JP5747116B1 - 防犯システム - Google Patents
防犯システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5747116B1 JP5747116B1 JP2014243293A JP2014243293A JP5747116B1 JP 5747116 B1 JP5747116 B1 JP 5747116B1 JP 2014243293 A JP2014243293 A JP 2014243293A JP 2014243293 A JP2014243293 A JP 2014243293A JP 5747116 B1 JP5747116 B1 JP 5747116B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- store
- person
- image
- visitor
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 106
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims abstract description 98
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 88
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 87
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims abstract description 85
- 230000009471 action Effects 0.000 claims description 63
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 42
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 107
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 42
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 34
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 27
- 230000006870 function Effects 0.000 description 17
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 16
- 230000004044 response Effects 0.000 description 9
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 7
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 4
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 4
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000004931 aggregating effect Effects 0.000 description 1
- 230000003466 anti-cipated effect Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
Description
具体的には、上述した「顔認証応用万引き検知システム」は、顔認証照合処理により、万引き犯データベースに登録された常習者が来店したと判定された際に、アラームにより店員に知らせるようになっているが、店員が認証された常習者の顔や特徴を覚えていないと、対応することができないという技術的課題を有している。特に、大型店舗などでは、来店者の数も多いため、店員は、常習者が来店していることを知らされただけでは、来店者のうちでどの人物を監視対象にするのか判断することは難しく、十分な防犯対策が取れない虞がある。また、従来技術では、経験の浅い店員等が、どのような対応をとればよいのかを判断できない虞がある。
そして、前記顔認証照合装置は、来店してきた人物に割り当てた来店者IDに対応付けて、入店者撮像用カメラで撮像された人物の顔画像を一時的に記憶する一時記憶データベースと、前記来店者ID毎に、該来店者IDにより特定される人物が店舗内で通過したエリアを時系列で並べた行動パターンを記憶した来店管理データベースと、店舗内撮像用カメラを識別する各カメラIDに、顔画像の画素数毎に店舗のエリアを関連付けて記憶しているエリア推定テーブルと、予め定めた不審な行動パターンを記憶している犯行動作データベースとを有し、
前記顔認証照合装置は、前記入店者撮像用カメラから送信されたカメラID及び人物の撮像画像を受信すると、該受信した撮像画像から顔画像を抽出し、該顔画像に来店者IDを割り当て、前記一時記憶データベースに該来店者IDに対応付けて該顔画像を記憶させると共に、前記退店者撮像用カメラから送信されたカメラID及び撮像画像を受信すると、前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とを顔認証照合処理により照合し、前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とが一致した場合、該一時記憶データベースから一致した顔画像及び対応する来店者IDを消去し、
前記店舗内撮像用カメラから送信されたカメラID及び前記店舗内の人物の撮像画像を受信すると、前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とを顔認証照合処理により照合し、前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とが一致した場合、前記一時記憶データベースから一致した顔画像に対応付けられた来店者IDを読み出し、前記受信したカメラID、前記抽出した顔画像の画素数及び前記エリア推定テーブルを用いて、該受信した撮像画像の人物が通過したエリアを特定し、前記来店管理データベースにアクセスして、読み出した来店者IDに対応付けられた行動パターンに前記特定したエリアを追加登録して更新し、該更新した行動パターンと、前記犯行動作データベースが記憶した行動パターンとが類似しているか否かを判定し、該類似していると判定した場合、前記サーバ装置に、前記受信した店舗内の人物の撮像画像、不審な行動の来店者がいる旨を示す情報及び自身が設置されている店舗を識別する店舗IDを送信し、
前記サーバ装置は、店員の保持している携帯端末を識別する端末識別情報と、その店員の所属する店舗を識別する店舗IDと、注意対象者への対応を指示する対応指示情報とを対応付けて記憶した端末データベースと、前記携帯端末に該ネットワークを介して注意対象者に関する情報を提供する情報提供部とを有し、前記情報提供部は、前記顔認証照合装置が送信した前記店舗内の人物の撮像画像、不審な行動の来店者がいる旨を示す情報及び店舗IDを受信すると、前記端末データベースを参照し、前記店舗IDに対応付けられた携帯端末を特定すると共に、該店舗IDに対応付けられた対応指示情報を読み出し、特定した携帯端末に、不審な行動の来店者がいる旨を通知すると共に、前記顔認証照合装置から送信された店舗内の人物の撮像画像と前記読み出した対応指示情報を含む注意対象者に関する情報を提供することを特徴とする。
したがって、本発明によれば、店員は、不審な行動をとる来店者がいるときに、その人物の画像(店舗で撮像した画像)を手元で見て、どの来店者を監視すればよいのかを容易に把握することができる。また、店員に具体的な対応内容を指示できるため、不審な行動をとる来店者が行う万引きなどの犯罪行為を効果的に防止することができる。
