JP2020136714A - 情報処理装置および監視方法 - Google Patents

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Koji Kawamoto
耕治 河本
正茂 常野
Masashige Tsuneno
正茂 常野
明彦 深田
Akihiko Fukada
明彦 深田
賢 藤本
Ken Fujimoto
賢 藤本
寛夫 齊藤
Norio Saito
寛夫 齊藤
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Abstract

【課題】登録人物を検出し、検出した登録人物の検出回数を通知する情報処理装置および監視方法を提供する。【解決手段】情報処理装置(サーバ1a)は、監視カメラから顔画像データを受信する通信部12と、顔画像データと予め登録された登録人物の登録顔画像データとを照合し、顔画像データと登録顔画像データとが一致するか否かを判定する制御部11と、を備える。制御部は、登録人物ごとに検出回数を管理し、顔画像データと登録顔画像データとが一致した場合、顔画像データに一致した登録顔画像データの登録人物における検出回数を1インクリメントする。通信部は、顔画像データと登録顔画像データとが一致した場合、顔画像データに一致した登録顔画像データの登録人物における検出回数を端末装置に送信する。【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置および監視方法に関する。
特許文献1には、効果的な監視を実現する監視システムが提供されている。特許文献1では、監視システムにより取得された入退出の情報について、入退出被管理装置を管理するシステムにより取得された入退出の情報との整合性の有無を判定し、監視システムにより取得された入退出の情報の正確さを向上させ、効果的な監視を実現する。
特開2011−039959号公報
ところで、監視カメラシステムでは、監視カメラで撮影された人物と、予め登録された登録人物との照合を行って登録人物を検出し、検出結果をユーザに通知する。しかしながら、登録人物の検出回数の通知までは行っていない。市場からは、登録人物の検出回数を通知する装置が望まれている。
本開示の非限定的な実施例は、登録人物を検出し、検出した登録人物の検出回数を通知する情報処理装置および監視方法の提供に資する。
本開示の一態様に係る情報処理装置は、監視カメラから顔画像データを受信する通信部と、前記顔画像データと予め登録された登録人物の登録顔画像データとを照合し、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致するか否かを判定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記登録人物ごとに検出回数を管理し、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致した場合、前記顔画像データに一致した前記登録顔画像データの前記登録人物における前記検出回数を1インクリメントし、前記通信部は、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致した場合、前記顔画像データに一致した前記登録顔画像データの前記登録人物における前記検出回数を端末装置に送信する。
本開示の一態様に係る監視方法は、監視カメラから顔画像データを受信し、前記顔画像データと予め登録された登録人物の登録顔画像データとを照合し、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致するか否かを判定し、前記登録人物ごとに検出回数を管理し、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致した場合、前記顔画像データに一致した前記登録顔画像データの前記登録人物における前記検出回数を1インクリメントし、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致した場合、前記顔画像データに一致した前記登録顔画像データの前記登録人物における前記検出回数を端末装置に送信する。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様によれば、登録人物を検出し、検出した登録人物の検出回数を通知できる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
第1の実施の形態に係る監視カメラシステムの構成例を示した図 サーバのブロック構成例を示した図 端末装置のブロック構成例を示した図 監視カメラのブロック構成例を示した図 サーバの記憶部に記憶される登録人物情報のデータ構成例を示した図 サーバの記憶部に記憶されるアラーム履歴情報のデータ構成例を示した図 サーバの記憶部に記憶されるアラーム回数情報のデータ構成例を示した図 端末装置の表示装置に表示される画面例を示した図 監視カメラシステムの動作例を示したシーケンス図 端末装置の表示装置に表示される画面例を示した図 第2の実施の形態に係る監視カメラシステムの構成例を示した図 監視カメラシステムの動作例を示したシーケンス図
