JP5999028B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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該冷却器は、冷媒が流通する冷媒流路を有する平板状の熱交換部と、冷媒を導入する冷媒導入管と、上記冷媒導入管から導入された冷媒を上記熱交換部に導く入口側ヘッダ部と、冷媒を排出する冷媒排出管と、上記熱交換部を流通した冷媒を上記冷媒排出管に導く出口側ヘッダ部と、を備え、
上記入口側ヘッダ部は上記熱交換部の一端側の端部に設けられているとともに、上記出口側ヘッダ部は上記熱交換部の他端側の端部に設けられており、上記入口側ヘッダ部及び上記出口側ヘッダ部の少なくとも一方は、上記熱交換部に対して上記熱交換部の主面の法線方向に突出する突出部を備えており、
上記熱交換部には、少なくとも一部の上記電子部品が配置されているとともに、上記熱交換部に配置されている上記電子部品の接続端子は、上記入口側ヘッダ部及び上記出口側ヘッダ部の内、上記突出部を備える側に延在しているとともに、上記突出部を備える上記入口側ヘッダ部及び上記出口側ヘッダ部に沿って折り曲げられていることを特徴とする電力変換装置にある。
また、突出部は、熱交換部の主面に対して法線方向に突出しているため、熱交換部の主面に電子部品を配置すれば、当該電子部品は当該突出部と対向することとなる。そのため、当該電子部品に対して、熱交換部による冷却効果に加えて、当該突出部による冷却効果が奏される。これにより、熱交換部に配置された電子部品に対する冷却効果が高まる。
本発明の参考例に係る電力変換装置につき、図1〜図4を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図1〜図3に示すように、半導体モジュール11を含む電子部品12を備えている電力変換部10と、該電力変換部10を冷却する冷却器2と、を有する。冷却器2は、冷媒が流通する冷媒流路31を有する平板状の熱交換部30と、冷媒を導入する冷媒導入管22と、冷媒導入管22から導入された冷媒を熱交換部30に導く入口側ヘッダ部21を備える。冷却器2は、さらに、冷媒を排出する冷媒排出管24と、熱交換部30を流通した冷媒を冷媒排出管24に導く出口側ヘッダ部23と、を備える。入口側ヘッダ部21は、熱交換部30の一端側の端部30cに設けられており、出口側ヘッダ部23は、熱交換部30の他端側の端部30dに設けられている。
そして、入口側ヘッダ部21及び出口側ヘッダ部23の少なくとも一方は、熱交換部30に対して熱交換部30の主面30aの法線方向Zに突出する突出部(入口側ヘッダ突出部21a、出口側ヘッダ突出部23a)を備えている。
電力変換装置1において、電力変換部10はインバータを構成している。電力変換部10に備えられる半導体モジュール11は発熱部品であって、冷却器2によって冷却されるように構成されている。
入口側ヘッダ突出部21aは、入口側ヘッダ部21の全域に備えられている。入口側ヘッダ突出部21aの法線方向Z側の端部の形状は、本例では長手方向Yにおける断面において半円状となっているが、これに限らず、長手方向Yにおける断面において台形状としてもよい。図1に示すように、接続部21bは、入口側ヘッダ部21に対して拡径されており、冷媒導入管22と入口側ヘッダ部21とが連通するように両者を接続している。
また、出口側ヘッダ突出部23aは、入口側ヘッダ突出部21aと同様に、出口側ヘッダ部23の全域に備えられている。出口側ヘッダ突出部23aの法線方向Z側の端部の形状についても、入口側ヘッダ突出部21aと同様に、本例では長手方向Yにおける断面において半円状となっているが、これに限らず、長手方向Yにおける断面において台形状としてもよい。なお、出口側ヘッダ部23の接続部23bは、入口側ヘッダ部21の接続部21bに対して、長手方向Yにおいて熱交換部30を挟んで反対側に位置している。
電力変換装置1では、入口側ヘッダ部21及び出口側ヘッダ部23の少なくとも一方(本例では両方)に、熱交換部30の主面(第1主面30a)に対して法線方向Zに突出する突出部21a、23aがそれぞれ備えられている。これにより、突出部21a、23aが備えられている入口側ヘッダ部21及び出口側ヘッダ部23において、冷媒が流通するのに充分な流量を確保して圧力損失を低減しつつ、冷却器2の平面視形状(熱交換部30の第1主面30aの法線方向Zから見た形状)を小さくすることができる。その結果、冷却器2、ひいては冷却器2が備えられる電力変換装置1を小型化できる。