前記サーバ装置の情報提供部は、前記顔認証照合装置が送信した顔画像、前記注意対象者が来店している旨を示す情報、前記詳細情報及び前記店舗IDを受信すると、前記端末データベースを参照し、前記店舗IDに対応付けられた携帯端末を特定すると共に、該店舗IDに対応付けられた対応指示情報を読み出し、特定した携帯端末に、注意対象者が来店している旨を通知すると共に、前記携帯端末に、前記顔認証照合装置から送信された顔画像及び詳細情報と前記読み出した対応指示情報とを含む注意対象者に関する情報を提供することが望ましい。
尚、以下の説明は、第1実施形態の防犯システムが、店舗における万引き防止対策に用いられる場合の例を示している。
なお、カメラCは、来店者の顔を撮像できるように、店舗の入口などに設置されている。
また、顔認証照合装置1は、店舗内に設置した無線LANに接続されている。そして、店員が保持するタブレット端末(携帯端末)TBは、無線LANを介して顔認証照合装置1にアクセスできるようになっている。また、店員が保持するスマートフォン(携帯端末)SPは、無線LANを介して顔認証照合装置1にアクセスできるようになっている。
なお、カメラC、回転灯L、ブザーB、タブレット端末TB、スマートフォンSP及び管理端末Pはいずれも公知なものが用いられるため、詳細な説明を省略する。
また、本実施形態の防犯システムでは、スマートフォンSP及びタブレット端末TBに対して、注意対象者が来店した旨を通知すると共に、注意対象者の撮像画像を含む注意対象者の詳細情報を提供できるが、説明の便宜上、スマートフォンSPに対する処理だけを説明し、タブレット端末TBに対する処理は省略する。
また、ネットワークNWには、スマートフォンSPにプッシュ通知を行うためのプッシュ通知サーバ(図示せず)が接続されている。
以下、第1実施形態の防犯システムを構成する各装置について説明する。
顔認証照合装置1は、制御部10と、画像処理部11と、通信処理部12と、顔認証照合部13と、警報発信部14と、人物データベース15とを有している。
尚、顔認証照合装置1のハードウェア構成は、特に限定されるものではないが、例えば、中央処理装置(CPU)、主記憶装置、補助記憶装置、入出力I/F及び通信I/Fを備えるコンピュータ(1台或いは複数台のコンピュータ)により構成される。
また、上記補助記憶装置には、各部(制御部10、画像処理部11、通信処理部12、顔認証照合部13、警報発信部14)の機能を実現するためのプログラムが格納されている。また、前記補助記憶装置の所定領域には、人物データベース15が格納されている。そして、各部(制御部10、画像処理部11、通信処理部12、顔認証照合部13、警報発信部14)の機能は、中央処理装置(CPU)が補助記憶装置に格納された前記プログラムを主記憶装置にロードして実行することにより実現される。
人物データベース15は、注意対象者の画像データ(顔が写った画像データ)を登録しておくものであり、注意対象者の「性別」及び「年齢」に対応付けて、その注意対象者の顔を写した画像データを記憶している。第1実施形態では、注意対象者が、万引き常習者である場合を示している。
なお、付加情報とは、注意対象者の特徴(長身、肥っている等の身体的特徴)や、氏名などの情報をいう。また、付加情報が無い注意対象者のレコードのフィールド15dには、「NULL」が格納されている。
また、画像処理部11は、カメラCが撮像した来店者の画像を取得して、色調整などの画像処理を行う。また、通信処理部12は、ネットワークNWを介して、サーバ装置3の情報提供部31との間で各種情報の授受を行う。
サーバ装置3は、制御部30と、情報提供部31と、人物データベース15と、端末データベース36とを有している。
尚、サーバ装置3のハードウェア構成は、特に限定されるものではないが、例えば、中央処理装置(CPU)、主記憶装置、補助記憶装置、入出力I/F及び通信I/Fを備えるコンピュータ(1台或いは複数台のコンピュータ)により構成される。
また、上記補助記憶装置には、各部(制御部30、情報提供部31)の機能を実現するためのプログラムが格納されている。また、前記補助記憶装置の所定領域には、人物データベース15及び端末データベース36が格納されている。そして、各部(制御部30、情報提供部31)の機能は、中央処理装置が補助記憶装置に格納された前記プログラムを主記憶装置にロードして実行することにより実現される。
人物データベース15は、顔認証照合装置1の人物データベース15と同様に構成されており、同様のデータが登録されている。すなわち、注意対象者の「性別」及び「年齢」に対応付けて、その注意対象者の顔を写した画像データを記憶している。
このように人物データベース15を作成することにより、他の店舗で問題を起こした人物が来店してきた場合においても監視を行うことができるため、効果的な防犯対策が実現される。
より具体的には、端末データベース36は、図3に示すように、ユーザIDを登録するフィールド36aと、パスワードを登録するフィールド36bと、デバイストークンを登録するフィールド36cと、店舗IDを登録するフィールド36dとを有する
レコードにより構成されている(複数のレコードにより構成されている)。
また、情報提供部31は、顔認証照合装置1が送信した来店者の画像及び店舗IDを受信すると、端末データベース36を参照し、店舗IDに対応付けられたスマートフォンSPを特定し、特定したスマートフォンSPに、注意対象者が来店している旨を通知すると共に、スマートフォンSPに、顔認証照合装置1から送信された来店者の画像を含む注意対象者に関する情報を提供する(図8(b)に示す、注意対象者詳細サイト120を提供する)。
先ず、防犯システムを利用するためのスマートフォンSPの設定処理について、図4、図7を用いて説明する。
なお、図4は、第1実施形態の防犯システムで用いられるスマートフォンの設定処理の手順を示したフローチャートである。また、図7は、第1実施形態で用いられるスマートフォンのログイン画面を示した模式図である。
この防犯システム連携アプリ20を起動させた状態にすると、スマートフォンSPは、サーバ装置3からのプッシュ通知が受信されるようになると共に、サーバ措置3が提供する注意対象者の画像を示したサイト(図8(b)に示す「注意対象者詳細サイト」)にアクセスし、スマートフォンSPの表示部に前記サイト表示できるようになる。
ここで初期設定について説明する。店員が、スマートフォンSPにインストールした防犯システム連携アプリ20を最初に起動させると、スマートフォンSPのOS(Operating System)を介して、プッシュ通知サーバ(図示せず)に登録要求が送信される。この登録要求に対し、プッシュ通知サーバは、登録要求をしたスマートフォンSPのデバイストークンを生成し、スマートフォンSPにデバイストークンを送信する。スマートフォンSPは、プッシュ通知サーバからのデバイストークンを受信すると、防犯システム連携アプリ20により提供される初期設定画面(図示せず)を表示させ、ユーザID(英数字などで構成される一意のデータ)、パスワード及び店員が所属する店舗の店舗IDを入力させる。スマートフォンSPは、ユーザID、パスワード及び店舗IDの入力を受け付けると、「ユーザID、パスワード及び店舗ID」を情報提供サーバ3の端末データベース36に登録する(サーバ装置3がスマートフォンSPからの情報(ユーザID、パスワード及び店舗ID)を端末データベース36に登録する)。また、スマートフォンSPは、内蔵のメモリに、プッシュ通知サーバ7からのデバイストークンを記憶させる。
なお、スマートフォンSPのユーザは、この初期設定に先だって、本実施形態の防犯システムを提供する事業者から、初期設定で入力する必要がある店舗IDを取得しているものとする。
具体的には、スマートフォンSPは、店員から「ユーザID及びパスワード」の入力を受け付けると、サーバ装置3の情報提供部31に「ユーザID及びパスワード」を送信する。情報提供部31は、スマートフォンSPから送信された「ユーザID及びパスワード」と、端末データベース36を照合して「ユーザID及びパスワード」が正しければ、スマートフォンSPに図7に示すログイン成功画面101を送信し、スマートフォンSPにログイン成功画面101を表示して、S5の処理に進む。