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る監視カメラシステムの構成例を示した図である。図1に示すように、監視カメラシステムは、サーバ1a,1bと、端末装置2と、監視カメラ3と、を有する。サーバ1a,1b、端末装置2、および監視カメラ3は、ネットワーク4を介して接続される。ネットワーク4は、例えば、LAN(Local Area Network)またはインターネット等の公衆ネットワークであってもよい。
監視カメラ3は、例えば、空港、港湾、商業施設などの施設に設置される。監視カメラ3は、施設内または施設外を撮影し、撮影した画像の中から人の顔を検出する。監視カメラ3は、検出した顔画像を切り出し、切り出した顔画像の画像データをサーバ1aに送信する。以下では、切り出した顔画像の画像データを、顔データと呼ぶことがある。
サーバ1aには、例えば、容疑者または犯人等、検出すべき人の顔データが記憶(登録)されている。以下では、サーバ1aに記憶される、検出すべき人の顔データを、登録顔データと呼ぶことがある。また、検出すべき人(登録顔データの人)を、登録人物と呼ぶことがある。サーバ1aは、監視カメラ3が設置された施設と同じ施設に設置されてもよいし、監視カメラ3が設置された施設とは異なる施設に設置されてもよい。サーバ1aは、サーバ1bに対し、子サーバと呼ばれてもよい。
サーバ1aは、監視カメラ3から送信された顔データと、登録顔データとを照合し、監視カメラ3から送信された顔データが、登録顔データに一致したか否かを判定する。すなわち、サーバ1aは、監視カメラ3が設置された場所(監視カメラ3の撮影範囲の場所)に、登録人物が現れたか否かを判定する。なお、顔データと登録顔データとの照合には、顔の特徴量に基づく照合が含まれてもよい。
サーバ1bは、サーバ1aによって検出された登録人物の検出回数、すなわち、監視カメラ3が設置された場所に現れた登録人物の出現回数を管理する。例えば、サーバ1bは、サーバ1aによって登録人物Aが検出されると、登録人物Aの検出回数を1インクリメントする。また、例えば、サーバ1bは、サーバ1aによって登録人物Bが検出されると、登録人物Bの検出回数を1インクリメントする。サーバ1bは、監視カメラ3が設置された施設と同じ施設に設置されてもよいし、監視カメラ3が設置された施設とは異なる施設に設置されてもよい。サーバ1bは、サーバ1aに対し、親サーバと呼ばれてもよい。
端末装置2は、サーバ1aによって登録人物が検出された場合、アラーム画面を表示する(例えば、図8を参照)。アラーム画面には、サーバ1aが検出した登録人物の、これまでの検出回数が含まれる。すなわち、アラーム画面には、サーバ1bが管理している検出回数が含まれる。
これにより、端末装置2のユーザは、監視カメラ3が設置された場所に、登録人物が出現したことを認識でき、さらに、登録人物の検出回数(監視カメラ3の撮影範囲の場所への出現回数)も認識できる。
端末装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、またはスマートフォン等であってもよい。端末装置2は、監視カメラ3が設置された施設と同じ施設に設置されてもよいし、監視カメラ3が設置された施設とは異なる施設に設置されてもよい。
図2は、サーバ1aのブロック構成例を示した図である。図2に示すように、サーバ1aは、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、を有している。
制御部11は、サーバ1a全体を制御する。制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によって構成されてもよい。
通信部12は、ネットワーク4を介して、サーバ1b、端末装置2、および監視カメラ3と通信する。通信部12は、例えば、イーサネット(登録商標)ケーブル等のネットワークケーブル(有線)を介して、ネットワーク4に接続されてもよい。
記憶部13は、制御部11が動作するためのプログラムが記憶される。また、記憶部13には、制御部11が計算処理を行うためのデータ、または、制御部11が各部を制御するためのデータ等が記憶される。記憶部13は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、およびHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置によって構成されてもよい。
なお、サーバ1bは、サーバ1aと同様のブロック構成を有し、その説明を省略する。
図3は、端末装置2のブロック構成例を示した図である。図3に示すように、端末装置2は、制御部21と、入力部22と、表示部23と、通信部24と、記憶部25と、を有している。
制御部21は、端末装置2全体を制御する。制御部21は、例えば、CPUによって構成されてもよい。
入力部22は、例えば、キーボード、表示装置の画面上に重畳されたタッチパネル、またはマウス等の入力装置(図示せず)に接続される。入力部22は、入力装置から出力された、ユーザの操作に応じた信号を受信し、制御部21に出力する。
表示部23は、端末装置2が備える表示装置(図示せず)に接続される。表示部23は、制御部21から出力される画像データを表示装置に出力する。
