JP5733287B2 - 密閉型電池の圧力型電流遮断装置 - Google Patents

密閉型電池の圧力型電流遮断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5733287B2
JP5733287B2 JP2012232191A JP2012232191A JP5733287B2 JP 5733287 B2 JP5733287 B2 JP 5733287B2 JP 2012232191 A JP2012232191 A JP 2012232191A JP 2012232191 A JP2012232191 A JP 2012232191A JP 5733287 B2 JP5733287 B2 JP 5733287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
type current
reversing plate
pressure type
rivet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012232191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014086176A (ja
Inventor
浩 永田
浩 永田
茂 高城
茂 高城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012232191A priority Critical patent/JP5733287B2/ja
Priority to US14/043,070 priority patent/US9859547B2/en
Priority to CN201310487531.3A priority patent/CN103779531B/zh
Publication of JP2014086176A publication Critical patent/JP2014086176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5733287B2 publication Critical patent/JP5733287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/572Means for preventing undesired use or discharge
    • H01M50/574Devices or arrangements for the interruption of current
    • H01M50/578Devices or arrangements for the interruption of current in response to pressure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/052Li-accumulators
    • H01M10/0525Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/572Means for preventing undesired use or discharge
    • H01M50/574Devices or arrangements for the interruption of current
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2200/00Safety devices for primary or secondary batteries
    • H01M2200/20Pressure-sensitive devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/10Primary casings; Jackets or wrappings
    • H01M50/183Sealing members
    • H01M50/19Sealing members characterised by the material
    • H01M50/193Organic material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/528Fixed electrical connections, i.e. not intended for disconnection
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