一方、情報提供部31は、照合の結果、受信した「ユーザID及びパスワード」が端末データベース35に登録されているものと一致しなければ、スマートフォンSPに図7に示すログイン失敗画面102を送信して、スマートフォンSPにログイン失敗画面102を表示して、S3の処理に戻り、店員に、「ユーザID及びパスワード」の再入力を促す。
また、サーバ装置3の情報処理部31は、スマートフォンSPから送信されたデバイストークンを受信すると、端末データベース36のなかの、S3で入力された「ユーザID及びパスワード」を登録したレコードに、受信したデバイストークンを登録する(S6)。
S6の処理が終わると、スマートフォンSPは、防犯システム連携アプリ20により、防犯システムと連携して機能する。すなわち、S6の処理が終わると、スマートフォンSPは、入店する注意対象者が検知される度に、注意対象者が来店したことを示す情報がプッシュ通知されると共に、注意対象者の画像(来店してきたときの画像)を示すサイトにアクセスできるようになる。
なお、図5は、第1実施形態の防犯システムを構成する顔認証照合装置が行う顔認証照合処理に手順を示したフローチャートである。また、図6は、第1実施形態の防犯システムを構成するサーバ装置が、スマートフォンに注意対象に関する情報を提供する処理の工程を示した模式図である。また、図8は、第1実施形態の防犯システムがスマートフォンに提供する注意対象に関する情報を表示する画面を示した模式図である。
図5に示すように、顔認証照合装置1の画像処理部11は、カメラCが撮像した来店者の画像を取得し(S10)、取得した来店者の画像に色調整などの画像処理を施す(S11)。
なお、S12で行う推定処理は、公知技術を用いるため、詳細な説明を省略する。
なお、S13で行う顔認証照合処理は、公知技術を用いるため、詳細な説明を省略する。
なお、店舗IDは、顔認証照合装置1に予め記憶されている。
すなわち、S21では、サーバ装置情報提供部31は、端末データベース36を参照し、受信した店舗IDが登録されているレコードを抽出し、そのレコードのデバイストークンのスマートフォンSPに、「注意対象者が来店している旨を示す情報」及び「注意対象者詳細サイトのアクセス情報」を送信する(プッシュ通知する)。
具体的には、S21では、情報提供部31は、S20で受信した情報を用いて、「カメラCが撮像した注意対象者の撮像画像」、「注意対象者が来店している旨を示す情報」、「来店者(注意対象者)の付加情報」が含まれる注意対象者詳細サイトを生成する。
また、情報提供部31は、端末データベース36を参照し、受信した「店舗ID」が登録されているレコードを全て選択し、選択したレコードに登録されたデバイストークンを抽出する。また、情報提供部31は、「保護対象者情報」を用いて、スプッシュ通知で提示するプッシュ通知情報(「注意対象者が来店している旨を示す情報」及び「注意対象者詳細サイトへのアクセス情報」)と、デバイストークンとが含まれる通知パッケージを生成し、その通知パッケージを図示しないプッシュ通知サーバに送信する。
前記プッシュ通知サーバは、上記の通知パッケージを受信すると、通知パッケージに含まれるデバイストークンにより特定されるスマートフォンSPに対して、(「注意対象者が来店している旨」及び「注意対象者詳細サイトへのアクセス情報」を送信する。
具体的には、スマートフォンSPは、防犯システム連携アプリ20により、受信した「注意対象者が来店している旨を示す情報」及び「注意対象者詳細サイトのアクセス情報」を受信するとスマートフォンSPの表示部に、図8(a)に示す注意対象人物通知画面110を表示する(S30)。なお、スマートフォンSPは、サーバ装置3からの情報を受信すると、振動(バイブレート)したり或いはサウンドを鳴らすようになっている。
サーバ装置3の情報提供部31は、スマートフォンSPからの詳細サイト提供の要求を受けると、当該要求してきたスマートフォンSPに対して、S21で生成した注意対象者詳細サイトを送信する(S22)。
そのため、例えば、来店者の数が多い大型店舗に本実施形態の防犯システムを適用することにより、複数の店員が、一斉に、注意対象者の画像を見て把握することができるため、万引き発生を効果的に防止することができる。
本発明の第2実施形態は、上述した第1実施形態の防犯システムの機能(予め登録した注意対象者が来店した場合、注意対象者が来店したことを検知して、そのことを店員にリアルタイムで知らせる機能)に、さらに、来店者が不審な行動をとった場合に、それを検知して店員に知らせる機能と、各店員に注意対象者への対応を指示する機能とを加えたものである。
尚、第2実施形態の説明では、上述した第1実施形態と同じ構成や相当する構成には同じ符号を付けている。また、第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成を中心に説明し、同じ構成の説明は省略(或は簡略化)する。また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様、注意対象者が万引き常習者である場合を例にする。
ここで、図9は、本発明の第2実施形態の防犯システムの全体構成を示した模式図である。また、図10は、本発明の第2実施形態の防犯システムを設置する店舗を格子状に区分けした店舗平面に、カメラを配置した状態を示した模式図である。
また、出入口撮像用として、入店者撮像用カメラCE1と、退店者撮像用カメラCE2とが設けられている。ここで、カメラCE1は、出入口から入店してくる人物の顔が撮像できる位置に設置され、カメラCE2は、出入口から退店していく人物の顔が撮像できる位置に設置されている。また、カメラCnは、それぞれ、店舗の異なる位置に設置され、担当する店舗のエリア(所定数のエリア)を撮像できる位置に設置されている。例えば、図示する例では、カメラC1及びカメラC15は、エリアA5、B5、C5、D5、E5を通る人物を撮像できる位置に設置されている。また、例えば、カメラC6及びカメラC17は、エリアA1、A2、A3、A4、A5を通る人物を撮像できる位置に設置されている。
尚、図10では、出入口が1つの店舗を例にしているため、出入口撮影用として、2台のカメラCE1、CE2が設けられているが、出入口が複数ある店舗の場合、出入口毎に、2台の出入口撮像用カメラを設けておく。
以下、第2実施形態の防犯システムの各構成を説明していく。
顔認証照合装置1は、制御部10と、画像処理部11と、通信処理部12と、顔認証照合部13と、警報発信部14と、行動監視部50と、要注意人物データベース60と、来店者一時記憶データベース61と、来店管理データベース62と、検知履歴データベース63と、犯行動作データベース64と、エリア推定テーブル65とを有している。
また、上記補助記憶装置には、各部(制御部10、画像処理部11、通信処理部12、顔認証照合部13、警報発信部14、行動監視部50)の機能を実現するためのプログラムが格納されている。また、前記補助記憶装置の所定領域には、上記各データベース(要注意人物データベース60、来店者一時記憶データベース61、来店管理データベース62、検知履歴データベース63、犯行動作データベース64、エリア推定テーブル65)が格納されている。そして、各部(制御部10、画像処理部11、通信処理部12、顔認証照合部13、警報発信部14、行動監視部50)の機能は、中央処理装置(CPU)が補助記憶装置に格納された前記プログラムを主記憶装置にロードして実行することにより実現される。
第2実施形態の顔認証照合装置1は、第1実施形態の顔認証照合装置1に対して、顔認証照合部13が行う機能を一部変更し追加し、且つ行動監視部50を追加している。また、第2実施形態では、第1実施形態の人物データベース15の代わりに、人物データベース15の内容を変形した要注意人物データベース60を設けた構成になっている。また、第2実施形態では、新たに、来店者一時記憶データベース61、来店管理データベース62、検知履歴データベース63、犯行動作データベース64、エリア推定テーブル65を設けている。
