JP5751900B2 - 車両用無段変速機 - Google Patents

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Description

本発明は車両用無段変速機に関し、より詳しくは、2つの単純遊星ギヤセットを組み合わせて前進2速及び後進1速を実現することにより、動力性能と燃費改善効果を得ることができるようにした車両用無段変速機に関する。
車両に用いられる無段変速機は、例えば特許文献1に記載されたもののように、無段変速ベルト機構と前後進制御機構とからなる。
無段変速ベルト機構は、エンジンの回転動力がプライマリプーリに入力されてセカンダリプーリを介して出力され、無段変速は、プライマリプーリとセカンダリプーリの半径を変化させることで行われる。
前後進制御機構は、シングル又はダブルピニオン遊星ギヤセットと、この遊星ギヤセットを制御する複数の摩擦部材で構成され、摩擦部材の制御によって回転動力を前進又は後進方向に転換している。
また、前後進制御機構は、単純に前進及び後進制御のみがなされるように構成することもあるが、動力性能と燃費改善のために、前進2速後進1速で制御できるように構成することが多い。
このような無段変速機について、図1に、前進2速及び後進1速での制御が可能なように構成された従来の前後進制御機構を示す。
図1に示す前後進制御機構を構成する遊星ギヤセット(PG)は、ラビニョ方式の複合遊星ギヤセットであり、シングルピニオン遊星ギヤセットとダブルピニオン遊星ギヤセットとを組み合わせ、リングギヤと遊星キャリアを共有することにより、第1太陽ギヤ(S1)、第2太陽ギヤ(S2)、遊星キャリア(PC)、リングギヤ(R)の4つの回転要素を保有している。
遊星ギヤセット(PG)において、第2太陽ギヤ(S2)は、入力軸(IS)と直接連結して、常に入力要素として作動するようになっており、遊星キャリア(PC)は、出力軸(OS)と直接連結して常に出力要素として作動するようになっている。
第1太陽ギヤ(S1)は、第1ブレーキ(B1)を介在させて変速機ハウジング(H)と連結して、選択的な固定要素として作動するようになっており、リングギヤ(R)は、第2ブレーキ(B2)を介在させて変速機ハウジング(H)と連結して選択的な固定要素として作動するようになっている。
また、リングギヤ(R)は、クラッチ(C1)を介在させて遊星キャリア(PC)と可変的に連結することにより、選択的に遊星ギヤセット(PG)全体が直結の状態となるように組み合わせて構成している。
上記の構成により、図2に示すように、後進変速段(REV)では第2ブレーキ(B2)が、前進1速では第1ブレーキ(B1)が、前進2速ではクラッチ(C1)がそれぞれ作動するようになっている。
しかし、このような無段変速機の前後進制御機構に適用されたラビニョ方式の複合遊星ギヤセットにおいては、前進1速と前進2速のギヤ比の差を小さくしようとすると、第1太陽ギヤ(S1)の歯数が第2太陽ギヤ(S2)の歯数よりも少ないことが必要であり、そのため、2段ギヤからなる第1ピニオンギヤ(P1)を共有するように第1太陽ギヤ(S1)、第2太陽ギヤ(S2)、第2ピニオンギヤ(P2)、及びリングギヤ(R)を設計しなければならず、車両搭載のための制限されたパッケージ空間を考慮すれば、前進1速と前進2速のギヤ比の差を2以下にすることは困難であった。
変速時のギヤ比の差が大きいと変速感が悪化するため、前進1速と前進2速のギヤ比の差を2以下にする必要があるのだが、従来の無段変速機では、前進1速と前進2速のギヤ比の差を小さくするために、クラッチ要素を1つ以上追加する必要があるという問題点があった。
また、従来の無段変速機では、3つの摩擦部材(C1、B1、B2)を用いて、前進1速と前進2速のギヤ比の差を小さくしようとすると、第1ピニオンギヤ(P1)は、第1太陽ギヤ(S1)と噛み合うギヤと第2太陽ギヤ(S2)と噛み合うギヤとの歯数が相違するように、1つの本体に2段で加工しなければならないのだが、このようなギヤの加工には、外形が小さいギヤの加工時に外形が大きいギヤ部分との干渉が発生するという困難があり、生産性が低下してしまうという問題点があった。
さらに、従来の無段変速機では、前進2速でクラッチ(C1)が作動して遊星キャリア(PC)とリングギヤ(R)が連結すると、遊星キャリア(PC)のトルク分担比が大きくなるため、クラッチの伝達トルクに対応するために容量の大きなクラッチが必要となるが、このような容量の大きなクラッチを用いることは、大きさと重量面において極めて不利であり、設計の自由度が低下してしまうという問題点があった。
特開2001−227615号公報
