JP5731455B2 - 光変調器およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、窒化物半導体を用いた導波路構造の光変調器およびその製造方法に関する。
高速光通信システムや光情報処理システムにおけるキーデバイスの1つとして光変調導波路がある。光変調導波路としては、例えば、LiNbO3(LN)等の誘電体を用いた光変調導波路や、半導体を用いた光変調導波路が用いられている。現在、LiNbO3を用いた変調器が、広く用いられている。しかしながら、LiNbO3材料は導電性が無いため、印加電圧は、シグナル電極とグラウンド電極の間でかけられる。この結果、電極間の距離は10数μm程度になり、光の変調に必要な屈折率の変化を得るには、3〜5V程度の高い駆動電圧、および20〜40mm程度の電極長が必要となる。このため、LiNbO3を用いた導波路型の変調器は、消費電力が大きく、かつ光変調導波路の小型化を実現することができないという問題がある。
導波路型の光変調器における低消費電力化および小型化を実現するため、GaN系光導波路を有するn−i−n構造の半導体光変調導波路が提案されている(特許文献1参照)。この光変調導波路について、図8の断面図を用いて簡単に説明する。光変調導波路800は、基板801上に、n−GaNからなる電極層802、i−AlGaNからなる下部クラッド層803、i−GaNからなるコア層804、i−AlGaNからなる上部クラッド層805、およびn−GaNからなる電極層806が順次積層されている。
下部クラッド層803,コア層804,上部クラッド層805,および電極層806によるハイメサ導波路構造は、基板801の上にn−GaN、i−AlGaN、i−GaN、i−AlGaN、およびn−GaNの各層をエピタキシャル成長した後、公知のリソグラフィープロセスおよびエッチングプロセスによりパターニングすることで形成している。また、上記ハイメサ構造を形成した後、電極層802上に電極807を形成し、電極層806上に電極808を形成する。
上述した光変調導波路800においては、電圧の印加は、光が閉じ込められている厚さ1μm程度の光導波路部分を挟む電極層802と電極層806との間で行われるため、LiNbO3変調導波路などに比べ、光の導波する領域(コア層804)に対して高密度な電界印加が可能である。このため、上記構造を用いることで、位相変調部の長さが3mm程度で駆動電圧が3V以下の、小型で低駆動電圧の光変調導波路を実現することが可能となる。
特開2011−186169号公報
ところで、窒化物半導体の結晶成長は、一般に、c面(0001)の法線方向であるc軸方向に進行する状態で行われている。このようにc軸方向に成長したGaNおよびAlGaNの積層構造は、極めて強い分極効果によって、ヘテロ界面に2次元キャリアガスを発生する(非特許文献1参照)。こうした分極効果による2次元キャリアガスの存在は、高電子移動度トランジスタへの応用などでは有用である。しかしながら、上述したような導波路構造の光変調器においては、AlGaN/GaN界面およびGaN/AlGaN界面における2次元キャリアガスにより電界変調が阻害されるため、所望の変調動作を得られないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、窒化物半導体を用いた導波路構造の光変調器で所望の変調動作が得られるようにすることを目的とする。
本発明に係る光変調器は、アンドープの第1窒化物半導体から構成されて基板の上に形成され、上面をc面とした断面視矩形のコアと、第1窒化物半導体より大きなバンドギャップエネルギーのアンドープの第2窒化物半導体から構成されてコアを挟んでコアの側面に接して形成された2つのキャリアブロック層と、第2窒化物半導体より小さなバンドギャップエネルギーのn型の第3窒化物半導体から構成され、コアを挟んでキャリアブロック層に接して上面をc面とされて形成された2つの電極層と、コアの上面に形成されたクラッドと、2つの電極層の各々に接続する2つの電極とを備える。
上記光変調器において、電極層は、基板の上に上面をc面として結晶成長された第3窒化物半導体からなる結晶成長層に形成された基板に到達する断面矩形の貫通溝部により分割された結晶成長層の各々の部分より構成され、キャリアブロック層は、貫通溝部により形成される2つの電極層の各々対向する側面にc軸に垂直な方向へ第2窒化物半導体を結晶成長することで形成され、コアは、貫通溝部の中で2つのキャリアブロック層のc面に垂直な結晶面とされた表面に第1窒化物半導体を結晶成長することで形成されているようにすればよい。
また、上記光変調器において、コアは、基板の上に上面をc面として結晶成長された第1窒化物半導体からなるコア形成層に形成された基板に到達する断面矩形の2つの貫通溝部に挟まれたコア形成層の部分より構成され、キャリアブロック層は、2つの貫通溝部により形成されるコアの2つの側面にc軸に垂直な方向へ第2窒化物半導体を結晶成長することで形成され、電極層は、各々の貫通溝部の中でキャリアブロック層のc面に垂直な結晶面とされた表面に第3窒化物半導体を結晶成長することで形成されているようにしてもよい。
また、本発明に係る光変調器の製造方法は、アンドープの第1窒化物半導体から構成されて基板の上に形成され、上面をc面とした断面視矩形のコアと、第1窒化物半導体より大きなバンドギャップエネルギーのアンドープの第2窒化物半導体から構成されてコアを挟んでコアの側面に接して形成された2つのキャリアブロック層と、第2窒化物半導体より小さなバンドギャップエネルギーのn型の第3窒化物半導体から構成され、コアを挟んでキャリアブロック層に接して上面をc面とされて形成された2つの電極層と、コアの上面に形成されたクラッドと、2つの電極層の各々に接続する2つの電極とを備える光変調器の製造方法において、基板の上に上面をc面として第3窒化物半導体を結晶成長して結晶成長層を形成する第1工程と、結晶成長層に断面矩形の貫通溝部を基板に到達させて形成し、貫通溝部により分割された結晶成長層の各々の部分より電極層を形成する第2工程と、貫通溝部により形成される2つの電極層の各々対向する側面にc軸に垂直な方向へ第2窒化物半導体を結晶成長してキャリアブロック層を形成する第3工程と、貫通溝部の中で2つのキャリアブロック層のc面に垂直な結晶面とされた表面に第1窒化物半導体を結晶成長することでコアを形成する第4工程と、コアの上にクラッドを形成する第5工程と、2つの電極層の各々に接続する電極を形成する第6工程とを備える。
また、本発明に係る光変調器の製造方法は、アンドープの第1窒化物半導体から構成されて基板の上に形成され、上面をc面とした断面視矩形のコアと、第1窒化物半導体より大きなバンドギャップエネルギーのアンドープの第2窒化物半導体から構成されてコアを挟んでコアの側面に接して形成された2つのキャリアブロック層と、第2窒化物半導体より小さなバンドギャップエネルギーのn型の第3窒化物半導体から構成され、コアを挟んでキャリアブロック層に接して上面をc面とされて形成された2つの電極層と、コアの上面に形成されたクラッドと、2つの電極層の各々に接続する2つの電極とを備える光変調器の製造方法において、基板の上に上面をc面として第1窒化物半導体を結晶成長してコア形成層を形成する第1工程と、コア形成層に断面矩形の2つの貫通溝部を所定の間隔を開けて基板に到達させて形成し、2つの貫通溝部に挟まれたコア形成層の部分よりコアを形成する第2工程と、2つの貫通溝部により形成されるコアの2つの側面にc軸に垂直な方向へ第2窒化物半導体を結晶成長することでキャリアブロック層を形成する第3工程と、各々の貫通溝部の中でキャリアブロック層のc面に垂直な結晶面とされた表面に第3窒化物半導体を結晶成長することで電極層を形成する第4工程と、コアの上にクラッドを形成する第5工程と、2つの電極層の各々に接続する電極を形成する第6工程とを備える。
以上説明したことにより、本発明によれば、窒化物半導体を用いた導波路構造の光変調器で、所望の変調動作が得られるようになるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1における光変調器の構成を示す断面図である。 図2は、本発明の実施の形態2における光変調器の構成を示す断面図である。 図3は、本発明の実施の形態2における光変調器の、電界が印加される方向のバンドギャップの状態を示すバンド図である。 図4は、本発明の実施の形態2における光変調器のコア204aによる光導波路における光閉じ込めを解析した結果を示す説明図である。 図5Aは、本発明の実施の形態2における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図5Bは、本発明の実施の形態2における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図5Cは、本発明の実施の形態2における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図5Dは、本発明の実施の形態2における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図5Eは、本発明の実施の形態2における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図5Fは、本発明の実施の形態2における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図6は、本発明の実施の形態3における光変調器の構成を示す断面図である。 