JPS6396351A - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機

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Publication number
JPS6396351A
JPS6396351A JP23986886A JP23986886A JPS6396351A JP S6396351 A JPS6396351 A JP S6396351A JP 23986886 A JP23986886 A JP 23986886A JP 23986886 A JP23986886 A JP 23986886A JP S6396351 A JPS6396351 A JP S6396351A
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JP
Japan
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continuously variable
gear
variable transmission
rotation
transmitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP23986886A
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English (en)
Inventor
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Sadahiro Koshiba
定弘 小柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6396351A publication Critical patent/JPS6396351A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ベルト(チェーン型も含む)を用いる無段変
速装置を組込んでなる無段変速機に係り、詳しくはその
減速ギヤ装置及び正逆転切換え装置の構造に関する。
(ロ)従来の技術 近時、燃料消費率の向上等の要求により、自動車のトラ
ンスミッションとしてベルト式無段変速装置を組込んだ
無段変速機を用いることが注目されている。
一般に、該無段変速機は、ベルト式無段変速装置、流体
継手(又は電磁パウダークラッチ)、正逆転切換え装置
及び減速ギヤ装置モして差動歯車装置とから構成されて
いるが、通常、減速ギヤ装置は無段変速装置の伝動下流
側にあり、このため無段変速装置には比較的速い回転速
度が伝達され、従ってベルトに大きな遠心力が作用する
ところで、ベルト、特にチェーン列又は積層金属ベルト
にVブロックを組込んでなるベルトは、比較的重量のあ
るVブロックを多数装着している関係上、上述速いベル
ト速度による遠心力が大きく影響して、ベルトの耐久性
及び信頼性を低下してしまう。
また、特開昭58−149458号公報に示されるよう
に、入力軸部分に遠心クラッチを設け、更にベルト式無
段変速装置の伝動上流側即ち無段変速装置のプライマリ
シャフトと遠心クラッチ出力部からのシャフトとの間に
、前進用及び後進用の減速ギヤ列を配設すると共に前後
進(正逆転)切換え用のギヤチェンジ機構を配置してな
る無段変速機が案出されている。
0勺 発明が解決しようとする問題点 従って、上述無段変速機は、減速ギヤ(列)装置により
ベルト式無段変速装置に減速回転を入力して、ベルトに
作用する遠心力を減少することができるが、前後進切換
えに際して、まず遠心クラッチを切断してギヤチェンジ
機構への入力を断ち、その後摺動式噛合いクラッチから
なるギヤチェンジ機構をシフト操作して前後進用減速ギ
ヤ列を切換える必要がある。
このため、遠心クラッチとギヤチェンジ機構の作動とを
同期する制御が面倒であり、制御装置が複雑になってし
まう。
そこで、本発明は、ベルト式無段変速装置に減速回転を
入力するものでありながら、減速ギヤ装置及び正逆転切
換え装置としてプラネタリギヤ機構を用いることにより