また、突出部21a、23aは、熱交換部30の第1主面30aに対して法線方向Zに突出しているため、熱交換部30の第1主面30aに配置された電子部品12(半導体モジュール11)は、突出部21a、23aと対向することとなる。そのため、電子部品12(半導体モジュール11)に対して、熱交換部30による冷却効果に加えて、当該突出部21a、23aによる冷却効果が奏される。これにより、熱交換部30に配置された電子部品12(半導体モジュール11)に対する冷却効果が高まる。
本例の電力変換装置200では、図5に示すように、入口側ヘッダ部21における接続部21bと、出口側ヘッダ部23における接続部23bとが、長手方向Yにおいて同じ側に設けられている。そのため、冷媒導入管22と冷媒排出管24は熱交換部30に対して長手方向Yにおいて同じ側に設けられている。その他の構成要素は参考例1の場合と同様であり、本例においても参考例1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本例の電力変換装置300では、図5に示す電力変換装置200における冷却器2にかえて、図6に示すように、第1冷却器321及び第2冷却器322を有している。なお、参考例1、参考例2の場合と同様の構成要素については、本例においても参考例1及び参考例2の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
第1冷却器321及び第2冷却器322の間には半導体モジュール11が介在している。第1冷却器321及び第2冷却器322のそれぞれの第2主面30bはいずれも、半導体モジュール11に接している。
本例の電力変換装置300は、それぞれの主面(第2主面30b)が互いに対向するように配置されている第1冷却器321及び第2冷却器322の一対の冷却器を有している。そして、それぞれの主面(第2主面30b)の間には電子部品(半導体モジュール11)が配置されている。これにより、半導体モジュール11は、第1冷却器321及び第2冷却器322の両方から冷却されるため、一層冷却効果が高まる。
なお、本例では、当接部16aに接するように設けられる電子部品としてコンデンサ15を採用したが、これに限定されず、電力変換部10を構成する他の電子部品を採用してもよい。この場合であっても、当接部16aに配置された電子部品の冷却効果の向上が図られる。
本例の電力変換装置300は、上述の作用効果に加え、参考例1と同様の作用効果を奏する。
本例の電力変換装置300では、図8に示すように、第1冷却器321及び第2冷却器322は、それぞれの突出部21a、23aが互いに対向するように配置されている。これにより、第1冷却器321と第2冷却器322との間に、それぞれの熱交換部30と、それぞれの突出部21a、23aによって、四方から囲まれた領域(冷却領域430)が形成されることとなる。
なお、参考例1、参考例2及び実施例1の場合と同様の構成要素については、本例においても参考例1、参考例2及び実施例1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本例の電力変換装置300によっても、参考例1、参考例2及び実施例1の場合と同様の作用効果を奏する。
2、321、322 冷却器(第1冷却器、第2冷却器)
10 電力変換部
11 半導体モジュール(電子部品)
21 入口側ヘッダ部
21a 突出部(入口側ヘッダ突出部)
23 出口側ヘッダ部
23a 突出部(出口側ヘッダ突出部)
30 熱交換部
31 冷媒流路
Claims (9)
- 半導体モジュール(11)を含む電子部品(12)を備えている電力変換部(10)と、該電力変換部(10)を冷却する冷却器(2、321、322)と、を有し、
該冷却器(2、321、322)は、冷媒が流通する冷媒流路(31)を有する平板状の熱交換部(30)と、冷媒を導入する冷媒導入管(22)と、上記冷媒導入管(22)から導入された冷媒を上記熱交換部(30)に導く入口側ヘッダ部(21)と、冷媒を排出する冷媒排出管(24)と、上記熱交換部(30)を流通した冷媒を上記冷媒排出管(24)に導く出口側ヘッダ部(23)と、を備え、