尚、第2実施形態の顔認証照合部13及び行動監視部50が行う処理は、後段で詳細に説明する。
尚、図11は、本発明の第2実施形態の防犯システムで用いられる要注意人物データベースの模式図である。
図示するように、要注意人物データベース60は、注意対象者を識別する注意対象者IDに対応付けて、注意対象者の画像データ(顔が写った画像データ)と、注意対象者の氏名、年齢、身体的特徴等の属性情報と、犯行履歴と、来店回数及び来店履歴とを記憶するデータベースである。
尚、図12は、本発明の第2実施形態の防犯システムで用いられる来店者一時記憶データベースの模式図である。
尚、個人を特定しないために、フィールド61bに、「来店者の顔を写した画像データ」の代わりに、顔の特徴値をスコア化した数例を登録するようにしてもよい。
尚、図13は、本発明の第2実施形態の防犯システムで用いられる来店管理データベースの模式図である。
尚、フィールド62bに登録される行動パターンは、行動監視部50により、来店者の通過エリアを特定する度に、そのエリア及び時間情報が追加登録され更新されていく。
また、フィールド62fには、通常「NULL」が登録されており、行動監視部50により、フィールド62bに登録されている行動パターンが不審であると認定された場合に、フラグとして「1」が登録されるようになっている。
尚、図14は、本発明の第2実施形態の防犯システムで用いられる検知履歴データベースの模式図である。
尚、図15は、本発明の第2実施形態の防犯システムで用いられる犯行動作データベースの模式図である。
尚、システム管理者が、過去の店舗における万引き常習者の行動等を元に作成したデータを登録する場合、滞在時間、推定性別、推定年齢、犯行内容については、具体的な内容を登録せずに「NULL」を登録するようにしてもよい。
尚、図16は、本発明の第2実施形態の防犯システムで用いられるエリア推定テーブルの模式図である。
尚、第1画素数範囲が第2画素数範囲より小さく(第1画素数範囲<第2画素数範囲)、
第2画素数範囲が第3画素数範囲より小さく(第2画素数範囲<第3画素数範囲)、第3画素数範囲が第4画素数範囲より小さく(第3画素数範囲<第4画素数範囲)、第4画素数範囲が第5画素数範囲より小さい(第4画素数範囲<第5画素数範囲)ものとする。
第2実施形態では、カメラC1〜Cn、CE1、CE2は、それぞれ、店舗における撮像できるエリアが定められている(図10参照)。そのため、カメラC1〜Cn、CE1、CE2で撮像した来店者の画像から抽出した顔画像の大きさ(画素数)により、来店者がいたエリア(撮像されたエリア)を推定できるようになっている。
例えば、カメラC1は、店舗内のエリアA5、B5、C5、D5、E5を撮像できる位置に設置され、レンズや設置角度が調節されている。したがって、カメラC1で撮像された来店者は、エリアA5、B5、C5、D5、E5のいずれかの位置にいたことになる。
そして、カメラC1により、エリアA5で撮像された来店者の画像から抽出された顔画像の画素数は、エリアB5で撮像された来店者の画像から抽出された顔画像の画素数よりも大きくなる。また、カメラC1により、エリアB5で撮像された来店者の画像から抽出された顔画像の画素数は、エリアC5で撮像された来店者の画像から抽出された顔画像の画素数よりも大きくなる。また、カメラC1により、エリアC5(又はD5)で撮像された来店者の画像から抽出された顔画像の画素数は、エリアD5(又はE5)で撮像された来店者の画像から抽出された顔画像の画素数よりも大きくなる。
例えば、カメラC1で撮像した来店者の画像から抽出した顔画像の大きさ(画素数)が、第1画素数範囲であれば、来店者は、エリアE5にいたところを撮像されたと推定される。又、例えば、カメラC2で撮像した来店者の画像から抽出した顔画像の大きさ(画素数)が、第5画素数範囲であれば、来店者は、エリアA4にいたところを撮像されたと推定される。
尚、図17は、本発明の第2実施形態の防犯システムで用いられる端末データベースの模式図である。
尚、フィールド70a、70b、70c、70dに登録される情報は、第1実施形態の端末データベース36と同じである。
このように、スマートフォンSPを保持する店員(ユーザ)の性別及び年齢に応じて、「注意対象者への対応内容を示す情報」を登録しておくことにより、店員(ユーザ)の安全に配慮した防犯活動を促すことができる。
先ず、第2実施形態の防犯システムを利用するためのスマートフォンSPの設定処理について、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
例えば、情報提供部31は、受け付けた「年齢が30代以上」であれば、男女ともに「声かけを促す旨を示す情報」を登録し、「年齢が10代」であれば、男女ともに「監視を促す旨を示す情報」を登録する。また、例えば、「年齢が20代で、女性」であれば、「監視を促す旨を示す情報」を登録し、「年齢が20代で、男性」であれば、「監視を促す旨を示す情報」を登録する。
次に、第2実施形態の防犯システムが行う来店者仮登録処理について、図18を用いて説明する。図18は、本発明の第2実施形態の防犯システムが行う来店者仮登録処理の手順を示したフローチャートである。
そして、顔認証照合装置1の画像処理部11は、カメラCE1からの「撮像日時情報」、「カメラID」及び「撮像画像」を取得し(S40)、取得した「撮像画像」に色調整などの画像処理を施し、顔認証照合部13に、「撮像日時情報」、「カメラID」及び「画像処理を施した撮像画像」を送信する。
また、顔認証照合部13は、画像処理部11から取得した撮像画像の中から顔画像を検知して抽出する顔画像の検知処理を実行し(S41、S42)、顔画像が検知できればS43に進み、検知できなければS40に戻る
尚、撮像画像の中から顔画像を検知して抽出する顔画像の検知処理は、公知技術を用いるため詳細な説明を省略する。
尚、来店者の年齢及び性別を推定する処理は、第1実施形態と同様、公知技術が用いられる。
具体的には、顔認証照合部13は、フィールド61aにS44で付与した来店者IDが登録され、フィールド61bにS41で検知した顔画像が登録され、フィールド61cにS41で受信した撮像日時(入店日時)が登録され、フィールド61c、61dに、S43で推定した推定年齢及び推定性別が登録されたレコードを作成し、来店者一時記憶データベース61に、作成したレコードを登録する。
具体的には、顔認証照合部13は、フィールド62aにS44で付与した来店者IDが登録され、フィールド62bの行動パターンに、出入口のエリアを示すE5及び撮像日時情報(入店日時)が登録され、フィールド61d、61fに、S43で推定した推定年齢及び推定性別が登録され、フィールド62c、62fに「NULL」が登録されたレコードを作成し、来店者一時記憶データベース61に、そのレコードを記憶させる。
次に、第2実施形態の防犯システムが行う退店者仮登録抹消処理について、図19を用いて説明する。図19は、本発明の第2実施形態の防犯システムが行う退店者仮登録抹消処理の手順を示したフローチャートである。
そして、顔認証照合装置1の画像処理部11は、カメラCE2からの「撮像日時情報、カメラID及び撮像画像」を取得し(S40)、取得した「撮像画像」に色調整などの画像処理を施し、顔認証照合部13に、「撮像日時情報」、「カメラID」及び「画像処理を施した撮像画像」を送信する。
そして、顔認証照合部13は、画像処理部11から取得した撮像画像の中から顔画像を検知して抽出する顔画像の検知処理を実行し(S51、S52)、顔画像が検知できればS53に進み、検知できなければS50に戻る。尚、S51、52の処理は、上述した図18のS41、S42と同じである。
一方、S53、54の顔認証照合処理の結果、退店者の顔画像と、来店者一時記憶データベース15に登録されている画像データとが一致した場合(即ち、来店者一時記憶データベース15に、退店者の顔画像と一致する顔画像が登録されたレコードがあれば)、S55の処理に進む。