、制御性を向上すると共にコンパクトに構成し、もって
ベルトの耐久性及び信頼性を向上し、かつ車輌適用への
道を可能とする無段変速機を提供することを目的とする
ものである。
(5)問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図を参照して示すと、減速ギヤ装置及び逆転切換
え装置を、プラネタリギヤ機構1と第1及び第2の摩擦
係合手段2,3にて構成すると共に、ベルト式無段変速
装置5の伝動上流側に配置する。そして、第1の摩擦係
合手段2の作動に基づきベルト式無段変速装置5のプラ
イマリシャフト6に正に、(前進用)減速回転を伝達し
、また第2の摩擦係合手段3の作動に基づきベルト式無
段変速装W5のプライマリシャフト6に逆転(後進用)
減速回転を伝達することを特徴とする。
−例として、無段変速機10は、第1図に示すように、
環ツクアップクラッチ11を備えている流体継手12と
、プラネタリギヤ機構1と、ベルト式無段変速装W5と
、終減速ギヤ装置13と、差動歯車装置15 (図示省
略)とからなる。そして、プラネタリギヤ機構1は、シ
ングルプラネタリギヤからなる第1及び第2のプラネタ
リギヤユニットla、lbからなり、第1のギヤユニッ
ト1aのサンギヤS、及び第2のギヤユニット1bのリ
ングギヤR2が流体継手12の出力軸16に連結されて
いる。また、第2のギヤユニット1bのキャリヤC2が
無段変速装置5のプライマリシャフト6に連結されてお
り、更に該キャリヤC2は第1のギヤユニット1aのリ
ングギヤR1に連結している。
そして、第1のギヤユニット1aのキャリヤCが第2の
摩擦係合手段を構成する後進用ブレーキ3に連結されて
おり、また第2のギヤユニット1bのサンギヤS2が第
1の摩擦係合手段を構成する前進用ブレーキ2に連結さ
れている。
犀) 作用 上述第1図に基づ(具体例に沿って示すと、流体継手1
2による油流又はロックアツプクラッチ11による機械
的結合を介してエンジン出力軸の回転は軸16に伝達さ
れる。そして、前進用ブレーキ(第1の摩擦係合手段)
2が作動状態にあり、かつ後進用ブレーキ(第2の摩擦
係合手段)3が解放状態にあると、第2のギヤユニット
1bのサンギヤS2が停止され、かつ第1のギヤユニッ
ト1aのキャリヤC1がフリーとなっている。従って、
この状態では、軸16の回転は、第2のギヤユニット1
bのリングギヤR2に伝達され、更にサンギヤS2の停
止に基づき、キャリヤC2に減速正回転として伝達され
、該回転が無段変速装置5のプライマリシャフト6に伝
達される。
また、後進用ブレーキ3を作動し、かつ前進用ブレーキ
2を解放すると、第1のギヤユニット1aのキャリヤC
1が停止し、かつ第2のギヤユニット1bのサンギヤS
2がフリーとなる。この状態では、軸16の回転は、第
1のギヤユニット1aのサンギヤS、に伝達され、更に
停止状態にあるキャリヤC4に基づき、リングギヤR,
に減速逆回転として伝達され、該回転が第2のギヤユニ
ット1bのキャリヤC2を介してプライマリシャフト6
に伝達される。
そして、プライマリシャフト6に伝達された正転又は逆
転の減速回転は、更にベルト式無段変速装置5にて無段
階に変速され、セカンダリシャフト17に出力される。
更に、該シャフト17の回転は終減速ギヤ装置13及び
差動歯車装置15を介して左右フロントアクスル19r
、19Iに伝達される。
(へ)実施例 以下、図面に沿って、本発明を具体化した実施例につい
て説明する。
無段変速機10は、第2図に示すように、3分割からな
るトランスミッシズンケース20を有しており、該ケー
ス−側部分にロックアツプクラッチ11を備えた流体継
手12が収納され、また他側部分にベルト式無段変速装
置5が収納され、そして中間部分にプラネタリギヤ機構
1等のギヤ装置が収納されている。
また、流体継手12の出力軸16と無段変速装置5のプ
ライマリシャフト6が同軸状に配設されており、また流
体継手12のインペラ12pに連結しているハウジング
12hにエンジン出力軸21が連結され、かつ該エンジ
ン出力軸21の反対側におけるケース20に油圧ポンプ
22が形成されている。また、無段変速装置5のセカン
ダリ側にはセカンダリシャフト17がケース20に回転
自在に支持されており、該シャフト17の一側部には終
減速ギヤ装置13を構成する小ギヤ23が固定されてい
る。更に、ケース20にはギヤ軸25が回転自在に支持
されており、該ギヤ軸25には前記小ギヤ23と噛合す
る大ギヤ26が固定されていると共に小ギヤ27が一体
に形成されている。また、ケース20には差動歯車装置
15を構成するマウントケース28が回転自在に支持さ
れており、該ケース28には前記小ギヤ27と噛合する
マウントギヤ29が固定されていると共に、センターベ
ベルギヤ30が回転自在に支持されており、該ベベルギ
ヤ30は左右フロントアクスル(図示せず)にそれぞれ
連結する左右ベベルギヤ311!、31rに噛合してい
る。
一方、プラネタリギヤ機構1は、シングルプラネタリギ
ヤからなる第1のギヤユニット1a及び第2のギヤユニ
ット1bを備えている。そして、第1のギヤユニット1
aにおけるサンギヤS は流体継手工2の出力軸1Gに
形成されており、またビニオンP1を支持しているキャ
リヤC4は第2の*擦係合手段を構成する後進用ブレー
キ3のブレーキハブ3aに連結しており、更にリングギ
ヤR1は皿状の連結部材32を介して第2のギヤユニッ
ト1bのキャリヤCに連結している。一方、第2のギヤ
ユニット1bにおけるリングギヤR2は両ギヤユニット
の間に位置する連結プレート33を介して流体継手出力
軸16に連結されており、またビニオンP2を支持して
いるキャリヤC2は連結プレート35を介してプライマ
リシャフト6に連結されており、更にサンギヤS2が第
1のjgI擦係合手段を構成する前進用ブレーキ2のブ
レーキハブ2aに連結している。そして、第1のギヤユ
ニット1aに隣接したケース隔壁部には後進用ブレーキ
ピストン3bが配設、されており、該ピストン3bはケ
ース20及びブレーキハブ3aにそれぞれ連結されたセ
パレータ及びフリクションプレートを押圧制御し得る。
また、第2のギヤユニット1bに隣接したケース隔壁部
には前進用ブレーキピストン2bが配設されており、該
ピストン2bはケ−ス20及びブレーキハブ2aにそれ
ぞれ連結されたセパレータ及びフリクションプレートを
押圧制御し得る。
また、無段変速装置30は、特願昭60−298794
号(未公開)に詳しく述べであるように、プライマリプ
ーリ35、セカンダリプーリ36及びこれら両プーリに
巻掛けられたベルト37からなり、かっ両プーリはそれ
ぞれ固定シーブ35a。
36a及び可動シーブ35b、36bからなる。
なお、ベルト37は、例えば、チェーン列にVブロック
を拘持してなる金属製のベルトが望ましい。
更に、プライマリプーリ35には、ベアリング39にて
支持されかつ複数枚の皿バネ40を介在してプライマリ
シャフト6に一体に回転するように連結されている推力
保持部材41と固定シーブ35aとの間に、伝達トルク
に対応した軸力を付与する調圧カム機構42が配設され
ており、また可動シーブ35bは固定シーブ35aのボ
ス部35Cにボールスプライン43を介して摺動のみ自
在に支持されていると共に、その背部にアクチュエータ
を構成するボールネジ装置45が配設されている。ボー
ルネジ装置45はその第1の部材であるボルト部45a
がケース20に回転不能にかつスラストベアリング44
を介してプライマリシャフト6に軸方向移動不能に連結
されており、またその第2の部材であるナツト部45b
が可動シーブ35bにスラストベアリング46を介して
軸方向に一体に移動するように連結されている。一方、
セカンダリプーリ36はその固定シーブ36gがセカン
ダリシャフト17と一体にケース20に回転自在に支持
されており、かつ可動シーブ36bがセカンダリシャフ
ト17にボールスプライン43を介して摺動のみ自在に
支持されている。更に、該可動シーブ36bの背面には
ボールネジ機構47が配設されており、そのボルト部4
7gがケース20に回転不能にかつセカンダリシャフト
17aに固定されたフランジ17dにスラストベアリン
グ49を介して軸方向移動不能に連結され、またそのナ
ツト部47bがスラストベアリング50を介して可動シ
ーブ36bと軸方向に一体に移動するように連結されて