本発明は、密閉型電池の圧力型電流遮断装置の技術に関する。
密閉型電池とは、正極及び負極を備える電極体を電解液とともに電池ケース内に封入して構成されたものであって、例えばリチウムイオン二次電池等が良く知られている。密閉型電池では、過充電を検知して電流を遮断する電流遮断装置を設けることがある。このような電流遮断装置の一つとして、電池ケースの内部圧力が設定圧力より高くなった場合に物理的に電流を遮断する圧力型電流遮断装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されるような従来の圧力型電流遮断装置では、電池ケースの外部端子と電気的に接続される導電部材と、電池ケース内部に配置される集電端子と、導電部材と集電端子との間に介装される反転板と、を備え、導電部材が上方に凹陥する凹陥形状に形成され、反転板の全周囲が導電部材の底部に溶接によって接合される構成とされている。
図6を用いて、従来の圧力型電流遮断装置500の課題について説明する。
なお、図6では、従来の圧力型電流遮断装置500を模式的に表している。
圧力型電流遮断装置500の構成について説明する。
圧力型電流遮断装置500は、導電部材としてのリベット540と集電端子(図示略)とを電気的に遮断するものである。圧力型電流遮断装置500は、リベット540と、反転板550と、を備えている。
リベット540の凹陥部543は、上方に凹陥する凹陥形状に形成されている。凹陥部543の下端部内側には、嵌合部544が形成されている。反転板550は、円盤形状に形成されている。反転板550の縁部の全周囲は、リベット540の嵌合部544の内周面に溶接によって接合されている。
圧力型電流遮断装置500の作用及び課題について説明する。
何らかの異常によって電池ケースの内部圧力が設定圧力より高くなると、反転板550には内圧Pが作用して、反転板550は上方に反るように変形する。
このとき、反転板550に内圧Pが作用して反転板550が変形することによって、挺子の支点Sを介して溶接部Bには剪断応力が作用する。溶接部Bにかかる剪断応力が所定応力値より大きい場合には、溶接部Bが破断するおそれがある。そこで、密閉型電池の圧力型電流遮断装置では、作動時における反転板に作用する剪断応力を低減することが求められている。
特開2010−212034号公報
本発明の解決しようとする課題は、作動時における反転板に作用する剪断応力を低減できる密閉型電池の圧力型電流遮断装置を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、電池ケースの外部端子と電気的に接続される導電部材と、前記電池ケース内部に配置される集電板と、前記導電部材と前記集電板との間に介装される反転板と、を備え、電池ケース内部の圧力上昇に応じて前記反転板が変形し、前記導電部材と前記集電板とを電気的に遮断する密閉型電池の圧力型電流遮断装置であって、前記導電部材は、上方に凹陥する凹陥形状に形成され、前記導電部材の内周面と反転板の外周面とが接合されており、前記反転板の上面は、通常時及び作動時において、前記導電部材には接触しないように構成されるものである。
請求項2においては、請求項1記載の密閉型電池の圧力型電流遮断装置であって、前記反転板の全外周面が、前記導電部材の下端部内周面に溶接によって接合されるものである。
本発明の密閉型電池の圧力型電流遮断装置によれば、作動時における反転板に作用する剪断応力を低減できる。
リチウムイオン電池を示した模式図。 電流遮断装置を示した模式図。 第一実施形態のリベット及び反転板を示した模式図。 第二実施形態のリベット及び反転板を示した模式図。 第三実施形態のリベット及び反転板を示した模式図。 従来のリベット及び反転板を示した模式図。
図1を用いて、リチウムイオン二次電池10について説明する。
なお、図1では、リチウムイオン二次電池10を断面視にて模式的に表している。
リチウムイオン二次電池10は、本発明に係る密閉型電池の実施形態である。リチウムイオン二次電池10は、電池ケース15と、蓋体16と、外部端子としての正極端子11と、外部端子としての負極端子12と、集電体としての捲回電極体50と、を具備している。
電池ケース15は、直方体形状の角型ケースに構成されている。電池ケース15の内部には、扁平形状の捲回電極体20及び電解液が収容されている。蓋体16は、電池ケース15の上部に開口される開口部を塞ぐように構成されている。蓋体16には、外部接続用の正極端子11と負極端子12とが設けられている。正極端子11及び負極端子12の一部は蓋体16の表面側に突出している。
集電体としての捲回電極体50の幅方向の一側の端部には、正極集電体51が露出している。一方、集電体としての捲回電極体50の幅方向の他側の端部には、負極集電体52が露出している。
正極集電体51には、正極集電板31の脚部41が接合されている。一方、負極集電体52には、負極集電板32の脚部42が接合されている。正極集電板31は、捲回電極体50の正極集電体51と正極端子11とを電気的に接続するための部材であり、圧力型電流遮断装置100の構成部材としても用いられている。負極集電板32は、捲回電極体50の負極集電体52と負極端子12とを電気的に接続するための部材である。
外部端子としての正極端子11は、Z端子21、圧力型電流遮断装置100及び正極集電板31を介して、捲回電極体50の正極集電体51と電気的に接続されている。外部端子としての負極端子12は、Z端子22及び負極集電板32を介して、捲回電極体50の負極集電体52と電気的に接続されている。
図2を用いて、圧力型電流遮断装置100について説明する。
なお、図2では、圧力型電流遮断装置100を断面視にて模式的に表している。
圧力型電流遮断装置100は、本発明の圧力型電流遮断装置の第一実施形態である。圧力型電流遮断装置100は、リチウムイオン二次電池10の電池ケース15内の圧力が設定圧力より高くなった場合に電流を遮断する装置である。なお、本実施形態では、圧力型電流遮断装置100はリチウムイオン二次電池10の正極側に設けられているが、負極側に設けることも可能である。
圧力型電流遮断装置100は、絶縁板130と、導電部材としてのリベット140と、反転板150と、シール材160と、正極集電板31と、を具備している。
導電部材としてのリベット140は、銅を素材として形成され、略円筒形状部である小径部142と、上方に凹陥する凹陥形状である凹陥部143と、を備えている。リベット140は、蓋体16等を密着して固定する機能と、Z端子21と正極集電板31とを電気的に接続する機能と、反転板150が反転する空間を形成する機能と、を有している。
リベット140の小径部142では、Z端子21と、上ガスケット110と、下ガスケット120と、蓋体16と、絶縁板130とが、上端縁部141と凹陥部143との間で密着して固定されている。リベット140の凹陥部143内には、反転板150が反転する空間が形成されている。リベット140の凹陥部143の下端部には、反転板150が溶接によって固定されている。
Z端子21は、銅を素材として形成され、正極端子11(図1参照)とリベット140とを電気的に接続するものである。Z端子21には開口部が形成され、リベット140が挿通されている。
上ガスケット110は、樹脂を素材として形成され、Z端子21と蓋体16とを絶縁するものである。上ガスケット110には開口部が形成され、リベット140が挿通されている。
蓋体16は、アルミニウムを素材として形成され、上述したように、電池ケース15の上部に開口される開口部を塞ぐものである(図1参照)。蓋体16には開口部が形成され、リベット53が挿通されている。
下ガスケット120は、樹脂を素材として形成され、後述する絶縁板130と同様にリベット140と蓋体16とを絶縁するものである。下ガスケット120は、蓋体16とリベット140との間に配置されている。
絶縁板130は、樹脂を素材として形成され、リベット140と蓋体16とを絶縁するものである。絶縁板130はリベット140と蓋体16との間に介装されている。
反転板150は、銅を素材として形成され、円盤形状に形成されている。反転板150の略中央部分には、上面側が凹陥する部分となる凹部151が形成されている。反転板150の周囲の縁部は、溶接によってリベット140の凹陥部143の下端部に接合されている。なお、反転板150とリベット140との接合は全周溶接としている。
シール材160は、ゴムを素材として形成され、略中央部分に孔部が形成される略円盤形状に形成されている。シール材160は、反転板150と正極集電板31との間に圧縮して配置されている。
正極集電板31は、銅を素材として形成され、捲回電極体50の正極集電体51と反転板150とを電気的に接続するものである。正極集電板31は、本体31Aと、接続部31Bと、脚部41と、を具備している。