次に、第2実施形態の防犯システムが行う要注意人物検知処理について、図20、図22、図24を用いて説明する。
尚、図20は、本発明の第2実施形態の防犯システムが行う要注意人物検知処理の手順を示したフローチャートである。また、図22は、本発明の第2実施形態の防犯システムを構成するサーバ装置が、スマートフォンに要注意人物に関する情報を提供する処理の工程を示した模式図である。図24は、本発明の第2実施形態の防犯システムがスマートフォンに提供する要注意人物に関する情報を表示する画面を示した模式図である。
具体的には、カメラCnは、店舗内部にいる来店者を撮像すると、その来店者を撮像した日時を示す撮像日時情報、自身を識別するカメラID及び撮像画像を顔認証照合装置1に送信する。そして、顔認証照合装置1の画像処理部11は、カメラCnから送信される「撮像日時情報、カメラID及び撮像画像」を受信し、受信した「撮像画像」に色調整などの画像処理を施し、顔認証照合部13に、撮像日時情報、カメラID、色調整などを施した撮像画像を送信する。
そして、顔認証照合部13は、画像処理部11から取得した撮像画像の中から顔画像を検知して抽出する顔画像の検知処理を実行し(S61、S62)、顔画像が検知できればS63に進み、検知できなければS60に戻る。尚、S61、62の処理は、上述した図18のS41、S42と同じである。
一方、S63、64の顔認証照合処理の結果、来店者の顔画像と、要注意人物データベース60に登録されている顔画像とが一致した場合(即ち、要注意人物データベース60に、来店者の顔画像と一致する顔画像が登録されたレコードがあれば)、S65の処理に進む。
尚、上記の来店者の詳細情報は、S61で検知し抽出した来店者の顔画像と一致する顔画像が登録された要注意人物データベース60のレコードから抽出したものである。また、店舗IDは、顔認証照合装置1に予め記憶されている。
さらに、S65では、顔認証照合部13は、検知履歴データベース63(図14)に検知履歴を登録する処理も行う。具体的には、顔認証照合部13は、来店者の顔画像と一致する顔画像が登録されたレコード60のフィールド60a、60bから「注意対象者ID」及び「顔画像」を抽出する。そして、顔認証照合部13は、検知履歴データベース63に、「注意対象者ID」、「顔画像」、「S61で検知し抽出した来店者の顔画像」、「顔認証照合処理の認証精度」「検知日時」を登録する。
以下、図22を参照しながら、店員が持つスマートフォンSPに注意対象者に関する情報を提供する処理について説明する。
そして、情報提供部31は、S80で受信した情報及び抽出した「注意対象者への対応を指示する対応指示情報」を用いて、「カメラCnが撮像した注意対象者の撮像画像」、「来店者(注意対象者)の詳細情報」、「注意対象者への対応を指示する対応指示情報」が含まれる注意対象者詳細サイトを生成する。尚、第2実施形態では、「注意対象者への対応を指示する対応指示情報」が、スマートフォンを保持する店員により異なっているため、対応指示情報が異なる、複数通りの注意対象者詳細サイト(Webページ)が生成される。
また、情報提供部31は、S80で受信した情報を用いて、スプッシュ通知で提示するプッシュ通知情報(「注意対象者が来店している旨を示す情報」及び「注意対象者詳細サイトへのアクセス情報」)と、抽出したデバイストークンとが含まれる通知パッケージを生成し、その通知パッケージを図示しないプッシュ通知サーバに送信する。尚、通知パッケージは、注意対象者詳細サイト毎に作成される。
前記プッシュ通知サーバは、上記の通知パッケージを受信すると、通知パッケージに含まれるデバイストークンにより特定されるスマートフォンSPに対して、(「注意対象者が来店している旨」及び「注意対象者詳細サイトへのアクセス情報」を送信する。
具体的には、スマートフォンSPは、防犯システム連携アプリ20により、受信した「注意対象者が来店している旨を示す情報」及び「注意対象者詳細サイトのアクセス情報」を受信するとスマートフォンSPの表示部に、図24(a)に示す注意対象人物通知画面210を表示する(S90)。尚、スマートフォンSPは、サーバ装置3からの情報を受信すると、振動(バイブレート)したり或いはサウンドを鳴らすようになっている。
また、注意対象者詳細画面220には、対応完了を受け付けるボタン224が設けられている。
したがって、第2実施形態によれば、店員は、注意対象者が来店してきたときに、注意対象者の画像(店舗で撮像した画像)を手元で見て、どの顧客を監視すればよいのかを容易に把握することができる。また、店員に具体的な対応内容を指示でき、注意対象者に対応するように促すことができるため、注意対象者が万引きなどの犯罪行為を行うことを効果的に防止することができる。
そのため、注意対象者詳細サイト220を見た店員は、注意対象者の名前を呼んだ声かけ(「○○さん、こんにちは」等の声がけ)を行うことで、注意対象者が万引きなどを行うことを躊躇させることができる。その結果、第2実施形態では、万引きによる深刻な損害の発生を未然に防止でき、導入した店舗の経営を安定させることできる。また、第2実施形態によれば、万引き常習者に対して、常習性のある万引き犯罪を繰り返させないという作用効果が期待される。
次に、第2実施形態の防犯システムが行う来店者監視処理について、図21、図23、図25を用いて説明する。
尚、図21は、本発明の第2実施形態の防犯システムが行う来店者監視処理の手順を示したフローチャートである。また、図23は、本発明の第2実施形態の防犯システムを構成するサーバ装置が、スマートフォンに不審行動者に関する情報を提供する処理の工程を示した模式図である。図25は、本発明の第2実施形態の防犯システムがスマートフォンに提供する不審行動者に関する情報を表示する画面を示した模式図である。
一方、S70、71の顔認証照合処理の結果、来店者の顔画像と、来店者一時記憶データベース61に登録されている顔画像とが一致した場合(即ち、来店者一時記憶物データベース61に、来店者の顔画像と一致する顔画像が登録されたレコードがあれば)、顔認証照合部13は、一致する顔画像が登録されたレコードから来店者IDを読み出して、来店者IDを行動監視部50に送信して、S72の処理に進む。
例えば、カメラIDが「C1」であり、算出した画素数が第1画素数範囲の値であれば、来店者が撮像されたエリアが「E5」であると特定する。また、例えば、カメラIDが「C2」であり、算出した画素数が第5画素数範囲の値であれば、来店者が撮像されたエリアが「A4」であると特定する。
例えば、読み出したレコードのフィールド62bに「E5(11:00)→E4(11:01)→E5(11:03)→D5(11:05)」と登録されており、S72でエリアとして「C4」が特定され、取得した撮像情報が「11:08」だったとする。この場合、行動監視部50は、読み出したレコードのフィールド62bの「D5(11:05)」の後に「C4(11:08)」を追加して、フィールド62bを「E5(11:00)→E4(11:01)→E5(11:03)→D5(11:05)→C4(11:08)」に更新する。
具体的には、行動監視部50は、犯行動作データベース64に登録された行動パターンのなかに、S73で更新した行動パターンに類似しているものがあれば、来店者の行動が不審であると判定し、類似しているものがなければ、来店者の行動が不審ではないと判定する。また、行動監視部50は、来店者の行動が不審であると判定した場合、犯行動作データベース64の類似した行動パターンが登録されたレコードから犯行内容を抽出する。
具体的には、犯行動作データベース64に「・・・→C4(11:03)→C3(11:05)→C4(11:08)→C3(11:08)→C4(11:10)→C3(11:12)→C4(11:14)→C3(11:16)・・・」のようじ同じエリアC3、C4を何度も繰り返して移動する動作を含む行動パターンが登録されていたとする。そして、S73で更新した行動パターンに「・・・→C4(15:03)→C3(15:06)→C4(15:09)→C3(15:10)→C4(15:13)→C3(15:15)」のように同じエリアC3、C4を繰り返して移動する動作が含まれていたとする、この場合、行動監視部50は、不自然な動作が類似しているため、来店者の行動が不審であると判定される。