いる。そして、プライマリプーリ35及びセカンダリプ
ーリ36の間には操作軸51が回転自在に支持されてい
る。なお、第2図は展開図なので、操作軸51が上方に
描かれているが、実際は、操作軸51は正面視において
プライマリシャフト6とセカンダリシャフト17aの中
間部分に位置している。そして、該操作軸51には円形
ギヤ52及び非円形ギヤ53、更にウオームホイール5
5が固定されておゆ、該ホイール55は制御ユニットか
らの電気信号にて制御される電動モータに連結されてい
るウオーム56が噛合している。また、円形ギヤ52は
プライマリプーリ35側のナツト部45bに固定されて
いる幅広の円形ギヤ45cに噛合しており、また非円形
ギヤ53はセカンダリプーリ36側のナツト部47bに
固定されている幅広の非円形ギヤ47Cに噛合している
ついで、本実施例の作用について説明する。
エンジン出力軸21の回転にロックアツプクラッチ11
の81械的結合又は流体継手12の油流を介して軸16
に伝達され、更に第1のギャユニッhlaのサンギヤS
、に伝達されると共に、連結プレート33を介して第2
のギヤユニット1bのリングギヤR2に伝達される。
今、前進用ブレーキ2が作動状態にありかつ後進用ブレ
ーキ3が解放状態にある場合、第1のギヤユニット1a
は伝動機能せず、第2のギヤユニット1bが伝動機能す
る。即ち、リングギヤR2の回転は、前進用ブレーキ2
に基づくサンギヤS2の停止により、キャリヤC2に正
転方向の減速回転として伝達され、該キャリヤC2の回
転が連結プレート35を介してプライマリシャフト6に
伝達される。なおこの際、該キャリヤC2の回転は連結
部材32を介して第1のギヤユニット1aのリングギヤ
R8にも伝達されるが、後進用ブレーキ3の解放に基づ
くキャリヤC8のフリー回転により吸収される。
また、後進用ブレーキ3を作動状態にしかつ前進用ブレ
ーキ2を解放状態に切換又ると、今度は第2のギヤユニ
ット1bが伝動8JI能せず、第1のギヤユニット1a
が伝動機能する。即ち、サンギヤS1の回転は、後進用
ブレーキ3に基づくキャリヤC1の停止により、ピニオ
ンP1を介してリングギヤR1に逆転方向の減速回転と
して伝達され、該リングギヤR2の回転が第2のギヤユ
ニット1bのキャリヤC2及び連結プレート35を介し
てプライマリシャフト6に伝達される。この際、第2の
ギヤユニット1bにおけるキャリヤC2の回転は、前進
用ブレーキ2の解放に基づくサンギヤS2のフリー回転
により吸収される。
そして、該プライマリシャフトの正転又は逆転方向のm
速回転は、推力保持部材41を介して調圧カム機構42
に伝達され、更にプライマリプーリ35の固定シーブ3
5a及びボールスプライン43を介して可動シーブ35
bに伝達される。この際、調圧カム機構42はプライマ
リシャフト6に作用する入力トルクに対応した軸力をシ
ーブ35aの背面に作用し、一方、他方のシーブ35b
は所定変速比に対応してボールネジ機構45がその長さ
方向に固定された状態にあり、従ってスラストベアリン
グ44を介してシーブ35bの背面に同等の反力が作用
し、これにより、プライマリプーリ35は入力トルクに
対応した挾持力にてベルト37を挾持する。なお、皿バ
ネ40は入力トルクが零付近まで減少した場合において
も、調圧カム機構42と推力保持部材41、固定シーブ
35aとの間に接触状態を保つように作用する。更に、
ベルト37の回転はセカンダリプーリ36に伝達され、
更にセカンダリシャフト17に伝達される。また、該ベ
ルト伝動に際して、スロットル開度及び車速等の各セン
サからの信号に基づき、モータが制御されて、ウオーム
56及びウオームホイール55を介して操作軸51が回
転される。
すると、円形ギヤ52及び45cを介してプライマリプ
ーリ35側ボールネジ装M45のナツト部45bが回転
すると共に、非円形ギヤ53,470を介してセカンダ
リプーリ36側ボールネジ機構47のナツト部47bが
@耘する。これにより、ケース20に回転止めされてい
るボルト部45a。
47aとの間でナツト部45b、47bが相対回転して
、ボールネジ装置45,47はスラストベアリング46
,50を介して可動シーブ35b。