上記入口側ヘッダ部(21)は上記熱交換部(30)の一端側の端部(30c)に設けられているとともに、上記出口側ヘッダ部(23)は上記熱交換部(30)の他端側の端部(30d)に設けられており、上記入口側ヘッダ部(21)及び上記出口側ヘッダ部(23)の少なくとも一方は、上記熱交換部(30)に対して上記熱交換部30の主面(30a、30b)の法線方向(Z)に突出する突出部(21a、23a)を備えており、
上記熱交換部(30)には、少なくとも一部の上記電子部品(12)が配置されているとともに、上記熱交換部(30)に配置されている上記電子部品(12)の接続端子(111、112)は、上記入口側ヘッダ部(21)及び上記出口側ヘッダ部(23)の内、上記突出部(21a、23a)を備える側に延在しているとともに、上記突出部(21a、23a)を備える上記入口側ヘッダ部(21)及び上記出口側ヘッダ部(23)に沿って折り曲げられていることを特徴とする電力変換装置(300)。 - 上記突出部(21a、23a)は、上記入口側ヘッダ部(21)及び上記出口側ヘッダ部(23)の両方において、上記熱交換部(30)の主面(30a、30b)に対して、同じ側に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置(300)。
- 上記熱交換部(30)と上記突出部(21a、23a)とで囲まれた領域(33、330、430)には、少なくとも一部の上記電子部品(12)が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置(300)。
- 上記熱交換部(30)において上記突出部(21a、23a)が突出している側に回路基板(14)が配置されているとともに、該回路基板(14)には、上記熱交換部(30)と上記突出部(21a、23a)とで囲まれた領域(330)に位置するように設けられた上記電子部品(12)が備えられていることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置(300)。
- 上記熱交換部(30)に配置された上記電子部品(12)は上記半導体モジュール(11)であって、上記接続端子(111、112)は上記半導体モジュール(11)から延出された制御端子(111)及び電源端子(112)の少なくとも一方を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置(300)。
- 上記熱交換部(30)の主面(30a、30b)が互いに対向するように配置されている一対の上記冷却器(321、322)を備えているとともに、一対の上記冷却器(321、322)における対向する上記主面(30a、30b)の間には、少なくとも一部の上記電子部品(12)が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電力変換装置(300)。
- 少なくとも一部の上記電子部品(12)が固定されているベースプレート(16)を備え、上記一対の冷却器に(321、322)おける一方の上記冷却器(321、322)は上記ベースプレート(16)に対向して配置されており、上記一方の冷却器(321、322)に形成されている上記突出部(21a、23a)は、上記ベースプレート側に突出しているとともに、上記ベースプレート(16)において上記一方の冷却器(321、322)の上記突出部(21a、23a)が対向する位置に形成された穴部(18)の中に位置するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置(300)。
- 上記一方の冷却器(321、322)における上記突出部(21a、23a)は、上記入口側ヘッダ部(21)及び上記出口側ヘッダ部(23)の両方に形成されているとともに、上記ベースプレート(16)側に突出して上記穴部(18)の中に位置することにより、上記ベースプレート(16)の一部が、上記一方の冷却器(321、322)における上記両方の突出部(21a、23a)に挟まれていることを特徴とする請求項7に記載の電力変換装置(300)。
- 上記ベースプレート(16)における上記一方の冷却器(321、322)と対向する面(30a、30b)と反対側の面に、少なくとも一部の上記電子部品(15)が配置されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の電力変換装置(300)。
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