JP5742746B2 - 冷却器 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に冷却液が流れる流路が形成されたケースを有し、ケース周囲の冷却を行う冷却器に関する。
内部に冷却液が流れる流路が形成されたケースを有し、このケース周囲、特にケースに接触する部材を冷却する冷却器が知られている。また、ケース内の空間に隔壁を設けることにより流路を屈曲または蛇行させ、十分に熱交換されるようにする技術が知られている。
ケースを、閉じ合わせられる二つの部材で構成する場合、流路を屈曲等させるための隔壁は、一方または両方の部材に、相手側の部材に向けて立設される。隔壁の先端と相手側の部材との間には、製作精度を考慮して若干の隙間が設けられている。この隙間を、隔壁を横切るように流れる冷却液は、形成された屈曲する流路を流れず、早期にケースから排出されてしまう。このため、冷却性能が低下する場合がある。
下記特許文献1には、一方の部材から延びるフィンと、フィンの先端を挟む位置に他方の部材に設けられた突起(歯)が示されている。フィン先端と突起の間の隙間はラビリンス構造となり、フィン先端を横切る方向に流れる冷却液の量を抑えることができる。
特開2007−165481号公報
特許文献1に開示された構造を冷却器の隔壁に採用する、つまり隔壁の両側に隔壁に沿って延びる突条を設けると、突条と隔壁の間隙部分は冷却液の流速が遅くなり、冷却性能に寄与する割合が低くなる。すなわち、突条を設けた分だけ、ケースと冷却液の有効な接触面積が小さくなり、冷却性能が低下する場合がある。
本発明は、流路を流れる冷却液とケースの有効な接触面積を確保しつつ、隔壁周囲の隙間を隔壁を横切る方向に通過する冷却液を少なくすることを目的とする。
本発明に係る冷却器は、第1ケース部材と第2ケース部材を閉じ合わせて冷却液が流れる内部空間が形成され、ケース周囲あるいはケースに接触する部品を冷却する冷却器である。内部空間には隔壁が設けられており、内部空間内に、この隔壁を迂回するU字形の流路が形成される。隔壁は、第1ケース部材から第2ケース部材に向けて延びる第1部分と、第2ケース部材から第1ケース部材に向けて延びる第2部分とを有する。隔壁の第1部分と第2部分の先端面は隙間をもって対向する。これらの先端面は、隔壁を横切る方向に対して傾斜する部分を有する。
先端面が傾斜しているために、隔壁に形成された隙間が、隔壁を横切る方向に対して傾斜して、その長さが長くなる。よって、隙間を通過する冷却液の抵抗が増し、流量が抑えられる。隔壁を挟むように位置する突条を設ける必要がなく、流路を流れる冷却液とケースの接触面積が維持される。
本発明の実施形態の冷却器を備えた電力制御装置の外観図である。 図3に示すA−A線による冷却器の断面図である。 図2に示すB−B線による冷却器の断面図である。 比較例を示す図である。 本発明の他の実施形態の冷却器の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の冷却器10を備えた電力制御装置12の外観を示す図である。電力制御装置12は、パワートランジスタ等の半導体デバイスを複数備え、所定の電力の供給を行う装置であり、例えば、直流電力から交流電力に、またその逆に変換を行うインバータ、直流電力の電圧を変換するDC−DCコンバータ等を備える。インバータやDC−DCコンバータの電力変換装置を高い密度で配置すると、空冷では半導体デバイスの冷却を十分に行えない場合がある。このため、液冷式の冷却器10を備える電力制御装置12が実用に供されている。
冷却器10は、流入口14、流出口16と流路18を備え、流入口14から流入した冷却液が流路18を通って流出口16から流出する。冷却液は、水または水に凍結防止剤、防錆剤等の添加剤を加えた液体とすることができる。流入口14と流出口16は、この例では、略直方体の外形を有する電力制御装置12の一側面に設けられている。流路18は、屈曲して、特にU字形に形成されており、この流路に沿って流れる冷却液が冷却器10内に長く留まるように、またより広い範囲を冷却できるようにされている。流路18の形状は、U字形、つまり一回屈曲した流路形状だけでなく、複数回屈曲した形状、例えば蛇行形状とすることもできる。また、流入口14と流出口16は、電力制御装置12の二つの側面に各々設けられるようにしてもよい。
図2および図3は、冷却器10の断面図である。図2は、図3に示されたA−A線による断面図、図3は図2に示されたB−B線による断面図である。冷却器10は、一方が開放したケース本体20と、ケース本体20の開放部分を覆うように配置されプレート22を有する。ケース本体20をプレート22を閉じ合わせることにより、内部に閉じた空間を有するケース24が形成される。この空間を内部空間26と記す。この内部空間26には、流入口14と流出口16が接続され、冷却液は、流入口14から内部空間26に送られ、流出口16から排出される。ケース本体20およびプレート22は、電力制御装置12の部品(例えばケース)の一部として構成されてもよい。
図2に示されるように、ケース24は、一方(図2において下方)が開放した方形断面の箱形状を有するケース本体20と、ケース本体20の開放した面を覆う概略板形状のプレート22から形成される。ケース24の構成は、上記に替えて、例えば一方が開放した方形断面の箱形状の2つの部材を、互いの開放面同士を対向させて閉じ合わせたものとしてもよい。
ケース24の内部空間26内には、隔壁28が設けられている。隔壁28は、ケース24の一つの側面から内側に向けて延びて設けられている。例えば、図3では、隔壁28はケース24の左側面の、特に流入口14と流出口16の間の位置から、右に向けて延びている。この隔壁28は、内部空間26を部分的に仕切り、内部空間26内に隔壁28を迂回するように流入口14から流出口16に至るU字形の流路18を形成している。流路18内には、冷却液が流路のU字形に沿って流れるように誘導するフィン30が流路に沿って延びている。蛇行するように流路を形成する場合には、ケース24の左側面から延びる隔壁と、右側面から延びる隔壁とを交互に配置する。この場合であっても、個々の隔壁についてみれば、隔壁によって、当該隔壁を迂回するU字形の流路が形成されている。
隔壁28は、二つの部分32,34から構成される。第1部分32は、ケース本体20の内部空間26側の面からプレート22に向けて突出している。第1部分32は、ケース本体20と一体に形成されてもよく、また別個に形成された後、結合されてもよい。第2部分34は、プレート22の内部空間26側の面からケース本体20に向けて突出している。第2部分34も、プレート22と一体に形成されてもよく、また別個に形成された後、結合されてもよい。隔壁28の第1部分32と第2部分34は、互いに対向するように配置され、ケース本体20とプレート22が閉じ合わされたとき、各々の部分の側面が面一となって一つの壁のようになる。第1部分32はケース本体20から垂直に突出するようにできる。また、第2部分34はプレート22から垂直に突出するようにできる。
隔壁の第1部分32と第2部分34の先端同士の間には、隙間が形成されている。このようにするのは、ケース本体20とプレート22を閉じ合わせたときに、これらを確実に密着させるためである。つまり、ケース本体20とプレート22を閉じ合わせたとき、これらが接触する前に第1部分32と第2部分34が当接すると、ケース本体20とプレート22の間に隙間ができるか、または接合面に十分な面圧を発生させることができなくなる場合がある。これを防止するため、製作精度を考慮して、第1部分32と第2部分34の間には所定の隙間が形成されるよう設計されている。一方で、この隙間は、隔壁28で仕切られた両側の流路18を繋ぐものであり、この隙間を通って流れる冷却液は流路のU形状に沿って流れていない。この流路に沿わずに流れる冷却液が多くなると、想定している冷却性能を発揮できなくなる場合がある。
隔壁の第1部分32の先端面32aと第2部分34の先端面34aは、隙間をもって対向し、かつ隔壁を横切る方向(図2中左右方向)に対して傾斜している。また、先端面32a,34aは、互いに平行に配置することができる。隔壁の第1部分32と第2部分34の間に形成された隙間は、隔壁28を横切る方向に対して傾斜したものとなる。また、隙間は、隔壁28の壁面の鉛直方向に対して傾斜したものとなる。したがって、隔壁28を横切るように、図2の右側の流路から、左側の流路に隙間を通って流れようとする冷却液の流路の長さが、傾斜していない流路に比べて長くなる。これにより、この隙間を通過する冷却液に関して流路抵抗が大きくなり、ここを流れる冷却液の流量を抑えることができる。また、図4のように、隔壁36の両側に位置し、隔壁に沿って延びる2本の突条38を設け、隔壁36と突条38の間にラビリンスを構成した場合に比べ、突条38を設けないため、流路18を流れる冷却液とプレート22の接触面積が減少せずに、冷却性能が維持される。
図5は、隔壁の他の態様を示す図である。冷却器40は、隔壁の態様を除いて前述の冷却器10と同様の構成を有するものであり、その説明は省略する。冷却器40は、内部空間内に隔壁42を有する。この隔壁42は、前述の隔壁28と同様の機能を有する。つまり、隔壁42は、内部空間26を部分的に仕切り、内部空間26内に流入口14から流出口16に至るU字形の流路18を形成している。隔壁42は、二つの部分44,46から構成される。第1部分44は、ケース本体20の内部空間26側の面からプレート22に向けて突出している。第1部分44は、ケース本体20と一体に形成されてもよく、また別個に形成された後、結合されてもよい。第2部分46は、プレート22の内部空間26側の面からケース本体20に向けて突出している。第2部分46も、プレート22と一体に形成されてもよく、また別個に形成された後、結合されてもよい。隔壁42の第1部分44と第2部分46は、互いに対向するように配置され、ケース本体20とプレート22が閉じ合わされたとき、各々の部分の側面が面一となって一つの壁のようになる。
隔壁の第1部分44と第2部分46の先端同士の間には、隙間が形成されている。このようにするのは、前述の冷却器10と同様、ケース本体20とプレート22を閉じ合わせたときに、これらを確実に密着させるためである。隔壁の第1部分44の先端面44aと第2部分46の先端面46aは、隙間をもって対向し、かつ隔壁を横切る方向において傾斜する二つの面を有している。先端面44aは、異なる傾斜方向を有する二つの面を山形に組み合わせて形成され、先端面46aは、異なる傾斜を有する二つの面を谷形に組み合わせて形成されている。先端面44aの山形と、先端面46aの谷形とが嵌り合うようになって、これらの先端面44a,46aの間に、V字形の隙間が形成される。これらの先端面44a,46aの互いに対向する部分は、平行に配置することができる。
隔壁42の場合にも、隔壁42を横切るように、隙間を通って流れようとする冷却液の流路の長さが、傾斜していない流路に比べて長くなる。これにより、この隙間を通過する冷却液に関して流路抵抗が大きくなり、ここを流れる冷却液の流量を抑えることができる。
10,40 冷却器、18 流路、20 ケース本体(第1ケース部材)、22 プレート(第2ケース部材)、24 ケース、26 内部空間、28,42 隔壁、32,44 隔壁の第1部分、34,46 隔壁の第2部分、32a,44a 第1部分の先端面、34a,46a 第2部分の先端面。

Claims (1)

  1. 第1ケース部材と第2ケース部材を閉じ合わせて冷却液が流れる内部空間が形成された冷却器であって、
    前記内部空間内に設けられた隔壁であって、当該隔壁を迂回するU字形の流路を形成する隔壁を有し、
    隔壁は、第1ケース部材から第2ケース部材に向けて延びる第1部分と、第2ケースから第1ケース部材に向けて延び、先端面が第1部分の先端面と隙間をもって対向する第2部分とを有し、
    隔壁の第1部分と第2部分のそれぞれの先端面は、当該隔壁を横切る方向に対して傾斜している部分を有する、
    冷却器。
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