36bを移動してプライマリプーリ35及びセカンダリ
プーリ36を所定有効径に設定し、設定トルク比が得ら
れる。なおこの際、両ボールネジ装置は線形移動するた
め、ベルト37により規定される可動シーブ本来の移動
量との間に差を生ずるが、セカンダリプーリ36側が非
円形ギヤ53゜47cを介して回転するので、可動シー
ブはその本来の移動量に整合する量にて移動される。ま
た、両シーブ35a、35b及び36a、36bによる
ベルト挾圧力は、プライマリプーリ35IffI!Iに
おいてはスラストベアリング44.46を介してプライ
マリシャフト6を引張るように作用してケース20に作
用することはなく、同様にセカンダリプーリ36側にお
いてもスラストベアリング50゜49を介してプライマ
リシャフト17を引張るように作用してケース20に作
用することはない。
更にこの際、ベルト式無段変速装置5の回転数は、予め
プラネタリギヤ機構1により、エンジン回転数に比して
大幅に減速されているので、ベルト37に作用する遠心
力を大幅に減少していると共に、ベルト挾持力を保持す
るために大きなスラスト圧が作用しているスラストベア
リング44..46゜49.50の回転数も減少してお
り、該スラストベアリングの許容スラスト力を大幅に大
きくできる。
そして、プライマリシャフト17の回転ば小ギヤ23、
大ギヤ26、ギヤ軸25及びギヤ27を介してマウント
ギヤ29に伝達され、更に差動歯車装置15を介して左
右フロントアクスルに伝達される。
ついで、第3図ないし第6図に沿って、本発明の各種変
更例について説明する。なお、上述実施例と同一部分は
、同一符号を付して説明を省略する。
第3図に示す無段変速機102は、プラネタリギヤ機構
12がシングルプラネタリギヤからなる第1のギャユニ
ッl−12a及び第2のギヤユニット12bを有する。
そして、流体継手出力軸16が第1及び第2のユニット
のサンギヤS、、 S2に連結しており、また第1のユ
ニットのリングギヤR,と第2のユニットのキャリヤC
2が連結し、更に該キャリヤC2がプライマリシャフト
6に連結している。
また、第1のユニットのキャリヤC8が第2の摩擦係合
手段を構成する後進用ブレーキ32に連結し、また第2
のユニットのリングギヤR2が第1の摩擦係合手段を構
成する前進用ブレーキ22に連結している。
以上構成に基づき、前進用ブレーキ2□が作動しかつ後
進用ブレーキ32が解放している場合、流体継手出力軸
16によるサンギヤS2の回転は、前進用ブレーキ22
に基づくリングギヤR2の停止により、キャリヤC2に
正転方向の減速回転として伝達され、該回転がプライマ
リシャフト6に伝達される。また、後進用ブレーキ3□
が作動しかつ前進用ブレーキ22が解放している場合、
流体継手出力軸16によるサンギヤS1の回転は、先の
実施例と同様に、後進用ブレーキ3□に基づくキャリヤ
C1の停止によ抄、リングギヤR1に逆転方向の減速回
転として伝達され、更に第2のユニットのキャリヤCを
介してプライマリシャフト6に伝達される。
第4図に示す無段変速機103におけるプラネタリギヤ
機構13は、1個のプラネタリギヤからなる第1のギヤ
ユニット13aと、該ユニットのピニオンP′に噛合す
るロングビニオンPを有する第2のギヤユニット1 b
からなる。そして、流体継手出力軸16が第2のユニッ
トのサンギヤS2に連結し、また第1及び第2のユニッ
トの共通キャリヤCがプライマリシャフト6に連結して
いる。更に、第1のユニットのサンギヤS、が第1の摩
擦係合手段を構成する前進用ブレーキ23に連結し、ま
たリングギヤRが第2のIi@擦係合手段を構成する後
進用ブレーキ33に連結している。
以上構成に基づき、前進用ブレーキ23が作動しかつ後
進用ブレーキ33が解放している場合、流体継手出力軸
16によるサンギヤS2の回転はロングピニオンPを介
して第1のユニットのピニオンP′に伝達され、更に前
進用ブレーキ23によるサンギヤS1の停止により、ピ
ニオンP′が自転しながら公転してキャリヤCに正転方
向の減速回転を伝達し、更に該回転がプライマリシャフ
ト6に伝達される。また、後進用ブレーキ33が作動し
かつ前進用ブレーキ2.が解放している場合、サンギヤ