通信部24は、ネットワーク4を介して、サーバ1a,1bおよび監視カメラ3と通信する。通信部24は、例えば、イーサネットケーブル等のネットワークケーブルを介して、ネットワーク4に接続されてもよい。また、通信部24は、例えば、Wi−Fi(登録商標)またはブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信を介して、ネットワーク4に接続されてもよい。
記憶部25は、制御部21が動作するためのプログラムが記憶される。また、記憶部25には、制御部21が計算処理を行うためのデータ、または、制御部21が各部を制御するためのデータ等が記憶される。記憶部25は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、およびHDDなどの記憶装置によって構成されてもよい。
図4は、監視カメラ3のブロック構成例を示した図である。図4に示すように、監視カメラ3は、撮像部31と、制御部32と、通信部33と、記憶部34と、を有している。
撮像部31は、撮像素子(図示せず)の受光面に受けた可視光を電気信号に変換する。撮像部31は、撮像素子の受光面において受けた可視光に応じた電気信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換して、制御部32に出力する。
制御部32は、監視カメラ3全体を制御する。制御部32は、例えば、CPUまたはDSP(Digital signal Processer)によって構成されてもよい。制御部32は、撮像部31から出力される映像から、人の顔を判別する。制御部32は、判別した人の顔を切り出し、切り出した顔の顔データ(静止画像)を、通信部33を介してサーバ1aに送信する。
通信部33は、ネットワーク4を介して、サーバ1a,1bおよび端末装置2と通信する。通信部33は、例えば、イーサネットケーブル等のネットワークケーブルを介して、ネットワーク4に接続されてもよい。また、通信部33は、例えば、Wi−Fiまたはブルートゥース等の近距離無線通信を介して、ネットワーク4に接続されてもよい。
記憶部34は、制御部32が動作するためのプログラムが記憶される。また、記憶部34には、制御部32が計算処理を行うためのデータ、または、制御部32が各部を制御するためのデータ等が記憶される。記憶部34は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、およびHDDなどの記憶装置によって構成されてもよい。
図5は、サーバ1aの記憶部13に記憶される登録人物情報41aのデータ構成例を示した図である。図5に示すように、登録人物情報41aは、人物IDと、登録顔データと、氏名と、カテゴリと、を有する。
人物IDは、登録人物を識別する識別情報である。登録顔データは、登録人物の顔データである。氏名は、登録人物の氏名である。カテゴリは、登録人物の重要度を示す情報である。以下では、顔データ、氏名、およびカテゴリを、登録人物情報と呼ぶことがある。
ここで、例えば、端末装置2を操作するユーザは、登録人物の登録人物情報を端末装置2に入力する。端末装置2の制御部21は、入力された登録人物情報を、サーバ1aに送信する。
サーバ1aの制御部11は、端末装置2から送信された登録人物情報を記憶部13に記憶する。サーバ1aの制御部11は、登録人物情報を記憶部13に記憶する際、人物IDを生成する。サーバ1aの制御部11は、生成した人物IDと、端末装置2から送信された登録人物情報とを対応付けて記憶部13に記憶する。
これにより、サーバ1aの記憶部13には、図5の登録人物情報41aに示すように、監視カメラシステムにて検出したい人の顔データが、登録顔データとして記憶部13に記憶される。
図6は、サーバ1aの記憶部13に記憶されるアラーム履歴情報41bのデータ構成例を示した図である。図6に示すように、アラーム履歴情報41bは、履歴IDと、日時と、カメラIDと、ファイルパスと、類似度と、人物IDと、を有している。
履歴IDは、アラーム通知を識別する識別情報である。後述するが、サーバ1aの制御部11は、監視カメラ3から送信された顔データと、記憶部13に記憶された登録顔データとが一致した場合(登録人物を検出した場合)、アラームを端末装置2に通知する。サーバ1aの制御部11は、アラームを端末装置2に通知した場合、通知したアラームを識別するため、履歴IDを生成する。
日時は、サーバ1aの制御部11が登録人物を検出した日時である。
カメラIDは、監視カメラ3を識別する識別情報である。
ファイルパスは、監視カメラ3が切り出した顔画像の顔データ(ファイル)の格納場所を示すパスである。監視カメラ3が切り出した顔画像の顔データは、例えば、監視カメラ3の画像(動画像データ)を記憶するレコーダ(図1には図示せず)に記憶されてもよい。
類似度は、監視カメラ3から送信された顔データと、記憶部13に記憶されている登録顔データとの類似度である。
人物IDは、サーバ1aの制御部11が検出した登録人物を識別する人物IDである。
ここで、例えば、監視カメラ3のカメラIDを「SP001」とする。監視カメラ3は、人物ID「bbb」の登録人物を、日時「20xx/xx/xx、09:03:36」に撮影したとする。監視カメラ3は、撮影した登録人物(人物ID「bbb」)の顔画像を切り出し、切り出した顔データと、撮影日時「20xx/xx/xx、09:03:36」と、監視カメラ3のカメラID「SP001」とをサーバ1aに送信したとする。
サーバ1aの制御部11は、監視カメラ3から送信された顔データと、記憶部13に記憶されている登録顔データの各々とを照合する。そして、サーバ1aの制御部11は、監視カメラ3から送信された顔データが、記憶部13に記憶されている登録顔データに一致するか否かを判定する。
例えば、サーバ1aの制御部11は、監視カメラ3から送信された顔データと、記憶部13に記憶されている登録顔データの各々との類似度を算出する。サーバ1aの制御部11は、算出した類似度のうち、最も大きい類似度であって、かつ、最も大きい類似度が所定の閾値を超えていれば、監視カメラ3から送信された顔データは、その登録顔データに一致したと判定する。ここでは、監視カメラ3からは、人物ID「bbb」の顔データが送信されているので、監視カメラ3から送信された顔データは、図5に示した人物ID「bbb」の登録顔データと類似度が最も大きくなり、所定の閾値を超える。
サーバ1aの制御部11は、監視カメラ3から送信された顔データと、記憶部13に記憶されている登録顔データ(人物ID「bbb」の登録顔データ)との一致を判定すると、端末装置2にアラームを通知する。このとき、サーバ1aの制御部11は、端末装置2に通知したアラームを識別するため、履歴ID「ddd」を生成し、記憶部13に記憶する。これにより、例えば、図6のアラーム履歴情報41bの履歴IDには、「ddd」が記憶される。
また、サーバ1aの制御部11は、監視カメラ3から送信された撮影日時と、監視カメラ3のカメラIDとを記憶部13に記憶する。これにより、例えば、図6のアラーム履歴情報41bの履歴ID「ddd」に対応する日時と、カメラIDとには、「20xx/xx/xx、09:03:36」と、「SP001」とが記憶される。
さらに、サーバ1aの制御部11は、登録顔データ(人物ID「bbb」の登録顔データ)に一致したと判定した監視カメラ3の切り出し顔画像(ファイル)の記憶場所と、算出した類似と、人物IDとを記憶部13に記憶する。これにより、例えば、図6のアラーム履歴情報41bの履歴ID「ddd」に対応するファイルパスと、類似度と、人物IDとには、「F:¥/abc…」と、「vv」と、「bbb」とが記憶される。
図7は、サーバ1bの記憶部に記憶されるアラーム回数情報42のデータ構成例を示した図である。図7に示すように、アラーム回数情報42は、人物IDと、発報回数と、を有している。
人物IDは、登録人物を識別する人物IDである。
発報回数は、人物IDの登録人物に発報されたアラーム回数である。例えば、図7の例の場合、人物ID「aaa」の登録人物は、3回アラームが発報されている。なお、発報回数は、人物IDの登録人物が、サーバ1aによって検出された検出回数と捉えることができる。例えば、図7の例の場合、人物ID「aaa」の登録人物は、3回、サーバ1aによって検出されたと捉えることができる。
ここで、例えば、図6の説明と同様に、監視カメラ3は、人物ID「bbb」の登録人物を、日時「20xx/xx/xx、09:03:36」に撮影したとする。監視カメラ3は、撮影した登録人物(人物ID「bbb」)の顔画像を切り出し、切り出した顔データと、撮影日時「20xx/xx/xx、09:03:36」と、監視カメラ3のカメラID「SP001」をサーバ1aに送信したとする。
サーバ1aの制御部11は、図6で説明したように、アラーム履歴情報41bを生成する。サーバ1aの制御部11は、アラーム履歴情報41bを生成すると、生成したアラーム履歴情報41bの人物ID「bbb」と、検出回数保存の指示とをサーバ1bに送信する。
サーバ1bの制御部は、人物ID「bbb」と、検出回数保存の指示とを受信すると、受信した人物ID「bbb」に対応する、アラーム回数情報42の発報回数を1インクリメントする。図7の例では、人物ID「bbb」の発報回数が、「10」から「11」に更新される。
図8は、端末装置2の表示装置に表示される画面例を示した図である。後述するが、サーバ1aが、監視カメラ3の顔データから、登録人物を検出すると、端末装置2の表示装置には、登録人物が検出されたことを示すアラーム画面51が表示される。
アラーム画面51の「カテゴリ」には、サーバ1aによって検出された登録人物のカテゴリが表示される。アラーム画面51の「日時」には、サーバ1aによって検出された登録人物の撮影日時が表示される。アラーム画面51の「カメラID」には、サーバ1aによって検出された登録人物を撮影した監視カメラ3の識別情報が表示される。
アラーム画面51の「発報回数」には、サーバ1aによって検出された登録人物のアラーム発報回数が表示される。すなわち、アラーム画面51の「発報回数」には、サーバ1aによって検出された登録人物の検出回数が表示される。
アラーム画面51の「検出顔画像」には、監視カメラ3が撮影した(切り出した)顔画像が表示される。アラーム画面51の「登録人物」には、サーバ1aによって検出された登録人物の登録顔データの顔画像が表示される。
アラーム画面51の「氏名」には、サーバ1aによって検出された登録人物の氏名が表示される。
アラーム画面51に表示されている登録人物の情報は、アラーム画面51上の位置によって、検出された順番が示される。例えば、図8の領域51aに表示されている登録人物の情報は、最も新しくサーバ1aによって検出された登録人物の情報である。領域51bに表示されている登録人物の情報は、領域51aの次に新しい、サーバ1aによって検出された登録人物の情報である。領域51cに表示されている登録人物の情報は、領域51bの次に新しい、サーバ1aによって検出された登録人物の情報である。
なお、領域51a〜51cの画像部分がクリックされた場合、クリックされた領域51a〜51cの登録人物のレポート出力画面を表示してもよい。レポート出力画面には、検出された登録人物の撮影日時、カメラID、発報回数、監視カメラ3が切り出した顔画像、登録顔データの顔画像、および監視カメラ3が顔画像を切り出す前の画像(全景画像)が含まれてもよい。
図9は、監視カメラシステムの動作例を示したシーケンス図である。監視カメラ3は、人を撮影したとする。
監視カメラ3の制御部32は、撮影した人の顔の顔画像を切り出す(ステップS1)。
監視カメラ3の制御部32は、ステップS1にて切り出した顔画像の顔データをサーバ1aに送信する(ステップS2)。
サーバ1aの制御部11は、ステップS2にて送信された顔データを受信し、受信した顔データから顔特徴量を抽出する(ステップS3)。
サーバ1aの制御部11は、ステップS3にて抽出した顔特徴量と、記憶部13に記憶されている登録顔データ(図5を参照)の顔特徴量とを照合する(ステップS4)。すなわち、サーバ1aの制御部11は、監視カメラ3が撮影した顔画像と、記憶部13に記憶されている登録人物の顔画像とが一致するか否かを判定する。
ここでは、監視カメラ3が撮影した顔画像と、記憶部13に記憶されている登録顔データの顔画像とが一致するとする。サーバ1aの制御部11は、アラーム履歴情報41b(図6を参照)を生成し、記憶部13に記憶する。
サーバ1aの制御部11は、サーバ1bに対し、検出回数保存の通知を行う(ステップS5)。このとき、サーバ1aの制御部11は、検出した登録人物の人物IDをサーバ1bに送信する。
なお、サーバ1bの制御部は、ステップS5にて送信された検出回数保存の通知の受信に応じて、アラーム回数情報42を更新する。例えば、サーバ1bの制御部は、サーバ1aから送信された人物IDに対応する、アラーム回数情報42(図7を参照)の発報回数を更新(1インクリメント)する。
サーバ1aの制御部11は、端末装置2に対し、アラーム通知を行う(ステップS6)。
端末装置2の制御部21は、ステップS6のアラーム通知の受信に応じて、サーバ1bに対し、最新アラーム一覧要求を行う(ステップS7)。
サーバ1bの制御部は、ステップS7の最新アラーム一覧要求に応じて、サーバ1aからアラーム履歴情報41bを取得する(ステップS8)。
サーバ1bの制御部は、ステップS8にて取得したアラーム履歴情報41bと、サーバ1bの記憶部に記憶しているアラーム回数情報とを含むアラーム一覧情報を端末装置2に送信する(ステップS9)。
端末装置2の制御部21は、ステップS9にて送信されたアラーム一覧情報に基づいて、アラーム画面51(図8を参照)を表示装置に表示する。
以上説明したように、サーバ1a,1b(情報処理装置)は、監視カメラ3から顔データを受信する通信部と、顔データと予め登録された登録人物の登録顔データとを照合し、顔データと登録顔データとが一致するか否かを判定する制御部と、を備える。そして、情報処理装置の制御部は、登録人物ごと発報回数(検出回数)を管理し、顔データと登録顔データとが一致した場合、顔データに一致した登録顔データの登録人物における発報回数を1インクリメントし、通信部は、顔データと登録顔データとが一致した場合、顔データに一致した登録顔データの登録人物における検出回数を端末装置2に送信する。これにより、情報処理装置は、登録人物を検出し、検出した登録人物の検出回数を端末装置2に通知できる。
(変形例1)
監視カメラシステムは、サーバ1aによって検出された人を検索する検索機能を有してもよい。
図10は、端末装置2の表示装置に表示される画面例を示した図である。図10に示す検索画面52は、例えば、「アラーム検索」のタブ52aがクリックされると、端末装置2の表示装置に表示される。なお、「アラーム」のタブ52bがクリックされた場合、端末装置2の表示装置には、図8に示したアラーム画面51が表示される。
検索画面52の左側の領域52cには、検索条件を入力するための入力画面が表示される。検索画面52の右側の領域52dには、検索結果が表示される。
領域52cの入力画面に示すように、検索条件には、日時がある。また、検索条件には、カテゴリおよび発報回数がある。また、検索条件には、監視カメラの指定がある。
領域52cの入力画面に表示されている「検索」ボタンがクリックされると、端末装置2の制御部21は、検索条件の入力画面に入力されている情報を、サーバ1bに送信する。
サーバ1bの制御部は、端末装置2から送信された検索条件に応じた情報を収集する。例えば、サーバ1bの制御部は、サーバ1bの記憶部に記憶されたアラーム回数情報42を参照し、検索条件に合致する発報回数の人物IDを取得する。また、サーバ1bの制御部は、例えば、検索条件に合致する登録顔データ、カテゴリ、検出された日時、および名称等を、サーバ1aから取得する。なお、登録顔データ、氏名、およびカテゴリは、サーバ1aの記憶部13に記憶された登録人物情報41aに含まれている。検出された日時は、サーバ1aの記憶部13に記憶されたアラーム履歴情報41bに含まれている。監視カメラ3が撮影した画像および監視カメラ3が切り出した顔画像は、レコーダ(図1には図示せず)に記憶されている。
サーバ1bの制御部は、検索条件に応じた情報を収集すると、収集した情報を端末装置2に送信する。
端末装置2の制御部21は、サーバ1bから送信された情報に基づいて、領域52dに示すような検索結果を表示する。
このように、端末装置2は、ユーザの入力した検索条件に応じた検索結果を表示装置に表示できる。
なお、検索画面52の例では、検索条件の1つとして、発報回数「10」回以上が指定されている。サーバ1bの通信部は、端末装置2から指定された発報回数「10」回以上を受信する。サーバ1bの制御部は、端末装置2から受信した発報回数「10」回以上に基づいて、アラーム回数情報42を参照し、発報回数「10」回以上の登録人物の人物IDを抽出する。サーバ1bの制御部は、抽出した人物IDをサーバ1aに送信する。
サーバ1aの制御部11は、登録人物情報41aを参照し、サーバ1bから送信された人物IDの登録顔データを抽出する。サーバ1aの制御部11は、抽出した登録顔データをサーバ1bに送信する。サーバ1bの通信部は、サーバ1aによって抽出された顔登録データを端末装置2に送信する。これにより、検索画面52の領域52dの検索結果には、発報回数「10」回以上の人物が3人表示されている。
(変形例2)
上記では、監視カメラ3が顔画像を切り出したがこれに限られない。例えば、監視カメラ3は、撮影する画像の画像データをサーバ1aに送信する。サーバ1aの制御部11が、監視カメラ3から送信された画像データの中から人を検出し、検出した人の顔画像を切り出してもよい。この場合、監視カメラ3からサーバ1aに送信される画像データには、顔データが含まれていると捉えてもよい。
(変形例3)
サーバ1a,1bの機能は、1台のサーバで実現されてもよい。サーバ1a,1bは、情報処理装置と称されてもよい。情報処理装置は、1台のサーバで構成されてもよいし、3台以上のサーバで構成されてもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、監視カメラが複数設置される場合について説明する。
図11は、第2の実施の形態に係る監視カメラシステムの構成例を示した図である。図11において、図1と同じものには同じ符号が付してある。図11では、監視カメラシステムは、2台のサーバ1aa,1abと、2台の監視カメラ3a,3bと、を有している。監視カメラ3a,3bは、例えば、異なる場所に設置され、異なる場所を撮影する。
サーバ1aa,1abは、図2で説明したサーバ1aと同様のブロック構成を有する。監視カメラ3a,3bは、図4で説明した監視カメラ3と同様のブロック構成を有する。
サーバ1aaの記憶部には、登録人物情報(図5の登録人物情報41aを参照)が記憶されている。サーバ1aaの制御部は、監視カメラ3aが切り出した顔画像の顔データを受信し、受信した顔データと、登録人物情報の登録顔データとを照合する。サーバ1aaの制御部は、監視カメラ3aから受信した顔データと、登録人物情報の登録顔データとが一致した場合、アラーム履歴情報(図6のアラーム履歴情報41bを参照)を生成し、記憶部に記憶する。
サーバ1abの記憶部には、サーバ1aaの記憶部に記憶されている登録人物情報と同じ登録人物情報が記憶されている。サーバ1abの制御部は、監視カメラ3bが切り出した顔画像の顔データを受信し、受信した顔データと、登録人物情報の登録顔データとを照合する。サーバ1abの制御部は、監視カメラ3bから受信した顔データと、登録人物情報の登録顔データとが一致した場合、アラーム履歴情報(図6のアラーム履歴情報41bを参照)を生成し、記憶部に記憶する。
図12は、監視カメラシステムの動作例を示したシーケンス図である。監視カメラ3aは、人を撮影したとする。
監視カメラ3aの制御部は、撮影した人の顔の顔画像を切り出す(ステップS21)。
監視カメラ3aの制御部は、ステップS21にて切り出した顔画像の顔データをサーバ1aaに送信する(ステップS22)。
サーバ1aaの制御部は、ステップS22にて送信された顔データを受信し、受信した顔データから顔特徴量を抽出する(ステップS23)。
サーバ1aaの制御部は、ステップS23にて抽出した顔特徴量と、サーバ1aaの記憶部に記憶されている登録顔データ(図5を参照)の顔特徴量とを照合する(ステップS24)。すなわち、サーバ1aaの制御部は、監視カメラ3aが撮影した顔画像と、サーバ1aaの記憶部に記憶されている登録顔データの顔画像とが一致するか否かを判定する。
ここでは、監視カメラ3aが撮影した顔画像と、サーバ1aaの記憶部に記憶されている登録顔データの顔画像とが一致するとする。サーバ1aaの制御部は、アラーム履歴情報(図6を参照)を生成し、サーバ1aaの記憶部に記憶する。
サーバ1aaの制御部は、サーバ1bに対し、検出回数保存の通知を行う(ステップS25)。このとき、サーバ1aaの制御部は、検出した登録人物の人物IDをサーバ1bに送信する。
なお、サーバ1bの制御部は、ステップS25にて送信された検出回数保存の通知の受信に応じて、アラーム回数情報42を更新する。例えば、サーバ1bの制御部は、サーバ1aaから送信された人物IDに対応する、アラーム回数情報42(図7を参照)の発報回数を更新(1インクリメント)する。
サーバ1aaの制御部は、端末装置2に対し、アラーム通知を行う(ステップS26)。
端末装置2の制御部21は、ステップS26のアラーム通知の受信に応じて、サーバ1bに対し、最新アラーム一覧要求を行う(ステップS27)。
サーバ1bの制御部は、ステップS27の最新アラーム一覧要求に応じて、サーバ1aaからアラーム履歴情報を取得する(ステップS28)。また、サーバ1bの制御部は、ステップS27の最新アラーム一覧要求に応じて、サーバ1abからアラーム履歴情報を取得する(ステップS29)。
サーバ1bの制御部は、ステップS28,S29にて取得したアラーム履歴情報と、サーバ1bの記憶部に記憶しているアラーム回数情報とを含むアラーム一覧情報を端末装置2に送信する(ステップS30)。
端末装置2の制御部21は、ステップS30にて送信されたアラーム一覧情報に基づいて、アラーム画面(図8を参照)を表示装置に表示する。
監視カメラ3bは、人を撮影したとする。監視カメラ3bの制御部は、撮影した人の顔の顔画像を切り出す(ステップS31)。
監視カメラ3bの制御部は、ステップS31にて切り出した顔画像の顔データをサーバ1abに送信する(ステップS32)。
サーバ1abの制御部は、ステップS32にて送信された顔データを受信し、受信した顔データから顔特徴量を抽出する(ステップS33)。
サーバ1abの制御部は、ステップS33にて抽出した顔特徴量と、サーバ1abの記憶部に記憶されている登録顔データ(図5を参照)の顔特徴量とを照合する(ステップS34)。すなわち、サーバ1abの制御部は、監視カメラ3bが撮影した顔画像と、サーバ1abの記憶部に記憶されている登録顔データの顔画像とが一致するか否かを判定する。
ここでは、監視カメラ3bが撮影した顔画像と、サーバ1abの記憶部に記憶されている登録顔データの顔画像とが一致するとする。サーバ1abの制御部は、アラーム履歴情報(図6を参照)を生成し、サーバ1abの記憶部に記憶する。
サーバ1abの制御部は、サーバ1bに対し、検出回数保存の通知を行う(ステップS35)。このとき、サーバ1abの制御部は、検出した登録人物の人物IDをサーバ1bに送信する。
なお、サーバ1bの制御部は、ステップS35にて送信された検出回数保存の通知の受信に応じて、アラーム回数情報42を更新する。例えば、サーバ1bの制御部は、サーバ1abから送信された人物IDに対応する、アラーム回数情報42(図7を参照)の発報回数を更新(1インクリメント)する。
サーバ1abの制御部は、端末装置2に対し、アラーム通知を行う(ステップS36)。
端末装置2の制御部21は、ステップS36のアラーム通知の受信に応じて、サーバ1bに対し、最新アラーム一覧要求を行う(ステップS37)。
サーバ1bの制御部は、ステップS37の最新アラーム一覧要求に応じて、サーバ1aaからアラーム履歴情報を取得する(ステップS38)。また、サーバ1bの制御部は、ステップS37の最新アラーム一覧要求に応じて、サーバ1abからアラーム履歴情報を取得する(ステップS39)。
サーバ1bの制御部は、ステップS38,S39にて取得したアラーム履歴情報と、サーバ1bの記憶部に記憶しているアラーム回数情報とを含むアラーム一覧情報を端末装置2に送信する(ステップS40)。
端末装置2の制御部21は、ステップS40にて送信されたアラーム一覧情報に基づいて、アラーム画面(図8を参照)を表示装置に表示する。
なお、監視カメラ3aは、例えば、人物ID「aaa」の登録人物を撮影する。その後、例えば、監視カメラ3bは、同じ人物ID「aaa」の登録人物を撮影する。この場合、人物ID「aaa」の登録人物は、サーバaaによって1回検出され、サーバabによって1回検出される。従って、サーバ1bの記憶部に記憶されているアラーム回数情報42の人物ID「aaa」に対応する発報回数は、例えば、図7の例の場合、「3」から「5」に更新される。
以上説明したように、サーバ1aa,1ab,1b(情報処理装置)は、登録顔データに一致した顔データを送信した監視カメラ3a,3bの識別情報(アラーム履歴情報に含まれる)を端末装置2に送信する。これにより、端末装置2は、検出された登録人物の顔データと、検出された登録人物を撮影した監視カメラの識別情報とを表示装置に表示できる。そのため、端末装置2を操作するユーザは、例えば、検出された登録人物が、どの監視カメラ3a,3bで撮影されたか(施設のどの位置で撮影されたか)把握できる。
(変形例1)
第1の実施の形態と同様に、監視カメラシステムは、サーバ1aa,1abによって検出された人を検索する検索機能を有してもよい。この場合、検索条件として、監視カメラ3a,3bが指定されてもよい。例えば、図10に示した領域52cの入力画面の「カメラ」において、監視カメラ3a,3bの両方または一方が指定されてもよい。
これにより、端末装置2を操作するユーザは、例えば、登録人物がどの監視カメラ3a,3bで撮影されたか(施設のどの位置で撮影されたか)検索できる。
なお、サーバ1bの制御部は、端末装置2から送信された検索条件に応じた情報を収集する際、サーバ1aa,1abの一方または両方にアクセスする。例えば、検索条件として、発報回数「10」と監視カメラ3aのカメラID「SP001」とが指定されたとする。監視カメラ3aは、サーバ1aaに接続されているので、サーバ1bの制御部は、サーバ1aaにアクセスし、発報回数「10」の登録人物の登録顔データを取得する。
(変形例2)
上記では、サーバ1aaには、1台の監視カメラ3aが接続され、監視カメラ3aの顔データが送信されたが、これに限られない。サーバ1aaには、複数台の監視カメラが接続され、複数台の監視カメラの顔データが送信されてもよい。また、サーバ1abには、1台の監視カメラ3bが接続され、監視カメラ3bの顔データが送信されたが、これに限られない。サーバ1abには、複数台の監視カメラが接続され、複数台の監視カメラの顔データが送信されてもよい。また、子サーバであるサーバ1aa,1abの台数は、2台に限られない。子サーバは、3台以上であってもよい。3台以上の子サーバの各々には、複数の監視カメラが接続されてもよい。また、子サーバが1台の場合でも、複数の監視カメラが接続されてもよい。例えば、図1に示したサーバ1aには、複数の監視カメラが接続されてもよい。
このように、サーバ1aaに複数の監視カメラが接続され、サーバ1abに複数の監視カメラが接続される。そして、サーバ1bがサーバ1aa,1abに接続された監視カメラの発報回数をまとめて管理する。これにより、各サーバ1aa,1ab,1bの処理負荷が分散される。また、監視カメラの拡張(設置台数の増減)が容易となる。
(変形例3)
上記では、監視カメラ3a,3bが顔画像を切り出したがこれに限られない。サーバ1aa,1abの制御部が、監視カメラ3a,3bから送信された画像データの中から人を検出し、検出した人の顔画像を切り出してもよい。この場合、監視カメラ3a,3bからサーバ1aa,1abに送信される画像データには、顔データが含まれていると捉えてもよい。
(変形例4)
サーバ1aa,1ab,1bの機能は、1台のサーバで実現されてもよい。サーバ1aa,1ab,1bは、情報処理装置と称されてもよい。情報処理装置は、1台のサーバで構成されてもよいし、4台以上のサーバで構成されてもよい。
上記の実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。また、各実施の形態は組み合わされてもよい。
本開示は、例えば、空港、港湾、商業施設などの施設に設置される監視カメラを含む監視カメラシステムに有用である。
1a,1aa,1ab,1b サーバ
2 端末装置
3,3a,3b 監視カメラ
4 ネットワーク
11,21,32 制御部
12,24,33 通信部
13,25,34 記憶部
22 入力部
23 表示部
31 撮像部
41a 登録人物情報
41b アラーム履歴情報
42 アラーム回数情報
51 アラーム画面
52 検索画面

Claims (5)

  1. 監視カメラから顔画像データを受信する通信部と、
    前記顔画像データと予め登録された登録人物の登録顔画像データとを照合し、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致するか否かを判定する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記登録人物ごとに検出回数を管理し、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致した場合、前記顔画像データに一致した前記登録顔画像データの前記登録人物における前記検出回数を1インクリメントし、
    前記通信部は、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致した場合、前記顔画像データに一致した前記登録顔画像データの前記登録人物における前記検出回数を端末装置に送信する、
    情報処理装置。
  2. 前記通信部は、一致した前記顔画像データと前記登録顔画像データとを前記端末装置に送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通信部は、前記端末装置から検索検出回数を受信し、
    前記制御部は、前記検索検出回数に一致する前記検出回数の前記登録人物の前記登録顔データを抽出し、
    前記通信部は、抽出された前記顔登録データを前記端末装置に送信する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記監視カメラは複数であり、異なる場所に設置され、
    前記通信部は、前記登録顔データに一致した前記顔データを送信した前記監視カメラの識別情報を前記端末装置に送信する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 監視カメラから顔画像データを受信し、
    前記顔画像データと予め登録された登録人物の登録顔画像データとを照合し、
    前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致するか否かを判定し、
    前記登録人物ごとに検出回数を管理し、前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致した場合、前記顔画像データに一致した前記登録顔画像データの前記登録人物における前記検出回数を1インクリメントし、
    前記顔画像データと前記登録顔画像データとが一致した場合、前記顔画像データに一致した前記登録顔画像データの前記登録人物における前記検出回数を端末装置に送信する、
    監視方法。
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