JP6120000B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、捲回型の電極組立体と、電流遮断装置とを有する蓄電装置に関する。
二次電池やキャパシタのような蓄電装置は再充電が可能であり、繰り返し使用することができるため電源として広く利用されている。二次電池では、活物質層を有する長尺状の正極電極及び負極電極が、間にセパレータが介在する状態で捲回された電極組立体を備えるとともに、電流遮断装置を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図5に示すように、特許文献1の二次電池80は、ケース81内に電極組立体としての捲回電極体82を備え、ケース81は、捲回電極体82を収容するための開口を有するケース本体81aと、ケース本体81aの開口を閉塞する蓋体83を有する。また、二次電池80は、捲回電極体82の負極82aに接続された負極集電板84を備える。負極集電板84は、カシメ部材84aによって蓋体83に固定されている。また、蓋体83の外面側には、上記カシメ部材84aの蓋体83への固定と共に接続部材85が固定されている。接続部材85には、負極外部端子86が固定されている。蓋体83では、カシメ部材84aによる固定箇所に、気密性を確保するための電気絶縁性ゴム部材97が設けられている。
また、二次電池80は、捲回電極体82の正極82bに接続された熱伝導体87を備えるとともに、この熱伝導体87は、ケース本体81aの側壁部81bに溶接されている。ケース本体81aの側壁部81bは、捲回電極体82の軸方向における一端側に配置され、この側壁部81bの外面には、電流遮断装置としての電流遮断素子90が接合されている。電流遮断素子90は、熱伝導体87と熱的に結合されている。また、電流遮断素子90は、接続部材91を介して正極外部端子92に接続されている。正極外部端子92は、別の接続部材99と接続され、この別の接続部材99をカシメ部材94によって蓋体83に固定することにより、正極外部端子92が蓋体83に固定されている。蓋体83では、カシメ部材94による固定箇所には気密性を確保するための電気絶縁性ゴム部材98が設けられている。
そして、捲回電極体82とケース本体81aの側壁部81bとが熱伝導体87を通じて熱的に結合されるため、捲回電極体82の熱は、熱伝導体87及び側壁部81bを通じて電流遮断素子90に効率よく伝達される。その結果、電流遮断素子90によって、正極外部端子92での電流が遮断され、捲回電極体82の過昇温を適切に抑制する。
特開2013−58368号公報
電流遮断装置としては、特許文献1の電流遮断素子90のように捲回電極体82の温度に応じて電流を遮断するものの他に、ケース内の圧力が閾値を超えた場合に電流を遮断するものがある。この圧力タイプの電流遮断装置は、ケース内の圧力を作用させるために一部がケース内の圧力を検知できる状態で設置される。
ところが、圧力タイプの電流遮断装置が、特許文献1の二次電池80にように、ケース本体81aの側壁部81bに配置されていると、側壁部81bにおいて電流遮断装置が設置された箇所での気密性を確保しなければならない。特許文献1では、蓋体83において、カシメ部材84a,94による固定箇所にも気密性確保のために電気絶縁性ゴム部材97,98を設けており、気密性確保の必要な部分が蓋体83と側壁部81bの二つになってしまう。よって、気密性確保の必要な部分を蓋体83だけの一つとするため、電流遮断装置を蓋体83に設置することが考えられる。
しかし、電流遮断装置が蓋体83に設置されると、電流遮断装置においてケース81内の圧力を検知する部分が捲回電極体82の周面に近付き、電流遮断装置と捲回電極体82が短絡しやすくなる。
本発明は、電極組立体と電流遮断装置との短絡を抑制することができる蓄電装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置は、長尺状の金属箔の少なくとも片面に活物質層を有する正極電極及び負極電極を、両者の間を絶縁した状態で捲回された電極組立体と、前記電極組立体を収容したケースと、前記正極電極と電気的に接続された正極端子と、前記負極電極と電気的に接続された負極端子と、前記正極端子と電気的に接続された電流遮断装置と、を有し、前記電流遮断装置、前記正極端子及び前記負極端子が前記ケースの一つの壁部に気密を確保した状態で配置された蓄電装置であって、前記電極組立体の最外層を構成する状態に捲回され、かつ前記正極電極と電気的に接続された金属層を有し、前記電流遮断装置は前記金属層の外面に対向して設置されていることを要旨とする。
これによれば、気密性を確保する箇所を壁部の一つだけとするため、電流遮断装置を正極端子及び負極端子とともに一つの壁部に設け、電流遮断装置がその壁部から電極組立体に近付く配置となっても、電流遮断装置が対向する金属層は、電流遮断装置と同じ正極である。このため、蓄電装置の振動等によって、電流遮断装置と金属層が接触しても、電流遮断装置と電極組立体が短絡することを抑制することができる。
