JP2015023124A - 積層冷却ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】本明細書が開示する技術は、衝突噴流型の冷却器とパワーカードを積層した積層ユニットに関し、冷却効率を高める技術を提供する。【解決手段】積層冷却ユニット2は、半導体子を封止した第1及び第2パワーカード20a、20bの間に冷却器10bが積層された構造を有している。夫々のパワーカードは、冷却器に対向する側面に放熱板21a、21bを有している。冷却器は、第1パワーカード20aに対向する側に第1流路FP1を備えているとともに、第2パワーカード20bに対向する側に窪み16を有しており、その窪み16は、第2パワーカード20bの側面で閉塞されて第2流路FP2を形成する。第1流路FP1と第2流路FP2を区画する隔壁12に、第2流路から第1パワーカード側に向けて冷媒を噴出するノズル13が設けられている。第2流路に面している第2パワーカードの放熱板21aから隔壁12に達するピンフィン22が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、半導体素子を樹脂で封止したパワーカードと冷却器を積層した積層冷却ユニットに関する。
ハイブリッド車を含む電気自動車は、数十キロワットの出力のモータを備える。モータの出力が大きいため、バッテリの直流電力をモータの駆動に適した交流に変換するインバータの発熱量が大きい。特に、インバータは、パワートランジスタと呼ばれるIGBTなどのトランジスタを多数備えており、それらトランジスタの発熱量が大きい。パワートランジスタを効率よく冷却する技術が例えば特許文献1に開示されている。その構造は、パワートランジスタを樹脂で封止した平板型のパワーカードと冷却器を交互に積層するものである。夫々のパワーカードはその両面から冷却されるので、冷却効果が高い。本明細書では、パワーカードと冷却器を積層した構造体を積層冷却ユニットと称する。
特許文献1の冷却器、あるいは、特許文献2、3に開示された冷却器は、衝突噴流型と呼ばれている。その構造は、次の通りである。チップなどの冷却対象を取り付ける冷却器筐体壁の裏側に、筐体壁に垂直な方向に2層の冷媒流路が設けられている。冷却対象を取り付けた筐体壁から遠い方の冷媒流路(供給側冷媒流路)に外部から冷媒が供給され、筐体壁に近い側の冷媒流路(排出側冷媒流路)から外部に冷媒が排出される。そして、供給側冷媒流路と排出側冷媒流路を区画する隔壁には、供給側冷媒流路から筐体壁(冷却対象を取り付けた筐体壁)に向けて冷媒を勢いよく衝突させるノズルを備えている。筐体壁の裏側に冷媒を勢いよく噴き付けることで冷却効果を高めている。なお、特許文献2、3の冷却器では、冷却対象を取り付けた筐体壁の裏面に複数のフィンを設け、冷却効果をさらに高めている。
特開2008−198751号公報 特開2011−166113号公報 特開2010−010504号公報
特許文献2、3の冷却器では、ノズルの先端がフィンの上端に当接している。それゆえ、ノズルから突出した冷媒はフィンの間を通り、筐体壁の裏側へ勢いよく衝突する。このため、排出側冷媒流路の圧力が高まり、排出側冷媒流路と供給側冷媒流路を仕切る隔壁が供給側冷媒流路の側に撓むことがある。そうすると、隔壁に設けられているノズルの先端とフィンとの間に隙間を生じる。ノズル先端とフィンとの間に隙間が生じるとその隙間から冷媒が流れ、筐体壁の裏側へ噴き付けられる冷媒の量が減少し、冷却効果が低下する。本明細書は、衝突噴流型の冷却器とパワーカードを積層した積層ユニットの特徴を活用し、ノズルとフィンとの間に隙間が生じ難くするとともに、排出側冷媒流路の側で冷却器に接するパワーカードの冷却効率を高める技術を提供する。
本明細書が開示する積層冷却ユニットは、半導体素子を樹脂で封止した第1及び第2パワーカードの間に冷却器が積層された構造を有する。積層冷却ユニットでは多くの場合、冷却器と接する面に放熱板を露出させている。本明細書が開示する技術は、その放熱板を活用する。
冷却器は前述したように衝突噴流型であり、パワーカードとの積層方向に、供給側冷媒流路と排出側冷媒流路が形成されている。そして、供給側冷媒流路の側で冷却器に接するパワーカードの表面の放熱板に突起を設け、その突起で隔壁(供給側冷媒流路と排出側冷媒流路を区画する隔壁)を支える。突起は、排出側冷媒流路内の圧力で隔壁が変形することを防止するとともに、パワーカード内の熱を冷媒へ伝達するフィン(ピンフィン)としても機能する。上記の突起が、ノズルとフィンとの間に隙間が生じ難くすると同時に、排出側冷媒流路の側で冷却器に接するパワーカードの冷却効率を高める。
本明細書が開示する積層冷却ユニットの構造の一態様を説明する。夫々のパワーカードは、冷却器に対向する側面に露出している放熱板を有している。放熱板は、樹脂の内部で半導体素子に接している。第1及び第2のパワーカードに挟まれた冷却器は、第1パワーカードに対向する側に第1冷媒流路を備えるとともに、第2パワーカードに対向する側に窪みを有している。この窪みは、第2パワーカードの側面で閉塞されて第2冷媒流路を形成する。第2パワーカードの第2冷媒流路に面する放熱板に複数の突起を設ける。その突起の先端は、第1冷媒流路と第2冷媒流路を区画する隔壁に達している。なお、突起は、典型的には、金属製の放熱板と一体に形成されていることが好ましい。
なお、窪みの側面には、外部から第2冷媒流路に冷媒を供給する冷媒供給口が設けられている。また、第1冷媒流路には冷却器の外へ冷媒を排出する冷媒排出口が設けられている。そして、第1冷媒流路と第2冷媒流路を区画する隔壁に、第2冷媒流路から第1パワーカード側に向けて冷媒を噴出するノズルが設けられている。すなわち、第2冷媒流路が前述の供給側冷媒流路に相当し、第1冷媒流路が前述の排出側冷媒流路に相当する。第1パワーカードに接する冷媒流路壁の内側には複数のフィンが設けられており、ノズルの先端はそのフィンに当接している。
前述したように、第2パワーカードの放熱板から隔壁に達する複数の突起が、ノズルとフィンとの間に隙間が生じ難くするとともに、第2パワーカードの冷却効率を高める。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の積層ユニットの斜視図である。 冷却器とパワーカードを分離した斜視図である。 第2パワーカードの斜視図である(ピンフィン側からみた斜視図)。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 冷媒の流れを説明する斜視図である。 冷媒の流れを説明する断面図である。
図面を参照して実施例の積層冷却ユニットを説明する。図1は、積層冷却ユニット2の模式的斜視図である。積層冷却ユニット2は、ハイブリッド車や電気自動車において、走行用モータに電力を供給するインバータの部品の一部である。具体的には、直流電力から交流電力を生成する2個のトランジスタを一つの樹脂パッケージに封止した複数のパワーカードを冷却器と交互に積層したものである。
図1には、2個のパワーカード20a、20bが3個の冷却器10a、10b、10cと交互に積層された構造が示されている。なお、パワーカードの数と冷却器の数は、実際にはさらに多いが、図1では、説明に必要な一部だけを示していることに留意されたい。また、冷媒供給口17には不図示の冷媒供給管が接続されており冷媒排出口18には不図示の冷媒排出管が接続されていることにも留意されたい。冷媒は、例えばLLC(Long Life Coolant)である。
図2に、2個のパワーカード20a、20bと、それらに挟まれる冷却器10bを分離した斜視図を示す。2個のパワーカード20aと20bは同一の構造であるが、説明の便宜上、符号20aが示すパワーカードを第1パワーカードと称し、符号20bが示すパワーカードを第2パワーカードと称する。また、第1と第2を区別せずに言及する場合にはパワーカード20と表記する。同様に、複数の冷却器10a、10b、10cを区別しない場合は冷却器10と表記する。
詳しくは後述するが、それぞれのパワーカード20には2個の半導体素子が樹脂パッケージ26で封止されている。符号24a〜24cは、樹脂パッケージ26の内部で半導体素子に接続している端子である。内部の2個のトランジスタは直列に接続されており、その直列接続の高電位側が端子24aに接続しており、低電位側が端子24bに接続している。また、直列接続の中間点に端子24cが接続している。
端子24a、24bは途中でパワーカード20の表面に露出しており、放熱板の役割を担っている。符号21bが、端子24bの一部であってパワーカード20の一側面に露出して部分であり、この部分を以下では放熱板21bと称する。図3にパワーカード20の反対側の側面を示すが、符号21aが、端子24aの一部であってパワーカード20の他の側面に露出している部分であり、この部分を以下では放熱板21aと称する。別言すれば、放熱板21a、21bは、樹脂の内部で半導体素子に接しているとともに、冷却器10と対向するパワーカード20の側面に露出している。なお、符号25は、トランジスタのゲートに接続している端子である。放熱板21aには、複数のピンフィン22が立設している。ピンフィン22の機能についても後述する。
図2に戻り、冷却器10の構造を説明する。なお、図2のIV−IV線に沿った断面図を図4に示すので、図2とともに図4を参照して冷却器10の構造を説明する。
冷却器10の内部には、その内部空間をパワーカード20との積層方向に2つに区分する隔壁12が設けられている。なお、図2では、理解を助けるために隔壁12の一部をカットした図を示している。図2では、隔壁12は符号Gが示す部位でカットされている。隔壁12は、実際には途中でカットされず、冷却器内部を完全に2つに区分する。図2において隔壁12の下側の空間、即ち、第1パワーカード20aに対向する側は、閉じた空間であり、この空間は第1冷媒流路FP1を構成する。第1冷媒流路FP1には、第1パワーカード20aと対向する壁面の裏側に複数のフィン14が設けられている。
図2において隔壁12の上側の空間、即ち、第2パワーカード20bに対向する側は、上側が開放された空間である。この開放された空間は、隔壁12と、冷却器10bの側壁15で囲まれた空間である。別言すれば、冷却器10の第2パワーカード20bに対向する側には、隔壁12と側壁15によって、第2パワーカード20bの側に開放した窪み16が形成されている。この窪み16は、第2パワーカード20bの側面で閉塞され、第2冷媒流路FP2を構成する。
冷却器10の側壁15には、第1冷媒流路FP1に開口する冷媒排出口18が設けられているとともに、第2冷媒流路FP2に開口する冷媒供給口17が設けられている。冷媒供給口17と冷媒排出口18は、側壁15の対向する2面に夫々設けられている。また、隔壁12には、第2冷媒流路FP2の側から第1パワーカード20aに向かって伸びる複数のノズル13が形成されている。ノズル13は、隔壁12から伸びており、その先端はフィン14の上端に接している。
図3を参照して説明したように、第2パワーカード20bの冷却器10bに面する放熱板21aには、複数のピンフィン22が設けられている。図4に良く表されているように、ピンフィン22は、第2パワーカード20bから隔壁12に向かって伸びており、その先端は隔壁12に到達している。
ここで、図4を参照してパワーカードの内部構造を説明する。パワーカード20(20aあるいは20b)は、トランジスタ23a、23b(半導体素子)を樹脂パッケージ26で封止したデバイスである。樹脂パッケージ26の内部でトランジスタ23a、23bの一方の電極は金属製のスペーサ27を介して放熱板21aに接続しており、他方の電極は金属製のスペーサ27を介して放熱板21bに接続している。なお、放熱板21aは端子24aの一部であり、放熱板21bは端子24bの一部である。その放熱板21bから複数のピンフィン22が隔壁12に向かって立設している。
図5と図6を参照して冷媒の流れとピンフィン22の機能を説明する。図5は、図2の冷却器10bの斜視図を拡大したものに矢印A−Cを加えたものであり、図6は、図4の積層冷却ユニット2の断面図を拡大したものに矢印Dを加えたものである。なお、図6では、図を見易くするために、図4で付した符号のいくつかは省略している。
冷却器10bの冷媒供給口17には不図示の冷媒供給管が接続されており、冷媒供給管から冷却器10bの第2冷媒流路FP2に冷媒が供給される。供給された冷媒はノズル13を通じて第1冷媒流路FP1に噴出する(図5の矢印A及び図6の矢印D参照)。噴出した冷媒は、第1パワーカード20aに面した冷却器の側壁内側に衝突する(図5の矢印B、及び、図6の矢印D参照)。その後、冷媒は、フィン14の間を通り、さらに、フィン14と隔壁12の間の空間(即ち第1冷媒流路FP1)を通り、冷媒排出口18から排出される(図5の矢印C参照)。冷媒排出口18の先には、冷媒を回収する不図示の冷媒排出管が接続されている。
ノズル13から噴出した冷媒が第1パワーカード20aに面した側壁内側に勢いよく衝突することで、第1パワーカード20aの冷却が促進される。冷却器10bは、第1パワーカード20aに対しては衝突噴流型の冷却器として機能する。
他方、第2パワーカード20bに対しては、第2冷媒流路FP2にて放熱板21aから伸びる複数のピンフィン22の間を冷媒が通過することで冷却が促進される。複数のピンフィン22は放熱板21aから伸びており、その放熱板21aは樹脂パッケージ26の内部でスペーサ27を介してトランジスタ23a、23b(半導体素子)と接しているから、トランジスタ23a、23bの熱が放熱板21aとピンフィン22を通じて効率よく冷媒に放出される。
また、ノズル13から冷媒が勢いよく突出することで、第1冷媒流路FP1の内圧が第2冷媒流路FP2の内圧よりも高くなり、隔壁12が第2冷媒流路FP2の側に向かう荷重を受ける。この荷重に対してはピンフィン22が隔壁12を支えるので、隔壁12は変形しない。隔壁12が第2冷媒流路FP2の側に変形するとノズル13の先端とフィン14の上端との間に隙間が生じる虞があるが、実施例の積層冷却ユニット2では、ピンフィン22の存在によりほとんど隙間が生じない。
上記したように、積層冷却ユニット2では、第2パワーカード20bの一方の放熱板21aから伸びるピンフィン22が、ノズル13の先端とフィン14の上端の間に隙間が生じることを防止すると同時に、第2パワーカード20bの冷却を促進する。この構造は、冷却器の両側で夫々別のパワーカードと接してこれを冷却するという、積層冷却ユニット2の構造的特徴を巧みに活用したものである。
なお、図2と図4では1個の冷却器10bとこれを挟む2個のパワーカード20a、20bのみを示したが、さらに複数の冷却器とパワーカードが交互に積層されており、いずれの冷却器に着目しても同様の構造が得られる(ただし、積層冷却ユニットの最外側の冷却器を除く)。例えば、図4では第1パワーカード20aの放熱板21aにもピンフィン22が描かれている。第1パワーカード20aの放熱板21aの側にも別の冷却器が積層され、第2パワーカード20bと冷却器10bの構造的関係と同じ構造的関係が実現される。同様に、第2パワーカード20bの放熱板21bの側にも別の冷却器が積層され、第1パワーカード20aと冷却器10bの構造的関係と同じ構造的関係が実現される。即ち、両側を冷却器10で挟まれたパワーカード20は、一方の面で衝突噴流で効率よく冷却され、他方の面ではピンフィン22により効率よく冷却される。
実施例で説明した積層冷却ユニットについての留意点を述べる。実施例のピンフィン22が、「第2冷媒流路に面している第2パワーカードの放熱板から隔壁に達する突起」の一例に相当する。実施例では突起の形状は円柱であったが、突起の形状は円柱に限られない。また、突起の数にも制限はない。突起の数は、冷媒の流れ易さと冷却効率に基づいて決定すればよい。
パワーカード20が封止する半導体素子は、トランジスタに限られない。ダイオードなど、別の素子であってもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:積層冷却ユニット
10、10a、10b:冷却器
12:隔壁
13:ノズル
14:フィン
15:側壁
17:冷媒供給口
18:冷媒排出口
20、20a、20b:パワーカード
21a、21b:放熱板
22:ピンフィン(突起)
23a、23b:トランジスタ(半導体素子)
24a、24b、24c:端子
25:ゲート端子
26:樹脂パッケージ
27:スペーサ
FP1:第1冷媒流路(排出側冷媒流路)
FP2:第2冷媒流路(供給側冷媒流路)

Claims (1)

  1. 半導体素子を樹脂で封止した第1及び第2パワーカードの間に冷却器が積層された積層冷却ユニットであり、
    夫々のパワーカードは、冷却器に対向する側面に露出している放熱板を有しており、
    前記冷却器は、その内部に、第1パワーカードに対向する側に第1冷媒流路を備えているとともに、第2パワーカードに対向する側に窪みを有しており、前記窪みが第2パワーカードの側面で閉塞されて第2冷媒流路を形成し、
    前記窪みの側面に、外部から前記第2冷媒流路に冷媒を供給する冷媒供給口が設けられているとともに前記第1冷媒流路には冷却器の外へ冷媒を排出する冷媒排出口が設けられており、
    前記第1冷媒流路と前記第2冷媒流路を区画する隔壁に、前記第2冷媒流路から前記第1パワーカード側に向けて冷媒を噴出するノズルが設けられており、
    前記第2冷媒流路に面している前記第2パワーカードの前記放熱板から前記隔壁に達する突起が設けられている、
    ことを特徴とする積層冷却ユニット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016182660A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 トヨタ自動車株式会社 ワークの搬送方法
JP2017224651A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 トヨタ自動車株式会社 冷却器
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JP2018006710A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 トヨタ自動車株式会社 半導体装置
JP2018046602A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 株式会社デンソー 電力変換装置

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