図7Aは、本発明の実施の形態3における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図7Bは、本発明の実施の形態3における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図7Cは、本発明の実施の形態3における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図7Dは、本発明の実施の形態3における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図7Eは、本発明の実施の形態3における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。 図8は、従来よりある光変調導波路の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における光変調器の構成を示す断面図である。この光変調器は、まず、アンドープの第1窒化物半導体から構成されて基板101の上に形成され、上面をc面とした断面視矩形のコア102を備える。コア102は、c面に垂直なa面もしくはm面に平行な方向に延在している。コア102は、例えば、アンドープのGaNから構成すればよい。
また、第1窒化物半導体より大きなバンドギャップエネルギーのアンドープの第2窒化物半導体から構成されてコア102を挟んでコア102の側面に接して形成された2つのキャリアブロック層103を備える。キャリアブロック層103は、例えば、アンドープのAlGaNから構成すればよい。
また、第2窒化物半導体より小さなバンドギャップエネルギーのn型の第3窒化物半導体から構成され、コア102を挟んでキャリアブロック層103に接して上面をc面とされて形成された2つの電極層104を備える。電極層104は、例えば、n型のAlGaNから構成すればよい。なお、コア102の上面には、クラッド105が形成され、2つの電極層104の各々には、電極106が接続されている。
この光変調器では、コア102に対する電界の印加の経路は、一方の電極層104−一方のキャリアブロック層103−コア102−他方のキャリアブロック層103−他方の電極層104となる。この方向における一方の電極層104,一方のキャリアブロック層103,コア102,他方のキャリアブロック層103,および他方の電極層104の積層構造は、各々の界面が、窒化物半導体のc面に垂直な面であり、非極性面であるa面もしくはm面となる。このため、分極効果が発現せず、ヘテロ界面には2次元キャリアガスが発生しない。この結果、この光変調器では、何ら阻害されることなく所望の変調動作が得られるようになる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について図2,図3を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態2における光変調器の構成を示す断面図である。また、図3は、本発明の実施の形態2における光変調器の、電界が印加される方向のバンドギャップの状態を示すバンド図である。
この光変調器は、基板201,電極層202,キャリアブロック層203a,キャリアブロック層203b,コア204a,コア204b,クラッド205,電極206a,電極206b,電極206c,溝部211a,溝部211b,貫通溝部221a,貫通溝部221bを備える。
基板201は、例えば、主表面をc面としたサファイア(コランダム)基板であり、基板201の上にn型のAlGaN(第3窒化物半導体)をc軸方向にエピタキシャル成長させることで電極層202が形成されている。従って、電極層202は、上面をc面とされている。また、電極層202に形成された貫通溝部221aおよび貫通溝部221bは、溝側面が、c面に垂直な非極性面(a面またはm面)とされている。また、貫通溝部221aおよび貫通溝部221bは、a面もしくはm面に平行な同じ方向に延在している。また、貫通溝部221aに連続して溝部211aが基板201に形成され、貫通溝部221bに連続して溝部211bが基板201に形成されている。
また、キャリアブロック層203aは、貫通溝部221aの溝側面に、アンドープのAlGaN(第2窒化物半導体)をエピタキシャル成長することで形成されている。貫通溝部221aの溝側面は、貫通溝部221aにより形成される2つの電極層202の各々対向する側面であり、この面は、c面に垂直な非極性面であるm面またはa面である。従って、キャリアブロック層203aは、c軸に垂直な方向へアンドープのAlGaNを結晶成長することで形成されていることになる。同様に、キャリアブロック層203bも、貫通溝部221bの溝側面に、アンドープのAlGaNをエピタキシャル成長することで形成されている。
また、コア204aは、貫通溝部221aの中で2つのキャリアブロック層203aのc面に垂直な結晶面とされた表面に、アンドープのGaN(第1窒化物半導体)をエピタキシャル成長することで形成されている。貫通溝部221a内で溝側部に形成された2つのキャリアブロック層203aは、上述したように、互いに対向する表面が、c面に垂直な非極性面であるa面またはm面となっている。
この状態の2つのキャリアブロック層203aの表面に、アンドープのGaNをエピタキシャル成長すれば、各々より成長しているGaNは貫通溝部221a内で一体となり、コア204aとなる。同様に、コア204bも、貫通溝部221bの中で2つのキャリアブロック層203bのc面に垂直な結晶面とされた表面に、アンドープのGaNをエピタキシャル成長することで形成されている。コア204a,コア204bは、図2の紙面手前から奥の方に延在して形成されている。この延在方向は、m面もしくはa面に平行な方向となる。
また、実施の形態2における光変調器は、コア204a,コア204bの上にクラッド205を備えると共に、コア204a,コア204bの下(基板201の側)にもクラッド205を備える。コア204a,コア204bの下のクラッド205は、基板201に形成された溝部211a,溝部211bの中に形成されている。
加えて、実施の形態2における光変調器は、2つのコア204a,コア204bに対して3つの電極206a,電極206b,電極206cを備える。電極206aは、コア204aのコア204b形成側とは反対側の電極層202の上に接続している。電極206bは、コア204aとコア204bの間の電極層202の上に接続している。電極206cは、コア204bのコア204a形成側とは反対側の電極層202の上に接続している。従って、コア204aは、電極206aと電極206bとに挟まれた領域に配置され、コア204bは、電極206bと電極206cとに挟まれた領域に配置されている。
この光変調器では、まず、コア204aに対する電界の印加の経路は、電極206aが形成されている電極層202−一方のキャリアブロック層203a−コア204a−他方のキャリアブロック層203a−電極206bが形成されている電極層202となる。また、コア204bに対する電界の印加の経路は、電極206bが形成されている電極層202−一方のキャリアブロック層203b−コア204b−他方のキャリアブロック層203b−電極206cが形成されている電極層202となる。これらの方向は、窒化物半導体のc面に垂直な非極性面であるa面もしくはm面の法線方向となる。このため、分極効果が発現せず、ヘテロ界面には2次元キャリアガスが発生しない。この結果、この光変調器では、何ら阻害されることなく所望の変調動作が得られるようになる。
また、実施の形態2における光変調器では、電極206bが形成されている電極層202の領域を挟んで2つのコア204a,コア204bを備えるようにしている。この構成により、電極206bに一定の電圧を印加して電位として浮かせた状態とし、電極206aおよび電極206cに、異なる極性で同じ値の電圧を印加することで、図3に示すようなプッシュプル動作が可能となる。
図3において、(a)は、電極206aにプラス電圧を印加し、電極206cにマイナス電圧を印加したときの電界が印加される方向のバンドギャップの状態を示している。また、(b)は、電極206aおよび電極206cには電圧を印加せず、電極206bにマイナス電圧を印加しているときの電界が印加される方向のバンドギャップの状態を示している。(c)は、電極206aにマイナス電圧を印加し、電極206cにプラス電圧を印加したときの電界が印加される方向のバンドギャップの状態を示している。
次に、実施の形態2における光変調器のコア204aによる光導波路における光閉じ込めについて説明する。以下では、一例として、Al組成を0.1としたAlGaNから電極層202を構成し、Al組成を0.3としたAlGaNからキャリアブロック層203aを構成し、また、キャリアブロック層203aの層厚を30nmとし、コア204aの断面形状を幅3μm高さ3μmとした場合について示す。キャリアブロック層203aの層厚は、コア204aの幅方向の厚さである。
上記構成とした光変調器のコア204aによる光導波路における光閉じ込めを解析すると、図4の断面図に示すように、光のモード形状はほぼ円形であり、閉じ込め係数は92%と良好である。コア204aの断面の寸法(幅および高さ)を小さくすると、閉じ込め係数が小さくなり、光のモードは電極層202へと染みだすため、変調効率が低下する。
解析の結果、コア204aの断面が幅1.5μm,高さ1.5μm以上の寸法であれば、実用上十分な光閉じ込めが可能である。一方、コア204aの断面寸法を大きくした場合、光の閉じ込めは良好となるが、電極層間距離が長くなることから変調効率が低下する。変調時の印加電圧を大きくすれば変調動作は得られるので、基本的にはコア204aの断面寸法に上限はないが、実用上あるいは製造上の観点から、幅5μm,高さ5μm以下とすることが望ましい。
