JP5755261B2 - 射出成形機および射出成形方法 - Google Patents
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Description
・複数の前記油圧ポンプは、同一定格の油圧ポンプ又は異なる定格の油圧ポンプを用いること、
・複数の前記油圧ポンプは、ポンプ支持ベースにより一体化したポンプユニットとして構成すること、
・前記油圧ポンプは、斜板角の変更により複数の固定吐出流量を設定可能な可変吐出型油圧ポンプを用いること
・前記駆動モータは、サーボ回路に接続したサーボモータを用いること、
・前記作動油供給回路は、前記油圧アクチュエータに対して複数の前記油圧ポンプから吐出する作動油を合流して供給する合流回路を備えること、
・前記作動油供給回路は、前記油圧アクチュエータに対して複数の前記油圧ポンプから吐出する作動油を個別に供給する一又は二以上の切換バルブを備えること
を特徴とする射出成形機が開示されている。
請求項2の射出成形機に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明において、前記可変容量ポンプは、傾斜角度変更可能な斜板を有するアキシャルピストンポンプからなり、前記作動流体を吐出する圧力が設定圧に到達する前に前記斜板の傾斜角度を小さくするカットオフ制御が行われることを特徴とするものである。
請求項3の射出成形機に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1または2のいずれかに記載の発明において、前記可変容量ポンプから作動流体が供給される管路にクローズドループ制御を行う圧力制御弁が設けられていることを特徴とするものである。
請求項4の射出成形機に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項2または3のいずれか1項に記載の発明において、作動流体の圧力、前記斜板の傾斜角度、予め設定されたタイミング、型締力、可動盤の位置の少なくとも一つに連動して、前記定容量ポンプの駆動モータを最低回転速度で作動または停止させることを特徴とするものである。
請求項5の射出成形機に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記可変容量ポンプの駆動モータは、インバータ制御されるものであり、作動流体を目標圧力に昇圧させた後に、または、予め設定されたタイミングで、回転速度を低下させるよう制御されるものであることを特徴とするものである。
また、請求項6の射出成形方法に係る発明は、上記目的を達成するため、ポンプにより作動流体を吐出させて、複数の流体圧アクチュエータのうちの所定の流体圧アクチュエータに供給し作動させる射出成形方法であって、前記ポンプとして、回転速度制御可能な駆動モータにより駆動される定容量ポンプと、回転速度制御可能な駆動モータにより常時駆動される可変容量ポンプとを設け、前記複数の流体圧アクチュエータのうちの所定の流体圧アクチュエータの作動時に前記定容量ポンプの駆動モータを駆動し、該流体圧アクチュエータの非作動時に前記定容量ポンプの駆動モータを最低回転速度で駆動するかまたは駆動を停止するよう制御し、前記可変容量ポンプの駆動モータを常時駆動するとともに、工程に応じて高圧と低圧の2段の設定圧で前記作動流体を吐出させるように前記可変容量ポンプを制御することを特徴とするものである。
請求項2の発明によれば、請求項1の記載の発明において、前記可変容量ポンプは、傾斜角度変更可能な斜板を有するアキシャルピストンポンプからなり、前記作動流体を吐出する圧力が設定圧に到達する前に前記斜板の傾斜角度を小さくするカットオフ制御が行われる構成とすることにより、流体圧アクチュエータがその作動を完了して作動流体の圧力が設定圧に達する前に斜板の傾斜角度を小さくするカットオフ制御を行う。このカットオフ制御は、可変容量ポンプによる作動流体の吐出圧力が各設定圧に到達する前にそれぞれ行われる。そのため、可変容量ポンプの駆動モータの負荷が低減され、その結果可変容量ポンプの駆動モータにエネルギロスが生じるのを防止することができ、また、流体圧アクチュエータの作動を精度よく制御することができる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2のいずれかに記載の発明において、前記可変容量ポンプから作動流体が供給される管路にクローズドループ制御を行う圧力制御弁が設けられていることにより、可変容量ポンプから作動流体をより正確な設定圧で所定の流体圧アクチュエータに供給することができ、したがって、流体圧アクチュエータの作動を精度よく制御することができる。
請求項4の発明によれば、請求項2または3のいずれか1項に記載の発明において、作動流体の圧力、前記斜板の傾斜角度、予め設定されたタイミング、型締力、可動盤の位置の少なくとも一つに連動することにより、最大圧力で作動流体を供給される必要のある流体圧アクチュエータの非作動時を検知して、定容量ポンプの駆動モータを最低回転速度で作動または停止させることができ、したがって、定容量ポンプの駆動モータにエネルギロスが生じるのを確実に防止することができる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、可変容量ポンプの駆動モータがインバータ制御されるものであることにより、作動流体を目標圧力に昇圧させた後に、または、予め設定されたタイミングで、可変容量ポンプの駆動モータの回転速度を確実に低下させるよう制御して、エネルギロスが生じるのを防止することができる。
また、請求項6の発明によれば、複数の流体圧アクチュエータのうちで、最大圧力で作動流体を供給される必要のある所定の流体圧アクチュエータを作動させる時には、定容量ポンプの駆動モータを駆動させ、また、可変容量ポンプの常時駆動される駆動モータを比較的高速の所定の回転速度で駆動するとともに、作動流体を設定された高圧の段で吐出させるよう可変容量ポンプを制御する。これにより、所定の流体圧アクチュエータに最大圧力で作動流体を供給することができ、したがって、この所定の流体圧アクチュエータを精度よく適切に作動させることができる。また、この所定の流体圧アクチュエータを非作動とする場合には、定容量ポンプの駆動モータを最低回転速度で駆動するかまたは駆動を停止するよう制御する。一方、比較的低圧で作動流体を供給する他のアクチュエータを作動させる場合には、可変容量ポンプの常時駆動される駆動モータのみを比較的低速の所定の回転速度で駆動するとともに、作動流体を設定された低圧の段で吐出させるよう可変容量ポンプを制御する。これにより、他の流体圧アクチュエータに適切な圧力で作動流体を供給することができ、したがって、エネルギロスが生じることなくこの他の流体圧アクチュエータを精度よく適切に作動させることができる。
これに対して図2に示した実施の形態では、サーボモータ32をONにしたとき、2ポート2位置切替弁57を閉状態に制御すると、定容量ポンプ30Aから吐出された圧油は後述する合流部70を介して型締シリンダ150に流れることが可能となり、定容量ポンプ30Bから吐出された圧油はリリーフ弁56によりタンク34にアンロードすることが可能となっている。そして、2ポート2位置切替弁57を開状態に制御すると、定容量ポンプ30Aから吐出された圧油と定容量ポンプ30Bから吐出された圧油が合流して、後述する合流部70を介して型締シリンダ150に流れることが可能となる。したがって、図2に示した実施の形態では、型締シリンダ150に圧油を適切に供給することができ、その結果、型締および強力型開きとをそれぞれ適切に精度よく制御することができる。
緩やかに設定圧に近付け、設定圧に維持する。また、このとき、定容量ポンプ30のサーボモータ32は、駆動信号が出力されておらず、OFFの状態とすることができる。
Claims (6)
- 複数の流体圧アクチュエータをそれぞれ作動させるために作動流体を吐出する複数のポンプを有しており、前記流体圧アクチュエータのうちの所定の流体圧アクチュエータを作動させるために、該所定の流体圧アクチュエータに前記ポンプのうちの一つまたは複数から前記作動流体を供給するよう制御される射出成形機であって、
前記ポンプは、回転速度制御可能な駆動モータにより駆動される定容量ポンプと、回転速度制御可能な駆動モータにより常時駆動される可変容量ポンプとを含み、
前記定容量ポンプは、前記複数の流体圧アクチュエータのうちの所定の流体圧アクチュエータの作動時にその駆動モータが駆動され、該流体圧アクチュエータの非作動時にその駆動モータが最低回転速度で駆動されるかまたは駆動を停止されるよう制御され、
前記可変容量ポンプは、傾斜角度変更可能な斜板と該斜板の傾斜角度を変更する傾斜角調整部とを備え、該角度調整部に設けられたリリーフ弁を用いて設定された複数段の吐出圧で前記作動流体を吐出させるアキシャルピストンポンプからなり、その駆動モータが常時駆動された状態で、前記作動流体を工程に応じて所定の段の設定圧で吐出させるよう前記リリーフ弁を用いて前記アキシャルポンプが制御されるものであることを特徴とする射出成形機。 - 前記可変容量ポンプは、前記作動流体を吐出する圧力が設定圧に到達する前に前記斜板の傾斜角度を小さくするカットオフ制御が行われることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
- 前記可変容量ポンプから作動流体が供給される管路にクローズドループ制御を行う圧力制御弁が設けられていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の射出成形機。
- 作動流体の圧力、前記斜板の傾斜角度、予め設定されたタイミング、型締力、可動盤の位置の少なくとも一つに連動して、前記定容量ポンプの駆動モータを最低回転速度で作動または停止させることを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の射出成形機。
- 前記可変容量ポンプの駆動モータは、インバータ制御されるものであり、作動流体を目標圧力に昇圧させた後に、または、予め設定されたタイミングで、回転速度を低下させるよう制御されるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の射出成形機。
- ポンプにより作動流体を吐出させて、複数の流体圧アクチュエータのうちの所定の流体圧アクチュエータに供給し作動させる射出成形方法であって、
前記ポンプとして、回転速度制御可能な駆動モータにより駆動される定容量ポンプと、回転速度制御可能な駆動モータにより常時駆動される可変容量ポンプとを設け、
前記複数の流体圧アクチュエータのうちの所定の流体圧アクチュエータの作動時に前記定容量ポンプの駆動モータを駆動し、該流体圧アクチュエータの非作動時に前記定容量ポンプの駆動モータを最低回転速度で駆動するかまたは駆動を停止するよう制御し、
前記可変容量ポンプの駆動モータを常時駆動するとともに、工程に応じて高圧と低圧の2段の設定圧で前記作動流体を吐出させるように前記可変容量ポンプを制御することを特徴とする射出成形方法。
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