JP2015149825A - 積層冷却ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】本明細書は、複数の冷却器と複数のパワーカードを積層した積層冷却ユニットに関し、衝突噴流型の冷却器を採用しつつコンパクトで冷却効率のよい積層冷却ユニットを提供する。
【解決手段】積層冷却ユニット102は、パワートランジスタT1、T2を収容した複数のパワーカード20a(20b)と、それらパワーカードよりも発熱密度が小さい電気部品31(32)が冷却器10a(10b)を挟んで積層されている。冷却器10a(10b)は、その内部空間を積層方向に二分する仕切板12を有しているとともに、その仕切板12に、パワーカード20a(20b)と接している側板の裏面に向けて冷媒を噴出するノズル13が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体素子を収容したパワーカードと冷却器が積層された積層冷却ユニットに関する。
電動車両の走行用モータに電力を供給する電力変換装置は、多数の半導体素子を備えることが多い。半導体素子の典型はパワートランジスタである。一般に、「パワートランジスタ」とは、電力を制御するトランジスタを意味し、典型的には、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。
例えば3相交流モータ用のインバータ回路は、上アーム用パワートランジスタと下アーム用パワートランジスタの組を3セット備えているため、少なくとも6個のパワートランジスタを備える。電力変換装置がインバータ回路に加えて電圧コンバータ回路も備える場合には、さらに少なくとも2個のパワートランジスタを含む。走行用モータなどの大出力デバイスの電力変換に用いるパワートランジスタは発熱量が大きいため、冷却器が必要となる。
発熱量の大きい複数のパワートランジスタを集約して効率よく冷却するユニットが提案されている(特許文献1−3)。特許文献1、2では、パワートランジスタを収容した複数のパワーカードと複数の平板型の冷却器を交互に積層した積層冷却ユニットが開示されている。また、特許文献3には、内部にパワーカードを収容した複数の冷却器を積層した積層冷却ユニットが開示されている。特許文献1、2の積層冷却ユニットは、パワーカードに冷却器を接触させて冷却するのに対して、特許文献3の積層冷却ユニットは冷却器の内部にパワーカードを収容し、パワーカードの周りに直接に冷媒を流す点で異なる。
さらに特許文献1、2では、衝突噴流型と呼ばれる冷却器を採用している。その構造は、次の通りである。冷却器は、その内部空間がパワーカードとの積層方向に3層に区分されており、冷却器の外部から中央の空間に冷媒が供給される。中央の空間と外側の空間を区画する仕切板にノズルが設けられている。中央の空間に供給された冷媒は、ノズルを介して冷却器の側板の裏面に衝突する。パワーカードが接している側板の裏面に冷媒を衝突させることで、パワーカードが効率よく冷却される。なお、本明細書では、冷却器の筐体を構成する側板の筐体内側の面を「裏面」と称することがある。
衝突噴流型の冷却器については、特許文献4にも開示されているので参照されたい。また、冷却器の冷媒は液体であり、典型的には、水、あるいはLLC(Long Life Coolant)である。
特開2008−198751号公報 特開2007−258458号公報 特開2012−010540号公報 特開2011−166113号公報
特許文献1、2の積層冷却ユニットの冷却器は、内部空間が3層に区分されており、中央の空間から両サイドの空間へ冷媒を噴出させる。それゆえ、積層方向の両面で高い冷却能力が得られる。その半面、内部空間を3層に区分するので冷却器の厚みが大きくなる。電動車両の電力変換装置などではコンパクト性も重要な要因である。本明細書は、衝突噴流型の冷却器を採用しつつ、コンパクトで冷却効率のよい積層冷却ユニットを提供する。
本明細書が開示する積層冷却ユニットは、半導体素子を収容したパワーカードと、そのパワーカードよりも発熱密度が小さい電気部品が冷却器を挟んで積層されているデバイスである。そして、その冷却器は、内部空間を積層方向に二分する仕切板を有するとともに、その仕切板に、パワーカードと接している側板の裏面に向けて冷媒を噴出するノズルが設けられている。電気部品は、例えば、リアクトルやコンデンサなどである。なお、発熱密度は、物体が単位表面積当たり放熱する熱エネルギで表され、その単位系は、W/cmである。パワーカードと電気部品の発熱密度は、冷却器に対向している面における値で比較される。
本明細書が開示する積層冷却ユニットの冷却器は、その筐体の内部空間が積層方向に2層に区分されている。そして、内部空間を区画する仕切板にはノズルが設けられており、一方の空間から他方の空間へと冷媒を噴出させる。内部空間を3層ではなく2層に区分するので、特許文献1や2の積層冷却ユニットよりも積層方向の厚みを薄くできる。一方、2層の一方の空間から他方の空間へ冷媒を噴出させるので、側板の裏面に冷媒が噴き付けられる側では冷却能力が高いが反対側では冷却能力が相対的に低くなる。説明の便宜上、以下では、冷却器の積層方向の2つの側板について、裏面に冷媒が噴き付けられる側を高冷却側と称し、反対側を低冷却側と称する。
電力変換装置などは、パワートランジスタ以外にも発熱する電気部品、即ち、冷却を必要とする電気部品を含む。そこで、本明細書が開示する積層冷却ユニットでは、冷却器の高冷却側に発熱密度の大きいパワーカードを積層し、低冷却側にパワーカードよりも発熱密度の小さい電気部品を積層する。本明細書が開示する積層冷却ユニットは、2層に区画された衝突噴流型冷却器を採用することで冷却器の厚みを大きくせず、さらに、冷却能力の相違に応じて発熱密度の異なるデバイスを配置することによって効率のよい冷却を実現する。
上記の積層冷却ユニットでは、高冷却側の側板の裏面に複数のフィンを設けるとよい。側板の裏面に衝突した冷媒がフィンに沿って流れ、冷却効率がさらに高まる。なお、低冷却側の側板の裏面にフィンを設けてもよい。
本明細書が開示する技術は、衝突噴流型の冷却器を採用した積層冷却ユニットに関し、小型で冷却効率の良い積層冷却ユニットを提供する。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
積層冷却ユニットが組み込まれる電力変換装置を含むハイブリッド車の電力系のブロック図である。 積層冷却ユニットの平面図である。 積層冷却ユニットの側面図である。 図2BにおけるIII−III線に沿った部分断面図である。 変形例の積層冷却ユニットの平面図である。 変形例の積層冷却ユニットの断面図である。 別の変形例の積層冷却ユニットの断面図である。 第2実施例の積層冷却ユニットの斜視図である。 図7のVIII−VIII線に沿った冷却器の断面図である。 図8のIX−IX線に沿った冷却器の断面図である。 一つの分岐流路の斜視図である。 変形例の冷却器における一つの分岐流路の斜視図である。
積層冷却ユニットを説明する前に、積層冷却ユニットが採用される電力変換装置を含むハイブリッド車の電力系を説明する。図1にハイブリッド車100の電力系のブロック図を示す。ハイブリッド車100は、走行用のモータ83とエンジン84を有する。モータ83の出力トルクとエンジン84の出力トルクは動力分配機構85によって合成されて車軸86(即ち駆動輪)へと伝達される。動力分配機構85は、エンジン84の出力トルクを車軸86とモータ83に分配する場合がある。その場合には、モータ83はエンジン84のトルクで発電する。発電された電力はバッテリ81の充電に使われる。
ハイブリッド車100の電力系はバッテリ81と電力変換装置40と走行用のモータ83を含む。バッテリ81は、システムメインリレー82を介して電力変換装置40と接続される。電力変換装置40は、バッテリ81の出力電圧を昇圧する電圧コンバータ回路41と、電圧コンバータ回路41が出力する直流電力を交流に変換するインバータ回路42を備える。インバータ回路42の交流出力がモータ83を駆動する。なお、モータ83が発電する際には、モータ83が出力する回生電力をインバータ回路42が直流電力に変換し、その直流電力を電圧コンバータ回路41が降圧してバッテリ81に供給する。
電圧コンバータ回路41は、2個のパワートランジスタT7、T8の直列回路と、その直列回路の中点とバッテリ側の高電位端子との間に接続されるリアクトル44と、バッテリ側の高電位端子とグランド端子の間に接続されるフィルタコンデンサ43で構成されている。なお、各パワートランジスタT7、T8にはダイオードが逆並列に接続されている。ダイオードは、パワートランジスタがオフ状態のときに電流を逆方向に流すために備えられている。電圧コンバータ回路41は、バッテリ81の電力を昇圧する場合には主にパワートランジスタT8を作動させ、インバータ側から送られる回生電力を降圧する場合には主にパワートランジスタT7を作動させる。図1の電圧コンバータ回路の構成と機能は良く知られているので詳しい説明は省略する。
インバータ回路42は、2個のパワートランジスタの直列回路が3セット並列に接続された構成を有している。各直列回路の中点から交流が出力される。なお、各パワートランジスタにはダイオードが逆並列に接続されている。図1のインバータ回路42の構成もよく知られているので詳しい説明は省略する。
電圧コンバータ回路41とインバータ回路42の間には平滑化コンデンサ45が接続されている。平滑化コンデンサ45は、電圧コンバータ回路41が出力した電流の脈動を抑制するために備えられている。
図1に示すように、電力変換装置40は、8個のパワートランジスタT1−T8を備える。走行用モータに電力を供給する電力変換装置40は数十アンペアの電流を扱うので回路を構成する電気部品の発熱量が大きい。特に、パワートランジスタの発熱量が大きい。そこで、電力変換装置40は、ハードウエアとして、8個のパワートランジスタT1−T8、リアクトル44、及び、2個のコンデンサ43、45を集中して冷却するユニットを備える。次にそのユニット(積層冷却ユニット)について説明する。
8個のパワートランジスタT1−T8は、直列回路の2個がワンセットで樹脂パッケージに封止(収容)されている。そのようなパッケージを以下ではパワーカードと称する。即ち、パワーカードには、2個のパワートランジスタと各パワートランジスタに並列接続されるダイオードが封止される。図1において符号20a−20dが示す破線の夫々が、パワーカードに対応する。
(第1実施例)図2Aに、パワーカード20a−20dを冷却する積層冷却ユニット102の平面図を示し、図2Bに側面図を示す。符号31と33はコンデンサモジュールを示している。各コンデンサモジュールの中には複数のコンデンサ素子が並列に接続されている。コンデンサモジュール31が図1のフィルタコンデンサ43に相当し、コンデンサモジュール33が図1の平滑化コンデンサ45に相当する。符号32は、リアクトルモジュールを示しており、リアクトルモジュール32が図1のリアクトル44に相当する。なお、以下では、コンデンサモジュール31、33、及び、リアクトルモジュール32を電気部品31−33と総称する場合がある。また、冷却器10aとパワーカード20aには詳しく符号を付すが、図を理解し易くするため、冷却器10b−10dとパワーカード20b−20dでは一部の符号の図示を省略している。
図2A、図2Bに示すように、積層冷却ユニット102は、複数の冷却器10a−10dと複数のパワーカード20a−20dと複数の電気部品31−33が積層されたユニットである。冷却器10aの積層方向の両側にはコンデンサモジュール31とパワーカード20aが接しており、冷却器10bの積層方向の両側にはパワーカード20bとリアクトルモジュール32が接しており、冷却器10cの積層方向の両側にはリアクトルモジュール32とパワーカード20cが接しており、冷却器10dの積層方向の両側にはパワーカード20dとコンデンサモジュール33が接している。総じて言えば、積層冷却ユニット102では、パワートランジスタを収容したパワーカードと、電気部品が冷却器を挟んで積層されている構造を有する。別言すれば、各冷却器は、積層方向の対向する2側板の一方にパワーカードが接触しており他方に電気部品が接触している。なお、各パワーカードは絶縁板8を挟んで冷却器と接している。絶縁板8は熱伝達率が高く、パワーカードと冷却器は、熱力学的な観点からは「接触している状態」に相当する。
2個の冷却器の間で隣接配置されている2個のパワーカード20a、20bの間には圧縮バネ7が嵌挿されている。圧縮バネ7は、2個のパワーカード20a、20bを相互に遠ざける方向に付勢する。圧縮バネ7によって、パワーカード20aは冷却器10aに押し付けられ、パワーカード20bは冷却器10bに押し付けられ、冷却器とパワーカードの密着度が高められる。
各冷却器は、積層方向からみたときに電気部品やパワーカードの両側に連結管6を備えており、隣接する冷却器の連結管同士が継手5で接続されている。連結管6の内部、及び、冷却器の内部は空洞であり、冷媒が流れる流路になっている。積層冷却ユニット102の積層方向の一端の冷却器10aには冷媒供給管4と冷媒排出管3が接続されている。積層方向にみたときに冷媒供給管4と各冷却器の一方の連結管6が一直線に並び、冷媒排出管3と各冷却器の他方の連結管6が一直線に並ぶ。冷媒供給管4を通じて外部から冷媒が供給される。供給された冷媒は各冷却器の一方の連結管6を介して各冷却器に分配される。冷媒は、各冷却器の中を流れる間に隣接するパワーカードと電気部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷媒は各冷却器の他方の連結管6と冷媒排出管3を通じて外部へと排出される。
前述したように、各冷却器は、積層方向で対向する2つの側板の一方にパワーカードが接しており、他方に電気部品が接している。電気部品は、コンデンサモジュールあるいはリアクトルであり、それらはパワーカードよりも発熱量が小さい。なお、より正確には、電気部品の冷却器に対向する面における発熱密度は、パワーカードの冷却器に対向する面における発熱密度よりも小さい。各冷却器は、その内部構造に依存して積層方向の両側で冷却能力が異なる。各冷却器は、冷却能力が高い側にパワーカードが接しており冷却能力が低い側にはパワーカードよりも発熱密度が小さい電気部品が接している。すなわち、電気部品よりも単位面積当たりの放熱量が大きいパワーカードの一側面には冷却器の冷却能力が高い面が接し、パワーカードの上記一側面よりも単位面積当たりの放熱量が小さい電気部品の側面には冷却能力の低い面が接する。
次に、図3を参照して、積層冷却ユニット102の内部構造を説明する。特に、積層方向の夫々の側で冷却能力が異なる冷却器の内部構造を説明する。図3は、図2BにおけるIII−III線に沿った積層冷却ユニット102の断面図であって、冷却器10a、10bとその近傍を拡大した断面図である。なお、図3では、一方の冷却器10aと一方のパワーカード20aだけに細かく符号を付し、他方の冷却器10bと他方のパワーカード20bには符号を省略した。以下、パワーカード20aと冷却器10aについて説明するが、他のパワーカード20b−20dと冷却器10b−10dも同様の構造を有している。
まず、パワーカード20aについて説明する。パワーカード20aは、2個のパワートランジスタT1、T2と、夫々のパワートランジスタに並列に接続されるダイオードを樹脂でモールドしたデバイスである。なお、ダイオードの図示は省略している。前述したように、2個のパワートランジスタT1、T2は、樹脂のパッケージ24の内部で直列に接続されている。図2A、図2Bに示された3本の端子91は、2個のパワートランジスタの直列回路の高電位側端子、低電位側端子、及び、中間点の端子に相当する。また、図2Bに示した別の端子92は、パワートランジスタのゲート電極に導通する端子である。
2個のパワートランジスタT1、T2は平板型のチップであり、その幅広面に電極が露出している。図3に示されているように、2個のパワートランジスタT1、T2の夫々の一面に金属板21が当接しており、この金属板21が、一方のパワートランジスタT1の低電位側電極と他方のパワートランジスタT2の高電位側電極を接続している。即ち、金属板21が2個のパワートランジスタを直列に接続している。なお、金属板21とパワートランジスタT1、T2の間に導電性のスペーサが挿入される場合もある。
金属板21は、前述した3本の端子91の一つと連続している。金属板21の一方の面は、平板型のパッケージ24の幅広い側面に露出している。そして、この金属板21が、絶縁板8を介して冷却器10aと接している。即ち、金属板21は、パワートランジスタT1、T2の電極に通じる端子の役割を果たすとともに、放熱板(ヒートスプレッダ)としても機能する。
冷却器10aの内部構造について説明する。冷却器10aは、その筐体17が樹脂で作られている。筐体17から伸びている連結管6も樹脂製である。筐体17と連結管6は、射出成形により一体的に製造される。樹脂の筐体は射出成形で作ることができるので、複雑な形状が低コストで製造できるという利点を有する。筐体17と連結管6を一体成形することも、樹脂の射出成形法により低コストで実現できる。冷却器10aの筐体17は樹脂製であるが、筐体17において絶縁板8を挟んでパワーカード20aと接する側面には金属板14が配置されている。より具体的には、樹脂製の筐体17は、パワーカードと対向する面に大きな開口17aを有しており、金属板14は、その開口17aを閉塞する。また、筐体17には、コンデンサモジュール31と対向する面にも大きな開口17bが設けられており、その開口17bは、金属板18で閉塞されている。なお、開口17a(開口17b)の周囲と金属板14(金属板18)は、不図示のガスケットによって封止されている。
筐体17の内部は冷媒が通る流路となっており、金属板14、18は、その流路の内壁を構成する。また、別言すれば、金属板14、18は、冷却器の側板に相当する。冷却器10aは、パワーカード20aと対向する側板に金属板14を配することによって、筐体17が樹脂製であってもパワーカード20aに対する高い冷却効率を実現している。同様に、コンデンサモジュール31と対向する側板に金属板18を配することによって、コンデンサモジュール31に対する高い冷却効率を実現している。金属板14の裏面(筐体内側を向く面)には、複数のフィン15が設けられている。複数のフィン15も冷却性能を高めることに貢献する。一方、金属板18の裏面にはフィンは設けられていない。
冷却器10aは、衝突噴流型と呼ばれる構造を有している。その構造を説明する。筐体17の内部空間は、積層方向(図中のX軸方向)と直交する仕切板12によって2層の空間に区画されている。夫々の空間は冷媒が通るので、以下では流路と称する。仕切板12で仕切られた2つの空間のうち、コンデンサモジュール31に近い側(パワーカード20aから遠い側)の流路を冷媒供給路Paと称し、パワーカード20aに近い側の流路を冷媒排出路Pbと称する。仕切板12には、筐体17の長手方向(図中のY軸方向)に細長いノズル13が設けられている。ノズル13は、仕切板12から金属板14へ向かって伸びており、その先端はフィン15に当接している。冷媒供給管4と連結管6を通じて供給される冷媒は、冷媒供給路Paへと流れる。冷媒供給路Paの下流は閉塞しており、冷媒は、ノズル13を通じて冷媒排出路Pbへと流れる。ノズル13の図中Z軸方向の幅は狭く、冷媒はノズル13から勢いよく噴出する。図3の符号A1が示す矢印太線が、冷媒供給路Paからノズル13を通る冷媒の流れを示している。
ノズル13は金属板14に向いているので、ノズル13から噴出した冷媒は、冷却器の側板である金属板14の裏面(冷却器の内側を向く面)に衝突し、その後、フィン15に沿って流れる。冷媒は、冷媒排出路Pbから下流の連結管6へと流れ、最後は冷媒排出管3を通じて積層冷却ユニット102から排出される。図3中の符号A2が示す矢印太線が、金属板14に衝突した後の冷媒の流れを示している。
以上、パワーカード20a、冷却器10aについて説明したが、他のパワーカードと冷却器の構造も同じである。図3において冷却器10bに描かれている矢印太線も冷媒の流れを示している。矢印太線が示すように、冷却器10bにおいて、冷媒は、ノズルを通過し、パワーカード20bに面している金属板14の裏面に衝突し、その後、フィンに沿って流れ、下流の連結管6を通り排出される。
なお、冷却器10aの連結管6と冷媒排出管3は、ガスケット9を挟んで密着しているとともに、ガスケット9を覆うように継手5によって強固に連結されている。他の連結管6と冷媒供給管4についても同様である、また、隣り合う冷却器10aと10bの間の連結管同士もガスケット9と継手5によって高い水密性を保持しながら、強固に連結されている。
衝突噴流型の冷却器10aは、冷却対象(パワーカード20a)と接している筐体側板(金属板14)の裏面に冷媒を勢いよく衝突させることで高い冷却効率を実現する。一方、金属板18の側では、冷媒が金属板18に沿って流れるだけである。従って、金属板18の側の冷却能力は金属板14の側の冷却能力ほどには高くない。そこで、冷却能力の高い金属板14の側には発熱密度の大きいパワーカードを配し、反対側の金属板18の側にはパワーカードと比較して発熱密度の小さいコンデンサモジュール31(電気部品)を配する。積層冷却ユニット102では、冷却能力に応じて発熱密度の異なるデバイスを冷却器の両側に配置し、効率のよい冷却を実現している。なお、パワーカードと電気部品の発熱密度は、金属板18に対向する面における値で比較される。
また、冷却器10aは、その内部空間が積層方向に二分割されている。特許文献1、2(特開2008−198751号公報、特開2007−258458号公報)に開示された積層冷却ユニットでは、冷却器の内部空間は積層方向に3層に分割されている。冷却器10aは内部空間が二分割なので積層方向(図中のX軸方向)の厚みが特許文献1、2の冷却器よりも薄くできるので、積層冷却ユニットの積層方向の長さを上記特許文献の積層冷却ユニットと比較して短くすることができる。
図3に示されているように、冷却器10bも、冷却能力が高い側(図3において冷却器10bの図中の左側)にパワーカード20bが接しており、反対側にパワーカードよりも発熱密度の小さいリアクトルモジュール32が接している。図2A、図2Bに示した他の冷却器10c、10dについても同様である。
なお、図2Aに示したように、パワーカードよりも発熱密度が小さいコンデンサモジュール31と33は、積層冷却ユニット102の積層方向の端に位置している。
次に、積層冷却ユニット102の変形例を説明する。図4に変形例の積層冷却ユニット202の部分平面図を示し、図5にその断面図を示す。変形例の積層冷却ユニット202は、一つのパワーカード20aの両側に冷却器10a、10bが配置されている点で先の積層冷却ユニット102とは異なる。パワーカードの構造と冷却器の構造は第1実施例のパワーカード、冷却器と同じである。図3と図5にて同じ符号は同じ部品を示す。それゆえ、ここでは、パワーカードと冷却器の構造の説明はせず、先の積層冷却ユニット102との相違点だけを説明する。
積層冷却ユニット202では、図5に示すように、冷却器10aの金属板14が絶縁板8を介してパワーカード20aと接しており、金属板18がコンデンサモジュール31と接している。冷却器10bは、金属板14が絶縁板8を介してパワーカード20aと接しており、金属板18がリアクトルモジュール32と接している。前述したように、冷却器10a(10b)は、金属板14の側が金属板18の側よりも冷却能力が高い。積層冷却ユニット202は、その両側で冷却能力が異なる2つの冷却器10a、10bを備え、夫々の冷却器は冷却能力の高い側(金属板14の側)がパワーカード20aに接しており、冷却能力の低い側(金属板18の側)には、パワーカードよりも発熱密度が小さい電気部品(コンデンサモジュール31とリアクトルモジュール32)が接している。積層冷却ユニット202も、内部空間が積層方向(図中のX軸方向)で二分割され積層方向の両側で冷却能力が異なる衝突噴流型の冷却器を用い、冷却能力に応じたデバイスを夫々の側に配置することによって、コンパクトでなおかつ高い冷却効率を実現している。パワーカード20aとコンデンサモジュール31とリアクトルモジュール32以外の部品については説明を省略する。
図6に、更に別の変形例の積層冷却ユニット302の断面図を示す。図6は、冷却器のフィン35以外の構造は図5に示した積層冷却ユニット202と同じである。積層冷却ユニット302の冷却器10a、10bは、冷却能力が高い側の側板(金属板14)の裏面に複数のフィン15を備えるとともに、冷却能力が低い側の側板(金属板18)の裏面にも複数のフィン35を備える。複数のフィン35は、図中のZ軸方向に平行に設けられており、夫々のフィンは、冷媒の流れ方向(図中のY軸方向)に伸びている。積層冷却ユニット302は、冷却能力が低い側の側板(金属板18)の裏面にも複数のフィン35を配して電気部品(コンデンサモジュール31やリアクトルモジュール32)に対する冷却能力を高めている。
(第2実施例)次に、第2実施例の積層冷却ユニットを説明する。図7に積層冷却ユニット502の斜視図を示す。図7には、4個の平板型の冷却器50a−50dと2個の平板型のパワーカード20a、20bと2個のコンデンサモジュール31、33とリアクトルモジュール32を積層した部位を示している。図1に示したパワーカード20b、20dは図示と説明を省略する。
冷却器50a−50dは、衝突噴流型であるが、内部の構造が先の冷却器10a−10dとは異なる。冷却器50a−50dは同一の構造を有する。以下では、冷却器50a−50dを区別なく表す際には冷却器50と表現する。
詳しい内部構造は後述するが、冷却器50は衝突噴流型であり、内部空間が積層方向に2層に区画されており、その仕切板にノズルが設けられている。ノズルを介して一方の空間から他方の空間に冷媒が噴出し、その他方の空間に面する側板の裏面に冷媒が衝突する。裏面に冷媒が衝突する側板の側の冷却性能がその側板に対向する他方の側板の側の冷却性能よりも高い。冷却性能が高い側の側板にパワーカード20a(あるいは20b)が接しており、他方の側の側板に電気部品(コンデンサモジュール31、33あるいはリアクトルモジュール32)が接している。以下、冷却器50の構造を詳しく説明する。
冷却器50は、その一側面に、冷媒を取り込む冷媒供給口51aと、冷却器50の内部を通過した冷媒を排出する冷媒排出口51bが設けられている。冷媒供給口51aと冷媒排出口51bは、各冷却器50の長手方向の一側面に設けられている。その一側面に対向するように、冷媒供給管64と冷媒排出管63が平行に配置されている。冷媒供給管64と冷媒排出管63は、各冷却器50の一側面に対向しているとともに、積層方向に伸びている。冷媒供給管64は、各冷却器50の冷媒供給口51aと接続しており、冷媒排出管63は、各冷却器50の冷媒排出口51bと接続している。図中の矢印F1は、冷媒の流入方向を示しており、矢印F2は冷媒の排出方向を示している。符号F1とF2の意味は、以下図でも同様である。
図8から図10を使って冷却器50の内部構造を説明する。図8に、図7のVIII−VIII線に沿った冷却器50の断面図を示す。図8は、冷却器50の長手方向の断面図である。図中のX軸が冷却器とパワーカードの積層方向に相当し、Y軸が冷却器50の長手方向に相当し、Z軸は冷却器50の短手方向に相当する。なお、図8において、符号F1とF2は冷媒の流れの方向を表している。冷媒供給管64では、冷媒は紙面手前から奥に向かって流れ(符号F1)、冷媒排出管63では冷媒は紙面奥から手前に向けて流れる(符号F2)。また、図9に、図8のIX−IX線に沿った冷却器の断面図を示す。図9は、冷却器50の短手方向の断面図である。図9には、冷却器10aと接するパワーカード20aとコンデンサモジュール33を仮想線で模式的に描いてある。
冷却器50の長手方向の一側面に、冷媒を取り込む冷媒供給口51aと、冷却器50の内部を流れた冷媒を排出する冷媒排出口51bが設けられている。冷却器50の内部には、冷媒供給流路52、4本の分岐流路53−1、53−2、53−3、及び、53−4、冷媒排出流路58が備えられている。なお、以下では、4本の分岐流路53−1、53−2、53−3、及び、53−4を総称する場合には「分岐流路53」と表現する。
冷媒供給流路52は、一端52aが冷媒供給口51aに接続しており、他端52bは閉塞している。冷媒供給流路52は、冷却器50の短手方向の一端側で、長手方向(図中のY軸方向)に真直ぐに伸びている。4本の分岐流路53は、それぞれ、冷媒供給流路52の途中から分岐している。4本の分岐流路53は、流れの方向に順に冷媒供給流路52から分岐している。分岐流路53−1、53−2の流路断面は、分岐流路53−3、53−4の流路断面よりも大きい。
分岐流路53は、冷却器50の短手方向(図中のZ軸方向)に真直ぐに伸びており、その先端は閉塞している。冷却器50の内部には、積層方向(X軸方向)のほぼ中央に、冷却器50の内部空間を積層方向に二分する仕切板54が備えられている。積層方向において仕切板54の一方側の空間(図9において仕切板54の上方)が分岐流路53に相当し、他方側の空間(図9において仕切板54の下側)は、分岐後排出流路56に相当する。分岐後排出流路56は、冷媒排出流路58につながっている。
夫々の分岐流路53には、分岐流路53の延設方向に沿って伸びる、即ち、冷却器50の短手方向に沿って伸びるノズル55が備えられている。ノズル55は、別言すれば、分岐流路53を画定する仕切板54に設けられている。ノズル55は、その先端が、パワーカード20aと接している側板59aの裏面に向けられている。ノズル55は、分岐流路53を流れてきた冷媒を、側板59aの裏面に向けて噴出させる。一つの分岐流路に複数のノズル55が平行に設けられている。複数のノズル55は、流れ方向に直交する方向に並んで設けられている。各ノズル55は、冷媒の流れ方向に細長い。
側板59aの裏面には複数のフィン57が設けられている、ノズル55の先端はフィン57の上端と接している。なお、「側板59aの裏面」とは、冷却器50の内側の面に相当する。
冷却器50の内部の冷媒の流れを説明する。冷媒供給管64を流れる冷媒は、冷媒供給口51aを通じて冷却器50に流れ込む。冷媒は、冷媒供給流路52から、各分岐流路53へと流れる。分岐流路53に流れ込んだ冷媒は、ノズル55を通じて側板59aの裏面に噴出される。側板59aの裏面に噴出された冷媒は、複数のフィン57の間を通り、冷媒排出流路58へと流れる。最後に冷媒は、冷媒排出流路58から、冷媒排出口51bを通じ、冷媒排出管63へと流れ出る。図8及び図9の太線矢印線が冷媒の流れを示している。
なお、分岐流路53と仕切板54とノズル55とフィン57のレイアウトについては、図10も参照されたい。図10は、一方の側の側板59bを外し、分岐流路53の内部を示した斜視図である。なお、図10では、仕切板54は途中でカットして描いてある。仕切板54についてハッチングを施している面が、カット面に相当する。図10の太い矢印線も冷媒の流れを示している。図10から、冷媒が、冷媒供給流路52から分岐流路53に入り、仕切板54に設けられている細長のノズル55を通じて側板59aの裏面に衝突し、複数のフィン57の間を通り、分岐後排出流路56を通り、冷媒排出流路58に流れていく様子がよく理解される。なお、図10において、符号59cは、分岐流路53を画定するの側壁を構成するリブを示している。
先に示した第1実施例の冷却器10aにおける仕切板12とノズル13とフィン15のレイアウトも図10で表される。
冷却器50の冷却効果について説明する。内部にパワートランジスタT1とT2を収容するパワーカード20aは、冷却器50の側板59aと接している。側板59aの裏面には冷媒が衝突するので冷却効果が高い。側板59aと対向する別の側板59bは、分岐流路53に面した側板であり、冷媒は側板59bに沿って流れるだけである。それゆえ、側板59bの側の冷却能力は側板59aの側の冷却能力よりも低い。その側板59bには、パワーカード20aよりも発熱密度が小さいコンデンサモジュール33が接している(図9参照)。他の冷却器50b−50dについても同様である。即ち、冷却器50b−50dにおいて、裏面に冷媒が衝突する側板にはパワーカードが接しており、その側板と対向する他方の側板にはパワーカードよりも発熱密度が小さい他の電気部品(コンデンサモジュール31、33、あるいは、リアクトルモジュール32)が接している。積層冷却ユニット502も、第1実施例の積層冷却ユニット102と同様に、内部空間が積層方向に2層に区分されている衝突噴流型冷却器を採用しつつ、積層方向にコンパクトでありながら効率のよい冷却を実現する。
図11に、図8−図10に示した冷却器50の変形例を示す。冷却器50は、仕切板54に、冷媒の流れ方向に細長いノズル55を備えていた。図11に示す冷却器150は、冷媒の流れ方向に細長いノズル55に代えて、楕円孔の複数のノズル155を有する。複数のノズル155は、楕円孔の長軸が一直線に並ぶように配置されている。このような楕円孔の複数のノズル155は、図8−図10に示した冷媒の流れ方向に細長いノズル55と同様の効果を奏する。一列に並んだ複数のノズルの夫々は、楕円孔の代わりに円径の孔を有していてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
3、43:冷媒排出管
4、44:冷媒供給管
5:継手
6:連結管
7:圧縮バネ
8:絶縁板
9:ガスケット
10a、10b、10c、10d:冷却器
12:仕切板
13:ノズル
14、18、21:金属板
15、35:フィン
17:筐体
17a、17b:開口
20a、20b、20c、20d:パワーカード
24:パッケージ
31、33:コンデンサモジュール(電気部品)
32:リアクトルモジュール(電気部品)
40:電力変換装置
41:電圧コンバータ回路
42:インバータ回路
43:フィルタコンデンサ
44:リアクトル
45:平滑化コンデンサ
50、50a、50b、50c、50d、150:冷却器
51a:冷媒供給口
51b:冷媒排出口
52:冷媒供給流路
53−1、53−2、53−3、53−4:分岐流路
54:仕切板
55、155:ノズル
57:フィン
59a、59b:側板
81:バッテリ
82:システムメインリレー
83:モータ
84:エンジン
85:動力分配機構
86:車軸
100:ハイブリッド車
102、202、303、502:積層冷却ユニット

Claims (2)

  1. 半導体素子を収容したパワーカードと、
    前記パワーカードよりも発熱密度が小さい電気部品と、
    対向する2つの側板の一方に前記パワーカードが積層されているとともに他方に前記電気部品が積層されている冷却器と、を備えており、
    前記冷却器は、
    その内部空間を積層方向に二分する仕切板を有しているとともに、その仕切板に、前記パワーカードと接している側板の裏面に向けて冷媒を噴出するノズルが設けられている、
    ことを特徴とする積層冷却ユニット。
  2. 前記裏面に複数のフィンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の積層冷却ユニット。
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