また、蓄電装置について、前記金属層は前記正極電極が有する正極用金属箔である。
これによれば、正極電極の材料を金属層として使用することができ、金属層を有する蓄電装置を簡単に製造することができる。
また、蓄電装置について、前記蓄電装置は二次電池であるのがよい。
本発明によれば、電極組立体と電流遮断装置との短絡を抑制することができる。
実施形態の二次電池を示す部分破断斜視図。 電極組立体を示す斜視図。 二次電池を示す正断面図。 電極組立体を示す断面図。 背景技術を示す図。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、ケース11に電極組立体12及び電解液(図示せず)が収容されている。ケース11は、有底四角筒状のケース本体13と、ケース本体13に電極組立体12を挿入するための開口部13aを塞ぐ矩形平板状の蓋体14とからなる。ケース本体13と蓋体14は、いずれも金属製(例えばステンレス製やアルミニウム製)である。二次電池10は角型電池であり、リチウムイオン電池である。
図2に示すように、電極組立体12は、長尺の矩形シート状の正極電極24と、長尺の矩形シート状の負極電極25との間に、長尺の矩形シート状のセパレータ23を介在させて捲回軸Lを中心に渦巻き状に捲回した構成である。セパレータ23は、絶縁性を有する樹脂製(例えばポリエチレンなど)である。また、電極組立体12は、正極電極24が負極電極25の外層となる状態で捲回されている。
正極電極24は、長尺の矩形シート状の正極用金属箔24aと、その正極用金属箔24aの両面に帯状に設けられた正極活物質層24bを、を有する。正極電極24は、長手方向に延びる第1の辺24cに沿って正極活物質層24bの設けられていない正極未塗工部24dを一定幅で有する。
図4に示すように、正極電極24において、正極活物質層24bの長手方向への長さは、捲回軸Lの周りで電極組立体12を少なくとも一周できる長さに設定されている。正極電極24は、巻き始めとなる長手方向の一端に正極活物質層24bの始端S1が位置し、正極電極24の長手方向に沿った途中に正極活物質層24bの終端S2が位置している。正極電極24は、正極活物質層24bの終端S2よりも先に正極用金属箔24aだけで構成された金属層としての正極金属層24fを有する。正極活物質層24bの終端S2から正極電極24の長手方向他端までの正極金属層24fの長さは、露出した正極活物質層24bを全周に亘って覆うことができる長さに設定されている。
図2に示すように、負極電極25は、長尺の矩形シート状の負極用金属箔25aと、その負極用金属箔25aの両面に帯状に設けられた負極活物質層25bと、を有する。負極電極25は、長手方向に延びる第1の辺25cに沿って負極活物質層25bの設けられていない負極未塗工部25dを一定幅で有する。
図4に示すように、負極電極25において、負極活物質層25bの長手方向への長さは、捲回軸Lの周りで電極組立体12を少なくとも一周できる長さに設定されている。負極電極25は、巻き始めとなる長手方向の一端に負極活物質層25bの始端T1が位置し、負極活物質層25bの始端T1は、電極組立体12の積層方向において、正極活物質層24bの始端S1と同じ位置にある。また、負極電極25の長手方向に沿った途中に負極活物質層25bの終端T2が位置し、負極活物質層25bの終端T2は、電極組立体12の積層方向において、正極活物質層24bの終端T2と同じ位置にある。負極電極25は、負極活物質層25bの終端T2よりも先に負極用金属箔25aだけで構成された負極金属層25fを有する。負極活物質層25bの終端T2から負極電極25の長手方向他端までの負極金属層25fの長さは、露出した正極活物質層24bを全周に亘って覆うことができる長さに設定されている。
図3に示すように、電極組立体12では、正極電極24の正極未塗工部24d、及び正極金属層24fにおける第1の辺24c側の部分が捲回軸Lの延びる軸方向の第1端部12aに位置している。そして、電極組立体12は、第1端部12aに正極未塗工部24d及び正極金属層24fを集めた正極接続部28を備え、正極接続部28は、正極未塗工部24d及び正極金属層24fが間にセパレータ23を挟まない状態で層状となっている。
また、電極組立体12では、負極電極25の負極未塗工部25d、及び負極金属層25fにおける第1の辺25c側の部分が、電極組立体12の軸方向の第2端部12b位置している。そして、電極組立体12は、第2端部12bに負極未塗工部25d及び負極金属層25fを集めた負極接続部29を備え、負極接続部29は、負極未塗工部25d及び負極金属層25fが間にセパレータ23を挟まない状態で層状となっている。
図4に示すように、電極組立体12では、正極金属層24fが最外層を構成し、その正極金属層24fの内周側には、負極金属層25fがセパレータ23を介して積層方向に対向して配置されている。そして、電極組立体12では、正極金属層24fがセパレータ23及び負極金属層25fを介して正極活物質層24bの全面を全周に亘って覆っている。なお、正極金属層24fは負極接続部29は覆っておらず、正極金属層24fは、電極組立体12の軸方向に沿って第1端部12aから負極接続部29に至るまでを覆っている。
図3に示すように、電極組立体12の正極接続部28には、正極導電部材17の先端部が電気的に接続されている。正極導電部材17は、金属(本実施形態ではアルミニウム)からなる略矩形平板を例えばプレス加工などにより折り曲げて形成されている。正極導電部材17は、正極接続部28と電気的に接続される矩形平板状の接続部17aを備える。また、正極導電部材17は、接続部17aに連設され、電極組立体12の第1端部12aの面に沿って延びる導電部17bを備える。さらに、正極導電部材17は、導電部17bに連設され、電極組立体12の軸方向に沿って延び、かつ電極組立体12の周面と対向配置される端子接続部17cを備える。
端子接続部17cには正極端子15が接続されている。正極端子15は、端子接続部17cに溶接される基部15aと、基部15aから立設された軸部15bとを備える。正極端子15の軸部15bには、正極端子15をケース11から絶縁するためのリング状の絶縁部材19が取り付けられている。また、蓋体14の内面と、基部15aにおける蓋体14の内面への対向面との間には、シール部材20が挟持され、蓋体14における軸部15bの貫通部がシール部材20によって気密にシールされている。
端子接続部17cには、電流遮断装置30が設けられている。電流遮断装置30は、ケース11内の圧力が閾値を越えた場合に正極端子15を流れる電流を遮断する。電流遮断装置30は、端子接続部17c及び正極端子15と電気的に接続され、正極である。そして、電流遮断装置30の受圧部(図示せず)は、ケース11内に面しており、ケース11内の圧力を検知可能である。また、電流遮断装置30は、電極組立体12の正極金属層24fの外面に対向して配置されるとともに、正極金属層24fから蓋体14側に離れている。
電極組立体12の負極接続部29には、負極導電部材18の先端部が電気的に接続されている。負極導電部材18は、金属(本実施形態では銅)からなる略矩形平板を例えばプレス加工などにより折り曲げて形成されている。負極導電部材18は、負極接続部29と電気的に接続される矩形平板状の接続部18aを備える。また、負極導電部材18は、接続部18aに連設され、電極組立体12の第2端部12bの面に沿って延びる導電部18bを備える。さらに、負極導電部材18は、導電部18bに連設され、電極組立体12の軸方向に沿って延び、かつ電極組立体12の周面と対向配置される端子接続部18cを備える。
端子接続部18cには負極端子16が接続されている。負極端子16は、端子接続部18cに溶接される基部16aと、基部16aから立設された軸部16bとを備える。負極端子16の軸部16bには、負極端子16をケース11から絶縁するためのリング状の絶縁部材19が取り付けられている。また、蓋体14の内面と、基部16aにおける蓋体14の内面への対向面との間には、シール部材21が挟持され、蓋体14における軸部16bの貫通部がシール部材21によって気密にシールされている。
次に、二次電池10の作用を記載する。
電極組立体12の最外層は、正極電極24から延びる正極金属層24fによって構成され、その正極金属層24fに対向して電流遮断装置30が配置されている。このため、電流遮断装置30と正極金属層24fとが接触しても短絡が抑制される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電極組立体12の最外層を正極金属層24fで構成した。このため、電極組立体12の周面に電流遮断装置30が対向配置された二次電池10において、電流遮断装置30が電極組立体12に接触しても短絡が生じない。
(2)電極組立体12の最外層を、正極活物質層24bの無い正極金属層24fで構成した。このため、電流遮断装置30との短絡抑制のために正極金属層24fを設けても、正極活物質層24bが無いことから、負極活物質層25bに正極活物質層24bが対向しないことで生じる金属リチウムの析出が抑制される。
(3)電極組立体12の最外層を正極金属層24fとすることで、電流遮断装置30を蓋体14に設置することができ、二次電池10において気密性を要する壁部を一つだけとすることができる。このため、電極組立体12と電流遮断装置30との短絡を抑制しつつ、気密性が低下した場合に変更すべき壁部を最小限とすることができる。
(4)電極組立体12の最外層を正極金属層24fとすることで、電流遮断装置30を蓋体14に設置することができる。このため、例えば、電流遮断装置30がケース本体13の側壁に設置され、かつ正極端子15及び負極端子16が蓋体14に設置される場合と比べると、ケース11内のデッドスペースを減らし、ケース11内で電極組立体12を配置できるスペースを増やすことができる。したがって、二次電池10のエネルギー密度を高めることができる。