S2の回転は、同様に、ロングビニオンPを介してピニ
オンP′に伝達され、更に後進用ブレーキ33によるリ
ングギヤRの停止により、キャリヤCに逆転方向の減速
回転が伝達され、更に該回転がプライマリシャフト6に
伝達される。
第5図に示す無段変速機104のプラネタリギヤ機構1
4は、シングルプラネタリギヤからなる第1及び第2の
ギヤユニット1. a 、  1. bを有する。
そして、流体継手出力軸16が第1のユニットのリング
ギヤR1に連結していると共に第2のユニットのサンギ
ヤS に連結しており、また第2のユニットのリングギ
ヤR2がプライマリシャフト6に連結している。更に、
第1のユニットのサンギヤS。
が第1の摩擦係合手段を構成する前進用ブレーキ24に
連結しており、また第1及び第2のユニットのキャリヤ
C,,02同士が連結していると共に第2の摩擦係合手
段を構成する後進用ブレーキ34に連結している。
思上構成に基づき、前進用ブレーキ24が作動しかつ後
進用ブレーキ34が解放している場合、流体継手16に
よるリングギヤR1の回転は、前進用ブレーキ24によ
るサンギヤSlの停止により、キャリヤC4に正転方向
の減速回転として伝達され、第2のユニット14bのキ
ャリヤC2に伝達される。
そして、該第2のユニット14bでは、流体継手16に
よりサンギヤS1が回転しており、従って該サンギヤS
、及びキャリヤC2の回転によりリングギヤR2も一体
に回転し、該回転がプライマリシャフト6に伝達される
。また、後進用ブレーキ34が作動しかつ前進用ブレー
キ24が解放している場合、第2のユニットのサンギヤ
S2の回転は、後進用ブレーキ34に基づくキャリヤC
2の停止により、リングギヤR2に逆転方向の減速回転
として伝達され、該回転がプライマリシャフト6に伝達
される。
第6図に示す無段変速機105におけるプラネタリギヤ
機構16は、シングルプラネタリギヤからなる第1及び
第2のギヤユニットISa 、  1. bを有する。
そして、流体継手出力軸16が第1のユニットのサンギ
ヤS、に連結していると共に、第1のmWA係合手段を
構成する前進用クラッチ25を介して第2のユニットの
リングギヤR2に連結しており、また第1のユニットの
リングギヤR2と第2のユニットのキャリヤC2が連結
していると共にプライマリシャフト6にも連結している
。更に、第1のユニットのキャリヤC1が第2の*擦係
合手段を構成する後進用ブレーキ35に連結しており、
また第2のユニットのサンギヤS2が固定されている。
以上構成に基づき、前進用クラッチ2.が係合しかつ後
進用ブレーキ3r、が解放している場合、流体継手出力
軸16の回転は前進用クラッチ2.を介して第2のユニ
ットのリングギヤR2に伝達され、更に固定状態にある
サンギヤS2により、キャリヤC2が正転方向に減速回
転し、該回転がプライマリシャフト6に伝達される。ま
た、後進用ブレーキ35が作動しかつ前進用クラッチ2
5が解放している場合、流体継手出力軸16によるサン
ギヤS1の回転は、後進用ブレーキ35に基づくキャリ
ヤCIの停止により、ピニオンを介してリングギヤR1
に逆転方向の減速回転を伝達し、更に該回転は第2のユ
ニットのキャリヤC2を介してプライマリシャフト6に
伝達される。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によると、減速ギヤ装置を構
成するプラネタリギヤmHI11をベルト式無段変速装
置5の伝動上流側に配置したので、ベルト37に作用す
る遠心力を減少して、ベルトの耐久性及び信頼性を向上
できるものでありながら、プラネタリギヤ機構1の正逆
転を第1及び第2の摩擦係合手段2,3のみにて達成し
得るので、減速ギヤ装置及び正逆転切換え装置を極めて
コンパクトに構成できると共に、正逆転の切換えfli
制御が簡単となり、制御性をも向上することができる。
また、第1及び第2の摩擦係合手段2,3をブレーキに
て構成すると、そのピストン2b、3b等のアクチュエ
ータ部をケース20等の固定部分に設置することができ
、油路又は電気配線等の制御系の設置が簡単となる。
また、プラネタリギヤ機構1をシングルプラネタリギヤ
