JPH0624279A - 電気自動車用冷却装置 - Google Patents

電気自動車用冷却装置

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JPH0624279A
JPH0624279A JP4295999A JP29599992A JPH0624279A JP H0624279 A JPH0624279 A JP H0624279A JP 4295999 A JP4295999 A JP 4295999A JP 29599992 A JP29599992 A JP 29599992A JP H0624279 A JPH0624279 A JP H0624279A
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JP
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tube
cooling device
heat
electric component
cooling
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JP4295999A
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Takahide Oohara
貴英 大原
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/02Tubular elements of cross-section which is non-circular
    • F28F1/022Tubular elements of cross-section which is non-circular with multiple channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/12Elements constructed in the shape of a hollow panel, e.g. with channels
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2089Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for power electronics, e.g. for inverters for controlling motor
    • H05K7/20927Liquid coolant without phase change

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却効率を向上させるとともに、車両への搭
載生に優れた電気自動車用冷却装置を提供すること。 【構成】 冷却液が流れる偏平なチューブ3の外壁面
に、高熱伝導グリスを介して電気部品2の放熱板2aが
密着して取付けられている。チューブ3の両端部には、
一対のタンク4、5が接続されており、その一方のタン
ク4には、入口パイプ6と出口パイプ7とが接続される
とともに、入口パイプ6と出口パイプ7との間に、一方
のタンク4内を長手方向に区画する仕切板8が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車に搭載され
る電気部品の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気自動車では、パワートラ
ンジスタ等の発熱部品を含む電気部品の冷却方法として
空気冷却が一般的である。ところが、この空気冷却は、
外気温の高い夏場の始動時等で、速やかに冷却する必要
のある電気部品、例えば、半導体素子ユニット等の重要
機能を有する電気部品の冷却には適さない。
【0003】そこで、図10に示すような液冷式の冷却
装置が考えられる。この冷却装置は、銅等の熱伝導性に
優れた金属厚板100と、この金属厚板100内に配管
されたパイプ101より構成され、パイプ101内に冷
却液を循環させることで、金属厚板100の外表面に接
触して取り付けられた電気部品102を冷却するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の冷却
装置では、冷却液が流れるパイプ101に電気部品10
2を直接接触させて冷却するものではなく、パイプ10
1と電気部品102との間に金属厚板100が介在され
るとともに、パイプ101自体の伝熱面積も小さいこと
等から接触熱抵抗が大きく冷却効率が悪い。
【0005】また、冷却対象となる電気部品102の数
が増えると、図11に示すように、金属厚板100や取
付け用のブラケット103の大型化に伴って重量が増大
するため、軽量化、耐久強度が特に重要となる自動車へ
の適用は実用的ではない。