本体31Aは、円盤形状に構成され、両側が絶縁板130の脚部132・132に密着して固定されている。
接続部31Bは、本体31Aの略中央部に形成される円形状に形成される切込みCの内周側の部分である。本体31Aの切込みCが形成される部分及び接続部31Bの厚みは、本体31Aの他の部分の厚みよりも薄く形成されている。接続部31Bの中央部には、孔部が形成されている。接続部31Bは、反転板150と溶接によって接合されている。
脚部41は、本体31Aから下方に延出され、捲回電極体50の正極集電体51に溶接によって接合されている。
なお、図2に表される圧力型電流遮断装置100の状態は、通常時(圧力型電流遮断装置100が作動していない状態)であって、正極端子11と、Z端子21と、リベット140と、反転板150と、正極集電板31と、が電気的に接続されている。
一方、電池ケース15内の圧力が設定圧力より高くなると、正極集電板31の接続部31Bと接続される反転板150の凹部151に内側から圧力がかかり、正極集電板31の切込みCの部分が破断して、反転板150が外側へ変形する。すなわち、圧力型電流遮断装置100が作動する。これにより、正極集電板31と反転板150とが電気的に遮断されることとなる。
図3を用いて、圧力型電流遮断装置100についてさらに詳細に説明する。
なお、図3では、説明を分かり易くするため、圧力型電流遮断装置100のリベット140及び反転板150を断面視にて模式的に表している。
リベット140及び反転板150の構成について説明する。
リベット140の凹陥部143は、上述したように、上方に凹陥する凹陥形状に形成されている。凹陥部143の下端部内側には、嵌合部144が形成されている。反転板150は、円盤形状に形成されている。反転板150の縁部の全周囲は、リベット140の嵌合部144に溶接によって接合されている。
より詳細には、リベット140の嵌合部144は、凹陥部143の下端部(底部)内周側を凹陥状に切り欠いた形状に形成されており、内周面と該内周面の上端から内周側に延出する下面とを有している。また、反転板150とリベット140の溶接部では、反転板150の外周面のみが全周にわたって嵌合部144に当接して接合されている。
つまり、嵌合部144と反転板150との接合部においては、嵌合部144の内周面と反転板150の外周面とが溶接により接合されているのみであり、嵌合部144の下面と反転板150の上面との間には所定の隙間Dが形成されていて、嵌合部144の下面と反転板150の上面とは当接していない。
なお、所定の隙間Dは、圧力型電流遮断装置100が作動して反転板150が上方に反るように変形した場合であっても、反転板150の上面が嵌合部144の下面と接触しない十分な大きさとされている。
圧力型電流遮断装置100(リベット140及び反転板150)の作用について説明する。
上述したように、何らかの異常によって電池ケースの内部圧力が設定圧力より高くなると、反転板150には内圧Pが作用して上方に反るように変形する。
このとき、反転板150に内圧Pが作用した場合であっても、反転板150の上面と嵌合部144の下面との間には所定の隙間Dが形成されているため、挺子の支点を介して溶接部Bに剪断応力が作用することがない。
つまり、従来の圧力型電流遮断装置では、反転板550の上面と嵌合部544の下面とが当接している場合には、反転板550が上方に反るように変形すると、嵌合部544の下面の内周側端が挺子の支点Sとなって、反転板550と嵌合部544との溶接部Bに大きな剪断応力が作用する。
本実施形態の圧力型電流遮断装置100では、反転板150の上面と嵌合部144の下面との間に所定の隙間Dが形成されていて、反転板150の上面と嵌合部144の下面とが接触していないため、反転板150が上方に反るように変形しても、嵌合部544の下面の内周側端が挺子の支点となることはなく、反転板150と嵌合部144との溶接部に大きな剪断応力が作用することはない。
圧力型電流遮断装置100の効果について説明する。
圧力型電流遮断装置100によれば、作動時における反転板150に作用する剪断応力を低減できる。
図4を用いて、圧力型電流遮断装置200について説明する。
なお、図4では、説明を分かり易くするため、圧力型電流遮断装置200のリベット240及び反転板250を断面視にて模式的に表している。
圧力型電流遮断装置200は、本発明の圧力型電流遮断装置の第二の実施形態である。圧力型電流遮断装置200についてのリベット240及び反転板250以外の構成は、圧力型電流遮断装置100と同様であるため、説明を省略する。
リベット240及び反転板250の構成について説明する。
リベット240の凹陥部243は、上方に凹陥する凹陥形状に形成されている。凹陥部243の下端部内側には、嵌合部244が形成されている。反転板250は、円盤形状に形成されている。反転板250の縁部の全周囲は、リベット240の嵌合部244に溶接によって接合されている。
より詳細には、嵌合部244は、凹陥部243の下端部内周側を凹陥状に切り欠いた形状に形成されており、内周面と該内周面の上端から内周側に延出する下面とを有している。反転板250とリベット240の溶接部では、反転板250の外周面及び上面が嵌合部244の内周面及び下面に嵌合した状態で接合されている。
このとき、溶接部の溶接方法は重ね溶接とされている。なお、重ね溶接とは、反転板250とリベット240とを重ね、反転板250における重ね合わせ方向の表面(図4における下面)に略垂直な方向(反転板250とリベット240との重ね合わせ方向)からレーザービームを照射してキーホール溶接する方法である。
また、溶接部の溶け込み幅は、反転板250の上面が嵌合部244の下面と当接している部分の幅よりも十分に小さいものとされている。
圧力型電流遮断装置200の効果について説明する。
従来、反転板250とリベット240の溶接部の幅が大きい場合には、溶接部に収縮応力が発生し、反転板250に応力が作用し、反転板250が変形するおそれがあった。
本実施形態の圧力型電流遮断装置200によれば、重ね溶接で溶接幅を小さくすることによって溶接時の入熱を低減し、溶接部Bに収縮応力が発生することを防止できる。そのため、反転板250に応力が作用し、反転板250が変形するおそれがない。
図5を用いて、圧力型電流遮断装置300について説明する。
なお、図5では、説明を分かり易くするため、圧力型電流遮断装置300のリベット340及び反転板350を断面視にて模式的に表している。
圧力型電流遮断装置300は、本発明の圧力型電流遮断装置の第三の実施形態である。圧力型電流遮断装置300についてのリベット340及び反転板350以外の構成は、圧力型電流遮断装置100と同様であるため、説明を省略する。
リベット340及び反転板350の構成について説明する。
リベット340の凹陥部343は、上方に凹陥する凹陥形状に形成されている。凹陥部343の下端部内側には、嵌合部344と、延設部345と、が形成されている。反転板350は、円盤形状に形成されている。反転板350の縁部の全周囲は、リベット340の嵌合部344に溶接によって接合されている。
より詳細には、嵌合部344は、凹陥部343の下端部内周側を凹陥状に切り欠いた形状に形成されており、内周面と該内周面の上端から内周側に延出する下面とを有している。また、延設部345は、凹陥部343の下端部内周面から内周側に延出しており、延設部345の下面と嵌合部344の下面とは面一に形成されている。
反転板350とリベット340の溶接部では、反転板350の外周面及び上面が嵌合部344の内周面及び下面並びに延設部345の下面に嵌合して当接しており、嵌合部344の内周面と反転板350の外周面とが溶接により接合されている。
圧力型電流遮断装置300(リベット340及び反転板350)の作用について説明する。
上述したように、何らかの異常によって電池ケースの内部圧力が設定圧力より高くなると、反転板350には内圧Pが作用して上方に反るように変形する。
このとき、延設部345の下面の内周側端が挺子の支点となって、嵌合部344の内周面と反転板350の外周面との溶接部に剪断応力がかかるが、嵌合部344には延設部345が延設されており、前記溶接部から前記挺子の支点までの距離が長くなるため、反転板350に内圧Pが作用した場合であっても、挺子の支点を介して溶接部Bに作用する剪断応力を低減することが可能となっている。
圧力型電流遮断装置300の効果について説明する。
圧力型電流遮断装置300によれば、作動時における反転板350に作用する剪断応力を低減できる。
10 リチウムイオン二次電池
11 正極端子
31 正極集電板
100 圧力型電流遮断器
140 リベット(導電部材)
144 嵌合部
150 反転板

