャートである。図4に示すように、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfの決定に際し、コンピュータによる鋳造シミュレーションを用いることが好ましい。形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfをより高速での鋳造に適したものにすることができる。
まず、鋳造シミュレーションの前に予備鋳造シミュレーションを行う。予備鋳造シミュレーションの初期設定では、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfを鋳物M3における角R部の目標曲率半径Rtに一致させる(ステップST1)。なお、図4では、「形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rf」を「形状規定部材102の角Rf」などと簡潔に記載している。
次に、溶湯温度、冷却条件、及び鋳造速度を適宜設定し、予備鋳造シミュレーションを実行する(ステップST2)。ステップST2における予備鋳造シミュレーションは、鋳造速度を決定するための予備的なものである。ここで、例えば溶湯温度は実際の鋳造装置(実機)における溶湯温度と同程度に設定すればよい。また、冷却条件(冷却ガス流量)は、鋳造速度を速くしたいため、例えば実機において実現可能な比較的大きな値に設定すればよい。
次に、予備鋳造シミュレーションによって得られた凝固界面SIFの位置(凝固界面高さ)が基準範囲内にあるか否か判定する(ステップST3)。ここで、鋳造速度が速くなり、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfよりも鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが大きくなるにつれて、直線部の凝固界面SIFに比べ、角R部の凝固界面SIFが高くなってくる。そのため、凝固界面SIFの位置は鋳物M3の直線部で判断することが好ましい。
凝固界面SIFの位置については、高いほど鋳造速度も速いため、生産性の観点からは好ましい。一方、凝固界面SIFの位置が高過ぎると、保持溶湯M2が千切れてしまい、鋳造することができなくなる。このような観点から、凝固界面SIFの位置の基準範囲を決定することができる。なお、予備鋳造シミュレーションにより、保持溶湯M2の千切れも模擬できる。
凝固界面SIFの位置が基準範囲内にない場合(ステップST3NO)、鋳造速度を変更する(ステップST4)。具体的には、凝固界面SIFの位置(高さ)が基準範囲を超えていた場合、鋳造速度を遅くする。一方、凝固界面SIFの位置(高さ)が基準範囲を下回った場合、鋳造速度を速くする。その後、ステップST2に戻り、再度予備鋳造シミュレーションを実行する。
凝固界面SIFの位置が基準範囲内にある場合(ステップST3YES)、鋳造速度をその値に決定する(ステップST5)。当然のことながら、この決定された鋳造速度では、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rf(つまり鋳物M3における角R部の目標曲率半径Rt)よりも鋳造シミュレーションによって得られた鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが大きくなる。
次に、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfを変更し、鋳造シミュレーションを実行する(ステップST6)。最初は、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfを鋳物M3における角R部の目標曲率半径Rtよりも小さくする。
次に、鋳造シミュレーションによって得られた鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲内にあるか否か判定する(ステップST7)。ここで、鋳物M3における角R部の曲率半径の基準範囲は、鋳物M3における角R部の目標曲率半径Rtから適宜決定すればよい。
鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲内にない場合(ステップST7NO)、ステップST6に戻り、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfを変更して再度鋳造シミュレーションを実行する。具体的には、鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲を超えていた場合、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfをさらに小さくする。一方、鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲を下回った場合、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfを大きくする。
鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲内にある場合(ステップST7YES)、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfをその値に決定する(ステップST8)。
以上のステップにより、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfを決定することができる。
図5は、鋳造シミュレーション結果の一例を示す斜視図である。対称性を考慮して図3における右上1/4のみについて鋳造シミュレーションを行った。図5に示すように、鋳造シミュレーションから凝固界面SIFの位置や鋳物M3における角R部の曲率半径Rcを知ることができる。
図6は、鋳造シミュレーションによって得られた鋳物M3における角R部の曲率半径Rc(横軸)と形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rf(縦軸)との関係を示すグラフである。図3に示すような鋳物M3の肉厚t2を3mm、冷却ガス流量を20L/minとした場合の結果である。図6の例では、鋳造速度V≦0.2mm/sであれば、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfは、鋳物M3における角R部の曲率半径Rcに一致している。一方、鋳造速度Vが0.2mm/sを超えると、鋳物M3における角R部の曲率半径Rcは形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfよりも大きくなる。すなわち、鋳造速度Vが0.2mm/sを超えると、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfを鋳物M3における角R部の目標曲率半径Rtよりも小さくする必要がある。また、鋳造速度が大きくなるほど、形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfと鋳物M3における角R部の目標曲率半径Rtとの差も大きくする必要がある。
次に、図7を参照して、実機における鋳造条件の決定方法について説明する。図7は、実機における鋳造条件の決定方法を説明するためのフローチャートである。この実機における鋳造条件の決定方法フローチャートは、図4に示した形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径Rfの決定方法のフローチャートの後に続くものである。
まず、図4に示した方法で決定された角R部の曲率半径Rfを有する形状規定部材102を作成する(ステップST11)。
次に、図4に示した鋳造シミュレーションでの鋳造条件を用いて実機により鋳造する(ステップST12)。
次に、実機により鋳造された鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲内にあるか否か判定する(ステップST13)。
鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲内にない場合(ステップST13NO)、鋳造条件を変更する(ステップST14)。具体的には、鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲を超えていた場合、凝固界面SIFの位置を低くする必要がある。そのため、溶湯温度を下げるか、鋳造速度を遅くするか、冷却ガス流量を増やす。一方、鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲を下回った場合、凝固界面SIFの位置を高くする必要がある。そのため、溶湯温度を上げるか、鋳造速度を速くするか、冷却ガス流量を減らす。
その後、ステップST13に戻り、再度実機により鋳造する。
鋳物M3における角R部の曲率半径Rcが基準範囲内にある場合(ステップST13YES)、鋳造条件をその条件に決定する(ステップST15)。
以上のステップにより、実機における鋳造条件を決定することができる。
ステップST12において説明したように、鋳造シミュレーションにおいて用いた鋳造条件を出発点とすることができ、鋳造条件を決定するための実機鋳造の回数を削減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
101 溶湯保持炉
102 形状規定部材
102a 内部形状規定部材
102b 外部形状規定部材
102c 溶湯通過部
103 内部冷却ガスノズル
103a 吹出孔
104 支持ロッド
105 アクチュエータ
106 外部冷却ガスノズル
106a 導入管
106b 本体部
106c スリット
108 引上機
M1 溶湯
M2 保持溶湯
M3 鋳物
MMS 湯面
Rc 鋳物M3における角R部の曲率半径
Rf 形状規定部材102が規定する角R部の曲率半径
Rt 鋳物M3における角R部の目標曲率半径
SIF 凝固界面
ST スタータ

Claims (5)

  1. 保持炉に保持された溶湯を、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を通過させながら引き上げる引上式連続鋳造方法であって、
    前記形状規定部材によって規定される前記断面形状が角R部を含み、
    前記形状規定部材が規定する前記角R部の曲率半径の値を、前記鋳物における前記角R部の曲率半径の設計値よりも小さくするステップを有し、
    前記形状規定部材が規定する前記曲率半径の値を決定する際、
    前記形状規定部材が規定する前記曲率半径よりも前記鋳物の前記曲率半径が大きくなる鋳造速度において、コンピュータによる鋳造シミュレーションを実行し、
    当該鋳造シミュレーションにより得られた前記鋳物の前記曲率半径に基づいて、前記形状規定部材が規定する前記曲率半径の値を決定する、
    引上式連続鋳造方法。
  2. 前記鋳造シミュレーションにより得られた前記鋳物の前記曲率半径が、前記設計値に近づくように、前記形状規定部材が規定する前記曲率半径を変更し、
    前記鋳造速度における前記鋳造シミュレーションを繰り返し実行する、
    請求項に記載の引上式連続鋳造方法。
  3. 前記形状規定部材が規定する前記曲率半径の値を決定する前に、前記鋳造速度を決定するための予備鋳造シミュレーションを実行し、
    当該予備鋳造シミュレーションにより得られた凝固界面位置に基づいて、前記鋳造速度を決定する、
    請求項1又は2に記載の引上式連続鋳造方法。
  4. 前記予備鋳造シミュレーションにより得られた前記凝固界面位置が、基準範囲内に収まるように、前記鋳造速度を変更し、
    前記予備鋳造シミュレーションを繰り返し実行する、
    請求項に記載の引上式連続鋳造方法。
  5. 溶湯を保持する保持炉と、
    前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面上に設置され、かつ、前記溶湯が通過することにより鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、を備えた引上式連続鋳造装置であって、
    前記形状規定部材によって規定される前記断面形状が角R部を含み、
    前記引上式連続鋳造装置は、
    前記形状規定部材が規定する前記角R部の曲率半径よりも前記鋳物の前記角R部の曲率半径が大きくなる鋳造速度において、コンピュータによる鋳造シミュレーションを実行するシミュレーション部をさらに備え、
    前記形状規定部材が規定する前記角R部の曲率半径の値は、前記シミュレーション部の実行結果に基づいて、前記鋳物における前記角R部の曲率半径の設計値よりも小さく設定されている
    引上式連続鋳造装置。
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