尚、S77、S78、S79の処理は、図20のS66、S67、S68と同じであるため、説明を省略する。
以下、図23を参照しながら、店員が持つスマートフォンSPに不審行動をとる来店者に関する情報を提供する処理について説明する。
そして、情報提供部31は、S100で受信した情報及び抽出した「対応指示情報」を用いて、「カメラCnが撮像した注意対象者(不審な行動をとる来店者)」、「対応指示情報」、「犯行内容説明情報(例えば、不審な行動と判定した行動パターンの犯罪内容と似ている行動パターンをとっている旨の説明等)」が含まれる注意対象者詳細サイトを生成する。尚、第2実施形態では、「注意対象者への対応を指示する対応指示情報」が、スマートフォンを保持する店員により異なっているため、対応指示情報が異なる、複数通りの注意対象者詳細サイト情報が生成される。
また、情報提供部31は、S100で受信した情報を用いて、スプッシュ通知で提示するプッシュ通知情報(「不審な行動の来店者がいる旨を示す情報」及び「注意対象者詳細サイトへのアクセス情報」)と、抽出したデバイストークンとが含まれる通知パッケージを生成し、その通知パッケージを図示しないプッシュ通知サーバに送信する。
前記プッシュ通知サーバは、上記の通知パッケージを受信すると、通知パッケージに含まれるデバイストークンにより特定されるスマートフォンSPに対して、(「不審な行動の来店者がいる旨」及び「注意対象者詳細サイトへのアクセス情報」を送信する
具体的には、スマートフォンSPは、防犯システム連携アプリ20により、受信した「不審な行動の来店者がいる旨」及び「注意対象者詳細サイトへのアクセス情報」を受信するとスマートフォンSPの表示部に、図25(a)に示す注意対象人物通知画面310を表示する(S110)。
また、注意対象者詳細画面320には、対応完了を受け付けるボタン324が設けられている。
したがって、第2実施形態によれば、店員は、不審な行動をとる来店者がいるときに、その人物の画像(店舗で撮像した画像)を手元で見て、どの顧客を監視すればよいのかを容易に把握することができる。また、店員に具体的な対応内容を指示できるため、不審な行動をとる来店者の万引きなどの犯罪行為を効果的に防止することができる。
例えば、サーバ装置3の端末データベース36に、各スマートフォンSPのメールアドレスを登録しておいて、サーバ装置3から、スマートフォンSPに、電子メールで注意対象者が来店したことを通知するようにしてもよい。この場合、電子メールに、来店者を撮像した画像へのアクセス情報」を記載しておけば、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
具体的には、犯行動作データベース64に、店舗内での通過エリアを時系列で並べた行動パターンだけではなく、「同じエリアから所定時間移動しない」という行動内容で示した行動パターンや「トイレに長時間(所定時間)篭もる」という行動内容で示した行動パターンを登録しておく。この構成によれば、行動監視部50は、同じエリアから所定時間移動しない来店者や、トイレに長時間(所定時間)篭もる来店者を不審な行動をとる人物として検知でき、店員に対して、その人物に声かけなどの対応をするように促すことができる。
また、犯行動作データベース64に、「レジを通過せずに退店する」という行動内容で示した行動パターンを登録しておいても良い。この構成によれば、行動監視部50は、レジを通過せずに退店する人物を不審な行動をとる人物として認定でき、店員に対して、その人物を注意深く監視する等の対応を促すことができる。
C…カメラ
CE1、CE2…カメラ(出入口撮像用カメラ)
Cn(n=1〜17)…カメラ
L…回転灯
SP…スマートフォン
TB…タブレット端末
1…顔認証照合装置
10…制御部
11…画像処理部
12…通信処理部
13…顔認証照合部
14…警報発信部
15…人物データベース
20…防犯システム連携アプリ
3…サーバ装置
30…制御部
31…情報提供部
36…端末データベース
50…行動監視部
60…要注意人物データベース
61…来店者一時記憶データベース
62…来店管理データベース
63…検知履歴データベース
64…犯行行動パターンデータベース
65…エリア推定テーブル
Claims (2)
- 店舗の出入口を通過して入店する人物を撮像する入店者撮像用カメラと、店舗の出入口を通過して退店する人物を撮像する退店者撮像用カメラと、店舗内の人物を撮像する複数の店舗内撮像用カメラと、顔認証照合処理機能を有する顔認証照合装置と、前記顔認証照合装置とネットワークを介して接続されているサーバ装置とを備える防犯システムであって、
前記店舗は複数のエリアに分割されており、
複数の前記店舗内撮像用カメラは、それぞれ、店舗の異なる位置に設置され、撮像する対応エリアが所定数設定されており、店舗内で人物を撮像すると、前記顔認証照合装置に、自身を識別するカメラID及び店舗内の人物の撮像画像を送信し、
前記顔認証照合装置は、
来店してきた人物に割り当てた来店者IDに対応付けて、入店者撮像用カメラで撮像された人物の顔画像を一時的に記憶する一時記憶データベースと、
前記来店者ID毎に、該来店者IDにより特定される人物が店舗内で通過したエリアを時系列で並べた行動パターンを記憶した来店管理データベースと、
店舗内撮像用カメラを識別する各カメラIDに、顔画像の画素数毎に店舗のエリアを関連付けて記憶しているエリア推定テーブルと、
予め定めた不審な行動パターンを記憶している犯行動作データベースとを有し、
前記顔認証照合装置は、
前記入店者撮像用カメラから送信されたカメラID及び人物の撮像画像を受信すると、該受信した撮像画像から顔画像を抽出し、該顔画像に来店者IDを割り当て、前記一時記憶データベースに該来店者IDに対応付けて該顔画像を記憶させると共に、前記退店者撮像用カメラから送信されたカメラID及び撮像画像を受信すると、前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とを顔認証照合処理により照合し、前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とが一致した場合、該一時記憶データベースから一致した顔画像及び対応する来店者IDを消去し、
前記店舗内撮像用カメラから送信されたカメラID及び前記店舗内の人物の撮像画像を受信すると、前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とを顔認証照合処理により照合し、前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とが一致した場合、前記一時記憶データベースから一致した顔画像に対応付けられた来店者IDを読み出し、前記受信したカメラID、前記抽出した顔画像の画素数及び前記エリア推定テーブルを用いて、該受信した撮像画像の人物が通過したエリアを特定し、前記来店管理データベースにアクセスして、読み出した来店者IDに対応付けられた行動パターンに前記特定したエリアを追加登録して更新し、該更新した行動パターンと、前記犯行動作データベースが記憶した行動パターンとが類似しているか否かを判定し、該類似していると判定した場合、前記サーバ装置に、前記受信した店舗内の人物の撮像画像、不審な行動の来店者がいる旨を示す情報及び自身が設置されている店舗を識別する店舗IDを送信し、
前記サーバ装置は、店員の保持している携帯端末を識別する端末識別情報と、その店員の所属する店舗を識別する店舗IDと、注意対象者への対応を指示する対応指示情報とを対応付けて記憶した端末データベースと、前記携帯端末に該ネットワークを介して注意対象者に関する情報を提供する情報提供部とを有し、