Claims (2)

  1. 電池ケースの外部端子と電気的に接続される導電部材と、前記電池ケース内部に配置される集電板と、前記導電部材と前記集電板との間に介装される反転板と、を備え、電池ケース内部の圧力上昇に応じて前記反転板が変形し、前記導電部材と前記集電板とを電気的に遮断する密閉型電池の圧力型電流遮断装置であって、
    前記導電部材は、上方に凹陥する凹陥形状に形成され、
    前記導電部材の内周面と反転板の外周面とが接合されており、
    前記反転板の上面は、通常時及び作動時において、前記導電部材には接触しないように構成される、
    密閉型電池の圧力型電流遮断装置。
  2. 請求項1記載の密閉型電池の圧力型電流遮断装置であって
    記反転板の全外周面が、前記導電部材の下端部内周面に溶接によって接合される、
    密閉型電池の圧力型電流遮断装置。
JP2012232191A 2012-10-19 2012-10-19 密閉型電池の圧力型電流遮断装置 Active JP5733287B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012232191A JP5733287B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 密閉型電池の圧力型電流遮断装置
US14/043,070 US9859547B2 (en) 2012-10-19 2013-10-01 Current interrupting device of sealed battery
CN201310487531.3A CN103779531B (zh) 2012-10-19 2013-10-17 密封型电池的电流中断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012232191A JP5733287B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 密閉型電池の圧力型電流遮断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014086176A JP2014086176A (ja) 2014-05-12
JP5733287B2 true JP5733287B2 (ja) 2015-06-10

Family

ID=50485614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012232191A Active JP5733287B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 密閉型電池の圧力型電流遮断装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9859547B2 (ja)
JP (1) JP5733287B2 (ja)
CN (1) CN103779531B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6213372B2 (ja) * 2014-05-19 2017-10-18 トヨタ自動車株式会社 二次電池および二次電池の製造方法
JP6419665B2 (ja) * 2015-08-26 2018-11-07 株式会社豊田自動織機 電流遮断装置とそれを用いた蓄電装置
KR102260830B1 (ko) * 2016-11-08 2021-06-03 삼성에스디아이 주식회사 이차 전지 팩
JP6833562B2 (ja) * 2017-02-27 2021-02-24 三洋電機株式会社 二次電池
JP6802982B2 (ja) * 2017-03-31 2020-12-23 トヨタ自動車株式会社 二次電池およびその製造方法
JP6862007B2 (ja) 2019-04-10 2021-04-21 株式会社大北製作所 金属製箱体

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1126534B1 (en) 2000-02-16 2006-08-23 Samsung SDI Co. Ltd. Sealed battery
JP5147206B2 (ja) * 2006-08-11 2013-02-20 三洋電機株式会社 非水電解質二次電池
JP2009123529A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Hitachi Maxell Ltd 密閉型電池
JP5430978B2 (ja) * 2009-03-10 2014-03-05 三洋電機株式会社 密閉電池及びその製造方法
JP2012038529A (ja) 2010-08-05 2012-02-23 Toyota Motor Corp 電池およびそれを搭載する車両,電気機器
JP6030880B2 (ja) 2012-01-27 2016-11-24 三洋電機株式会社 角形二次電池

Also Published As

Publication number Publication date
US20140113163A1 (en) 2014-04-24
CN103779531A (zh) 2014-05-07
JP2014086176A (ja) 2014-05-12
US9859547B2 (en) 2018-01-02
CN103779531B (zh) 2017-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5733287B2 (ja) 密閉型電池の圧力型電流遮断装置
JP6022696B2 (ja) 二次電池及びその製造方法
JP5866621B2 (ja) 蓋体、密閉型電池、および密閉型電池の製造方法
JP6699563B2 (ja) 蓄電素子
JP5803875B2 (ja) 密閉型電池
US20150072179A1 (en) Sealed battery
US10644294B2 (en) Secondary battery
JP5673195B2 (ja) 電池
JP6270511B2 (ja) 二次電池および二次電池の製造方法
JP5742736B2 (ja) 密閉型二次電池の電流遮断装置
JP5716713B2 (ja) 密閉型電池
JP5837468B2 (ja) 密閉型電池
JP2017162563A (ja) 二次電池および二次電池集合体
JP5152098B2 (ja) 密閉型二次電池
JP6547486B2 (ja) 蓄電装置の製造方法
JP6304981B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP2015099735A (ja) 蓄電装置
JP2015082416A (ja) 電流遮断装置を備えた蓄電装置
JP6152817B2 (ja) 電流遮断装置およびそれを備えた蓄電装置
JP6075640B2 (ja) 二次電池構造
JP2013161712A (ja) 密閉型電池
JP2012190680A (ja) 扁平形電池及び封口缶
JP2016207488A (ja) 蓄電装置
JP6211978B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP6120000B2 (ja) 蓄電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150330

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5733287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151