JP7087452B2 - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7087452B2 JP7087452B2 JP2018037933A JP2018037933A JP7087452B2 JP 7087452 B2 JP7087452 B2 JP 7087452B2 JP 2018037933 A JP2018037933 A JP 2018037933A JP 2018037933 A JP2018037933 A JP 2018037933A JP 7087452 B2 JP7087452 B2 JP 7087452B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- refrigerant
- fin
- outermost
- fins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
Description
上記ケース内に配された発熱部品(3)と、を有し、
上記基板部に沿って、冷媒を流通させる冷媒流路(4)が形成されており、
上記冷媒流路は、冷媒導入口(411)から冷媒排出口(412)までの間の一部において、上記基板部の法線方向(Z)から見たときの冷媒の流通方向を変える屈曲流路部(42)を有し、
上記冷媒流路は、上記冷媒導入口と上記冷媒排出口との間の中間領域において、流路方向に沿った複数のフィン(5)からなるフィン群(50)によって仕切られた複数の分岐流路(44)を有し、
上記フィン群は、上記屈曲流路部を含む領域に形成されていると共に、上記発熱部品の少なくとも一部と上記基板部の法線方向に重なる位置に配置されており、
上記フィン群における複数の上記フィンのうち、上記屈曲流路部の最も外周側に配された最外フィン(5a)は、流路方向に沿う長さであるフィン長が、上記フィン群の中の他のいずれの上記フィンと比べても同等以下であり、
上記最外フィンは、上記フィン群における複数の上記フィンのうち、上記屈曲流路部の最も内周側に配された最内フィン(5z)よりも、上記フィン長が短く、
上記フィン群において、任意の2つの上記フィンのフィン長を比べたとき、外周により近いフィンの上記フィン長は、内周により近いフィンの上記フィン長以下である、電力変換装置(1)にある。
上記ケース内に配された発熱部品(3)と、を有し、
上記基板部に沿って、冷媒を流通させる冷媒流路(4)が形成されており、
上記冷媒流路は、冷媒導入口(411)から冷媒排出口(412)までの間の一部において、上記基板部の法線方向(Z)から見たときの冷媒の流通方向を変える屈曲流路部(42)を有し、
上記冷媒流路は、上記冷媒導入口と上記冷媒排出口との間の中間領域において、流路方向に沿った複数のフィン(5)からなるフィン群(50)によって仕切られた複数の分岐流路(44)を有し、
上記フィン群は、上記屈曲流路部を含む領域に形成されていると共に、上記発熱部品の少なくとも一部と上記基板部の法線方向に重なる位置に配置されており、
上記複数の分岐流路からなる分岐流路群(440)のうち上記屈曲流路部の最も外周側に配された上記分岐流路である最外流路(44a)は、上記分岐流路群の中で、上記基板部に平行かつ流路方向に直交する方向の寸法である流路幅が、最も小さい、電力変換装置(1)にある。
上記ケース内に配された発熱部品(3)と、を有し、
上記基板部に沿って、冷媒を流通させる冷媒流路(4)が形成されており、
上記冷媒流路は、冷媒導入口(411)から冷媒排出口(412)までの間の一部において、上記基板部の法線方向(Z)から見たときの冷媒の流通方向を変える屈曲流路部(42)を有し、
上記冷媒流路は、上記冷媒導入口と上記冷媒排出口との間の中間領域において、流路方向に沿った複数のフィン(5)からなるフィン群(50)によって仕切られた複数の分岐流路(44)を有し、
上記フィン群は、上記屈曲流路部を含む領域に形成されていると共に、上記発熱部品の少なくとも一部と上記基板部の法線方向に重なる位置に配置されており、
上記複数の分岐流路からなる分岐流路群(440)のうち上記屈曲流路部の最も外周側に配された上記分岐流路である最外流路(44a)は、上記分岐流路群の中で、上記基板部の法線方向(Z)の寸法である流路高さが、最も小さい、電力変換装置(1)にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
電力変換装置に係る実施形態について、図1~図6を参照して説明する。
電力変換装置1は、図1に示すごとく、基板部21を備えたケース2と、ケース2内に配された発熱部品3と、を有する。
図2、図3に示すごとく、冷媒流路4は、冷媒導入口411から冷媒排出口412までの間の一部において、基板部21の法線方向Zから見たときの冷媒の流通方向を変える屈曲流路部42を有する。
冷媒流路4は、冷媒導入口411と冷媒排出口412との間の中間領域において、複数の分岐流路44を有する。分岐流路44は、流路方向に沿った複数のフィン5からなるフィン群50によって仕切られた流路である。
図3に示すごとく、フィン群50における複数のフィン5のうち、屈曲流路部42の最も外周側に配された最外フィン5aは、流路方向に沿う長さであるフィン長が、フィン群50の中で最短である。
本形態において、第2流路部402は、第1流路部401よりも、Y方向の幅が小さい。
すなわち、ケース2は、基板部21を含む第1ケース体201と、第1ケース体201に対してZ方向における冷媒流路4と反対側に固定された第2ケース体202とを有する。さらに、ケース2は、上記流路カバー23と、第2ケース体202の収容部22を第1ケース体201と反対側から覆う蓋体203と、を有する。ケース2は、金属によって構成することができる。特に、第1ケース体201は、例えば、アルミニウム等の熱伝導性に優れた金属によって構成することができる。
特に、本形態においては、最外フィン5aのフィン長は、他の3本のフィン5b、5c、5zのそれぞれのフィン長よりも短い。すなわち、La<Lb、La<Lc、La<Lz、を満たす。
複数の分岐流路44は、Z方向の寸法である流路高さが、互いに略同等である。また、各分岐流路44は、全長にわたり、流路高さが略一定である。
複数のフィン5は、略等間隔に形成されていると共に、その厚みが略同等である。
上記電力変換装置1において、最外フィン5aは、フィン長が、フィン群50の中で最短である。これにより、最外フィン5aの外側に形成される分岐流路(すなわち最外流路44a)の長さを、他の分岐流路44(44b、44c、44d、44e)の長さ以下にすることができる。そのため、最外流路44aにおいて、冷媒が流れやすくすることができる。その結果、内周側と外周側との間において、冷媒の流量のアンバランスを抑制することができる。それゆえ、冷却性能の位置によるばらつきを抑制することができる。
本形態の電力変換装置1においては、図7~図9に示すごとく、分岐流路群440のうち最外流路44aが、最も流路幅が小さい。
ここで、最外流路44aは、複数の分岐流路44からなる分岐流路群440のうち屈曲流路部42の最も外周側に配された分岐流路44である。この最外流路44aは、分岐流路群440の中で、基板部21に平行かつ流路方向に直交する方向(すなわちZ方向)の寸法である流路幅が、最も小さい。
また、Wa1<Wb1<Wz1、Wa2<Wb2<Wz2、Wa3<Wb3<Wz3、とすることもできる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態の電力変換装置1においては、図10~図13に示すごとく、分岐流路群440のうち最外流路44aが、流路高さが最も小さい。すなわち、最外流路44aの流路高さをHa、最内流路44zの流路高さをHzとし、最外流路44aと最内流路44zとの間の分岐流路44bの流路高さをHbとしたとき、Ha≦Hb、Ha≦Hz、を満たす。
ここで、流路高さは、基板部21の法線方向(ずなわちZ方向)の寸法である。
本形態においては、最外流路44aは、最内流路44zよりも、流路高さが小さい。すなわち、Ha<Hz、を満たす。
その他の構成は、参考形態1と同様である。
その他、参考形態1と同様の作用効果を有する。
本形態の電力変換装置1は、図14に示すごとく、フィン5の傾斜端部51の傾斜角度につき、規定したものである。
本形態においては、3本のフィン5(5b、5c、5z)の下流端に、それぞれ傾斜端部51(51b、51c、51z)が形成されている。そして、Z方向から見たとき、これらの傾斜端部51の、X方向に対する傾斜角度θb、θc、θzが、θb≧θc、θb≧θz、を満たす。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
また、上述した実施形態においては、発熱部品として、リアクトルを示したが、これに限られず、例えばコンデンサ等他の発熱部品とすることもできる。
また、複数の上記実施形態を、適宜組み合わせた形態とすることもできる。
2 ケース
21 基板部
3 発熱部品
4 冷媒流路
42 屈曲流路部
44 分岐流路
5 フィン
50フィン群
5a 最外フィン
Claims (1)
- 基板部(21)を備えたケース(2)と、
上記ケース内に配された発熱部品(3)と、を有し、
上記基板部に沿って、冷媒を流通させる冷媒流路(4)が形成されており、
上記冷媒流路は、冷媒導入口(411)から冷媒排出口(412)までの間の一部において、上記基板部の法線方向(Z)から見たときの冷媒の流通方向を変える屈曲流路部(42)を有し、
上記冷媒流路は、上記冷媒導入口と上記冷媒排出口との間の中間領域において、流路方向に沿った複数のフィン(5)からなるフィン群(50)によって仕切られた複数の分岐流路(44)を有し、
上記フィン群は、上記屈曲流路部を含む領域に形成されていると共に、上記発熱部品の少なくとも一部と上記基板部の法線方向に重なる位置に配置されており、
上記フィン群における複数の上記フィンのうち、上記屈曲流路部の最も外周側に配された最外フィン(5a)は、流路方向に沿う長さであるフィン長が、上記フィン群の中の他のいずれの上記フィンと比べても同等以下であり、
上記最外フィンは、上記フィン群における複数の上記フィンのうち、上記屈曲流路部の最も内周側に配された最内フィン(5z)よりも、上記フィン長が短く、
上記フィン群において、任意の2つの上記フィンのフィン長を比べたとき、外周により近いフィンの上記フィン長は、内周により近いフィンの上記フィン長以下である、電力変換装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018037933A JP7087452B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018037933A JP7087452B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | 電力変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019154161A JP2019154161A (ja) | 2019-09-12 |
JP7087452B2 true JP7087452B2 (ja) | 2022-06-21 |
Family
ID=67947320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018037933A Active JP7087452B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7087452B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022200734A1 (de) * | 2022-01-24 | 2023-07-27 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Kühlkörper zur Kühlung von elektronischen Bauelementen und Anordnung mit einem Kühlkörper |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007207917A (ja) | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Toyota Motor Corp | パワー半導体素子の冷却構造およびインバータ |
JP2015122404A (ja) | 2013-12-24 | 2015-07-02 | トヨタ自動車株式会社 | 冷却器 |
JP2017112768A (ja) | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6201942B2 (ja) * | 2014-09-17 | 2017-09-27 | トヨタ自動車株式会社 | 冷却器 |
-
2018
- 2018-03-02 JP JP2018037933A patent/JP7087452B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007207917A (ja) | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Toyota Motor Corp | パワー半導体素子の冷却構造およびインバータ |
JP2015122404A (ja) | 2013-12-24 | 2015-07-02 | トヨタ自動車株式会社 | 冷却器 |
JP2017112768A (ja) | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019154161A (ja) | 2019-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5236838B2 (ja) | 冷却構造体 | |
JP5983565B2 (ja) | 冷却器 | |
JP4379339B2 (ja) | 半導体冷却装置 | |
JP6327271B2 (ja) | 熱交換器 | |
KR101496493B1 (ko) | 액냉식 냉각 장치 | |
CN110337227B (zh) | 液冷散热装置 | |
JP4766110B2 (ja) | 半導体冷却構造 | |
JP5545260B2 (ja) | 熱交換器 | |
US20070187080A1 (en) | Heat exchanger | |
JP2005522662A (ja) | 熱伝達体ユニット、特に自動車のための熱伝達体ユニット | |
WO2007088850A1 (ja) | 車両用熱交換器 | |
JP7087452B2 (ja) | 電力変換装置 | |
US7278467B2 (en) | Liquid-cooled heat radiator kit | |
US8899307B2 (en) | Cooling device | |
JP6391123B2 (ja) | 迂回防止手段を備える熱交換器、油冷却システムおよび油冷却方法 | |
WO2020009157A1 (ja) | ヒートシンク | |
JP2009266936A (ja) | 積層型冷却器 | |
US20090178788A1 (en) | Semiconductor cooling structure | |
JP2008221951A (ja) | 自動車用電子部品の冷却装置 | |
JP2012169429A (ja) | 熱交換器 | |
WO2016166963A1 (ja) | 熱交換器 | |
US20190393128A1 (en) | Cooler | |
JP6048393B2 (ja) | 冷却器 | |
JP2019062077A (ja) | 冷却装置 | |
JP2012054444A (ja) | 接続装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220523 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7087452 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |