JP2019013111A - 電力変換装置 - Google Patents

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【課題】冷却器に対する導入側及び排出側の各冷媒通路の圧力損失を低減すること。【解決手段】電力変換装置10は、冷却器51と、この冷却器51へ冷媒を導入する導入側冷媒通路64と、前記冷却器51から冷媒を排出する排出側冷媒通路65とを備える。前記導入側及び排出側冷媒通路64、65を流れる冷媒の流れ方向は、前記冷却器51を流れる冷媒の流れ方向Afに対して、異なっている。前記冷却器51と前記導入側及び排出側冷媒通路64、65は、前記筐体20に有する溝部23と、この溝部23の開放面を塞ぐ蓋部53とからなる。この蓋部53は、前記導入側及び排出側冷媒通路64、65の各位置において、前記溝部23へ突出した突出部71,71を有する。この突出部71,71は、冷媒の流れ方向を転換する。前記溝部23は、前記突出部71,71に対向する部位に、冷媒の流れ方向を転換する斜面部72,72を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置の改良技術に関する。
電力変換装置は、例えばバッテリとモータとの間に配置されており、バッテリに貯えられている電力を制御してモータへ供給する。ハイブリッド車両や電動車両に搭載される電力変換装置、つまりPCU(パワーコントロールユニット)を構成する多くの子ユニット(例えばパワーモジュールやリアクトル)は発熱し、その影響によって性能を損なう懸念をもつため、冷却構造は必須となる。このような冷却技術は各種提案されてきた(例えば、特許文献1)
特許文献1で知られている冷却装置は、平面状の上板と下板とを有する、扁平状の筐体の上にパワーデバイスを実装している。筐体は冷却器に相当する。筐体の上板には、この冷媒の導入孔と排出孔が設けられている。冷媒導入パイプや冷媒排出パイプは、上板に沿って延び、且つ角断面に形成されてなり、先端を閉鎖している。導入パイプや排出パイプにおいて、各先端の近傍には、外周面にそれぞれ孔が設けられている。これらの孔は、導入孔と排出孔にそれぞれ接続されている。冷媒は、水平な冷媒導入パイプの外周面の孔から下方へ流れ、導入孔を通って筐体に入り、この筐体の中の冷媒流路を水平に流れる。
ここで、冷媒導入パイプ内の先端部分から、導入孔を通って筐体の冷媒流路へ至る、冷媒の経路のことを、導入側冷媒通路という。また、筐体の冷媒流路から排出孔とを通って冷媒導入パイプ内の先端部分へ至る、冷媒の経路のことを、排出側冷媒通路という。導入側冷媒通路を流れる冷媒の流れ方向と、排出側冷媒通路を流れる冷媒の流れ方向とは、筐体を流れる冷媒の流れ方向に対して、大きく異なっている。このため、筐体に対する導入側及び排出側の各冷媒通路の圧力損失は、大きい。
特開2010−258022号公報
本発明は、冷却器に対する導入側及び排出側の各冷媒通路の圧力損失を低減することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、電子部品を冷却する冷却器と、この冷却器へ冷媒を導入する導入側冷媒通路と前記冷却器から冷媒を排出する排出側冷媒通路と、前記冷却器と前記導入側冷媒通路と前記排出側冷媒通路とを収容する筐体と、を備え、
前記導入側冷媒通路を流れる冷媒の流れ方向と、前記排出側冷媒通路を流れる冷媒の流れ方向とが、前記冷却器を流れる冷媒の流れ方向に対して異なっている、電力変換装置において、
前記導入側冷媒通路と前記冷却器と前記排出側冷媒通路とは、前記筐体に有した溝部と、この溝部の開放面を塞ぎつつ前記筐体に取り付けられた蓋部とからなり、
この蓋部は、前記導入側冷媒通路と前記排出側冷媒通路の各位置において、前記溝部の内部へ突出した突出部を有し、
この突出部は、冷媒の流れ方向を転換する転換部材であり、
前記溝部は、前記突出部に対向する部位に、前記突出部に沿って冷媒の流れ方向を転換する斜面部を有している、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記突出部の形状は、前記突出部の先端側から見て扇状(fan-shaped)であることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前記筐体と前記突出部とは、前記筐体に対する前記突出部の位置決め部を有していることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、前記突出部は、前記溝部に対向する面に、前記溝部を流れる冷媒を案内するフィンを有していることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、冷却器へ冷媒を導入する「導入側冷媒通路」と、冷却器から冷媒を排出する「排出側冷媒通路」は、溝部と、この溝部の開放面を塞ぐ蓋部とからなる。蓋部から溝部の内部へ突出した突出部と、この突出部に沿うように溝部に有した斜面部とにより、導入側冷媒通路及び排出側冷媒通路を流れる冷媒の流れ方向を転換することができる。
このため、冷却器に対する導入側及び排出側の冷媒の流れ方向を、冷却器を流れる冷媒の流れ方向に合わせて、滑らかな流れにすることができる。この結果、冷却器に対する導入側及び排出側の各冷媒通路の、圧力損失を極力低減することができる。電力変換装置へ冷媒を送る冷媒ラインのポンプの負荷を、軽減することができる。しかも、導入側及び排出側の冷媒の流れ方向が、冷却器を流れる冷媒の流れ方向に合わせて、滑らかな流れとなるので、各冷媒通路に冷媒が滞留しにくくなるとともに、各冷媒通路に空気溜まりが発生しにくい。冷却器の冷却効率を高めることができる。
請求項2に係る発明では、突出部の形状は、突出部の先端側から見て扇状(fan-shaped)である。このため、導入側冷媒通路から冷却器へ向かう冷媒の流れを、冷却器に合わせて徐々に広げることができる。また、冷却器から排出側冷媒通路へ向かう冷媒の流れを、冷却器に合わせて徐々に狭めることができる。導入側冷媒通路及び排出側冷媒通路での、冷媒の滞留を低減することができる。この結果、冷却器に対する導入側及び排出側の各冷媒通路の、圧力損失を一層低減することができる。
請求項3に係る発明では、筐体と突出部とは、筐体に対する突出部の位置決め部を有している。このため、筐体に突出部を組み付けるときに、位置決め部によって、筐体に突出部を案内して、筐体に対する突出部の位置決めをすることができる。
請求項4に係る発明では、突出部は、溝部に対向する面に、溝部を流れる冷媒を案内するフィンを有している。このため、導入側冷媒通路から冷却器へ向かう冷媒の流れや、冷却器から排出側冷媒通路へ向かう冷媒の流れを、フィンによって案内することにより、整流することができる。冷却器に対する導入側及び排出側の各冷媒通路の、圧力損失を一層低減することができる。
本発明による電力変換装置の模式的な断面図である。 図1に示される電力変換装置の分解図である。 図1に示される要部の詳細図であり、(a)は導入側冷媒通路周りの断面構成を示す図、(b)は(a)のb−b線に沿った断面図、(c)は(a)に示される突出部の平面図である。 図3に示される導入側冷媒通路周りの変形例図であり、(a)は導入側冷媒通路周りの断面構成を示す図、(b)は(a)のb−b線に沿った断面図、(c)は(a)に示される突出部の平面図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1及び図2に示されるように、電力変換装置10は、筐体20を有している。この筐体20は、パワーモジュール33を冷却する第1冷却器30と、電子部品57を冷却する第2冷却器51とを備える。以下、電力変換装置10を詳しく説明する。
筐体20は、一体形成されてなる区画板21によって、第1室22と第2室23とに分離している。例えば、第1室22は第2室23の真上に位置する。
第1室22は、区画板21に対して反対側の開放端を、冷媒ジャケット30によって塞がれている。冷媒ジャケット30は、第1室22にボルト31によって取り外し可能に装着された、概ね平坦な部材であり、内部に第1冷却器32を備える。冷媒ジャケット30の外面には、パワーモジュール33が実装されている。第1冷却器32は、パワーモジュール33を冷却するように、冷媒ジャケット30内に形成されてなる冷媒通路である。この第1冷却器32の出入り口は、Oリング等のシール部材34,34によってシールされている。
第1室22には、第1子ユニット41が収容されている。この第1子ユニット41は、区画板21にボルト42によって取り外し可能に装着された基盤43と、この基盤43に実装された電子部品44(例えば平滑コンデンサ・リアクトル・DC−DCコンバータ・放電抵抗など)と、によって構成されている。冷媒ジャケット30とパワーモジュール33は、第1カバー45によって覆われている。この第1カバー45は、筐体20にボルト46によって取り外し可能に装着されている。
第2室23は、区画板21に対して反対側(下側)を開放した溝部によって、構成されている。以下、第2室23のことを、適宜「溝部23」と言い換えることにする。
筐体20には、溝部23の開放端の縁に沿った平坦な座面54が形成されてなる。溝部23は、区画板21に対して反対側の開放端を、蓋部53によって塞がれている。つまり、この蓋部53は、この座面54に重ねられ且つボルト55によって取り外し可能に装着されている。蓋部53と座面54との間は、Oリング等のシール部材56によってシールされている。
蓋部53は、電子部品57,57(例えば平滑コンデンサ・リアクトル・DC−DCコンバータ・放電抵抗など)を実装する実装面53aに対して反対側の面53b(溝部23に対向する面53b)に、複数の冷却フィン53cを形成されてなる。この複数の冷却フィン53cは、溝部23内へ延びている。蓋部53を交換するだけで冷却フィン53cの形状の変更が可能となり、電力変換装置10の汎用性が高くなる。
蓋部53と電子部品57,57は、第2カバー58によって覆われている。この第2カバー58は、筐体20にボルト59によって取り外し可能に装着されている。
筐体20には、外部から第2冷却器51へ冷媒を導入する冷媒入口61と、第2冷却器51から第1冷却器30へ冷媒を流す接続冷媒路62と、第1冷却器30から外部へ冷媒を排出する冷媒出口63とが設けられている。冷媒入口61は、導入側冷媒通路64を介して第2冷却器51に連通している。第2冷却器51は、排出側冷媒通路65を介して接続冷媒路62に連通している
導入側冷媒通路64と第2冷却器51と排出側冷媒通路65とは、筐体20に有した溝部23と、この溝部23の開放面を塞ぎつつ筐体20に取り付けられた蓋部53とからなる、一連の冷媒通路である。
このように、筐体20は、第2冷却器51と導入側冷媒通路64と排出側冷媒通路65とを収容している。
図1に示されるように、冷媒入口61から供給された冷媒(例えば冷却水)は、導入側冷媒通路64、第2冷却器51、排出側冷媒通路65、接続冷媒路62、及び第1冷却器32の経路を流れて、冷媒出口63から排出される。第1冷却器32を流れた冷媒は、冷媒ジャケット30を通してパワーモジュール33を直接に冷却する。第2冷却器51を流れた冷媒は、複数の冷却フィン53c及び蓋部53を通して電子部品57を直接に冷却する。このように、第1冷却器32はパワーモジュール33を冷却する。第2冷却器51は電子部品57を冷却する。第1室22が第1冷却器32と第2冷却器51とによって囲まれているので、第1室22内の雰囲気温度を下げることができる。このため、第1室22に配置される電子部品44を、間接的に冷却することができる。
ところで、図1に示されるように、導入側冷媒通路64を流れる冷媒の流れ方向と、排出側冷媒通路65を流れる冷媒の流れ方向は、第2冷却器51を流れる冷媒の流れ方向Afに対して異なっている。