(5)正極電極24において、正極活物質層24bの終端S2より先に正極用金属箔24aを延長し、その正極用金属箔24aによって正極金属層24fを形成した。このため、正極電極24を用いて電流遮断装置30との短絡を抑制した二次電池10を簡単に製造することができる。
(6)正極金属層24fにセパレータ23を介して負極金属層25fを対向させた。このため、正極金属層24fと負極金属層25fを安全電極として機能させることができ、万一、二次電池10に異物が刺さったりしたとき、正極金属層24fと負極金属層25fを内部短絡させ、二次電池10のエネルギーを放出させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態では、正極金属層24fと対向するように負極電極25に負極金属層25fを設けたが、負極電極25に負極金属層25fを設けず、正極金属層24fに対向するように負極活物質層25bを延長し、正極金属層24fに負極活物質層25bを対向させてもよい。
○ 実施形態では、正極金属層24fと対向する負極金属層25fを設けたが、負極電極25を負極活物質層25bの終端T2までとし、負極金属層25fを無くし、正極金属層24fだけとしてもよい。
○ 実施形態において、電極組立体12は、正極電極24が負極電極25の外層となる状態で捲回されていたが、電極組立体12は、負極電極25が正極電極24の外層となる状態で捲回されていてもよい。この場合も、正極用金属箔24aを延長したり、正極電極24の正極用金属箔24aとは別体の金属箔を正極電極24に接合して正極金属層24fを形成し、その正極金属層24fで負極電極25を覆って電極組立体12の最外層を構成する。
○ 正極金属層は、正極電極24の正極用金属箔24aとは別体の金属箔を接合して形成してもよい。
○ 実施形態では、蓋体14を壁部としたが、ケース本体13の側壁や底壁を壁部としてもよい。
○ 正極金属層24fは、電極組立体12の最外層のうち、電流遮断装置30と対向する部分だけに位置するように捲回されていてもよい。
○ 実施形態では、正極電極24は、正極用金属箔24aの両面に正極活物質層24bを有するとしたが、正極用金属箔24aの片面のみに正極活物質層24bを有していてもよい。同様に、負極電極25は、負極用金属箔25aの両面に負極活物質層25bを有するとしたが、負極用金属箔25aの片面のみに負極活物質層25bを有していてもよい。
○ 実施形態では、二次電池10はリチウムイオン二次電池であったが、これに限られず、他の二次電池であってもよい。要は、セパレータ23及び電解液を介して正極活物質層24bと負極活物質層25bとの間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 蓄電装置は電気二重層コンデンサ等の他の蓄電装置に適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記金属層の内側に前記負極電極と電気的に接続された金属層を有する蓄電装置。
(ロ)前記負極電極と電気的に接続された金属層は前記負極電極が有する負極用金属箔である蓄電装置。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、12…電極組立体、14…壁部としての蓋体、15…正極端子、16…負極端子、24…正極電極、24a…金属箔としての正極用金属箔、24b…活物質層としての正極活物質層、24f…金属層としての正極金属層、25…負極電極、25a…金属箔としての負極用金属箔、25b…活物質層としての負極活物質層、30…電流遮断装置。

Claims (3)

  1. 長尺状の金属箔の少なくとも片面に活物質層を有する正極電極及び負極電極を、両者の間を絶縁した状態で捲回された電極組立体と、
    前記電極組立体を収容したケースと、
    前記正極電極と電気的に接続された正極端子と、
    前記負極電極と電気的に接続された負極端子と、
    前記正極端子と電気的に接続された電流遮断装置と、を有し、
    前記電流遮断装置、前記正極端子及び前記負極端子が前記ケースの一つの壁部に気密を確保した状態で配置された蓄電装置であって、
    前記電極組立体の最外層を構成する状態に捲回され、かつ前記正極電極と電気的に接続された金属層を有し、
    前記電流遮断装置は前記金属層の外面に対向して設置されている蓄電装置。
  2. 前記金属層は前記正極電極が有する正極用金属箔である請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記蓄電装置は二次電池である請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
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