【0006】本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、その目的は、冷却効率を向上させるとともに、車
両への搭載性に優れた電気自動車用冷却装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、上記目的を達成するために、電気自動車に搭載され
る電気部品の冷却装置で、熱伝導性に優れた材質より成
り、前記電気部品の放熱部が接触する偏平な外壁面を有
する押出成型品で内部を冷却液が流れるように設けられ
たチューブを備え、このチューブの前記外壁面と前記放
熱部との間に高熱伝導率の伝熱材を介在させて成ること
を技術的手段とする。
【0008】また、請求項2記載の本発明は、上記目的
を達成するために、電気自動車に搭載される電気部品の
冷却装置であって、基板の一側面に設けられた電気部品
と、この基板よりも小さい開口部を持ち、この開口部に
前記基板の他側面を配することで冷却液が流れる流路を
形成するチューブと、前記基板の他側面と前記チューブ
の開口部とを締結する締結部材と、前記基板の他側面と
前記チューブの開口部との間を密着させるシール部材
と、を備える電気自動車用冷却装置を採用するものであ
る。
【0009】
【作用】上記構成より成る請求項1記載の本発明の電気
自動車用冷却装置は、電気部品より生じる熱が、電気部
品の放熱部より、伝熱材およびチューブの外壁を介して
チューブ内を流れる冷却液に伝熱されることにより、冷
却液が加熱されて電気部品の冷却が行われる。
【0010】この電気自動車用冷却装置では、冷却液が
流れるチューブの外壁面と電気部品の放熱部との間に、
高熱伝導率の伝熱材が介在されることにより、自動車の
振動やねじり等の外力に伴うチューブ外壁面と放熱部と
のクリアランスの変動による伝熱性能への影響を小さく
抑えることができる。
【0011】また、冷却液が流れるチューブは、電気部
品の放熱部が接触する偏平な外壁面を有することから、
電気部品の放熱部に対するチューブの伝熱面積が大き
く、高い伝熱効率を得ることができる。
【0012】また、請求項2記載の本発明の電気自動車
用冷却装置によれば、チューブに電気部品の放熱部より
も小さい開口部を開け、この開口部に電気部品の放熱部
を配して冷却液が流れる流路を形成することにより、電
気部品の放熱部が冷却液と直接熱交換される。
【0013】基板の他側面とチューブの開口部との間に
はシール部材が介され、締結部材により他側面と開口部
とを締結しているため、流路から冷却液が洩れることは
無い。
【0014】
【実施例】次に、本発明の電気自動車用冷却装置の一実
施例を図1および図2を基に説明する。
【0015】図1は電気自動車用冷却装置の斜視図であ
る。本実施例の電気自動車用冷却装置1(以下冷却装置
と略す)は、電気自動車に搭載される電気部品2を冷却
するもので、冷却液が流れる2本のチューブ3と、各チ
ューブ3の両端部に接続された一対のタンク4、5とを
備える。
【0016】チューブ3は、断面が偏平形状を呈するア
ルミニウムの押出成型品で、チューブ3の長さ方向に延
びる内柱3aにより内部が幅方向に複数に区画されて、
それぞれ冷却液が流れる通路3bを成す。この2本のチ
ューブ3は、一対のタンク4、5間で幅方向に並んで配
されている。
【0017】タンク4、5は、断面が矩形状を呈するア
ルミニウム製で、チューブ3の端部がろう付けにより接
続されて、2本のチューブ3とそれぞれ連通されてい
る。一方のタンク4には、冷却液の流入口を成す入口パ
イプ6と、冷却液の流出口を成す出口パイプ7とが接続
されるとともに、入口パイプ6と出口パイプ7との間
に、一方のタンク4内を長手方向に入口室4aと出口室
4bとに区画する仕切板8が設けられている。従って、
2本のチューブ3は、一対のタンク4、5間で冷却液の
往路側と帰路側を成し、往路側のチューブ3が、一方の
タンク4の入口室4aに連通され、帰路側のチューブ3
が、一方のタンク4の出口室4bに連通されている。
【0018】なお、冷却液としては、不凍液やシリコン
オイル等が適当である。冷却装置1によって冷却を必要
とする電気部品2(例えば、発熱量の大きなインバータ
等を含む部品)は、図2(電気部品2の取付け状態を示
す断面図)に示すように、電気部品2の放熱板2a(本
発明の放熱部)がチューブ3の偏平な外壁面3cに密着
するように、ユニットカバー2bとともにボルト9によ
ってチューブ3に固定されている。
【0019】また、本実施例では、電気部品2の放熱板
2aとチューブ3の外壁面3cとの間に、熱伝導性に優
れる高熱伝導グリス10(本発明の伝熱材)が介在され
ており、放熱板2aとチューブ3の外壁面3cとの間に
空気層が介入するのを防止している。
【0020】この冷却装置1は、タンク4、5に取り付
けられた各ブラケット11によって車体側へ固定されて
いる。次に、本実施例の作用を説明する。
【0021】入口パイプ6より一方のタンク4の入口室