次に、実施の形態2における光変調器の製造方法について、図5A〜図5Fを用いて説明する。図5A〜図5Fは、本発明の実施の形態2における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。
まず、図5Aに示すように、基板201の上に、n型のAlGaNをc軸方向にエピタキシャル成長して電極層(結晶成長層)202を形成する。基板201は、前述したようにサファイア基板であればよく、また、SiC基板,Si基板,GaN基板など、窒化物系半導体の成長用として使用される基板であればよい。また、電極層202は、有機金属化学気相成長(MOCVD)法や分子線エピタキシー(MBE)法などのエピタキシャル成長法により形成すればよい。形成される電極層202の主表面は、c面となる。
次に、図5Bに示すように、電極層202の上に、マスクパターン層501を形成する。マスクパターン層501は、a面もしくはm面に平行な方向に延在する溝部502aおよび溝部502bを備えている。溝部502aおよび溝部502bにおいては、電極層202の表面が露出している。
マスクパターン層501は、例えば、窒化シリコン,酸化シリコンなどの、窒化物半導体の選択成長が行える絶縁材料から構成されていればよい。例えば、スパッタ法,熱CVD法,プラズマCVD法などにより上述した絶縁材料の膜を形成し、絶縁材料の膜の形成は、電極層202の成長に引き続いて(連続して)行うようにしてもよい。この膜を公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術によりパターニングすることで、マスクパターン層501を形成すればよい。
次に、マスクパターン層501を用いて電極層202および一部の基板201を選択的にエッチングすることで、図5Cに示すように、電極層202に貫通溝部221a,貫通溝部221bを形成し、基板201に溝部211a,溝部211bを形成する。このエッチングによるパターニングにおいては、貫通溝部221a,貫通溝部221bの側壁平面が、a面もしくはm面となっていることが重要である。従って、いわゆる垂直異方性に優れたドライエッチングにより、上述したパターニングを行えばよい。
次に、図5Dに示すように、電極層202の貫通溝部221a,貫通溝部221bの側壁平面にアンドープのAlGaNをエピタキシャル成長してキャリアブロック層203a,キャリアブロック層203bを形成する。例えば、貫通溝部221a,貫通溝部221bを形成した後、再度、エピタキシャル成長装置に搬入し、m軸もしくはa軸方向の成長速度が速くなる条件で選択成長を行えばよい。このとき、バッファ層としてn型のAlGaNの層を成長してから、キャリアブロック層203a,キャリアブロック層203bの成長を行うようにしてもよい。
以上のようにして、所望の厚さにキャリアブロック層203a,キャリアブロック層203bを成長したら、引き続き、キャリアブロック層203a,キャリアブロック層203bの表面より、アンドープのGaNからなる成長層503a,成長層503bをエピタキシャル成長させる。このGaNの成長においても、m軸もしくはa軸方向の成長速度が速くなる条件で選択成長を行う。
上述した成長層503a,成長層503bの成長を、貫通溝部221a,貫通溝部221bが埋まるまで行い、図5Eに示すように、2つのキャリアブロック層203aに挟まれたコア204a,および2つのキャリアブロック層203bに挟まれたコア204bを形成する。
以上のようにしてコア204a,コア204bを形成した後、基板201をエピタキシャル成長装置から取り出し、コア204a,コア204bの下の溝部211a,溝部211bの空間および上面にクラッドとなる屈折率調整材を流し込み、さらに、選択成長用のために用いたマスクパターン層501を除去することで、図5Fに示すように、クラッド205を形成する。また、公知のリフトオフ技術等を用い、電極206a,206b,206cを形成する。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態3における光変調器の構成を示す断面図である。この光変調器は、基板301,コア形成層302,コア302a,コア302b,キャリアブロック層303a,キャリアブロック層303b,キャリアブロック層303c,電極層304a,電極層304b,電極層304c,クラッド305,電極306a,電極306b,電極306c,溝部311a,溝部311b,溝部311c,貫通溝部321a,貫通溝部321b,貫通溝部321cを備える。
コア形成層302は、基板301の上に上面をc面として結晶成長されたアンドープのGaN(第1窒化物半導体)から構成されている。また、コア302aは、コア形成層302に形成された基板301に到達する断面矩形の2つの貫通溝部321a,貫通溝部321bに挟まれたコア形成層302の部分より構成されている。同様に、コア302bは、コア形成層302に形成された基板301に到達する断面矩形の2つの貫通溝部321b,貫通溝部321cに挟まれたコア形成層302の部分より構成されている。
ここで、貫通溝部321a,貫通溝部321b,貫通溝部321cは、側壁面をc面に垂直なa面もしくはm面とされている。このように形成されている貫通溝部321aの両側面にアンドープのAlGaN(第2窒化物半導体)を結晶成長することで、キャリアブロック層303aが形成されている。同様に、貫通溝部321bの両側面にアンドープのAlGaNを結晶成長することで、キャリアブロック層303bが形成され、貫通溝部321cの両側面にアンドープのAlGaNを結晶成長することで、キャリアブロック層303cが形成されている。
従って、図6の紙面において右側のキャリアブロック層303aおよび左側のキャリアブロック層303bは、2つの貫通溝部321a,貫通溝部321bにより形成されるコア302aの2つの側面において、c軸に垂直な方向へアンドープのAlGaNを結晶成長することで形成されていることになる。また、図6の紙面において右側のキャリアブロック層303bおよび左側のキャリアブロック層303cは、2つの貫通溝部321b,貫通溝部321cにより形成されるコア302bの2つの側面において、c軸に垂直な方向へアンドープのAlGaNを結晶成長することで形成されていることになる。
また、電極層304aは、貫通溝部321aの中で、2つのキャリアブロック層303aのc面に垂直な結晶面(a面もしくはm面)とされた表面に、n型のAlGaN(第3窒化物半導体)を結晶成長することで形成されている。同様に、電極層304bは、貫通溝部321bの中で、2つのキャリアブロック層303bのa面もしくはm面とされた表面に、n型のAlGaNを結晶成長することで形成されている。また、電極層304cは、貫通溝部321cの中で、2つのキャリアブロック層303cのa面もしくはm面とされた表面に、n型のAlGaNを結晶成長することで形成されている。
この光変調器では、まず、コア302aに対する電界の印加の経路は、電極306aが形成されている電極層304a−コア302aに接するキャリアブロック層303a−コア302a−コア302aに接するキャリアブロック層303b−電極306bが形成されている電極層304bとなる。また、コア302bに対する電界の印加の経路は、電極層304b−コア302bに接するキャリアブロック層303b−コア302b−コア302bに接するキャリアブロック層303c−電極層304cとなる。これらの方向は、窒化物半導体のc面に垂直な非極性面であるa面もしくはm面の法線方向となる。このため、分極効果が発現せず、ヘテロ界面には2次元キャリアガスが発生しない。この結果、この光変調器では、何ら阻害されることなく所望の変調動作が得られるようになる。
また、実施の形態3における光変調器では、電極306bが形成されている電極層304b挟んで2つのコア302a,コア302bを備えるようにしている。この構成により、電極306bに一定の電圧を印加して電位として浮かせた状態とし、電極306aおよび電極306cに、異なる極性で同じ値の電圧を印加することで、前述した実施の形態2と同様に、プッシュプル動作が可能となる。
次に、実施の形態3における光変調器の製造方法について、図7A〜図7Eを用いて説明する。図7A〜図7Eは、本発明の実施の形態3における光変調器の製造方法を説明するための各工程における断面を示す断面図である。
まず、図7Aに示すように、基板301の上に、アンドープのGaNをc軸方向にエピタキシャル成長してコア形成層302を形成する。基板301は、前述したようにサファイア基板であればよく、また、SiC基板,Si基板,GaN基板など、窒化物系半導体の成長用として使用される基板であればよい。また、コア形成層302は、有機金属化学気相成長(MOCVD)法や分子線エピタキシー(MBE)法などのエピタキシャル成長法により形成すればよい。形成されるコア形成層302の主表面は、c面となる。
次に、図7Bに示すように、コア形成層302の上に、マスクパターン層701を形成する。マスクパターン層701は、a面もしくはm面に平行な方向に延在する溝部702aおよび溝部702bを備えている。溝部702aおよび溝部702bにおいては、コア形成層302の表面が露出している。
マスクパターン層701は、例えば、窒化シリコン,酸化シリコンなどの、窒化物半導体の選択成長が行える絶縁材料から構成されていればよい。例えば、スパッタ法,熱CVD法,プラズマCVD法などにより上述した絶縁材料の膜を形成し、絶縁材料の膜の形成は、コア形成層302の成長に引き続いて(連続して)行うようにしてもよい。この膜を公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術によりパターニングすることで、マスクパターン層701を形成すればよい。
次に、マスクパターン層701を用いてコア形成層302および一部の基板301を選択的にエッチングすることで、図7Cに示すように、コア形成層302に貫通溝部321a,貫通溝部321b,貫通溝部321cを形成し、基板301に溝部311a,溝部311b,溝部311cを形成する。このエッチングによるパターニングにおいては、貫通溝部321a,貫通溝部321b,貫通溝部321cの側壁平面が、a面もしくはm面となっていることが重要である。従って、いわゆる垂直異方性に優れたドライエッチングにより、上述したパターニングを行えばよい。
次に、図7Dに示すように、コア形成層302の貫通溝部321a,貫通溝部321b,貫通溝部321cの側壁平面にアンドープのAlGaNをエピタキシャル成長してキャリアブロック層303a,キャリアブロック層303b,キャリアブロック層303cを形成する。例えば、貫通溝部321a,貫通溝部321b,貫通溝部321cを形成した後、再度、エピタキシャル成長装置に搬入し、m軸もしくはa軸方向の成長速度が速くなる条件で選択成長を行えばよい。このとき、バッファ層としてn型のAlGaNの層を成長してから、キャリアブロック層303a,キャリアブロック層303b,キャリアブロック層303cの成長を行うようにしてもよい。
以上のようにして、所望の厚さにキャリアブロック層303a,キャリアブロック層303b,キャリアブロック層303bcを成長したら、引き続き、キャリアブロック層303a,キャリアブロック層303b,キャリアブロック層303cの表面より、n型のAlGaからなる成長層703a,成長層703b,成長層703cをエピタキシャル成長させる。このAlGaNの成長においても、m軸もしくはa軸方向の成長速度が速くなる条件で選択成長を行う。
上述した成長層703a,成長層703b,成長層703cの成長を、貫通溝部321a,貫通溝部321b,貫通溝部321cが埋まるまで行い、図7Eに示すように、キャリアブロック層303aとキャリアブロック層303bとに挟まれたコア302a,およびキャリアブロック層303bとキャリアブロック層303cとに挟まれたコア302bを形成する。
以上のようにしてコア302a,コア302bを形成した後、基板301をエピタキシャル成長装置から取り出し、選択成長用のために用いたマスクパターン層701を除去した後、図6に示すように、クラッド305を形成し、また、公知のリフトオフ技術等を用い、電極306a,206b,206cを形成する。また、窒化シリコン,酸化シリコンなどから構成したマスクパターン層701は、コア302a,コア302bに対してクラッドとして機能させることが可能であり、マスクパターン層701を除去せずにクラッド305としてもよい。
以上に説明したように、本発明によれば、コアに対して印加される電圧の方向を、窒化物半導体のa軸もしくはm軸の方向としたので、分極効果が発生せず、ヘテロ界面に2次元キャリアガスが発生することがないので、窒化物半導体を用いた導波路構造の光変調器で、所望の変調動作が得られるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、上述した実施の形態では、電極層をAlGaNから構成し、コアをGaNから構成したが、屈折率差が取れる組み合わせであればこの組み合わせに限るものではない。例えば、電極層をGaNから構成し、コア層をInGaNっから構成してもよい。あるいは、全てをAlGaNから構成し、電極層のAl組成をコアのAl組成よりも高くするようにしてもよい。さらに、コアは、単一の材料から構成する面に限らず、例えばAlGaN/GaNの超格子層やInGaN/GaN超格子層といった多層構造でも同様の効果が得られる。ただし、いずれにおいても、コアの平均の屈折率が、電極層の屈折率よりも高くなるように組成・層厚を設定することが重要である。
101…基板、102…コア、103…キャリアブロック層、104…電極層、105…クラッド、106…電極。

Claims (5)

  1. アンドープの第1窒化物半導体から構成されて基板の上に形成され、上面をc面とした断面視矩形のコアと、
    前記第1窒化物半導体より大きなバンドギャップエネルギーのアンドープの第2窒化物半導体から構成されて前記コアを挟んで前記コアの側面に接して形成された2つのキャリアブロック層と、
    前記第2窒化物半導体より小さなバンドギャップエネルギーのn型の第3窒化物半導体から構成され、前記コアを挟んで前記キャリアブロック層に接して上面をc面とされて形成された2つの電極層と、
    前記コアの上面に形成されたクラッドと、