より具体的には、第2冷却器51の内部を流れる冷媒の流れ方向Afは、概ね水平方向である。冷媒入口61は、第2冷却器51から上位にオフセットしている。このため、溝部23の深さ、つまり第2室23の座面54から区画板21までの深さは、第2冷却器51の位置よりも、導入側冷媒通路64の位置の方が深い。このままでは、冷媒入口61から導入側冷媒通路64を通って第2冷却器51へ流れる、冷媒の流れ方向が、第2冷却器51を流れる冷媒の流れ方向Afに対して概ね直角方向となり、圧力損失が大きい。
また、第2冷却器51から第1冷却器30へ冷媒を流す接続冷媒路62は、第2冷却器51を流れる冷媒の流れ方向Afに対して概ね直角方向へ延びている。このままでは、第2冷却器51から排出側冷媒通路65を通って接続冷媒路62へ流れる、冷媒の流れ方向が、第2冷却器51を流れる冷媒の流れ方向Afに対して概ね直角方向となり、圧力損失が大きい。
これに対して本発明では、図1に示されるように、蓋部53は、導入側冷媒通路64と排出側冷媒通路65の各位置において、それぞれ溝部23の内部へ突出した突出部71,71を有する。この突出部71,71は、冷媒の流れ方向を転換する転換部材である。溝部23は、突出部71,71に対向する部位に、突出部71,71に沿って冷媒の流れ方向を転換する斜面部72,72を有している。
導入側冷媒通路64における、突出部71と斜面部72とを、代表して更に詳しく説明する。図3(a)は導入側冷媒通路周りの断面構成を示している。図3(b)は図3(a)のb−b線に沿った断面を示している。図3(c)は図3(a)に示される突出部の平面構成を示している。
図1〜図3に示されるように、突出部71の先端71aは、冷媒入口61の下縁近傍に位置した平坦面、又は尖り先である。突出部71の輪郭は、冷媒入口61から導入した冷媒を、第2冷却器51へ向かって斜め下方へ案内するように、先端71aから下方へ傾斜した形状である。また、斜面部72の輪郭は、突出部71の輪郭に沿った傾斜面である。
なお、図1及び図2に示されるように、排出側冷媒通路65における突出部71の先端は、排出側冷媒通路65の縁に沿った尖り先である。
以上の説明をまとめると、次の通りである。図1〜図3に示されるように、蓋部53から溝部23の内部へ突出した突出部71,71と、この突出部71,71に沿うように溝部23に有した斜面部72,72とにより、導入側冷媒通路64及び排出側冷媒通路65を流れる冷媒の流れ方向を転換することができる。このため、第2冷却器51(冷却器51)に対する導入側及び排出側の冷媒の流れ方向を、第2冷却器51を流れる冷媒の流れ方向Afに合わせて、滑らかな流れにすることができる。この結果、第2冷却器51に対する導入側及び排出側の各冷媒通路64,65の、圧力損失を極力低減することができる。電力変換装置10へ冷媒を送るための、図示せぬ冷媒ラインのポンプの負荷を軽減することができる。
しかも、導入側及び排出側の冷媒の流れ方向が、第2冷却器51を流れる冷媒の流れ方向Afに合わせて、滑らかな流れとなるので、各冷媒通路に冷媒が滞留しにくい。各冷媒通路に空気溜まりが発生しにくい。第2冷却器51の冷却効率を高めることができる。
図3(a)〜(c)に示されるように、導入側冷媒通路64における突出部71の形状は、この突出部71の先端71a側から見て扇状(fan-shaped)である。このため、導入側冷媒通路64から第2冷却器51へ向かう冷媒の流れを、第2冷却器51に合わせて徐々に広げることができる。
同様に、図1に示される排出側冷媒通路65における突出部71の形状も、この突出部71の先端側から見て扇状(fan-shaped)である。このため、第2冷却器51から排出側冷媒通路65へ向かう冷媒の流れを、第2冷却器51に合わせて徐々に狭めることができる。
導入側冷媒通路64及び排出側冷媒通路65での、冷媒の滞留を低減することができる。この結果、第2冷却器51に対する導入側及び排出側の各冷媒通路64,65の、圧力損失を一層低減することができる。複数の冷却フィン53cは、第2冷却器51を流れる冷媒の流れ方向Afに延びている。
<変形例>