からなる第1及び第2のギヤユニット1a、lbにて構
成すると、プラネタリギヤ機構が単純となって、簡単か
つコンパクトに構成できる。
また、ベルト式無段変速装置5を、ボールネジ機構45
.47等の第1及び第2の部材の相対回転により可動シ
ーブ35b、36bを軸方向に移動し、かつ該可動シー
ブの軸方向力をスラストベアリング46,44,50,
49で支持するように構成すると、一般に、これらスラ
ストベアリングにはベルト挾持圧を保持するために大き
なスラスト力が作用しているが、無段変速装置5の回転
数の減少に伴い、スラストベアリングの回転数も減少し
て、スラストベアリングの耐久性を向上することができ
る。
待に、本発明に係る無段変速aI!10は比較的小さな
出力の高回転型のエンジンに適用すると、無段変速装置
5の回転数減少に基づく効果が頴著であるが、ベルト式
無段変速装置5は該高回転型のエンジン出力より大きな
出力を伝達し得る容量を有するので、例えば大出力の低
回転型のエンジンに適用する場合、無段変速装置上流側
の減速機構を取り除いて正逆転切換え機構のみを設置す
ることにより、他の装置をそのままで適用することがで
き、異種エンジンへの適用に際しても、ベルト式無段変
速装置等の部品の大幅な共通化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る無段変速機を示す概略図、第2図
はそれを具体化した断面図である。また、第3図ないし
第6図はそれぞれ異なる実施例を示す概略図である。 1(1□、  13. 14. 1.)・・・プラネタ
リギヤ機構 、 1a(1□a〜15a)・・・第1の
ギヤユニット 、  1b (12b〜15bン・・・
第2のギヤユニット 、  2(22〜25)・・・第
1の摩擦係合手段(前進用ブレーキ、クラッチ) 、3
(32〜35)・・・第2摩擦係合手段(後進用ブレー
キ)   、  2b、3b・・・ピストン 、5・・
・62.ト式無段変速装置 、 6・・・プライマリシ
ャフト 、 13・・・流体継手 、 16・・・(出
力)軸 、 17・・・セカンダリシャフト 、10(
10□〜105)・・・無段変速機 、 20・・・ミ
ッションケース 、  35・・・プライマリプーリ 
、 35a・・・固定シーブ 、 35b・・・可動シ
ーブ 、  36・・・セカンダリプーリ 、36a・
・・固定シーブ 、 36b・・・可動シーブ、370
.・ベルト 、 45,47・・・アクチュエータ(ボ
ールネジ)  、 45a、47a・・・第1の部材(
ボルト部)  、  45b、47b・・・第2の部材
(ナツト部) 。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベルト式無段変速装置、減速ギヤ装置及び正逆転
    切換え装置を備えてなる無段変速機において、 前記減速ギヤ装置及び正逆転切換え装置を、プラネタリ
    ギヤ機構と第1及び第2の摩擦係合手段にて構成すると
    共に、前記ベルト式無段変速装置の伝動上流側に配置し
    て、上記第1の摩擦係合手段の作動に基づきベルト式無
    段変速装置のプライマリシャフトに正転減速回転を伝達
    し、また上記第2の摩擦係合手段の作動に基づきベルト
    式無段変速装置のプライマリシャフトに逆転減速回転を
    伝達してなる無段変速機。
  2. (2)前記第1及び第2の摩擦係合手段が、ブレーキで
    ある特許請求の範囲第1項記載の無段変速機。
  3. (3)前記プラネタリギヤ機構が、シングルプラネタリ
    ギヤからなる第1のギヤユニット及び第2のギヤユニッ
    トからなる特許請求の範囲第1項記載の無段変速機。
  4. (4)前記ベルト式無段変速装置が、第1及び第2の部
    材の相対回転により可動シーブを軸方向に移動し、かつ
    該可動シーブの軸方向力をスラストベアリングで支持し
    てなる特許請求の範囲第1項記載の無段変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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