本発明は上記問題点を解決するためのものであって、本発明の目的は、前進1速と前進2速のギヤ比の差を小さくして変速感を改善し、前進2速の適用時において動力性能と燃費を増大させ、これに伴う諸般の効果を得ることができるようにした車両用無段変速機を提供することにある。
上述した目的を実現するために、本発明の実施形態に係る無段変速機は、無段変速ベルト機構と前後進制御機構とからなる無段変速機であって、
前記前後進制御機構は、第1、第2遊星ギヤセットの組み合わせからなる遊星ギヤセットと、3つの摩擦部材とからなり、
前記遊星ギヤセットは、入力軸と直接連結して入力要素として作動する第1回転要素と、
第1クラッチを介して前記入力軸と可変的に連結して選択的な入力要素として作動すると同時に、第2ブレーキを介して変速機ハウジングと可変的に連結して選択的な固定要素として作動する第2回転要素と、
出力軸と直接連結して出力要素として作動する第3回転要素と、
第1ブレーキを介して変速機ハウジングと可変的に連結して選択的な固定要素として作動する第4回転要素と、
を含んで構成され、
前記第1遊星ギヤセットは、第1太陽ギヤ、第1遊星キャリア、及び第1リングギヤを含み、
前記第2遊星ギヤセットは、第2太陽ギヤ、第2遊星キャリア、及び第2リングギヤを含み、
前記第1遊星キャリアと前記第2リングギヤが第1回転メンバによって直接連結し、
前記第1リングギヤと前記第2遊星キャリアが第2回転メンバによって直接連結し、
前記第1回転要素が前記第1太陽ギヤ、前記第2回転要素が前記第1遊星キャリアと前記第2リングギヤ、前記第3回転要素が前記第1リングギヤと前記第2遊星キャリア、前記第4回転要素が前記第2太陽ギヤで構成されることを特徴とする。
また、前記第1、第2遊星ギヤセットは、シングルピニオン遊星ギヤセットからなることを特徴とする。
更に、 前記第1クラッチは前記遊星ギヤセットで入力軸が突出する側に配置され、 前記第1ブレーキは前記遊星ギヤセットで出力軸が突出する側に配置され、前記第2ブレーキは前記第1、第2遊星ギヤセットの外郭部に配置され、前記出力軸は第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤセットの間で前記第3回転要素と連結され、後進変速段で第2ブレーキが作動し、前進1速で第1ブレーキが作動し、前進2速で第1クラッチが作動して変速がなされることを特徴とする。

本発明によれば、各変速段別のギヤ比の設計において、自由度の点で有利な2つの単純遊星ギヤセットと3つの摩擦部材を用いて、前進1速と前進2速ギヤ比の差を小さくすることができ、変速感を大きく向上させることができる。
また、本発明によれば、前進2速を実現することができ、車両の動力性能と燃費を増大させ、そのことによる諸般の効果を得ることができる。
従来の無段変速機の前後進制御機構を示す構成図である。 従来の前後進制御機構に適用される摩擦部材の各変速段別の作動図である。 本発明の実施形態に係る無段変速機に適用される前後進制御機構を示す構成図である。 本発明の実施形態に係る前後進制御機構に適用される摩擦部材の各変速段別の作動図である。 本発明の実施形態に係る無段変速機に適用される前後進制御機構の変速線図である。
これらの図面は、本発明の例示的な実施形態を説明するのに参照するためのものであり、本発明の技術的な思想は、添付の図面に限定されるものではない。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳しく説明するが、本発明は多様に相違した形態に実現することができ、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。
また、本項においては、本発明を明確に説明するために説明上不必要な部分は省略し、明細書全体に渡って同一または類似する構成要素については同一する参照符号を付与した。
図3は、本発明の実施形態に係る無段変速機に適用される前後進制御機構を示す構成図である。
図3に示すように、本発明の好ましい実施形態に係る前後進制御機構は、2つのシンプル遊星ギヤセットからなる遊星ギヤセット(PG)と、3つの摩擦部材(C1、B1、B2)で構成されている。
遊星ギヤセット(PG)は、シングルピニオン遊星ギヤセットである第1、第2遊星ギヤセット(PG1、PG2)を組み合わせて、複合遊星ギヤセットとして作動し、第1遊星キャリア(PC1)と第2リングギヤ(R2)が第1回転メンバ(M1)によって直接連結し、第1リングギヤ(R1)と第2遊星キャリア(PC2)が第2回転メンバ(M2)によって直接連結して、4つの回転要素を保有するようになっている。
遊星ギヤセット(PG)が保有する4つの回転要素は、第1太陽ギヤ(S1)からなる第1回転要素(N1)、第1遊星キャリア(PC1)と第2リングギヤ(R2)からなる第2回転要素(N2)、第1リングギヤ(R1)と第2遊星キャリア(PC2)からなる第3回転要素(N3)、第2太陽ギヤ(S2)からなる第4回転要素(N4)である。
第1回転要素(N1)である第1太陽ギヤ(S1)は、入力軸(IS)と直接連結して常に入力要素として作動するようになっており、第3回転要素(N3)である第1リングギヤ(R1)と第2遊星キャリア(PC2)を連結する第2回転メンバ(M2)は、第1遊星ギヤセット(PG1)と第2遊星ギヤセット(PG2)の間で入力軸(IS)と同一軸上に配置される出力軸(OS)と直接連結して、常に出力要素として作動するようになっている。
また、入力軸(IS)は、第1クラッチ(C1)を介在させて、第2回転要素(N2)である第1遊星キャリア(PC1)と第2リングギヤ(R2)を連結する第1回転メンバ(M1)に可変的に連結し、第4回転要素(N4)である第2太陽ギヤ(S2)は、第1ブレーキ(B1)を介在させて、変速機ハウジング(H)と可変的に連結し、第2回転要素(N2)である第1遊星キャリア(PC1)と第2リングギヤ(R2)を連結する第1回転メンバ(M1)が、第2ブレーキ(B2)を介在させて、変速機ハウジング(H)と可変的に連結している。
このように構成される前後進制御機構を無段変速機構(図示せず)の後側に配置する場合、入力軸(IS)は、無段変速機構のセカンダリプーリ軸を意味し、無段変速機構によって無段変速がなされた回転動力が入力され、出力軸(OS)は、出力部材としてファイナルギヤと差動装置によって駆動輪を駆動させるようになる。
また、このような前後進制御機構を無段変速機構の前側に配置する場合、入力軸(IS)は、トルクコンバータから動力の伝達を受ける駆動部材となり、出力軸(OS)は、無段変速機構のプライマリプーリ軸と連結し、無段変速機構によって変速された動力は、従減速ギヤと差動装置によって駆動輪を駆動させる。
前記無段変速機構は、トルクコンバータから動力の伝達を受ける駆動部材であるプライマリプーリと、受動部材であるセカンダリプーリと、プライマリプーリとセカンダリプーリを連結する金属ベルトとからなっているが、無段変速機構については、プライマリプーリとセカンダリプーリの直径変化に応じて無段変速がなされる公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
通常、第1クラッチ(C1)と第1、第2ブレーキ(B1、B2)からなる摩擦部材は、油圧によって摩擦結合される多板式油圧摩擦結合ユニットとなっており、第1クラッチ(C1)は複合遊星ギヤセット(PG)の前方に、第1ブレーキ(B1)は複合遊星ギヤセット(PG)の後方に、第2ブレーキ(B2)は、ユニットの全長が短くなるように、第1、第2遊星ギヤセット(PG1、PG2)の外郭部に配置される。
図4は、本発明の実施形態に適用される摩擦部材、すなわち、クラッチとブレーキの各変速段での作動を示す作動表である。
図4より、本発明の実施形態に係る前後進制御機構では、それぞれの変速段において1つの摩擦部材が作動することで変速がなされることが分かる。
すなわち、後進変速段(REV)では第2ブレーキ(B2)が作動し、前進1速(D1)では第1ブレーキ(B1)が作動し、前進2速(D2)では第1クラッチ(C1)が作動する。
図5は、本発明の実施形態に係る前後進制御機構の変速過程を可視的に示すものであり、図の下側の横線は、回転速度「0」の状態を示し、上側の横線は、回転速度「1.0」の状態、すなわち、入力軸(IS)と同じ回転速度である状態を示す。
複合遊星ギヤセット(PG)の設定を示す4本の縦線は、左側から順に、第1回転要素(N1)、第2回転要素(N2)、第3回転要素(N3)、及び第4回転要素(N4)であり、第1回転要素(N1)は第1太陽ギヤ(S1)、第2回転要素(N2)は第1遊星キャリア(PC1)と第2リングギヤ(R2)、第3回転要素(N3)は第1リングギヤ(R1)と第2遊星キャリア(PC2)、第4回転要素(N4)は第2太陽ギヤ(S2)に設定され、これらの間隔は遊星ギヤセット(PG)の各ギヤ比(太陽ギヤの歯数/リングギヤの歯数)に応じて決定される。
[後進]
後進変速段(REV)においては、図4に示すように、第2ブレーキ(B2)が作動制御される。
後進変速段(REV)における変速過程は、第1回転要素(N1)である第1太陽ギヤ(S1)を介して入力軸(IS)の回転速力が入力されている状態で、第2ブレーキ(B2)の作動によって、第2回転要素(N2)である第1遊星キャリア(PC1)と第2リングギヤ(R2)が固定要素として作動するようになり、第1回転要素(N1)と第2回転要素(N2)をつなぐ後進変速線(RS)のように出力要素である第3回転要素(N3)を介して後進(REV)が出力される。