変形例の電力変換装置10Aを図4(a)〜(c)を参照しつつ説明する。変形例の電力変換装置10Aは、上記図3(a)〜(c)に示される実施例の電力変換装置10を、図4(a)〜(c)に示される構成に変更したことを特徴とし、その他の構成は、図1〜図3に示される実施例の電力変換装置10と同じである。図4(a)は前記図3(a)に対応している。図4(b)は前記図3(b)に対応している。図4(c)は前記図3(c)に対応している。
筐体20と、導入側冷媒通路64における突出部71とは、筐体20に対する突出部71の位置決め部81,82を有している。例えば、筐体20は雄位置決め部81を有し、突出部71は雌位置決め部82を有する。排出側冷媒通路65(図1参照)における突出部71についても、同様である。このため、筐体20に突出部71,71を組み付けるときに、それぞれ位置決め部81,82によって、筐体20に突出部71,71を案内して、筐体20に対する突出部71,71の位置決めをすることができる。
さらに、導入側冷媒通路64における突出部71は、溝部23に対向する面に、溝部23を流れる冷媒を案内する複数のフィン83を有している。排出側冷媒通路65(図1参照)における突出部71についても、同様である。このため、導入側冷媒通路64から第2冷却器51へ向かう冷媒の流れや、第2冷却器51から排出側冷媒通路65へ向かう冷媒の流れを、複数のフィン83によって案内することによって、整流することができる。この結果、第2冷却器51に対する導入側及び排出側の各冷媒通路64,65の、圧力損失を一層低減することができる。
なお、本発明では、電力変換装置10,10Aは、電動車両や、いわゆるハイブリッド車両に搭載される他、舶用や一般産業用に供することもできる。
また、導入側冷媒通路64及び排出側冷媒通路65は、第2冷却器51の一部を兼ねることが可能である。
また、図1に示される第1カバー45と第2カバー58の有無は任意である。
本発明は、車両に搭載される電力変換装置に好適である。
10…電力変換装置、10A…電力変換装置、20…筐体、23…溝部(第2室)、51…冷却器(第2冷却器)、53…蓋部、57…電子部品、64…導入側冷媒通路、65…排出側冷媒通路、71…突出部、71a…先端、72…斜面部、81…雄位置決め部、82…雌位置決め部、83…フィン、Af…第2冷却器を流れる冷媒の流れ方向。

Claims (4)

  1. 電子部品を冷却する冷却器と、この冷却器へ冷媒を導入する導入側冷媒通路と前記冷却器から冷媒を排出する排出側冷媒通路と、前記冷却器と前記導入側冷媒通路と前記排出側冷媒通路とを収容する筐体と、を備え、
    前記導入側冷媒通路を流れる冷媒の流れ方向と、前記排出側冷媒通路を流れる冷媒の流れ方向とが、前記冷却器を流れる冷媒の流れ方向に対して異なっている、電力変換装置において、
    前記導入側冷媒通路と前記冷却器と前記排出側冷媒通路とは、前記筐体に有した溝部と、この溝部の開放面を塞ぎつつ前記筐体に取り付けられた蓋部とからなり、
    この蓋部は、前記導入側冷媒通路と前記排出側冷媒通路の各位置において、前記溝部の内部へ突出した突出部を有し、
    この突出部は、冷媒の流れ方向を転換する転換部材であり、
    前記溝部は、前記突出部に対向する部位に、前記突出部に沿って冷媒の流れ方向を転換する斜面部を有している、
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記突出部の形状は、前記突出部の先端側から見て扇状であることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記筐体と前記突出部とは、前記筐体に対する前記突出部の位置決め部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電力変換装置。
  4. 前記突出部は、前記溝部に対向する面に、前記溝部を流れる冷媒を案内するフィンを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の電力変換装置。
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