前記情報提供部は、前記顔認証照合装置が送信した前記店舗内の人物の撮像画像、不審な行動の来店者がいる旨を示す情報及び店舗IDを受信すると、前記端末データベースを参照し、前記店舗IDに対応付けられた携帯端末を特定すると共に、該店舗IDに対応付けられた対応指示情報を読み出し、特定した携帯端末に、不審な行動の来店者がいる旨を通知すると共に、前記顔認証照合装置から送信された店舗内の人物の撮像画像と前記読み出した対応指示情報を含む注意対象者に関する情報を提供することを特徴とする防犯システム。 - 前記顔認証照合装置は、
前記注意対象者の顔画像毎に、その注意対象者の氏名、年齢、性別及び身体的特徴、犯歴、店舗への訪問履歴を含む詳細情報を対応付けて記憶した人物データベースを有し、
前記一時記憶データベースに記憶された顔画像と前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とを照合する顔認証照合処理の前に、前記人物データベースに登録された注意対象者の顔画像と前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とを照合する顔認証照合処理を行い、前記注意対象者の顔画像と前記受信した撮像画像から抽出した顔画像とが一致した場合、前記サーバ装置に、前記受信した撮像画像から抽出した顔画像、注意対象者が来店している旨を示す情報、前記一致した注意対象者の顔画像に対応付けられた詳細情報及び自身が設置されている店舗を識別する店舗IDを送信し、
前記サーバ装置の情報提供部は、前記顔認証照合装置が送信した顔画像、前記注意対象者が来店している旨を示す情報、前記詳細情報及び前記店舗IDを受信すると、前記端末データベースを参照し、前記店舗IDに対応付けられた携帯端末を特定すると共に、該店舗IDに対応付けられた対応指示情報を読み出し、特定した携帯端末に、注意対象者が来店している旨を通知すると共に、前記携帯端末に、前記顔認証照合装置から送信された顔画像及び詳細情報と前記読み出した対応指示情報とを含む注意対象者に関する情報を提供することを特徴とする請求項1記載の防犯システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014243293A JP5747116B1 (ja) | 2013-12-02 | 2014-12-01 | 防犯システム |
PCT/JP2015/070671 WO2016088401A1 (ja) | 2014-12-01 | 2015-07-21 | 防犯システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013248885 | 2013-12-02 | ||
JP2013248885 | 2013-12-02 | ||
JP2014243293A JP5747116B1 (ja) | 2013-12-02 | 2014-12-01 | 防犯システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015092958A Division JP5950484B2 (ja) | 2013-12-02 | 2015-04-30 | 防犯システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5747116B1 true JP5747116B1 (ja) | 2015-07-08 |
JP2015130155A JP2015130155A (ja) | 2015-07-16 |
Family
ID=53537884
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014243293A Active JP5747116B1 (ja) | 2013-12-02 | 2014-12-01 | 防犯システム |
JP2015092958A Active JP5950484B2 (ja) | 2013-12-02 | 2015-04-30 | 防犯システム |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015092958A Active JP5950484B2 (ja) | 2013-12-02 | 2015-04-30 | 防犯システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP5747116B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018018150A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | ユニティガードシステム株式会社 | 防犯システム、防犯方法、及びロボット |
JP2018181159A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | ユニティガードシステム株式会社 | 防犯システム、防犯方法、及びロボット |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6836173B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-02-24 | 日本電気株式会社 | 万引き防止システム及びそれに使用される店舗側装置並びにセンタ側装置 |
WO2018198250A1 (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-01 | 株式会社 テクノミライ | デジタルスマートアーニング・セキュリティシステム、方法及びプログラム |
JP2019204300A (ja) * | 2018-05-24 | 2019-11-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 監視システム |
JP7092205B2 (ja) * | 2018-09-26 | 2022-06-28 | 日本電気株式会社 | 顧客情報登録装置 |
JP7266397B2 (ja) * | 2018-12-05 | 2023-04-28 | ピジョン株式会社 | 撮像情報管理システム、撮像情報管理システムの制御方法及び撮像情報管理プログラム |
CN109447053A (zh) * | 2019-01-09 | 2019-03-08 | 江苏星云网格信息技术有限公司 | 一种基于双重限制注意力神经网络模型的人脸识别方法 |
JP2020136714A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-31 | パナソニックi−PROセンシングソリューションズ株式会社 | 情報処理装置および監視方法 |
JP6879336B2 (ja) * | 2019-07-04 | 2021-06-02 | 日本電気株式会社 | 迷惑行為者推定システム、迷惑行為者推定システムの制御方法及び制御プログラム |
WO2022030558A1 (ja) * | 2020-08-07 | 2022-02-10 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 人物を検出または追跡する装置、システム、方法及びプログラム |
JP7500335B2 (ja) * | 2020-08-07 | 2024-06-17 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 人物追跡装置、人物追跡システム、人物追跡方法及び人物追跡プログラム |
JP7424940B2 (ja) * | 2020-08-07 | 2024-01-30 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 人物追跡装置、人物追跡システム、人物追跡方法及び人物追跡プログラム |