[前進1速]
前進1速(D1)においては、図4に示すように第1ブレーキ(B1)が作動制御される。
前進1速(D1)における変速過程は、第1回転要素(N1)である第1太陽ギヤ(S1)を介して入力軸(IS)の回転速力が入力されている状態で、第1ブレーキ(B1)の作動によって第4回転要素(N4)である第2太陽ギヤ(S2)が固定要素として作動するようになるため、第1回転要素(N1)と第4回転要素(N4)をつなぐ前進1速変速線(SP1)のように出力要素である第3回転要素(N3)を介して前進1速(D1)が出力される。
[前進2速]
前進2速(D2)においては、図4に示すように第1クラッチ(C1)が作動制御される。
前進2速(D2)における変速過程は、第1回転要素(N1)である第1太陽ギヤ(S1)を介して入力軸(IS)の回転速力が入力されている状態で、第1クラッチ(C1)の作動によって第2回転要素(N2)である第1回転メンバ(M1)にも入力軸(IS)の回転速力が入力されることにより、複合遊星ギヤセット(PG)全体が直結の状態となり、これによって前進2速変速線(SP2)のように前進2速(D2)が出力される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明および添付した図面の範囲内で多様に変形して実施することが可能であり、これも本発明の範囲に属することは当然である。
PG : 遊星ギヤセット
S1 : 第1太陽ギヤ
S2 : 第2太陽ギヤ
P1 : 第1ピニオンギヤ
P2 : 第2ピニオンギヤ
R : リングギヤ
R1 : 第1リングギヤ
R2 : 第2リングギヤ
PC : 遊星キャリア
PC1 : 第1遊星キャリア
PC2 : 第2遊星キャリア
C1 : 第1クラッチ
B1 : 第1ブレーキ
B2 : 第2ブレーキ
IS : 入力軸
OS : 出力軸
H : 変速機ハウジング
M1 : 第1回転メンバ
M2 : 第2回転メンバ
N1 : 第1回転要素
N2 : 第2回転要素
N3 : 第3回転要素
N4 : 第4回転要素

Claims (4)

  1. 無段変速ベルト機構と前後進制御機構とからなる無段変速機であって、
    前記前後進制御機構は、第1、第2遊星ギヤセットの組み合わせからなる遊星ギヤセットと、3つの摩擦部材とからなり、
    前記遊星ギヤセットは、入力軸と直接連結して入力要素として作動する第1回転要素と、
    第1クラッチを介して前記入力軸と可変的に連結して選択的な入力要素として作動すると同時に、第2ブレーキを介して変速機ハウジングと可変的に連結して選択的な固定要素として作動する第2回転要素と、
    出力軸と直接連結して出力要素として作動する第3回転要素と、
    第1ブレーキを介して変速機ハウジングと可変的に連結して選択的な固定要素として作動する第4回転要素と、
    を含んで構成され、
    前記第1遊星ギヤセットは、第1太陽ギヤ、第1遊星キャリア、及び第1リングギヤを含み、
    前記第2遊星ギヤセットは、第2太陽ギヤ、第2遊星キャリア、及び第2リングギヤを含み、
    前記第1遊星キャリアと前記第2リングギヤが第1回転メンバによって直接連結し、
    前記第1リングギヤと前記第2遊星キャリアが第2回転メンバによって直接連結し、
    前記第1回転要素が前記第1太陽ギヤ、前記第2回転要素が前記第1遊星キャリアと前記第2リングギヤ、前記第3回転要素が前記第1リングギヤと前記第2遊星キャリア、前記第4回転要素が前記第2太陽ギヤで構成されることを特徴とする車両用無段変速機。
  2. 前記第1、第2遊星ギヤセットは、シングルピニオン遊星ギヤセットからなることを特徴とする請求項1に記載の車両用無段変速機。
  3. 前記第1クラッチは前記遊星ギヤセットで入力軸が突出する側に配置され、 前記第1ブレーキは前記遊星ギヤセットで出力軸が突出する側に配置され、
    前記第2ブレーキは前記第1、第2遊星ギヤセットの外郭部に配置され、
    前記出力軸は第1遊星ギヤセットと第2遊星ギヤセットの間で前記第3回転要素と連結されることを特徴とする請求項1に記載の車両用無段変速機。
  4. 後進変速段で前記第2ブレーキが作動し、前進1速で前記第1ブレーキが作動し、前進2速で前記第1クラッチが作動して変速がなされることを特徴とする請求項1に記載の車両用無段変速機。
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