    2つの前記電極層の各々に接続する2つの電極と
    を備えることを特徴とする光変調器。
  2. 請求項1記載の光変調器において、
    前記電極層は、前記基板の上に上面をc面として結晶成長された前記第3窒化物半導体からなる結晶成長層に形成された前記基板に到達する断面矩形の貫通溝部により分割された前記結晶成長層の各々の部分より構成され、
    前記キャリアブロック層は、前記貫通溝部により形成される2つの前記電極層の各々対向する側面にc軸に垂直な方向へ前記第2窒化物半導体を結晶成長することで形成され、
    前記コアは、前記貫通溝部の中で2つの前記キャリアブロック層のc面に垂直な結晶面とされた表面に前記第1窒化物半導体を結晶成長することで形成されていることを特徴とする光変調器。
  3. 請求項1記載の光変調器において、
    前記コアは、前記基板の上に上面をc面として結晶成長された前記第1窒化物半導体からなるコア形成層に形成された前記基板に到達する断面矩形の2つの貫通溝部に挟まれた前記コア形成層の部分より構成され、
    前記キャリアブロック層は、2つの前記貫通溝部により形成される前記コアの2つの側面にc軸に垂直な方向へ前記第2窒化物半導体を結晶成長することで形成され、
    前記電極層は、各々の前記貫通溝部の中で前記キャリアブロック層のc面に垂直な結晶面とされた表面に前記第3窒化物半導体を結晶成長することで形成されていることを特徴とする光変調器。
  4. アンドープの第1窒化物半導体から構成されて基板の上に形成され、上面をc面とした断面視矩形のコアと、
    前記第1窒化物半導体より大きなバンドギャップエネルギーのアンドープの第2窒化物半導体から構成されて前記コアを挟んで前記コアの側面に接して形成された2つのキャリアブロック層と、
    前記第2窒化物半導体より小さなバンドギャップエネルギーのn型の第3窒化物半導体から構成され、前記コアを挟んで前記キャリアブロック層に接して上面をc面とされて形成された2つの電極層と、
    前記コアの上面に形成されたクラッドと、
    2つの前記電極層の各々に接続する2つの電極とを備える光変調器の製造方法において、
    前記基板の上に上面をc面として前記第3窒化物半導体を結晶成長して結晶成長層を形成する第1工程と、
    前記結晶成長層に断面矩形の貫通溝部を前記基板に到達させて形成し、前記貫通溝部により分割された前記結晶成長層の各々の部分より前記電極層を形成する第2工程と、
    前記貫通溝部により形成される2つの前記電極層の各々対向する側面にc軸に垂直な方向へ前記第2窒化物半導体を結晶成長して前記キャリアブロック層を形成する第3工程と、
    前記貫通溝部の中で2つの前記キャリアブロック層のc面に垂直な結晶面とされた表面に前記第1窒化物半導体を結晶成長することで前記コアを形成する第4工程と、
    前記コアの上に前記クラッドを形成する第5工程と、
    2つの前記電極層の各々に接続する前記電極を形成する第6工程と
    を備えることを特徴とする光変調器の製造方法。
  5. アンドープの第1窒化物半導体から構成されて基板の上に形成され、上面をc面とした断面視矩形のコアと、
    前記第1窒化物半導体より大きなバンドギャップエネルギーのアンドープの第2窒化物半導体から構成されて前記コアを挟んで前記コアの側面に接して形成された2つのキャリアブロック層と、
    前記第2窒化物半導体より小さなバンドギャップエネルギーのn型の第3窒化物半導体から構成され、前記コアを挟んで前記キャリアブロック層に接して上面をc面とされて形成された2つの電極層と、
    前記コアの上面に形成されたクラッドと、
    2つの前記電極層の各々に接続する2つの電極とを備える光変調器の製造方法において、
    前記基板の上に上面をc面として前記第1窒化物半導体を結晶成長してコア形成層を形成する第1工程と、
    前記コア形成層に断面矩形の2つの貫通溝部を所定の間隔を開けて前記基板に到達させて形成し、2つの前記貫通溝部に挟まれた前記コア形成層の部分より前記コアを形成する第2工程と、
    2つの前記貫通溝部により形成される前記コアの2つの側面にc軸に垂直な方向へ前記第2窒化物半導体を結晶成長することで前記キャリアブロック層を形成する第3工程と、
    各々の前記貫通溝部の中で前記キャリアブロック層のc面に垂直な結晶面とされた表面に前記第3窒化物半導体を結晶成長することで前記電極層を形成する第4工程と、
    前記コアの上に前記クラッドを形成する第5工程と、
    2つの前記電極層の各々に接続する前記電極を形成する第6工程と
    を備えることを特徴とする光変調器の製造方法。
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