4aに流入した冷却液は、入口室4aより往路側チュー
ブ3の各通路3bに分配されて、各通路3bを他方のタ
ンク5に向かって流れる。他方のタンク5内に流入した
冷却液は、帰路側チューブ3の各通路3bに分配され
て、各通路3bを一方のタンク4に向かって流れた後、
一方のタンク4の出口室4bより出口パイプ7を介して
流出する。
【0022】ここで、各チューブ3の外壁面3cに密着
された電気部品2は、各チューブ3内を流れる冷却液に
放熱することで速やかに冷却される。なお、電気部品2
からの放熱によって加熱された冷却液を、車内暖房用の
熱源として利用することにより、電気部品2からの有効
な排熱回収を行うことができる。
【0023】本実施例では、チューブ3の外壁面3cと
電気部品2の放熱板2aとの間に高熱伝導グリス10が
介在されることにより、チューブ3と電気部品2との間
の伝熱性を高めことができる。
【0024】また、高熱伝導グリス10によって、チュ
ーブ3の外壁面3cと放熱板2aとの間に、伝熱性能を
著しく低下させる空気層の介入を防止することができる
ため、自動車の振動やねじれ等の外力に伴うチューブ外
壁面3cと放熱板2aとのクリアランス変動による伝熱
性能への影響を小さく抑えることができる。
【0025】そして、この冷却装置1では、冷却液が流
れるチューブ3の外壁面3cに直接電気部品2の放熱板
2aが密着することにより、従来技術で説明した冷却装
置と比較して、放熱板2aに対するチューブ3の伝熱面
積を大きくすることができる。
【0026】これらの結果、電気部品2とチューブ3と
の間の伝熱性能が改善されて、冷却効率の向上を図るこ
とができる。また、本実施例の冷却装置1は、銅等の厚
板を使用する必要がなく軽量なため、それに伴って、冷
却を必要とする電気部品2の数が増加しても、取付け用
のブラケット11を大型化する必要もない。従って、軽
量化、コンパクト化を実現することができ、耐久強度、
特に耐振性に優れる。
【0027】各電気部品2は、ユニット毎にボルト9で
固定することにより、メンテナンス性にも優れ、容易に
交換可能である。なお、本実施例では、他方のタンク5
で冷却液が往路側チューブ3から帰路側チューブ3へU
ターンする構造としたが、一方のタンク4内の仕切板8
を省略して、一方のタンク4に入口パイプ6を接続し、
他方のタンク5に出口パイプ7を接続することにより、
2本のチューブ3を同時に一方のタンク4から他方のタ
ンク5へ向かって冷却液が流れるような構造としても良
い。
【0028】次に、本発明の第2実施例を示す。図3は
冷却装置1の斜視図である。この実施例の冷却装置1
は、一対のタンク4、5間で、高さ方向に2本のチュー
ブ3を重ねた構造を成すもので、第1実施例の冷却装置
1と比較して、搭載面積を小さくすることが可能であ
る。
【0029】次に、本発明の第3実施例を示す。図4は
冷却装置1の斜視図である。この実施例の冷却装置1
は、図4に示すように、U字状に屈曲させたチューブ3
を使用することでタンク4、5を一つにまとめたもので
ある。この結果、より小型、軽量化を図ることができ
る。
【0030】次に、本発明の第4実施例を示す。図5は
電気部品2とチューブ3の断面図、図6は電気部品2と
チューブ3の斜視図である。
【0031】この実施例の冷却装置1は、図6に示すよ
うに、チューブ3の外壁面3cを凹面に形成するととも
に、電気部品2の放熱板2aをチューブ3の凹面を成す
外壁面3cと嵌合する凸面とすることにより、チューブ
3と放熱板2aとの接触面積を拡大して伝熱性能を向上
させるものである。
【0032】次に、本発明の第5実施例を示す。図7は
チューブ3の断面図である。この冷却装置1は、偏平チ
ューブ3内に波型のインナフィン12を挿入して、チュ
ーブ3内に複数の通路3bを形成したものである。
【0033】次に、本発明の第6実施例を示す。図8は
冷却装置1の斜視図、図9は図8のA−A断面図であ
る。この冷却装置1は、チューブ3の両端面を端板1
3、14で塞ぐとともに、チューブ3の両端側で、端板
13、14より内側にチューブ3の各通路3bをチュー
ブ3の幅方向に連通する連通孔15、16を設け、一方
の連通孔15には入口パイプ6を接続し、他方の連通孔
16には出口パイプ7を接続することで、タンク4、5
を不要としたものである。
【0034】このように、本発明の冷却装置1は、冷却
を必要とする電気部品2の数、あるいは搭載スペースに
よって、チューブ3の形状、位置、本数、長さ等を任意
に設定することができるため、車両への搭載自由度が非
常に大きくなる。
【0035】次に、本発明の第7実施例を示す。図12
は冷却装置1の斜視図、図13は図12のB−B断面
図、図14は図12のC−C断面図である。
【0036】この冷却装置1は、電気部品2の放熱板2
aの面積よりも小さい開口部20bを持つ偏平形状のチ
ューブ20を有する。このチューブ20は、開口部20
bに放熱板2aを配することで内部に冷却液が流れる流