JP7054075B2 (ja) * | 2021-01-26 | 2022-04-13 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
JPWO2022190701A1 (ja) * | 2021-03-08 | 2022-09-15 | ||
WO2023152889A1 (ja) * | 2022-02-10 | 2023-08-17 | 日本電気株式会社 | 監視装置、監視システム、監視方法及びプログラム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4631187B2 (ja) * | 2001-03-16 | 2011-02-16 | 日本ビクター株式会社 | 画像監視システム及びネットワークを用いた画像監視システム |
JP4401767B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2010-01-20 | 京セラ株式会社 | 無線通信システムおよび携帯端末装置 |
JP2005196716A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Spacecom Ltd | 小売店における万引き防止システム |
JP2008257487A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Multi Solution:Kk | 顔認証応用万引き検知システム |
JP2010157097A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Sogo Keibi Hosho Co Ltd | 情報生成装置および情報生成方法 |
JP2009187583A (ja) * | 2009-05-21 | 2009-08-20 | Nec Corp | バイオメトリクス認証技術を用いた防犯システム |
JP2011233133A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-17 | Miyake Inc | 万引き防止システム |
JP5435740B2 (ja) * | 2010-11-12 | 2014-03-05 | オムロン株式会社 | 監視システム、および監視サーバ |
JP2013196043A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-30 | Glory Ltd | 特定人物監視システム |
-
2014
- 2014-12-01 JP JP2014243293A patent/JP5747116B1/ja active Active
-
2015
- 2015-04-30 JP JP2015092958A patent/JP5950484B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018018150A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | ユニティガードシステム株式会社 | 防犯システム、防犯方法、及びロボット |
JP2018181159A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | ユニティガードシステム株式会社 | 防犯システム、防犯方法、及びロボット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015187869A (ja) | 2015-10-29 |
JP2015130155A (ja) | 2015-07-16 |
JP5950484B2 (ja) | 2016-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5747116B1 (ja) | 防犯システム | |
WO2016088401A1 (ja) | 防犯システム | |
KR101812115B1 (ko) | 2차원 코드에 기초하여 피후견인을 찾는 방법 및 시스템 | |
JP4115329B2 (ja) | 顧客管理システム、該システムの機能を実現するプログラム及び記録媒体 | |
US8917939B2 (en) | Verifying vendor identification and organization affiliation of an individual arriving at a threshold location | |
TW200817929A (en) | Intelligent video verification of point of sale (POS) transactions | |
JP5780569B1 (ja) | デジタルロス・デフェンスセキュリティシステム、方法及びプログラム | |
JP6440327B2 (ja) | 防犯システム、防犯方法、及びロボット | |
JP2011039959A (ja) | 監視システム | |
JP2018181159A (ja) | 防犯システム、防犯方法、及びロボット | |
JP5826422B2 (ja) | 防犯システム | |
JP2024038422A (ja) | 顔認証管理サーバおよび顔認証管理方法 | |
JP6776700B2 (ja) | 災害用情報管理システム、および、災害用情報管理方法 | |
JP5813829B1 (ja) | 防犯システム | |
JP4032908B2 (ja) | 入場者管理システムおよびプログラム | |
JP6795667B1 (ja) | ネットワークシステム、不審者検知装置、および不審者検知方法 | |
JP2006134008A (ja) | 営業店システム | |
JP6517480B2 (ja) | 接客管理システム、顧客端末、サーバー装置、接客管理方法、及び接客方法 | |
JPWO2020115910A1 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム | |
JP2014016969A (ja) | 顔照合システム | |
JP7409635B2 (ja) | 捜査支援システムおよび人物画像登録方法 | |
JP7184089B2 (ja) | 顧客情報登録装置 | |
JP7529241B2 (ja) | 顔認証システムおよび顔認証方法 | |
JP2008021112A (ja) | 防犯システム、端末装置及び防犯方法 | |
JPWO2020066444A1 (ja) | 顧客情報登録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141201 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20141202 |
|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20141217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141225 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20150309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150318 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150428 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150511 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5747116 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |