JP6109265B2 - 冷媒流路付き電気機器 - Google Patents

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この発明は、隔壁を介した一方の空間に設けられた電気部品が、他方の空間内の冷媒流路を流れる冷媒により冷却される冷媒流路付き電気機器に関するものである。
従来、冷媒を導入するための冷媒流入通路と、この冷媒を排出するための冷媒流出通路とを互いに平行に並べ、これらの間で冷媒流入通路及び冷媒流出通路を流通する冷媒の流通方向に対して直交する方向に複数のフィンを配置した冷却器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、この冷却器では、隣接してフィン間の冷却用通路を流れる冷媒の流速が導入口から排出口に向けて流量が上昇するという偏流特性、即ち流量分布の偏りを抑制するために、フィンからなるヒートシンクの側面に対向して傾斜面を有するガイド部を冷媒導入流路に形成して、冷媒流入通路の流路幅を調整している。
特許第5565459号公報
しかしながら、この冷却器の場合、上記ガイド部にはフィンがないので、冷却性能が低いため、このガイド部を発熱性の電気部品を搭載する領域として利用できないため、冷却器を大きくせざるを得ないという問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであって、簡単な構成で電気部品が搭載された隔壁での冷媒の流量分布の偏りを抑制でき、ホットスポットの発生を抑制することができるとともに、小型化が可能な冷媒流路付き電気機器を提供することを目的とする。
この発明に係る冷媒流路付き電気機器は、
隔壁を介して第1の空間及び第2の空間を有する筐体と、
前記第1の空間内で前記隔壁に搭載された電気部品と、
前記第2の空間内で前記筐体の外部からの冷媒が流入する冷媒流入通路、及びこの冷媒流入通路と対向し前記筐体の外部に冷媒を流出する冷媒流出通路の少なくも一方に端面が前記隔壁に固定して設けられ、前記冷媒の流れを拡散する複数の拡散部材と、を備え、
複数の前記拡散部材は、それぞれ、前記冷媒流入通路および前記冷媒流出通路の前記拡散部材が設けられる通路の軸線方向に列をなして、前記冷媒流入通路と前記冷媒流出通路との対向する方向に複数列に設けられ、前記冷媒流入通路と前記冷媒流出通路との間には、互いに平行に対向して配置された複数の冷却フィンが前記隔壁に設けられ、前記冷媒流入通路からの前記冷媒は、前記冷却フィン間の冷却用通路を通じて前記冷媒流出通路に流通する。
この発明に係る冷媒流路付き電気機器によれば、冷媒流入通路及び冷媒流出通路の少なくも一方に冷媒の流れを拡散する拡散部材を設けることで、電気部品が搭載された隔壁での冷媒の流量分布の偏りを抑制でき、ホットスポットの発生を抑制することができる。
また、拡散部材は、端面が隔壁に固定され、冷却フィンとして機能するので、冷却機能が向上する結果、小型化することができる。
この発明の実施の形態1の電力変換機器を示す斜視図である。 図1のII-II線に沿った矢視断面図である。 図1のIII-III線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換機器の第1の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換機器の第2の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換機器の第3の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換機器の第4の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換機器の第5の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換機器の第6の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換機器の第7の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換機器の第8の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態2に係る電力変換機器を示す平断面図である。 この発明の実施の形態3に係る電力変換機器を示す平断面図である。 この発明の実施の形態3に係る電力変換機器の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態4に係る電力変換機器を示す平断面図である。 この発明の実施の形態4に係る電力変換機器の変形例を示す平断面図である。 この発明の実施の形態5に係る電力変換機器を示す平断面図である。 この発明の実施の形態5に係る電力変換機器の変形例を示す平断面図である。
以下、この発明の各実施の形態の電力変換機器について図に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1の電力変換機器を示す斜視図、図2は図1のII−III線に沿う矢視断面図、図3は図1のIII−III線に沿う矢視断面図である。
冷媒流路付き電気機器であるこの電力変換機器は、電気自動車等に搭載される。
この電力変換機器は、内部を上下の第1の空間3と第2の空間4とに区画する隔壁2を有する筐体1と、この筐体1の第1の空間3内に収納され、一部が隔壁2に搭載された発熱性の電気部品6と、筐体1の第2の空間4内の冷媒流入通路7に配設された複数の流入側拡散部材8と、第2の空間4内の冷媒流出通路9に配設された複数の流出側拡散部材10と、冷媒流入通路7と冷媒流出通路9との間に配設された複数の冷却フィン11と、を備えている。
筐体1の外部からの冷媒が流入する冷媒流入通路7と、この冷媒を筐体1の外部に流出する冷媒流出通路9とは互いに平行に形成されている。各冷却フィン11は、冷媒流入通路7及び冷媒流出通路9の軸線方向に対して直交する方向に延びて配置されている。また、等間隙で隣接した冷却フィン11間には冷却用通路5が形成されている。
各冷却フィン11は、同形の平板形状であって、これらの両端面が第2のカバー13及び隔壁2に固定されて一体化されている。
筐体1は、断面矩形状で四方を囲った側壁14と、側壁14の上面開口部を覆った第1のカバー12と、第1のカバー12と対向して側壁14の底面開口部を覆った第2のカバー13と、から構成されている。
各電気部品6は、例えば、ダイオードチップ、パワーモジュール、リアクトル、トランス、フィルター回路、バスバー、コネクタ、ハーネス等から構成されている。
側壁14には流入突起部15が設けられている。この流入突起部15には、流入管16の先端部が冷媒流入通路7に指向して取り付けられている。また、側壁14には流出突起部17が設けられている。この流出突起部17には、流出管18の先端部が冷媒流出通路9に指向して取り付けられている。
図示されていないが、流入管16と流出管18とは、冷媒を強制循環させるポンプ、筐体1からの冷媒を放熱する熱交換器が冷媒配管を介して接続されている。
なお、流入管16、流出管18は、流入突起部15、流出突起部17にそれぞれ圧入、焼き嵌め、ネジ構造等で固定される。
各流入側拡散部材8及び各流出側拡散部材10は、同形の平板形状であって、これらは、第2のカバー13及び隔壁2と一体化している。
冷媒流入通路7の軸線方向に沿って配置された各流入側拡散部材8は、隣接した流入側拡散部材8間の間隙である部材間隙L1の距離が互いに等しい直線状の列をなしている。 そして、列は全部で3列であり、隣接した列間の間隙である各列間隙L2の距離も、互いに等しい。
3列に並んだ各流入側拡散部材8を冷媒流入通路7の軸線に対して垂直方向に視たとき、各列の流入側拡散部材8は、互いに重なって配置されている。
冷媒流出通路9の軸線方向に沿って配置された各流出側拡散部材10は、隣接した流出側拡散部材10の間隙である部材間隙L3の距離が互いに等しい直線状の列をなしている。
そして、列は全部で3列であり、隣接した列間の間隙である各列間隙L4の距離も、互いに等しい。
3列に並んだ各流出側拡散部材10を冷媒流出通路9の軸線に対して垂直方向に視たとき、各列の流出側拡散部材10は、互いに重なって配置されている。
なお、筐体1、各流入側拡散部材8、各流出側拡散部材10、冷却フィン11、流入突起部15及び流出突起部17は、一体成型するためにダイカスト製造や鋳造法により成型されることが望ましいが、それぞれの各部材を別体で成型したのち、各部材を、ネジ、ボルト、溶接、ろう付け等で一体化するようにしてもよい。
上記構成の電力変換装置では、冷媒である冷却水が流入管16から冷媒流入通路7内に流入する。この冷却水は、冷媒流入通路7内を流入側拡散部材8により拡散されて流通する。
そして、冷却水は、各冷媒流入通路7を流通しながら、途中、隣接した冷却フィン11間に形成された冷却用通路5に分岐され、冷媒流出通路9に流入する。
冷却水は、引き続き冷媒流出通路9内を流出側拡散部材10により拡散されて流通する。
その後、流出管18を出た冷却水は、熱交換器で放熱して再び流入管16に戻る。
上記実施の形態1の電力変換装置によれば、冷媒流入通路7及び冷媒流出通路9に、それぞれ流入側拡散部材8及び流出側拡散部材10を設けたので、隔壁2での冷却水の流量分布の偏りが抑制され、隔壁2でのホットスポットの発生を抑制することができる。
また、流入側拡散部材8及び流出側拡散部材10のそれぞれの端面が隔壁2に固定したので、流入側拡散部材8及び流出側拡散部材10も冷却フィンとして機能し、筐体1の隔壁2の全域を発熱性の電気部品6が搭載できる領域として利用することができ、電気部品6の搭載面積を拡大できる結果、電力変換機器を小型化することができる。
また、複数の流入側拡散部材8及び流出側拡散部材10は、隣接した流入側拡散部材8、流出側拡散部材10間の部材間隙L1,L3の距離が互いに等しく、かつ冷却用通路5の軸線に対して交差する方向に列をなして配置されており、また列は、複数列であり、各列のそれぞれの部材間隙L1,L3の前記距離は、互いに等しい。
従って、例えばダイカスト製造により、筐体1、各流入側拡散部材8、各流出側拡散部材10、冷却フィン11、流入突起部15及び流出突起部17を一体成型する際に、金型内に、溶融したアルミニウム金属が行き渡り易くなり、品質の高い成型品が製造される。
なお、図1の電力変換装置では、流入管16及び流出管18は、筐体1の側壁14の一面の両側に流入突起部15、流出突起部17を介して取り付けられているが、流入管16及び流出管18を、図4、図5、図6、図7、図8及び図9に示すように、側壁14の異なる面であっても、冷媒流入通路7及び冷媒流出通路9に対応した部位であれば、側壁14の一面の中央部、または片側部に取り付けることもでき、電力変換装置の組み付けの自由度を向上させることができる。
また、図3〜図9のものでは、各流入側拡散部材8及び各流出側拡散部材10は、各冷却フィン11に対して直交して配置しているが、図10に示すように、各流入側拡散部材8を、冷却水が筐体1の内側に導かれるように傾斜し、各流出側拡散部材10を、冷却水が筐体1の外側に導かれるように傾斜してそれぞれ配置してもよい。
また、図11に示すように、各流入側拡散部材8を、冷媒流入通路7の上流側では冷却水が筐体1の外側に導かれるように傾斜し、冷媒流入通路7の下流側では冷却水が筐体1の内側に導かれるように傾斜し、また各流出側拡散部材10を、冷媒流出通路9の上流側では冷却水が筐体1の外側に導かれるように傾斜し、冷媒流出通路9の下流側では冷却水が筐体1の内側に導かれるように傾斜してそれぞれ配置してもよい。
なお、図11のものでは、列をなした、各流入側拡散部材8、各流出側拡散部材10を、2方向に向いて配置したが、3方向に向いて配置してもよい。
隔壁2に搭載される電気部品6の位置により、冷却水は必ずしも全体に均一に分布させる必要がないが、これらは、隔壁2に搭載される発熱性の電気部品6の位置により隔壁2での冷却水の流量分布を変える一つの選択となる。
実施の形態2.
図12は、この発明の実施の形態2の電力変換機器を示す平断面図である。
この実施の形態では、3列に並んだ各流入側拡散部材8を冷媒流入通路7の軸線に対して垂直方向に視たとき、各列の流入側拡散部材8は、軸線方向にシフトしてジグザグ状に配置されている。
また、3列に並んだ各流出側拡散部材10を冷媒流出通路9の軸線に対して垂直方向に視たとき、各列の流出側拡散部材10は、軸線方向にシフトしてジグザグ状に配置されている。
他の構成は、図3に示した実施の形態1の電力変換機器と同じである。
この実施の形態2の電力変換機器では、各列の流入側拡散部材8は、ジグザグ状に配置されているので、冷却水は、冷媒流入通路7を蛇行して流通する。
また、各列の流出側拡散部材10は、ジグザグ状に配置されているので、冷却水は、冷媒流出通路9を蛇行して流通する。
従って、各列の流入側拡散部材8が直線状に配置された実施の形態1のものと比較して冷却水は、筐体1の隔壁2の全域に行き渡り易くなり、冷却性能を向上させることができる。
実施の形態3.
図13は、この発明の実施の形態3の電力変換機器を示す平断面図である。
この実施の形態の電力変換機器では、3列に並んだ各流入側拡散部材8A,8B,8Cを冷媒流入通路7の軸線に対して垂直方向に視たとき、各列の流入側拡散部材8A,8B,8Cは、軸線方向にシフトしてジグザグ状に配置されている。
また、各流入側拡散部材8A,8B,8Cの長さは、冷却フィン11から離れるに従って長くなっている。即ち、各流入側拡散部材8A,8B,8Cの長さをl8A,l8B,l8Cとしたときに、l8A>l8B>l8Cである。
また、同列間の隣接した各流入側拡散部材8A,8B,8C間の部材間隙L5,L6,L7の距離は、L5>L6>L7である。
3列に並んだ各流出側拡散部材10A,10B,10Cを冷媒流出通路9の軸線に対して垂直方向に視たとき、各列の流出側拡散部材10A,10B,10Cは、軸線方向にシフトしてジグザグ状に配置されている。
また、各流出側拡散部材10A,10B,10Cの長さは、冷却フィン11から離れるに従って長くなっている。即ち、各流出側拡散部材10A,10B,10Cの長さをl10A,l10B,l10Cとしたときに、l10A>l10B>l10Cである。
また、同列間の隣接した各流出側拡散部材10A,10B,10C間の部材間隙L8,L9,L10の距離は、L8>L9>L10である。
他の構成は、図3に示した実施の形態1の電力変換機器と同じである。
この実施の形態の電力変換機器では、冷媒流入通路7内では、冷却フィン11から離れた領域程空間スペースが大きくなり、その領域に冷却水が分散して流通する。また、冷却フィン11に近い領域程、部材間隙L8,L9,L10の寸法が小さくなるので、冷却水は、冷却フィン11間の冷却用通路5に向けて流通する。
このため、実施の形態1のものと比較して冷却水は、筐体1の隔壁2の全域にわたってより流通し易くなり、冷却性能が向上する。
図14は、この発明の実施の形態3の電力変換機器の変形例を示す平断面図である。
この変形例では、流入管16及び流出管18は、互いに対向し、冷媒流入通路7、冷媒流出通路9の軸線に対して垂直方向に筐体1の側壁14に取付けられている。
流入管16の流入口20は、隣接した流入側拡散部材8A間の部材間隙L5と対向している。また、流出管18の流出口21は、隣接した流出側拡散部材10A間の間隙L8と対向している。
他の構成は、図13のものと同じである。
この変形例によれば、流入管16の流入口20は、隣接した流入側拡散部材8A間の部材間隙L5と対向しているので、冷却水の流入側拡散部材8Aに対する衝突を最小限に抑えることができ、その結果圧力損失を低減することができる。
また、流出管18の流出口21は、隣接した流出側拡散部材10A間の部材間隙L8と対向しているので、第2の空間4内の冷却水は、円滑に筐体1から外部に排出される。
実施の形態4.
図15は、この発明の実施の形態4の電力変換機器を示す平断面図である。
この実施の形態の電力変換機器では、図15の紙面側に第2のカバー13に流入突起部15及び流出突起部17を設けている。流入突起部15には、流入管16が取付けられている。流出突起部17には、流出管18が取付けられている。
他の構成は、図2に示した実施の形態1の電力変換機器と同じである。
この実施の形態の電力変換機器によれば、流入管16及び流出管18を筐体1の下側に延出することができ、電力変換装置の組み付けの自由度を向上させることができる
なお、流入管16及び流出管18を例えば図15の紙面の奥側を設け、下側に延出するようにしてもよい。
また、図16に示すように、筐体1の側壁14に流入突起部15、流入管16を設け、また第2のカバー13に流出突起部17、流出管18を設けるようにしてもよい。
また、このものの場合にも、流入管16及び流出管18を図16の紙面の奥側に設け、下側に延出するようにしてもよい。
実施の形態5.
図17は、この発明の実施の形態5の電力変換機器を示す平断面図である。
この実施の形態の電力変換機器では、流出管18は、筐体1の側壁14に沿って流出突起部17に取付けられている。
他の構成は、図3に示した実施の形態1の電力変換機器と同じである。
この実施の形態の電力変換機器によれば、流出管18を筐体1の側壁14に沿って延出することができ、電力変換装置の組み付けの自由度を向上させることができる
なお、図18に示すように、L字形状の流出管18を流出突起部17に取付けることで図17のものと同様に、流出管18を筐体1の側壁14に沿って延出するようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態の電力変換機器では、冷媒流入通路7に流入側拡散部材8を設け、冷媒流出通路9に流出側拡散部材10を設けたが、拡散部材を冷媒流入通路側7または冷媒流出通路9の何れか一方に設けるようにしてもよい。
また、冷却フィン11は、薄板平板状ではなく、ピンフィン、オフセットフィン等の種々の形状であってもよい。
また、第1のカバー12、第2のカバー13は、平板形状であったが、周縁部が起立した形状であってもよい。
また、筐体1では、側壁14の上側と下側とが隔壁2で区画され、この隔壁2に電気部品6が搭載されていたが、板に電気部品を搭載し、この板を、周縁部が起立した形状の、上カバーと下カバーで覆い、板と下カバーとの空間を冷媒流路とするようにしてもよい。
また、上記各実施の形態の電力変換機器では、隣接した各列間の列間隙L2,L4は、等間隙であったが、不等間隙であってもよい。
また、同列では部材間隙L1,L3,L5,L6,L7,L8,L9,L10は等間隙であったが、不等間隙であってもよい。
この場合、例えば、流入管または流出管から近いほど、部材間隙を短く、流入管または流出管から遠いほど部材間隙を長くするようにしてもよい。
また、冷媒流入通路での流入側拡散部材の一列に対する数、及びその列数、並びに冷媒流出通路での流出側拡散部材の一列に対する数、及びその列数は、上記各実施の形態のものに限定されるものではなく、また冷媒流入通路内での流入側拡散部材の数と、冷媒流出通路内での流出側拡散部材の数とが同じでなくてもよい。
また、上記各実施の形態では、冷媒流路付き電気機器として電力変換機器について説明したが、これは一例であり、他のものでも適用できる。
1 筐体、2 隔壁、3 第1の空間、4 第2の空間、5 冷却用通路、6 電気部品、7 冷媒流入通路、8,8A,8B,8C 流入側拡散部材、9 冷媒流出通路、10,10A,10B,10C 流出側拡散部材、11 冷却フィン、12 第1のカバー、13 第2のカバー、14 側壁、15 流入突起部、16 流入管、17 流出突起部、18 流出管、20 流入口、21 流出口、L1,L3,L5,L6,L7,L8,L9,L10 部材間隙、L2,L4 列間隙。

Claims (14)

  1. 隔壁を介して第1の空間及び第2の空間を有する筐体と、
    前記第1の空間内で前記隔壁に搭載された電気部品と、
    前記第2の空間内で前記筐体の外部からの冷媒が流入する冷媒流入通路、及びこの冷媒流入通路と対向し前記筐体の外部に冷媒を流出する冷媒流出通路の少なくも一方に端面が前記隔壁に固定して設けられ、前記冷媒の流れを拡散する複数の拡散部材と、を備え、
    複数の前記拡散部材は、それぞれ、前記冷媒流入通路および前記冷媒流出通路の前記拡散部材が設けられる通路の軸線方向に列をなして、前記冷媒流入通路と前記冷媒流出通路との対向する方向に複数列に設けられ
    前記冷媒流入通路と前記冷媒流出通路との間には、互いに平行に対向して配置された複数の冷却フィンが前記隔壁に設けられ、前記冷媒流入通路からの前記冷媒は、前記冷却フィン間の冷却用通路を通じて前記冷媒流出通路に流通する冷媒流路付き電気機器。
  2. 複数の前記拡散部材は、それぞれ、平板状に形成され、前記拡散部材の各列において、隣接した前記拡散部材間の間隙である部材間隙の距離が互いに等しく配置されている請求項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  3. 前記拡散部材の複数列の前記部材間隙の距離は、互いに等しい請求項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  4. 前記拡散部材の複数列の前記部材間隙の距離のうち、少なくとも一列の前記部材間隙の距離は、他の列の前記部材間隙の距離と異なる請求項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  5. 前記部材間隙の距離は、前記冷却フィンに近い列の前記部材間隙の距離ほど短い請求項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  6. 各列を構成する前記拡散部材が同一方向に向いて形成されている請求項の何れか1項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  7. 各列を構成する前記拡散部材が少なくとも2方向に向いて形成されている請求項の何れか1項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  8. 前記冷媒流入通路と連通した流入管の流入口は、この流入管に最接近した列の前記部材間隙と対向している請求項の何れか1項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  9. 前記筐体には、前記冷媒流入通路と連通した流入管を取付けるための流入突起部、及び前記冷媒流出通路と連通した流出管を取付けるための流出突起部がそれぞれ設けられている請求項1〜の何れか1項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  10. 前記流入突起部及び前記流出突起部は、前記筐体と一体成型で形成されている請求項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  11. 前記流入突起部は、前記筐体の側壁であって前記冷媒流入通路に対応した部位に設けられ、また前記流出突起部は、前記筐体の側壁であって前記冷媒流出通路に対応した部位に設けられている請求項または10に記載の冷媒流路付き電気機器。
  12. 前記流入突起部及び前記流出突起部の少なくとも一方は、前記筐体の側壁の開口部を覆ったカバーに設けられ、
    前記流入突起部は、前記カバーに設けられたときには前記冷媒流入通路に対応した部位に設けられ、また前記流出突起部は、前記カバーに設けられたときには前記冷媒流出通路に対応した部位に設けられる請求項または10に記載の冷媒流路付き電気機器。
  13. 前記流入管及び前記流出管の少なくとも一方は、L字状の配管である請求項12の何れか1項に記載の冷媒流路付き電気機器。
  14. 冷媒流路付き電気機器は、電力変換機器である請求項1〜13の何れか1項に記載の冷媒流路付き電気機器。
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