路を形成する。図13の断面図に示すように、この放熱
板2aの外周端面2bと、チューブ20の接合面20a
とを接合する。この外周端面2bと接合面20aとの接
合部の間隙には、この間隙から冷却液が洩れることの無
いように、弾性部材よりなるパッキン21を配する。チ
ューブ20には、パッキン21を嵌める溝20fを加工
しておく。放熱板2aの外周端面2bには、ネジ9が貫
通可能なネジ穴2cが4つの角に設けられている。放熱
板2aとチューブ20との接合時に、ネジ穴2cに対応
するチューブ20の位置には、ネジが貫通する貫通穴2
0eが設けられている。また、このネジ穴2cから冷却
液が洩れないように、偏平チューブ20の両側端内部に
は、ネジがきられた洩れ止め部材20cが配されてい
る。この構成にて、チューブ1に放熱板2aが密着する
ように、ボルト9により固定する。
【0037】このチューブ20は、図13及び図14に
示すように、流路の断面積を狭くして冷却液の流速を高
め、放熱板2aとの熱交換効率を上げるために、放熱板
2aに対向する位置の底面20dが放熱板2aと平行に
内径側に窪ませて形成される。また、この成形加工によ
り冷却性能の向上と同時に熱交換器自体の強度を向上さ
せることができる。なお、洩れ止め部材20cを、放熱
板2aの冷却液の流入方向の長さ分だけ設けることで、
流路の断面積を小さくすることもできる。 上記の如く
構成することで、冷却液が流れるチューブに電気部品2
の放熱板2aを密着させ、チューブ20の開口部20b
を介して冷却液と放熱板2aが直接熱交換できるため、
従来例での接触熱抵抗を著しく小さくすることができ、
冷却効率が大幅に向上する。
【0038】また、チューブ20に対して電気部品2を
ボルト9により取り付け固定する構造であるため、電気
部品20を容易に取り外すことができる。補修・修理を
行う際には冷却液を流路内から抜き、その後ボルト9を
取り外すことで簡単に補修・修理を行うことができる。
【0039】更に、冷却液の流路が偏平であるために熱
交換器の厚さが薄くなり、軽量でコンパクトな構造とす
ることができる。従って、車両搭載に際して自由度が大
きい。
【0040】次に、本発明の第8実施例を示す。図15
は冷却装置1の断面図である。この冷却装置1は、偏平
チューブ20と電気部品2の放熱板2aとの接合部に液
状のパッキン22を用いたものである。この構成によれ
ば、第7実施例の如く、パッキン21を挿入する溝20
fを加工する必要が無い。
【0041】次に、本発明の第9実施例を示す。図16
は冷却装置1の断面図である。この冷却装置1は、電気
部品2の放熱板2aのチューブ20と接合される側の面
を凹凸状に形成してフィン2dを形成する。このフィン
2dにより冷却液と放熱板2aとの伝熱面積が増加する
ので、放熱板2aでの放熱性能を向上させることができ
る。
【0042】次に、本発明の第10実施例を示す。図1
7は冷却装置1の断面図である。この冷却装置1は、図
12〜図14に示す第7実施例でのチューブ20と洩れ
止め部材20cとを一体に成形したチューブ23を用い
る例である。また、チューブ23と放熱板2aとで形成
される流路内に放熱板2aに密着する波状のフィン24
を介することで、上記の実施例と同様に、伝熱性能を向
上させることができる。また、フィン24を流路内に介
在させているので、このフィン24の体積分だけ流路の
断面積が小さくする事ができる。
【0043】次に、本発明の第11実施例を示す。図1
8は冷却装置1の断面図である。この冷却装置1は、放
熱板2aとチューブ23とからなる流路内側に向けて突
出する凸部25を放熱板2aに複数個形成する。この凸
部25により上記の実施例と同様に放熱板2aの伝熱面
積が増加すると共に、流路の断面積を狭くできるので、
上記の第7実施例〜第9実施例に示すように、底面20
dを流路内周方向に窪ませて形成する必要が無い。
【0044】次に、本発明の第12実施例を示す。図1
9は冷却装置1の断面図である。この冷却装置1は、流
路の断面積を狭くするために、チューブ23内の放熱板
2aに対向する位置に、放熱板2aの開口部と略同面積
の整流板26を配する。このように整流板26を流路内
に配することで、上記の第7実施例〜第9実施例に示す
ように、底面20dを流路内周方向に窪ませて形成する
必要が無い。
【0045】なお、上記の実施例では、放熱板2aとチ
ューブ20、23とをボルト9にて結合して流路を形成
する構成としたが、図20に示すように、コ字状のカシ
メ部材27により放熱板2aとチューブ20、23とを
挟み込み、かしめる構成としても良い。
【0046】また、図21の斜視図に示すように、チュ
ーブ28を上記の実施例のチューブ23と同様に形成
し、放熱板2aは、チューブ28の側面28aと密着す
る側板29を設ける構成とする。この側板29には、ボ
ルト9が貫通する貫通穴29aが形成されており、ま
た、チューブ28内に冷却液を流入させる流入管30の
位置に対応する切欠き29bが形成されている。このよ
うに、放熱板2aを平板で無く、チューブ28の側面ま
で覆い、側面にてボルト9により放熱板2aとチューブ
28とを結合する構成としても良い。
【0047】また、夫々の実施例における形状を組み合
わせても良い。上記の構造によれば、発熱部品の数が増
加しても、熱交換器自体が内部が中空なチューブより形
成されるため、従来例の様に重量が急激に増大せず、耐
久性の悪化につながらない。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の冷却装置は、冷
却液が流れるチューブに直接電気部品の放熱部を密着さ
せるとともに、チューブの外壁面と電気部品の放熱部と
の間に高熱伝導率の伝熱材を介在させたことで伝熱性能
を高めることができ、その結果、冷却効率を向上させる
ことができる。
【0049】また、請求項2記載の本発明の冷却装置
は、チューブに電気部品の放熱部よりも小さい開口部を
開け、この開口部に電気部品の放熱部を配して冷却液が
流れる流路を形成することにより、電気部品の放熱部が
冷却液と直接熱交換される。従って、電気部品の冷却効
率を向上させることができる。
【0050】また、チューブの形状や本数等を任意に設
定することができるため、車両への搭載性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る冷却装置の斜視図である。
【図2】第1実施例に係る電気部品の取付け状態を示す
断面図である。
【図3】第2実施例に係る冷却装置の斜視図である。
【図4】第3実施例に係る冷却装置の斜視図である。
【図5】第4実施例に係る電気部品とチューブの断面図
である。
【図6】第4実施例に係る電気部品とチューブの斜視図
である。
【図7】第5実施例に係るチューブの断面図である。
【図8】第6実施例に係る冷却装置の斜視図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】従来技術を示す冷却装置の斜視図である。
【図11】従来技術の他の例を示す冷却装置の斜視図で
ある。
【図12】第7実施例に係る冷却装置の斜視図である。
【図13】図12のB−B断面図である。
【図14】図12のC−C断面図である。
【図15】第8実施例に係る冷却装置の断面図である。
【図16】第9実施例に係る冷却装置の断面図である。
【図17】第10実施例に係る冷却装置の断面図であ
る。
【図18】第11実施例に係る冷却装置の断面図であ
る。
【図19】(A)は、第12実施例に係る冷却装置の断
面図である。(B)は、(A)のD−D断面図である。
【図20】本発明の第13実施例に係る冷却装置の斜視
図である。
【図21】本発明の第14実施例に係る冷却装置の要部
断面図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2 電気部品 2a 放熱板(放熱部) 3 チューブ 3c 外壁面 10 高熱伝導グリス(伝熱材) 20 チューブ 21 パッキン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気自動車に搭載される電気部品の冷却装
    置で、熱伝導性に優れた材質より成り、前記電気部品の
    放熱部が接触する偏平な外壁面を有する押出成型品で内
    部を冷却液が流れるように設けられたチューブを備え、
    このチューブの前記外壁面と前記放熱部との間に高熱伝
    導率の伝熱材を介在させて成る電気自動車用冷却装置。
  2. 【請求項2】電気自動車に搭載される電気部品の冷却装
    置であって、 基板の一側面に設けられた電気部品と、 この基板よりも小さい開口部を持ち、この開口部に前記
    基板の他側面を配することで冷却液が流れる流路を形成
    するチューブと、 前記基板の他側面と前記チューブの開口部とを締結する
    締結部材と、 前記基板の他側面と前記チューブの開口部との間を密着
    させるシール部材と、 を備える電気自動車用冷却装置。
JP4295999A 1992-05-12 1992-11-05 電気自動車用冷却装置 Pending JPH0624279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4295999A JPH0624279A (ja) 1992-05-12 1992-11-05 電気自動車用冷却装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11903392 1992-05-12
JP4-119033 1992-05-12
JP4295999A JPH0624279A (ja) 1992-05-12 1992-11-05 電気自動車用冷却装置

Publications (1)

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